JPS5934019Y2 - フラツトケ−ブル - Google Patents
フラツトケ−ブルInfo
- Publication number
- JPS5934019Y2 JPS5934019Y2 JP770081U JP770081U JPS5934019Y2 JP S5934019 Y2 JPS5934019 Y2 JP S5934019Y2 JP 770081 U JP770081 U JP 770081U JP 770081 U JP770081 U JP 770081U JP S5934019 Y2 JPS5934019 Y2 JP S5934019Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat cable
- parallel
- twist pitch
- insulated wire
- twisted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はワンタッチコネクタとの嵌合特性の優れたフラ
ットケーブルの改良に関するものである長さ方向の所定
間隔毎に平行融着部を設け、この平行融着部にワンタッ
チコネクターと称されるコネクターを圧入嵌合させるこ
とにより、絶縁体を剥離処理することなく、一括して接
続ができるフラットケーブルが使用されている。
ットケーブルの改良に関するものである長さ方向の所定
間隔毎に平行融着部を設け、この平行融着部にワンタッ
チコネクターと称されるコネクターを圧入嵌合させるこ
とにより、絶縁体を剥離処理することなく、一括して接
続ができるフラットケーブルが使用されている。
従来この種ケーブルに於ては、可撓性を得るために導体
として撚線が使用されているが、導体の撚りピッチは長
さ方向に対して一定である。
として撚線が使用されているが、導体の撚りピッチは長
さ方向に対して一定である。
ところで、ワンタッチコネクターとの嵌合特性から判断
した場合、導体の撚りピッチの小さい方が、特性が良好
であることはすでに実験で確認されている。
した場合、導体の撚りピッチの小さい方が、特性が良好
であることはすでに実験で確認されている。
しかし導体の撚りピッチを小さくすることは、経済性の
面で難点がある。
面で難点がある。
即ち撚りピッチを小さくすれば素線がそれだけ撚り込ま
れるため材料費が高くなると共に、撚り合せ作業にも時
間を要するため、その分だけ製造原価が高くなるもので
ある。
れるため材料費が高くなると共に、撚り合せ作業にも時
間を要するため、その分だけ製造原価が高くなるもので
ある。
そのため、ワンタッチコネクタとの嵌合特性面と、経済
性面の両面から吟味しである一定のピッチに導体を撚り
合わせているのが現状である。
性面の両面から吟味しである一定のピッチに導体を撚り
合わせているのが現状である。
本考案は以上の諸点に鑑み、経済面を考慮すると共に、
さらにワンタッチコネクタとの嵌合特性を向上させた優
れたフラットケーブルの提供を目的として為されたもの
で、その要旨とするところは、長さ方向所定間隔毎に平
行融着部を設けたフラットケーブルに於て、該平行融着
部の導体撚りピッチを、それ以外の部分の撚りピッチよ
り小さくして横取されたことを特徴とするフラットケー
ブルにある。
さらにワンタッチコネクタとの嵌合特性を向上させた優
れたフラットケーブルの提供を目的として為されたもの
で、その要旨とするところは、長さ方向所定間隔毎に平
行融着部を設けたフラットケーブルに於て、該平行融着
部の導体撚りピッチを、それ以外の部分の撚りピッチよ
り小さくして横取されたことを特徴とするフラットケー
ブルにある。
上記に於て、長さ方向所定間隔毎に平行融着部を設けた
フラットケーブルとしては、絶縁線心を所要本数平行に
配列し長さ方向所定間隔毎に絶縁線心を加熱して融着一
体化した構造、加熱融着に代え接着剤により接着一体化
した構造、或いは絶縁テープを貼り付けることにより一
体化した構造などが適当なもので、ここに言う平行融着
部は広い意味でワンタッチコネクターが嵌合される部分
をさすものである。
フラットケーブルとしては、絶縁線心を所要本数平行に
配列し長さ方向所定間隔毎に絶縁線心を加熱して融着一
体化した構造、加熱融着に代え接着剤により接着一体化
した構造、或いは絶縁テープを貼り付けることにより一
体化した構造などが適当なもので、ここに言う平行融着
部は広い意味でワンタッチコネクターが嵌合される部分
をさすものである。
平行融着部以上の部分としては、絶縁線心を単に直線状
にしたバラ線部あるいは、線心を対撚した対撚部などが
適当であり、対撚部の場合隣接対間の漏話が防止できる
。
にしたバラ線部あるいは、線心を対撚した対撚部などが
適当であり、対撚部の場合隣接対間の漏話が防止できる
。
対撚部の隣接対の撚りピッチをかえてやれば、漏話防止
効果は一層良くなる。
効果は一層良くなる。
絶縁線心は撚線導体の外周に絶縁体を押出被覆したもの
で、撚線線導体としては、軟銅素線あるいは錫メツキ軟
銅素線を撚り合わせたものが使用され、絶縁体としては
塩化ビニル、ポリエチレンなどが使用される。
で、撚線線導体としては、軟銅素線あるいは錫メツキ軟
銅素線を撚り合わせたものが使用され、絶縁体としては
塩化ビニル、ポリエチレンなどが使用される。
平行融着部のみの導体の撚りピッチを小さくする方法と
しては、導体を撚り合わせる際、所定間隔毎に撚線機の
回転を上げて撚りピッチを小さくしておく方法、あるい
は、通常に撚り合せ絶縁体が施された絶縁線心を、平行
融着部分で捻りを加えて撚りピッチを小さくする方法な
どが適当である。
しては、導体を撚り合わせる際、所定間隔毎に撚線機の
回転を上げて撚りピッチを小さくしておく方法、あるい
は、通常に撚り合せ絶縁体が施された絶縁線心を、平行
融着部分で捻りを加えて撚りピッチを小さくする方法な
どが適当である。
次に本考案フラットケーブルの一実施例を添付図面を参
照してさらに説明するに、1は絶縁線心にして、所定本
数が並列に配置されており、長さ方向の所定間隔毎に絶
縁線心1が融着一体化され平行融着部2を構成している
。
照してさらに説明するに、1は絶縁線心にして、所定本
数が並列に配置されており、長さ方向の所定間隔毎に絶
縁線心1が融着一体化され平行融着部2を構成している
。
ここで絶縁線心1は、軟銅素線を7本撚り合わせ、その
外周にポリエチレン絶縁体が押出被覆されたもので、平
行融着部2に該当する部分のみ、あらかじめ7本撚り合
わせ時から余分に撚り込まれており、撚りピッチが他の
部分より小さく製造されているものである。
外周にポリエチレン絶縁体が押出被覆されたもので、平
行融着部2に該当する部分のみ、あらかじめ7本撚り合
わせ時から余分に撚り込まれており、撚りピッチが他の
部分より小さく製造されているものである。
この様にして成る本実施例フラットケーブルは、平行融
着部2にワンタッチコネクターを圧入嵌合させた場合、
平行融着部2以外の絶縁線心にワンタッチコネクターを
嵌合させた場合に比較して接触抵抗の変化は少くバラツ
キも少なく嵌合特性が優れている。
着部2にワンタッチコネクターを圧入嵌合させた場合、
平行融着部2以外の絶縁線心にワンタッチコネクターを
嵌合させた場合に比較して接触抵抗の変化は少くバラツ
キも少なく嵌合特性が優れている。
また、撚りピッチの小さい区間は平行融着部2のみであ
るため、経済性の面でも従来のフラットケーブルとほと
んどかわりがない。
るため、経済性の面でも従来のフラットケーブルとほと
んどかわりがない。
以上説明した通り、本考案は経済性の面では従来とほと
んどかわりなく、ワンタッチコネクターとの嵌合特性を
大幅に改良した優れたフラットケーブルの提供を可能と
したものであり、その実用的価値は非常に大なるものが
ある。
んどかわりなく、ワンタッチコネクターとの嵌合特性を
大幅に改良した優れたフラットケーブルの提供を可能と
したものであり、その実用的価値は非常に大なるものが
ある。
添付図面は本考案フラットケーブルの一実施例を示す外
観説明図である。 1:絶縁線心、2:平行融着部。
観説明図である。 1:絶縁線心、2:平行融着部。
Claims (1)
- 長さ方向所定間隔毎に平行融着部を設けたフラットケー
ブルに於て、該平行融着部の導体の撚りピッチを、それ
以外の部分の撚りピッチより小さくして構成されたこと
を特徴とするフラットケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP770081U JPS5934019Y2 (ja) | 1981-01-22 | 1981-01-22 | フラツトケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP770081U JPS5934019Y2 (ja) | 1981-01-22 | 1981-01-22 | フラツトケ−ブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57136116U JPS57136116U (ja) | 1982-08-25 |
JPS5934019Y2 true JPS5934019Y2 (ja) | 1984-09-21 |
Family
ID=29805904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP770081U Expired JPS5934019Y2 (ja) | 1981-01-22 | 1981-01-22 | フラツトケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5934019Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-01-22 JP JP770081U patent/JPS5934019Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57136116U (ja) | 1982-08-25 |
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