JPS5923491B2 - 電圧比較回路 - Google Patents
電圧比較回路Info
- Publication number
- JPS5923491B2 JPS5923491B2 JP6450977A JP6450977A JPS5923491B2 JP S5923491 B2 JPS5923491 B2 JP S5923491B2 JP 6450977 A JP6450977 A JP 6450977A JP 6450977 A JP6450977 A JP 6450977A JP S5923491 B2 JPS5923491 B2 JP S5923491B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input
- comparator
- channel mosfet
- voltage
- drain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Manipulation Of Pulses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電子時計等の小型システムに使用される特に
入力電圧範囲を広くした構成の電圧比較回路(以下コン
パレータと記す)に関する。
入力電圧範囲を広くした構成の電圧比較回路(以下コン
パレータと記す)に関する。
従来、コンパレータは、オペアンプを基本とするもので
、動作電源電圧も高く、電子時計のような低電圧で動作
するシステムには使用できなかつた。また、電源電圧範
囲に対する入力電圧範囲を狭く、例えば、電源電圧+1
5V)−7Vのコンパレータにおいては入力電圧範囲±
5(V)程度であり、広い入力電圧範囲をもつコンパレ
ータも、電源電圧の小さい電子時計等では強く要望され
ている。
、動作電源電圧も高く、電子時計のような低電圧で動作
するシステムには使用できなかつた。また、電源電圧範
囲に対する入力電圧範囲を狭く、例えば、電源電圧+1
5V)−7Vのコンパレータにおいては入力電圧範囲±
5(V)程度であり、広い入力電圧範囲をもつコンパレ
ータも、電源電圧の小さい電子時計等では強く要望され
ている。
更に、電子時計等においては低消費電力、低電圧動作、
簡便な構成が要求されるうえ、時刻演算等を行なうIC
に容易に組み込めることなどがコンパレータに要求され
る。本発明の目的は、上記欠点を克服し、低電圧、低電
力動作可能な、特に入力電圧範囲の広いCMOS構成の
コンパレータを提供することにある。
簡便な構成が要求されるうえ、時刻演算等を行なうIC
に容易に組み込めることなどがコンパレータに要求され
る。本発明の目的は、上記欠点を克服し、低電圧、低電
力動作可能な、特に入力電圧範囲の広いCMOS構成の
コンパレータを提供することにある。
更に、具体的には入力電圧範囲の異なるコンパレータを
組み合せ、相補動作させることによつて広い入力電圧範
囲を有するコンパレータを実現するものである。
組み合せ、相補動作させることによつて広い入力電圧範
囲を有するコンパレータを実現するものである。
以下、図面とともに本発明の好適な一実施例について説
明する。
明する。
第1図は、本発明のブロック図であり、第2図はその詳
細回路図である。
細回路図である。
第1図において、1はコンパレータの“1”入力端子で
あり、2は“−”入力端子、3は出力端子、9は電源の
“+”端子、10は電源の“一”端子である。
あり、2は“−”入力端子、3は出力端子、9は電源の
“+”端子、10は電源の“一”端子である。
その機能は第1表に示す様なものである。
次に、第1図の詳細回路である第2図について説明する
と、1は、コンパレータの1+゛入力端子であり、第1
の形式のコンパレータ6及び第2の形式のコンパレータ
7の各々の十人力端子に接続されるとともに、インバー
タ4を介して、ソース電極を電源の十端子9に接続され
たPMOSFET5のゲート及びソース電極を電源の一
端子10に接続されたNMOSFET8のゲートに接続
している。
と、1は、コンパレータの1+゛入力端子であり、第1
の形式のコンパレータ6及び第2の形式のコンパレータ
7の各々の十人力端子に接続されるとともに、インバー
タ4を介して、ソース電極を電源の十端子9に接続され
たPMOSFET5のゲート及びソース電極を電源の一
端子10に接続されたNMOSFET8のゲートに接続
している。
さらに、インバータ4の出力はインバータ11を介して
そのソース電極を端子10に接続されたNMOSFET
l2、ソース電極を端子9に接続されたPMOSFET
l3の各々のゲートに接続されている。
そのソース電極を端子10に接続されたNMOSFET
l2、ソース電極を端子9に接続されたPMOSFET
l3の各々のゲートに接続されている。
2は、コンパレータの一人力端子であり、コンパレータ
6,7の一人力端子に各々接続されている。
6,7の一人力端子に各々接続されている。
3は、コンパレータの−出力端子であり、コンパレータ
6,7の各々の出力端子に接続されている。
6,7の各々の出力端子に接続されている。
一方、コンパレータ6の十電源は、PMOSFET5の
ドレンに接続され、一電源はNMOSFETl2のドレ
ンに接続されている。コンパレータ7の十電源は、PM
OSFETl3のドレンに、一電源はNMOSFET8
のドレンに各々接続されている。
ドレンに接続され、一電源はNMOSFETl2のドレ
ンに接続されている。コンパレータ7の十電源は、PM
OSFETl3のドレンに、一電源はNMOSFET8
のドレンに各々接続されている。
以上の構成の回路において、その動作を説明すると、入
力端子1に印加される入力電圧がインバータ4の反転電
圧VIより高い場合、インバータ4の出力は″L゛であ
り、NMOSFET8はオフ、PMOSFET5はオン
である。
力端子1に印加される入力電圧がインバータ4の反転電
圧VIより高い場合、インバータ4の出力は″L゛であ
り、NMOSFET8はオフ、PMOSFET5はオン
である。
また、インバータ11の出力は″H”となるため、NM
OSFETl2はオン、PMOSFETl3はオフであ
る。
OSFETl2はオン、PMOSFETl3はオフであ
る。
したがつて、コンパレータ7の+,一電源には電圧が印
加されず、コンパレータ7は動作しない。
加されず、コンパレータ7は動作しない。
一方、コンパレータ6は、MOSFET5,l2が共に
オンしているため、その電源端子には電圧が印加され、
コンパレータとして動作する。反対に、入力端子1の電
圧がインバータ4の反転電圧VIより低い場合には、コ
ンパレータ7のみが動作する。後に詳述するが、コンパ
レータ6は、その入力電圧がNMOSFETのスレツシ
ヨルド電圧TNから十電源電圧までの間で動作可能であ
り、コンパレータ7はその入力電圧が一電源電圧すなわ
ち0Vから(十電源電圧−(マイナス)PMOSFET
のスレツシヨルド電圧)の範囲で動作可能である。
オンしているため、その電源端子には電圧が印加され、
コンパレータとして動作する。反対に、入力端子1の電
圧がインバータ4の反転電圧VIより低い場合には、コ
ンパレータ7のみが動作する。後に詳述するが、コンパ
レータ6は、その入力電圧がNMOSFETのスレツシ
ヨルド電圧TNから十電源電圧までの間で動作可能であ
り、コンパレータ7はその入力電圧が一電源電圧すなわ
ち0Vから(十電源電圧−(マイナス)PMOSFET
のスレツシヨルド電圧)の範囲で動作可能である。
上記関係を第3図に示す。
PMOSFETのスレツシヨルド電圧VTp(V)であ
る。
る。
第3図aの斜線領域がコンパレータ6の動作領域であり
、第3図bの斜線領域がコンパレータ7の動作領域であ
る。
、第3図bの斜線領域がコンパレータ7の動作領域であ
る。
一方、インバータの反転電圧VIは、次式で示される。
但し、Kp:PM)SFETの導電定数
KN:N 〃 〃 〃
である。
したがつて、一般には、VTNくI<VTPであり、イ
ンバータ4を用いて入力を振り分けることにより、コン
パレータ6,7の動作領域に有し適合することができる
。
ンバータ4を用いて入力を振り分けることにより、コン
パレータ6,7の動作領域に有し適合することができる
。
次に、コンパレータ6の構成と動作について説明する。
第4図は、コンパレータ6の詳細回路図の一例であり、
21は電源の高電位点に接続される電源端子であり、P
MOSFET25,27のソース電極に各々接続されて
いる。
21は電源の高電位点に接続される電源端子であり、P
MOSFET25,27のソース電極に各々接続されて
いる。
PMOSFET25は、そのゲート電極とドレン電極を
互に接続され、その接続点29はPIV)SFET27
のゲート、NMOSFET26のドレン電極に各々接続
されている。
互に接続され、その接続点29はPIV)SFET27
のゲート、NMOSFET26のドレン電極に各々接続
されている。
22は、コンパレータ6の十人力端子であり、NMOS
FET26のゲート電極に接続されており、NMOSE
FT26のソース電極は接地され、電源の低電位点に接
続されている。
FET26のゲート電極に接続されており、NMOSE
FT26のソース電極は接地され、電源の低電位点に接
続されている。
23は、コンパレータ6の一人力端子であり、NMOS
FET28のゲート電極に接続されておりNMOSFE
T28のソース電極は接地、ドレン電極はPMOSFE
T27のドレン電極と接続され、コンパレータ6の出力
端子24に接続されている。
FET28のゲート電極に接続されておりNMOSFE
T28のソース電極は接地、ドレン電極はPMOSFE
T27のドレン電極と接続され、コンパレータ6の出力
端子24に接続されている。
以上のような構成の回路において、その動作を説明する
。
。
PMOSFET25は、そのゲート・ドレン電極が互に
接続されているため、その特性は第5図25で示される
様になり、(1)式で示される。
接続されているため、その特性は第5図25で示される
様になり、(1)式で示される。
ID:ドレン電流Kp:導電定数
GS:ゲートソース間電圧
TP:スレツシヨルド電圧
一方、NMOSFET26の特性は、
26で示され、(2)式で表わされる。
GS−VIN〉SDのとき)
第5図
VGS−VTN≦VSDのとき、
VSD:ソース・ドレン間電圧
TN:スレツシヨルド電圧
KN:導電定数
したがつて、接続点29の動作点は、(1),(2)式
のIDが等しくなる点すなわち第5図Pで与えられ、M
OSFET25,26には電流12が流れ、接続点29
の電位はV2となる。
のIDが等しくなる点すなわち第5図Pで与えられ、M
OSFET25,26には電流12が流れ、接続点29
の電位はV2となる。
一方、NMOSFET28はNMOSFET26と同じ
特性のFETであり、その特性は第6図28で示され同
様に(2)式で表わされる。
特性のFETであり、その特性は第6図28で示され同
様に(2)式で表わされる。
PMOSFET27は、そのゲート・ソース間に加わつ
ている電圧が、PMOSFET25と同じなので、PM
OSFET27,25の特性が同じならばその飽和電流
は12となり、第6図27にその特性が示される。した
がつて、出力端子24の電位4は、第6図で示されるよ
うにV4;Eとなる。
ている電圧が、PMOSFET25と同じなので、PM
OSFET27,25の特性が同じならばその飽和電流
は12となり、第6図27にその特性が示される。した
がつて、出力端子24の電位4は、第6図で示されるよ
うにV4;Eとなる。
今、Vi2〉Vi3の場合について説明したが、Vi2
=Vi3の場合は、第7図に示すようにPMOSFET
27とNMOSFET28の飽和電流が等しくなるため
、V4二E/2となる。
=Vi3の場合は、第7図に示すようにPMOSFET
27とNMOSFET28の飽和電流が等しくなるため
、V4二E/2となる。
反対にVi2くVi3の場合は第8図に示すように4二
Oとなる。また、その入力電圧動作範囲は、上述の説明
よりわかる様に、NMOSFET26,28のスレツシ
ヨルド電圧以上となる。
Oとなる。また、その入力電圧動作範囲は、上述の説明
よりわかる様に、NMOSFET26,28のスレツシ
ヨルド電圧以上となる。
第9図は、コンパレータ7の一実施例であり、第4図の
構成のP,Nを逆にし、電源電圧を反対にしたもので、
全く同様の動作であり、説明は省略する。
構成のP,Nを逆にし、電源電圧を反対にしたもので、
全く同様の動作であり、説明は省略する。
以上述べたように、本発明よればCMOS構成の低電圧
、低電力動作可能で、入力電圧範囲が電源電圧範囲に等
しい、広範囲な入力を受け入れるコンパレータを実現で
き、その効果は大きい。
、低電力動作可能で、入力電圧範囲が電源電圧範囲に等
しい、広範囲な入力を受け入れるコンパレータを実現で
き、その効果は大きい。
また、その構成も簡単であり、P,NMOSFET各々
の特性が揃つておりさえすれば良く、PMOSFET相
互の特性を揃える必要がなく、容易にIC化できる。L
面の簡単な説明 第1図は、本発明によるコンパレータのプロツク図。
の特性が揃つておりさえすれば良く、PMOSFET相
互の特性を揃える必要がなく、容易にIC化できる。L
面の簡単な説明 第1図は、本発明によるコンパレータのプロツク図。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1と第2の入力端子を有し、前記第1と第2の入
力端子に印加される電圧の大小比較を行う回路において
、前記第1と第2の入力端子がそれぞれ入力不感帯域が
異なる出力端子が互に接続された第1と第2のコンパレ
ータのプラスの入力端子及びマイナスの入力端子に接続
されており、さらに前記第1の入力端子に接続したCM
OSインバータよりなる入力電圧弁別回路の出力端子が
それぞれ第1と第2のコンパレータの電源にスイッチン
グトランジスタを介して接続されており、前記第1の入
力端子への入力電圧の範囲により前記入力電圧弁別回路
を動作させ、前記第1または第2のコンパレータの一方
を相補的に選択動作させることにより入力電圧の比較を
行うことを特徴とする電圧比較回路。 2 前記第1のコンパレータが、ゲートとドレインを互
に接続した第1のPチャンネルMOSFETと、前記ゲ
ートとドレインの接続点にドレインを接続した第1の入
力用NチャンネルMOSFETと、前記接続点にゲート
が接続された第2のPチャンネルMOSFETと、前記
第2のPチャンネルMOSFETのドレインとドレイン
を接続した第2の入力用NチャンネルMOSFETより
構成されると共に、前記第2のコンパレータが前記第1
のコンパレータにおいてNチャンネルMOSFETとP
チャンネルMOSFETのチャンネルをそれぞれ反転し
た接続構成としたことを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の電圧比較回路。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6450977A JPS5923491B2 (ja) | 1977-06-01 | 1977-06-01 | 電圧比較回路 |
GB1398578A GB1587028A (en) | 1977-04-23 | 1978-04-10 | Voltage comparator |
DE19782817602 DE2817602A1 (de) | 1977-04-23 | 1978-04-21 | Spannungskomparatorschaltung |
FR7812044A FR2388333A1 (fr) | 1977-04-23 | 1978-04-24 | Comparateur de tension |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6450977A JPS5923491B2 (ja) | 1977-06-01 | 1977-06-01 | 電圧比較回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53149747A JPS53149747A (en) | 1978-12-27 |
JPS5923491B2 true JPS5923491B2 (ja) | 1984-06-02 |
Family
ID=13260229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6450977A Expired JPS5923491B2 (ja) | 1977-04-23 | 1977-06-01 | 電圧比較回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5923491B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4463270A (en) * | 1980-07-24 | 1984-07-31 | Fairchild Camera & Instrument Corp. | MOS Comparator circuit |
JPS5850528U (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-05 | リコーエレメックス株式会社 | 差動型コンパレ−タ |
JPS5942639U (ja) * | 1982-09-10 | 1984-03-19 | 三洋電機株式会社 | コンパレ−タ |
JPS5985349A (ja) * | 1982-11-05 | 1984-05-17 | Showa Alum Ind Kk | 磁気テ−プ接触部品用アルミニウム合金 |
JPS61251319A (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-08 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 半導体集積回路 |
-
1977
- 1977-06-01 JP JP6450977A patent/JPS5923491B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53149747A (en) | 1978-12-27 |
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