JPS5922636Y2 - 電圧−電流変換回路 - Google Patents

電圧−電流変換回路

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JPS5922636Y2
JPS5922636Y2 JP1978182827U JP18282778U JPS5922636Y2 JP S5922636 Y2 JPS5922636 Y2 JP S5922636Y2 JP 1978182827 U JP1978182827 U JP 1978182827U JP 18282778 U JP18282778 U JP 18282778U JP S5922636 Y2 JPS5922636 Y2 JP S5922636Y2
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隆 吉岡
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株式会社島津製作所
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【考案の詳細な説明】 この考案は電圧入力信号を電流出力信号に変換する電圧
−電流変換回路、特に演算増幅器とその出力で制御され
る出力トランジスタとを有し、電圧信号の入力端子およ
び電流信号の出力端子の一方を電源コモンラインと共通
にした所謂共通電源方式の電圧−電流変換回路に関し、
入力としての電圧信号がプラス・マイナスの両域にわた
って変化する場合においてもそれに対応した電流信号に
変換でき、且つ電源を共通にする他の演算器に変換され
た電流信号を供給する場合においても有効に作動する電
圧−電流変換回路を提供しようとするものである。
一般に電圧信号を電流信号に変換する回路としては第1
図または第2図に示すものが用いられている。
第1図においてAは演算増幅器、Qは出力トランジスタ
、RfはコモンラインCに接続された出力電流検出用抵
抗で、且つ前記増幅器Aのフィードバック系を構成して
いる。
INは電圧信号の入力端子、OUTは電流出力端子であ
る。
なお、Raは抵抗、十B、 −Bは電源である。
上記構成の回路において入力端子INに電圧入力Eiが
供給されると出力端子OUTよりの電流出力■0との間
に次式が成立し、電圧入力Eiに比例した電流出力Io
が得られる。
また、上記回路においては電流出力端子の(+)側は抵
抗Raを通してマイナス電源−Bに接続され出力トラン
ジスタQのコレクタはプラスにバイアスするようにプラ
ス電源十Bに接続して構成されているので電圧入力信号
Eiがプラス・マイナスいずれの方向に変化しても有効
に動作し、電圧入力に比例した電流出力Ioを得ること
ができる。
しかしながら、上記構成において変換された電流出力が
第1図構成の変換回路と電源を共通とする他の演算器の
入力に加えられると、出力電流棟出抵抗Rfがコモンラ
インCに接続されているので等価的に抵抗Rfを短絡す
ることになる。
そのため(1)式が成立しなくなり、電圧入力を忠実に
電流出力に変換で゛きないことになる。
第2図は上記第1図の欠点を改善したもので、Aは演算
増幅器、Qlは演算増幅器Aの出力で制御されるトラン
ジスタ、Q2はトランジスタQ1で制御される電流出力
制御用の出力トランジスタで、トランジスタQ1.Q2
のコレクタは互に接続され、出力電流検出用抵抗Rfを
介してバイアス電源十Bに接続され、前記抵抗Rfの両
端は抵抗R3,R4を介して増幅器Aの入力端子に接続
されており、出力電流検出用抵抗Rfの電圧信号が演算
増幅器Aの入力側にフィードバックされるように構成さ
れている。
なおR1,R2は演算増幅器Aの非反転端子に接続され
た抵抗ならびに前記増幅器Aの反転端子とコモンライン
C間に接続された抵抗で、前記抵抗R3,R4と共に人
出力量の比例定数を決めるものである。
上記構成において、電圧入力をEi、電流出力をIo、
トランジスタQ1.Q2のコレクタ電位をep、トラン
ジスタQ1のベース電流をibとすると、電流出力■0
と電圧入力Eiとの間に次式が成立する。
ここで、R1・R3 すれば、(2)式は R2・R4、 (R1+ R4) ンRfと となる。
トランジスタQ1.Q2の電流増幅率をそれぞれβ1.
β2とすると、1b=Io/β1・β2となり、ibン
Ioと考えてよいので、上記(3)式は となる。
(4)式においてF”hは定数と見做せるので結局第1
図と同様に第2図の回路においても電圧入力Eiをそれ
に比例した電流出力Ioに変換できることになる。
第2図においては電流検出抵抗RfがトランジスタQ2
のバイアス電源+B側に設けられているので、該回路と
電源を共通にする他の演算器に変換された電流出力を供
給する場合においても上記(4)式は成立し、電圧入力
をそれに比例した電流出力に変換し供給することが可能
となる。
しかしながら第2図の回路構成で明らかなように電圧入
力Eiがマイナス信号となると、演算増幅器Aの出力が
マイナスとなり、トランジスタQl。
Q2はいずれも非導通となり、出力はマイナス信号を出
せなくなる。
したがって、電圧入力がゼロであってもマイナスで゛あ
っても出力はOとなり、フ。
ラス・マイナスの周域において入力と出力は比例関係を
保つことができないことになる。
共通電源方式、すなわち電圧入力と電流出力のマイナス
側端子が電源のコモンラインと共通である演算回路にお
いて、電圧入力をそれに比例した電流出力に変換で゛き
、出力か゛プラス・マイナスの周域で使用可能なことは
非常に有用である。
この考案は上記に鑑み、電ヨテ号を人力する演算増幅器
の出力に接続された N型トランジスタとこれに続<:
PNP型トランジスタとから成る相補結合トランジスタ
と、このPNP型トランジスタのコレクタ側に接続され
た電流検出抵抗とを備え、この抵抗の他端を出力端子の
非コモンライン側(プラス側)に接続すると同時に、こ
め抵抗の両端の電圧を上記演算増幅器の入力側に上記入
力電圧信号に差動的に動作するように負帰還させる帰還
抵抗を設けると共にコモンラインがら負荷を経由して上
記PNP型トランジスタとは逆向きの電流を上記電流検
出抵抗に供給する逆バイアス電流回路を設けて両極性の
電圧信号に比例した電流を出力端子間に流すようにした
電圧−電流変換回路である。
以下この考案を第3図の実施例にそって説明する。
Aは演算増幅器、Q3は前記増幅器Aの出力で制御され
るNPN型トランジスタで、コレクタは抵抗Rbを介し
てプラス電源十B1に接続され、エミッタはダイオード
、抵抗Rcを介して電源コモンラインCに接続されてい
る。
トランジスタQ4は、そのベースか斗うンジスタQ3の
コレクタに接続され、これはトランジスタQ3で制御さ
れる電流出力制御用のPNP型トランジスタで、エミッ
タは電源十B1に接続されている。
電流検出抵抗RfはトランジスタQ4のコレクタと電流
出力端子の一方(電源コモンライン側でない側の端子)
に接続され、この抵抗Rfの両端は抵抗R3,R4を介
して前記の増幅器Aの入力端子に接続され、出力電流検
出抵抗Rfの両端の電圧が増幅器Aの入力側にフィード
バックされるように構成されている。
−B2は出力トランジスタQ4の出力端と出力電流検出
抵抗Rfとの接続点XとコモンラインC間に抵抗Raを
介して接続されたマイナス電源で、このマイナス電源−
B2及び抵抗Raは逆バイアス電流回路を構威し、上記
接続点XをコモンラインCに対し負の向きにバイアスし
ている。
なお、図中R1,R2はそれぞれ演算増幅器Aの非反転
端子に接続された抵抗ならびに反転端子とコモンライン
C間に接続された抵抗で、前記演算増幅器Aのフィード
バック系に介在する抵抗R3゜R4と共に入出力間の比
例定数を決めるものである。
上記構成において入力端子INに電圧入力信号Eiを供
給した場合に、出力端子OUTに現われる電流出力信号
Ioについて以下に述べる。
抵抗R1,R2を流れる電流を11,12とすると演算
増幅器Aにより、抵抗R3,R4に流れる電流は各々1
2.11となるよう制御されている。
抵抗R1とR4の接続点をPl、点P1の電位をEl、
抵抗R2とR3の接続点をP2とし、点P2の電位をB
2、抵抗R4とRfの接続点をP3とし、点P3の電位
をB3、接続点Xの電位をEXとする。
また、コモンラインCの電位を零とする(コモンライン
Cの電位が零でない場合はコモンラインの電位を基準と
した電圧を考えれば良いので、零としても同じことであ
る)。
抵抗Rfを流れる電流をifとする。
また出力端子間の負荷をRL(図示せず)とすると、R
Lを流れる電流はIoである。
演算増幅器AによりElとB2が等しくなるよう制御さ
れており、抵抗R1,R2,R3,R4を流れる電流を
考えると、次の一式が成立する。
また抵抗Rfを流れる電流ifについて次式が成立する
if −Rf=EX−B3・・・・・・(7)負荷RL
を流れる出力電流Ioについて、次の2式が成立する。
lo−RL−B3・・・・・・(8) Io=i1−1−if・・・・・・(9)上記(5)弐
〜(9)式を解いてEiとIoの関係を求める。
(5)式より、 (6)式より、 (8)式を (12) 式に代入してB3を消去すると、 (8)式を(7)式に代入してB3を消去すると、1f
−Rf=E*−RLIo・・・・−・(14)(5)式
と (10)式より (9)式の両辺にRfを掛け、 すると、 (15)式、 (14)式を代入 (16)式の両辺に、1コゴ秦フを掛け、入すると、 (13)式を代 上式を変形すると、 上式をさらに変形して次式を得る。
となり、 (17) 式を変形して次の (18)式を得る。
(18) 式で、 1R3 R2R4とすれば、 となる。
ここで、(R1+R4>RL、(R4/R2)ンRfに
なるよう定数を選べば、 (R2+R3) Ei R4R2+R3 Io=−・−・ Rf R2R1+R4 となり、仮りに、 1−R2 3−R4 Rとすれば、 の関係が成立し、電圧入力信号Eiをそれに比例した電
流出力信号Ioに変換できることになる。
また接続点Xはマイナス電源−B2に接続されているの
で、電圧入力信号のプラス・マイナスいずれの場合にも
有効に動作し、電圧入力に比例した電流出力信号に変換
できる。
その理由を説明する。
第3図で、プラス電源十B1からトランジスタQ4を通
り点Xへ流れる電流をic、点Xから抵抗Raを通りマ
イナス電源−B2へ流れる電流をia、トランジスタQ
3からダイオードD、抵抗RCを流れる電流をid、演
算増幅器Aの出力端を点P4、トランジスタQ3のエミ
ッタ側をP5、コレクタ側をP6、点P4.P5.P6
の電圧を各々E4.E5.E6とする。
電流icはトランジスタQ4の特性から負にはならない
から、トランジスタQ4が正常な動作範囲にあるならば
ic≧0である。
一方、他の素子(Q3及びA)が正常な動作範囲にある
ように設計することは困難ではない。
例えばB1を20V、idを1ミリアンペア程度と定め
、演算増幅器Aの出力E4を5■を中心に変化させる場
合を考えると、トランジスタQ3が動作する条件は B4〉E5+Ebe (ここでEbeはペースエミッタ間電圧(約0.6 V
)である。
)であるからRb、 Rcを各々0.6にΩ、3.8に
Ω程度に定めればよい。
このように第3図の各抵抗の値を定めると、ic≧0と
なる領域において回路は正常に動作する。
次に点Xを流れる電流を考えると、1c=ia+1f−
i2で゛あるが、R3がRf、 Raに比較して一般に
大きな値をとるので、12を無視すると1c=ia+i
fの関係がある。
ifは(5)式〜(9)式を解いて求まるので、抵抗R
a及びマイナス電源−坑には関係なく定まるが、iaは
Ra、−B2に依存する。
すなわち、1a=(Ex + B2 )/Raである。
ここでExもRa、−B2に関係なく定まっているので
、iaはB2を大きくするか、又はRaを小さくすれば
増加する。
すなわち、icはB2を大きくするか又はRaを小さく
すれば増加する。
次に入力電圧Eiとicの関係を調べる。
簡単のため(21)式が威り立つ場合を考える。
(14)式と (21)式より (13)式と (21) 式より 上記の2式から 従って となりic≧0となるためには次式が成立する必要があ
る。
B Rf これは入力Eiが負のイ直(Rf+Ra+Rff )”
延びたことを示す。
Eiが正の場合(プラス電源B1の大きさにより制限は
あるが)回路が正常に作動することは当然である。
なお、Eiの動作領域を負の方向に延ばすには、マイナ
ス電源−B2を大きくするか、又は抵抗Raを小さくし
て電流iaを大きくすればよい。
さらに出力電流検出用抵抗Rfは出力トランジスタQ4
の出力端、すなわち電流出力端のプラス側に接続されて
おり、第1図のように電源コモンラインCに接続されて
いないことから、変換された電流出力信号を電源を共通
にする他の演算回路に接続する場合においても電圧入力
信号を電流出力信号に有効に変換供給できるものである
以上のようにこの考案は演算増幅器の出力で制御される
出力トランジスタの出力端に出力電流検出用抵抗を接続
し、この抵抗の両端電圧信号を前記演算増幅器の入力側
にフィードバックすると共に、前記出力トランジスタの
出力端と出力電流検出用抵抗の接続点を入出力共通のコ
モンラインに対し負にバイアスするようにしたので、電
圧入力信号のプラス・マイナスいずれの場合でも有効に
動作し、電圧入力信号に比例した電流出力信号に変換で
きる電圧−電流変換回路が得られ、実用的効果の大なる
ものである。
。−
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の電圧−電流変換回路の構成図
、第3図は本考案の一実施例を示す構成図である。 A・・・・・・演算増幅器、Ql、Q2.Q3・・・・
・・NPN型トランジスタ、Rf・・・・・・電流検出
抵抗、Q4・・・・・・PNP型トランジスタ、十B、
・・・・・・プラス電源、−B2・・・・・・マイナス
電源、R3,R4・・・・・・帰還抵抗、D・・・・・
・ダイオード、R1,R2,Ra、Rb、Rc・・・・
・・抵抗、IN、、、、、。 入力端子、OUT・・・・・・出力端子、C・・・・・
・(電源)コモンライン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電圧信号の入力端子と電流信号の出力端子の一方を電源
    コモンラインと共通にした電圧−電流変換回路において
    、前記入力端子の両方にそれぞれ2人力が接続された演
    算増幅器と、前記演算増幅器の出力に接続されたNPN
    型トランジスタと、これに続<:PNP型トランジスタ
    とからなる相補結合トランジスタと、前記PNP型トラ
    ンジスタのコレクタ側と前記出力端子の非コモンライン
    側との間に接続された電流検出抵抗と、電流検出抵抗の
    両端と前記演算増幅器の入力側に前記電圧信号に差動的
    に動作して負帰還となるように接続された帰還抵抗と、
    前記電流検出抵抗と前記PNP型トランジスタの接続点
    と前記コモンラインとの間に設けられて前記接続点をコ
    モンラインに対して負の方向にバイアスする逆バイアス
    電流回路とを有し、両極性の電圧信号に比例する電流出
    力を前記出力端子から得るようにしたことを特徴とする
    電圧−電流変換回路。
JP1978182827U 1978-12-29 1978-12-29 電圧−電流変換回路 Expired JPS5922636Y2 (ja)

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