JPS59227884A - 新規な7−ヒドロキシアルキルカンプトテシン誘導体 - Google Patents

新規な7−ヒドロキシアルキルカンプトテシン誘導体

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JPS59227884A
JPS59227884A JP10169183A JP10169183A JPS59227884A JP S59227884 A JPS59227884 A JP S59227884A JP 10169183 A JP10169183 A JP 10169183A JP 10169183 A JP10169183 A JP 10169183A JP S59227884 A JPS59227884 A JP S59227884A
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camptothecin
chloroform
water
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carbon atom
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JP10169183A
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Sada Miyasaka
宮坂 貞
Mochimichi Sawada
沢田 試吾
Kenichiro Nogata
野方 健一郎
Masahiko Mutai
務台 方彦
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Yakult Honsha Co Ltd
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Yakult Honsha Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規な7−ヒトロキシアルキルカンゾトテシ
ン誘導体に関する。
本発明者らは、先に、ラジカル反応によシ、カンプトテ
シンの7位に、アルキル基又はアラルキル基を直接導入
することに成功したが、さらに、上記のラジカル反応に
際して、7−ヒトロキシアルキルカンゾトテシン誘導体
が生成することを見出した。
本発明はかかる知見に基づくものである。
本発明に係る新規な7−ヒトロキシアルキルカンゾトテ
シン誘導体は、一般式、 (式中Aは、2個ないし5個の炭素原子を有する直鎖状
または分枝鎖状のアルキレン基である。
ただし、A中の水酸基の結合した炭素原子と力/ゾトテ
シンの7位の炭素原子とは直接結合していないものとす
る)で表わされるものである本発明に係るこの新規な7
−ヒトロキシアルキルカンゾトテシン誘導体はカンプト
テシンを出発物質とし、これを金層イオンの存在下に硫
酸と水と過酸化物ν用い、一般式ROH(式中Rは2な
いし5個の炭素原子を有する直鎖状オたは分枝鎖状のア
ルキル基を表わす)で表わされるアルコールとラジカル
反応させる際に7−アルキルカンプトテシン誘導体とと
もに得られるものである。この場合、上記の金属イオン
としては、金属塩を水に溶解させることによし、その金
属イオンを反応液中に生成せしめ存在させることができ
る。すなわち、本発明の化合物はカンプトテシン、金属
塩、硫酸および上記の一般式ROHで表わされるアルコ
ールを任意の順序で水に溶解しておき、これに過酸化物
を加え、攪拌するという操作によって製造することがで
きる。
この操作は、通常は、金属塩を水に溶解し、これにカン
プトテシンを懸濁させ、次いでこれ、  に硫酸を加え
溶解し、さらに前述の、一般式ROHで表わされるアル
コールを加えた後、水冷攪拌下に過酸化物を加え、室温
に戻して攪拌することによシ行うことができる。上記の
金属塩の例としては硫酸第一鉄、塩化第一鉄、などの第
一鉄塩があげられ、過酸化物の例としては、過酸化水素
、第三級ブチルヒドロパーオキサイドなどがあげられる
前記のROHで表わされるアルコールは、エタノール、
フロ/eノール、ブタノールおよヒ硬ンタノールである
が、その炭化水素基部分は直鎖状であっても分枝鎖状で
あってもよいし、また1、  これらのアルコールは第
一級、第二級または第三級のいずれであってもよい。こ
れらのアルコールとカンプトテシンとを用いて前記の反
応を行うと前記のアルコールのアルキル基中のいずれか
の炭素原子が、カンプトテシンの7位の炭素原子と結合
する。その結果として、1つの反応から1種もしくはそ
れ以上の7〜ヒドロキシアルキル力ンゾトテシン誘導体
が生成する。例えば、n−グロパノールの場合は、下記
の2種類の誘導体が生成する。
OH3 しかしながら、用いたアルコールのα位の炭素原子(水
酸基の結合した炭素原子)はカンノない。
結局、前記の反応に際し、得られる本発明の化合物は、
前記式(I)における7位の基−A −OHとして列挙
すると次のとおりとなる。
(続) (続) なお、前記反応においては、本発明の新規化合物の他に
、用いたアルコールにおける炭化水素基よシ炭素原子数
の1つ少いアルキル基がカンプトテシンの7位に結合し
た形の7−アルキルカンゾトテシンが生成する。
前記の反応液からの目的物質の分離、精製は、例えば、
反応混合物をクロロホルム抽出し、溶媒を留去させて得
られる残留分をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
かけることによシ行われる。
前掲の式で表わされる7−ヒトロキシアルキルカンデト
テシンは、これをアルカリ金属71化物ととも゛に水に
溶解すると前記式のE環が開裂してカルビン酸基を生じ
、カルボン酸のアルカリ金属塩が得られる(後記実施例
7.8.9参照)。
したがって、本発明は、前記の7−ヒトロキシアルキル
カ/ゾトテシ/誘導体とともに、そのアルカリ金属塩を
提供するものである。
本発明に係る新規な7−ヒドロキンアルキルカンプトテ
シン銹導体は、その7位の置換基にあるヒドロキシ基の
反応性により、それが容易に他の置換基に変わり得るの
で、そのため、この物質を用いて多くの有用な置換体を
製造することができるので、医薬特に制ガン剤、および
その製造中間体として有用な物質である。例えば、後記
参考例1.2に示されているように、この7−ヒトロキ
シアルキルカンゾトテシン誘導体は、定量的に7−クロ
ロアルキルカンプトテシン誘導体に変換することができ
、さらにそれから、7−アミツアルキルカンプトテシン
誘導体に変換することができる。この7−アミツアルキ
ルカンゾトテシン誘導体は水溶性の塩酸塩に変換するこ
とができる。
次に本発明の実施例および参考例を掲げる。
実施例1 7−(2−ヒドロキシエチル)カンプトテシン(式中、
A : −CH2CH2−) 硫酸第1鉄・7水和物(Fe5Q4−7H20; 20
0■、0.72 mmol)を水(1attte)に溶
解し、これにカンプトテシン(500■、1.43’m
mol )を懸濁[7、濃硫酸(5ml )を加え、溶
解する。これに、エタノール(5m/+)を加えた後、
水冷下30チ過酸化水素水(111Ll)をゆっくり滴
下し、その後、室温で1時間攪拌する。反応混合1物を
氷水(100mg)に注ぎ、クロロホルムで抽出(10
0rul x 10回)する。このクロロホルム層を無
水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を減圧下に留去
し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ク
ロロホルム)で分離精製すると標記化合物(185■、
32.8%)が得られる。この際、7−メチルカジプト
テシン(210mg、40.8%)がともに得られ、原
料(82■、16.4% )が回収される。
mI)、 264−266°C(aec、 ) Cエタ
ノールより)TLC,Rf値0.05 (30φアセト
ン−クロロホルム)mS、 m/e 392 C”] 
(C22H2oN205= 392.13 )1H−N
MR(CDCA3−DMSO−d、中)δ1)I)II
I i 1.00 (3H。
t、 J=6.9Hz)、 1.92 (2B、 q、
 J=6.9Hz)。
3.42 (2H,t、 J=6.3Hz)、 3.9
9 (2)1. m )。
4.72 (11(、t、J=4.0Hz)、5.35
 (2H,e )。
5.45 (2H,ABq )、 6.01 (IH,
S )、 7.58 (IH。
[1)、7.5−7.9(2H,l1l)、8.1−8
.2(2H,m)。
実施例2 7−(1−ヒドロキシメチルエチル)カンブト−ヒドロ
キシプロピル)カンプトテシン(式中、A = −CH
2CH2CH2−) 硫酸筒1 鉄・7水和物(FeBO,’−7H29,2
00■、0.72mmoユ)を水(10m#)に溶解し
、コレにカンプトテシン(5001i’29.1.43
mmol )を懸濁し、濃硫酸(4WLIl)を加え溶
解する。これにプロパツール(4+++11りを加えた
後、水冷下30%過酸化水素水(1罰)をゆつくシ滴下
し、その後室温で0.5時間攪拌する。反応混合物を氷
水(Loom/i)に注ぎ、クロロホルムで抽出(10
0rILe′X5回)する。このクロロホルム層を無水
硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を減圧下で留去し
、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロ
ロホルム)で分離精製すると、標記の7−(1−ヒドロ
キシメチルエチル)カンプトテシン(178mg、30
.5%)および7−(3−ヒドロキシゾロビル)カンプ
トテシン(68■、11.6 % )が得られる。この
際、7−ニチルカンプトテシン(215F’llF、3
9.8%)がともに得られる。
7−(1−ヒドロキシメチルエチル)カンプトテシン ml;1.257−259°(: (aec、) (エ
タ/−/l/ ヨリ)TLC1Rf値0.09 (30
%アセトン−クロロホルム)ms0m/e406 CM
”) (C23H22N205 = 406.15 )
1H=NMR(DMSO−(16中)δppm ; 0
.89 (3H,t、 J=’7.3Hz)、 1,4
8 (3H,d、 J=6.3Hz)、 1.88 (
2H。
’1.J=7.311z)’、3.8’  4.0(3
H,m)、4.90(iH。
t、’ J=4.9Hz)、 5.43 (4J 8 
)、 6.50 (I H,s)。
7.34 (IH,S)、 7.6−7.9 (2H,
m)、 8.16(I H,dd、 J=1.4および
8.3Hz)、 8.37 (I H,d。
J=7,311z)。
7−(3−ヒドロキシプロピル)カンプトテシmp、 
210−212°C(deC−) (エタ/ −/l/
 −n −ヘキサンよ、!1l) TLC,Rf値[06(30%アセトン−クロロホルム
)”日、”/e406 〔”l:l (C23H22N
205 = 406.15 )”H−NMR(DMSO
−d、中)δ1)1)m ; 0.89 (3H,t、
 J=7.3Hz)、1.87(4H,m)、3.30
(2H,m)、3.51(2H,t、 J=5.’81
(z)、 4.68 (I H,br、θ)、5.37
(2H,B )、 5.43 C2H,S )、 6.
49 (IH,B )。
7.33 (IH,S )、 7.5−7.9 (2H
,m)、 8.1−8.3(2H,m )。
実施例3 7−(1−ヒドロキシメチルプロピル)カンプCH2C
H3 トチシン(式中、A−CH−CH2−)および7−(3
−ヒドロキシ−1−メチルゾロピル)カンブトCH8 テシン(式中、A=−CH−CH2−CH2−)および
7−(4−ヒドロキシブチル)カンプトテシン(式%式
%)) ) ン水(ioin)に溶解し、これにカンプトテシン(5
00mg、1.43mmol )を懸濁し濃硫酸(4m
l)を加え溶解する。これにブタノール(4m# )を
加えた後、水冷下30%過酸化水素水(1WLl)をゆ
っくり滴下し、その後室温で0.5時間攪拌する。反応
混合物を氷水(100rrte )に注ぎ、クロロホル
ムで抽出(100mlXS回)を行い、このクロロホル
ム層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を減圧
下で留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(クロロホルム)で分離精製すると標記の7−(1
−ヒドロキシメチルプロピル)カンプトテシン(121
1ng、20チ)および7−(3−ヒドロキシ−1−メ
チルプロピル)カンプトテシン(91mg、15チ)お
よび7−(4−ヒドロキシブチル)カンプトテシン(3
0■、5%)が得られる。この際、7−プロピルカンプ
トテシン(196■、35%)がともに得られる。
7−(1−ヒドロキシメチルプロピル)カンプトテシン mp、 228−229°(:’(dec、) C:r
−タンールヨ9 )TLC,Rf値帆10(30チアセ
トンークロロホルム)” m/” 420 C”〕(C
a4I424N205= 420.16 )1H−NM
R(DMSO−46中)δppm ; o、ss (6
H,t、 J=7.1Hz)、 1.88 (2H,q
、 J=7.1Hz)、 1.17−2.25(2)(
、In)、3.90(2H,1)r、 Eり、4.33
(LH,1)r、 8 )、 4.83 (IH,br
、 B )、 5.39 (2H。
8)、5.44(2H,8)、6.52(IH,l、7
.35(IH,8)、7.61−7.94(2H,m)
、8.18(IH。
(1,J=7.3Hz)、 8.41 (I H,d、
 J=7.8 fiz )。
7−(3−ヒドロキシ−1−メチルプロピル)カンプト
テシン mI)、 214−216°C(dec、)(エタノー
ルヨリ)TLC1Rf値0.09 (30係アセトン−
クロロホルム)ms−m/” 420 (”〕(C24
H24N205 = 420、.16 )1H−NMR
(DMSCI−δ6中)δpI)m ; 0.90 (
3H,t、 J=7.1Hz)、 1.51 (3H,
t、 J=7.3+1z)、 1.89 (2H。
q、 J−7,1Hz)、 1.92−2.20 (2
H,m)、 3.30−3.50 (2H,m)、 3
.98 (LH,br、 [1)、 4.59 (IH
t、J=5.1Hz)、5’、39(2H,8)、’5
.44(2H,S)。
6.53 (IH,8)、 7.35 (IH,s )
、 7.63−7.94(2H,m )、 8.19 
(I H,da、 J=1.2オJ−び8.0Hz)、
  8.42  (I  H,d、  J=7.8 ロ
2 )。
7−(4−ヒドロキシブチル)カンプトテシンmP、 
j97−199°C(dec、) (エタ/−ルーn 
−ヘキサンより) TLC,Rf値0.07(30%アセトン−クロロホル
ム)mS、 m/e 420 [M”) (C24H2
4Na05= 420.16 )1H−NMR(DMS
O−d6中)δpI)m i O,90(3H,t、 
J=7.8Hz)、 1.60−1.70 (4H,m
 )、 1.88 (2H,q。
J=7.3Hz)、 3.20 (2H,br、 B 
)、 3.47 (2H,(1゜J=6.4Hz)、 
4.42 (LH,t、 J=5.1Hz)、 5.2
6(2H,e)、5.43(2H,8)、6.51(I
H,E+)。
7.32 (II(、8)、 7.63−7.91 (
2)(、m )、 8.10−8.30(2I(、m)
実施例4 ?−(2−ヒドロキシゾロピル)カンゾトテシ?。
ン(式中、A = −CH2−CH−)硫酸第1鉄・7
水和物(2007’lf、Q、72mmoユ)を水(x
od)に溶解し、これにカンプトテシン(500〜、1
.40 m mol )を懸濁し、濃硫酸(4rul 
)を加え溶解する。これにインゾロパノール(4ml)
を加えた後、水冷下30 %過酸化水素水(1rrLl
)をゆつ〈シ滴下し、その後室温で4時間攪拌する。反
応混合物を氷水(100m#)に注ぎ、クロロホルム抽
出(100mlx5回)を行う。
コノクロロホルム層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した
後、溶媒を減圧下で留去し、残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(クロロホルム)で分離精製すると
標記化合物(108■、11.0チ)が得られる。原料
回収(1851ng、37.0係)。
mp、 237−239°C(エタノール−クロロホル
ムより) TLC,Rf値0.09 (30%アセトン−クロロホ
ルム)ms−m/e 406 (M+:) (C23H
22N205 = 406.15 )1H−NMR(D
MSO−d6中)899m ; 0.89 (3H,t
、 J−7,0Bz)、 1.28 (3H,eL、 
J=5.9Hz)、 1.88 (2H。
q、 J=7.0Hz)、 3.04 3.47 (2
H,m )、 4.00−4.10 (LH,m)、4
.85 (IH,d、J=7.0Hz)。
5.34 (2H,8:)、5.43 (2H,s )
、6.51 (IH。
8)、7.34(IH,8)、7.63−7.93(2
H,m)。
s、xz−s、34(zH,m)。
実施例5 7−(2−ヒドロキシメチルプロピル)カンゾトチシン
(式中、A= −CH2CH−CH3−)硫酸第1鉄・
7水和物(200mg、Q 、72 m mol)を水
(10rug )に溶解し、これにカンプトテシン(5
00■、1.43 m mol)を懸濁し、濃硫酸(4
rnlj )を加え、溶解する。これにイソブタノール
(4we )を加えた後水冷下30%過酸化水素水(1
罰)をゆっくり滴下し、その後室温で4時間攪拌する。
反応混合物を氷水(100rnl )に注ぎ、クロロホ
ルムで抽出(100mgx5回)する。
このクロロホルム層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した
後、溶媒を減圧下で留去し、残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(クロロホルム)で分離精製すると
標記化合物(72■、12係)が得られた。この際、7
−イツプロビルカンゾトテシン(270mg、48係)
がともに得られる。
mp、 211−213℃ (エタノールよシ)TLC
,Rf値0.09(30% アセトンークoロポルム)
ms、 m/e 420[M+) (C24H24N2
05=420.17 )’H−NyR(cDct3中)
δI)I)m ; 1.03 (3H,d、 J=5.
8Hz)、 1.04 (3H,t、 J=7.3Hz
)、 1.90 (2H,(1゜J=7.3Hz)、 
2.83−3.04 (I H,m )、 3.42−
3.80(4H,m)、 5.20−5.83(4H,
m)、 7.66(IH。
B )、 7.57−7.88 (2H,m )、 8
.12−8.27 (2H。
m)。
実施例6 7−(1−ヒドロキシメチル−2−メチルプロCH(C
H3)2 ビル)カンプトテシン(式中、A = −CH−CH2
−)および7〜(4−ヒドロキン−2−メチルブチH3 ■ ル)カンプトテシン(式中、A = −CH2CHCH
2CH2−)硫酸第1鉄・7水和物(200yng ;
 0.72mmol )を水(10mA)に溶解し、こ
れにカンプトテシン(500mg、1.43mmol 
)を懸濁し、濃硫酸(4mg )を加え溶解する。これ
にインアミルアルコール(2mg)を加えた後、水冷下
30%過酸化水素水(1rnl )をゆっくり滴下し、
その後室温で6時間攪拌する。反応混合物を氷水(10
0mJ)に注ぎ、クロロホルムで抽出(100mA!x
 5回)する。このクロロホルム層を無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した後溶媒を減圧下で留去し残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム)で分離
精製すると標記の7−(1−ヒドロキシメチル−2−メ
チルゾロビル)カンプトテシン(118■、19%)と
7−(4−ヒドロキシ−2−メチルブチル)カンプトテ
”7ン(137■、22%)が得られた。この際、7−
インプチルカンゾトテシン(4,6mg、8%)がとも
に得られる。原料回収(170〜、34チ)。
7−(1−ヒドロキシメチル−2−メチルゾロビル)カ
ンプトテシン DI)、 17f−173°C(エタノールより)TL
C,Rf値0.14(30チアセトンークロロホルム)
ms0m/e 434CM+″] (C25H26N2
05=434.18)’H−NMR(CDC1,中)6
99m1o、94−1.30(9H,m)。
1.88 (21(、q、 J=7.0Hz)+ 3.
85 (2H,br、 8 )。
4、zo−4,46(2H,m)、 5.1o−5,7
14n、m)。
7.61 (I H,S)、 7.30−7.82 (
2H,m )、 s、1゜−8,33(2H,m )。
7−(4−ヒドロキシ−2−メチルブチル)力/プトテ
シノ mp、 222−22.4°C(エタノールより)TL
C,、Rf値0.09(30%アセトン−クロロホルム
)ms0m/e434〔M+〕(C25H26N2o5
−434.18)’H−NMR(CDCl3中)δpI
)m i 1.01 (3H,d、 、T= 6.3H
z)、 1.02 (3H,t、 J=7.311z)
+ 2.94−3.39(2H,m)、 3.68−4
.14(2a、m)、 5.24(2H。
” )+ 5.48 (2H1ABq+ J−16−6
および45.4Hz)、 ?、’50−7.80 (3
H,m )、 8.03−8.17 (2H。
m)。
実施例7 7−(2−ヒドロキシエチル)カンプトテシンナトリウ
ム塩 7−(2−ヒドロキノエチル)カンプトテシン(60■
、0.147 m mol )を精製水(5ml )に
懸濁し、これに0.I N NaOH水溶液(1,8m
1)を加え室温で1時間攪拌する。この溶液を濾過しだ
後、凍結乾燥すると、標記化合物が淡黄色粉末として得
られる。
工RLIKBrtM−’ i 3400.2950.1
636.1580.1370゜ax 1134、1040.1000.764゜実施例8 7−(3−ヒドロキン−1−メチルゾロピル)カンプト
テシンナトリウム塩 7−(3−ヒドロキシ−1−メチルゾロピル)カンプト
テシン(50■、0.119 mmol )を精製水(
5ゴ)に懸濁し、これに、0.I N NaOH水溶液
(1,5mlりを加え室温で1時間攪拌する。この溶液
を濾過しだ後、凍結乾燥することにより標記化合物が淡
黄色粉末として得られる。
IRI/K”r/m”” ; 3370.2950.1
635.1576、1440゜aX 1370、1135.990.760 。
実施例9 7−(1−ヒドロキシメチル−2−メチルプロピル)カ
ンプトテシンナトリウム塩 7−(1−ヒドロキシメチル−2−メチルゾロピル)カ
ンプトテシン(50mg、0.115mmol)を精製
水(5ml)に懸濁し、これに0.lNNaOH水溶液
(]、、5 wtl )を加え、室温で1時間攪拌する
。この溶液を濾過した後、凍結乾燥すると標記化合物が
淡黄色粉末として得られる。
IRvKBrtyn−’ ; 3350.2950.1
638.1580.1443゜aX 1380、1135.1000.758゜参考例1 7−(2−クロル−1−メチルエチル)カンプトテシン 7−(1−ヒドロキシメチルエチル)カンプトテシン(
100mg、0.25mmol )をDMF (2rn
l:→に溶解し、ピリジン(0,2m)とp−トルエン
ス/l/ホニルクロリド(200mg、l、QQmmo
l )を加え室温で0.5時間攪拌する。その後、溶媒
を減圧下に留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(クロロホルム)で分離精製すると標記化合
物(987Hg、93.71 )が得られる。
m、p、   228−230’C(aec  )(x
 タ ) −)し・エ −チル)参考例2 7−(2−−)エチルアミノ−1−メチルエチルカンプ
トテシン 7−(2−りoルー1−メチルエチル

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 (式中Aは、2個ないし5個の炭素原子を有する直鎖状
    または分枝鎖状のアルキレン基である。 ただし、A中の水酸基の結合した炭素原子とカンプトテ
    シンの7位の炭素原子とは直接結合しでいないものとす
    る)で表わされる新規な7−ヒトロキシブルキルカンゾ
    トテシン誘導体およびそのアルカリ金属塩。
JP10169183A 1983-06-09 1983-06-09 新規な7−ヒドロキシアルキルカンプトテシン誘導体 Granted JPS59227884A (ja)

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