JPS5927572Y2 - ちょう形弁 - Google Patents

ちょう形弁

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JPS5927572Y2
JPS5927572Y2 JP10807278U JP10807278U JPS5927572Y2 JP S5927572 Y2 JPS5927572 Y2 JP S5927572Y2 JP 10807278 U JP10807278 U JP 10807278U JP 10807278 U JP10807278 U JP 10807278U JP S5927572 Y2 JPS5927572 Y2 JP S5927572Y2
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JP
Japan
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valve
valve body
spacer
parts
adapter
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Expired
Application number
JP10807278U
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English (en)
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JPS5526115U (ja
Inventor
尚登 貴田
Original Assignee
株式会社巴技術研究所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社巴技術研究所 filed Critical 株式会社巴技術研究所
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の目的 この考案は弁体を2つに分割構成したウェー−・型のち
ょう形弁に関する。
通常円筒形状をなしている弁体に弁軸を回動自在に支持
し、この弁軸にテーパーボルトその他の手段で弁板を固
定した構成をそなえているちょう形弁においては、流体
通路内に位置している弁板と弁軸の固定手段の近傍に釦
いてボルトヘッドやナツトなどの小さな突出部分が存在
することになる。
このような突出部の存在は通常の場合はもちろん問題に
ならない場合が多いが、管路内の制御流体が特殊なもの
である場合にはその処理にも注意を要することがある。
たとえば食品工業関係の配管などに釦いては、上記のよ
うな弁部位における小さなかつ複雑な凹凸部分が存在す
ることによって流体の流れがわずかでも停滞してその部
分に腐販が生じたb、細菌が繁殖したりした場合に、こ
れらの部分が少量づつでも正常な流体に混ることが致命
的な結果を生ずるかそれがある。
このような不都合を阻止するために、従来から弁板と弁
軸とを全体として一体に形成してその表面を全面にわた
ってなめらかに成形し、前記のようなわずかな流れの停
滞をも生せしめないようなものがすでに提案されている
弁板と弁軸とをこのように一体にした場合には、これを
弁体に組み込むには当然円筒状に形成された弁体を2部
分に切断してお・き、これに弁板、弁軸を結合させてか
らふたたび弁体を環状に形成する必要がある。
弁体を2個に分割するにはもちろんいくつかの手法が考
えられるが、この場合、分割した各部をふたたび合体さ
せるのに、合体する対向面が可及的に小さく、弁軸、弁
板などの可動部に影響の少ない仕方が灯室しいことは当
然であって、このような観点から前述のように弁軸々線
に直交する面に沿って切断されるのが普通である。
しかしながら、このように切断を行なえば当然切り代が
必要となり、当初弁体を構成するさいに切り代を見込ん
で弁円形に構成しておかなければならないことになるた
めにこのような作業は容易ではなかったのである。
また、いつばんに、ちょう形弁は、これをパイプライン
に装着するにあたって、パイプラインにかける隣接パイ
プ端部の列内フランジ部間に挾持されるように組み込ま
れるので、パイプに対する弁の位置を常時上ξに維持す
るために、両フランジ間に懸架するボルトを、その中間
にむいてちょう形弁の弁体外周に形成した突縁にもうけ
た孔にも挿通することによって、両パイプ端フランジと
弁とを3者一体的に固定して釦く必要がある。
この場合フランジにもうけたボルト挿通孔と、弁に形成
するそれとは必ずしも常には一致しないので。
この調整は軒側において各種フランジに合わせるように
幾種類も孔を有する弁を用意したり、配管現場で手作業
でフランジに合せてボルト孔をもうけたりする必要があ
って、コスト高の原因となっているのである。
本考案は以上のような現状に対処すべくなされたもので
あって、前記公知技術のように非円形に弁体を形成して
これを分割し、合体したときに弁板に適合する真円にな
るような困難な作業を要せず、単純な円形の弁板を分割
使用することを可能ならしめて弁の形成をきわめて容易
ならしめるとともに、弁を形成したのちこれをパイプラ
インに組み込むにあたっても、アダプタを適宜に交換す
ることにより、弁自体に何らの工作をほどこすことなく
きわめて安価、容易にどのようなパイプラインにも適合
できるようなちょう形弁を提供することを目的とするも
のである。
(2) 考案の構成 本考案はあらかじめ正確に円筒状に形成されている弁体
を、弁軸々線と直交する方向に、2個の部分に切断分割
し、一体形成されている弁軸、弁板を弁体に組みつけた
後、前記2個の部分を合体させるにあたって該合体部位
に切代に相当する厚みを有するスペーサ部をそなえたア
ダプタを装着して弁を走数するとともに、さらに前記ア
ダプタのスペーサ部を弁半径方向に延長してこの部分に
弁の円周方向にのびる立上り部をもうけ、この立上り部
に、弁をパイプラインに装架するさいの前述のパイプラ
イン側のボルトを挿通する孔をもうけて構成する。
このように構成することによって弁体をあらかじめ切代
を見込んで非円形に形成する必要がなく単に形影に加工
すればよいのできわめて製作が易となり、また、パイプ
ライン側のボルトのtnfM数に応じて、同じ厚みのス
ペーサ部を有するアダプタの立上り部の長さ、ボルト挿
通孔等を合致させるようにすればよいので位置決めが容
易で、どのようなパイプラインにも簡単に合せることが
可能である。
以下本案の好適な実施例を添付の図面について説明する
第1図は本案によるアダプタをそなえたウェー・・型ち
ょう形弁を、弁軸、弁板を除去して示した分解斜面図で
あって、弁体1はいったん短円筒形に成形したものを上
半部11と下半部12とに挽き割って分割しである。
弁体内周面にはゴム等の弾性材料からなるシートリング
2が配設されているものとする。
このような構成の弁の場合、前述のごとき弁板と弁軸と
が一体構成となっているものを組み立てるには、この弁
板、弁軸を柔軟なシートリングの弾性を利用して弁軸両
端に係合させてシートリングで弁板を囲繞するようにし
、ついで弁体の上下両半部をそれぞれシートリングの外
方から、これに係合すればよい。
なお第1図ではシートリング2も分断されて示しである
が実際にはシートリングは環状一体に形成されているこ
とはもちろんである。
ところが、さきに述べたように弁体1は元来円筒状のも
のを鋸で挽きわったものであるから、切断部位に卦ける
切り代に相当する厚みが不足することになるから、この
分を補償するスペーサを挿入固定する必要がある。
本案はこのスペーサに、弁をパイプ端のフランジ間に固
定するさいの、ボルトを挿通する部分を一体に形成する
ことによって、2分割タイプの弁体に適合させるととも
に1.前述のように弁自体の性能とは直接関係なくパイ
プラインへの組み込みにのみ関する部分を弁とは弁体に
、かつある程度種々なフランジに対しても調整適合させ
得るようにしてコストを大きく低減することを可能なら
しめるものである。
すなわち図示のようにアダプタ3.3はいづれもスペー
サ部31とその一端両側にある立上り部32.33とか
らなっている。
弁板と弁軸とをシートリング内部に収めたのち、弁体の
上下両半部をシートリング外側に取着するときに、両半
部の当接面間で、このアダプタ3.3をそれぞれ挾持さ
せるものとする。
前述のように弁体は全円周形状のものを挽き割って2部
分に分割しであるので両半部11 .12を単に合体さ
せただけでは切り代の分だけ非円形形状となるので、あ
らかじめこの切り代を補償するような厚みを有するよう
にスペーサ部材3の厚みを定めておくことによって、弁
体の組み立で形状を正確に弁板、弁軸等に整合させるこ
とができる。
弁体上下両半部の間に挾持されたアダプタのスペーサ部
31は、たとえば、第2図に示すように弁体下半部の適
所を一部くりぬいて凹欠13を形成して、この部分から
上方にむけてスペーサ部にもうけた孔35に整合する孔
を形成して下方からねじ杆4を挿入し、これを弁体上半
部に形成したねじ孔にら合させて固定することができる
アダプタ3のスペーサ部31は、弁体両半部に挾持され
た部分からさらに半径方向外方にのびてトリ、この部分
に前記立上り部31.32が形成しである。
立上り部の弁体半径方向にみた巾は、この弁をバイブ端
のフランジ間に取着したとき、その外側端がフランジ外
周縁より外方に突出しない程度とするのが好都合であり
、!た内側端は弁体外周に−沿って延びているものとす
る。
さらに該立上り部は、弁体円周方向に適当な長さの弧状
に形成されてこの部に孔34がもうけである。
この孔ハ、ボルト4によってアダプタ3とともに弁を組
み立てた後、この弁をパイプのフランジ間に保持するさ
いに両フランジの孔および前記孔34の位置を整合して
これらに取り着はボルトを挿通して弁を所定位置に固定
するのに利用するものである。
(3)考案の効果 本考案は以上のように構成すれているので、弁体はとく
に切代をみこんで非円形に構成しておく必要がなく、単
に真円状に形成すればよいので工作がきわめて簡単とな
り、コストの低下に資するところがきわめて大きい。
オたスペーサ部分と、弁をパイプラインに装着する場合
に、弁をパイプフランジに懸架したボルトに一体的に取
着するさいのボルト挿通孔を有する立上り部と1個のア
ダプタに一体にもうけ、これら立上り部が弁の直径方向
対向位置に配されているので位置決め、パイプラインに
対する位置の保持が確実で、またアダプタの立上り部を
パイプ側のフランジの半径方向外方に突出させることな
く、必要に応じて立上り部を長くしてボルト挿通孔を増
すことによってパイプラインへの支持を強固にすること
も可能であるから、パイプラインの弁取付位置近傍の構
造、外観をいたずらに複雑化することがない効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本案によるアダプタをそなえたちょう形弁の弁
体の分解斜杭図、第2図は弁体にアダプタを結合する部
分を示す一部の断面図である。 図中、符号1・・・・・・弁体、2・・・・・・シート
リング、3・・・・・・アダプタ、31・・・・・・ア
ダプタのスペーサ部、32.33・・・・・・立上り部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 真円形に形成した弁体を、弁軸々線方向と直交する方向
    に2個の部材に切断分割し、弁軸と弁板とを一体に形成
    したものを前記各部材に組みつけて各部材を切断部分に
    おいて合体固定してなるちょう形弁に釦いて、 弁体を形成する前記2個の部材を合体させるための両対
    向面に、弁体切断時における切り代に相当する厚みをそ
    なえたスペーサ部を有するアダプタを夫々介在させ、該
    スペーサを配することによって前記2個の部材と前記ス
    ペーサ部とによって弁体内周を真円状に形成し、 前記スペーサ部は、これを弁体半径方向に夫々延在させ
    て該延在部に弁体外周に沿って円周方向にのびる立上り
    部を一体に形成するとともにこの立上り部に弁固ξ用の
    ボルト貫通孔をもうけてなるちょう形弁。
JP10807278U 1978-08-08 1978-08-08 ちょう形弁 Expired JPS5927572Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10807278U JPS5927572Y2 (ja) 1978-08-08 1978-08-08 ちょう形弁

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JP10807278U JPS5927572Y2 (ja) 1978-08-08 1978-08-08 ちょう形弁

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Publication Number Publication Date
JPS5526115U JPS5526115U (ja) 1980-02-20
JPS5927572Y2 true JPS5927572Y2 (ja) 1984-08-09

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ID=29052780

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10807278U Expired JPS5927572Y2 (ja) 1978-08-08 1978-08-08 ちょう形弁

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JPS5526115U (ja) 1980-02-20

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