JPS59227261A - 豆乳液状食品の製造法 - Google Patents
豆乳液状食品の製造法Info
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- JPS59227261A JPS59227261A JP58104485A JP10448583A JPS59227261A JP S59227261 A JPS59227261 A JP S59227261A JP 58104485 A JP58104485 A JP 58104485A JP 10448583 A JP10448583 A JP 10448583A JP S59227261 A JPS59227261 A JP S59227261A
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- food
- liquid food
- liquid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、豆乳スープ、豆乳シチュー等の豆乳液状食品
の製造法に関し、更に詳しくは、例えば調理、殺菌等の
処理を施して豆乳液状食品を−H製品化1ノ、家計等で
再び加熱して食する際の加熱時に、凝集物の発生しない
豆乳液状食品の製造法に関す・る。 昨今、健庸志向等の風潮を青用に、植物性蛋白をはじめ
各種ビタミン、脂質等良質の栄養組成に恵まれた豆乳が
非I;3°に注目されている。また同時に、このような
り乳を利用した各種食品の開発も盛んに行なわれており
、Ω乳飲ゎ1.Ω乳菓子等多くの製品が世に出されてい
る。 ところで、豆乳を使用して調理したポタージュスープや
シチュー等の豆乳液状食品も、特有の11味どコクのあ
る風味を右し、中々美味である。したがって、本発明者
らは、かねてよりこれらを製品化するために種々研究を
進め−cさた。 しかし、この場合に、本発明者らは下記するような問題
に遭遇した。 即ち、豆乳液状食品を製品化する場合にも、調理後にレ
トルトバウブ 、罐等に充填しで殺菌したり、あるいは
無菌処理し!ζものを容器に充填して製品化することが
考えられたのであるが、単にこれらの従来仏を踏襲して
製品化された豆乳液状食品に於い−Cは、喫食時にこれ
を加熱覆ると、大粒のモロモロの凝集が照故に発生し、
外観及びテクスチャーの面で液状食品として不敵なもの
となった。 また、本発明者らは、上記の現象が、従来の牛乳を主体
とした液状食品では起こらず、飽くまでb原オ゛;1と
して豆乳、野菜9食Jiを含有する調味料をイノ1用す
る場合に限って生じる特有の現象であることを確認した
。 本発明の目的は、上記のような喫食時の加熱による凝集
物の発生しない豆乳液状食品の製造法を得ることにある
。 本発明者らは、上記の目的を達成するため、加熱の際の
凝集物が、野菜に含まれるCa2+あるいはM♂〜のア
ルカリ土類金属イオン、及び調味料から発生づるNa+
、CI−等と、豆乳中に含まれる大豆蛋白が作用するこ
とに起因するものであると考え、これを防止するために
更に研究を進めた。その結果、驚くべきことに、豆乳液
状食品を特定の温度条件で高温加熱するとともに、−1
−記の高温加熱と同時か、あるいはその後に豆乳液状食
品を均質化することによって、喫食時の加熱による凝集
物の発生を極めて良好に防止できることを見出した。 本発明は、上記の知見に星づいて成されたもので、その
要旨は、豆乳、野菜、及び食1pを含有する調味わ1を
基材としC豆乳)1々4ノ(食品を得、得られた豆乳液
状食品を105〜155°Cで高温加熱し、該高42加
熱と同+1.’4に、あるいは該高温加熱の後に均質化
することを特徴とする、喫食時に於ける加熱の際に凝集
物の発生しない豆乳液状食品の製造法である。 以下、本発明について訂しく説明する。 先ず本発明では豆乳、野菜、及び食塩を含有する調味料
を基材どしC豆乳液状食品を得る。 この場合、豆乳液状食品の基材として使用づる豆乳は、
例えば」、大豆や脱脂大豆を水に浸漬した後、磨砕し、
これらから残渣を除去して得たもの、あるいは上記のよ
うな処理の後、高温加熱殺菌及び均It化後粉末化され
たもの等、生大豆あるいは脱脂大豆等から常法によって
iqたものを使用覆る。尚、上記のような豆乳の豆乳液
状食品中での使用絹は、通常水も含めた全原料に対し、
大豆蛋白の醋が約0.1〜3%(重尾比)また、野菜ど
しては、例えば玉葱1人参、キャベツ、トマ1〜 、セ
ロリ 、ホウレン草 、]−ン、馬鈴薯、hボヂャ等を
、例えば磨砕物や搾ン1液等として、単独あるいは任意
に組み合せて使用づることができ、通常水も含めた全原
料に9=Jして8〜40%(重用比)使用する。 また、食塩を含有する調味料とは、豆乳液状食品に溶解
した際Na+及びCI−等を生じるものであり、1シ1
1えば*塩、ブイヨン類、醤油、ソース等を求める豆乳
液状食品の風味に応じて適宜使いわl−jることが可能
で、添加(1)は特に規定されない。 尚、本発明でいう豆乳液状食品とは、少なくとも」−記
のようイヱ原F81基材を含むと同時に、喫良11′″
Iに調理の1.:めの加熱を必要とり−る液状の食品全
てをいい、例えばポタージュスープ等のスープ類、シチ
コー 、ホワイl〜ソース等が挙げ1)れ、求める豆乳
液状食品に応じて、上記の原料基IAの他に、上記のも
の以り1.の1lil昧利、生乳。 各種ガム類、就糖脂肪酸ニスーアル等の安定剤。 香石、香辛別9着色別等も適宜使用刀ることができる。 本発明では、上記のような原料を使用して、後述する高
温加熱を施づ前に一口豆乳液状食品をiiIる。ここで
豆’i’L itk状食品をi↓lるためのj5仏は、
浴法によればよく、例えば全能A′シを混合して加熱調
理したり、あるいは豆乳を除く他の原料を混合して加熱
調理後、これに豆乳を加える等の方法にJ:ることがで
きる。尚、この段階で、単に原料を混合して液状物を1
11、調理を後の高温加熱によって行4Tうことも可能
である、。 また、後述する高)k4加熱及び均質化の際に、豆乳)
1々状食品かだ)交換機や;r: ’Eゲナイリ゛−で
目詰りしないよう、これらの処理の前に豆乳液状食品を
オ0砕欠込しにかけたり、均vi化すること得られた豆
乳液状食品を脱気処理にかけることもできる。 本発明では、上記のようにして得られた豆乳液状食品を
高温加熱する。この場合、豆乳液状食品の加熱は、例え
ばプレート式熱交換!汝、チコーノ式熱交換機、掻き取
り成熱交換機、スチームrンジエクション式熱交換1幾
等の各種熱交1灸1幾やバッチ式のし1−ルト釜等を使
用して行なう。もちろん、これらの加熱手段は、下記す
る加λ(1条1′1−を達成する限り、任意に組み合わ
せて使用できることは言うまでもない。また加熱の際の
調ja条件は、105〜155℃好ましくは115〜1
/12°Cである。加熱温度が上記の範囲を外れる場合
、即ち加熱が105℃に満たない温度C行なわれる場合
には、喫食時の加熱による凝集物の発生を良好に防止で
きず、一方155℃を越えた場合には、凝集物の発生は
防1Fできるか、豆乳液状食品に焦げ奥、焦げ味が発生
してΩ乳液状食品の風味上好ましくない。 尚、上記の高温加熱処理によって、喫食時に於
の製造法に関し、更に詳しくは、例えば調理、殺菌等の
処理を施して豆乳液状食品を−H製品化1ノ、家計等で
再び加熱して食する際の加熱時に、凝集物の発生しない
豆乳液状食品の製造法に関す・る。 昨今、健庸志向等の風潮を青用に、植物性蛋白をはじめ
各種ビタミン、脂質等良質の栄養組成に恵まれた豆乳が
非I;3°に注目されている。また同時に、このような
り乳を利用した各種食品の開発も盛んに行なわれており
、Ω乳飲ゎ1.Ω乳菓子等多くの製品が世に出されてい
る。 ところで、豆乳を使用して調理したポタージュスープや
シチュー等の豆乳液状食品も、特有の11味どコクのあ
る風味を右し、中々美味である。したがって、本発明者
らは、かねてよりこれらを製品化するために種々研究を
進め−cさた。 しかし、この場合に、本発明者らは下記するような問題
に遭遇した。 即ち、豆乳液状食品を製品化する場合にも、調理後にレ
トルトバウブ 、罐等に充填しで殺菌したり、あるいは
無菌処理し!ζものを容器に充填して製品化することが
考えられたのであるが、単にこれらの従来仏を踏襲して
製品化された豆乳液状食品に於い−Cは、喫食時にこれ
を加熱覆ると、大粒のモロモロの凝集が照故に発生し、
外観及びテクスチャーの面で液状食品として不敵なもの
となった。 また、本発明者らは、上記の現象が、従来の牛乳を主体
とした液状食品では起こらず、飽くまでb原オ゛;1と
して豆乳、野菜9食Jiを含有する調味料をイノ1用す
る場合に限って生じる特有の現象であることを確認した
。 本発明の目的は、上記のような喫食時の加熱による凝集
物の発生しない豆乳液状食品の製造法を得ることにある
。 本発明者らは、上記の目的を達成するため、加熱の際の
凝集物が、野菜に含まれるCa2+あるいはM♂〜のア
ルカリ土類金属イオン、及び調味料から発生づるNa+
、CI−等と、豆乳中に含まれる大豆蛋白が作用するこ
とに起因するものであると考え、これを防止するために
更に研究を進めた。その結果、驚くべきことに、豆乳液
状食品を特定の温度条件で高温加熱するとともに、−1
−記の高温加熱と同時か、あるいはその後に豆乳液状食
品を均質化することによって、喫食時の加熱による凝集
物の発生を極めて良好に防止できることを見出した。 本発明は、上記の知見に星づいて成されたもので、その
要旨は、豆乳、野菜、及び食1pを含有する調味わ1を
基材としC豆乳)1々4ノ(食品を得、得られた豆乳液
状食品を105〜155°Cで高温加熱し、該高42加
熱と同+1.’4に、あるいは該高温加熱の後に均質化
することを特徴とする、喫食時に於ける加熱の際に凝集
物の発生しない豆乳液状食品の製造法である。 以下、本発明について訂しく説明する。 先ず本発明では豆乳、野菜、及び食塩を含有する調味料
を基材どしC豆乳液状食品を得る。 この場合、豆乳液状食品の基材として使用づる豆乳は、
例えば」、大豆や脱脂大豆を水に浸漬した後、磨砕し、
これらから残渣を除去して得たもの、あるいは上記のよ
うな処理の後、高温加熱殺菌及び均It化後粉末化され
たもの等、生大豆あるいは脱脂大豆等から常法によって
iqたものを使用覆る。尚、上記のような豆乳の豆乳液
状食品中での使用絹は、通常水も含めた全原料に対し、
大豆蛋白の醋が約0.1〜3%(重尾比)また、野菜ど
しては、例えば玉葱1人参、キャベツ、トマ1〜 、セ
ロリ 、ホウレン草 、]−ン、馬鈴薯、hボヂャ等を
、例えば磨砕物や搾ン1液等として、単独あるいは任意
に組み合せて使用づることができ、通常水も含めた全原
料に9=Jして8〜40%(重用比)使用する。 また、食塩を含有する調味料とは、豆乳液状食品に溶解
した際Na+及びCI−等を生じるものであり、1シ1
1えば*塩、ブイヨン類、醤油、ソース等を求める豆乳
液状食品の風味に応じて適宜使いわl−jることが可能
で、添加(1)は特に規定されない。 尚、本発明でいう豆乳液状食品とは、少なくとも」−記
のようイヱ原F81基材を含むと同時に、喫良11′″
Iに調理の1.:めの加熱を必要とり−る液状の食品全
てをいい、例えばポタージュスープ等のスープ類、シチ
コー 、ホワイl〜ソース等が挙げ1)れ、求める豆乳
液状食品に応じて、上記の原料基IAの他に、上記のも
の以り1.の1lil昧利、生乳。 各種ガム類、就糖脂肪酸ニスーアル等の安定剤。 香石、香辛別9着色別等も適宜使用刀ることができる。 本発明では、上記のような原料を使用して、後述する高
温加熱を施づ前に一口豆乳液状食品をiiIる。ここで
豆’i’L itk状食品をi↓lるためのj5仏は、
浴法によればよく、例えば全能A′シを混合して加熱調
理したり、あるいは豆乳を除く他の原料を混合して加熱
調理後、これに豆乳を加える等の方法にJ:ることがで
きる。尚、この段階で、単に原料を混合して液状物を1
11、調理を後の高温加熱によって行4Tうことも可能
である、。 また、後述する高)k4加熱及び均質化の際に、豆乳)
1々状食品かだ)交換機や;r: ’Eゲナイリ゛−で
目詰りしないよう、これらの処理の前に豆乳液状食品を
オ0砕欠込しにかけたり、均vi化すること得られた豆
乳液状食品を脱気処理にかけることもできる。 本発明では、上記のようにして得られた豆乳液状食品を
高温加熱する。この場合、豆乳液状食品の加熱は、例え
ばプレート式熱交換!汝、チコーノ式熱交換機、掻き取
り成熱交換機、スチームrンジエクション式熱交換1幾
等の各種熱交1灸1幾やバッチ式のし1−ルト釜等を使
用して行なう。もちろん、これらの加熱手段は、下記す
る加λ(1条1′1−を達成する限り、任意に組み合わ
せて使用できることは言うまでもない。また加熱の際の
調ja条件は、105〜155℃好ましくは115〜1
/12°Cである。加熱温度が上記の範囲を外れる場合
、即ち加熱が105℃に満たない温度C行なわれる場合
には、喫食時の加熱による凝集物の発生を良好に防止で
きず、一方155℃を越えた場合には、凝集物の発生は
防1Fできるか、豆乳液状食品に焦げ奥、焦げ味が発生
してΩ乳液状食品の風味上好ましくない。 尚、上記の高温加熱処理によって、喫食時に於
【プる加
熱の際の凝集物の防11′どどしに、合わせて加熱後の
豆乳:Ik状食品の保存+aを高めるための殺菌効果を
達成することしてきる。この場合の条イ!lは、一般的
に120〜140℃で通常20分〜3秒である。 次に、本弁明では、下記のように豆乳)1q状食晶を高
温加熱するのと同時に、あるいはその後にこれを均質化
覆る。この場合、均肩化は通7?(。 ホモゲナイザー等よって行なえばよく、例えば常圧以上
、好ましくは20へ・200Kg/fflの圧力干C′
行なう。また、均質化は上記の圧力とともに、処理OW
の豆乳液状食品の品温が通常50〜80℃となる条件で
行なうことが好ましい。尚、喫食時の加熱による凝集を
防止りるためには、均質化を上記の圧力下で行なうこと
が好ましいが、一般に均質化は、喉越しのよいΩ乳液状
食品を1qるためにはより高圧下で、またトロ味のある
しのをiqるためにはより低圧下C゛行なうことが好ま
しい。また、豆乳液状食品を高温加熱と同時に均質化覆
る場合には、所望の加熱温度及び均fj化の効果を同時
に達成できるスチームインジェクシコン式熱交換渫等を
使用することがθI’ ;J: l、い。 本発明では、上記のようにΩ乳液状食品を特定の福へ度
条flで高温加熱ザるのと同時に、あるいはその112
に均質化する工程をとることにJ、って、はじめて喫食
時の加熱による凝集物の発生を防止でさ・るbので、例
えば豆乳液状食品を均質化した後で高調加熱する場合等
に(J、たとえ処理条件が同じであっても、同効果を達
成覆ることは′c′きない。 尚、本発明によって凝集物の発どトを防止できる原理的
な面は判明していないが、おそらくは先の高温加熱によ
って、豆乳中に含まれる人口蛋白が変性を起こし、後の
均質化によって、この変↑4−後の人口蛋白が不可逆的
な(うkめで微細な状態にまで分解されること、あるい
は高調加熱と均質化を同時に行なう場合には、上記の作
用が一亀に達成されることによって、喫食時に於【]る
加熱の際の、野菜に含まれるC a’、 M ’J2+
Wのアルカリ土類金属イオンや調味料から発生するNa
、CI−’?9どの作用が、未然に防止されるためであ
ると考えられる。 次にホざt明の効果を明らかに覆るために、豆乳ポター
ジュスープの場合を例にとって、高温加熱、均υ1化の
有無、順序及び高温加熱の際の?Fn′11α条件を異
にした試験例を承り。 試験例 後記の実施例1ど同し配合て、#i;法にJ、って加熱
調理して豆乳ポタージュスープをiq、1)こねをプレ
ー1〜式熱交換1幾を用いてン帰度条1′1を変えて高
温加熱したもの、2)小モゲナイザーを用いて均質化し
たもの、3)ホしゲナイリ゛−で均質化した後、プレー
1〜式熱交換1幾を用いて温度条flを変えて高温加熱
したもの、4)グレー1へ成熱交換機を用いて温度条f
′1を度え−C高温加熱した後、ホーしグプイザーで均
vl化したちのく本発明を含む)、5)スチームインジ
】クション式熱交換賎を用いで、イ品葭条flを変えて
高ン品加熱りるのと同口yに均質化したもの(本発明を
含む)、1)〜5〉各々を一口放置して約20℃程痘に
まで冷却し、再び微沸で加熱調理(再加熱)して、この
詩の凝集物の発生状態について調べた。 試験例 注; −・・・凝集物は全く発生しない。 +・・・僅かに小ざな凝集物が発生するが肉眼では殆ど
認められイ1い。 ◆・・・肉眼で確認される小ざな凝集物が多数発生する
。 優・・・明らかに肉眼で確認される大きな凝集物が多数
発生りる。 来・・・凝集物は発生しないが焦げ臭、焦げ味を呈する
。 前記の試験例からも明らかなように、高温加熱又は均質
化の何れか一方を欠くもの、及び均だ、高温加熱後均質
化したもの、及び高温加熱と均質化を同時に行なったも
のの中でも、高温加熱の際の温度条件が本発明で特定し
た範囲を外れる場合には、小さな凝集物が多数発生した
り、焦げ臭、焦げ味を呈した。 これに反し、本発明の、特定の温度条件で高温加熱を行
なった後に均質化したもの、及び特定の温度条1′1で
高温加熱するのと同時に均質化したものに於いては、凝
集物は全く発生しないか、僅かに発生しても肉眼では殆
ど認められない程度のものであった。 以上のように、本発明によって製造された豆乳液状食品
は、必要に応じて容器等に充填して製品化され、家庭等
で再び加熱して食する際の゛加熱時にも凝集物は発生し
ない。しかも、上記の効果は、豆乳液状食品を製品化し
、長期間保的無菌状態になる条件で行なうことによって
、無菌処理的に、かつ工業的に有利に凝集物の発生しな
い豆乳液状食品を得、これを製品化覆ることが可能であ
る。 実施例 原料として、豆乳(原豆乳)20部、玉葱7部1人参9
部、セロリ1部1食塩等調味料1部、小麦粉1部、植物
性油脂10部、マーガリン1部、水50部を使用し、こ
れらを常法によって加熱調理して豆乳ポタージユスープ
を得る。 得られた豆乳ポタージュスープをカツアイングミキサー
を用いて粉砕するとともに、m2気装置を用いて脱気処
理を施す。 次に豆乳ポタージユスープを掻き取り成熱交換機を用い
て130℃、10秒高温加熱した後、ホモゲナイザーを
用いて100KO/c+Jで均質化する。処理後、豆乳
ポタージユスープを紙製容器に無菌的に充填密封し、+
5℃で1週間保存後聞月して、約98°Cで加熱調理し
た。 この場合に、豆乳ポタージュスープにtよ加熱の際に、
七〇七口の凝集物は一切発生せず、製造直後と同様の非
常に品質の高いものであった。 特許出願人 ハウス食品工業株式会社
熱の際の凝集物の防11′どどしに、合わせて加熱後の
豆乳:Ik状食品の保存+aを高めるための殺菌効果を
達成することしてきる。この場合の条イ!lは、一般的
に120〜140℃で通常20分〜3秒である。 次に、本弁明では、下記のように豆乳)1q状食晶を高
温加熱するのと同時に、あるいはその後にこれを均質化
覆る。この場合、均肩化は通7?(。 ホモゲナイザー等よって行なえばよく、例えば常圧以上
、好ましくは20へ・200Kg/fflの圧力干C′
行なう。また、均質化は上記の圧力とともに、処理OW
の豆乳液状食品の品温が通常50〜80℃となる条件で
行なうことが好ましい。尚、喫食時の加熱による凝集を
防止りるためには、均質化を上記の圧力下で行なうこと
が好ましいが、一般に均質化は、喉越しのよいΩ乳液状
食品を1qるためにはより高圧下で、またトロ味のある
しのをiqるためにはより低圧下C゛行なうことが好ま
しい。また、豆乳液状食品を高温加熱と同時に均質化覆
る場合には、所望の加熱温度及び均fj化の効果を同時
に達成できるスチームインジェクシコン式熱交換渫等を
使用することがθI’ ;J: l、い。 本発明では、上記のようにΩ乳液状食品を特定の福へ度
条flで高温加熱ザるのと同時に、あるいはその112
に均質化する工程をとることにJ、って、はじめて喫食
時の加熱による凝集物の発生を防止でさ・るbので、例
えば豆乳液状食品を均質化した後で高調加熱する場合等
に(J、たとえ処理条件が同じであっても、同効果を達
成覆ることは′c′きない。 尚、本発明によって凝集物の発どトを防止できる原理的
な面は判明していないが、おそらくは先の高温加熱によ
って、豆乳中に含まれる人口蛋白が変性を起こし、後の
均質化によって、この変↑4−後の人口蛋白が不可逆的
な(うkめで微細な状態にまで分解されること、あるい
は高調加熱と均質化を同時に行なう場合には、上記の作
用が一亀に達成されることによって、喫食時に於【]る
加熱の際の、野菜に含まれるC a’、 M ’J2+
Wのアルカリ土類金属イオンや調味料から発生するNa
、CI−’?9どの作用が、未然に防止されるためであ
ると考えられる。 次にホざt明の効果を明らかに覆るために、豆乳ポター
ジュスープの場合を例にとって、高温加熱、均υ1化の
有無、順序及び高温加熱の際の?Fn′11α条件を異
にした試験例を承り。 試験例 後記の実施例1ど同し配合て、#i;法にJ、って加熱
調理して豆乳ポタージュスープをiq、1)こねをプレ
ー1〜式熱交換1幾を用いてン帰度条1′1を変えて高
温加熱したもの、2)小モゲナイザーを用いて均質化し
たもの、3)ホしゲナイリ゛−で均質化した後、プレー
1〜式熱交換1幾を用いて温度条flを変えて高温加熱
したもの、4)グレー1へ成熱交換機を用いて温度条f
′1を度え−C高温加熱した後、ホーしグプイザーで均
vl化したちのく本発明を含む)、5)スチームインジ
】クション式熱交換賎を用いで、イ品葭条flを変えて
高ン品加熱りるのと同口yに均質化したもの(本発明を
含む)、1)〜5〉各々を一口放置して約20℃程痘に
まで冷却し、再び微沸で加熱調理(再加熱)して、この
詩の凝集物の発生状態について調べた。 試験例 注; −・・・凝集物は全く発生しない。 +・・・僅かに小ざな凝集物が発生するが肉眼では殆ど
認められイ1い。 ◆・・・肉眼で確認される小ざな凝集物が多数発生する
。 優・・・明らかに肉眼で確認される大きな凝集物が多数
発生りる。 来・・・凝集物は発生しないが焦げ臭、焦げ味を呈する
。 前記の試験例からも明らかなように、高温加熱又は均質
化の何れか一方を欠くもの、及び均だ、高温加熱後均質
化したもの、及び高温加熱と均質化を同時に行なったも
のの中でも、高温加熱の際の温度条件が本発明で特定し
た範囲を外れる場合には、小さな凝集物が多数発生した
り、焦げ臭、焦げ味を呈した。 これに反し、本発明の、特定の温度条件で高温加熱を行
なった後に均質化したもの、及び特定の温度条1′1で
高温加熱するのと同時に均質化したものに於いては、凝
集物は全く発生しないか、僅かに発生しても肉眼では殆
ど認められない程度のものであった。 以上のように、本発明によって製造された豆乳液状食品
は、必要に応じて容器等に充填して製品化され、家庭等
で再び加熱して食する際の゛加熱時にも凝集物は発生し
ない。しかも、上記の効果は、豆乳液状食品を製品化し
、長期間保的無菌状態になる条件で行なうことによって
、無菌処理的に、かつ工業的に有利に凝集物の発生しな
い豆乳液状食品を得、これを製品化覆ることが可能であ
る。 実施例 原料として、豆乳(原豆乳)20部、玉葱7部1人参9
部、セロリ1部1食塩等調味料1部、小麦粉1部、植物
性油脂10部、マーガリン1部、水50部を使用し、こ
れらを常法によって加熱調理して豆乳ポタージユスープ
を得る。 得られた豆乳ポタージュスープをカツアイングミキサー
を用いて粉砕するとともに、m2気装置を用いて脱気処
理を施す。 次に豆乳ポタージユスープを掻き取り成熱交換機を用い
て130℃、10秒高温加熱した後、ホモゲナイザーを
用いて100KO/c+Jで均質化する。処理後、豆乳
ポタージユスープを紙製容器に無菌的に充填密封し、+
5℃で1週間保存後聞月して、約98°Cで加熱調理し
た。 この場合に、豆乳ポタージュスープにtよ加熱の際に、
七〇七口の凝集物は一切発生せず、製造直後と同様の非
常に品質の高いものであった。 特許出願人 ハウス食品工業株式会社
Claims (1)
- 豆乳、野菜、及び食塩を含有づる調味fitを基材どし
て豆乳液状食品を得、得られた豆乳液状食品を105・
〜・155℃で高温加熱し、該高温加熱と同時に、ある
いは該高温加熱の後に均質化することを特徴とする、喫
食時に於ける加熱の際に凝集物の発生しない豆乳液状食
品の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58104485A JPS59227261A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 豆乳液状食品の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58104485A JPS59227261A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 豆乳液状食品の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59227261A true JPS59227261A (ja) | 1984-12-20 |
Family
ID=14381854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58104485A Pending JPS59227261A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 豆乳液状食品の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59227261A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6423880A (en) * | 1987-07-20 | 1989-01-26 | Yakult Honsha Kk | Preparation of drink containing carrot juice |
JP2018174728A (ja) * | 2017-04-04 | 2018-11-15 | 不二製油株式会社 | 植物系白濁スープベース |
CN113825403A (zh) * | 2019-02-21 | 2021-12-21 | 天野酶制品株式会社 | 植物奶的凝聚的防止 |
WO2022211013A1 (ja) | 2021-03-31 | 2022-10-06 | 不二製油グループ本社株式会社 | 植物性蛋白質含有液状食品及びその製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5621570A (en) * | 1979-08-01 | 1981-02-28 | Kibun Kk | Preparation of potage soup |
-
1983
- 1983-06-10 JP JP58104485A patent/JPS59227261A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5621570A (en) * | 1979-08-01 | 1981-02-28 | Kibun Kk | Preparation of potage soup |
Cited By (4)
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---|---|---|---|---|
JPS6423880A (en) * | 1987-07-20 | 1989-01-26 | Yakult Honsha Kk | Preparation of drink containing carrot juice |
JP2018174728A (ja) * | 2017-04-04 | 2018-11-15 | 不二製油株式会社 | 植物系白濁スープベース |
CN113825403A (zh) * | 2019-02-21 | 2021-12-21 | 天野酶制品株式会社 | 植物奶的凝聚的防止 |
WO2022211013A1 (ja) | 2021-03-31 | 2022-10-06 | 不二製油グループ本社株式会社 | 植物性蛋白質含有液状食品及びその製造方法 |
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