JPH0241400Y2 - - Google Patents

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JPH0241400Y2
JPH0241400Y2 JP9506185U JP9506185U JPH0241400Y2 JP H0241400 Y2 JPH0241400 Y2 JP H0241400Y2 JP 9506185 U JP9506185 U JP 9506185U JP 9506185 U JP9506185 U JP 9506185U JP H0241400 Y2 JPH0241400 Y2 JP H0241400Y2
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ball
end connector
protrusion
upstream
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JP9506185U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はボールの進退動により流体の流れをオ
ンオフ制御するボールチエツクバルブに関するも
のである。
〔従来の技術〕
主としてポンプの排出側や逆流防止が必要とさ
れる配管部分に接続して使用される、ボールの進
退動により流体、特に水などの液体の流れをオン
オフ制御するボールチエツクバルブは例えば実公
昭59−2358号公報に開示されている。
上記の実用新案は本出願人により出願されたも
ので、その構造は、第3図に示すように、内面軸
方向に放射状に配設された数個の突起部2を有す
る本体1と、該突起部2によつて該本体1内の軸
方向に進退動自在に保持されているボール3と、
前記突起部2によつて前記本体1の上流側端部付
近に支持されているストツパーリング4と、前記
本体1の上流側端部に嵌合されているシート5
と、該シート5を介してユニオンナツト7を前記
本体1の外周に螺合させることにより該本体1に
固定されているエンドコネクター6とを、具備し
てなるもので、前記本体1の下流側には、接続部
1aが一体的に設けられ、該接続部1aに接着又
は螺着によりパイプ(図示しない)が接続される
構造となつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記公知のボールチエツクバルブはストツパー
リング4の作用により、流体の逆流時にボール3
がシート5に過度に食い込まないようになつてお
り、また一方、順流に移行した時のボール3の遅
動が防止されるといつた優れた特徴を有している
が、このボールチエツクバルブを一旦配管ライン
に接続してしまうと、取り外しができないため、
ボールチエツクバルブの内部部品の点検や内部掃
除、ボール3,シート5の交換あるいは本体1の
取替えなどができず、使い捨ての使用しかできな
いという問題を有している。
本考案は上記の点に鑑み、配管ラインに接続後
においても自在に本体が取り外しできる構造のボ
ールチエツクバルブを提供しようとするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するための手段としての本
考案の構成を、本考案の実施例に対応する第1図
および第2図を参照して説明すると、チエツクバ
ルブ本体1はその内面軸方向に複数個の突起部2
が放射状に設けられており、本体1内には突起部
2により本体1の軸方向に進退動自在にボール3
が保持され、また本体1の上流側端部付近には前
記突起部2により支持されているストツパーリン
グ4が設けられ、さらにストツパーリング4の上
流側には前記本体1の上流側端面に当接してスト
ツパーリング4を押さえるようシート5が配設さ
れ、このシート5の上流側にはエンドコネクター
6を配して、シート5をこのエンドコネクター6
と前記本体1の上流側端面とにより挟持し、前記
本体1の外周にユニオンナツト7を螺合して、エ
ンドコネクター6をシート5を介して本体1に締
結し、さらに本体1の下流側端面に設けた環状溝
8にシールリング9を装着し、このシールリング
9を介して本体1の下流側端部にエンドコネクタ
ー10を当接し、本体の外周にユニオンナツト1
1を螺合してエンドコネクター10を本体1に締
結してなるものである。
〔作用〕
上記の構成からなる本考案の作用を第1図を参
照して説明すると、例えば、まず上流側から流体
が流れると、本体1内のボール3はシート5から
離れ、突起部2に導かれて下流側に移動し、突起
部2の下流側端部に接触支持され、流体の流れが
許容される。
一方、流体の流れがストツプされると、ボール
3は流体の逆流圧力により、上記とは逆に上流側
に移行し、シート5と密着しそれにより流体の逆
流を防止する。
突起部2とシート5間に挟持されているストツ
パーリング4は、流体の逆流圧力が高い時にボー
ル3に加わるこの圧力をシート5の全面に分散さ
せつつしかもボール3がシート5に過度に食い込
まない範囲で、できるだけ強くシート5に接触さ
せ、そのシールを確実にすると同時に、順流にな
つた時シート5からのボール3の離れを良くし、
遅動を防止させる作用をする。
上流側の流体圧力が下流側の圧力よりも低くな
つた場合も、上記と同様に流体の流れがストツプ
され、ストツパーリング4も同じ作用をする。
流体の流れを閉塞させ、本体1の両側に螺合し
ているユニオンナツト7と11とを本体1から外
すと、本体1はエンドコネクター6および10と
の接続が解除されるため、配管ラインから自在に
取り外しができる。このように、本考案のボール
チエツクバルブは、本体1の両端に配したエンド
コネクター6及び10を、ユニオンナツト7およ
び11を本体1に螺合することにより、締結させ
ているので、本体1を配管ラインから自由に取り
外すことができるものとなる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して以下に説明す
る。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す
ものである。
ここに示すボールチエツクバルブは例えば塩化
ビニル樹脂のようなプラスチツクからなるもので
あつて、1は円筒状に形成された本体であり、そ
の内側には数条の突起部2が、軸方向に、かつ放
射状(第2図参照)に一体的に設けられている。
本体1の上流側入口の口径は、その下流側出口
1bの口径よりも大きく設けられ、内部はその中
央部よりやや下流側において緩やかに縮径された
わん曲面を有した構造となつている。本体1の下
流側出口1bは、その下流側端面に接続される後
記エンドコネクター10の通孔10aと同じ大き
さの口径としている。
突起部2は第2図に示すように直角方向に相対
して放射状に4ケ設けられているが、その数はこ
れに特に限定されるものではない。またこの突起
部2は、本体1の軸方向の内部形状に合わせてほ
ぼ同じ高さに設けられているが、下流側端部は本
体1の下流側出口1bの内周と面一に水平に設け
られその高さは減縮されている。
3は前記突起部2により本体1内でそのほぼ中
心軸線上に軸方向に移動可能に保持されているボ
ールである。このボール3は本体1の下流側出口
1bの口径よりも大きい直径を有し、順流の場合
は下流側へ移行して流体の流れを開放し、流体の
流れを閉塞する時あるいは逆流時には、上流側に
移動して後記シート5と密着することにより流体
の流れをストツプさせる。
4は前記本体1やボール3と同様な材質からな
るストツパーリングで、前記突起部2と後記シー
ト5とにより挟持されて、本体1内に保持されて
いる。このストツパーリング4は本体1の上流側
入口の口径とほぼ等しい外径を有し、前記ボール
3の直径よりやや小さい径でかつ後記シート5の
シール面5cに連続する円形の孔4aを中心部に
有している。この孔4aの内周は上流側に向つて
縮径されたテーパー面が設けられ前記ボール3と
の係合を良くするようになつている。
5は、本体1の上流側入口に嵌合されかつスト
ツパーリング4を押えているゴム弾性体からなる
シートである。このシート5の本体1側の外縁は
切欠かれて段が設けられており、その下段部5a
は、本体1の上流側端面のテーパー面に対応して
内側へ傾斜するテーパー面となつている。この下
段部5aの外径は本体1の上流側入口の外径より
もわずかに小さく、それより内側にあり、ストツ
パーリング4と接触している部分5bの外径は、
本体1の上流側入口の口径とほぼ等しく、またシ
ート5の内径は、前記ボール3の直径より小さ
く、また後記エンドコネクター6の通孔6aの内
径とほぼ等しく設けられている。シート5の内周
下流側端部はテーパー状に切欠かれたシール面5
cが設けられ、前記ボール3との密着度が高めら
れるようになつている。なお、本体1の上流側端
面のテーパー面とシート5の外縁下段部5aのテ
ーパー面とは、比較的弱い後記ユニオンナツト7
の締付力で十分なシール効果が得られるようにす
るために設けられたものである。
6はエンドコネクターであつて、前記シート5
に接触し、本体1の外周に螺合されるユニオンナ
ツト7により、本体1の上流側端面に前記シート
5を介して締結されている。このエンドコネクタ
ー6は接続部6bを有し、接続されるパイプ(図
示しない)と接着又は螺合により、結合される。
またエンドコネクター6の下流側端部に設けられ
た通孔6aの内径は、接続部6bに結合するパイ
プの内径と同じ大きさに設けられている。
本体1の下流側端面には、環状溝8が設けら
れ、この溝8にはシール用Oリング9が装着さ
れ、このOリング9を介して、本体1の上流側と
同様に、エンドコネクター10がユニオンナツト
11により、本体1に締結されている。このエン
ドコネクター10は、本体1の下流側出口1bの
口径と同じ内径を有する通孔10aとそれに続く
接続部10bを有し、前記上流側のエンドコネク
ター6と同様に、この接続部10bには図示しな
いパイプが接続される。
上記の構成からなる本実施例では、このボール
チエツクバルブを配管ラインに接続後、これを取
り外す必要が生じた時は、配管ライン中の流体の
流れを閉塞させた後、本体1の両側に螺合されて
いるユニオンナツト7と11とを本体1から外す
と、本体1はエンドコネクター6と10との接続
が解除されるため、配管ラインから自在に取り外
すことができる。
〔考案の効果〕
本考案は以上の構成,作用を有するものである
から、本体内に突起部により保持されたボールが
スムーズに作動し、流体の流れの開放が確実に行
える。また本体の両側に螺合されているユニオン
ナツトを本体から取り外すことにより、本体のみ
が配管ラインから分離して取り出すことができ、
そのため本体内の掃除や、ボール,シートの交
換、あるいは本体全部の交換が容易に行うことが
でき非常に便利である。
またこのようにして本考案のボールチエツクバ
ルブは、従来のような使い捨てという問題が解消
され、経済的にも大きな利点を有するものとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2図
は第1図のA−A線に沿う、ボールを除いた本体
のみの横断面図、第3図は従来のボールチエツク
バルブの縦断面図である。 1……本体、2……突起部、3……ボール、4
……ストツパーリング、5……シート、6,10
……エンドコネクター、7,11……ユニオンナ
ツト、8……環状溝、9……Oリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内面軸方向に突起部2を設けた本体1、該突起
    部2により該本体1内の軸方向に進退動自在に保
    持されているボール3、該突起部2により前記本
    体1の上流側端部付近に支持されているストツパ
    ーリング4、該ストツパーリング4を押さえるよ
    う前記本体1の上流側端面にエンドコネクター6
    により挟持されているシート5、前記本体1の外
    周に螺合することにより該エンドコネクター6を
    該本体1に該シート5を介して締結しているユニ
    オンナツト7、前記本体1の下流側端面に設けら
    れた環状溝8に装着されたシールリング9、該シ
    ールリング9を介して前記本体1に接しているエ
    ンドコネクター10、および前記本体1の外周に
    螺合することにより、該エンドコネクター10を
    前記本体1に締結しているユニオンナツト11か
    らなることを特徴とするボールチエツクバルブ。
JP9506185U 1985-06-25 1985-06-25 Expired JPH0241400Y2 (ja)

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JP9506185U JPH0241400Y2 (ja) 1985-06-25 1985-06-25

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JP9506185U JPH0241400Y2 (ja) 1985-06-25 1985-06-25

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JPS624668U JPS624668U (ja) 1987-01-12
JPH0241400Y2 true JPH0241400Y2 (ja) 1990-11-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000003168A1 (fr) * 1998-07-10 2000-01-20 Ebara Corporation Clapet de retenue a bille

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH087120Y2 (ja) * 1988-06-30 1996-02-28 株式会社佐山製作所 貯水槽での水中ポンプ設置装置
JP2916732B2 (ja) * 1992-12-16 1999-07-05 株式会社テイエルブイ 液体用逆止弁
KR101203049B1 (ko) * 2010-02-05 2012-11-20 우명배 역류 방지 밸브

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WO2000003168A1 (fr) * 1998-07-10 2000-01-20 Ebara Corporation Clapet de retenue a bille

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JPS624668U (ja) 1987-01-12

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