JPS592363Y2 - シンクウハカイ ニヨル ギヤクリユウボウシベン オソナエタ ユミズコンゴウセン - Google Patents

シンクウハカイ ニヨル ギヤクリユウボウシベン オソナエタ ユミズコンゴウセン

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Publication number
JPS592363Y2
JPS592363Y2 JP13282472U JP13282472U JPS592363Y2 JP S592363 Y2 JPS592363 Y2 JP S592363Y2 JP 13282472 U JP13282472 U JP 13282472U JP 13282472 U JP13282472 U JP 13282472U JP S592363 Y2 JPS592363 Y2 JP S592363Y2
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JP
Japan
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water supply
valve
water
chamber
hole
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Application number
JP13282472U
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JPS4987528U (ja
Inventor
義明 北村
Original Assignee
カブシキガイシヤ キタムラゴウキンセイサクシヨ
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Publication date
Application filed by カブシキガイシヤ キタムラゴウキンセイサクシヨ filed Critical カブシキガイシヤ キタムラゴウキンセイサクシヨ
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、瞬間湯沸器(以下単に湯沸器と呼称)への
給水中に断水が起ると、混合栓の給水室、混合室及び弁
室などの内部負圧により、吐出管から空気を導入して各
室内の真空を破壊して湯沸器の湯が水道管へ逆流しない
ようにしたものである。
従来、瞬間湯沸器と連繋して押上式に給水を行なう立型
混合水栓には第5図イ乃至ホに示すものが使用されてい
た。
上記第5図イ乃至ホに就いて説明すると立型混合水栓の
本体40は、中央部の混合室41を挾んで両側に給水室
42及び給湯室43を同一の傾斜角により配置すると共
に前記本体40の本体基部44に穿孔して水道管と通じ
る導水孔45を前記給水室42の弁体50により開閉さ
れる弁口51に連通させ、導水孔45と通じる分岐路4
6を前記給湯室43の弁体50′により開閉される弁口
51′に連通させると共に給湯室43は、前記混合室4
1を経て吐出管(図示省略)に通じる挿口47と通じて
おり、前記弁体50.50’は軸部52.52を介して
弁棒53.53の軸挿孔54.54に摺動自在に保持さ
れている。
前記本体基部44に穿孔した給湯孔48は、前記混合室
41と通じていて瞬間湯沸器からの給湯を混合室41を
経て吐出管へ供給し、同じく給水孔49は、前記給水室
42に通じていて該給水室42を経て供給される水を瞬
間湯沸器に配管(図示省略)を介して押上式に供給する
ように構成されていた。
上記のものにあっては、経年中に軸部52.52と軸挿
孔54.54との対応面が摩耗して粗面を作ったり、偏
摩耗によりガタが大きくなったりするために、給水中に
断水が生ずると、給水側の弁体50が自重落下の途中で
軸部52を軸挿孔54内で上下に拗れさせて動かなくな
ったり、弁口51に達する直前で止ってしまうような不
都合があった。
従って突然断水により瞬間湯沸器の底部と給水孔49の
間を継いでいる給水配管内に、真空によるサイフオン作
用を発生させると共にこのサイフオン作用により、湯沸
器の熱湯が給水配管を経て給水孔49に達し該給水孔4
9と通じている給水室42、弁口51及び導水孔45の
順に給水時と逆方向に流動し、該導水孔45に通じてい
る水道管内へ逆流して湯沸器の熱湯をことごとく流出さ
せてしまうために極めて不衛生であった。
また熱湯を無駄に放出して熱エネルギーの損失を伴なう
などの不都合が後を絶たなかった。
この考案は、上記の問題を解決し、給水中に断水が生じ
て給水弁が自重落下により弁口を閉止するとしないとに
かかわらず、吐出管から混合室及び弁室を経て給水室に
直接外気を導入し、給水室及び該室と通じる給水配管内
の真空を迅速に破壊することにより、給水配管内にサイ
フオン作用の発生するのを阻止し、湯沸器の湯を水道管
内へ逆流しないようにすることを目的とする。
この考案の基本的な構成は、湯水混合栓の本体に互いに
異方向へ傾斜させた給水室及び混合室を設けると共にこ
の画室に、同じ角度の弁軸を介して給水弁及び混合弁を
軸方向の摺動自在に支持して湯水の弁口に対応させ、そ
の混合室と給水室を区画する遮壁に導気弁口を設けるこ
とにより、混合室と給水室とに通じる弁室を形成し、こ
の弁室に給水中は内圧によって導気弁口を閉じ、内部負
圧時にのみ導気弁口を開弁する導気弁を内装し、その弁
室及び給水室と湯沸器に通じる給水孔とを通口により連
通させ、前記本体の本体基部に、湯水の弁口と水道管を
通じさせる導水孔及び混合室と湯沸器を連通ずる給湯孔
並びに前記給水孔をそれぞれ平行状に貫通させ、給水中
に断水が生じると給水室及び弁室の内部負圧によって画
室に外気を導入し、自重落下による給水弁の閉塞直前に
、弁室及び給水孔の真空を破壊して給水室と該給水室に
通じる給水配管内にサイフオン作用の発生ずるのを阻止
することにより、湯沸器の湯が水道管へ逆流するのを確
実に防止するようにしたものである。
以下、この考案の実施例を図に基づいて説明する。
この考案の実施例は、第1図乃至第4図に示すように湯
水混合栓の本体1は、下部に垂設した本体基部5を流し
台又は洗面器等の天板Aに装着すると共に本体基部5の
内部に、水道管と給水配管29′を経て通じる導水孔2
、湯沸器C(瞬間湯沸器)と給水配管29を経て通じる
給水孔3及び湯沸器Cと給湯配管30により通じる給湯
孔4を平行状に貫通して設け、本体1の両側にはほぼY
字形に異方向へ互いに傾斜させ、且つ給水弁6、混合弁
7をそれぞれ支持する弁軸8,9を螺挿した給水栓部1
0及び給湯栓部11を形成し、それぞれの給水室12及
び混合室13に弁口14.15を設け、その給水室12
は弁口14を経て前記導入孔2と、一方で通し、他方に
連通口17を経て後述する弁室16にそれぞれ通して居
り、前記混合室13は、弁口15に通じる分岐路25を
経て同じく導水孔2と通じ、他方を前記給湯孔4及び後
記の吐出管27にそれぞれ通じて居り、この混合室13
と前記弁室16とを区画する遮壁33に導気弁口18を
開口し、この導気弁「]1Bと前記連通口17との間に
前記弁室16を設け、この弁室16には枠体19に接続
部20を介して弁室16側へのみ開閉自在の導気弁21
を内装し、この導気弁21は前記枠体19と螺孔24に
装着したキャップナツト23の間のスプリング22によ
り前記導気弁口1Bの周囲の遮壁33に固定されており
、給水中に断水を生ずると吐出管27から混合室13及
び導気弁口1Bを経て弁室16内に外気を導入し、該弁
室16と連通口17を経て通じる給水室12の真空を破
壊し、該給水室12及び湯沸器Cと通じる給水配管29
内にサイフオン作用の発生するのを阻止することにより
、湯沸器Cの熱湯が給水配管29、給水孔3、給水室1
2、混合室13及び導水孔2を経て水道管へ逆流するの
を阻止する逆流防止袋−NBを構成する。
前記吐出管27は、前記本体1の上部中央にキャップナ
ツト26を介して取付端2Bを装着する。
また、前記弁軸8,9の平滑な内周面の軸挿孔31゜3
1には前記給水弁6及び混合弁7と一体で同じく平滑な
外周面を有する軸部32.32を摺動自在に支持しであ
る。
いま、吐出管27に適温の温湯を供給する場合に就いて
説明すると、先ず第1図に示す弁軸8のバンドルHを開
弁方向に操作して弁口14を開放すると、水道管に通じ
ている導水孔2に達している冷水が弁口14から給水室
12へ進出し、該給水室12と連通口17を経て通じて
いる第3図イ及び第4図に示す弁室16を経てこれと通
じる給水孔3へ第3図ホの矢印のように達し、この給水
孔3から給水配管29を経て湯沸器Cに押上げ式に給水
を行なうので、この湯沸器Cから別の給湯配管30で第
2図及び第3図イに示す給湯孔4と通じる経路を通って
熱湯が流動し、この給湯孔4と通じている第3図イ及び
ハに示す混合室13内へ供給される。
この際第1図に示す混合弁7の弁軸9のノ\ンドルH′
を操作して弁口15を開放すると、該弁口15が分岐路
25を介して導水孔2の途中に第1図及び第3図イのよ
うに通じているので、冷水の一部が混合室13へ供給さ
れ、先の熱湯と適宜に混合されながら、該混合室13と
通じている吐出管27へ適温の温湯を供給する。
この温湯の供給中に突然断水が起って給水室12、混合
室13及び弁室16内が負圧になると、軸部32を介し
て弁軸8の軸挿孔31に、単に挿入されているのみの給
水弁6が緩傾斜の軸挿孔31内を自重で落下し始める。
この際、先の断水による給水室12、混合室13及び弁
室16内の負圧により、吐出管27から混合室13に空
気が導入されて該混合室13側からのみ開放できる導気
弁21を経て弁室16内及び該室16と連通口17を経
て通じている給水室12並びに給水配管29内に空気が
進入し、これら給水室12、弁室16及び給水配管29
内の真空破壊を瞬間的に行なう。
この間に給水弁6が定位置へ落下して弁口14を閉塞し
、この断水による本体1の内部負圧により誘発される給
水室12及び給水配管29内のサイフオン作用を不発に
して湯沸器Cの熱湯が水道管内へ逆流するのを確実に阻
止できる。
この考案は、上記のように構成したので、次の利点を有
する。
(1)給水弁と混合弁をほぼY字形の傾斜状に配置する
と共に、導水孔及び給水孔に通じる給水室と、給湯孔及
び吐出管に通じる混合室とを備え、該混合室と導気弁口
を介して通じる弁室に導気弁を内装したので、給水中に
断水が生ずると、給水弁力咄重落下して弁口を閉塞する
より早く吐出管から弁室を経て給水室及び給水配管内に
外気を導入し、弁室、給水室及び給水配管内の真空を破
壊してサイフオン作用を不発にすることにより、給水室
、弁室及び混合室を経て湯沸器の湯が水道管内へ逆流す
るのを確実に阻止できる。
(2)給水弁の軸部に経年使用による摩耗によって粗面
ができたり、偏摩耗によるガタが大きくなって給水弁自
体が自重による落下を速かにできない場合にも、導気弁
口を開いて外気を逸早く弁室、給水室に導入して給水経
路の真空を破壊し、給水室及び給水配管内にサイフオン
作用の発生するのを確実に阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の縦断正面図、第2図は第1図に於けるZ
−Z線の底面図、第3図イは同じくX−X線の平断面図
、口は逆流防止弁の拡大平面図、ハは第1図に於けるW
−W線の縦断側面図、二は同じ<Y−Y線の平断面図、
ホは同じ<V−V線の平断面図、第4図は本体と湯沸器
とを結ぶ給水配管及び給湯配管の接続関係を示す説明図
、第5図イ乃至ホは従来技術の説明図である。 主要部分の符号の説明、図中1は本体、2は導水孔、3
は給水孔、4は給湯孔、5は本体基部、6は給水弁、7
は混合弁、12は給水室、13は混合室、14.15は
弁口、16は弁室、17は連通口、18は導気弁口、1
9は枠体、21は導気弁、22はスプリング、23はキ
ャップナツト、24は螺孔、25は分岐路、27は吐出
管、33は遮壁、Cは湯沸器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに異方向へ傾斜させた給水室12及び混合室13を
    有し、給水室12に導水孔2を経て水道管に通じる弁口
    14を開閉させる給水弁6を設け、前記混合室13には
    導水孔2と通じる分岐路25及び吐出管27と他方で通
    じる弁口15を開閉する混合弁7を備え、前記導水孔2
    と平行して湯沸器Cへ押上式に給水をする給水孔3及び
    湯沸器Cと通じて前記混合室13へ給湯をする給湯孔4
    を本体基部5に開口し、前記給水孔3と給水室12を連
    通口17を経て通じさせ、給水室12及び連通口17と
    前記混合室13とを区画する遮壁33に導気弁口1Bを
    設け、該導気弁口1Bの連通ロ17側に螺孔24と通じ
    る弁室16を形成して導気弁21を内装し、該導気弁2
    1の枠体19に、前記螺孔24に取付けたキャップナツ
    ト23を介してスプリング22を付勢したことを特徴と
    する混合栓に於ける真空破壊による熱湯の逆流防止装置
JP13282472U 1972-11-18 1972-11-18 シンクウハカイ ニヨル ギヤクリユウボウシベン オソナエタ ユミズコンゴウセン Expired JPS592363Y2 (ja)

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JPS4987528U JPS4987528U (ja) 1974-07-30
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