JPH0535619Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0535619Y2 JPH0535619Y2 JP9450386U JP9450386U JPH0535619Y2 JP H0535619 Y2 JPH0535619 Y2 JP H0535619Y2 JP 9450386 U JP9450386 U JP 9450386U JP 9450386 U JP9450386 U JP 9450386U JP H0535619 Y2 JPH0535619 Y2 JP H0535619Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- analog switch
- converter
- current
- voltage
- feedback resistor
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Description
【考案の詳細な説明】
(a) 考案の技術分野
この考案は、電圧に変換しようとする入力電流
の大小に応じて変換器の帰還抵抗を切り換えるよ
うにした電流電圧変換回路に関するものである。
の大小に応じて変換器の帰還抵抗を切り換えるよ
うにした電流電圧変換回路に関するものである。
(b) 従来技術と問題点
例えば、光電力計では、光センサからの検出電
流を電圧に変換し、その電圧を測定することによ
つて光電力を測定する。
流を電圧に変換し、その電圧を測定することによ
つて光電力を測定する。
光電力計で−60dBmから+10dBmまでのよう
に、微小電力から大電力までの光電力を測定する
ような場合、数nA〜数mA程度の電流を電圧に
変換する必要がある。
に、微小電力から大電力までの光電力を測定する
ような場合、数nA〜数mA程度の電流を電圧に
変換する必要がある。
このような広い範囲の電流を電圧に変換する場
合は、通常は電流を小電流と大電流に分けて電圧
に変換する。
合は、通常は電流を小電流と大電流に分けて電圧
に変換する。
次に、従来技術による電流電圧変換回路の構成
図を第2図に示す。
図を第2図に示す。
第2図の3は入力端子、4は出力端子、7は変
換器、8aと8bはリレー、9aと9bは帰還抵
抗である。
換器、8aと8bはリレー、9aと9bは帰還抵
抗である。
変換器7には、入力インピーダンスが高く、か
つ利得の大きい増幅器を使用することができる。
つ利得の大きい増幅器を使用することができる。
第2図の構成図は、入力端子3に加えられる電
流の大きさに応じてリレー8aとリレー8bを接
断し、入力端子3からの電流の大きさに比例した
電圧を出力端子4から取り出すようにしたもので
ある。
流の大きさに応じてリレー8aとリレー8bを接
断し、入力端子3からの電流の大きさに比例した
電圧を出力端子4から取り出すようにしたもので
ある。
入力端子3に加える電流が小電流の場合は、リ
レー8aを接にし、リレー8bを断にして出力端
子4から変換電圧を取り出す。
レー8aを接にし、リレー8bを断にして出力端
子4から変換電圧を取り出す。
入力端子3に加える電流が大電流の場合は、リ
レー8aを断にし、リレー8bを接にして出力端
子4から変換電圧を取り出す。
レー8aを断にし、リレー8bを接にして出力端
子4から変換電圧を取り出す。
例えば、帰還抵抗9aを1MΩ、帰還抵抗9b
を1KΩとすれば、入力端子3に加える電流の範
囲が5nA〜5μAのように小電流の場合、−5mV〜
−5Vの電圧を出力端子4から取り出すことがで
きる。
を1KΩとすれば、入力端子3に加える電流の範
囲が5nA〜5μAのように小電流の場合、−5mV〜
−5Vの電圧を出力端子4から取り出すことがで
きる。
入力端子3に加える電流の範囲が5μA〜5mA
のように大電流の場合にも、小電流の範囲の場合
と同じ電圧を出力端子4から取り出すことができ
る。
のように大電流の場合にも、小電流の範囲の場合
と同じ電圧を出力端子4から取り出すことができ
る。
第2図のような従来技術では、リレー1個当た
りの消費電流が約10mA必要になり、電源に電池
などを使用した小型装置では、装置を長い時間使
用することができないという問題がある。
りの消費電流が約10mA必要になり、電源に電池
などを使用した小型装置では、装置を長い時間使
用することができないという問題がある。
このような問題は、リレー8a,8bの代わり
にアナログスイツチを採用すれば、アナログスイ
ツチの駆動電流は少なくてすむので、解決する。
にアナログスイツチを採用すれば、アナログスイ
ツチの駆動電流は少なくてすむので、解決する。
しかし、リレー8a,8bの代わりにアナログ
スイツチを採用した場合、アナログスイツチのオ
ン抵抗は数百Ωになるため、入力端子3からの電
流が大電流の場合、アナログスイツチのオン抵抗
を無視できなくなる。
スイツチを採用した場合、アナログスイツチのオ
ン抵抗は数百Ωになるため、入力端子3からの電
流が大電流の場合、アナログスイツチのオン抵抗
を無視できなくなる。
アナログスイツチのオン抵抗による影響を第3
図により説明する。
図により説明する。
第3図は、第2図のリレー8a,8bの代わり
にアナログスイツチを採用し、アナログスイツチ
がオンになつたときの第2図の等価回路図であ
る。
にアナログスイツチを採用し、アナログスイツチ
がオンになつたときの第2図の等価回路図であ
る。
第3図の10はアナログスイツチのオン抵抗で
あり、第3図は入力端子3に加える電流が大電流
の場合である。
あり、第3図は入力端子3に加える電流が大電流
の場合である。
例えば、帰還抵抗9bを1KΩ、オン抵抗10
を500Ωとすれば、出力端子4の出力電圧は、入
力電流×(1000+500)に比例するようになり、変
換誤差が大きくなり、正確に入力電流を電圧に変
換できなくなる。
を500Ωとすれば、出力端子4の出力電圧は、入
力電流×(1000+500)に比例するようになり、変
換誤差が大きくなり、正確に入力電流を電圧に変
換できなくなる。
(c) 考案の目的
この考案は、小電流を電圧に変換する第1の変
換器と、大電流を電圧に変換する第2の変換器と
を採用し、変換する電流の大きさに応じて、第1
の変換器と第2の変換器のオンオフをアナログス
イツチのオンオフで切り換えるようにするととも
に、大電流を電圧に変換する場合にアナログスイ
ツチのオン抵抗による影響がないようにした電流
電圧変換回路の提供を目的とする。
換器と、大電流を電圧に変換する第2の変換器と
を採用し、変換する電流の大きさに応じて、第1
の変換器と第2の変換器のオンオフをアナログス
イツチのオンオフで切り換えるようにするととも
に、大電流を電圧に変換する場合にアナログスイ
ツチのオン抵抗による影響がないようにした電流
電圧変換回路の提供を目的とする。
(d) 考案の実施例
最初に、この考案による実施例の構成図を第1
図に示す。
図に示す。
第1図の1a〜1cおよび2a〜2cはアナロ
グスイツチ、5と6は電源、11と21は変換
器、12と22は帰還抵抗であり、その他は第2
図と同じである。
グスイツチ、5と6は電源、11と21は変換
器、12と22は帰還抵抗であり、その他は第2
図と同じである。
第1図の帰還抵抗12、帰還抵抗22はそれぞ
れ第2図の帰還抵抗9a、帰還抵抗9bに対応す
る。
れ第2図の帰還抵抗9a、帰還抵抗9bに対応す
る。
第1図は、第2図と同じように変換する電流の
範囲を小電流と大電流の2種類に分けた場合であ
るが、3種類以上の範囲に分ける場合も変換器そ
の他の構成を追加することにより対応することが
できる。
範囲を小電流と大電流の2種類に分けた場合であ
るが、3種類以上の範囲に分ける場合も変換器そ
の他の構成を追加することにより対応することが
できる。
この場合、変換する電流が小さい場合は、第1
図の帰還抵抗12とアナログスイツチ1bとに並
列に帰還抵抗とアナログスイツチの組を増やし、
変換器11の部分を第2図のように構成すること
ができる。
図の帰還抵抗12とアナログスイツチ1bとに並
列に帰還抵抗とアナログスイツチの組を増やし、
変換器11の部分を第2図のように構成すること
ができる。
変換器11は入力端子3に加えられる小電流を
電圧に変換し、変換器21は大電流を電圧に変換
する。
電圧に変換し、変換器21は大電流を電圧に変換
する。
入力端子3に加える電流が小電流の場合は、ア
ナログスイツチ1a〜1cを接にするとともに、
入力端子3からの電流が変換器21側に流れ込ま
ないように、アナログスイツチ2a〜2cを断に
する。
ナログスイツチ1a〜1cを接にするとともに、
入力端子3からの電流が変換器21側に流れ込ま
ないように、アナログスイツチ2a〜2cを断に
する。
アナログスイツチ1aは入力端子3と変換器1
1の入力を接続し、アナログスイツチ1bは帰還
抵抗12を変換器11に接続する。
1の入力を接続し、アナログスイツチ1bは帰還
抵抗12を変換器11に接続する。
アナログスイツチ1cは出力端子4と変換器1
1の出力を接続する。
1の出力を接続する。
入力端子3に加える電流が大電流の場合は、ア
ナログスイツチ2a〜2cを接にするとともに、
入力端子3からの電流が変換器11側に流れ込ま
ないように、アナログスイツチ1a〜1cを断に
する。
ナログスイツチ2a〜2cを接にするとともに、
入力端子3からの電流が変換器11側に流れ込ま
ないように、アナログスイツチ1a〜1cを断に
する。
アナログスイツチ2aは電源5の電圧を変換器
21の+電源電圧として加え、アナログスイツチ
2bは電源6の電圧を変換器21に−電源電圧と
して加える。
21の+電源電圧として加え、アナログスイツチ
2bは電源6の電圧を変換器21に−電源電圧と
して加える。
アナログスイツチ2cは変換器21の出力と出
力端子4を接続する。
力端子4を接続する。
第1図では、入力端子3からの電流が大電流の
場合、帰還抵抗22を変換器21に直接接続する
ように構成し、アナログスイツチは帰還抵抗接続
用に使用していないので、第3図のようなアナロ
グスイツチのオン抵抗による影響をなくすことが
できる。
場合、帰還抵抗22を変換器21に直接接続する
ように構成し、アナログスイツチは帰還抵抗接続
用に使用していないので、第3図のようなアナロ
グスイツチのオン抵抗による影響をなくすことが
できる。
(e) 考案の効果
この考案によれば、小電流を電圧に変換する第
1の変換器と、大電流を電圧に変換する第2の変
換器を採用し、変換する電流の大きさに応じて、
第1の変換器と第2の変換器をアナログスイツチ
で切り換え、第1の変換器の帰還抵抗だけをアナ
ログスイツチで接断するようにしているので、ア
ナログスイツチのオン抵抗による影響を受けない
電流電圧変換回路を提供することができる。
1の変換器と、大電流を電圧に変換する第2の変
換器を採用し、変換する電流の大きさに応じて、
第1の変換器と第2の変換器をアナログスイツチ
で切り換え、第1の変換器の帰還抵抗だけをアナ
ログスイツチで接断するようにしているので、ア
ナログスイツチのオン抵抗による影響を受けない
電流電圧変換回路を提供することができる。
また、アナログスイツチの採用により、変換回
路の消費電力を少なくすることができる。
路の消費電力を少なくすることができる。
第1図はこの発明による実施例の構成図、第2
図は従来技術による実施例の構成図、第3図は第
2図の等価回路図。 1a〜1c……アナログスイツチ、2a〜2c
……アナログスイツチ、3……入力端子、4……
出力端子、5……電源、6……電源、7……変換
器、8a……リレー、8b……リレー、9a……
帰還抵抗、9b……帰還抵抗、10……オン抵
抗、11……変換器、12……帰還抵抗、21…
…変換器、22……帰還抵抗。
図は従来技術による実施例の構成図、第3図は第
2図の等価回路図。 1a〜1c……アナログスイツチ、2a〜2c
……アナログスイツチ、3……入力端子、4……
出力端子、5……電源、6……電源、7……変換
器、8a……リレー、8b……リレー、9a……
帰還抵抗、9b……帰還抵抗、10……オン抵
抗、11……変換器、12……帰還抵抗、21…
…変換器、22……帰還抵抗。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 小電流を電圧に変換する第1の変換器11と、 大電流を電圧に変換する第2の変換器21と、 第1の変換器11の入力を接断する第1のアナ
ログスイツチ1aと、 第1の変換器11の帰還抵抗12と直列に接続
される第2のアナログスイツチ1bと、 第1の変換器11の出力を接断する第3のアナ
ログスイツチ1cと、 第2の変換器21の+電源を接断する第4のア
ナログスイツチ2aと、 第2の変換器21の−電源を接断する第5のア
ナログスイツチ2bと、 第2の変換器21の出力を接断する第6のアナ
ログスイツチ2cとを備え、 前記小電流を電圧に変換するときは、第1のア
ナログスイツチ1a、第2のアナログスイツチ1
bおよび第3のアナログスイツチ1cを接にする
とともに、第4のアナログスイツチ2a、第5の
アナログスイツチ2bおよび第6のアナログスイ
ツチ2cを断にし、 前記大電流を電圧に変換するときは、第4のア
ナログスイツチ2a、第5のアナログスイツチ2
bおよび第6のアナログスイツチ2cを接にする
とともに、第1のアナログスイツチ1a、第2の
アナログスイツチ1bおよび第3のアナログスイ
ツチ1cを断にすることを特徴とする電流電圧変
換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9450386U JPH0535619Y2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9450386U JPH0535619Y2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63514U JPS63514U (ja) | 1988-01-05 |
JPH0535619Y2 true JPH0535619Y2 (ja) | 1993-09-09 |
Family
ID=30958038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9450386U Expired - Lifetime JPH0535619Y2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0535619Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010136030A (ja) * | 2008-12-03 | 2010-06-17 | Panasonic Corp | 受光増幅回路および光ディスク装置 |
JP5071522B2 (ja) * | 2010-06-03 | 2012-11-14 | 住友電気工業株式会社 | トランスインピーダンス増幅器、集積回路、及び、システム |
-
1986
- 1986-06-20 JP JP9450386U patent/JPH0535619Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63514U (ja) | 1988-01-05 |
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