JPH0151859B2 - - Google Patents

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JPH0151859B2
JPH0151859B2 JP58225612A JP22561283A JPH0151859B2 JP H0151859 B2 JPH0151859 B2 JP H0151859B2 JP 58225612 A JP58225612 A JP 58225612A JP 22561283 A JP22561283 A JP 22561283A JP H0151859 B2 JPH0151859 B2 JP H0151859B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
insulated conductors
pitch
terminal
conductors
Prior art date
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Expired
Application number
JP58225612A
Other languages
English (en)
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JPS60119089A (ja
Inventor
Yoshinori Mesaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (1) 発明の技術分野 本発明は電気信号伝送用ケーブルの端末処理方
法に関し、特に定間隔に並設した複数本の絶縁被
覆導体にそれぞれ圧接コネクタの端子間ピツチに
適合するのフイルムを一体的に付着形成せしめ
て、各導体間ピツチを圧接型コネクタの端子間ピ
ツチに適合させることにより圧接接続を可能とし
たケーブルの端末処理方法に関する。
(2) 技術の背景 コネクタによるケーブルの接続方法としては、
従来からハンダ付けや圧着等による手段が採られ
ていたが、これらはケーブル端末の絶縁被覆体を
取り除く必要があり作業工数が多大であつたた
め、近年はケーブルの絶縁被覆体を除去すること
なくコネクタ端子とケーブル導体との接続が可能
な圧接型コネクタが多用されるようになつてき
た。
(3) 従来技術と問題点 従来、この圧接型コネクタによりケーブルを接
続するには、第1図に示す丸形ケーブル1のケー
ブル端末の外被1aを取り除いて複数本の絶縁被
覆導体2,2,…に分割し、これら絶縁被覆導体
2,2,…を配列治具3の上表面に設けられた溝
4,4,…一列に並べ(第1図、第2図参照)、
各絶縁被覆導体2,2,…間ピツチを定間隔に保
つた状態において第3図のようにこれら絶縁被覆
導体2,2,…の上方からヒーター5を接触さ
せ、隣接する絶縁体6を一体的に加熱融着し、こ
うしてでき上つた片面偏平状のケーブル端末2a
を図示しない専用治具により第4図に示す圧接型
コネクタ7の端子7a,7a,…に同図矢印方向
に押圧し、もつてこの端子7a,7a,…にて絶
縁体6を突き破り内部の導体8と上記端子7a,
7a,…とを接続させていた。
しかしながら、上記従来の方法によると、まず
第4図のケーブル1の導体8,8,…間ピツチd
1と圧接型コネクタ7の端子7a,7a,…間ピ
ツチd2とを高精度に一致させる必要があつたた
め、絶縁体6の外径を上記端子7a,7a,…間
ピツチd2と等しくする必要があつた。何故な
ら、絶縁被覆導体2,2,…間に間隔を設けてお
くと加熱融着ができないからである。更に、絶縁
体6を直接熱融着させるため、融点の低い絶縁体
6や急激に溶融してしまうことのない絶縁体6を
選択使用する必要があつた。このため、例えば径
の大なる絶縁被覆導体2,2,…を細線化するこ
とにより圧接型コネクタ7に適合させようとして
も困難であり、また、単に細線化しただけでは所
望の特性インピーダンスが得られないという問題
があつた。即ち、一例として第5図のようなペア
線2bの特性インピーダンスZoは次式によつて
与えられる。
但し、εeは絶縁体の材質によつて定まる実効比
誘電率、Bは絶縁体外径、dは導体径である。
上式における各パラメータとして次のような値
であるとする。即ち、Zp=100Ω、B=1.27mm、
d=0.381mm(7/0.127)、εe=5.0(PVC)、ケー
ブル外径=14.0mm(25芯) ここで仮に、現状の特性インピーダンスZp
100Ωを保ちながらその細線化(ケーブル外径で
10mm以下)を図ろうとすると、例えばZp=100Ω、
B=0.7mm、d=0.381mm(7/0.127)、εe=2.1(テ
フロン)、ケーブル外径=8.0mm(25芯) ということになり、絶縁体外径Bは0.7mmとなつ
てしまつて、これらを一列に並べて熱融着しよう
としてもケーブルの導体間ピツチは当初の1.27mm
にはならないから、これらの圧接接続はできない
こととなる。更に、絶縁被覆材としてテフロンを
使用する必要があるがテフロンの融点は高く
(300℃以上)その熱融着は非常に困難であつた。
(4) 発明の目的 本発明は上記の問題点を解消するためになされ
たもので、定間隔に並設した複数本の絶縁被覆導
体にそれぞれ圧接コネクタの端子間ピツチに適合
するフイルムを一体的に付着形成せしめて、各導
体間ピツチを圧接型コネクタの端子間ピツチに適
合させることにより圧接接続を可能としたケーブ
ルの端末処理方法を提供することを目的とする。
(5) 発明の構成 そして上記の目的は本発明によば、ケーブルの
端末部外被を取り除いて複数本の絶縁被覆導体に
分割し、これらをそれぞれ圧接コネクタの端子間
ピツチに適合する定間隔に並設すると共に該絶縁
被覆導体の上下両面熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂
に生成されたフイルムを融着又は付着させて前記
絶縁被覆導体と一体化させることにより、圧接型
コネクタによるケーブル接続を可能としたケーブ
ルの端末処理方法を提供することによつて達成さ
れる。
(6) 発明の実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。
第6図ないし第9図は本発明に係るケーブルの
端末処理方法を示すものである。第6図において
ケーブル9端末の外被を取り除いて複数本の絶縁
被覆導体10,10,…に分割し、該絶縁被覆導
体10,10,…が配列治具11において適宜の
定間隔で並設されている。そして、このフイルム
12はボリエステル等熱硬化性樹脂とPVC等の
熱可塑性樹脂により生成されたラミネートフイル
ムである。第7図はそのB−B断面図であつて上
記絶縁被覆導体10,10,…間ピツチdpは、後
述の圧接型コネクタ16の端子16a,16a,
…間ピツチと等しくなるように、例えば配列治具
11上面の溝13,13,…によつて仕切られる
等の手段が用いられている。こうして一列に並べ
られた絶縁被覆導体10,10,…の上面に、第
8図のように前記と同様のフイルム12aが載置
され、このフイルム12aの上方からヒーター1
4の加熱面を接触させて上下両面のフイルム1
2,12aを加熱融着せしめ、絶縁被覆導体1
0,10,…を融着フイルム12,12aにより
被包した状態にする。この場合、上記ヒーター1
4の加熱部には圧接型コネクタ16の端子16
a,16a,…間ピツチと等しい間隔で断面半円
状の凹部14aが形成されていて、絶縁被覆導体
10,10,…を個別に確実に被包するようにし
ている。また、第9図はヒーター14を除いて加
熱した部分を冷却することによりできた片面偏平
状のケーブル端末15を、圧接型コネクタ16に
接続するときの説明図であり、このケーブル端末
15を図示しない専用治具によつて矢印方向のコ
ネクタ16側に押し付けることにより、端子16
a,16a,…が前記工程により融着されたフイ
ルム部分や絶縁体を突き破つて内部の導体17,
17,…と電気的に接続されるものである。
尚、上記各実施例において、融着されるフイル
ム12,12aとしていずれも熱可塑性樹脂を使
用した場合について説明したが、これに限ること
なく粘着テープ等を絶縁被覆導体10,10,
…、に付着させるものであつてもよい。更に、ケ
ーブル9,18は丸形ケーブルの他フラツトケー
ブルであつてもよい。この場合はケーブル端末を
切り裂いて複数本の絶縁被覆導体に分割する。
(7) 発明の効果 本発明は以上のように構成されたので、ケーブ
ルの各絶縁被覆導体10,10,…、の上下両面
にフイルム12,12aを融着等することによ
り、ケーブルの電気的特性を低下させることなく
細線化を図ることができると共に導体間ピツチを
任意に変更でき、従つてケーブルの圧接接続を可
能ならしめた。また、絶縁体が高融点の材質から
なるものであつても、絶縁体自身を溶融すること
なく端末処理を行うことができる。
更に、本願のフイルムはポリエステルフイルム
など熱硬化性樹脂とPVCフイルム等熱可塑性樹
脂により化合されたものであるため、ヒーターに
よるフイルム融着時にフイルムが変形することが
ない、即ち熱可塑性樹脂の収縮を熱硬化性樹脂の
持つ力で抑えることが可能であり、従つて良好な
寸法精度を保証する特有の効果があるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は従来のケーブル端末処理
方法の説明図であり、第1図は絶縁被覆導体を並
設した状態を示す外観図、第2図はそのA−A断
面図、第3図はヒーターにより融着するときの説
明図、第4図は圧接型コネクタに接続するときの
状態を示す説明図、第5図はペア線の説明図、第
6図ないし第9図は本発明に係るケーブルの端末
処理方法を示す説明図であり、第6図は絶縁被覆
導体を並設した状態を示す外観図、第7図はその
B−B断面図、第8図はヒーターにより融着する
ときの説明図、第9図は圧接型コネクタに接続す
るときの状態を示す説明図である。 9,……ケーブル、10,……絶縁被覆導体、
11,……配列治具、12,12a……フイル
ム、13,……溝、14,……ヒーター、14a
……凹部、15,……ケーブル端末、16,……
圧接型コネクタ、16a,……端子、17,……
導体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ケーブルの端末部外被を取り除いて複数本の
    絶縁被覆導体に分割し、これらを圧接コネクタの
    端子間ピツチに適合する定間隔に並設すると共に
    該絶縁被覆導体の上下両面に熱可塑性樹脂と熱硬
    化性樹脂により生成されたラミネートフイルムを
    融着又は付着させて前記絶縁被覆導体と一体化さ
    せることにより、圧接型コネクタによるケーブル
    接続を可能としたケーブルの端末処理方法。
JP58225612A 1983-11-30 1983-11-30 ケ−ブルの端末処理方法 Granted JPS60119089A (ja)

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JP58225612A JPS60119089A (ja) 1983-11-30 1983-11-30 ケ−ブルの端末処理方法

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JP58225612A JPS60119089A (ja) 1983-11-30 1983-11-30 ケ−ブルの端末処理方法

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JPS60119089A JPS60119089A (ja) 1985-06-26
JPH0151859B2 true JPH0151859B2 (ja) 1989-11-07

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JP58225612A Granted JPS60119089A (ja) 1983-11-30 1983-11-30 ケ−ブルの端末処理方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH048614Y2 (ja) * 1987-01-07 1992-03-04
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