JPS5926970Y2 - 撚線 - Google Patents

撚線

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Publication number
JPS5926970Y2
JPS5926970Y2 JP1980159717U JP15971780U JPS5926970Y2 JP S5926970 Y2 JPS5926970 Y2 JP S5926970Y2 JP 1980159717 U JP1980159717 U JP 1980159717U JP 15971780 U JP15971780 U JP 15971780U JP S5926970 Y2 JPS5926970 Y2 JP S5926970Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strands
stranded wire
strand
wire
conductive material
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980159717U
Other languages
English (en)
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JPS5782014U (ja
Inventor
雅一 吉田
二三男 川上
Original Assignee
大昌電気工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 大昌電気工業株式会社 filed Critical 大昌電気工業株式会社
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Publication of JPS5782014U publication Critical patent/JPS5782014U/ja
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Non-Insulated Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は巻付は接続可能な撚線の改良に関する。
従来、電気機器或いは電子機器に於て、導線を接続する
場合、半田付等の溶着法によらない巻付接続法が、電気
・機械的接続に関する高い信頼性及び作業性を有するも
のとして広く用いられている。
斯る巻付は接続法を採る場合、これに用いられる導線と
して、従来、第1図に示す如く、例えば0゜2mm程度
の線径を有する錫メツキ導線でなる7本の素線W1〜W
7が、素線W1の周りに素線W2〜W7が、第2図に示
す断面図でみて等間隔を保つ如く、撚られて配されてな
る撚線本体1を有し、この撚線本体1の周りに例えば鈴
でなる導電性材2を例えばメッキにより展延して素線W
2〜W7の表面の凹部に充填せしめて素線W2〜W7を
一体化してなる撚線3が提案され、この撚線3が絶縁材
4にて被覆されて被覆線となされている。
斯る撚線3は、単線と同様に巻付は接続が可能であり、
しかも単線に比し断線の慣れがなく且つ高い柔軟性を有
することにより、巻付は接続用導線として好適なもので
ある。
然しなから、斯る巻付は接続に用いられる従来の撚線3
に於ては、撚線本体1を構成する7本の素線W□〜W7
が同一の線径を有する導線でなり、この為、撚線本体1
の例えば3本の素線Wt 、W2及びW3でみた場合、
第2図に示す如く、素線W1.W2及びW3の各中心0
1,02及び03を結んで形成された三角形が正三角形
となり、従って素線W2及びW3間には何等の間隙も有
しないものである。
このことは素線W1の周りに配される素線W2〜W7が
それ等の相隣る素線間、即ち素線W2及びW3間、W3
及びW4間・・・・・・W7及びW2間に何等の間隙を
有することなく連接されていることを意味し、撚線本体
1の周りに導電性材2が展延せしめられた場合、素線W
2〜W7の外表面間の凹部に導電性材2が充填せしめら
れる丈けで中心位置の素線W1の外表面には導電性材2
が展延せしめられず、従って素線W1と素線W2〜W7
との間には6個の空隙5が生じているものである。
然しながら、このように撚線3に空隙5が存在する場合
、導電性材2によって相隣る素線W2及びW3.W3及
びW4.W4及びW5.W5及びW6.W6及びW7、
及びW7及びW2をそれぞれ結合している範囲が狭い(
各素線W2.W3.W4.W5.W6及びW7に関し、
その中心からみて、90°以下の角範囲)ので、導電性
材2によって相隣る素線W2及びW3.W3及びW4.
W4及びW5.W5及びW6.W6及びW7、及びW7
及びW2をそれぞれ結合している結合力が大であるとは
いえず、この為、斯る撚線3が、第3図に示す如くピン
6に巻付けられる際に、撚線3にこれを捩る様な外力が
作用することにより、撚線3に巻付は部7の表面に、相
隣る素線W2及びW3.W3及びW4.W4及びW5.
W5及びW6.W6及びW7、又はW7及びW2間にお
ける導電性材2に沿った割れ8を生じる憧れを有するも
のであった。
然してこの割れ8は撚線3の巻付は方向によって特に顕
著に発生するものである。
斯る割れ8が撚線3の巻付は部7に発生した場合、その
巻付は部7の巻付き力が低下して所定の引抜き力に対し
て耐え得られなくなるという欠点を有するものであった
因みに、UL規格1270による引抜き試験に於いて、
巻付は部7に割れ8が生じていない場合、7〜10 k
gの引抜き力を有するものが、割れ8を生じたものに於
いてはその引抜き力が4.5〜8kgと低下することに
よっても明らかである。
一方、斯る割れ8の発生を防止する為の手段として撚線
本体1の撚合せピッチの撚線本体1の外径に対する比率
を小とする(例えば15倍以下)ことも提案されている
が、撚線本体1の撚合せピッチを小にするには、それだ
け撚線機の回転数を大としなければならず、撚線の製造
費用が高くなるという点から好ましくない為、撚線本体
1の撚合せピッチを小にすることに関しても一定の限度
を有するものであった。
また、従来、図示しないが、第2図で上述した構成にお
いて、その素線W1を素線W2〜W7に比し小なる線径
を有するものとし、従って素線W1と素線W2〜W7の
それぞれとの間にも少許の空隙を形成していることを除
いては、第2図の場合と同様の撚線も、特開昭51−1
10675号公報にも見られるように、提案されている
が、このような撚線の場合、第2図で上述した撚線に比
し、高い柔軟性を有するものとしても、第2図で上述し
た撚線の場合と同様に、導電性材2によって相隣る素線
W2及びW3.W3及びW4.W4及びW5.W5及び
W6.W6及びW7、及びW7及びW2間をそれぞれ結
合している範囲が狭いので、第2図で上述した撚線の場
合と同様に、上述した割れを生じる慣れを有する、とい
う欠点を有するものである。
依って、本考案は上述せる従来の撚線の有する欠点を有
効に回避せる新規な撚線を提案せんとするもので以下詳
述するところより明らかとなるであろう。
第4図は本考案による撚線の断面図を示し、従来の撚線
3に於いてその撚線本体1を構成せる7本の素線W1〜
W7が同一の線径を有する導線でなるに代え、本考案に
よる撚線13に於いては、その撚線本体11の中心位置
の素線W1の周りに配される素線W2〜W7の線径が素
線W1の線径に比し僅かに(3〜8%程度)小となされ
ているものである。
例えば素線W1の線径を0 、208 mmとし、素線
W2〜W7の線径を0.200mmとすることにより、
素線W2〜W7の線径を素線W1の線径に対し4%小と
なされているものである。
然して素線W2〜W7が素線W1より僅かに小なる線径
を有することにより、素線W2〜W7がそれ等の相隣る
素線間、即ち素線W2及びW3間、素線W3及びW4間
、・・・・・・素線W7及びW2間に少許の間隙9が形
成され、従って撚線本体11の周りに展持している導電
性材2がこの間隙9を通じて素線W1の外表面まで展延
しているものである。
但しこの場合、素線W1と素線W2〜W7のそれぞれと
の間に実質的に間隙が形成されておらず、従って導電性
材2が、素線W1と素線W2〜W7のそれぞれとの間に
、展延していないことは注意すべきである。
以上が本考案よる撚線の構成であるが、斯る構成によれ
ば、上述せる如く、素線W2〜W7が素線W1に比し僅
かに小なる線径を有して、素線W1と素線W2〜W7の
それぞれとの間に実質的に間隙を形成することなしに、
相隣る素線W2及びW3.Wa及びW4.W4及びW5
.W5及びW6.W6及びW7、及びW7及びW2間に
少許の間隙9が形成され、然して導電性材2が、それ等
間隙9を通じて素線W1の外表面まで展延しているので
、導電性材2によって相隣る素線W2及びW3.W3及
びW4.W4及びW5.W5及びW6.W6及びW7、
及びW7及びW2をそれぞれ結合している範囲が、第2
図で上述した撚線の場合に比し格段的に広い(各素線W
2.W3.W4.W5.W6及びW7に関し、その中心
からみて、90°以上の角範囲)ので、導電性材2によ
って相隣る素線W2及びW3.W3及びW4.W4及び
W5.W5及びW6.W6及びW7、及びW7及びW2
をそれぞれ結合している結合力が、第2図の撚線に比し
、格段的に大である。
このため、巻付は接続に際しての巻付は方向の如何によ
らず、従来の撚線に見られるごとき割れ8を生ずる憧れ
を全く有さす、従って巻付き力の大なる巻付は接続用撚
線が得られるという大なる特徴を有するものである。
又このことは、撚線本体11の撚合せピッチの撚線本体
11の外径に対する比率を小とする必要がなく(この比
率を30倍程度の大なるものとしても問題は生じないこ
とが確認された)、従ってその分撚線機の回転を小にす
ることが出来る為、撚線の製造価格を低減する効果をも
有するものである。
さらに、素線W1と素線W2〜W7のそれぞれとの間に
実質的に間隙が形成されておらず、従って素線W1と素
線W2〜W7のそれぞれとの間に導電性材2が展延して
いないので、撚線3の可撓性が大きく失われることなく
、従って撚線3の巻付は接続の際の作業性が低下すると
いうことがないものである。
因みに、素線W1と素線W2〜W7のそれぞれとの間に
も導電性材が展延していれば、撚線3の可撓性が大きく
失われることによって、撚線3の巻付は接続の際の作業
性が大きく低下するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の撚線の斜視図、第2図はその拡大断面図
、第3図はその巻付は接続状態を示す斜視図、第4図は
本考案による撚線の拡大断面図である。 1.11・・・・・・撚線本体、2・・・・・・導電性
材、3,13・・・・・・撚線、W1〜W7・・・・・
・素線、9・・・・・・間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の素線の周りに第2〜第7の素線が、断面でみて等
    間隔を保って、撚られて配されてなる撚線本体を有し、
    該撚線本体の周りに導電性材を展延せしめてなる撚線に
    於て、上記第2〜第7の素線が上記第1の素線に比し僅
    かに小なる線径を有して、上記第1の素線と上記第2〜
    第7の素線のそれぞれとの間に実質的に間隙を形成する
    ことなしに、上記第2及び第3の素線間、第3及び第4
    の素線間、第4及び第5の素線間第5及び第6の素線間
    、第6及び第7の素線間、及び第7及び第2の素線間に
    世辞の間隙が形成され、上記導電性材が上記間隙を通じ
    て上記第1の素線の外表面まで展延してなる撚線。
JP1980159717U 1980-11-08 1980-11-08 撚線 Expired JPS5926970Y2 (ja)

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JP1980159717U JPS5926970Y2 (ja) 1980-11-08 1980-11-08 撚線

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JP1980159717U JPS5926970Y2 (ja) 1980-11-08 1980-11-08 撚線

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JPS5782014U JPS5782014U (ja) 1982-05-20
JPS5926970Y2 true JPS5926970Y2 (ja) 1984-08-06

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ID=29518723

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5900916B2 (ja) * 2010-08-20 2016-04-06 矢崎総業株式会社 接続方法及び端子付電線
JP2012043680A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Yazaki Corp 接続方法及び端子付電線

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51110675A (ja) * 1975-03-24 1976-09-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd Yorisen
JPS55162801A (en) * 1979-06-06 1980-12-18 Hitachi Ltd Method of controlling power conversion for ac-powered vehicle

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