JPS6331444Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6331444Y2
JPS6331444Y2 JP1981133071U JP13307181U JPS6331444Y2 JP S6331444 Y2 JPS6331444 Y2 JP S6331444Y2 JP 1981133071 U JP1981133071 U JP 1981133071U JP 13307181 U JP13307181 U JP 13307181U JP S6331444 Y2 JPS6331444 Y2 JP S6331444Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
cable
twisted
child
parent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981133071U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5838931U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13307181U priority Critical patent/JPS5838931U/ja
Publication of JPS5838931U publication Critical patent/JPS5838931U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6331444Y2 publication Critical patent/JPS6331444Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
本考案はキヤブタイヤケーブルに関し、特に耐
屈曲性および可撓性に優れた軽量キヤブタイヤケ
ーブルを提供するためのより合せ構造に関するも
のである。 従来一般のキヤブタイヤケーブルは、撚線導体
上に絶縁体を設けた線心を複数本撚合せた後キヤ
ブタイヤシースで覆うことによつて構成されたも
ので低圧動力用として多く用いられている。なお
線心のより方向はJISにより、右よりと定められ
ている。 第1図は従来のキヤブタイヤケーブルの一実施
例を示す断面図であつて、撚線導体1の上には
PVC、ブチルゴム、天然ゴム、EPゴム、シリコ
ンゴム等からなる絶縁体2が設けられて線心3が
構成されており、この線心3が3本撚合された外
周をシース4が覆うことによつてキヤブタイヤケ
ーブルを構成している。そして、この場合、導体
1は一般に14mm2までのものは集合よりであつて、
そのより方向は右よりとなつている。また22mm2
上の大径サイズに於いてはロープよりとなつてお
り、そのより方は「普通Sより」(子よりの方向
と親よりの方向が反対のものを総称して普通より
といい、子よりが左より即ちZよりで親よりが右
より即ちSよりのものを普通Sよりという)また
は必要に応じて「普通Zより」(子よりが右より
即ちSよりで親よりが左より即ちZよりのものを
いう)と呼ばれるものが用いられており、子より
の方向と親よりの方向が互いに反対となつてい
る。 一方、耐ねん回性を特に必要とする特殊用途の
ケーブルに於いて、導体をラングSより(子より
の方向と親よりの方向が同一のものを総称してラ
ングよりといい、より方向が右であるものをラン
グSよりという)としかつ線心の撚もSよりにな
るようより合わせている。このように構成する
と、ケーブルに捻回力が加わつた場合に、導体も
線心も同時にしまり、あるいはゆるみを生じて相
互にむりがかからなくなる。これに対して導体と
線心のより方向を互いに逆方向にすると、耐ねん
回特性が大幅に低下するために使用されない。ま
た、耐ねん回性のケーブルは、そのより方向が全
て同一であるために、ケーブルに張力がかかると
回転力が生じやすくなる。このため、通常のキヤ
ブタイヤケーブルは、導体を「普通Zより」と
し、線心よりを「右より(Sより)」とすること
によつてケーブルに張力が加わつた場合に於ける
回転力を小さくしている。 しかしこの構成では導体のより方向が反対であ
るために導体の仕上外径が前者に比して大きくな
り従つてケーブル外径も5〜10%程度大きくなる
とともに、耐屈曲性および可撓性が低下してしま
う問題を有している。 従つて、本考案による目的は軽量でかつ耐屈曲
性および可撓性に優れたキヤブタイヤケーブルを
提供することである。 このような目的を達成するために本考案は、導
体のより線方向をロープよりされている子よりも
親よりも全て左より(Zより)即ちラングZより
とし、かつ線心のより合せ方向を右より(Sよ
り)としたものである。 以下、図面に示す実施例を用いて本考案による
キヤブタイヤケーブルを詳細に説明する。 第2図は本考案によるキヤブタイヤケーブルの
一実施例を示す線心の側面図である。同図に於い
て5は撚線導体であつて、左よりされて子よりと
された導体とこの子よりが更に左よりされた親よ
りとから構成されている。 そして、この場合に於ける子よりのピツチは子
より集合径の15倍以上∞の範囲に設定されてお
り、また親よりのピツチは層心径の10〜40倍の範
囲に設定されている。子よりおよび親よりのピツ
チを上記範囲に設定する理由は、親より後の導体
を見た時に、隣接子よりが互いに区別出来ないよ
うな角度にするためで、このような状態の時に最
も外径が小さくなる。親よりピツチは耐屈曲性が
要求される時は小さく、そうでない場合は大きく
て良いが、10倍未満としても耐屈曲性において10
倍とほとんど差異が認められないことが、また40
倍以上とすると導体に座屈を生じやすく耐屈曲性
の低下が著しいことが経験的に確められており親
よりのピツチは層心径の10〜40倍としたものであ
る。このようにして構成された導体5の外周には
セパレータ6が設けられ、更にその外周が絶縁体
7によつて被覆されて線心8が構成されている。
この線心8は、例えば3本集合されるとともに、
右方向により合わされて一体化され、その外周に
シース9が被覆されてキヤブタイヤケーブルを構
成している。 従つて、このように構成されたキヤブタイヤケ
ーブルに於いては、導体がラングZよりであるた
めに導体仕上外径が小さくなり従つてケーブルの
線心より合わせ外径が従来に比較して5〜10%程
度細いものとなる。例えば3cと4cのケーブルに於
いて、従来の普通Zよりと比較して見ると、 3c:2.155×(0.05〜0.1)=0.11〜0.22 4c:2.414×(0.05〜0.1)=0.12〜0.24 だけ細いものとなる。 このように、ケーブルの線心より合わせ外径が
細くなるとシースの厚さもうすくてよく、従つて
ケーブルの仕上外径は更に小さくなり、所要材料
の量が少なくなり、軽量化されるとともに可撓性
および耐屈曲性に対して優れたものとなる。ま
た、ケーブルの外径が細くなることは、その接続
に用いられる圧着端子およびコネクタの形状も小
型化されることになる。 次に、600V、3c×100mm22PNCTによるキヤブ
タイヤケーブルの従来品と本考案を適用した製品
の特性比較を以下に示す。
【表】 以上説明したように、本考案は導体のより方向
をすべて左よりとするとともに、線心のより合せ
を右よりとしたものであるために、外径が細くな
るとともに重量が少なくなり、また可撓性および
屈曲性が大幅に向上する優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はキヤブタイヤケーブルの一例を示す断
面図、第2図は本考案によるキヤブタイヤケーブ
ルの一実施例を示す断面図である。 5……撚合導体、6……セパレータ、7……絶
縁体、8……線心、9……シース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. より線導体と、導体の外周を覆うセパレータ
    と、前記セパレータ上に設けた絶縁体から構成さ
    れる線心を複数本より合せ、シースを施したキヤ
    ブタイヤケーブルであつて、前記導体はラングZ
    よりで、線心のより合方向はSよりとしたことを
    特徴とするキヤブタイヤケーブル。
JP13307181U 1981-09-09 1981-09-09 キヤブタイヤケ−ブル Granted JPS5838931U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13307181U JPS5838931U (ja) 1981-09-09 1981-09-09 キヤブタイヤケ−ブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13307181U JPS5838931U (ja) 1981-09-09 1981-09-09 キヤブタイヤケ−ブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5838931U JPS5838931U (ja) 1983-03-14
JPS6331444Y2 true JPS6331444Y2 (ja) 1988-08-23

Family

ID=29926551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13307181U Granted JPS5838931U (ja) 1981-09-09 1981-09-09 キヤブタイヤケ−ブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5838931U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6459096B2 (ja) * 2017-10-20 2019-01-30 日立金属株式会社 車両用ケーブル及び車両
JP6973358B2 (ja) * 2018-11-22 2021-11-24 日立金属株式会社 可動部用ケーブル
JP6939755B2 (ja) * 2018-11-22 2021-09-22 日立金属株式会社 複合ケーブル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5816087B2 (ja) * 1976-08-17 1983-03-29 大阪瓦斯株式会社 燃焼安全装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5816087U (ja) * 1981-07-24 1983-02-01 株式会社日立ホームテック 電動浅漬機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5816087B2 (ja) * 1976-08-17 1983-03-29 大阪瓦斯株式会社 燃焼安全装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5838931U (ja) 1983-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6818832B2 (en) Network cable with elliptical crossweb fin structure
JP6114331B2 (ja) 耐屈曲電線及びワイヤハーネス
JP2009230911A (ja) ツイストペアケーブル
JPS6331444Y2 (ja)
JP2002367446A (ja) Utpケーブル
JPH0374008A (ja) 架空送電線
JPH01298605A (ja) シールド付フラットケーブル
US2787653A (en) Electric cables
JPH11260155A (ja) バイパスケーブル
JPH07245023A (ja) 多条ケーブル
JP3082866B2 (ja) 円形圧縮導体
JPH08148038A (ja) ケーブル導体
JPH0115055Y2 (ja)
CN212161373U (zh) 一种阻燃耐火高性能双绞线
US10818414B2 (en) Movable part composite cable
JPH0526648Y2 (ja)
JPH08235937A (ja) 可撓性ケーブル
CN211125098U (zh) 一种高层电梯扁形随行多组数据电缆
CN106887275A (zh) 多芯线缆
US10734137B2 (en) Composite cable
JPS6039942Y2 (ja) 通信用線心束を含む平型給電ケ−ブル
JP2004362907A (ja) Utpケーブル用介在及びutpケーブル
JP2599592Y2 (ja) 耐屈曲性ケーブル
JPH09270207A (ja) 端末加工性が優れた耐屈曲性ケーブル
JPS5814484Y2 (ja) 可撓性絶縁電線・ケ−ブル