JPH05279610A - インキ及びそれを用いた時計用外装部材の製造方法 - Google Patents

インキ及びそれを用いた時計用外装部材の製造方法

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JPH05279610A
JPH05279610A JP7993792A JP7993792A JPH05279610A JP H05279610 A JPH05279610 A JP H05279610A JP 7993792 A JP7993792 A JP 7993792A JP 7993792 A JP7993792 A JP 7993792A JP H05279610 A JPH05279610 A JP H05279610A
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Koichi Kobayashi
耕一 小林
Kazue Fujimori
一枝 藤森
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】塗布した際に、ダイヤモンドやカットガラスの
ようにきらきら輝く外観を得られ、また保存性,塗布作
業性に富んだインキの提供、及びこのインキを用いて単
純工程でしかも造形自由度がある印刷形状ばらつきの少
ない外観に優れた腕時計用外装部材製造方法の提供。 【構成】本発明は、円3の印刷部のインキに於いて1辺
または径が少なくとも50μm〜500μmを有する光
沢ある粉末を、結合剤に対し、体積比で75%〜90%
含有させたことを特徴とし、更に結合剤の粘度が100
0CPS〜5000CPSであることを特徴とする。ま
た本発明の時計用外装部材の製造方法は円3の印刷部に
前記のインキをコンビネーションマスク版を用いたスク
リーン印刷法により付着させたことを特徴とし、更にコ
ンビネーションマスク版の厚みが50μm〜150μm
であることを特徴とする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインキ及びそれを用いた
時計用外装部材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の金属粉や貝粉など光沢のある粉末
を混ぜたインキは、その1辺または径が50μm未満の
ものが全てであった。
【0003】また、これらの粉末を腕時計用外装部品に
付着させる方法としては、塗装法により部品表面に付着
させる方法があり、更に部分的に付着させる方法として
はマスキング版やマスキング剤を用いて部分塗装した
り、目の粗いスクリーンメッシュを用いてスクリーン印
刷する等の方法がある。
【0004】粒子の大きさが50μm以上の粉末を付着
させる方法としては、図2の文字板断面図に示すように
文字板21の上面に22の接着剤を塗布し、粉末20を
吹き付け付着させる方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】しかし、前述のような
インキを塗布または印刷した場合、粉末の粒子が50μ
m以下と小さいため、光の反射が細かく、ダイヤモンド
やカットガラス玉の出すような大きなきらきら輝く反射
が得られないという外観上の問題を有していた。
【0006】また、図2に示すような方法で50μm以
上の粒子を持つ粉末を付着させたとしても、吹き付ける
段階で静電気が発生し、不必要な部分にも粉末が付着し
除去するのに時間と工数を有する上、作業現場にも粉末
が飛散し、特別な集塵設備を備えなければならない等の
設備上の問題も有していた。
【0007】更に、このようにして得られた部品を用い
て時計組立を行った場合には、粉末の1つ1つが完全に
接着剤の中に固定されていないため、わずかな衝撃や摩
擦で粉末が脱落し、機械体の駆動部に付着したりして各
々の駆動を妨げるという問題もあった。
【0008】この問題を防ぐため、粉末を付着させた上
に塗装法などにより透明樹脂層を形成して粉末粒子の脱
落を防ぐ方法があるが、工数がかかる上、透明樹脂層厚
みにむらが発生し易く部品表面がゆがんで見えてしまっ
たり、表面全面に透明樹脂層が形成されるため、文字板
上面の仕上げにも制約が付き、特に艶消し仕上げは不可
能であるという問題も有してしまっていた。
【0009】これらの問題の防止策として、粉末を無色
透明インキ(以下メジュームインキと言う)に混合させ
てスクリーン印刷を行い、インキの中に粉末を封入させ
る方法も当然考えられるが、粉末粒子が大きくなると、
粉末粒子の中にはスクリーンメッシュを通過出来ないも
のが発生しメジュームインキだけが印刷されてしまう部
分ができ、印刷輪郭線が崩れたり、粉末粒子の付着密度
にむらが出来たりして、外観上の問題点を生んでしまっ
ていた。また、印刷作業中、スクリーン印刷版に付着し
たインキを拭き取る際、粉末粒子がスクリーンのメッシ
ュの中にすっぽり入ってしまい、容易に拭き取れないた
め、拭けば拭くほどメジュウムインキだけが拭き取ら
れ、粉末粒子は結合剤を介せず単体で存在する事にな
り、静電気により不必要な部分に付着し、それを除去す
るのに時間と動力を有してしまうという作業効率上の問
題も有していた。
【0010】そもそも、光沢ある粉末を腕時計用外装部
品に付着させる目的は、キラキラ或いはピカピカ輝く美
しい外観を得る事が第一目的であるため、輝く部分の形
状は、ドレスウオッチに於いては、飾り石調に見える外
形形状が要求されたり、キャラクターウオッチに於いて
は絵模様や文字形状が要求されたりする。これらの要求
を満たすため、塗料の中に大きな粒子径を有する粉末を
混練して、必要な形状に抜いたマスキング板やマスキン
グ剤を用いて必要部分に大きな粒子を付着させる方法も
考えられるが、粉末粒子が大きくなればなるほどスプレ
ーガンの塗料カップ中で粉末の沈澱が生じ、むら吹きに
なり、均一な外観を得られない上、マスキング板と被塗
装部品の間に塗料が進入し、形状精度が悪くなる。ま
た、マスキング剤を塗布した場合は、マスキング剤除去
の工程を追加しなくてはならないという問題もあり外観
上、工数上の問題から実用化は困難であった。
【0011】そこで、本発明はこの様な問題点を解決す
るもので、請求項1,2記載の発明の目的とするところ
は大きな輝きや光沢を有する作業性の良いインキを提供
するところにある。
【0012】また、請求項3,4記載の発明の目的とす
るところは、加工工数の少ない、パターン形状の自由
な、しかもパターン形成精度に優れた、且つ光沢粉末の
脱落のない光沢粒子付き腕時計用外装部品の製造方法を
提供するところにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のインキは、1辺
または径が少なくとも50μm〜500μmを有する光
沢ある粉末を、結合剤に対し、体積比で75%〜90%
含有させたことを特徴とし、更に結合剤の粘度が100
0cps〜5000cpsであることを特徴とする。
【0014】また、本発明の時計用外装部材の製造方法
は、時計用外装部材の表面に前記のインキをコンビネー
ションマスク版を用いたスクリーン印刷法により付着さ
せたことを特徴とし、更にコンビネーションマスク版の
厚みが50μm〜150μmであることを特徴とする。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例を、まず本発明にかかわ
るインキから説明する。
【0016】(実施例1)まず、15μm厚みの透明プ
ラスチックフィルムにアルミ蒸着1μmを施す。更にこ
の上に透明クリヤー塗料を4μm塗布し、その後1辺が
50μmの正方形になるよう細断し、蒸着フィルム粉末
をつくる。この様にして作製した粉末6gを従来から知
られている方法で製造した粘度2300cpsの透明エ
ポキシ樹脂インキ10gに混合(粉末の混合体積比76
%)し、攪拌して銀ラメインキとする。このインキを透
明密閉容器に封入し、6時間後の状態を観察したところ
分離,沈澱は見られなかった。更にこのインキを竹ぐし
に取り、平板に丸点状に塗布し、100℃で20分乾燥
させたところ、透明エポキシ樹脂インキの中に蒸着フィ
ルム粉末が四方八方に浮遊した状態で封入され、従来に
ないダイヤモンドの輝きに似たインキ塗布外観が得られ
た。
【0017】(比較例1)実施例1と同様にして作製し
た蒸着フィルムを1辺が40μmの正方形に細断した蒸
着フィルム粉末6gを粘度6000cpsの透明エポキ
シ樹脂インキ10gに混合し、銀ラメインキとする。こ
のインキを実施例1と同様に竹ぐしにとり平板に丸点状
に塗布し乾燥したがその外観は、実施例1で得られたも
のと異なり輝きの少ないむしろ灰色に近い外観となって
しまった。また、実施例1と同一の蒸着フィルム粉末6
gを粘度900cpsの透明エポキシ樹脂インキ10g
に混合した銀ラメインキを竹ぐしに取り平板に丸点状に
塗布し乾燥した。粘度が低いため蒸着フィルム粉末が丸
点の中心に残り、樹脂が蒸着フィルム粉末の外周に地図
状に流れ、蒸着フィルム粉末と樹脂が分離した外観とな
ってしまった。
【0018】次に本発明を透明カラーインキに応用した
場合の製造方法及び特性を説明する。 (実施例2)実施例1により用いた粘度2300cps
の透明エポキシ樹脂インキ10gに対して0.3gのフ
タロシアニン系の青色有機顔料を添加し混合する。更に
実施例1と同様にして得た蒸着フィルム粉末7g(粉末
の混合体積比88%)を加え混合し青色カラーラメイン
キとする。
【0019】この様にして作製されたインキを平板に塗
布し乾燥させると、銀色のアルミ蒸着粉が周りの青色透
明インキを通して外からの光をブルー色に反射させ、ブ
ルーサファイヤに似た輝きを呈した。
【0020】次に蒸着フィルムに色をつけて実施例1,
2と同様な効果を出す場合の実施例を説明する。
【0021】(実施例3)まず、20μm厚みの透明プ
ラスチックフィルムにアルミ蒸着1μmを施す。更にこ
の上に黄色透明塗料を表裏に7μm塗布し、その後1辺
が120μmの正方形になるよう細断し、蒸着フィルム
粉末をつくる。この様にして作製した粉末6gを従来か
ら知られている方法で製造した粘度1500cpsの紫
外線硬化型透明アクリル樹脂インキ9g(粉末の混合体
積比84%)に混合し、攪拌して金色ラメインキとす
る。このインキを筆に取り、硝子上に任意の形状に塗布
し、紫外線硬化させた。蒸着フィルム粉末粒子が大きい
ため遠く離してみた場合にも粉末粒子一つ一つが切り離
された状態に見えて、微細粒子には見られない輝きが得
られた。アルミ蒸着層の上に施す有色透明塗料の色を青
や赤など他の色に変えた蒸着フィルム粉末を用いてもて
も同様の効果が得られた。また、蒸着フィルムの代わり
にパール顔料や貝殻粉等光沢ある素材を用いてもこれま
での実施例にて説明したと同等の効果が得られた。
【0022】以下、本発明のインキを用いた場合の時計
用外装部材の製造方法を説明する。
【0023】(実施例4)図1は、コンビネーションマ
スク版を用いて印刷を行った場合の文字板平面図と断面
図である。まず50μm厚みのステンレス版を直径1.
1mmの円3を図1(a)のパターンに抜き落としたコ
ンビネーションマスク版を作成する。この版をスクリー
ン印刷機にセットし、実施例1に示すインキを用いて印
刷したところ断面図(b)に示すように、蒸着粉末粒子
1が印刷部に均一な状態で散らばり、メジュームインキ
2に封止され、あたかもダイヤモンドやカットガラスが
付けられているような外観を呈した。その後、平面図
(a)に示す円3の印刷部の直径寸法A,Bを20ヶ所
測定したところ平均値が0.86mm,標準偏差値が
0.05mmであった。また、円3の印刷部に封止され
た蒸着粉末粒子の数は平均値で46個であった。
【0024】更に、50μm厚みのステンレス板の変わ
りに100μmのステンレス板を用いて同様の印刷を行
ってみた。A,B寸度は50μmの版とほぼ同一で粉末
粒子の数は平均値で54個であったが印刷厚みは2倍と
なり、立体感が得られ、ダイヤモンドやカットガラスが
かしめ固定されているかの外観が得られた。
【0025】(比較例2)次に30μm厚みのコンビネ
ーションマスク版を用いて印刷した場合の文字板につい
て図3の文字板平面図で説明する。実施例4と同様の印
刷パターンで同様のインキを用いてスクリーン印刷機に
セットして印刷を行った。文字板上に印刷された蒸着粉
末粒子31は片寄って密集した状態でメジュームインキ
32に封止され、輝きは変わらないものの円形に印刷し
たはずの円33がゆがんで円に見えず、実施例4と同じ
効果は得られなかった。また、円33の印刷部直径寸度
C,Dを20ヶ所測定すると、平均値が0.67mm,
標準偏差値が0.12mmであり、その中に封止された
蒸着粉末の数の平均個数は17個であった。
【0026】更に、スクリーンスキージ圧力を数段増し
てみたが、粉末粒子の印刷個数が増加したり、印刷の片
寄りがなくなったりする現象はみられなかった。又、逆
にスキージ圧力を弱めたり、文字板とコンビネーション
マスク版とのクリアランスを増減しても同等の結果であ
った。
【0027】(比較例3)次に220μm厚みのコンビ
ネーションマスク版を用いて比較例2と同様にして印刷
をした。外形形状はゆがむこと無く印刷できたが、図7
の文字板断面図に示す様に印刷厚みhが高くなり、71
aの印刷断面形状に印刷されるはずのものが途中で引き
ちぎられたような71の印刷断面形状になってしまい、
上面からみるとボコボコした外観となってしまった。こ
の現象は200μm厚み以下のコンビネーションマスク
にはみられなかった。
【0028】実施例4は比較例2,3から明かな如く5
0μm〜200μmの厚みを有するコンビネーションマ
スク版を用いて印刷する事により均一で印刷形状にばら
つきの無い、外観に優れた腕時計用外装部品の製造がで
きる。又、立体感ある外観を創る事も容易である。
【0029】(実施例5)印刷外形をより鮮明に見せる
ため、粉末粒子と同系色のインキを下地印刷に用いて文
字板印刷を行った場合の実施例に付いて図4の文字板平
面図を用いて説明する。
【0030】まず、45の文字板上にパット印刷にて直
径1mmの円を黄色エポキシ樹脂インキでベタ印刷44
を行い、その後100℃で20分乾燥させる。次に直径
1mmの円にぬき落とした厚さ100μmのコンビネー
ションマスク板を用いて実施例3による金色ラメインキ
42を印刷し、紫外線硬化させる。こうして印刷された
文字板外観は、42の金色ラメインキの外形形状より4
4のベタ印刷による黄色エポキシ樹脂インキの印刷外形
形状の方が大きく、且つ印刷外形形状精度が高いため、
円形形状がくっきり見える。また、金色ラメインキの金
色蒸着粒子が、印刷部全面に均一に印刷されているた
め、所々下地印刷が見えず、あたかも金色ラメインキだ
けで印刷してあるかのように見せる事ができる。
【0031】(実施例6)図5は、線状にデザインした
模様を印刷した場合の実施例に於ける文字板平面図であ
る。実施例2による青色カラーラメインキを用い、50
μmのステンレス板を線幅0.5mmで図5の形状に抜
き落としたコンビネーションマスク板で、51の青色カ
ラーラメインキを印刷する。52の銀色蒸着粉末粒子
は、青色メジュームインキの中に均一な状態で存在し、
印刷むらは見られなかった。
【0032】(比較例4)実施例6と同様のコンビネー
ションマスク板を用いて実施例2による青色カラーラメ
インキの粉末粒子とメジュームインキの配合比を変えた
インキを用いて印刷した場合の実施例6に対する比較例
を図6の文字板平面図にて説明する。
【0033】粘度2300cpsの透明エポキシ樹脂イ
ンキ10gに対して0.3gのフタロシアニン系の青色
有機顔料を添加し混合する。更に実施例1と同様にして
得た蒸着フィルム粉末5g(粉末の混合体積比63%)
を加え混合し青色カラーラメインキとする。実施例6で
用いた印刷版で印刷したところ、62の青色エポキシ樹
脂インキは印刷されるものの61の蒸着フィルム粉末は
スキージの動いた方向Eに偏ってしまい目的とする外観
が得られなかった。また、印刷機の印刷条件を変えてみ
ても、その外観は同等であった。
【0034】これまで、腕時計用文字板を例に取って説
明してきたが、文字板に限らず他の腕時計用外装部品,
例えばカバーガラスの内面印刷や飾り板,見切り板等に
用いても同等の効果がある事は言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
請求項1,2に記載の発明のインキは、1辺または径が
少なくとも50μm〜500μmを有する光沢ある粉末
を、結合剤に対し、体積比で75%〜90%含有させた
こと及び結合剤の粘度を1000cps〜5000cp
sにしたことにより、インキを塗布した部分があたかも
ダイヤモンドやカットガラスを埋め込んであるかのよう
なきらきら輝く外観を得られる効果があり、且つ沈澱現
象の無い保存性の良い塗布作業性に富んだインキが得ら
れる効果がある。
【0036】また、時計用外装部品の表面に請求項1,
2記載のインキをコンビネーションマスク版を用いたス
クリーン印刷法により付着させたこと又、コンビネーシ
ョンマスク版の厚みを50μm〜150μmにしたこと
により、単純工程でしかも造形自由度があり、その造形
精度高く、また外観ばらつきの少ない高級外観表現に適
した腕時計用外装部品が実現できる効果がある。更に、
時計機械体に及ぼす悪影響も皆無となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の時計用外装部材の製造方法による一実
施例を示す文字板平面図及び断面図である。
【図2】従来の実施例を示す文字板断面図である。
【図3】本発明の時計用外装部材の製造方法の一実施例
に対する比較例を示す文字板平面図である。
【図4】本発明の時計用外装部材の製造方法の一実施例
を示す文字板平面図である。
【図5】本発明の時計用外装部材の製造方法の一実施例
を示す文字板平面図である。
【図6】本発明の時計用外装部材の製造方法の一実施例
に対する比較例を示す文字板平面図である。
【図7】本発明の時計用外装部材の製造方法の一実施例
に対する比較例を示す文字板断面図である。
【符号の説明】
1 蒸着粉末粒子 2 メジュームインキ 20 粉末 21 文字板 22 接着剤 31 蒸着粉末粒子 32 メジュームインキ 33 円 42 金色ラメインキ 44 ベタ印刷 45 文字板 51 青色カラーラメインキ 52 銀色蒸着粉末粒子 61 蒸着フィルム粉末 62 青色エポキシ樹脂インキ 71 印刷 71a 印刷

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1辺または径が少なくとも50μm〜50
    0μmを有する光沢ある粉末を、結合剤に対し、体積比
    で75%〜90%含有させたことを特徴とするインキ。
  2. 【請求項2】前記結合剤の粘度が1000cps〜50
    00cpsであることを特徴とする請求項1記載のイン
    キ。
  3. 【請求項3】時計用外装部品の表面に請求項1,2記載
    のインキをコンビネーションマスク版を用いたスクリー
    ン印刷法により付着させた事を特徴とする時計用外装部
    材の製造方法。
  4. 【請求項4】請求項3記載のコンビネーションマスク版
    の厚みが50μm〜150μmである事を特徴とする請
    求項3記載の時計用外装部材の製造方法。
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