JPS5924475B2 - 有料道路における回数券処理方法 - Google Patents

有料道路における回数券処理方法

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JPS5924475B2
JPS5924475B2 JP55154651A JP15465180A JPS5924475B2 JP S5924475 B2 JPS5924475 B2 JP S5924475B2 JP 55154651 A JP55154651 A JP 55154651A JP 15465180 A JP15465180 A JP 15465180A JP S5924475 B2 JPS5924475 B2 JP S5924475B2
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tickets
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靖雄 津山
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は有刺道路における通行料金収受方式に関し、さ
らに詳しくは回数券の処理方式に関する。
従来、有料高速道路において使用されている回数券は各
インターチェンジの入口ゲートで進入車輛に対しインタ
ーチェンジ番号その他を記録した通行券を発行し、出口
ゲートでは車輛から通行券を受取ってその通行券に記録
されているインターチェンジからの通行区間に相当する
車種別の通行料金額を算出し、その金額の料金を収受し
ている。
このような通行料金収受の方法として、従来は、通行券
としてパンチカードや磁気ストライプ式のカードを使用
し、入口ゲートのブース(各車線毎にある通行券発行所
)に通行券発行機を設置するとともに、出口ゲートのブ
ース(料金収受所)に通行券確認機を設置して上記のよ
うな通行料金の収受全行なっており、近年はパンチカー
ド方式から磁気カード方式へ全面的に切変ろうとしてい
る。
さて、近年上記のような有料道路における料金収受方式
においても鉄道のように回数券の処理を効率よく行なお
うという動きがある。
従来の高速道路においても回数券はあるが、それは複数
枚綴りになっており、利用者は使用のたびに券を1枚ず
つ切離して出口ゲートもしくは入口ゲートへ提出しなけ
ればならなかった。
しかも通常利用者は即運転者であるが、彼らの中には早
くゲー)k通過したいだめに、運転中もしくはゲート近
くでの減速中に券を切離す者もあり危険でもあった。
本発明は上記事情を改善するためになされたもので、現
在採用されつつある磁気カードによる料金収受システム
を根本的に変更することなく1枚で複数回使用できる回
数券をも処理できるようにした有料道路における回数券
の処理方式を提供することを目的としている。
以下本発明を第1図乃至第6図に示す一実施例に基づい
て説明する。
第1図は高速有刺自動車道に使用される料金収受システ
ムの装置配置図である。
第1図のシステムは大きくは入口側ゲートに複数個設置
される入口ブース1と、出口側ゲートに複数個設置され
る出口ブース2およびそれらからのデータを処理するデ
ータ処理装置3が設置された料金所事務室3′とから構
成され、各ゲートで収受されたデータはすべてデータ処
理装置Jへ伝送されて集計される。
入口ブース1は入口車線4に入って来る車輛5の車種を
判別する車輛判別装置崖と、そのブースが稼動中である
か否かを示す信号灯7と、ブースの収受員ボックス8内
に収納されていて通行券を発行する通行券発行装置9と
、その制御装置10とから構成されろ。
一方、出口ブース2は出口車線11から出て行く車輛1
2の車種を判別する車輛判別装置13と、このブースが
稼動中であるか否かを表示する信号灯14と、収受員ボ
ックス15内に収納されていて出湯しようとする車輛1
2から収受員が受は取った通行券、回数券等を受は入れ
て判定し、料金を計数する料金収受装置16と、その制
御装置17と、領収書の必要な利用者に対しては領収書
を発行する領収書発行装置18と、収受員ボックス15
の外に設けられ、上記料金収受装置16によって算出さ
れた料金等のデータを表示する料金表示器19とから構
成される。
また、料金所事務室3′には上記入口ブース1、出口ブ
ース2から集められたデータを集積して処理するデータ
処理装置ふと、回数券その他の特殊券の発行や収受員カ
ードの照合検査などに用いられる料金所処理装置20及
びその制御装置21ととから構成される。
データ処理装置盈はディスプレイ装置22、キーボード
部23、演算部24、記憶部25、及びシステム全体の
標準時計となる時計装置26と、集計データを印字する
印字装置27とから構成され、入口ブース1、出口ブー
スλ及び料金所処理装置20等からのデータが伝送線路
2B、29.30によって伝送され集計される。
まだ、入ロ出ロ両ブース1,2に設けられだ車輛判別装
置j、13はそれぞれ複数個の発光体31が配列されて
なる発光部ゲート32と、この発光部ゲート32の各発
光体31と対向して配列された受光体33からなる受光
部ゲート34及び車のタイヤの通過を検知する感圧ゴム
製のふみ板35とから構成される。
これらの車輛判別装置旦、すからのデータは伝送路36
゜37によって通行券発行装置9、料金収受装置16の
各制御装置10.17へ伝送される。
また、上記システムにおいて使用される通行券発行装置
9、料金収受装置16、料金所処理装置20はすべて全
く同一の機成からなる装置であって以下統一して券処理
装置と呼ぶことにする。
次に上記券処理装置の構成について説明する。
第2図は券処理装置9,16.20の斜視図である。
本装置40は第4図に示す券紙T’r入ロプロブースお
いては第3図に示すような通行券Tを、料金所事務室3
′においては第5図に示すような回数券T2をそれぞれ
発行する。
そして出口ブース2においては、これらの巻T、 、
T、、に利用者から受は取って検査し料金等を算出、徴
収し、通行券は回収し、回数券は使用回数を減じて返却
する。
第3図及び第5図に示すようにここで使用する券紙Tは
情報を磁気的に記録するエンコード領域41と、この券
の情報を目視できるようにこの券処理装置40で印字す
る印字領域42と、エンコード領域41と印字領域42
との間にあってすでに情報(券種など)が印字されてい
て、本装置40では印字おエンコード等の処理を行なわ
ない領域43とから構成される装置 券紙Tの領域43をベルト等で挾持搬送して検査?記録
を行なうのでこれを搬送領域と呼ぶ。
第2図において、筐体45の前面には左上方に操作指会
堂料金等の入出力情報を表示する第1の表示パネル46
が設けられ、その下方には操作ボタン47の並んだ操作
パネル48が配置されている。
一方、右上方には未発行の券紙を収納するホッパ49が
設けられている。
このホッパ49の下方には時刻等を表示する第2のパネ
ル50が配置され、その更に下方には回収券や点検カー
ド、特殊券等を挿入する挿入口51を設けている。
操作パネル48や挿入口510更に下方、すなわちこの
筐体45の前面底部には左側に現金収納箱52、右側に
は発行券や回収券の収納箱53が設置されている。
そして筐体45の側方には保護板54があって、孔55
に手の指を入れて引けば比較的容易に取外すことができ
る。
また、この保護板54の内部にはこの券処理装置の機構
部がある。
その概略図は第4図に示している。
第4図は大きくは未発行の券紙Tを収納し1枚ぜつ繰り
出すホッパ部56と、回収券等(出口ブースで受は取っ
た通行券や回数券)を挿入する挿入口51と、券紙Tを
搬送してエンコード、印刷等の処理を行なう搬送処理装
置υと、この搬送処理装置」lによって処理された券紙
Tを収納する収納装置)」とから構成される。
ホッパ部56は未発行の券紙Tを収納するホッパ59と
、このホッパ59から券紙Tを1枚ずつ繰り出すピッカ
装置60及びピッカ装置60によって繰り出される券紙
Tを搬送処理装置5γへ送り出す送りローラ61とから
構成される。
搬送処理装置57は券紙Tに磁気記録や印字を行なって
処理する処理機構62と、ホッパ部56や挿入口51か
ら挿入された券紙Tを上記処理機構62へ搬送し、かつ
処理機構62によって処理された券紙Tk収納装置58
まで搬送する搬送機構63とから構成される。
さらに、この搬送機構63は、第1の搬送ベルト64と
、このベルトを駆動する駆動ローラ65と、券紙Tを第
1の搬送ベルト64とともに挾持して搬送する第2の搬
送ベルト66と、この第2の搬送ベルト66を駆動する
駆動ドラム67および駆動ローラ68と、挿入口51か
ら挿入された券紙Tを第2の搬送ベルト66と挾持して
搬送する第3の搬送ベルト69およびその駆動ローラ7
0とから構成される。
一方、処理機構62は駆動ドラム67上に沿って配置さ
れ、回収した券の磁気情報全読取る読取ヘッド71と、
発行券紙と回収券紙の両巻紙に対し必要な情報を磁気記
録する磁気ヘッド72と、この記録ヘッド72によって
書込まれた磁気情報を読取る読取ヘッド73及び券紙T
の印字領域42に必要情報を印字する印字装置74とか
ら構成される。
昔だ、収納装置58は回収券と発行券とを振り分ける振
り分は装置75と、券紙Tk回収券とその他の券とに分
離して収納する収納箱53と、この収納箱53の上方に
あって発光素子76と受光素子77を回収券の通過位置
をはさんで対向させて構成し、かつ受光素子77は発光
素子76よりも下方にあって回収券の枚数と収納箱の満
たんを検出できる位置に設置された第1の検知装置78
と、収納箱53の有無を検知する第2の検知装置79と
から構成される。
収納箱53は回収券を収納する回収券収納部80aと、
発行券を収納する発行券収納部80bとを有する。
第6図にこの券処理装置の機構制御のブロック図を示し
ている。
本図は大別してカードの読取書込系81と、表示入力の
だめの入力系82、カードの搬送系83、及びこれらの
制御系84とから構成される。
カードの読取書込系81は更に磁気記録系85と印字系
86とに分けられる。
券に磁気的書込を行なう磁気記録ヘッド72と、この磁
気記録ヘッド72へ送る信号の増幅装置87とが接続さ
れる。
この増幅装置87は磁気制御部88と接続され、書込情
報が供給される。
また、回収券の読取ヘッド71と書込ヘッド72によっ
て書込まれた情報を読取る読取ヘッド73とは増幅器8
9を介して磁気制御部88と接続されている。
印字系86は印字装置74と、この印字装置74の印刷
位置を調整するモータマグネット9002つの機構から
構成される。
これらの機構74,90は機構ドライバ91によって駆
動される。
機構ドライバ91は機構制御部92によって制御される
入力系82は回収した券の情報やキーによって入力した
情報を表示する表示部46と、情報を入力するキーボー
ド47とを有し、これらはキーボード表示制御部93に
よって制御される。
駆動系83は駆動ドラム67や振り分は装置75等から
構成される搬送系94と、この搬送系94を制御する搬
送制御部95とから構成される。
制御系84は上記各制御部88,92,93.95を制
御する中央制御部96と、この中央制御部へ供給するデ
ータを記憶するROM97と演算を行なうRAM9B及
び料金所事務室へデータを伝送する伝送制御部99とか
ら構成される。
次に上記の構成からなるシステムの券処理方式について
説明する。
第1図において、車輛5が信号灯7が存表示になってい
る入口ブース1に入って来ると、まず車輌判別装置げに
よって、その車輌の車種が判別される。
車種はその車輛の車輪の数と車軸の数とによって判別さ
れる。
そのうち車軸数はゲー)32.34に多数配列された発
光器31とこの発光器に対向する受光器33とによって
識別される。
一方、車輪の数は車線を横切って取付けられた感圧ゴム
製のふみ板35によって検知される。
車軸数はふみ板350車輪検知とゲート34内の受光器
33の検知具合とによって判別することができる。
車輌判別装置6によって判別されたデータは伝送路36
によって入口ブース1の収受員ボックス8内に設けられ
た制御装置10に伝送され記憶される。
収受員ボックス8内の収受員は目視によって車種を確認
して通行券発行装置9の操作パネル48上の操作ボタン
47を操作して車種を指定する。
操作員が車種ボタンを操すと、制御装置10によって車
輌判別装置6からのデータと照合される。
その照合データは伝送路28によって料金所事務室3′
のデータ処理部品に運ばれて処理される。
この場合、車輌判別装置旦のデータと操作員の確認とが
くい違ってもそのまま送られる。
通行券発行装置9の方は車種ボタンが押されるとホッパ
49から券紙Tffi1枚ずつピッカ装置60によって
繰り出す。
第4図に示すようにピッカ装置60によって繰出された
券紙Tは送りローラ61によって送り出されて第1の搬
送ベルト64と第2の搬送ベルト66とによって挾持搬
送され、処理機構りへ送られる。
処理機構62に送られた券紙Tは記録ヘッド72によっ
てエンコード領域41に車種情報、通過日時、分、イン
ターチェンジ番号、ゲート番号、収受員コードなどが記
録される。
記録ヘッド72によって記録された情報は読取ヘッド7
3によって確認される。
エンコード情報が確認された券紙Tは印字装置74によ
って券紙Tの印刷領域42に必要情報がドツト印刷され
る。
以上によって処理の終った券紙Tは第1の搬送ベルト6
4と第2の搬送ベルト66とによって挟持搬送されて振
り分は器75のところまで運ばれる。
振り分は器75は搬送制御部95に制御されてX方向に
倒れ、券紙Tは収納箱53の発行券収納部80bに通行
券T1として排出される。
同、読取ヘッド73にて不可と判断された券紙は、振り
分は器75がY方向に倒されて回収券収納部80aに収
納される。
かくして発行された通行券T1は収受員によって各車輛
に渡される。
各車輛はこの通行券T1を受は取って入口車線4を通っ
て有料道路(図示せず)へ入る。
これらの動作は回数券を持った車輛も通常界を持った車
輛も全く同様の扱いを受ける。
すなわち入口ブース1においては通常車輛も回数券を持
った車輛も全く区別されることはない。
従ってこの方式では入口ブースではすべての車輌に対し
同様な扱いを行なうので入口ブースで混乱が生ずる心配
はほとんどない。
次に出口ブース2におけるこの方式の動作を説明する。
有料道路を通って信号灯14がKになっている出口ブー
ス2に入って来た車輛12は、収受Mボックス15のと
ころで停止し、入口ブース1で受取った通行券T、 f
fi収受員に渡す。
このとき回数券T2を持っている者は同時に回数券T2
も渡す。
収受員はこれらの券を受は取ると一般に、まず通行券を
第2図に示す利金収受装置16の券の挿入口51から通
行券T1を入れる。
通行券T1は挿入口51から挿入されると第4図に示す
第2の搬送ベルト66と第3の搬送ベルト69とに挾持
搬送され、第1のベルト641で運ばれる。
更に通行券T□は第1の搬送ベルト64と第2の搬送ベ
ルト66とに挟持搬送されながら、第2の搬送ベルト6
6の駆動ドラム67上に泊って設置された処理機:構6
2によって処理される。
すなわち、通行券T0は読取ヘッド71によって情報が
読取られてその情報は増幅器89、磁気制御器88を経
て中央制御部96に送られる。
中央制御部96はROM97からデータを読取りRAM
98により演算全行なって上記通行券の良否の判定や通
行料金の計算を行なう。
このデータのうち利用料金、車種等のデータは伝送制御
部99から伝送路37′を介して料金表示器19に表示
され、また上記データは伝送路29を介して料金所事務
室3′のデータ処理3へも伝送される。
もちろん、この券のデータ及び料金判定結果等は料金収
受装置の表示部46にも表示される。
そして、料金収受装置16内部でも上記データは磁気制
御部88、増幅器8Tを介して送られ、料金収受装置1
6は書込ヘッド72を作動させて、通行券T1の磁気記
録領域41に回収時刻、料金等の必要情報を書込む。
さらに、料金収受装置16は印字装置74によって印刷
領域42に回収時刻、料金等を印字する。
そして処理の終った通行券T1は振り分は器75のとこ
ろまで第1の搬送ベルト64と第2の搬送ベルト66と
に挾持されて搬送される。
振り分は器75は通行券T1が運ばれて来るとY方向に
倒れ、通行券T、は振り分けられて収納箱53の回収券
収納部80aに収納される。
回収された通行券T1は第1の検知装置78によって収
納枚数が計数される。
通行券T、の判定がなされ料金が表示されると、通常は
収受員は料金を受は取り、現金収納箱52に収納し、領
収書の必要な車輌には領収書発行機18から領収書T3
を発行して該尚車輛に渡す。
しかしながら回数券の利用者に対してはいきなり料金は
受取らず次のような操作を行なう。
すなわち、収受員は通行券挿入後、同じ券挿入口51か
ら引き続いて回数券T2を挿入する。
すると料金収受装置16は回数券T2を通行券と同様に
搬送する。
そして読取ヘッド71によってこの回数券T2の磁気情
報記録領域41−2が読取られ、磁気制御部88を経て
中央制御部96に運ばれて通行券の情報と比較される。
比較される情報は入口、出口のインターチェンジ情報(
利用区間)車種、回数券独自の有効性が判断されるのは
有効期限、利用回数等である。
これらの情報を比較判定し有効となった場合は料金表示
器19及び表示部46の料金データを消す。
そして、書込ヘッド72によってこの回数券の磁気情報
記録領域41−2の情報のうち少なくとも利用回数は書
換える。
この書換えられた磁気情報は今一度読取ヘッド73によ
って読取って正しく書込まれたか否かをチェックする。
チェックされた回数券T2は印字装置14によって回数
券T2の印刷領域42−2の所定位置にマークを印刷し
て、あと何回使用できるかを目視して判断できるように
表示する。
処理の終った回数券T2は振シ分は器75のところまで
第1の搬送ベルト64と第2の搬送ベルト66とに挾持
されて搬送される。
振り分は器75は回数券T2が運ばれて来ると搬送制御
部95によってX方向にだおれ、回数券T2は収納箱5
3の発行券収納部80bに排出される。
収受員は車輌(利用者)にこの回数券を返却する。
もちろん、必要とあらば領収書T3を発行してもよい。
まだ、この回数券が料金改正前のものであれば不足料金
が表示され、その料金を徴収する。
回数券T2を受は取った車輌は出口車線11を通って車
輌判別機L3を通り抜は有料道路の外へ出る。
車輌判別機すは入口ブース1の車輛判別装置旦と同一構
成を成し、その判別結果は伝送路37を介して一旦制御
装置17に集められ、そこから伝送路29を介して料金
所事務室3′のデータ処理部5へ伝送されて処理される
伺、上記実施例では回数券を通行券の後から挿入して処
理したが、簡単なソフトウェア処理によりどちらから先
に入れてもよいようにできることはもちろんである。
また、回数券を使い終って残りの利用回数が0回になっ
た場合は客に返却してもよいし、料金収受装置16の回
収箱80aに通行券等とともに回収してもよい。
その際は通行券と回数券の色が異なれば(例えば、通行
券が黄色、回数券が緑色、赤色など)回収後の券の処理
も楽になる。
以上が有刺道路における回数券の処理方式の一実施例を
示したものであるが、上記実施例においては回数券は入
口、出口いずれにおいても発行していない。
これは回数券の発行によって入口ブース、出口ブースの
業務が煩雑になることを防止するためである。
そこで、本実施例では回数券は料金所事務室等に設置し
た料金所処理機20によって発行するようにした。
料金所処理機20は従来は収受員カードの照合検査や通
行券用紙の検査などに用いられている。
そしてこの機械も入口ブース10通行券発行機9や出口
ブース2の通行券検査機16と構成は同じである。
従って回数券の発行は入口ブース1における通行券の発
行とほとんど同じ行程で行なわれろ。
次に回数券の発行方法について説明する。
まず、回数券T2を所望する者は料金所事務室等へ申込
む。
料金所事務室の係員は申込に従って料金所処理機20の
操作ボタン47ffi操作して利用区間(A6B)有効
期間、利用回数、車種、ナンバー等の必要情報を入力す
る。
これらの入力設定が完了し、発行指令ボタンを押すと(
これは通行券発行機9と同じく車種ボタン等最後に設定
するボタンで代用してもよい)、第4図に示すように装
置はホッパ49から券用紙Tffi1枚ずつピッカ装置
60によって繰り出す。
ピッカ装置60によって繰出された券用紙Tは送りロー
ラ61によって送り出されて第1の搬送ベルト64と第
2の搬送ベルト66とによって挾持搬送され、処理機構
62へ送られる。
処理機構62へ送られた券用紙TU記録ヘッド72によ
ってエノコード領域41に回数券としての情報が記録さ
れる。
そして記録ヘッド72によって記録された情報は読取ヘ
ッド73によって確認される。
そしてエノコード情報が確認された券用紙Tは印字装置
T4によって印刷領域42に必要情報が印刷される。
以上によって処理の終った券用紙Tは第1の搬送ベルト
64と第2の搬送ベルト66とによって挟持搬送さ、れ
て振り分は器75のところまで運ばれる。
振り分は器75は搬送制御部95の働きでX方向に倒れ
、券用紙Tは収納箱53の発行券収納部80bに回数券
T2として排出される。
尚、この実施例では回数券用紙はホッパから供給しだが
、券用紙は挿入口51から1枚ずつ挿入してもか1わな
い。
また、回数券の販売は料金所事務室に限らず、代理店の
窓口や休息所等で行なうことも可能である。
そのほか、第5図の回数券は20回巻方あるが、この回
数券は20回に限定されるものではない。
以上のように本発明によれば、現在採用されつつある磁
気カードによる通行券処理システムを使って回数券の処
理も可能な方式を提供することができる。
すなわち、入口ブースにおいて入場者は必ず通行券を受
取り、出口ブースでその通行券をチェックすることによ
り現金によって利用することができるほか、料金一括前
払いによる回数券を利用しての通行も可能とするもので
ある。
しかも、上記回数券は、その都度料金を支払わなくても
良いため出口ブースの通過もスムーズに行なうことがで
きるものである。
従って、本発明によれば現行システムにさほどの大量投
資をせずに回数券を処理できるようになり経済的である
しかも本発明によれば入口ブースにおいては従来の通行
システムをその寸1採用できるため、入口での業務が煩
雑にはならず、混乱を防止することができる。
しかも、出口ブースにおいても料金収受装置を使用して
回数券をも処理できるので操作も単純で、かつ、きわめ
て経済的である管種々の効果を有する。
さらに本発明によれば、回数券は出入口でに販売せず、
出入口のゲートとは離れだ位置に設けた回数券販売所で
販売するようにしたので、出入口では券購入等による混
雑を未然に防止することができ、円滑な通行を行なわせ
しめることができる。
しかも、その回数券販売所に設置された回数券の発行機
は、入口ゲートの通行券検査機と同一の券処理機構で構
成されるので、量産効果によって装置の製造コストヲ低
下させることができるという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す装置配置図、第2図は
同例1部斜視図、第3図は同例に使用する通行券−例図
、第4図は第2図の装置内部の機構部の構成図、第5図
は同例に使用される回数券の一例図、第6図は第2図の
装置のブロック構成図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 道路の入口と出口とに車輛チェック用のゲートを設
    け、入口ゲートでは通行券発行機を備えて磁気記録領域
    を有する通行券に入場しようとする各車両の少なくとも
    車種、入場日時及びインターチェンジ番号を磁気記録し
    て各車両に対して発行し、出口ゲートでは通行券検査機
    を備えて上記通行券をチェックしてその記載情報から通
    行料金を算出して徴収する有料通路の料金収受方法にお
    いて、出口ゲートでは料金の徴収にかえて、予め与えら
    れる所定の価値情報を記載してなシ、利用に応じて価値
    を減額し、その価値がなくなるまでは複数回使用可能な
    回数券をも用い、 上記回数券は通行券と同じ領域に上記価値情報を記録し
    てなる磁気記録領域を保持し、かつ少なくとも通行券と
    同じ巻幅を有してなり、 出口ゲートから出湯しようとする車両のうち回数券を利
    用する車両からは上記通行券とともに回数券を受は取り
    、上記通行券検査機の同じ券挿入口から双方の券を順次
    挿入することにより、上記通行券検査機は上記通行券の
    磁気情報記録領域に記録されたデータ及び上記回数券の
    磁気情報記録領域に記録されたデータを同一の装置によ
    シ読取って、両巻の利用区間と車種とが合致すれば上記
    回数券に使用後の情報を記録し、上記通行券は回収する
    構成とし、 かつ上記回数券は出口ゲートもしくは入口ゲートとは離
    れた場所に回数券販売所を設け、この販売所に備えた回
    数券発行機により発行して販売し、しかも、この回数券
    発行機、入口ゲートの通行券発行機及び出口ゲートの通
    行券検査機は少なくとも券処理機構は、券の挿入口、ホ
    ッパ、読取り書込みヘッド、印字装置、回収箱、排出部
    を有する同一構成の装置としたことを特徴とする有料道
    路における回数券処理方法。
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JPS51150400A (en) * 1975-06-17 1976-12-23 Omron Tateisi Electronics Co Charge collector
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