JPS60500555A - 復調器 - Google Patents
復調器Info
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- JPS60500555A JPS60500555A JP59500854A JP50085484A JPS60500555A JP S60500555 A JPS60500555 A JP S60500555A JP 59500854 A JP59500854 A JP 59500854A JP 50085484 A JP50085484 A JP 50085484A JP S60500555 A JPS60500555 A JP S60500555A
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- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/18—Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
- H04L27/22—Demodulator circuits; Receiver circuits
- H04L27/227—Demodulator circuits; Receiver circuits using coherent demodulation
- H04L27/2271—Demodulator circuits; Receiver circuits using coherent demodulation wherein the carrier recovery circuit uses only the demodulated signals
- H04L27/2273—Demodulator circuits; Receiver circuits using coherent demodulation wherein the carrier recovery circuit uses only the demodulated signals associated with quadrature demodulation, e.g. Costas loop
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
復調器
本発明は復調器に関するものであり、より詳細には、ディジタルデータを搬送す
る周波数偏移変調(FSK)信号および位相偏移変調(PSK)信号を復調する
復調器に関するものである。
FSK信号方式の1つの形式は、最小偏移変調(MSK)すなわち高速周波数偏
移変調(FFSK)信号方式として周知である。上側周波数と下側周波数の間の
周波数差が実質的にデータ速度の半分に等しくなっているMSK信号方式によっ
て、周波数帯の経済的な利用へと導かれるが、該信号は高品質復調器が受信デー
タの正確な判定を保証することを必要とする。
2相偏移変調(BPSK)および直角位相偏移変調(QPSK)として周知の2
つの主要なPSK信号方式は通常、無線通信において利用され、かつ、これらの
信号の復調もまた本明細書において説明される。
MSK信号方式に関して本発明を実現する場合に、コスタスループとして周知の
搬送波阻止同期ループが利用される。そのようなループについての十分な説明は
、I−IR,E議事録(プロシーディング)」の44巻、1956年1o月号の
1713ページから1718ページに記載されている。
PSK復調において利用されている周知の搬送波連凧ループは、ニュージャーシ
イ州、プレンティスホール社出版の[衛星によるディジタル通信」の608ペー
ジから610ページにスピル力(5pilker ) J、 、Lが論じている
。ディジタル遷移追尾ループ(DTTL)についても言及しているが、それにつ
いての説明は上述の書の467ページから443ページに記載されている。
以上で述べる該装置の変更例において「長ループ構成」についてもまた言及して
いるが、該構成は「通信におけるIBEE処理(トランザクション)」の197
7年10月、A 10、Com−25巻、1164ページから1170ページに
わたって「ヘテロダイン位相ロックループ−改訂版」と称する記事において、ビ
スワス(Bi swas )他によっテ記述されている。
例えば、MSK信号をデコードするための従来の高品質無線通信受信機を、該機
器を設置することのできる空間が無いために、設けることができないことがよく
ある。
該受信機が、例えば、車輌、船舶あるいは航空機等で利用される場合に特にこの
ような事が見られる。
ディジタル復調技術を利用して、従来の同品質の復調器よシ少ないスペースしか
必要としない高品質復調器を提供することが本発明の目的である。
本発明によれば、周波数偏移変調(FSK)信号または位相偏移変調(PSK)
信号からディジタルデータを回復する復調器において、大信号はマイクロプロセ
ッサの入力に与えられるが、該マイクロプロセッサは該大信号から搬送波信号を
表わす数学的関数(理論値)を減算するようプロ客ラムされて、回復されようと
するデータを含むベースバンド信号を発生するので1、前記マイクロプロセッサ
はまた、前記ベースバンド信号から、実際の搬送波と前記数学的関数の間の明白
な位相差を表わす値を導出し、さらに該導出された値と独立に前記数学的関数を
変化させるよう構成されており、その上さらに、前記マイクロプロセッサは、前
記ベースバンド信号からディジタルデータを回復し、該回復されたデータに関す
る前記ベースバンド信号からタイミング信号を導出し、かつ、出力において前記
回復データとそれに関連するタイミングを表わす信号を発生するよう構成されて
いる。
前記マイクロプロセッサは2つの別々の出力で信号を発生するよう構成さ托てい
るのが好ましいが、前記信号は、それぞれ、搬送波信号と同相になっているデー
タ(もしあれば)に対するデータとタイミング、および搬送波信号と直角位相に
なっているデータ(もしあれば)に対するデータとタイミングを表わす。
該同相ならびに直角位相のデータおよびタイミングは、それぞれ複数の独立デー
タチャンネルに関するものであってよい。
該復調器は、周波数偏移変調(FSK)信号、よシ特定すればMSK信号、ある
いは位相偏移変調(PSK)信号、より特定すれば2相偏移変調(BPSK)あ
るいは直角位相偏移変調(QPSK)信号を復調するよう構成することができる
。
本発明による復調器について、添付の図面を参照しながら実施例を挙げて説明す
る。
第1図は該復調器のブロック図、第2図はFSK信号からデータおよびタイミン
グを回復するために第1図のマイクロプロセッサによって利用されるアルゴリズ
ムの一部についての構成図、第5図はFSK信号から搬送波情報を回復するため
に第1図のマイクロプロセッサによって利用されるアルゴリズムの一部について
の構成図、第4図はザブナイキストサンプリングを利用して搬送波情報を回復す
るために第3図に示されたものの代替として第1図のマイクロプロセッサによっ
て利用されるアルゴリズムの一部についての構成図、第5A図および第5B図は
第1図のマイクロプロセッサで利用される完全なアルゴリズムを示すための第6
図と第2図および第4図と第2図の合わせ図、第6図は復調器位相ロックループ
のブロック図、第7図は第8図と第9図の合わせ図、第8図と第9図はマイクロ
プロセッサのプログラム用フローチャート、第10図はPSK信号からデー−p
を回復するために第1図のマイクロプロセッサで利用されるアルゴリズムの構成
図、第11図は第12図から第14図までの合わせ図、第12図から第14図ま
では第11図で示されるように組合わされた第10図のアルゴリズムを利用する
場合の第1図のマイクロプロセッサ用のフローチャート、第15図および第16
図は第10図のアルゴリズムに関して説明するタイミング線図、第17図は衛星
通信システムで発生する周波数スキューを消すよう変更された復調器のブロック
図、さらに第18図は第1図の復調器のためのディジタル制御発振器ハードウェ
アの実施例についてのブロック図である。
コスタスループとして周知のアナログ搬送波阻止同期ループについての周知の変
更例が、MSK用として第6図の左側に図示されているが、それについて説明す
る。
電圧制御発振器(VCO)1は、入力2で受信した変調信号の搬送波と同じ周波
数で発振するよう制御されている。フィルタ1′でフィルタした後、該変調信号
は、発振器1の出力信号を介してミクサ6によってベースバンド信号に変換され
、さらに移相回路5によって90°だけ移相された出力信号を介してミクサ4に
よって、同じようにベースバンド信号に変換される。2つのベースバンド信号は
、それぞれ工(同位相)信号お上びq(直角位相)信号として引用されるが、こ
れらはそれぞれの出力6と7に現われる。該出力6と7における信号は、「集積
ダンプ」回路(図示せず)に与えられることができて、ディジタル情報を回復す
る。もう1つのループ(第6図の右側に図示)によって回復されるダンプタイミ
ングは出力8と9に現われるが、Q信号の場合には、該タイミング信号はそれぞ
れの移相回路10によって90°だ轢移相される。
搬送波発振器制御電圧は、それぞれのアームフィルタ11と、12によるフィル
タ後、■信号とQ信号全結合することによって発生される。フィルタ後に生ずる
■信号とQ信号は、ミクサ14によって混合され、がっ、ミクサ15においてク
ロック電圧制御発振器16からのクロック信号と結合される。ミクサ15がらの
該信号はループフィルタ1′、次いでVColに与えられる。
出力8ならびに9におけるタイミング信号は、第2の位相ロックルーズにおいて
大信号にロックされ、該ループにおいて■信号とQ信号は2乗され、(17およ
び18)、さらに直角位相チャンネルクロック2oがら与えられた制御信号と混
合される(19)。該チャンネルデータを2乗することによってタイミング信号
は2倍のデータ速度に置かれる。従って出方される前に、クロック信号の周波数
は各自の分割器21と22で2分される。
第5A図に示されるように合わされた第2図と第6図においても、第6図のコス
タスループは図示のようにディジタル化することもできる。アナログコスタスル
ープの整数に対応するこれらのアルゴリズムの部分を理解しやすいように、ダッ
シュ(つを付加して示しである。
入力2′における受信信号は下記のように表わすことができる。
乗算器(s/、 4/)において、制御発振器機能1′からの再生搬送波基準の
それぞれの余弦と正弦[Iチャンネルでは下記のようになる。
そしてQチャンネルでは
11′および12′でのフィルタ後、これらはそれぞれ下記の通りとなる。
ここで、変調データは、下記の式に従ってそれぞれの集積ダンプ機能2’0.2
1によって回復され得るのである。
1チヤンネルに対しては、
そしてQチャンネルに対しては、
この場合、房πt/2Tならびに苅πt/2Tは回復クロック基準となっている
ことに意された(ハ)。
上述の式はもちろん該回復搬送波基準が正確になっている最適復調に関連する。
搬送波基準には位相エラー(φC)もあう得るので、再生搬送波基準は2つのチ
ャンネルに対して、より正確に次のように示される。
r j (t) = cos (ωCt+φC)およびrq(t)二苅(ωct
+φC)乗算(3つおよびフィルタ(11勺後の■チャンネルだけを考えて見る
と、
同様にQチャンネルでは、
これらを共に乗算することによって(14’)次のようになる
これは不完全タイミング基準箕(〒+φS)で乗算したのであって(15つ、そ
の導出は後に説明するが、次のような結果になる。
これは、yi■Yq=1の場合には下記の低域通過成分さらに、y!■3’q=
−1の場合には下記の低域通過成分って、複合低域通過成分は以下の通りである
。
ループフィルタ22は、下記のエラー環を残してデータ従属項を除去する。
前記タイミング基準a)S(〒+φS)はIf2(18つ−Qf2(17つから
導出され、それは下記のようになる。
1 πt
−(cos2(φC−yj■yq−)−sin2(φc−yi■yq2T))4
2T
さらに次のように簡素化される。
πt
これは、タイミング発振器16′出力正弦(5tnf+φS)で乗算される場合
(23)、下記の通9となる。
記号(シンボル)ループフィルタ表示24はこの項を、エラー値(S)=τ副φ
5Cos2φCに変える。
従って、このエラー値(S)は= sIn 2φccosφSの搬送波位相エラ
ー値(C)と相互依存していることが理解される。
小さい位相エラー(φSとφCが零に近づく)に対しては
およびエラー値(1)Ω−期φS
8
データ信号yiとyqニ、下記の式によって、アーム信号IfとQf (発生さ
れた搬送波基準はロック状態にあり、従ってφc = 0と仮定する)から得る
。
これらは回復タイミング基準信号であらかじめ乗算され、次に集積ダンプ回路2
0.21に与えられ、最適手順で回復される。
上述の第2図と第6図のアルゴリズムはマイクロプロセッサで実行され得る。し
かし、非常に低い周波数においてさえ、マイクロプロセッサは高速であるようめ
られる。1実施例において、1秒につき5,200サンプルの入力信号をとる場
合、マイクロプロセッサは乗算あたり僅かに28マイクロ秒で動作するよう要求
されて、大信号の実時間処理を達成するのである。
入力信号のすべてが最適データ認識を達成するようめられているわけではないの
で、若干の機能ヲ7・−ドウエア装置に組み入れることができ、その結果該信号
かぁらかしめサンプルされる場合、低速マイクロプロセッサでおれば搬送波、タ
イミングおよびデータ回復に関する主要な仕事を処理することができることにな
ることがわかった。
従って、本発明者は、サブナイキスト同期サンプリングとして周知の技術を第2
図と第3図のアルゴリズムに適用して、第5B図に示されるように組合わされた
場合の第4図と第2図のアルゴリズムを作り出している。従って、第4図と第2
図に関してのタイミング回復は第2図と第3図のタイミング回復と同一である。
搬送波エラー修正は同様にして達成されるが、較正された制御信号が搬送波回復
機能22から・・−ドウエアディジタル制御発振器に与えられる場合は別であっ
て、以下で説明する。
該アルゴリズムの復調式は下記の通りである。
Σ Σ
φosk = 2ω5(kTsa +dt ) −1−KvsTsa k y3
i旬ΦO3= crls(Josk )
sLn、303 = sin (Φosk)億Φo3/2=cos(Φosk、
/2)sin、りo3/2=sin(のosk/2)y3に:y6に一1+A4
y2に−A5y2に一1x3に−x6に一1+A。x2に−A1x211?1t
k−y1kIlloSΦO5
Ck−〇に一1十A6(tk−Ck−1)但し、K=サンプル数
Tsaニサンプル期間
T=ビット期間
kvs =記号(シンボル)ループVCO利得ωS=記号(シンボル)整形周波
数(π/2T)kvc =搬送波ループDCO利得
Ax−各種のフィルタ係数
これらの式は、マイクロプロセッサで実行するための最適の形式にあるわけでは
なく、従って、再構成され若干の変更された変数を有する下記の式が与えられる
。
U二ψosk 、yyang = kvs Tsa y3に、dtl = A7
X3k。
x−x2kl y−y2kl (I)””’/1kl 6)2”xlにマイクロ
プロセッサで実行される式は以下であるOTJ := U −1−2ω5Tsa
−1−2ωs dt −1−yyang苅TJ := si。0
■U:=億■
sin U/2 :=: sin (U/2)低U/2 ニーひ(U/2)
yyang := yyang −kvsTsa A5yyyang := y
yang −1−kvsTsaA4Mdt1 := citl +A7A1Xd
t ::最上位8ピントにまるめられたdttyio := yio 十i a
ys財2YqO:= )’qO+ q sin U/2該結果のdtは定数fに
加算され、ディジタル制御発振器およびその出力を微調整する。
上記式における定数は下記の通りである。
前式は適切に較正されたマイクロプロセッサにおいて実行される。語の長さおよ
び可変範囲ぎめについての広範囲の分析によって、下記の較正が適切なものであ
ることが明らかにされている。
5
&3 xlo (’[J〈π =〉 32ピツト\ \
2.5 x 10 ”(yyang(o、25 =〉32ヒ7ト1
tlxiO(旧1ζ5.5 x 1O−6=) 32ビツト= [J 、 co
sU 、sin U/2 、cosU/2 8ピント’+ q ”ビット
上記によって、1ヘルツ(公称)より大きいかそれに等しい搬送波ループ帯域幅
および01ヘルツより大きいかそれに等しい記号ループ帯域幅に対して好結果の
ループ動作が与えられる。
記号ループならびに搬送波ループのループ帯域幅は下記の手順を利用して決定さ
れる。
小さい位相エラーに対して、搬送波ループおよび記号ループの減衰率ξおよび固
有周波数はそれぞれ下記のよ両方のループに対して、該ループ構成によって、K
dc=Kds二0.12.5という位相検波利得を生ずる。
K v s/ cは1000ラド/ポルトに設定される。
ループノイズ帯域幅は、
金利用して計算される。
該減衰率は0.7に設定されるが、いずれの所望値にプログラムされることもで
きる。
これらの動作をマイクロプロセッサによって実行されるものとして表わすフロー
チャー トが、第7図のように組合わされた第8図と第9図で示される。
ここで意されたいことは、第9図のプログラムからの出口において、マイクロプ
ロセッサは第8図のプログラムの開始にループバックして、別の′■′人カを待
つということである。
また第1図を参照して本発明を実現する装置は、第8図と第9図のフローチャー
トに従う、ようプログラムされたマイクロプロセッサ100を備えている。軸止
された搬送波発振制御信号は、サンプルホールド回路103を制御するよう構成
されたディジタルクロックハードウェア102への出力101に戻る。
リード104上の大信号はリミタ105によって制限され、さらに、サンプルホ
ールド回路103へ送られる前に、粗フィルタ106によってフィルタされる。
従って、周期的な間隔で、該大信号のアナログ値はディジタルクロックハードウ
ェア102の制御下に保持され、かつ、アナログ/ディジタル変換器107は、
処理しようとする信号サンプルのディジタル表示をマイクロプロセッサ100へ
送ることができるようになっている。
マイクロプロセッサは前述のように該サンプルを復調し、それぞれリード108
と109上に■チャンネルとQチャンネルのデータを出力する。
マイクロプロセッサ機能の監視を容易にするために、例えばオシロスコープであ
ってもよいのであるが、表示回路110に出力が与えられる。
該マイクロプロセッサ100としての利用に適するマイクロプロセッサは、6M
Hz Zitog zsoOo、16 ヒツトマイクロプロセッサであるが、こ
れは7キロヘルツ中間周波数、ディジタル制御発振器用の20メガヘルツデイジ
タルクロツク基準および1キロヘルツサンプリング率を利用する動作にとって好
結果をもたらすものとされている。
20メガヘルツ基準は[135ヘルツのディジタル制御発振器において周波数量
子化(qf)を与え、1ヘルツまで低下した搬送波ループ帯域幅が適応され得る
が、一方、該1キロヘルツサンプリング率は200ボーまでの最小偏移変調デー
タ速度にとっては好都合である。これらのデータ速度で、前記6メガヘルツ7、
i7og Z 8000 は時間の60%から70%の間ロードされる。
1200ヘルツのサンプリング率は該マイクロプロセッサの性能内でアシ、かつ
300ボーまでの速度であれば十分少は入れられるのである。
第1図から第10図までに記載のマイクロプロセッサ100は、第10図のアル
ゴリズムを利用して、2位相ならびに直角位相偏移変調信号(BPSK/QPS
K )を復調するようにプログラムすることができる。
該アルゴリズムは周知の搬送波追尾ループ、周知のクロック回復ループおよびデ
ータ回復作用から成る。第4図ならびに第2図に関してすでに述べたようなサブ
ナイキストザンプリング技術は、同位相信号および直角位相(QPSKにのみ)
信号サンプルを発生するために利用される。
QPSKモードにおいて、該同位相信号および直角位相信号は、2つのミクサ2
01と202、および加算器206を利用して均す合って結合され、信号X2を
発生し、ループフィルタ204によって利用される。該ルーズフィルタ204は
前述の第4図のアルゴリズムのループフィルタと同一であり、その出力信号は同
様にしてディジタル制御発振器(DCO)ハードウェア102に与えられる。
同位相信号サンプルはディジタル遷移追尾ループによって処理されるが、該ルー
プはプログラム実行による同位相ならびに中間位相の合計ダンプ素子205と2
06、同位相データ用の論理素子として動作するリミタ207および中間位相遅
延素子208から成っている。該同位相と中間位相の値はミクサ209で混合さ
れ、プログラム実行によるディジタル制御発振器(DCO) 210を制御する
。該ディジタル制御発振器210の出力は、ダンプ表示を加算兼ダンプ素子20
5と206に発生するのに利用され、さらに(QPSKに対しては)対応する加
算兼ダンプ素子211にもダンプ表示を発生する。該DCO210はその上、ス
イッチ素子215〜215によって表示されるように、加算兼ダンプ素子205
,206および211からの和のタイミング(ダンプの直前の)全も発生する。
乗算器209(Sと■)によって混合されようとする値は、正確な相対的極性を
有するものでなければならないことが理解される。従って該■ビット極性は、素
子216によって修正されるのであシ、該素子216にお明らかに、、QPSK
(すなわち、スイッチ素子217が作動位置にある)に対してループフィルタ2
04に与えで表わされるが、一方、kが零に効果的に結合されたBPSKに対し
ては、
X2=−m となっている。
BP SKに対するアルゴリズムの出力はリミタ207から取られ、QPSKに
対しては、リミタ207からおよび該アルゴリズムの直角位相アームにおける対
応するリミタ/論理素子212から取られる。該出力は、入力信号(D変調f−
夕に対応するNRZ、(ノーンリターンゼロ)パルス列を表わす。
第10図のアルゴリズムのディジタル化は、第12図から第15図までのフロー
チャートによって明確に理解することができる。特に、第12図はQPSKとB
PSKの両信号のための搬送波追尾アルゴリズムを表わしていることに注目され
たい。第8図およびMSKに関してずでに述べたように、■とQのサンプルはア
ナログ/ディジタル変換器(第1図の107)によって逐次的に読取ることがで
きる。しかし、マイクロプロセッサ100の増加したタイミング効果に対して、
該■とQのサンプルは2つの8ビツトバイトの16ビツトワードとして同時に読
取ることができる。該サンプルを同時に読取ることは、第12図のフローチャー
トとして考えられている。
マイクロプロセッサ100において、搬送波追尾変数は下記のように決定される
。
dtt 32ビツト および
A1.A2.A7とf 16ビツト
クロツク追尾ループは第13図と第14図に示されるようにディジタル化される
。第10図のアルゴリズムの説明から理解されるように、クロック追尾ループは
、搬送波追尾ループで利用されるのと同じ同位相サンプル(i)を利用する。該
クロック追尾ループにおける変数の動作は第15図に図示されているが以下それ
について述べる。
第15図は完全同期の効果を示すものであって、該完全同期においては中間位相
の和が、遷移の各個における同数のサンプルで形成される。従って、完全同期の
ためには、mカウントが零に増分される場合、m和の値もまた零となシ、該ルー
プは零エラーカウントを発生し、それはDCO(第10図の210)のタイミン
グを変えることはない。
しかし、DTTLが同期化されない場合、第16図に関して例示されるように、
mカウントが零に増分する場合、m和は正もしくは負の値を有し、それはI51
に対するエラー値を発生する。このエラー値は、■(第10図の乗算器209)
で乗算されて正、負あるいは零の遷移を引起す場合に、DCO210の′t′変
数を調整するために利用され、該1t1変数は時間を次に予定される遷移に特定
する。第16図からも明らかなように、ltlに対する顕著な調整は、第二の典
型的データ遷移1t+が10サンプルから9サンプルへと低減される場合にだけ
、行ない得るのである。従って、iカウントとmカウントのサンプルは、完全同
期に1サンプル間隔近くなるよう調整される。
修正の速度は、第14図に示されるように、利得パラメータ′Xを利用して制御
することができる。
前記フローチャートは第一次DTTLだけを示しているが、MSKに関してすで
に述べたクロックループフィルタ形式を利用して変数・y!が処理される場合、
第二次ループが利用され得ることは明らかである。
第1図のサブナイキストサンプリングMSK/BPSK/QP SK復調器ハー
ドウェアは、例えば、衛星通信方式においての利用に先立って、変調を必要とす
る。そのような変調を必要とする理由は、局部発振器、衛星周波数およびドツプ
ラ周波数ドリフトが結合して、■Fフィルタを介するスキュー信号送信の原因と
なるからである。
従って、第17図では、復調器はそのような諸問題を克服するために、「長ルー
プ」に構成変更することができる。この構成において、マイクロプロセッサ10
0からの制御出力が発生され、大信号の帯域フィルタに先立って、搬送波周波数
VCO3o o−q制御する。従って、帯域フィルタ301を介する該信号はほ
ぼ一定かつ周知の周波数を有するものでアシ、一旦捕捉されると対称的にフィル
タ601と305を通過する。
マイクロプロセッサ100からの該制御出力は、DCOハードウェア(第1図の
102)を制御するのにすでに利用されており、該DCOは中心周波数に固定調
整されている。この構成において、’dt″は8ビツトにまるめられておらず、
全12ビツトワードが出力され、ディジタル/アナログ変換器602を介してV
CO300に与えられる。
ループ利得は、すでに維持されている流れ図のパラメ゛−タA7を変えることに
よって調整することができる。
該長ループ構成において、復調器は、VC0300においてプラスあるいはマイ
ナス2キロヘルツの範囲以上を調整するに足る鮮度を有する。
2400ビット/秒QPSKまたは1200ビット/秒BPSKに対して、フィ
ルタ値は次の通シである。フィルタ301には10キロヘルツ、フィルタ305
には4キロヘルツ、およびフィルタ304には3キロヘルツである0
ここで第1図および第18図について見ると、DCOハードウェア102用の実
用回路は入力607において20メガヘルツの基準周波数信号(Fr)を与えら
れている。Frは前置計数回路608によって16で除算され、次いでハードワ
イヤ分割器309ではN′で除算される。
該分割器309はソフトウェア制御分割器611f:トリガし、該分割器611
はマイクロプロセッサ100から8ビツト制御ワードを受信する。
該分割器611はFrをf−Neで除算し、′■′サンプル時間を決定するが、
該サンプル時間はサンプルホールド回路103に送られる。該■サンプル時間出
力は第3分割器310をトリガするが、該分割器310は前置計数r
回路608からiを受信し、固定()・−ドワイヤ)比率で除算して4分の1サ
イクル遅延を実行し、′Q′サンプル時間信号を出力する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 周波数個移変M (FSK)信号あるいは位相偏移変調(PSK)信号から ディジタルデータを回復する復調器において、入力信号は、該入力信号から搬送 波信号を表わす数学的関数(1勺を減算するようプログラムされ、回復されよう とするデータを含むベースバンド信号を発生するマイクロプロセッサ(100) の入力に与えられ、該マイクロプロセッサ(100)は前記ベースバンド信号か ら実搬送波と前記数学的関数との間の明白な位相差を表わす値を導出し、かつ、 該導出された値と独立に前記数学的関数を変化させるよう構成されており、さら に前記マイクロプロセッサ(100)は、前記ベースバンド信号からディジタル データを回復し、該回復データに関する前記ベースバンド信号からタイミング信 号を導出し、かつ、出力(108,109)において該回復データおよびそれに 関するタイミングを表わす信号を発生するよう構成されていることを特徴とする 前記復調器。 2、特許請求の範囲第1項に記載の復調器において、さらに前記マイクロプロセ ッサ(ioo)は、第一出力(108)において搬送波信号と同相になっている データ(もしあれば)に対するデータとタイミングを表わす信号を発生し、かつ 、第二出力(109)において搬送波信号と直角位相になっているデータ(もし あれば)に対するデータとタイミングを表わす信号を発生するよう構成されてい ることを特徴とする前記復調器。 5 特許請求の範囲第2項に記載の復調器において、さらに各出力(108,1 09)におけるデータは複数の独立したデータチャンネルに関するものであるこ とを特徴とする前記復調器。 4、 特許請求の範囲第1項、第2項あるいは第6項に記載の復調器において、 さらに、サンプリング回路(103)はマイクロプロセッサ(100)により導 出された可変関数によって制御されて大信号を周期的間隔でサンプルし、前記回 路はサンプリングの瞬間に入信号金表わす値を保持し、かつ該保持値を表わす信 号をマイクロプロセッサ(10[1)に与えるよう構成されていることを特徴と する前記復調器。 5、 特許請求の範囲第4項に記載の復調器において、さらに、サンプリング回 路(103)はサブナイキストサンプリングとして周知の態様でサンプルするこ とを特徴とする前記復調器。 & 特許請求の範囲第4項あるいは第5項に記載の復調器においてさらにマイク ロプロセッサ(100)からの制御信号は、炊云ばサンプリング回路を制御する 発振器(102)の周波数を制御することを特徴とする前記復調器。 2、特許請求の範囲第6項に記載の復調器において、さらに、発振器(102) はディジタル制御発振器であることを特徴とする前記復調器。 a 特許請求の範囲第6項あるいは第7項に記載の復調器において、さらに、サ ンプリング回路(103)はアナログサンプルホールド回路となっていることを 特徴とする前記復調器。 9 特許請求の範囲第1項、第2項あるいは第6項に記載の復調器において、さ らに、サンプリング回路(103)はマイクロプロセッサ(100)によって導 出された関数にょシ制御されて周期的間隔で大信号をサンプルし、がっ、保持値 を表わす信号をマイクロプロセッサ(100)に与え、発振器(300)はマイ クロプロセッサ(ioo)からの信号に応答して、サンプリングに先立って大信 号と混合された同期搬送波周波@を変化させることを特徴とする前記復調器。 10 特許請求の範囲第7項あるいは第8項に記載の復調器において、さらに、 ディジタル制御発振器(102)は、第1固定関数(N)で入力基準周波数(F r ) e除算し、かつ出力信号を発生して第2分割器(311)にマイクロプ ロセッサ(ion)によシ決定された可変関数(f−N、)で該入力基準周波数 (Fr)を除算させてサンプリング回路(103)に第1のサンプリング信号を 発生し、さらに、別の固定関数(C)で基準周波数(Fr )を除算し、かつサ ンプリング回路(103)に第2のサンプリング信号を発生するよう構成された 第3分割器(310)に開始信号を与えるように構成された第1分割器(309 )を備えていること全特徴とする前記復調器。
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GB8303144 | 1983-02-04 |
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