JPH048614Y2 - - Google Patents

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JPH048614Y2
JPH048614Y2 JP1987000883U JP88387U JPH048614Y2 JP H048614 Y2 JPH048614 Y2 JP H048614Y2 JP 1987000883 U JP1987000883 U JP 1987000883U JP 88387 U JP88387 U JP 88387U JP H048614 Y2 JPH048614 Y2 JP H048614Y2
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JP
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insulated
sleeve
conductor
insulated conductor
type connector
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JP1987000883U
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JPS63109449U (ja
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Publication of JPH048614Y2 publication Critical patent/JPH048614Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば電子機器等の内部配線等の端
末接続に関するものである。
〔従来の技術〕
従来丸型絶縁導体を一括圧接して接続出来る絶
縁導体としては、キヤプタイヤケーブルと称され
るリボン状に熱融着して一括結線する塩化ビニ−
ル(PVC)絶縁したケ−ブルがある。
しかし、このキヤプタイヤケ−ブルは絶縁体が
PVCであるため次のような欠点があつた。
(1) 圧接可能な導体間隔を得るためにコネクタ付
けをしないところまでもケ−ブルの外径が太く
なつてしまう。
(2) 絶縁体として使用しているPVCは比誘電率
Er=5.9であるため、伝送ロスが大きく、長い
距離には使用できない。
(3) PVCの機械的特性は劣り、屈曲にも弱い。
(4) PVCは可塑剤を使つて加工するので、経時
変化によつて絶縁材が劣化する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、前記従来技術の欠点に鑑みなされた
もので、複数本の絶縁導体を嵌挿可能なスリーブ
を介して所定の間隔をもたせて一体化させ、圧接
型コネクタと導通接続することにより従来よりも
仕上がり外径が細く、電気的・機械的特性の優れ
た平型圧接接続構造を提供しようとするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
前記従来技術の問題点を解決するため本考案に
よれば、中心導体の外周にポリエステルあるいは
フツ素樹脂で絶縁を施した複数本の絶縁導体と、
該絶縁導体の端末を嵌挿して所定の間隔をもたせ
ると共に、前記絶縁導体を一体化するポリ塩化ビ
ニル性のスリーブと、このスリーブに嵌挿された
前記絶縁導体をスリーブ部分で一括圧接して前記
絶縁導体の中心導体と導通接続する圧接型コネク
タとを備える平型圧接接続構造を構成する。
〔作用〕
本考案によれば、ポリエステルあるいはフツ素
樹脂で絶縁された複数本の絶縁導体はポリ塩化ビ
ニル性のスリーブにより端末が所定の間隔をもた
せて一体化され圧接型コネクタで一括して導通接
続されるため、圧接型コネクタと接続する絶縁導
体の絶縁体は、PVC以外の絶縁材料を使用出来
るため、スリーブを使つて圧接型コネクタと一括
接続する利点を得ながら、所定の要求特性に適合
する絶縁材料で被覆した絶縁導体を使用できる。
また、絶縁導体を嵌挿するスリーブの穴の大き
さは、絶縁導体の外径にあわせて設定出来るた
め、絶縁導体の外径を十分細く出来る。
〔実施例〕
第1図は、本考案による平型圧接接続構造を示
す斜視図である。
外径0.08mmの錫めつき軟銅7本を撚り合わせた
撚り線にポリエステル絶縁した仕上がり外径0.44
mmのポリエステル絶縁導体1は、端末の絶縁体を
剥離しないで、横一列に複数の貫通挿入孔を設け
たPVCすなわちポリ塩化ビニルよりなるスリー
ブ2に嵌挿されて1.27mmの間隔で端末部分が横並
びに一体化されて、圧接型コネクタ3で一括して
導通接続されている。
複数のポリエステル絶縁導体1の端末を、スリ
ーブ2を使つて圧接型コネクタ3と一括接続する
利点を得ながら、ポリエステル絶縁導体1のカツ
トスルー抵抗・屈曲寿命など優れた機械的特性を
生かせる。
第2図は、本考案の他の実施例による平型圧接
接続構造を示す平面図、第3図は、従来のキヤプ
タイヤケーブルを圧接型コネクタで圧接結線した
状態を示す平面図である。
第2図において、外径0.08mmのニツケルめつき
軟銅7本撚りの撚り線に四弗化エチレン樹脂
(PTFE)のようなフツ素樹脂で絶縁して仕上が
り外径0.48mmの絶縁導体1′は端末の絶縁体を剥
離しないでPVCよりなるスリーブ2に嵌挿され
て、1.27mm間隔で中心導体が配置され端末が横並
びに一体化されて、圧接型コネクタ3で一括結線
されている。
PTFE絶縁導体は、仕上がり外径0.48mmであつ
ても、1.27mmの間隔をもつてスリーブ2に構成さ
れる穴に嵌挿して横並びに一体化することによ
り、絶縁導体1′はコネクタ3により良好に導通
接続される。
すなわち、複数の絶縁導体1′は端末をスリー
ブ2を使つて圧接型コネクタ3と一括結線出来る
利点を得ながら、PTFE絶縁導体の耐熱・耐寒性
(−260℃〜+260℃)、耐薬品性、および優れた電
気特性(Er=2.1など)を生かせる。
第3図は、従来のPVC絶縁導体5を熱融着し
て得たキヤプタイヤケーブル4を圧接型コネクタ
3と圧接結線した状態を示す平面図である。
キヤプタイヤケーブル4は、圧接型コネクタ3
と圧接結線するために必要な導体間隔を1.27mmに
するために、PVC絶縁導体5は仕上がり外径1.1
mm必要であり、絶縁導体1,1′よりもかなり太
いものになつている。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、ポリエス
テルあるいはフツ素樹脂で絶縁された複数本の絶
縁導体はポリ塩化ビニル性のスリーブにより端末
が横並びに一体化されて圧接型コネクタで一括結
線して導通接続されるため、絶縁導体の絶縁材料
は、PVC以外のものを使用出来る。
このため、複数の絶縁導体の端末はスリーブを
使つて、圧接型コネクタと一括結線出来る利点を
得ながら、絶縁導体に要求される電気的・機械的
特性に適合する絶縁材料を選択して絶縁導体を構
成出来る。
また、絶縁導体を嵌挿するスリーブの穴の大き
さは、絶縁導体の外径にあわせて設定出来るた
め、絶縁導体の外径を、十分細く出来る。
このため、端末部から引き出された絶縁導体は
狭い空間を通過出来る。また、複数の絶縁導体を
ひとまとめにして結束することも出来るが、この
場合にも結束された外径は十分に細くおさえられ
る。
なお、本考案は上記実施例に限定されるもので
はなく、導体の配列、スリーブに設ける穴の間
隔、スリーブの材質や構成方法等、本考案の技術
思想内での種々の変更はもちろん可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による平型圧接接続構造を示す
斜視図、第2図はこの考案の他の実施例による平
型圧接接続構造の平面図、第3図は従来のキヤプ
タイヤケーブルを圧接型コネクタで圧接結線した
状態を示す平面図である。 1,1′……絶縁導体、2……スリーブ、3…
…圧接型コネクタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心導体の外周にポリエステルあるいはフツ素
    樹脂で絶縁を施した複数本の絶縁導体と、該絶縁
    導体の端末を嵌挿して所定の間隔をもたせると共
    に、前記絶縁導体を一体化するポリ塩化ビニル性
    のスリーブと、このスリーブに嵌挿された前記絶
    縁導体をスリーブ部分で一括圧接して前記絶縁導
    体の中心導体と導通接続する圧接型コネクタとを
    備える平型圧接接続構造。
JP1987000883U 1987-01-07 1987-01-07 Expired JPH048614Y2 (ja)

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JP1987000883U JPH048614Y2 (ja) 1987-01-07 1987-01-07

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JP1987000883U JPH048614Y2 (ja) 1987-01-07 1987-01-07

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JPS63109449U JPS63109449U (ja) 1988-07-14
JPH048614Y2 true JPH048614Y2 (ja) 1992-03-04

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5311677A (en) * 1976-07-16 1978-02-02 Tokyo Electric Co Ltd Roasting time controlling device for use in toaster
JPS60119089A (ja) * 1983-11-30 1985-06-26 富士通株式会社 ケ−ブルの端末処理方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5311677A (en) * 1976-07-16 1978-02-02 Tokyo Electric Co Ltd Roasting time controlling device for use in toaster
JPS60119089A (ja) * 1983-11-30 1985-06-26 富士通株式会社 ケ−ブルの端末処理方法

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JPS63109449U (ja) 1988-07-14

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