JPS5927138B2 - 復調回路 - Google Patents
復調回路Info
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- JPS5927138B2 JPS5927138B2 JP16259479A JP16259479A JPS5927138B2 JP S5927138 B2 JPS5927138 B2 JP S5927138B2 JP 16259479 A JP16259479 A JP 16259479A JP 16259479 A JP16259479 A JP 16259479A JP S5927138 B2 JPS5927138 B2 JP S5927138B2
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- signal
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/18—Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
- H04L27/22—Demodulator circuits; Receiver circuits
- H04L27/227—Demodulator circuits; Receiver circuits using coherent demodulation
- H04L27/2271—Demodulator circuits; Receiver circuits using coherent demodulation wherein the carrier recovery circuit uses only the demodulated signals
- H04L27/2273—Demodulator circuits; Receiver circuits using coherent demodulation wherein the carrier recovery circuit uses only the demodulated signals associated with quadrature demodulation, e.g. Costas loop
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はディジタル変調波、特に位相連続FSK信号
の復調に適した復調回路に関する。
の復調に適した復調回路に関する。
位相連続FSK(FrequencyShiftKee
ing)の一方式としてMSK(MinimumShi
ftKee−ing)が知られている。MSKは2値F
SKの一′種で、その周波数偏移を特にクロック周波数
fRの1/4としたもので、スペクトラムが狭帯域であ
つて伝送路の帯域制限やリミツテイング作用による信号
品質の劣化が少ないことから、衛星通信等広い応用が考
えられている。: MSに信号は一般に ei(を)■ Acos〔ωct+φ(を)+θi〕・
・・・・・ (1)と表わされる。
ing)の一方式としてMSK(MinimumShi
ftKee−ing)が知られている。MSKは2値F
SKの一′種で、その周波数偏移を特にクロック周波数
fRの1/4としたもので、スペクトラムが狭帯域であ
つて伝送路の帯域制限やリミツテイング作用による信号
品質の劣化が少ないことから、衛星通信等広い応用が考
えられている。: MSに信号は一般に ei(を)■ Acos〔ωct+φ(を)+θi〕・
・・・・・ (1)と表わされる。
ここで ωc:搬送波角周波数
フ θi:初期位相
φ(を)一士ヤを(士の符号は伝送しよ
うとするデータによつて選択される)
ωb:クロック信号角周波数
である。
このMSK信号の角周波数は、例えばマヌ ークデータ
のときωM=ωc+ωb/4、スペースデータのときω
s■ωc−ωb/4 となる。このようなMSK信号の
復調回路として、従来、MSK信号を2逓倍すると2ω
Mと2ωsに線スペクトラムが生じることを利用し、2
ωMと2ω59をPLL(PhaseLockedLo
op)で再生し2分周してωMとωSを再生し、これら
を加算および減算することによりcosωct−cos
寸をおよびsinωct−sinリを を得、これらと
MSK信号とを乗算して同相および直交相データを再生
する5 方式が知られている(例えば文献IEEETR
ANS。ONCOM、Oct、74P1529Fig6
参照)。しかしながらこの方式の復調回路は、PLLを
2個必要とする等回路構成が複雑かつ大規模となるばか
りでなく、アナログの加減算回路を必要とすることから
、デイジタルICで構成することが困難であるという欠
点があつた。一方、他の方式として信号の逓倍を基底帯
域で行なうことにより上記欠点を除去して回路構成の簡
略化を図つたMSK信号の復調回路も考えられている。
のときωM=ωc+ωb/4、スペースデータのときω
s■ωc−ωb/4 となる。このようなMSK信号の
復調回路として、従来、MSK信号を2逓倍すると2ω
Mと2ωsに線スペクトラムが生じることを利用し、2
ωMと2ω59をPLL(PhaseLockedLo
op)で再生し2分周してωMとωSを再生し、これら
を加算および減算することによりcosωct−cos
寸をおよびsinωct−sinリを を得、これらと
MSK信号とを乗算して同相および直交相データを再生
する5 方式が知られている(例えば文献IEEETR
ANS。ONCOM、Oct、74P1529Fig6
参照)。しかしながらこの方式の復調回路は、PLLを
2個必要とする等回路構成が複雑かつ大規模となるばか
りでなく、アナログの加減算回路を必要とすることから
、デイジタルICで構成することが困難であるという欠
点があつた。一方、他の方式として信号の逓倍を基底帯
域で行なうことにより上記欠点を除去して回路構成の簡
略化を図つたMSK信号の復調回路も考えられている。
しかしこの方式では再生搬送波を得るのに必要なクロツ
ク信号の抽出をいかにして行なうかが大きに課題となつ
ている。すなわちクロツク信号の抽出手段として、従米
よりセラミツクによる周波数弁別器が知られているが、
このような個別部品を用いることはIC化する上でやは
ジ不利であり、小形化、安定度の点でも好ましくない。
この発明は以上の点に鑑みてなされたもので、デイジタ
ルICで構成するのに適し、小形で安定な位相連続FS
K信号等の復調用として好適する復調回路を提供するこ
とを目的とする。以下この発明を図面を参照して詳細に
説明する。
ク信号の抽出をいかにして行なうかが大きに課題となつ
ている。すなわちクロツク信号の抽出手段として、従米
よりセラミツクによる周波数弁別器が知られているが、
このような個別部品を用いることはIC化する上でやは
ジ不利であり、小形化、安定度の点でも好ましくない。
この発明は以上の点に鑑みてなされたもので、デイジタ
ルICで構成するのに適し、小形で安定な位相連続FS
K信号等の復調用として好適する復調回路を提供するこ
とを目的とする。以下この発明を図面を参照して詳細に
説明する。
MSKは(1)式に示した通りFSXの一種であるが、
周波数偏移がFR/4であるため1周期(T一1/FR
)における位相偏移は±90周となる。一例として、マ
ークデータをM1スペースデータをSとしてデータがM
SMMMSSMS・・・の場合のMSK信号の位相偏移
を第1図に示す。これから明らかなように、位相偏移は
(寄数×T)秒後は必らず+900または270(、(
偶数×T)秒後は必らず00または180(となること
から、2T秒毎に同相卦よび直交相の再生搬送波信号で
復調を行なえば、データは完全に再生されることになる
。第1図の例のMSK信号から再生した同相データおよ
び直交相データを第2図A,bに示す。
周波数偏移がFR/4であるため1周期(T一1/FR
)における位相偏移は±90周となる。一例として、マ
ークデータをM1スペースデータをSとしてデータがM
SMMMSSMS・・・の場合のMSK信号の位相偏移
を第1図に示す。これから明らかなように、位相偏移は
(寄数×T)秒後は必らず+900または270(、(
偶数×T)秒後は必らず00または180(となること
から、2T秒毎に同相卦よび直交相の再生搬送波信号で
復調を行なえば、データは完全に再生されることになる
。第1図の例のMSK信号から再生した同相データおよ
び直交相データを第2図A,bに示す。
ここで同相データは搬送波と同相の信号つまり再生搬送
波信号でMSK信号を同期検波により復調したものであ
り、直交相データは搬送波と直交した信号つまb再生搬
送波信号を90送移相した信号で同様に復調したもので
ある。すなわち、MSK信号の復調は従来のように周波
数弁別器を用いる代りに同期検波により行なうこともで
きる。この場合、同じC/Nのもとでは復調時のビツト
誤り率はより小さくなる。さて、この同期検波に用いる
再生搬送波信号を得るには、入力MSK信号に同期した
クロツク信号を抽出する必要があるが、この発明では再
生搬送波信号を±45がまたは(900の整数倍±45
移相した信号を用いて入力MSK信号を復調しこれらの
復調データを乗算した信号からクロツク信号成分を抽出
することを特徴とする。
波信号でMSK信号を同期検波により復調したものであ
り、直交相データは搬送波と直交した信号つまb再生搬
送波信号を90送移相した信号で同様に復調したもので
ある。すなわち、MSK信号の復調は従来のように周波
数弁別器を用いる代りに同期検波により行なうこともで
きる。この場合、同じC/Nのもとでは復調時のビツト
誤り率はより小さくなる。さて、この同期検波に用いる
再生搬送波信号を得るには、入力MSK信号に同期した
クロツク信号を抽出する必要があるが、この発明では再
生搬送波信号を±45がまたは(900の整数倍±45
移相した信号を用いて入力MSK信号を復調しこれらの
復調データを乗算した信号からクロツク信号成分を抽出
することを特徴とする。
このようにすれば、タロツク抽出回路を含めて復調回路
全体をデイジタル回路によつて構成することが可能であ
る。次にこの発明の具体的な一実施例を説明する。
全体をデイジタル回路によつて構成することが可能であ
る。次にこの発明の具体的な一実施例を説明する。
第3図はこの発明の一実施例の復調回路を示したもので
、端子T,には人カデイジタル変調波として例えばMS
K信号が入力される。このMSK信号は乗算器1,2卦
よひ低域フイルタ3,4を経て同期検波され、端子T2
,T,に同相データ}よひ直交相データとして出力され
る。これら同相データ卦よひ直交相データは乗算器5で
乗算され、この乗算器5の出力はさらにクロツク抽出回
路10よりのクロツク信号と乗算器6で乗算される。こ
の乗算器6の出力は低域フイルタ7を通して電圧制御発
振器(VCO)8に制御信号として与えられる。VCO
8の出力には再生搬送波信号が得られ、この信号は乗算
器1に直接供給されると共に、90こ移相器9を介して
乗算器2に供給され、乗算器1,2ではこれらの信号と
入力MSK信号とをそれぞれ乗算して同期検波を行なう
。すなわち、VCO8の出力を とすれば、90O移相器9の出力は となる。
、端子T,には人カデイジタル変調波として例えばMS
K信号が入力される。このMSK信号は乗算器1,2卦
よひ低域フイルタ3,4を経て同期検波され、端子T2
,T,に同相データ}よひ直交相データとして出力され
る。これら同相データ卦よひ直交相データは乗算器5で
乗算され、この乗算器5の出力はさらにクロツク抽出回
路10よりのクロツク信号と乗算器6で乗算される。こ
の乗算器6の出力は低域フイルタ7を通して電圧制御発
振器(VCO)8に制御信号として与えられる。VCO
8の出力には再生搬送波信号が得られ、この信号は乗算
器1に直接供給されると共に、90こ移相器9を介して
乗算器2に供給され、乗算器1,2ではこれらの信号と
入力MSK信号とをそれぞれ乗算して同期検波を行なう
。すなわち、VCO8の出力を とすれば、90O移相器9の出力は となる。
乗算器1,2に訃いては(1)式に示したMSK信号E
i(t)と、e1(t)、EQ(t)との乗算をそれぞ
れ行なう。これら乗算器1,2の出力はとそれぞれ表わ
される。低域フイルタ3,4はそ) Ilj〜 1\
Jjζ〜 I軸−ムム i; 1 丹
直果、端子2,3にはCOs{ψ(t)+θe},−S
in{φ(t)+θe}なる同相データ卦よび直交相デ
ータが得られる。ここでθeはθe−θi−θvで、入
力MSK信号の搬送波に対する再生搬送波信号(VCO
8の出力)の位相誤差である。後述するがθeが零にな
るようにVCO8は制御されるため、端子T2,T3に
は結局COsψ(t),−Sinψ(t)が出力される
。乗算器5の出力には(4)式、(5)式の右辺第2項
の乗算値に比例した信号が得られる。
i(t)と、e1(t)、EQ(t)との乗算をそれぞ
れ行なう。これら乗算器1,2の出力はとそれぞれ表わ
される。低域フイルタ3,4はそ) Ilj〜 1\
Jjζ〜 I軸−ムム i; 1 丹
直果、端子2,3にはCOs{ψ(t)+θe},−S
in{φ(t)+θe}なる同相データ卦よび直交相デ
ータが得られる。ここでθeはθe−θi−θvで、入
力MSK信号の搬送波に対する再生搬送波信号(VCO
8の出力)の位相誤差である。後述するがθeが零にな
るようにVCO8は制御されるため、端子T2,T3に
は結局COsψ(t),−Sinψ(t)が出力される
。乗算器5の出力には(4)式、(5)式の右辺第2項
の乗算値に比例した信号が得られる。
一方、クロツク抽出回路10では以上の1〜5までの部
分とほぼ同様な演算を行なうことによつてクロツク信号
を抽出する。
分とほぼ同様な演算を行なうことによつてクロツク信号
を抽出する。
この場合、クロツク信号を同期検波により再生する際に
用いる信号の位相関係だけが同相卦よび直交相データの
再生時に用いた信号のそれと異なる。すなわち、入力M
SK信号はクロツク抽出回路10内の乗算器11,12
にも入力され、ここで+45の移相器15および−45
力移相器16の出力と乗算される。
用いる信号の位相関係だけが同相卦よび直交相データの
再生時に用いた信号のそれと異なる。すなわち、入力M
SK信号はクロツク抽出回路10内の乗算器11,12
にも入力され、ここで+45の移相器15および−45
力移相器16の出力と乗算される。
+45−移相器15卦よび−45乗移相器16はVCO
8の出力が入力されており、その各出力e1′(t),
EQ′(t)はと表わされる。従つて乗算器11,12
の出力はとなる。乗算器11,12の出力は低域フイル
タ13,14に加えられ、(9)式、(10)式の右辺
第1項が除去された後、乗算器17で乗算される。この
乗算器17の出力には力は帯域フイルタ18に加えられ
る。
8の出力が入力されており、その各出力e1′(t),
EQ′(t)はと表わされる。従つて乗算器11,12
の出力はとなる。乗算器11,12の出力は低域フイル
タ13,14に加えられ、(9)式、(10)式の右辺
第1項が除去された後、乗算器17で乗算される。この
乗算器17の出力には力は帯域フイルタ18に加えられ
る。
ここでψ(t)一±C+tであるから、(11)式はC
Os(士ゆT4・ 2+2θe)とな
り、データにより士の符号がとられるため、乗算器17
の出力は入力MSK信号に同期して位相がCOs(→t
+2θe)とc0s(→t−2θe)とに切換わる一種
の位相変調信号とみなすことができる。
Os(士ゆT4・ 2+2θe)とな
り、データにより士の符号がとられるため、乗算器17
の出力は入力MSK信号に同期して位相がCOs(→t
+2θe)とc0s(→t−2θe)とに切換わる一種
の位相変調信号とみなすことができる。
帯域フイルタ18は中心角周波数がωb/2に選定され
て訃り、乗算器17の出力から人力MSK信号成分を除
去し、クロツク信号成分としてを抽出する。
て訃り、乗算器17の出力から人力MSK信号成分を除
去し、クロツク信号成分としてを抽出する。
これは理想的な場合で実際にはθeによる若干のジツタ
が生じるが、実用上影響はないので無視して考える。な
ふ・、θeは実際には零に近いため、COs(ゆt+2
θe)+COs(ゆtゝ 222θe)であり、
従つて乗算器17の出力に含まれる入力MSK信号成分
は非常に小さいので、抽出クロツク信号のジツタがかな
り許容される場合は、帯域通過フイルタ18を省略する
ことができる。
が生じるが、実用上影響はないので無視して考える。な
ふ・、θeは実際には零に近いため、COs(ゆt+2
θe)+COs(ゆtゝ 222θe)であり、
従つて乗算器17の出力に含まれる入力MSK信号成分
は非常に小さいので、抽出クロツク信号のジツタがかな
り許容される場合は、帯域通過フイルタ18を省略する
ことができる。
このようにしてクロツク抽出回路10でクロツク信号を
抽出することができる。
抽出することができる。
帯域フイルタ18の出力であるクロツク信号は前記乗算
器6に供給される。乗算器6では(6)式の信号と(1
2)式の信号を乗算し、その出力はとなる。
器6に供給される。乗算器6では(6)式の信号と(1
2)式の信号を乗算し、その出力はとなる。
(13)式はマークデータのときはωbとなり、スペー
スデータのときはψ(t)一ー一TAとなる。
スデータのときはψ(t)一ー一TAとなる。
低域フイルタ7はこれらの信号からωb−tの成分を除
去し マークデータ スペース2
) )データいずれの時も共
に位相誤差θeに比例した信号をVCO8に制御信号と
して供給すれば、これが正方向に増大するとVCO8の
発振周波数が上昇してθeが零となるようにループに負
帰還がかかることにより、VCO8は入力MSK信号の
搬送波と位相同期状態となる。
去し マークデータ スペース2
) )データいずれの時も共
に位相誤差θeに比例した信号をVCO8に制御信号と
して供給すれば、これが正方向に増大するとVCO8の
発振周波数が上昇してθeが零となるようにループに負
帰還がかかることにより、VCO8は入力MSK信号の
搬送波と位相同期状態となる。
この位相同期状態、つまりθe−0のときは、端子T2
,T3にCOsψ(t),Sinψ(t)に比例した信
号、つまり同期検波により復調された同相データおよび
直交相データが出力されることになる。こうして得られ
た同相データ訃よび直交相データは、公知の手段により
第1図下方に示したような原データとして再生される。
この再生方式の具体例は、例えば電子通信学会誌CS7
9−133、狭帯域定包絡線デイジタル位相変調方式」
岡井ほか、1979年9月28日発行に記載されている
。以上の構成に卦いて、乗算器1,2,11,12とこ
れらの出力側に設けられる低域フイルタ3,4,13,
14とのそれぞれの組合せは、D形フリツプフロツプで
構成が可能であり、また乗算器5,6,17はエクスク
ルーシブオア回路で構成が可能である。
,T3にCOsψ(t),Sinψ(t)に比例した信
号、つまり同期検波により復調された同相データおよび
直交相データが出力されることになる。こうして得られ
た同相データ訃よび直交相データは、公知の手段により
第1図下方に示したような原データとして再生される。
この再生方式の具体例は、例えば電子通信学会誌CS7
9−133、狭帯域定包絡線デイジタル位相変調方式」
岡井ほか、1979年9月28日発行に記載されている
。以上の構成に卦いて、乗算器1,2,11,12とこ
れらの出力側に設けられる低域フイルタ3,4,13,
14とのそれぞれの組合せは、D形フリツプフロツプで
構成が可能であり、また乗算器5,6,17はエクスク
ルーシブオア回路で構成が可能である。
従つて、第3図の1,2,3,4,5の部分あるいは1
1,12,13,14,17の部分は、第4図に示す如
く2個のD形フリツプフロツプ回路41,42と、1個
のエクスクルーシブオア回路43とからなる簡単なデイ
ジタル回路によつて構成できる。一方、移相器9,15
,16に関しては、VCO8を角周波数4ωcで発振さ
せることにより、容易に実現できる。
1,12,13,14,17の部分は、第4図に示す如
く2個のD形フリツプフロツプ回路41,42と、1個
のエクスクルーシブオア回路43とからなる簡単なデイ
ジタル回路によつて構成できる。一方、移相器9,15
,16に関しては、VCO8を角周波数4ωcで発振さ
せることにより、容易に実現できる。
第5図にその構成例を示す。端子51に入力されるVC
O8からの4ωcの信号は、4分周回路52を介して4
ビツトのシフトレジスタ54,55にデータとして入力
されると共に、シフトレジスタ54に直接クロツク信号
として入力され、さらにインバータ53を介してシフト
レジスタ55にクロツク信号として入力される。シフト
レジスタ54の3段目訃よび4段目の出力は端子56,
57に出力され、シフトレジスタ55の2段目および3
段目の出力は端子58,59に出力される。これらの各
端子56〜59に現れる信号は全て角周波数ωcである
が、端子56に現れる信号に対して端子57,58,5
9に現れる信号はそれぞれ9『遅れ、45゜遅れ、45
゜進みとなる。従つて端子56〜59に現れる信号をそ
れぞれ第3図の乗算器1,2,11,12に対し入力M
SK信号と乗算すべき信号として供給することができる
。このように移相器9,15,16の部分もデイジタル
回路によつて構成できる。さらに第3図の帯域フイルタ
18の部分はPLL(PhaseLOckedLOOp
)によつて構成することも可能である。
O8からの4ωcの信号は、4分周回路52を介して4
ビツトのシフトレジスタ54,55にデータとして入力
されると共に、シフトレジスタ54に直接クロツク信号
として入力され、さらにインバータ53を介してシフト
レジスタ55にクロツク信号として入力される。シフト
レジスタ54の3段目訃よび4段目の出力は端子56,
57に出力され、シフトレジスタ55の2段目および3
段目の出力は端子58,59に出力される。これらの各
端子56〜59に現れる信号は全て角周波数ωcである
が、端子56に現れる信号に対して端子57,58,5
9に現れる信号はそれぞれ9『遅れ、45゜遅れ、45
゜進みとなる。従つて端子56〜59に現れる信号をそ
れぞれ第3図の乗算器1,2,11,12に対し入力M
SK信号と乗算すべき信号として供給することができる
。このように移相器9,15,16の部分もデイジタル
回路によつて構成できる。さらに第3図の帯域フイルタ
18の部分はPLL(PhaseLOckedLOOp
)によつて構成することも可能である。
以上説明したように、この発明によれば従来周波数弁別
器などの個別部品を使用していたクロツク抽出回路を含
めて復調回路全体をデイジタル回路で構成でき、C化、
小形化が容易となると共に、安定度の向上を図ることが
できる。
器などの個別部品を使用していたクロツク抽出回路を含
めて復調回路全体をデイジタル回路で構成でき、C化、
小形化が容易となると共に、安定度の向上を図ることが
できる。
な訃、前述の実施例は入カデイジタル変調波がMSK信
号の場合について説明したが、一搬に搬送波位相に対し
±45ての位相軸のいずれかを原データの1周期毎に横
切る形式の位相連続FSK信号の復調回路にこの発明は
適用が可能である。
号の場合について説明したが、一搬に搬送波位相に対し
±45ての位相軸のいずれかを原データの1周期毎に横
切る形式の位相連続FSK信号の復調回路にこの発明は
適用が可能である。
また、クロツク信号の抽出に用いる移相信号は、再生搬
送波信号を(90゜の整数倍±45号)移相した信号で
あつてもよい。
送波信号を(90゜の整数倍±45号)移相した信号で
あつてもよい。
第1図はMSK信号の位相偏移状態を説明するための図
、第2図は第1図のMSK信号から復調される同相訃よ
び直交相データの波形図、第3図はこの発明の一実施例
に係る復調回路の回路図、第4図卦よび第5図は第3図
の要部の具体回路図である。 1,2,5,6,11,12,17・・・・・乗算器、
3,4,7,13,14・・・・・・低域フイルタ、8
・・・・・・電圧制御発振器、9,15,16・・・・
・・移相器、10・・・・・・クロツク抽出回路、18
・・・・・・帯域フイルタ。
、第2図は第1図のMSK信号から復調される同相訃よ
び直交相データの波形図、第3図はこの発明の一実施例
に係る復調回路の回路図、第4図卦よび第5図は第3図
の要部の具体回路図である。 1,2,5,6,11,12,17・・・・・乗算器、
3,4,7,13,14・・・・・・低域フイルタ、8
・・・・・・電圧制御発振器、9,15,16・・・・
・・移相器、10・・・・・・クロツク抽出回路、18
・・・・・・帯域フイルタ。
Claims (1)
- 1 搬送波位相に対し±45°の位相軸のいずれかを原
データの1周期毎に横切る形式の位相連続FSK信号を
入力デジタル変調波として導入し、この入力ディジタル
変調波を再生搬送波信号およびこれを90°移相した信
号により復調して同相および直交相データを得ると共に
、これら同相および直交相データを互いに乗算した信号
に前記入力ディジタル変調波からクロック抽出回路によ
り抽出されたクロック信号を乗じた信号により前記再生
搬送波信号を得るための電圧制御発振器を制御するよう
にした復調回路において、前記クロック抽出回路は前記
再生搬送波信号を±45°または(90°の整数倍±4
5°)移相した信号でそれぞれ前記入力デジタル位相変
調波を復調する手段と、これらの手段により得られる各
復調データを互いに乗算してクロック信号成分を抽出す
る手段とからなるものであることを特徴とする復調回路
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16259479A JPS5927138B2 (ja) | 1979-12-14 | 1979-12-14 | 復調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16259479A JPS5927138B2 (ja) | 1979-12-14 | 1979-12-14 | 復調回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5685962A JPS5685962A (en) | 1981-07-13 |
JPS5927138B2 true JPS5927138B2 (ja) | 1984-07-03 |
Family
ID=15757552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16259479A Expired JPS5927138B2 (ja) | 1979-12-14 | 1979-12-14 | 復調回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927138B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60130953A (ja) * | 1983-12-19 | 1985-07-12 | Fujitsu Ten Ltd | Msk復調回路 |
-
1979
- 1979-12-14 JP JP16259479A patent/JPS5927138B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5685962A (en) | 1981-07-13 |
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