JPS59228819A - 調理機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は回転する卸し金とすシ棒により材料をすり卸す
と共になめらかにすシ潰して、とろろ・離乳食などを作
る一般家庭用の調理機に関するものである。

従来例の構成とその問題点 第１図は、回転する卸し金によりとろろ・大根おろしな
どを作る従来の調理器である。１は多数の切刃２を有す
る卸し金である。本体３に容器４を、出力軸７に卸し金
１を装着し、そして長いも、大根、りんごなどの材料を
卸し金１の上に置き、かつ容器蓋６を装着し、電源を入
れて卸し金１を高速回転（約２５０Ｏｒ　ｐｍ　）させ
る。これにより材料は卸し金１の上でころがシながらす
り卸され、容器４内に溜められる。しかしながら、この
従来の調理機ですり卸された材料の粒子を観察すると細
長い粒子や角ばった粒子がほとんどであり、ざらざらと
した感じがあって口当りが悪い。また、長いもをすり卸
したとろろについては、従来すり鉢とスリコギで作った
ものに比較して、粘り気が少なく、また空気の泡立ちも
少ないため、つるつとした食感がないという欠点があっ
た。

発明の目的 本発明はこのような従来の問題を解消し、出来映えの良
いとろろや離乳食全手軽に作れる調理機を提供すること
を目的とするものである。

発明の構成 上記目的を達成するために本発明の調理機は、電動機を
内蔵する本体と、前記電動機により駆動される多数の切
刃を有する略円板状の卸し金と、この卸し金の下面に着
脱自在に設けられ、かつ材料をすり潰すすり棒と、前記
卸し金を内包する容器および容器蓋とを具備し、前記容
器の内底面には多数の突起を設け、前記すり棒の下端面
と前記突起を有する容器の内底面を摺接させたものであ
り、卸し金ですり卸した材料をすり棒により更にすり潰
して、なめらかな口当りと、粘り気のある出来映えの良
いとろろや離乳食を得ることができるものである。

実施例の説明 以下、添付図面に基づいて本発明の一実施例について説
明する。第２図および第３図において、１０は電動機１
１を内蔵する本体、１２は電動機１１０回転を大プーリ
・小プーリ・ベルトなどにより減速した出力軸であり、
その先端部はＤ字状の凸部に形成されている。１３は多
数の切刃１４を有する略円板状の卸し金であシ、中央部
下部にはＤ字状の凹部があって、この凹部が出力軸１２
に着脱自在に嵌合する回転伝達継手部分となっている。

１５は卸し金１３の下面にねじ込み式あるいは他の手段
で着脱自在に取付けられ、かつ材料をすり潰すためのす
り棒であシ、本実施例では２本取付けられている。また
、卸し金１３の直径は約１６０ｍ１１１、回転数は約１
８０Ｏｒｐｍ　、すり棒１５の直径は約２ｏｍｍである
。１６は容器であり、その内底面には第３図に示すよう
に、断面が略三角形の突起１７を放射状に多数形成して
あり、この突起１７の先端とすり棒１６の下端面は摺接
するように設定しである。１８は容器１６の開口部に施
した容器蓋である。

上記構成において動作を説明する。本体１０に容器１６
を載置し、すり棒１５を取付けた卸し金１３を容器１６
の中央に突出した出力軸１２に嵌合する。そして２〜３
１ｍ角に切った長いもを卸し金１３の上に置き、そして
容器蓋１８を載置し、スイッチ（図示せず）を入れて卸
し金１３を回転させる。この回転によシ、材料は卸し金
１３上をころが９ながら切刃１４により切削されて、卸
し金１３の外周と容器１６の内壁との空隙より容器１６
の内底部へと落下する。そしてすり卸された材料は、す
シ棒１６により突起１７との間で細かくすり潰されると
同時に少し空気を巻き込むだめ。

出来映えの良いとろろができる。

そして得られたとろろの粒子を観察すると、卸し金１３
では細長め形状に切削されていたものが、すり棒１５に
よシ細かくすシ潰されており、鋭く潰されているため、
粘り気も十分であり、空気の泡立ちが適度にあるため、
つるつとした食感を得ることができる。

第４図は本発明の他の実施例のすり棒１９を示したもの
で、その下端面には略三角形の４２０を多数設けて凹凸
部としている。この場合、上記第２図および第３図で示
した実施例のす９棒１６に比較してすシ潰し性能が向上
する。

なお、上記第２図および第３図に示す実施例では、すり
棒１５が卸し金１３に着脱自在に取付けであるため、す
９棒１６を使わなければ、従来と同様に大根おろしを作
ることができる。

発明の効果 上記実施例から明らかなように、本発明の調理機は、卸
し金の下面にすり棒を設け、このすり棒の下端面を容器
の内底面の突起に摺接させることにより、なめらかな口
当りと粘り気のある出来映えのよいとろろや離乳食を手
軽に得ることができるものであり、その実用的価値は大
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の調理機を示す断面図、第２図は本発明の
一実施例の調理機を示す断面図、第３図は同実施例の容
器の内底部を示す部分斜視図、第４図は本発明の他の実
施例のすり棒を示す斜視図である。 １０・・・・・・本体、１１・・・・・・電動機、１３
・・・・・・卸し金、１５．１９・・・・・・すり棒、
１７・・・・・・突起、２０００．・・・溝（凹凸部〕
０ 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 Ｒ 第３図 ５ ６ 第４図 ０

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）電動機を内蔵する本体と、前記電動機により駆動
   される多数の切刃を有する略円板状の卸し金と、この卸
   し金の下面に着脱自在に設けられ、かつ材料をすり潰す
   すシ棒と、前記卸し金を内包する容器および容器蓋とを
   具備し、前記容器の内底面には多数の突起を設け、前記
   すり棒の下端面と前記突起を有する容器の内底面とを摺
   接させた調理機。
2. （２）すり棒の下端面には多数の凹凸部を設けた！特許
   請求の範囲第１項記載の調理機。