JPH0540369Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0540369Y2 JPH0540369Y2 JP5260288U JP5260288U JPH0540369Y2 JP H0540369 Y2 JPH0540369 Y2 JP H0540369Y2 JP 5260288 U JP5260288 U JP 5260288U JP 5260288 U JP5260288 U JP 5260288U JP H0540369 Y2 JPH0540369 Y2 JP H0540369Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- check valve
- valve body
- guide member
- unit type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 27
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 claims 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pipe Accessories (AREA)
- Valve Housings (AREA)
- Check Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は流体導管内の任意の位置にセツトし流
体の逆流を阻止するユニツト型逆止弁に関する。
体の逆流を阻止するユニツト型逆止弁に関する。
[従来の技術]
従来よりユニツト型逆止弁及び該弁を導管内に
組み込んだ構造自体は公知である。例えば特開昭
59−37375号公報、実開昭62−100377号公報を挙
げることができる。
組み込んだ構造自体は公知である。例えば特開昭
59−37375号公報、実開昭62−100377号公報を挙
げることができる。
そこで前記特開昭59−37375号の逆止弁は中心
の流体入口を形成した円環状の弁座部材と、該弁
座部材に結合された流体入口から流入する流体の
通過を許容する非閉鎖状の形態をなしたハウジン
グと、該ハウジング内に設けられたばねにより弁
座部材に押圧される弁子よりなつている。
の流体入口を形成した円環状の弁座部材と、該弁
座部材に結合された流体入口から流入する流体の
通過を許容する非閉鎖状の形態をなしたハウジン
グと、該ハウジング内に設けられたばねにより弁
座部材に押圧される弁子よりなつている。
しかも、この種逆止弁をパイプに内蔵するに際
に、実開昭62−100377号公報(第4図参照)に示
される如く、該逆止弁はその一端をパイプaの段
部bに当てるとともに他端に押えワツシヤcを介
してばね止め輪dをパイプaの凹周溝eに嵌め、
固定するようになつている。
に、実開昭62−100377号公報(第4図参照)に示
される如く、該逆止弁はその一端をパイプaの段
部bに当てるとともに他端に押えワツシヤcを介
してばね止め輪dをパイプaの凹周溝eに嵌め、
固定するようになつている。
[考案が解決しようとする課題]
しかしながら、前記従来のものは逆止弁をパイ
プに組込みに際し、押えワツシヤc、ばね止めd
を用いて取付けるものであるためその作業が面倒
であるばかりか、それだけ部品数も多いことから
製作コストも高くつく欠点がある。
プに組込みに際し、押えワツシヤc、ばね止めd
を用いて取付けるものであるためその作業が面倒
であるばかりか、それだけ部品数も多いことから
製作コストも高くつく欠点がある。
本考案は上記欠点を解消するためになしたもの
であり、(逆止弁の)組込みが極めて簡単であり、
かつそのための部品が省略できるユニツト型逆止
弁を提供することを目的とする。
であり、(逆止弁の)組込みが極めて簡単であり、
かつそのための部品が省略できるユニツト型逆止
弁を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本考案におけるユニツト型逆止弁は一端側に弁
座を有する円筒状ハウジングに適宜の流通開口を
有する如く支持部材を介してガイド部材を一体と
なした弁本体からなり、この弁本体内に該ガイド
部材を介して摺動自在に弁体を配設するとともに
該弁体と該ガイド部材の間にスプリングを設けて
該弁体を前記弁座方向に押し付けるようになし、
かつ前記ハウジングの他端側に斜め外向きの舌片
を複数個形成してなるものである。
座を有する円筒状ハウジングに適宜の流通開口を
有する如く支持部材を介してガイド部材を一体と
なした弁本体からなり、この弁本体内に該ガイド
部材を介して摺動自在に弁体を配設するとともに
該弁体と該ガイド部材の間にスプリングを設けて
該弁体を前記弁座方向に押し付けるようになし、
かつ前記ハウジングの他端側に斜め外向きの舌片
を複数個形成してなるものである。
そして、前記ユニツト型逆止弁を金属管に、該
逆止弁の弁座を該金属管の段部に当接せしめると
ともに前記舌片を該金属管の周溝に係合して固定
したものである。
逆止弁の弁座を該金属管の段部に当接せしめると
ともに前記舌片を該金属管の周溝に係合して固定
したものである。
また、前記金属管が止水栓の流出口側に取付け
た金属製伸縮管である。
た金属製伸縮管である。
[作用]
ユニツト型逆止弁を金属管に組込むに当り、該
逆止弁を金属管の一端より装入する。このとき、
外向きの舌片は金属管の内周面により内方に縮め
られた状態(弾性変形内)となつている。この状
態で、該弁をさらに押し込むと、弁座が段部に当
接するとともに舌片は周溝の位置に一致し、該舌
片はその復元力により周溝に嵌り込み係合する。
逆止弁を金属管の一端より装入する。このとき、
外向きの舌片は金属管の内周面により内方に縮め
られた状態(弾性変形内)となつている。この状
態で、該弁をさらに押し込むと、弁座が段部に当
接するとともに舌片は周溝の位置に一致し、該舌
片はその復元力により周溝に嵌り込み係合する。
以上のように逆止弁は金属管内に単に押し込む
だけで簡単に固定される。
だけで簡単に固定される。
また、逆止弁の組込みに当り、該弁以外の部品
を用いないことから、従来の如く部品の散見、紛
失による作業性の低下を起すことがない。
を用いないことから、従来の如く部品の散見、紛
失による作業性の低下を起すことがない。
[実施例]
本考案の実施例を添付の図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図〜第2図において、1は円筒状ハウジン
グ、このハウジングは左右に分割された2部材、
すなわち中心に流入口2を有する弁座環1aと胴
体環1bとからなり、この両環間に形成された環
状凹所1cに止水パツキング3を嵌込み、接合面
1dにて接合して一体化したものである。
グ、このハウジングは左右に分割された2部材、
すなわち中心に流入口2を有する弁座環1aと胴
体環1bとからなり、この両環間に形成された環
状凹所1cに止水パツキング3を嵌込み、接合面
1dにて接合して一体化したものである。
また、前記胴体環1bの内周面は、流体の正常
流れ方向に末広がりなテーパとなつている。この
テーパによつて流体の流れが円滑となる。
流れ方向に末広がりなテーパとなつている。この
テーパによつて流体の流れが円滑となる。
4は前記胴体環1bの端部に形成した舌片で、
この舌片は該胴体環1bの外径より突出した斜め
外向き状となつており、図示の場合6個である。
この舌片は該胴体環1bの外径より突出した斜め
外向き状となつており、図示の場合6個である。
5は軸孔5aを有するガイド部材で、このガイ
ド部材と前記ハウジング1とを適宜の間隔を有し
て複数個の支持部材6により一体的に形成され
る。しかして、前記ハウジング1とガイド部材5
とで流通開口7を有する合成樹脂製弁本体8を構
成する。
ド部材と前記ハウジング1とを適宜の間隔を有し
て複数個の支持部材6により一体的に形成され
る。しかして、前記ハウジング1とガイド部材5
とで流通開口7を有する合成樹脂製弁本体8を構
成する。
9は合成樹脂製弁体、この弁体は弁体10と弁
軸11とからなり、該弁軸11を前記軸孔5aに
挿入し、左右に摺動自在となつている。この弁軸
は2枚の両板状からなつているが丸軸でもよい。
軸11とからなり、該弁軸11を前記軸孔5aに
挿入し、左右に摺動自在となつている。この弁軸
は2枚の両板状からなつているが丸軸でもよい。
また、この弁体9は該弁板10とガイド部材5
の間に設けたばね12により弁座方向に押しつけ
られる。13は切欠段部である。
の間に設けたばね12により弁座方向に押しつけ
られる。13は切欠段部である。
14は金属管で、その内面に内向き段部14が
形成されるとともに、該段部より離れた位置に周
溝16が形成される。該周溝16は略V字形であ
り、さらに詳しくは段部側がゆるい斜面であり、
反対側は急斜面となつている。
形成されるとともに、該段部より離れた位置に周
溝16が形成される。該周溝16は略V字形であ
り、さらに詳しくは段部側がゆるい斜面であり、
反対側は急斜面となつている。
次に、前記ユニツト型逆止弁を金属管14に組
込む際、まず段部13に止水ゴム17をセツトし
たのち、該弁を金属管14の一端(図示右方)よ
り弁座側が奥方になるようにして押し込む。この
とき舌片4は金属管14の内周面により縮められ
た状態となる。前記押込みにより弁座1aの端面
が金属管14の段部15に当ると同時に前記舌片
が金属管14の周溝16と一致し、該舌片は復元
力により該周溝16に嵌り込み係合する。
込む際、まず段部13に止水ゴム17をセツトし
たのち、該弁を金属管14の一端(図示右方)よ
り弁座側が奥方になるようにして押し込む。この
とき舌片4は金属管14の内周面により縮められ
た状態となる。前記押込みにより弁座1aの端面
が金属管14の段部15に当ると同時に前記舌片
が金属管14の周溝16と一致し、該舌片は復元
力により該周溝16に嵌り込み係合する。
かくして、逆止弁は金属管14に組込み固定さ
れるのである。
れるのである。
次に、金属管14に逆止弁を組込んだ状態で、
流体が図示の左方から右方に流れてくると、その
流体により弁体9はばね12の付勢力に抗して後
退されガイド部材5に当り停止する。従つて、上
流側からの流体は流入口2、ハウジング1、流通
開口7を経て下流側に流れる。
流体が図示の左方から右方に流れてくると、その
流体により弁体9はばね12の付勢力に抗して後
退されガイド部材5に当り停止する。従つて、上
流側からの流体は流入口2、ハウジング1、流通
開口7を経て下流側に流れる。
一方、何等かの理由により下流側から逆流して
くると、この逆流圧とばね12の付勢力により弁
体9は移動(図示左方)し、止水パツキング3お
よび弁座1aに押し付けられ、上流側への流体の
通過を阻止するのである。
くると、この逆流圧とばね12の付勢力により弁
体9は移動(図示左方)し、止水パツキング3お
よび弁座1aに押し付けられ、上流側への流体の
通過を阻止するのである。
なお、第3図は他の実施例を示し、これは止水
栓20と、この止水栓に組込まれた金属製伸縮管
14′からなるもので、この伸縮管14′に本考案
のユニツト型逆止弁を組み込んだものである。
栓20と、この止水栓に組込まれた金属製伸縮管
14′からなるもので、この伸縮管14′に本考案
のユニツト型逆止弁を組み込んだものである。
[考案の効果]
本考案は以上のように構成したので、次のよう
な効果を生じる。
な効果を生じる。
1 円筒状ハウジングに斜め外向き状の舌片を設
けたので、ユニツト型逆止弁の金属管への組み
込みをワンタツチで行うことができ、取り付け
作業が大巾に向上する。
けたので、ユニツト型逆止弁の金属管への組み
込みをワンタツチで行うことができ、取り付け
作業が大巾に向上する。
2 ユニツト型逆止弁の組込みに際し、取付のた
めの部分を要しないことから、従来の如く部品
の散見、紛失による作業能率の低下をきたすこ
とがない。
めの部分を要しないことから、従来の如く部品
の散見、紛失による作業能率の低下をきたすこ
とがない。
3 ユニツト型逆止弁を止水栓の金属製伸縮管に
組込むことにより、該逆止弁の取付スツペース
が不要であるばかりか、該伸縮管を若干加工す
るだけで済むので製作コストが安価につく。
組込むことにより、該逆止弁の取付スツペース
が不要であるばかりか、該伸縮管を若干加工す
るだけで済むので製作コストが安価につく。
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図
は第1図のA−A断面図、第3図は本考案の他の
実施例を示す縦断面図及び第4図は従来例を示す
縦断面図である。 1……円筒状ハウジング、1a……弁座、4…
…舌片、5……ガイド部材、6……支持部材、7
……流通開口、8……弁本体、9……弁体、14
……金属管、15……段部、16……周溝、20
……止水栓。
は第1図のA−A断面図、第3図は本考案の他の
実施例を示す縦断面図及び第4図は従来例を示す
縦断面図である。 1……円筒状ハウジング、1a……弁座、4…
…舌片、5……ガイド部材、6……支持部材、7
……流通開口、8……弁本体、9……弁体、14
……金属管、15……段部、16……周溝、20
……止水栓。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一端側に弁座を有する円筒状ハウジングに適
宜の流通開口を有する如く支持部材を介してガ
イド部材を一体となした弁本体からなり、この
弁本体内に該ガイド部材を介して摺動自在に弁
体を配設するとともに該弁体と該ガイド部材の
間にスプリングを設けて該弁体を前記弁座方向
に押し付けるようになし、かつ前記ハウジング
の他端側に斜め外向きの舌片を複数個形成して
なるユニツト型逆止弁。 (2) 一端側に弁座を有する円筒状ハウジングに適
宜の流通開口を有する如く支持部材を介してガ
イド部材を一体となした弁本体からなり、この
弁本体内に該ガイド部材を介して摺動自在に弁
体を配設するとともに該弁体と該ガイド部材の
間にスプリングを設けて該弁体を前記弁座方向
に押し付けるようになし、かつ前記ハウジング
の他端側に斜め外向きの舌片を複数個形成して
なるユニツト型逆止弁を構成し、この逆止弁を
金属管に、該逆止弁の弁座を該金属管の段部に
当接せしめるとともに前記舌片を該金属管の周
溝に係合して固定することを特徴とするユニツ
ト型逆止弁の組込み構造。 (3) 前記金属管が止水栓の流出口側に取付けた金
属製伸縮管である請求項2項記載のユニツト型
逆止弁の組込み構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5260288U JPH0540369Y2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5260288U JPH0540369Y2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01156369U JPH01156369U (ja) | 1989-10-27 |
JPH0540369Y2 true JPH0540369Y2 (ja) | 1993-10-13 |
Family
ID=31278607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5260288U Expired - Lifetime JPH0540369Y2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0540369Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3778836B2 (ja) * | 2001-10-09 | 2006-05-24 | サンデン株式会社 | 逆止弁 |
JP4730614B2 (ja) * | 2006-09-15 | 2011-07-20 | 豊田合成株式会社 | 燃料タンク用バルブ装置 |
JP4705926B2 (ja) * | 2007-03-09 | 2011-06-22 | 株式会社タブチ | 逆止弁取付構造 |
JP5252633B2 (ja) * | 2008-12-17 | 2013-07-31 | 株式会社キッツ | 逆止弁カートリッジ |
JP5199182B2 (ja) * | 2009-05-26 | 2013-05-15 | 栗本商事株式会社 | 逆止弁およびこれに使用される逆止弁用弁体 |
-
1988
- 1988-04-19 JP JP5260288U patent/JPH0540369Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01156369U (ja) | 1989-10-27 |
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