JPS592457B2 - ゴムマンドレル用配合組成物 - Google Patents
ゴムマンドレル用配合組成物Info
- Publication number
- JPS592457B2 JPS592457B2 JP11077479A JP11077479A JPS592457B2 JP S592457 B2 JPS592457 B2 JP S592457B2 JP 11077479 A JP11077479 A JP 11077479A JP 11077479 A JP11077479 A JP 11077479A JP S592457 B2 JPS592457 B2 JP S592457B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- mandrel
- vulcanization
- weight
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明者等は昭和５４年５月１７日の特許出願（特願昭
５４−６１１０５号）特開昭５５−１５２７３４号公報
参照、において、ゴムホースの成型加硫時にゴムマンド
レルを使用してゴムホースを加硫する際にゴムマンドレ
ルとゴムホースの内面ゴム層との間で移行する加硫剤を
ゴムマンドレル中に吸収してしまい、ゴムホースの内面
ゴム層の加硫剤の移行による劣化を防ぎ、油洩れの原因
の少いゴムマンドレル用配合組成物を提案した。
５４−６１１０５号）特開昭５５−１５２７３４号公報
参照、において、ゴムホースの成型加硫時にゴムマンド
レルを使用してゴムホースを加硫する際にゴムマンドレ
ルとゴムホースの内面ゴム層との間で移行する加硫剤を
ゴムマンドレル中に吸収してしまい、ゴムホースの内面
ゴム層の加硫剤の移行による劣化を防ぎ、油洩れの原因
の少いゴムマンドレル用配合組成物を提案した。
しかしながら、かかるゴムマンドレル用配合組成物はゴ
ムマンドレルの耐久性について加味されて居らず、ゴム
ホースの内面ゴム層の劣化は防げるものの、逆にゴムマ
ンドレルが短期に劣化し高価につく欠点があつた。
ムマンドレルの耐久性について加味されて居らず、ゴム
ホースの内面ゴム層の劣化は防げるものの、逆にゴムマ
ンドレルが短期に劣化し高価につく欠点があつた。
この発明はかゝる点に鑑み発明したものであつて、その
目的とするところは、ゴムホースの内面ゴム層を劣化さ
せ油洩れの原因を招かず、且ゴムマンドレルの耐久性に
優れたゴムマンドレル用配合組成物を提供することにあ
り、その要領はイソブチレン、イソプレン共重合体、若
しくはエチレン プロピレン ジエンモノマー共重合体
１００重量部に対して脂肪酸若しくは水素添加ロジンを
３〜２０重量部添加させたゴム配合物を樹脂加硫による
加硫系によつてゴムマンドレル用加硫物を得たことにあ
る。
目的とするところは、ゴムホースの内面ゴム層を劣化さ
せ油洩れの原因を招かず、且ゴムマンドレルの耐久性に
優れたゴムマンドレル用配合組成物を提供することにあ
り、その要領はイソブチレン、イソプレン共重合体、若
しくはエチレン プロピレン ジエンモノマー共重合体
１００重量部に対して脂肪酸若しくは水素添加ロジンを
３〜２０重量部添加させたゴム配合物を樹脂加硫による
加硫系によつてゴムマンドレル用加硫物を得たことにあ
る。
イソブチレン、イソプレン共重合体としては公知のイソ
ブチレン、イソプレン、ゴム（以下ＩＩＲと称す）、又
エチレンプロピレン ジエンモノマー、共重合体として
はエチレン プロピレン ジエン モノマーゴム（以下
ＥＰＤＭと称す）を用いることが出来る。
ブチレン、イソプレン、ゴム（以下ＩＩＲと称す）、又
エチレンプロピレン ジエンモノマー、共重合体として
はエチレン プロピレン ジエン モノマーゴム（以下
ＥＰＤＭと称す）を用いることが出来る。
かゝるポリマーに含有させる脂肪酸としてはステアリン
酸、ラウリン酸、パルミチン酸或はオレイン酸があり、
水素添加ロジンとしてはステベライトレジンがある。
酸、ラウリン酸、パルミチン酸或はオレイン酸があり、
水素添加ロジンとしてはステベライトレジンがある。
これらを前記ポリマー１００重量部に対して３〜２０重
量部の範囲にて含有させるとよい。
量部の範囲にて含有させるとよい。
即ち３重量部以下であると加硫剤の移行を充分に阻止出
来ず、２０重量部以上であるとマンドレルの耐久性が低
下するからである。か＼る配合物を加硫する加硫系とし
ては、樹脂加硫にて加硫しないと前記ポリマーに対し、
脂肪酸或は水素添加ロジンを添加させても効果がなく、
両方が組み合わさつてはじめて本発明の目的を達成する
ことができるものである。
来ず、２０重量部以上であるとマンドレルの耐久性が低
下するからである。か＼る配合物を加硫する加硫系とし
ては、樹脂加硫にて加硫しないと前記ポリマーに対し、
脂肪酸或は水素添加ロジンを添加させても効果がなく、
両方が組み合わさつてはじめて本発明の目的を達成する
ことができるものである。
次に実施例によつて具体的態様並びに効果について比較
表示する。
表示する。
ゴムマンドレル用配合組成物として耐熱性及び耐候性に
優れ、配合組成物として用いると耐久性のよいゴムマン
ドレル用加硫物が得られるポリマー即ちＩＩＲ．ＥＰＤ
Ｍにおいて（ａ）加硫系のみを変えたもの（従来例）（
ｂ）脂肪酸若しくは水素添加ロジンのみを加え、本発明
以外の加硫系を使用した場合（比較例）（ｃ）脂肪酸若
しくは水素添加ロジンの添加量と樹脂加硫による加硫系
を使用した場合（本発明方法）について下記配合内容に
て外径１２φのゴムマンドレルの加硫物を、押出成型、
被鉛加硫（１５０レ×６０分加硫）にて得た。
優れ、配合組成物として用いると耐久性のよいゴムマン
ドレル用加硫物が得られるポリマー即ちＩＩＲ．ＥＰＤ
Ｍにおいて（ａ）加硫系のみを変えたもの（従来例）（
ｂ）脂肪酸若しくは水素添加ロジンのみを加え、本発明
以外の加硫系を使用した場合（比較例）（ｃ）脂肪酸若
しくは水素添加ロジンの添加量と樹脂加硫による加硫系
を使用した場合（本発明方法）について下記配合内容に
て外径１２φのゴムマンドレルの加硫物を、押出成型、
被鉛加硫（１５０レ×６０分加硫）にて得た。
ゴムマンドレル用配合
これに対してゴムチユーブ用配合としては要求特性に応
じて既に決定している配合でもあり大幅に変動すること
ができず、又一般にＮＢＲのポリマーを基材（耐油性の
関係上）としたものが多く下記チウラム系の促進剤と硫
黄の組み合わせについて行なつた。
じて既に決定している配合でもあり大幅に変動すること
ができず、又一般にＮＢＲのポリマーを基材（耐油性の
関係上）としたものが多く下記チウラム系の促進剤と硫
黄の組み合わせについて行なつた。
ゴムチユーブ用配合
Ｂ−１
テスト方法としては外径１２φのマンドレル上にクロス
ヘツド押出機にて３．５ｍ１Ｌ厚の未加硫のゴムチユー
ブを押出被覆し、ゴムマンドレルと未加硫のゴムチユー
ブを密着させた。
ヘツド押出機にて３．５ｍ１Ｌ厚の未加硫のゴムチユー
ブを押出被覆し、ゴムマンドレルと未加硫のゴムチユー
ブを密着させた。
しかる後被鉛加硫を行ない未加硫のゴムチユーブを加硫
した後、加硫チユーブより３号タンペルにてキレツ評価
試料を採取し、ＪＩＳＫ６３Ｏｌ法による引張試験を行
い、切断後のタンペル試料の平行部分のキレツ状況を判
定した。
した後、加硫チユーブより３号タンペルにてキレツ評価
試料を採取し、ＪＩＳＫ６３Ｏｌ法による引張試験を行
い、切断後のタンペル試料の平行部分のキレツ状況を判
定した。
尚キレツ評価基準は下記の３段階に分けてそれぞれ判定
した結果を示す。
した結果を示す。
１・・・・・・キレツなし
２・・・・・・少数のキレツ発生
３・・・・・・多数のキレツ発生
又マンドレルとしての耐久性評価は１２φのマンドレル
の上に内径１２φ、肉厚３．５１ｔｍの未加硫チユーブ
を挿入し、布締め加硫方式にて１５０℃Ｘ６Ｏ分スチー
ム加硫を行い、加硫後ゴムマンドレルを３０φの曲げ半
径で折り曲げ、キレツ発生までの加硫のくり返し回数を
耐久性の評価基準として示した。
の上に内径１２φ、肉厚３．５１ｔｍの未加硫チユーブ
を挿入し、布締め加硫方式にて１５０℃Ｘ６Ｏ分スチー
ム加硫を行い、加硫後ゴムマンドレルを３０φの曲げ半
径で折り曲げ、キレツ発生までの加硫のくり返し回数を
耐久性の評価基準として示した。
本発明は以上の通りイソブチレン、イソプレン共重合体
若しくはエチレン プロピレン ジエンモノマー共重合
体１００重量部に対して、脂肪酸若しくは水素添加ロジ
ンを３〜２０重量部添加させｊこゴム配合物と、このゴ
ム配合物を樹脂加硫による加硫系を組み合わせてゴムマ
ンドレル用加硫Ｐ
−ー一 −ーー一＋− １１物
を得た時に２つの要件が有機的に結合してはじめてマン
ドレル側とゴムホースの内面層との間の加硫剤の移行を
阻止し、本発明の目的とするゴムホース製品の内面ゴム
層の劣化の原因をより少くしたゴムマンドレルが得られ
る。
若しくはエチレン プロピレン ジエンモノマー共重合
体１００重量部に対して、脂肪酸若しくは水素添加ロジ
ンを３〜２０重量部添加させｊこゴム配合物と、このゴ
ム配合物を樹脂加硫による加硫系を組み合わせてゴムマ
ンドレル用加硫Ｐ
−ー一 −ーー一＋− １１物
を得た時に２つの要件が有機的に結合してはじめてマン
ドレル側とゴムホースの内面層との間の加硫剤の移行を
阻止し、本発明の目的とするゴムホース製品の内面ゴム
層の劣化の原因をより少くしたゴムマンドレルが得られ
る。
Claims (1)
- １ イソブチレン、イソプレン共重合体若しくはエチレ
ンプロピレンジエンモノマー共重合体１００重量部に対
して、脂肪酸若しくは水素添加ロジンを３〜２０重量部
添加させたゴム配合物を樹脂加硫による加硫系によつて
ゴムマンドレル用加硫物を得ることを特徴とするゴムマ
ンドレル用配合組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11077479A JPS592457B2 (ja) | 1979-08-29 | 1979-08-29 | ゴムマンドレル用配合組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11077479A JPS592457B2 (ja) | 1979-08-29 | 1979-08-29 | ゴムマンドレル用配合組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5634739A JPS5634739A (en) | 1981-04-07 |
| JPS592457B2 true JPS592457B2 (ja) | 1984-01-18 |
Family
ID=14544246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11077479A Expired JPS592457B2 (ja) | 1979-08-29 | 1979-08-29 | ゴムマンドレル用配合組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS592457B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6089312A (ja) * | 1983-10-24 | 1985-05-20 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 可撓性マンドレル |
| JPH0730281B2 (ja) * | 1986-03-31 | 1995-04-05 | 株式会社ブリヂストン | 被覆用ゴム組成物 |
-
1979
- 1979-08-29 JP JP11077479A patent/JPS592457B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5634739A (en) | 1981-04-07 |
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