JPS5923047Y2 - アスフアルト混合物製造用ドラムミキシングドライヤに於るアスフアルト噴射管 - Google Patents
アスフアルト混合物製造用ドラムミキシングドライヤに於るアスフアルト噴射管Info
- Publication number
- JPS5923047Y2 JPS5923047Y2 JP10915180U JP10915180U JPS5923047Y2 JP S5923047 Y2 JPS5923047 Y2 JP S5923047Y2 JP 10915180 U JP10915180 U JP 10915180U JP 10915180 U JP10915180 U JP 10915180U JP S5923047 Y2 JPS5923047 Y2 JP S5923047Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- asphalt
- drum
- injection pipe
- producing
- mixing dryer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Road Paving Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はアスファルト混合物を製造する際に使用される
加熱混合装置であるドラムミキシングドライヤのアスフ
ァルト噴射管の改良に関するものである。
加熱混合装置であるドラムミキシングドライヤのアスフ
ァルト噴射管の改良に関するものである。
近年、道路工事等により堀り起されたアスファルト舗装
廃材（以下廃材という）の再生利用化が進められており
、その−再生方式としてドラムミキシングドライヤ方式
が提案されている。
廃材（以下廃材という）の再生利用化が進められており
、その−再生方式としてドラムミキシングドライヤ方式
が提案されている。
この方式は機械的破砕等により細粒化した廃材を傾斜し
た回転ドラム内に投入し、傾斜方向に沿って移動させ、
該廃材の移動方向と同一方向に燃焼ガスを送り込んで該
廃材を加熱し、更にドラム内でアスファルトを添加して
混合するものである。
た回転ドラム内に投入し、傾斜方向に沿って移動させ、
該廃材の移動方向と同一方向に燃焼ガスを送り込んで該
廃材を加熱し、更にドラム内でアスファルトを添加して
混合するものである。
前記アスファルトの添加位置はドラムの恒率乾燥域付近
が好ましく、それ故アスファルト噴射管をドラム入口端
（材料投入側）の壁を貫いてドラム内へ軸方向に突入さ
せている。
が好ましく、それ故アスファルト噴射管をドラム入口端
（材料投入側）の壁を貫いてドラム内へ軸方向に突入さ
せている。
しかしながら、ドラム入口付近は４００〜６００℃程度
の比較的高温雰囲気であるためアスファルト噴射管も略
同温度に維持される結果、管内のアスファルトが劣化、
焼損する等品質上及び管理上極めて望ましくなく、又ア
スファルトの燃焼による発煙公害の誘起も懸念される。
の比較的高温雰囲気であるためアスファルト噴射管も略
同温度に維持される結果、管内のアスファルトが劣化、
焼損する等品質上及び管理上極めて望ましくなく、又ア
スファルトの燃焼による発煙公害の誘起も懸念される。
本考案は上記問題点を解決すべくなされたもので、その
目的とするところはドラム内に突入されたアスファルト
噴射管の高温化を阻止し、管内のアスファルトの劣化、
焼損を防止するものである。
目的とするところはドラム内に突入されたアスファルト
噴射管の高温化を阻止し、管内のアスファルトの劣化、
焼損を防止するものである。
以下、図面についてこの考案の実施例を説明する。
１は廃材を加熱混合するドラムであって、傾斜した円筒
体より戊り、その長軸のまわりに回転自在に枢支され、
内部には多数の掻上羽根２が配設されており、ベルトコ
ンベヤ３によってドラム１内へ搬入される廃材を前記掻
上羽根２により、ドラム１の回転の際に持上げてカーテ
ン状に落下させ、ドラム１の横断面全体にわたって材料
の膜を作りながら、ドラム１の傾斜方向に沿って転勤流
下させる一方、ドラムの入口端４側に設けたバーナー５
によりドラム１内に燃焼ガスを送り込むと共にドラムの
排出端６に連結した排気煙道７の末端に設けた排風機（
不図示）により前記燃焼ガスを吸引し、ドラム１内を通
る高温ガス流を維持して廃材を加熱している。
体より戊り、その長軸のまわりに回転自在に枢支され、
内部には多数の掻上羽根２が配設されており、ベルトコ
ンベヤ３によってドラム１内へ搬入される廃材を前記掻
上羽根２により、ドラム１の回転の際に持上げてカーテ
ン状に落下させ、ドラム１の横断面全体にわたって材料
の膜を作りながら、ドラム１の傾斜方向に沿って転勤流
下させる一方、ドラムの入口端４側に設けたバーナー５
によりドラム１内に燃焼ガスを送り込むと共にドラムの
排出端６に連結した排気煙道７の末端に設けた排風機（
不図示）により前記燃焼ガスを吸引し、ドラム１内を通
る高温ガス流を維持して廃材を加熱している。
８はドラム１とバーナー５との間に介在させた燃焼室で
あり、バーナー１の火炎が直接廃材に触れないようにし
てアスファルト分の劣化を防いである。
あり、バーナー１の火炎が直接廃材に触れないようにし
てアスファルト分の劣化を防いである。
９は廃材中の不足アスファルト分を補充するためにドラ
ムの人口端４の壁を貫いてドラム１内へ軸方向に突入さ
せたアスファルト噴射管であり、該噴射管にはこれより
若干大なる径を有す保護管１０を支え部材１１を介在さ
せて被覆し、アスファルト噴射管９の外周と保護管１０
の内周間に環状間隙１２を形成し保護管１００両管端端
面を開放のままドラムの入口端４壁に固定し、ドラム１
内が負圧になれば前記環状間隙１２を通路として外気を
ドラム１内に吸引導入するように構成している。
ムの人口端４の壁を貫いてドラム１内へ軸方向に突入さ
せたアスファルト噴射管であり、該噴射管にはこれより
若干大なる径を有す保護管１０を支え部材１１を介在さ
せて被覆し、アスファルト噴射管９の外周と保護管１０
の内周間に環状間隙１２を形成し保護管１００両管端端
面を開放のままドラムの入口端４壁に固定し、ドラム１
内が負圧になれば前記環状間隙１２を通路として外気を
ドラム１内に吸引導入するように構成している。
本考案は斜上の如く、アスファルト噴射管を二重管構造
とし、噴射管９の外周と保護管１０の内周間に形成され
る環状間隙１２を外気吸引導入の通路となるように構成
したので排気煙道７末端部に設けた排風機（不図示）を
運転してドラム１内が負圧に維持されると第２図の矢印
に示すように外気を吸引導入する。
とし、噴射管９の外周と保護管１０の内周間に形成され
る環状間隙１２を外気吸引導入の通路となるように構成
したので排気煙道７末端部に設けた排風機（不図示）を
運転してドラム１内が負圧に維持されると第２図の矢印
に示すように外気を吸引導入する。
しかして、保護管１１は高温ガスに触れて高温ガスとほ
ぼ同等の温度に加熱されても、保護管１０からの噴射管
９への入熱は吸引導入される外気の空気層により断熱さ
れ、噴射管９の過程の加熱は回避できるので管内のアス
ファルトの劣化、焼損は免れることができる。
ぼ同等の温度に加熱されても、保護管１０からの噴射管
９への入熱は吸引導入される外気の空気層により断熱さ
れ、噴射管９の過程の加熱は回避できるので管内のアス
ファルトの劣化、焼損は免れることができる。
なお、この考案のアスファルト噴射管はドラムミキシン
グドライヤを用いて新規合材を製造する場合も同様の利
益を享受できる。
グドライヤを用いて新規合材を製造する場合も同様の利
益を享受できる。
第１図はドラムミキシングドライヤの概略図、第２図は
本考案のアスファルト噴射管の断面図、第３図は第２図
のＡ−Ａ線断面図である。 図中の符号を説明すれば次のとおりである。 １・・・・・・ドラム、５・・・・・・バーナー、９・
・・・・・アスファルト噴射管、１０・・・・・・保護
管、１１・・・・・・支え部材、１２・・・・・・環状
間隙。
本考案のアスファルト噴射管の断面図、第３図は第２図
のＡ−Ａ線断面図である。 図中の符号を説明すれば次のとおりである。 １・・・・・・ドラム、５・・・・・・バーナー、９・
・・・・・アスファルト噴射管、１０・・・・・・保護
管、１１・・・・・・支え部材、１２・・・・・・環状
間隙。
Claims (1)
- 噴射管とこれを被覆する保護管とを間隙をもって保持す
る二重構造とすると共に噴射管の外周と保護管の内周間
に形成される前記環状間隙を外気導入のための通路とし
て構成せしめたことを特徴とするアスファルト混合物製
造用ドラムミキシングドライヤに於るアスファルト噴射
管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10915180U JPS5923047Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | アスフアルト混合物製造用ドラムミキシングドライヤに於るアスフアルト噴射管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10915180U JPS5923047Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | アスフアルト混合物製造用ドラムミキシングドライヤに於るアスフアルト噴射管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5733704U JPS5733704U (ja) | 1982-02-22 |
| JPS5923047Y2 true JPS5923047Y2 (ja) | 1984-07-10 |
Family
ID=29470354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10915180U Expired JPS5923047Y2 (ja) | 1980-07-31 | 1980-07-31 | アスフアルト混合物製造用ドラムミキシングドライヤに於るアスフアルト噴射管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5923047Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS605309U (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-16 | 株式会社クボタ | 播種機 |
-
1980
- 1980-07-31 JP JP10915180U patent/JPS5923047Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5733704U (ja) | 1982-02-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN107036437B (zh) | 一种回转窑湍流燃烧方法 | |
| JPS5923047Y2 (ja) | アスフアルト混合物製造用ドラムミキシングドライヤに於るアスフアルト噴射管 | |
| US6860735B1 (en) | Rotary kiln | |
| JP3021387B2 (ja) | 連続炭化方法及び装置 | |
| JP3435568B2 (ja) | 連続炭化装置および連続炭化方法 | |
| JPH0626630A (ja) | 廃棄物焼却設備 | |
| CN205482321U (zh) | 一种新型陶粒旋转窑 | |
| CN207210912U (zh) | 一种回收沥青路面材料的加热设备 | |
| JPH0241452Y2 (ja) | ||
| JPH0241451Y2 (ja) | ||
| JPS6014114Y2 (ja) | 多重ドラム式汚泥焼却炉 | |
| JPH0249465Y2 (ja) | ||
| JPH0733113Y2 (ja) | ロータリーキルン | |
| JPH06330045A (ja) | 炭化装置 | |
| SU125322A1 (ru) | Способ снижени угара кокса с дожиганием летучих во вращающихс прокалочных печах и устройство дл его осуществлени | |
| JPH0415775Y2 (ja) | ||
| JPH051807A (ja) | 有機ガス含有排ガス焼却装置 | |
| JPS6120090Y2 (ja) | ||
| JP3277335B2 (ja) | 炭化方法および炭化装置 | |
| JPS5842425Y2 (ja) | 産業廃棄物の連続乾溜装置 | |
| JPH07260121A (ja) | ロータリーキルン | |
| JP2004239451A (ja) | 外熱式ロータリキルン | |
| JP2003194319A (ja) | 回転燃焼方法と回転燃焼装置並びに加熱処理施設 | |
| JPS6221084B2 (ja) | ||
| JPH0241453Y2 (ja) |