JPS6221084B2 - - Google Patents

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JPS6221084B2
JPS6221084B2 JP412180A JP412180A JPS6221084B2 JP S6221084 B2 JPS6221084 B2 JP S6221084B2 JP 412180 A JP412180 A JP 412180A JP 412180 A JP412180 A JP 412180A JP S6221084 B2 JPS6221084 B2 JP S6221084B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dryer drum
asphalt
temperature
exhaust gas
exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP412180A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56100904A (en
Inventor
Koichi Konno
Sadayuki Sato
Shinichi Kumabayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikko Corp Ltd
Original Assignee
Nippon Hodo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Hodo Co Ltd filed Critical Nippon Hodo Co Ltd
Priority to JP412180A priority Critical patent/JPS56100904A/ja
Publication of JPS56100904A publication Critical patent/JPS56100904A/ja
Publication of JPS6221084B2 publication Critical patent/JPS6221084B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、例えばアスフアルト舗装の廃材を
再利用するためのアスフアルト混合材加熱装置に
関するものである。
従来の回転ドラムによる加熱装置はアスフアル
ト舗装廃材を所定の温度、例えば150℃〜160℃に
加熱するとき、アスフアルト舗装廃材中のアスフ
アルトが軟化して、ドライヤードラムの内壁面に
小さな粒子が付着し、長時間の運転により厚さ20
mm〜30mmに成長する。つまりアスフアルト舗装廃
材中に含まれているアスフアルトの針入度は、我
国の場合、40程度のものが多い。針入度40〜50の
アスフアルトは温度約220℃で動粘度約35センチ
ストークス、温度約180℃で動粘度約100センチス
トークスで、この間の粘度のアスフアルトは普通
散布適応温度とされており、このようなアスフア
ルトで被覆されたアスフアルト混合材の粒子間の
付着力は非常に小さくなつている。温度約90℃で
は動粘度約10000センチストークスとなり、温度
約130℃で動粘度約1000センチストークスとな
る。このようなアスフアルトで被覆された粒子間
の付着力は非常に強力となる。
したがつてドライヤードラムに常温で供給され
たアスフアルト舗装廃材の粒子はドライヤードラ
ム内を移動しながら加熱されて、ドラム排出口で
約150℃〜160℃となつて排出される。このドラム
内を移動するときの粒子の温度はドライヤードラ
ムの入口から約1/2〜2/3にわたる間が付着力の最
とも強力な範囲にある。このため粒子はドライヤ
ードラム内壁に徐々に付着し、成長することにな
る。
このように成長したアスフアルト舗装廃材の粒
子は長時間運転を継続すると、部分的な脱落を起
し、混合材の中に混入しアスフアルト舗装の仕上
りに非常に悪い影響を与えると共に、付着層が成
長するとドラムにその分の加重がかかり回転動力
が増大する等の欠点があつた。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので
その目的とするところは、ドライヤードラムを内
外筒体から二重筒体構造となし、両筒体間空隙部
に前記ドライヤードラムから取り出す排気の一部
を供給し、前記内筒体を外周から強制加熱して約
180℃以上となし、アスフアルトの内筒体への付
着を防止することにある。
以下図面に基づいてこの発明の一実施例を詳細
に説明する。
第1図は第1の実施例に要部構成を示すもの
で、図中符号1は、ドライヤードラムで、このド
ライヤードラム1は先端部が低くなつた内筒体2
と外筒体3からなる二重筒体構造に構成され、内
筒体2の内周面には軸線方向に沿つて複数の掻揚
羽根4…が設けられている。一方前記外筒体3の
外周面は放熱を防ぐ保温層5が設けられている。
このように構成された前記ドライヤードラム1は
前、後部をローラー6,6により支持され、中央
外周に配設した駆動機構7により一定速度で回転
されるようになつている。またドライヤードラム
1の基部(手前側)は固定ブーツ8内部に嵌挿さ
れ、ブーツ8の上方外周から内部へ臨まされた材
料供給ホツパー9からの材料を受けるようになつ
ている。ところで前記固定ブーツ8にはフランジ
10を有する大きな開口部が前記ドライヤードラ
ム1と同心円状に設けられ、フランジ10に連結
自在のフランジ11をもつた調整室12が取り付
けられている。この調整室12はバーナー13を
有する一次燃焼室14のフランジ15と連結自在
のフランジ16を有する。また一次燃焼室14は
内壁が耐火レンガ17で内張りされ高温に対する
防護が施されている。また前記調整室12は二重
筒構造となつており、一次燃焼室14を同様その
内部は耐火レンガで内張りされ多数のスリツト1
8を有する内筒19と金属製の外筒20で構成さ
れている。また前記内筒19と外筒20間に設け
られた空隙部は前記のドライヤードラム1の内筒
体2と外筒体3間に設けられた空隙部と連通する
ように連結され、ドライヤードラム1から取り出
される排気ガスの一部が前記スリツト18を介し
て前記調整室12へ送気できるようになつてい
る。ドライヤードラム1の先端には排気マニホー
ルド21が設けられ、この排気マニホールド21
の上方には排気管22が取り付けられている。排
気管22の途中には排風機23が取り付けられ、
この排風機23の排気側は分岐され、片方の排気
管24は大気放出、他方の排気管25は前記のド
ライヤードラム1の先端部に連結され、内、外筒
体2,3間の空隙部へ排気ガスの一部を送気する
ようになつている。また前記両排気管24,25
の各分岐端にはダンパー26,27がそれぞれ内
装され、排気量が調節されるようになつておりか
つまた上記排気管25の途中には補助バーナー2
8が取り付けられている。一方前記排気マニホー
ルド21の底部にはスクリユーコンベア29が設
けられており、このスクリユーコンベア29によ
り加熱した材料をミキサ30に供給するようにな
つている。
次に上記の構成によりこの発明の作用を説明す
る。
先ず、バーナー13からの火焔は一次燃焼室1
4内で約900℃前後の熱雰囲気を形成し、この燃
焼ガスは次の調整室12の内筒19を通じドライ
ヤードラム1内に入る。一方材料供給ホツパー9
からシユートを介してドライヤードラム1内に供
給された例えば、アスフアルト舗装廃材はドライ
ヤードラム1の回転に伴い掻揚羽根4…によつて
上方へ持ち揚げられては順次落下され、徐々に排
気マニホールド21の方向へ移動し、この間に加
熱される。この場合、一次燃焼室14からドライ
ヤードラム1の入口に達した燃焼ガス温度が廃材
中のアスフアルトを劣化させる温度になつている
とすると、そのままの状況では廃材は再使用でき
ないものとなるので、ダンパー27を調整して排
気管25、ドライヤードラム1の内筒体2と外筒
体3間の空隙部を介して調整室12に排気ガスの
一部を供給する。この排気ガスは調整室12の内
筒19に設けたスリツト18を介して内筒19内
の燃焼ガスに混じり、燃焼ガス温度を降下させ
る。これにより前記ドライヤードラム1内の廃材
加熱温度は適温に調整され、アスフアルトは劣化
されることなく加熱される。一方製造されるアス
フアルト混合物の温度は150℃〜160℃であるので
排気ガス温度は180℃〜230℃程度のものが得られ
る。この排気ガスが前述の如く、ドライヤードラ
ム1の内、外筒体2,3の空隙部を介して調整室
12へ送られるため、前記内筒体2の壁面温度も
約180℃以上に加熱される。したがつてドライヤ
ードラム1の基端側から先端側へ加熱されつつ搬
送されるアスフアルトの劣化は防止され、壁面へ
の粒子の付着は防止される。なおドライヤードラ
ム1内を通過する排気ガスの温度が低い場合は作
業開始時とか作業終了前に短時間、例えば約10〜
15分間補助バーナー28を燃焼することにより、
排気ガスの温度を前述のアスフアルト劣化ないし
付着防止温度に調整することができる。
第2図は、第2の実施例の要部構成を示すもの
である。この第2の実施例ではドライヤードラム
1の基端部と先端部、つまり排気マニホールド2
1側に内、外筒体2,3間の空隙部に連通する開
口部31,32が設けられ、基端部側に設けられ
た開口部31に第1の実施例において説明した排
気管25が連結される。そして先端側に設けられ
た開口部32は排気管33を介して第1の実施例
において説明した一次燃焼室12の外周に設けた
空隙部34に連結される。なお第2図では第1図
のフランジ10,11がシール部となつている。
その他の各部構成については第1の実施例と同様
であるので各部の詳細な説明は省略する。
なお第2の実施例による作用上の特徴は、ドラ
イヤードラム1の内、外筒体2,3の空隙部を介
して送る排気ガスを、さらに一次燃焼室14の外
周に設けた空隙部34に送り、これを調整室12
の内、外筒19,20間の空隙部へ送り調整室1
2の前記内筒19をも同一排気ガスにて加熱ない
し保温することにある。その他の作用は第1の実
施例とほぼ同様であるので省略する。
以上詳述したようにこの発明によれば、ドライ
ヤードラムを内、外筒体からなる二重構造とし
内、外筒体間の空隙部に排気ガスを送りこの排気
ガスの熱により内筒体の壁面を加熱してアスフア
ルトが劣化ないし付着することのない適温に保持
するようにしたので、アスフアルト混合材の加熱
作業が効率的となり、かつまたドラム内壁面及び
掻揚羽根にアスフアルト粒子の付着がないのでド
ライヤードラムの回転に無理が生じず常に安定し
た回転が可能となる。一方ドライヤードラムおよ
び一次燃焼室の熱効率を向上させることができる
等優れた工業的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかるアスフアルト混合材
加熱装置の第1の実施例の要部構造を示す一部切
欠側面図、第2図は同じく第2の実施例の要部構
造を示す一部切欠側面図である。 1……ドライヤードラム、2……内筒体、3…
…外筒体、7……駆動機構、12……調整室、1
4……一次燃焼室、18……スリツト、19……
内筒、20……外筒、21……排気マニホール
ド、22……排気管、23……排風機、24,2
5……排気管、26,27……ダンパー、28…
…補助バーナー、33……排気管、34……空隙
部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ドライヤードラムを二重筒構造となし、内外
    筒体の空隙部にドライヤードラムから取り出した
    排気の一部を供給し、内筒体を外周から所定温度
    に強制加熱するようにしたことを特徴とするアス
    フアルト混合材加熱装置。 2 前記空隙部に供給する排気を供給途中で加熱
    するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のアスフアルト混合材加熱装置。
JP412180A 1980-01-18 1980-01-18 Heater for asphalt mixed material Granted JPS56100904A (en)

Priority Applications (1)

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JP412180A JPS56100904A (en) 1980-01-18 1980-01-18 Heater for asphalt mixed material

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JP412180A JPS56100904A (en) 1980-01-18 1980-01-18 Heater for asphalt mixed material

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Publication Number Publication Date
JPS56100904A JPS56100904A (en) 1981-08-13
JPS6221084B2 true JPS6221084B2 (ja) 1987-05-11

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ID=11575948

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JP412180A Granted JPS56100904A (en) 1980-01-18 1980-01-18 Heater for asphalt mixed material

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5869904A (ja) * 1981-10-20 1983-04-26 神野 道夫 再生アスフアルト合材製造装置
JPS60104408U (ja) * 1983-12-21 1985-07-16 株式会社新潟鐵工所 アスフアルトプラント
JPS6172108A (ja) * 1984-09-18 1986-04-14 日工株式会社 アスフアルト舗装廃材再生装置
JPH07103532B2 (ja) * 1989-11-01 1995-11-08 日工株式会社 アスファルトプラントのドライヤ

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JPS56100904A (en) 1981-08-13

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