JPS5926132Y2 - ガス用電磁弁 - Google Patents

ガス用電磁弁

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Publication number
JPS5926132Y2
JPS5926132Y2 JP1977012692U JP1269277U JPS5926132Y2 JP S5926132 Y2 JPS5926132 Y2 JP S5926132Y2 JP 1977012692 U JP1977012692 U JP 1977012692U JP 1269277 U JP1269277 U JP 1269277U JP S5926132 Y2 JPS5926132 Y2 JP S5926132Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
electromagnet
plate
suction
case body
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977012692U
Other languages
English (en)
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JPS53108634U (ja
Inventor
大士 山片
Original Assignee
神菱電機製造株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 神菱電機製造株式会社 filed Critical 神菱電機製造株式会社
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Publication of JPS53108634U publication Critical patent/JPS53108634U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガス流入口と流出口とを有する弁ケース本体に
、電磁石で吸着開閉される弁板を有するガス用電磁弁に
関するものである。
この種のガス用電磁弁は、例えば実開昭 52−9126号等で既に知られているように弁ケース
本体と電磁石を内装したケース蓋体とは別個につくられ
るものであるが、電磁石への吸着板と弁板は製作時予し
め弁ケース本体側に組込まれ、両者の組立時に始めて吸
着板と電磁石との相対位置が決定されるものである。
しかし弁ばねの附勢弾力と電磁力による吸着板の吸着力
の力関係は弁の開閉動作にとって極めて微妙且つ重要で
あるにも拘らず、吸着板と電磁石との相対距離、位置が
組立後に決まるものであるから、常に均一な吸着力を得
ることが困難であった。
又電磁石に対する吸着板の衝撃音が大きい欠点があった
本考案の目的は、このような従来の欠点に対処するため
、電磁石への吸着板と弁板を電磁石側に設けるようにし
て吸着板と電磁石との相対距離及び取付位置等を一定に
して均一化を図ると共に、弁口の弁座面の保守点検を容
易にし、且つ吸着音を発生しないようにしたガス用電磁
弁を提供することである。
この考案の目的を達成するためのこの考案の構成は、流
入口と流出口とを有する弁ケース本体に、電磁石を内装
したケース蓋体を結合し、流入口から流出口へ向う通路
に開設された弁口に電磁石への吸着板と共動する弁板を
設けてなる装置において、前記吸着板と弁板とは電磁石
側に係着したブラケットに枢軸を支点に揺動自在に枢設
され、弁ケース本体とケース蓋体との結合部にはシール
バッキングを設けてその面の一部に前記吸着板と対応し
吸着時に衝接する緩衝用突起を一体に設けたもので、こ
の構成により弁ケース本体をケース蓋体に結合する前に
、電磁石と吸着板の相対距離や取付位置を微調整して正
確に設定した上で、結合できるようにしたものである。
以下この考案の好適な実施例を図面について説明する。
1はダイカスト等によりつくられた弁ケース本体で、一
側にガス流入口2を、他側にガス流出口3を夫々一直線
上に設け、流入口2から流出口3へ向う通路4には流入
口2側に傾斜した弁口5が開設されている。
弁口5の弁座部5aは環状膨隆形に形成されており、こ
れに弁板6を当接せしめている。
7はケース蓋体であり、その中央部に電磁石8が垂直下
向きに止ねじ9にて固定され、前記ケース蓋体7を弁ケ
ース本体1の上部に掌合せしめて止ねじ10で締付ける
ことにより弁ケース本体1とケース蓋体7とを一体に結
合するものである。
前記電磁石8は電磁コイル11を巻成したボビン12の
円筒部12 a内に嵌挿される。
13は電磁石8への吸着板で、一端を枢軸14に枢支し
た揺動腕15にリベット等の止具18にて上向きに取付
けられ、該枢軸14を中心に上下揺動自在とされている
16はこの揺動腕15を枢支する為のブラケットであり
、電磁石8に嵌挿して下端部の鍔8bに係止させること
により電磁石8側に固着されるものである。
19は前記ブラケット16を電磁石8の鍔8bに係止さ
せる押え環である。
前記弁板6は揺動腕15の遊端部に下向き傾斜状に取付
ピン20で取付けられる。
17は揺動腕15に装着した弁ばねであり、この弁ばね
17によって揺動腕15を時計方向に回動する弾力を附
勢させている。
従って普段は常にこの弁ばね17の附勢弾力によって弁
板6が弁口5の弁座部5aに弾圧的に圧接させられると
同時に吸着板13を電磁石8の吸着端面8aより離間し
た状態に保持させるものである。
21は揺動腕15の遊端部と弁板6との間に圧縮介在さ
せた補助ばねである。
22はケース蓋体7と押え環19との間に介装され、鉄
部のガス漏れを防ぐ為のシールバッキングであり、その
外周部には膨隆状のシール部22 bを形成し、弁ケー
ス本体1側の下面には電磁石8の吸着端面8aより下側
に少し突出する吸着板13の消音及び緩衝用の突起22
aが一体に形成され、この突起22 aによって吸着
時における吸着板13の吸着作用を緩衝すると共にその
衝撃音を消去せしめるものである。
上記の構成において、電磁石8が励磁されない状態では
その端面8aに吸着力が作用しないので吸着板13は該
端面8aより弁ばね17の弾力で離間していると共に、
前記弁ばね17の附勢弾力により弁板6は弁口5の弁座
部5aに弾圧して弁口5を閉鎖せしめている。
この状態で次に電磁石8が励磁されると吸着板13が前
記端面8aに吸着させられるので、揺動腕15は枢軸1
4を中心に反時計方向へ回動し同時に弁板6は弁ばね1
7の附勢に抗し弁座部5aより離間し弁口5を開く。
従って流入口2より通路4内に流入したガスは弁口5を
経て流出口3へ流出する。
又、前記吸着時には吸着板13は電磁石端面8aに当接
する前にシールバッキング22の突起22 aに当接し
、緩衝作用を受けて吸着される。
この考案は以上説明したように、吸着板と弁板とを電磁
石側に係着したブラケツ1へに枢軸を支点に揺動自在に
枢着し、弁ケース本体とケース蓋体との結合部にシール
バッキングを設けてその面の一部に吸着板と対応し吸着
時にそれと衝接する緩衝用突起を設けたので、従来、弁
ケース本体側に取付けられていた吸着板と弁板とを電磁
石側のケース蓋体に組込み、弁ケース本体との結合前に
電磁石と吸着板との相対距離や取付位置を微調整して正
確に設定した上で結合できるものであり、従って電磁石
に対する吸着板の作動を常に適正に保ち弁の開閉を正確
に行わせることができる上に、弁ケース本体を分離した
際は吸着板とそれに共動する弁板等を一連の弁機構が弁
ケース本体側に存在しないので弁口の弁座面に対する保
守点検及び分解掃除を簡易に行うことができ、而も吸着
板が電磁石に吸着する際は金属同志の衝突で衝撃音を発
するが、本考案ではシールバッキングの面の一部に設け
た緩衝用突起が吸着毎に吸着板に衝接して衝撃音を著る
しく少なくすることができる。
又構成が簡単で耐久性があり安価に実施できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ガス用電磁弁の正面図で、要部は断面が
示されている。 第2図は同要部の拡大縦断面図、第3図はシールバッキ
ングの斜視図である。 1・・・・・・弁ケース本体、2・・・・・・ガス流入
口、3・・・・・・ガス流出口、4・・・・・・通路、
5・・・・・・弁口、6・・・・・・弁板、7・・・・
・・ケース蓋体、8・・・・・・電磁石、13・・・・
・・吸着板、17・・・・・・弁ばね、22・・・・・
・シールバッキング、22 a・・・・・・突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流入口2と流出口3とを有する弁ケース本体1に、電磁
    石8を内装したケース蓋体7を子結合し、流入口2から
    流出口3へ向う通路4に開設された弁口5に電磁石8へ
    の吸着板13と共動する弁板6を設けてなる装置におい
    て、前記吸着板13と弁板6とは電磁石8側に係着した
    ブラケット16に枢軸14を支点に揺動自在に枢設され
    、弁ケース本体1とケース蓋体7との結合部にはシール
    バッキング22を設けてその面の一部に前記吸着板13
    と対応し吸着時に衝接する緩衝用突起22 aを一体に
    設けたことを特徴とするガス用電磁弁。
JP1977012692U 1977-02-05 1977-02-05 ガス用電磁弁 Expired JPS5926132Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977012692U JPS5926132Y2 (ja) 1977-02-05 1977-02-05 ガス用電磁弁

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JP1977012692U JPS5926132Y2 (ja) 1977-02-05 1977-02-05 ガス用電磁弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53108634U JPS53108634U (ja) 1978-08-31
JPS5926132Y2 true JPS5926132Y2 (ja) 1984-07-30

Family

ID=28829418

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19958913A1 (de) * 1999-12-07 2001-06-28 Bosch Gmbh Robert Elektromagnetisch betätigbares Ventil

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS529126B2 (ja) * 1972-04-28 1977-03-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS564935Y2 (ja) * 1975-02-26 1981-02-03
JPS554616Y2 (ja) * 1975-07-08 1980-02-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS529126B2 (ja) * 1972-04-28 1977-03-14

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JPS53108634U (ja) 1978-08-31

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