JPS5930715Y2 - 根菜皮剥機 - Google Patents
根菜皮剥機Info
- Publication number
- JPS5930715Y2 JPS5930715Y2 JP16640980U JP16640980U JPS5930715Y2 JP S5930715 Y2 JPS5930715 Y2 JP S5930715Y2 JP 16640980 U JP16640980 U JP 16640980U JP 16640980 U JP16640980 U JP 16640980U JP S5930715 Y2 JPS5930715 Y2 JP S5930715Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- wire mesh
- burdock
- peeling
- rotating shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は根菜類の皮剥、ヒゲ取り機に係り、殊に山ゴ
ボウ、大根、人参等の細長いものを対象とし、里芋、ジ
ャガ芋等の丸ものにも適用できる根菜皮剥機に関するも
のである。
ボウ、大根、人参等の細長いものを対象とし、里芋、ジ
ャガ芋等の丸ものにも適用できる根菜皮剥機に関するも
のである。
一般に山ゴボウ等は収穫後に泥を洗い落した後、20多
位の塩水に塩漬けされ、所定時間経過後に皮剥、ヒゲ取
り処理を施されるものである。
位の塩水に塩漬けされ、所定時間経過後に皮剥、ヒゲ取
り処理を施されるものである。
従来の皮剥機は第1図ないし第2図に示すようなものが
あった。
あった。
第1図は容器1の内面側壁に石ヤスリ2を貼りつけ底部
の円盤3を回転させるように構成したものであるが、球
根などの丸ものには適用されても長ものでは折損したり
、良く剥けずに普た石ヤスリ2のために剥けすぎる部分
が生じたりして使用ができないものであった。
の円盤3を回転させるように構成したものであるが、球
根などの丸ものには適用されても長ものでは折損したり
、良く剥けずに普た石ヤスリ2のために剥けすぎる部分
が生じたりして使用ができないものであった。
また第2図の従来例では基台4上にスプリング5により
容器6を支持して、容器6の下部にモータ7等を設置し
て容器6内に貫通した軸8を振動させ、容器6内に山ゴ
ボウ等の物体と菱形竹片9を入れて振動により皮剥を行
なうよう構成したものである。
容器6を支持して、容器6の下部にモータ7等を設置し
て容器6内に貫通した軸8を振動させ、容器6内に山ゴ
ボウ等の物体と菱形竹片9を入れて振動により皮剥を行
なうよう構成したものである。
従ってこの構造では物体と同量の竹片9を混入し、回転
攪拌により竹片9の角部で皮剥を行なうものであるが、
大量の竹片9を使用するので竹片9は10〜15回使用
で摩耗してしまい使用不可となる。
攪拌により竹片9の角部で皮剥を行なうものであるが、
大量の竹片9を使用するので竹片9は10〜15回使用
で摩耗してしまい使用不可となる。
また皮剥に要する作業時間が長く生産性が悪いだけでな
く、皮剥が終ると容器6から竹片9を振い落しながら手
ですくって取り出すので人手による作業が多く、作業性
が悪いなどの欠点があった。
く、皮剥が終ると容器6から竹片9を振い落しながら手
ですくって取り出すので人手による作業が多く、作業性
が悪いなどの欠点があった。
この考案は、上述した従来例の欠点を改善するためにな
されたものであり、簡単な構造でしかも取扱いが容易で
あり、長ものなどの根菜の皮剥。
されたものであり、簡単な構造でしかも取扱いが容易で
あり、長ものなどの根菜の皮剥。
ヒゲ取り作業が単時間に行なえるように構成した根菜皮
剥機を提供するものである。
剥機を提供するものである。
以下、この考案による実施例を第3図ないし第9図にも
とづいて具体的に説明する。
とづいて具体的に説明する。
第3図はこの考案による皮剥機の斜視図であり、10は
基台11は軸受、12はモーター、減速機及び回転変速
機等の機械室、13は容器、14は容器13の傾倒用ハ
ンドル、15は回転軸、16は口型回転翼、17は容器
13内壁面に装着された金網もしくはおろしがねやパン
チングプレート等のヤスリ状金具である。
基台11は軸受、12はモーター、減速機及び回転変速
機等の機械室、13は容器、14は容器13の傾倒用ハ
ンドル、15は回転軸、16は口型回転翼、17は容器
13内壁面に装着された金網もしくはおろしがねやパン
チングプレート等のヤスリ状金具である。
なお、ごぼう、人参等の棒状根菜とじゃがいも、さとい
も等の球状根菜のような材料にあっては、それに応じて
回転翼16の形状を変える必要がある。
も等の球状根菜のような材料にあっては、それに応じて
回転翼16の形状を変える必要がある。
上記容器13はステンレス製で形成され、内壁に装着さ
れる金網もしくはヤスリ状金具1Tは、第6図に示す如
くステンレス製のエクスパンション金網が良いが、パン
チングプレート、又は切り起し状の突起を形成したステ
ンレス鋼板等も適用される。
れる金網もしくはヤスリ状金具1Tは、第6図に示す如
くステンレス製のエクスパンション金網が良いが、パン
チングプレート、又は切り起し状の突起を形成したステ
ンレス鋼板等も適用される。
筐た金網17は例えばごぼうの場合は3メツシュ位が良
いが容器13の内壁との間に空間を設けて第7図に示す
如く着脱自在に装着しても良いものである。
いが容器13の内壁との間に空間を設けて第7図に示す
如く着脱自在に装着しても良いものである。
この様に内壁に装着する金網もしくはヤスリ状金具を根
菜の種類に応じて各種表面形状のものに取替装着する事
により効果的に皮剥が可能となる。
菜の種類に応じて各種表面形状のものに取替装着する事
により効果的に皮剥が可能となる。
上記回転軸15には第4図に示す如く180゜位相をず
らしたステンレス製の口型回転翼16を一対固着しであ
る。
らしたステンレス製の口型回転翼16を一対固着しであ
る。
この[型回転翼16は金網11との間に所定の空隙を保
持した長さに突出しており、好ましくは弾力のあるバネ
材等で成形されている。
持した長さに突出しており、好ましくは弾力のあるバネ
材等で成形されている。
従って口型回転翼16の間または金網17との空隙から
撹拌中の山ゴボウなどの物体が通り抜は回転しやすくな
っている。
撹拌中の山ゴボウなどの物体が通り抜は回転しやすくな
っている。
會た上記回転軸15の外周がヤスリ状の構造にされてい
ると効果的である。
ると効果的である。
上述したように構成された皮剥機の容器13内に山ゴボ
ウ等の長ものを水とともに装填してモーl−を駆動する
と、回転軸15により[型回転翼16が回転し、水とと
もに山ゴボウが回転し、回転中に口型回転翼と金網1T
とで皮剥ぎ、ヒゲ取りが行なわれる。
ウ等の長ものを水とともに装填してモーl−を駆動する
と、回転軸15により[型回転翼16が回転し、水とと
もに山ゴボウが回転し、回転中に口型回転翼と金網1T
とで皮剥ぎ、ヒゲ取りが行なわれる。
作業が終了すると容器13の傾倒用ハンドル14を回動
して容器13を傾倒させ、他の容器に取り出すものであ
る。
して容器13を傾倒させ、他の容器に取り出すものであ
る。
第8図は、この考案による容器13の応用例であり、容
器13の内壁面底部に二重底部18を設け、内壁面と金
網との間に削り取られたカスを落下せしめ、排出管19
よりコック20を介して適宜排出したり、水分だけを排
出して水切りを行なうなどの構造を有するものである。
器13の内壁面底部に二重底部18を設け、内壁面と金
網との間に削り取られたカスを落下せしめ、排出管19
よりコック20を介して適宜排出したり、水分だけを排
出して水切りを行なうなどの構造を有するものである。
また回転軸15に固着した一対の口型回転翼16は第9
図に示す如く、向きをずらして固着し、回転軸15の両
端壁部に効果的攪拌を行なうガイド翼21を固着すれば
、山ゴボウ等の長ものが一箇所にとどまることなく十分
に攪拌され、金網17、回転軸・15の外周面のヤスリ
及び長ものどうし間の摩擦により効果的な皮剥作業が行
なわれる。
図に示す如く、向きをずらして固着し、回転軸15の両
端壁部に効果的攪拌を行なうガイド翼21を固着すれば
、山ゴボウ等の長ものが一箇所にとどまることなく十分
に攪拌され、金網17、回転軸・15の外周面のヤスリ
及び長ものどうし間の摩擦により効果的な皮剥作業が行
なわれる。
つぎにこの考案の皮剥機による皮剥作業の実験例を示す
。
。
まず山ゴボウを洗浄後20%塩水に塩漬けしたものを取
り出し52Kgの山ゴボウに60tの水とともに容器1
3内に装填し、回転軸15を7〜30回転/毎分で回転
させて攪拌した場合、7分間で皮剥作業がほぼ完全に行
なわれた。
り出し52Kgの山ゴボウに60tの水とともに容器1
3内に装填し、回転軸15を7〜30回転/毎分で回転
させて攪拌した場合、7分間で皮剥作業がほぼ完全に行
なわれた。
この結果容器13の容重ば300tであるが、全容量に
対して20〜40多の仕込量であれば[型回転翼16を
7〜30r、P、mの範囲で設定した場合に最も効率よ
く皮剥がなされることが判明した。
対して20〜40多の仕込量であれば[型回転翼16を
7〜30r、P、mの範囲で設定した場合に最も効率よ
く皮剥がなされることが判明した。
普た上記実験結果により山ゴボウの他に大根。
ゴボウ、人参等細長いものはもちろん里芋、ジャガイモ
、ラッキョウ等の丸いものにも十分適用されるものであ
ることが確認された。
、ラッキョウ等の丸いものにも十分適用されるものであ
ることが確認された。
なお、上記皮剥作業が終了した後は、傾倒用ハンドル1
4を回動して容器を傾は他の容器に取り出すものである
。
4を回動して容器を傾は他の容器に取り出すものである
。
また上記皮剥機は塩水を使用するのでステンレス製が耐
久性もあり好筐しい。
久性もあり好筐しい。
以上詳細に説明したようにこの考案によれば構造が簡単
で取扱い性が良く安価に製造できる。
で取扱い性が良く安価に製造できる。
また従来例の如く竹片なと不要であり作業時間も大巾に
短縮され、長もの、丸ものの根菜に適用される等汎用性
があり省力化が可能である。
短縮され、長もの、丸ものの根菜に適用される等汎用性
があり省力化が可能である。
さらに容器形状、金網メツシュ等適宜変更も可能であり
、金網は着脱自在であるから清掃が容易で目詰りがあっ
ても直ちに取り除けるものである。
、金網は着脱自在であるから清掃が容易で目詰りがあっ
ても直ちに取り除けるものである。
また容器は傾倒可能に構成したので容器内からの、取り
出しが容易であり、重筋作業が全く解消されるなど実用
的効果は極めて著大である。
出しが容易であり、重筋作業が全く解消されるなど実用
的効果は極めて著大である。
第1図ないし第2図は従来の実施例を示す断面図、第3
図はこの考案による実施例の斜視図、第4図はこの考案
による縦断面図、第5図は第4図のA−A線断面図、第
6図はこの考案による金網の正面図、第1図はこの考案
による金網の装着状態を示す要部の斜視図、第8図はこ
の考案による他の応用fa−示す要部の断面図、第9図
はこの考案による回転軸の要部を説明する斜視図である
。
図はこの考案による実施例の斜視図、第4図はこの考案
による縦断面図、第5図は第4図のA−A線断面図、第
6図はこの考案による金網の正面図、第1図はこの考案
による金網の装着状態を示す要部の斜視図、第8図はこ
の考案による他の応用fa−示す要部の断面図、第9図
はこの考案による回転軸の要部を説明する斜視図である
。
Claims (1)
- 根菜類の皮剥機において、傾倒可能に軸支した容器と容
器の内壁面に装着した金網又はヤスリ状金具とモーター
等により回転駆動される回転軸と、上記回転軸に固着し
た一対の用型回転翼とから構成されたことを特徴とする
根菜皮剥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16640980U JPS5930715Y2 (ja) | 1980-11-20 | 1980-11-20 | 根菜皮剥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16640980U JPS5930715Y2 (ja) | 1980-11-20 | 1980-11-20 | 根菜皮剥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5789495U JPS5789495U (ja) | 1982-06-02 |
JPS5930715Y2 true JPS5930715Y2 (ja) | 1984-09-01 |
Family
ID=29525059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16640980U Expired JPS5930715Y2 (ja) | 1980-11-20 | 1980-11-20 | 根菜皮剥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5930715Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6755852B2 (ja) * | 2017-12-21 | 2020-09-16 | 直政 鈴木 | 根菜類の洗浄方法 |
-
1980
- 1980-11-20 JP JP16640980U patent/JPS5930715Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5789495U (ja) | 1982-06-02 |
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