JPS5926331Y2 - 眼鏡 - Google Patents
眼鏡Info
- Publication number
- JPS5926331Y2 JPS5926331Y2 JP5170380U JP5170380U JPS5926331Y2 JP S5926331 Y2 JPS5926331 Y2 JP S5926331Y2 JP 5170380 U JP5170380 U JP 5170380U JP 5170380 U JP5170380 U JP 5170380U JP S5926331 Y2 JPS5926331 Y2 JP S5926331Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating film
- glasses
- paint
- temple
- eyeglass frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Eyeglasses (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は眼鏡さらに詳しくは眼鏡枠及び/またはつるに
特殊な塗料を塗着して塗膜を形成せしめた眼鏡に関し、
その目的とするところは塗膜の形成によりつるが耳から
滑るおそれがないノンスリップ機能を有し且つ発汗した
汗がレンズに伝って落ちることがない保水機能を有し、
しがも側面側からの乱反射を防止でき全体が非常にソフ
トタッチの印象を与え且つ完全艶消で多彩色が得られる
全く新規な構造からなる眼鏡を提供するにある。
特殊な塗料を塗着して塗膜を形成せしめた眼鏡に関し、
その目的とするところは塗膜の形成によりつるが耳から
滑るおそれがないノンスリップ機能を有し且つ発汗した
汗がレンズに伝って落ちることがない保水機能を有し、
しがも側面側からの乱反射を防止でき全体が非常にソフ
トタッチの印象を与え且つ完全艶消で多彩色が得られる
全く新規な構造からなる眼鏡を提供するにある。
他の目的は変色や剥げるおそれのない寿命の長い眼鏡に
ある。
ある。
従来の眼鏡における枠やつるはセルロイドやべっこう、
金属等からなるもので、例えば耳部に引っ掛けるつるの
先端部が耳部から滑り眼鏡全体の装着安定部は極めて不
安定となる危険性がある他発汗すると汗が眼鏡枠の上ふ
ちがら伝ってレンズに流れ落ち視界を急に悪くする欠点
があった。
金属等からなるもので、例えば耳部に引っ掛けるつるの
先端部が耳部から滑り眼鏡全体の装着安定部は極めて不
安定となる危険性がある他発汗すると汗が眼鏡枠の上ふ
ちがら伝ってレンズに流れ落ち視界を急に悪くする欠点
があった。
さらにつるが金属製の場合に乱反射が生じる著しい欠点
となっていた他、枠やつるはレンズに比し材質の色変化
しか得られず多彩色を得ることができず極めて装飲的価
値に乏しい等機能上並びに装飾上程々の欠点があった。
となっていた他、枠やつるはレンズに比し材質の色変化
しか得られず多彩色を得ることができず極めて装飲的価
値に乏しい等機能上並びに装飾上程々の欠点があった。
本考案はこのような点に着目して機能上並びに装飾上に
おいても従来全く存在しない画期的な眼鏡を提供するも
のでその特徴とするところは、合成樹脂に樹脂製の低発
泡の微細なビーズと所望の着色用顔料を混入せしめてな
る塗料を眼鏡枠および/またはつるに塗着せしめ塗膜を
形成せしめてなるにある。
おいても従来全く存在しない画期的な眼鏡を提供するも
のでその特徴とするところは、合成樹脂に樹脂製の低発
泡の微細なビーズと所望の着色用顔料を混入せしめてな
る塗料を眼鏡枠および/またはつるに塗着せしめ塗膜を
形成せしめてなるにある。
以下その具体的構成について図面に示した一実施例に従
って説明する。
って説明する。
まず本考案において使用される塗料は、合成樹脂、例え
ばアクリルウレタン樹脂に同村のアクリルウレタン樹脂
の低発泡のビーズ(メツシュは50μ)と所望の着色顔
料を混入せしめてなるものである。
ばアクリルウレタン樹脂に同村のアクリルウレタン樹脂
の低発泡のビーズ(メツシュは50μ)と所望の着色顔
料を混入せしめてなるものである。
上記塗料を図面に示すように眼鏡枠1及びつる2に吹き
付けて塗着しその表面に塗膜3を形成して眼鏡4を構成
するにある。
付けて塗着しその表面に塗膜3を形成して眼鏡4を構成
するにある。
該実施例においては眼鏡枠1及びつる2に全て吹き付け
て塗膜3を形成してなるものであるが、その一部、例え
ばつる2のみや眼鏡枠1の上ぶち1′のみ塗料を吹き付
けて塗膜3を形成してもよいものである。
て塗膜3を形成してなるものであるが、その一部、例え
ばつる2のみや眼鏡枠1の上ぶち1′のみ塗料を吹き付
けて塗膜3を形成してもよいものである。
このようにして眼鏡枠1やつる2に塗膜3が形成される
と、発汗して汗が塗膜3に流れ落ちても該塗膜3が低発
泡の無数の独立気泡からなるビーズからなるため、保水
機能が作用し汗が塗膜3から直接流れ落ちることがなく
、よって特にレンズ5の上ふち1′に塗膜3が形成され
ているとレンズ5が汗によって視界が遮断される危険性
がなくなり極めて安全である。
と、発汗して汗が塗膜3に流れ落ちても該塗膜3が低発
泡の無数の独立気泡からなるビーズからなるため、保水
機能が作用し汗が塗膜3から直接流れ落ちることがなく
、よって特にレンズ5の上ふち1′に塗膜3が形成され
ているとレンズ5が汗によって視界が遮断される危険性
がなくなり極めて安全である。
また汗の量が多くなっても該塗膜3の保水機能によって
汗が飽和状態となるのみで直接流れ落ちることがない。
汗が飽和状態となるのみで直接流れ落ちることがない。
さらに塗膜3が無数のビーズからなるため、これが特に
つる2の先端側の耳部の引掛は部2′に形成されている
とノンスリップ機能により眼鏡4が耳部から滑るおそれ
がなく非常に眼鏡4の装着安定度がよい。
つる2の先端側の耳部の引掛は部2′に形成されている
とノンスリップ機能により眼鏡4が耳部から滑るおそれ
がなく非常に眼鏡4の装着安定度がよい。
また塗膜3の形成により眼鏡枠1及びつる2が完全艶消
状態となり、よって眼鏡4の側面側からの乱反射等が防
止できる。
状態となり、よって眼鏡4の側面側からの乱反射等が防
止できる。
さらに装飾面において塗膜3が形成された眼鏡枠1やつ
る2は、非常にソフトタッチな印象が与えられる他、ソ
フトなビロード状の感触が得られ従来のクールなものに
比し全く新規な効果がある他、所望の着色が可能なるた
めこれにより従来存在しない非常にカラフルな着色眼鏡
を得ることができる。
る2は、非常にソフトタッチな印象が与えられる他、ソ
フトなビロード状の感触が得られ従来のクールなものに
比し全く新規な効果がある他、所望の着色が可能なるた
めこれにより従来存在しない非常にカラフルな着色眼鏡
を得ることができる。
尚、該実施例では塗料を構成する合成樹脂としてアクリ
ルウレタン樹脂を使用してなるが決してこれに限定され
るものではなく且つ低発泡のビーズもウレタン樹脂から
なるが決してこれに限定されない。
ルウレタン樹脂を使用してなるが決してこれに限定され
るものではなく且つ低発泡のビーズもウレタン樹脂から
なるが決してこれに限定されない。
また該実施例ではビーズを50μとしてなるが、さらに
メツシュを大とすることによりノンスリップ機能を増大
せしめる等の効果があり、よってビーズのメツシュは決
して50μに限定されるものではない。
メツシュを大とすることによりノンスリップ機能を増大
せしめる等の効果があり、よってビーズのメツシュは決
して50μに限定されるものではない。
また該実施例では眼鏡4のレンズ以外の枠及びつる全体
に塗料を吹き付けてなるがこの他必要とする部分、例え
ば眼鏡枠1の上ぶち1′のみまたはつる2の引掛は部2
′のみに塗料を吹き付は塗膜を形成してもよいもので必
要とする部分のみ塗膜形成も可能である。
に塗料を吹き付けてなるがこの他必要とする部分、例え
ば眼鏡枠1の上ぶち1′のみまたはつる2の引掛は部2
′のみに塗料を吹き付は塗膜を形成してもよいもので必
要とする部分のみ塗膜形成も可能である。
さらに塗膜の形成手段は該実施例では塗料の吹き付けな
るが、塗料の入った容器内に眼鏡を浸漬して形成しても
よいもので決してその手段は限定されない。
るが、塗料の入った容器内に眼鏡を浸漬して形成しても
よいもので決してその手段は限定されない。
また顔料は自在に選定できるため所望の彩色を眼鏡枠や
つるに付することかできる。
つるに付することかできる。
また塗膜形成において眼鏡枠やつるの材質は決して限定
されることがない。
されることがない。
以上のように本考案は合成樹脂に樹脂からなる低発泡の
微細なビーズと所望の着色顔料を混入せしめてなる塗料
を、眼鏡枠及び/またはつるに塗着せしめ塗膜を形成し
てなるため、保水機能が働きレンズへの汗の流れ落ちや
雨、雪による水滴の流れ落ちを防止できる格別な効果が
ある他、ノンスリップ機能により眼鏡装着時の滑り等を
防止して安定した装着効果が得られる。
微細なビーズと所望の着色顔料を混入せしめてなる塗料
を、眼鏡枠及び/またはつるに塗着せしめ塗膜を形成し
てなるため、保水機能が働きレンズへの汗の流れ落ちや
雨、雪による水滴の流れ落ちを防止できる格別な効果が
ある他、ノンスリップ機能により眼鏡装着時の滑り等を
防止して安定した装着効果が得られる。
また完全艶消により側面からの乱反射を防止できる他、
ソフトな感触が得られまた所望の着色が自在となり、よ
って従来にないカラフルな眼鏡を提供できる効果がある
。
ソフトな感触が得られまた所望の着色が自在となり、よ
って従来にないカラフルな眼鏡を提供できる効果がある
。
さらに重要な点は従来眼鏡枠やつるが変色したり、剥げ
たりすることがしばしばあったが、塗膜の形成により塗
膜面の強度が大となり、よって変色や剥げの防止が図ら
れ眼鏡の寿命を著しく長くできる効果がある。
たりすることがしばしばあったが、塗膜の形成により塗
膜面の強度が大となり、よって変色や剥げの防止が図ら
れ眼鏡の寿命を著しく長くできる効果がある。
その他、耐摩耗性、付着性にすぐれ且つ構造が簡単で製
作が容易である等のすぐれた実用的効果がある。
作が容易である等のすぐれた実用的効果がある。
第1図は本考案に係る眼鏡の平面図。
第2図は同正面図。
第3図はA−A線断面図。第4図はBB線断面図。
1・・・・・・眼鏡枠、2・・・・・・つる、3・・・
・・・塗膜、4・・・・・・眼鏡。
・・・塗膜、4・・・・・・眼鏡。
Claims (1)
- 合成樹脂に樹脂製の低発泡の微細なビーズと所望の着色
用顔料を混入せしめてなる塗料を眼鏡枠および/または
つるに塗着せしめ塗膜を形成せしめてなることを特徴と
する眼鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5170380U JPS5926331Y2 (ja) | 1980-04-15 | 1980-04-15 | 眼鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5170380U JPS5926331Y2 (ja) | 1980-04-15 | 1980-04-15 | 眼鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56153916U JPS56153916U (ja) | 1981-11-17 |
JPS5926331Y2 true JPS5926331Y2 (ja) | 1984-07-31 |
Family
ID=29646600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5170380U Expired JPS5926331Y2 (ja) | 1980-04-15 | 1980-04-15 | 眼鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5926331Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-15 JP JP5170380U patent/JPS5926331Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56153916U (ja) | 1981-11-17 |
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