JPS59225681A - ゴ−スト除去装置 - Google Patents
ゴ−スト除去装置Info
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- JPS59225681A JPS59225681A JP58101437A JP10143783A JPS59225681A JP S59225681 A JPS59225681 A JP S59225681A JP 58101437 A JP58101437 A JP 58101437A JP 10143783 A JP10143783 A JP 10143783A JP S59225681 A JPS59225681 A JP S59225681A
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- signal
- attenuation
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- tap
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/21—Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
- H04N5/211—Ghost signal cancellation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は例えばテレビジョン受像機に於いて、回路的
にゴースト信号を除去するゴースト除去装置ぽに関する
。
にゴースト信号を除去するゴースト除去装置ぽに関する
。
コゞ−スト信号を除去する装置として、近年、テレビジ
ョン受像桟内部にて回路的に除去する装置が開発されて
いる。このゴースト除去装置は、第1図に示すように、
タップ利得可変のトランスバーサルフィルタを用いてコ
ゝ−スト信号を除去するものである。ゴースト信号を除
去する。Icは、ゴースト信号の重畳位置や振幅、さら
に極性を検知する必要がある。この検知の為に、テレビ
ジョンビデオ信号中に含まれる垂直同期パルスSvの前
縁(第3水平走査ラインから第4水平走査ラインに移る
部分)を用いたものがある。(参考文献1:村上ほか「
デジタル化ゴースト自動消去装置」電子通信学会技術研
究報告EMCJ 78−37 、1978年11月)第
1図に示す装置は、上記垂直同期パルスSvO前縁を基
準信号としてゴースト信号を検知するように構成された
装置である。図に於いて、11はゴースト信号の重畳さ
れたテレビジョンビデオ信号の入力端子、12は主信号
遅延線、13は加算器、14はゴースト信号の除去され
たビデオ信号の出力端子、15はタップ利得可変のトラ
ンスバーサルフィルタ、16はアナログ/デジタル変換
器(以下、紗変換器と称する)、17は入力差分回路、
18は入力波形メモリ、19はタイミング回路、20は
基準信号発生回路、2ノはA/I)変換回路、22は出
力差分回路、23は基準信号引算回路、24は誤差波形
メモリ、25はタップ利得修正演算回路、26はタップ
利得メモリである。
ョン受像桟内部にて回路的に除去する装置が開発されて
いる。このゴースト除去装置は、第1図に示すように、
タップ利得可変のトランスバーサルフィルタを用いてコ
ゝ−スト信号を除去するものである。ゴースト信号を除
去する。Icは、ゴースト信号の重畳位置や振幅、さら
に極性を検知する必要がある。この検知の為に、テレビ
ジョンビデオ信号中に含まれる垂直同期パルスSvの前
縁(第3水平走査ラインから第4水平走査ラインに移る
部分)を用いたものがある。(参考文献1:村上ほか「
デジタル化ゴースト自動消去装置」電子通信学会技術研
究報告EMCJ 78−37 、1978年11月)第
1図に示す装置は、上記垂直同期パルスSvO前縁を基
準信号としてゴースト信号を検知するように構成された
装置である。図に於いて、11はゴースト信号の重畳さ
れたテレビジョンビデオ信号の入力端子、12は主信号
遅延線、13は加算器、14はゴースト信号の除去され
たビデオ信号の出力端子、15はタップ利得可変のトラ
ンスバーサルフィルタ、16はアナログ/デジタル変換
器(以下、紗変換器と称する)、17は入力差分回路、
18は入力波形メモリ、19はタイミング回路、20は
基準信号発生回路、2ノはA/I)変換回路、22は出
力差分回路、23は基準信号引算回路、24は誤差波形
メモリ、25はタップ利得修正演算回路、26はタップ
利得メモリである。
トランスパーサルフィルタ15はタップ付遅延素子IA
と荷重回路2人および加算回路3Aから成り、入力ビデ
オ信号からゴースト打消信号Slを生成する。このゴー
スト打消信号S。
と荷重回路2人および加算回路3Aから成り、入力ビデ
オ信号からゴースト打消信号Slを生成する。このゴー
スト打消信号S。
と主信号遅延線12の出力信号とが加算器13で加算さ
れてゴースト信号が除去される。前記タップ付遅延素子
IAの各タップ間の遅延時間Tは入力ビデオ信号の最高
周波数の2倍の逆数よシ小さい値、例えば0.1μse
cに選定されている。タップの総数は除去しようとする
ゴースト信号の遅れ(進み)時間の範囲に応じて決定さ
れる。例えばタップ総数を100とすれば、10μBe
Qの時間範囲がカバーされる。前記主信号遅延線12の
遅延量をMT(但し、Mは正の整数)とすると、前記タ
ッグ付遅延素子IAのタップはその入力端子側から数え
てM+1番目のタップが主夕、、7″となる。この主タ
ップに対応する前記荷重回路2人の荷重値(タップ利得
)をcoと表わす。このようにすると、C−ヶ〜C。
れてゴースト信号が除去される。前記タップ付遅延素子
IAの各タップ間の遅延時間Tは入力ビデオ信号の最高
周波数の2倍の逆数よシ小さい値、例えば0.1μse
cに選定されている。タップの総数は除去しようとする
ゴースト信号の遅れ(進み)時間の範囲に応じて決定さ
れる。例えばタップ総数を100とすれば、10μBe
Qの時間範囲がカバーされる。前記主信号遅延線12の
遅延量をMT(但し、Mは正の整数)とすると、前記タ
ッグ付遅延素子IAのタップはその入力端子側から数え
てM+1番目のタップが主夕、、7″となる。この主タ
ップに対応する前記荷重回路2人の荷重値(タップ利得
)をcoと表わす。このようにすると、C−ヶ〜C。
なるタップ利得に対応した荷重回路2人は遅延時間がM
Tまでの進みゴースト信号を除去する為のものとなる。
Tまでの進みゴースト信号を除去する為のものとなる。
また、C1〜cNなるタップ利得に対応した荷重回路2
人は遅延時間NT(但し、Nは正の整数)までの遅れゴ
ースト信号を除去する為のものとなる。これらN+M+
1個の荷重回路2人の荷重値(タップ利得)を制御する
ことによって、出力端子14にゴースト信号の除去され
たビデオ信号を(4るξとができる。以下、その制御方
法の一例を説明する。
人は遅延時間NT(但し、Nは正の整数)までの遅れゴ
ースト信号を除去する為のものとなる。これらN+M+
1個の荷重回路2人の荷重値(タップ利得)を制御する
ことによって、出力端子14にゴースト信号の除去され
たビデオ信号を(4るξとができる。以下、その制御方
法の一例を説明する。
まず、入力端子1)に印加された入カビフ゛オ信号S、
からタイミング回路19の制御のもとに、今、着目する
垂直同期パルスSvの前行部の所定の時間幅分の波形が
N勺変換器16、人力差分回路17を通し、入力波形メ
モリ18に記憶される。一方、同時刻に於ける出力端子
14の出力ビデオ信号S、の所定の時間幅分の波形がA
/I)変換器2ノと出力差分回路22及び基準波形引算
回路23を通して誤差波形メモリ24に記憶される。こ
こに於いて、前記基準信号引算回路23に供給される基
準信号は、前記タイミング回路19の制御のもとに、基
準信号発生回路20で生成されたものである。このよう
にして、前記入力波形メモリ18に記憶されたサンプリ
ング間隔0.1μSee (前記トランスパーサルフィ
ルタ15のタップ間隔Tに等しい)ごとのサンプル値系
列を(強)と表記する。同様にして、前記出力差分回路
22の出力サンプル値系列を(yk)、前記基準信号発
生回路20の出力サンプル値系列を(rk)、前記基準
波形引算回路23の出力である誤差信号のサンプル値系
列を(ek)と表記する。なお、ek=yk−rkであ
る。したがって、前記誤差波形メモリ24には、実際は
差分回路22の出力信号と基準信号との誤差信号波形が
記憶されることになる。
からタイミング回路19の制御のもとに、今、着目する
垂直同期パルスSvの前行部の所定の時間幅分の波形が
N勺変換器16、人力差分回路17を通し、入力波形メ
モリ18に記憶される。一方、同時刻に於ける出力端子
14の出力ビデオ信号S、の所定の時間幅分の波形がA
/I)変換器2ノと出力差分回路22及び基準波形引算
回路23を通して誤差波形メモリ24に記憶される。こ
こに於いて、前記基準信号引算回路23に供給される基
準信号は、前記タイミング回路19の制御のもとに、基
準信号発生回路20で生成されたものである。このよう
にして、前記入力波形メモリ18に記憶されたサンプリ
ング間隔0.1μSee (前記トランスパーサルフィ
ルタ15のタップ間隔Tに等しい)ごとのサンプル値系
列を(強)と表記する。同様にして、前記出力差分回路
22の出力サンプル値系列を(yk)、前記基準信号発
生回路20の出力サンプル値系列を(rk)、前記基準
波形引算回路23の出力である誤差信号のサンプル値系
列を(ek)と表記する。なお、ek=yk−rkであ
る。したがって、前記誤差波形メモリ24には、実際は
差分回路22の出力信号と基準信号との誤差信号波形が
記憶されることになる。
次に、これら各波形メモリ18.24から適当な周波数
のクロックで〔ハ)および(ek)を読み出して、 d、 = Σ ”k−i ek ””””’
(1)k=P で表わされる相関演算を行なう。但し、i=−M−Nで
ある。ここで、相関範囲(P 、 Q)は、通常P=−
2M、Q=2N程度の値に設定される。一方タツブ利得
メモリ26には、各タップのタップ利得(C1)が記憶
されているが、その初期値はすべて0である。先の式(
1)の演算が、i=−M〜Nのうちの1つのlについて
終るたびに、前記タップ利得メモリ26からタップ利得
C9が読み出される。そして、これに対して、 C,、nevr = C2old +ad−−−−・−
(2)1 で表わされる修正を施した後、再び前記タップ利得メモ
リ26に戻す。但し、CI+oldはタップf?IJ
得メモリ26から読み出されたタッグ利得で6 ’)
、C1+neWは修正後タッグ利得メモリ26に書き込
まれるタッグ利得である。また、aは正の微少値である
。式(1)と(2)で表わされる演算を1フイールドの
間にすべてのi(i=−M=N)について行なうが、こ
れを芙行するのがタップ利得修正演算回路である。上記
演算を新たな基準信号が受信されるたびに(すなわち、
1フイールドに1回)繰シ返えす。これを続けることに
よって、(鮨)は0に近づきゴースト信号が除去される
。
のクロックで〔ハ)および(ek)を読み出して、 d、 = Σ ”k−i ek ””””’
(1)k=P で表わされる相関演算を行なう。但し、i=−M−Nで
ある。ここで、相関範囲(P 、 Q)は、通常P=−
2M、Q=2N程度の値に設定される。一方タツブ利得
メモリ26には、各タップのタップ利得(C1)が記憶
されているが、その初期値はすべて0である。先の式(
1)の演算が、i=−M〜Nのうちの1つのlについて
終るたびに、前記タップ利得メモリ26からタップ利得
C9が読み出される。そして、これに対して、 C,、nevr = C2old +ad−−−−・−
(2)1 で表わされる修正を施した後、再び前記タップ利得メモ
リ26に戻す。但し、CI+oldはタップf?IJ
得メモリ26から読み出されたタッグ利得で6 ’)
、C1+neWは修正後タッグ利得メモリ26に書き込
まれるタッグ利得である。また、aは正の微少値である
。式(1)と(2)で表わされる演算を1フイールドの
間にすべてのi(i=−M=N)について行なうが、こ
れを芙行するのがタップ利得修正演算回路である。上記
演算を新たな基準信号が受信されるたびに(すなわち、
1フイールドに1回)繰シ返えす。これを続けることに
よって、(鮨)は0に近づきゴースト信号が除去される
。
今、第2図(−)に示されるようなインパルス応答(遅
れ時間10T、レベル−6Bの正のゴースト信号)會有
する信号を例にとって、第1図に示すゴースト除去装置
の各部の波形を第3図を参照しながら説明する。第3図
(a−1)はゴースト信号が無いときの基準信号(垂直
同期)ぐルスSvの前縁)を示し、第3図(b−1)は
同じく絵柄信号SP部を示す。垂直同期パルスSvは図
示の如く、ピーク・ピーク値が1■Pイの標準テレビジ
ョンビデオ信号に於いては、0286Vの振幅を竹する
。この信号に正の遅れゴースト信号S。が重畳された状
態を第3図(a−2)。
れ時間10T、レベル−6Bの正のゴースト信号)會有
する信号を例にとって、第1図に示すゴースト除去装置
の各部の波形を第3図を参照しながら説明する。第3図
(a−1)はゴースト信号が無いときの基準信号(垂直
同期)ぐルスSvの前縁)を示し、第3図(b−1)は
同じく絵柄信号SP部を示す。垂直同期パルスSvは図
示の如く、ピーク・ピーク値が1■Pイの標準テレビジ
ョンビデオ信号に於いては、0286Vの振幅を竹する
。この信号に正の遅れゴースト信号S。が重畳された状
態を第3図(a−2)。
(b−2)に示す。この信号がゴースト除去装置への入
力ビデオ信号S、となる。なお、hは垂直同期パルスS
vの振幅で0.286 Vであり、aは絵柄信号sPの
振幅で0.714 Vである。前記式(1) + (2
)に示されるタップ利得の修正が繰り返えし行なわれる
と、タッグ利得は第2図(b)に示されるようにC1o
のみ0.5となる。したがって、ゴースト打消信号S1
は第3図(a−3)及び(b−3)に示されるように、
ゴースト信号S。と略同じ形になる。その精米、加算器
13の出力端子には第3図(a−4) 、 (b−4)
で示されるようにゴースト信号の除去されたビデオ信号
Soが得られることになる。
力ビデオ信号S、となる。なお、hは垂直同期パルスS
vの振幅で0.286 Vであり、aは絵柄信号sPの
振幅で0.714 Vである。前記式(1) + (2
)に示されるタップ利得の修正が繰り返えし行なわれる
と、タッグ利得は第2図(b)に示されるようにC1o
のみ0.5となる。したがって、ゴースト打消信号S1
は第3図(a−3)及び(b−3)に示されるように、
ゴースト信号S。と略同じ形になる。その精米、加算器
13の出力端子には第3図(a−4) 、 (b−4)
で示されるようにゴースト信号の除去されたビデオ信号
Soが得られることになる。
しかしながら、上記構成の場合、次のような問題がある
。以下、これを説明する。トランスバーサルフィルター
5のタップ付遅延線IAとしては、LC遅延線や電荷結
合素子(以下、CCDと称する)、あるいはデジタルシ
フトレジスタを用いることができる。この場合、大きさ
と価格の点からいってCCDを用いることが効果的であ
り、それを用いたゴースト除去装置が発表されている。
。以下、これを説明する。トランスバーサルフィルター
5のタップ付遅延線IAとしては、LC遅延線や電荷結
合素子(以下、CCDと称する)、あるいはデジタルシ
フトレジスタを用いることができる。この場合、大きさ
と価格の点からいってCCDを用いることが効果的であ
り、それを用いたゴースト除去装置が発表されている。
(参考文献2:村上ほか[TVゴーストキャンセラJ
Mj芝レビュー36巻7号。
Mj芝レビュー36巻7号。
PP625−630昭和56年6月)この文献に記載さ
れている集積回路化CODトランスバーサルフィルタは
、タップ付の荷重回路2人を多数、1チツプ上に集積回
路化するという制約の為に、1タップ当りの荷重回路2
人を極力簡単な構成に抑えなければならない。この為、
特に荷重値(タップ利得)が小さいときの荷重回路2人
の出力信号の歪みが大きく々ることが知られている。(
参考文献3:昭和56年特許願第188377号「電荷
転送形トランス・9−ザルフィルタの入力加重回路」)
この事実を換言すれば、小荷重時はど荷重回路2人の微
分利得が大きいということになる。この微分利得は次の
ように定義される。今、第4図(a)に示すように、黒
レベルLBから白レベルL:v ’Ij−f [i¥J
的に変化する輝度信号に周波数3.58 MI(zの搬
送色信号Scが重畳されたビデオ信号を考え、これを荷
重回路2人に加える。この荷重回路2Aの出力信号から
抽出された搬送色信号Scを第4図(b)に示す。この
信号Scの前方の振幅をxl、後方の振幅をX2とする
と、微分利得G、は G、 −−(幻 ・・・・・・・・・(3)xl
+x2 として定義される。この微分利′4G、は荷重値(タッ
プ利得)の絶対値GTに対して第5図に示すような特性
を示し、荷重量にもよるが約数チから20%程度となる
。
れている集積回路化CODトランスバーサルフィルタは
、タップ付の荷重回路2人を多数、1チツプ上に集積回
路化するという制約の為に、1タップ当りの荷重回路2
人を極力簡単な構成に抑えなければならない。この為、
特に荷重値(タップ利得)が小さいときの荷重回路2人
の出力信号の歪みが大きく々ることが知られている。(
参考文献3:昭和56年特許願第188377号「電荷
転送形トランス・9−ザルフィルタの入力加重回路」)
この事実を換言すれば、小荷重時はど荷重回路2人の微
分利得が大きいということになる。この微分利得は次の
ように定義される。今、第4図(a)に示すように、黒
レベルLBから白レベルL:v ’Ij−f [i¥J
的に変化する輝度信号に周波数3.58 MI(zの搬
送色信号Scが重畳されたビデオ信号を考え、これを荷
重回路2人に加える。この荷重回路2Aの出力信号から
抽出された搬送色信号Scを第4図(b)に示す。この
信号Scの前方の振幅をxl、後方の振幅をX2とする
と、微分利得G、は G、 −−(幻 ・・・・・・・・・(3)xl
+x2 として定義される。この微分利′4G、は荷重値(タッ
プ利得)の絶対値GTに対して第5図に示すような特性
を示し、荷重量にもよるが約数チから20%程度となる
。
トランスパーサルフィルタ15の荷重回路2Aにこのよ
うな非直線性があると、次のような理由でビデオ信号中
のゴースト信号の除去が不充分になる。すなわち、基準
信号である垂直同期パルスSvO前縁では、第3図(a
−1)〜(a−4’)に示されるようにゴースト信号が
除去される。しかしながら、絵柄信号SP部に於いては
、第3図(b−3)に示すように、ゴースト打消信号S
1が荷重回路2Aの微分利得によって、入力ビデオ信号
Siに対して0.5倍でなく、例えば0.4倍にしかな
らない。その結果、第3図(a−4) 、 (b−4)
に示されるように、基準信号部である垂直同期i9ルス
Sv部に関しては、ゴースト信号S。の完全に除去され
た出力ビデオ信号Soが得られるが、絵柄信号SP部に
関しては、振幅にして0.1aのゴースト信号SGが残
る。また、このような非直線性があると、基準信号の形
状のゴースト信号S。は除去できても、それ以外の一般
の形状のゴースト信号は消え残るという不都合が生じる
。
うな非直線性があると、次のような理由でビデオ信号中
のゴースト信号の除去が不充分になる。すなわち、基準
信号である垂直同期パルスSvO前縁では、第3図(a
−1)〜(a−4’)に示されるようにゴースト信号が
除去される。しかしながら、絵柄信号SP部に於いては
、第3図(b−3)に示すように、ゴースト打消信号S
1が荷重回路2Aの微分利得によって、入力ビデオ信号
Siに対して0.5倍でなく、例えば0.4倍にしかな
らない。その結果、第3図(a−4) 、 (b−4)
に示されるように、基準信号部である垂直同期i9ルス
Sv部に関しては、ゴースト信号S。の完全に除去され
た出力ビデオ信号Soが得られるが、絵柄信号SP部に
関しては、振幅にして0.1aのゴースト信号SGが残
る。また、このような非直線性があると、基準信号の形
状のゴースト信号S。は除去できても、それ以外の一般
の形状のゴースト信号は消え残るという不都合が生じる
。
従来、第1図で説明したようなゴースト除去装置に於い
て、ゴースト除去性能に最も大きな影響を及ぼすのは、
このような荷重回路2人の非直線性であったが、この影
響から逃れる有効な方法はなかった。
て、ゴースト除去性能に最も大きな影響を及ぼすのは、
このような荷重回路2人の非直線性であったが、この影
響から逃れる有効な方法はなかった。
この発明は上記の事情に対処すべくなされたもので、ト
ランスパーサルフィルタの荷重回路の非直線性に起因す
るコ゛−スト信号の残留を無くすことができるゴースト
除去装置を提供することを目的とする。
ランスパーサルフィルタの荷重回路の非直線性に起因す
るコ゛−スト信号の残留を無くすことができるゴースト
除去装置を提供することを目的とする。
この発明は、トランスパーサルフィルタと加算手段との
間に減衰手段を挿入し、トランス・ぐ−サルフィルタか
ら出力されるゴースト打消信号の振幅レベルが前記加算
手段に供給されるゴースト打消信号のレベルよシも大き
くなるように構成したものである。
間に減衰手段を挿入し、トランス・ぐ−サルフィルタか
ら出力されるゴースト打消信号の振幅レベルが前記加算
手段に供給されるゴースト打消信号のレベルよシも大き
くなるように構成したものである。
以下、図面を参照してこの発明の詳細な説明する。第6
図は一実施例の回路図である。なお、第6図に於いて、
先の第1図と同一部には同一符号を付し、詳細な説明は
省略する。第6図に於いて、先の第1図と異なる点はト
ランスパーサルフィルタ15と加算器13との間に可変
減衰器31を挿入した点にある。
図は一実施例の回路図である。なお、第6図に於いて、
先の第1図と同一部には同一符号を付し、詳細な説明は
省略する。第6図に於いて、先の第1図と異なる点はト
ランスパーサルフィルタ15と加算器13との間に可変
減衰器31を挿入した点にある。
上記構成に於いて動作を説明する。今、先の第2図及び
第3図で説明した遅れ時間10T1大きさ−5dBの正
のゴースト信号SGを例にとる。
第3図で説明した遅れ時間10T1大きさ−5dBの正
のゴースト信号SGを例にとる。
主信号遅延ね12の出力信号の大きさと、タップ利得C
Oのみ1で、他のタップ利得はすべて0に設定したとき
のトランスノ々−サルフイルり15の出力信号の大きさ
は等しい。したがって、上記ゴースト信号SGが除去さ
れるときの各タップ利得は第2図(b)に示されるよう
にC1゜のみ0.5となる。タップ利得C4゜が0.5
となることによって、コ9−スト信号を除去できるはず
である〃よ、実際には第6図に示す荷重回路2人の非直
線性から第3図(b−4)に示すように絵柄信号S。
Oのみ1で、他のタップ利得はすべて0に設定したとき
のトランスノ々−サルフイルり15の出力信号の大きさ
は等しい。したがって、上記ゴースト信号SGが除去さ
れるときの各タップ利得は第2図(b)に示されるよう
にC1゜のみ0.5となる。タップ利得C4゜が0.5
となることによって、コ9−スト信号を除去できるはず
である〃よ、実際には第6図に示す荷重回路2人の非直
線性から第3図(b−4)に示すように絵柄信号S。
部にゴース) 4M号SGの消え残りが生じる。そこで
、前記可変減衰器26の減衰量kを−5dB4ノ に設定すると、タップ利得C4゜第7図(、) 、 (
b)に示されるように1.0となる。これは、タップ利
得×1(=ゴースト量 ・・・・・・(4)すなわち、 ・・・・・・・・・(5) C4゜X O,5= 0.5 を満足している。このように、タップ利得C1゜を0.
5から2倍の1.0にすることにより、第5図からもわ
かるように微分利得G−二より 、Jlさいところで荷
重回路2Aを使えることになり、絵柄信号SG部のゴー
スト信号S。の消え残シが減少する。よシ小さいゴース
ト信号SGの一例として、遅れ時間が同一の10T1大
きさ−20dBの正のゴースト信号S。の場合は次のよ
うに役る。すなわち、前記可変減衰器31のない従来の
ゴースト除去装置では、C4゜=0,1となる。この場
合、第4図に示すように、対応する荷重回路2人の微分
利得Gdがかなシ大きいところでその荷重回路2人が使
われることになシ、絵柄信号S、部のゴースト信号S。
、前記可変減衰器26の減衰量kを−5dB4ノ に設定すると、タップ利得C4゜第7図(、) 、 (
b)に示されるように1.0となる。これは、タップ利
得×1(=ゴースト量 ・・・・・・(4)すなわち、 ・・・・・・・・・(5) C4゜X O,5= 0.5 を満足している。このように、タップ利得C1゜を0.
5から2倍の1.0にすることにより、第5図からもわ
かるように微分利得G−二より 、Jlさいところで荷
重回路2Aを使えることになり、絵柄信号SG部のゴー
スト信号S。の消え残シが減少する。よシ小さいゴース
ト信号SGの一例として、遅れ時間が同一の10T1大
きさ−20dBの正のゴースト信号S。の場合は次のよ
うに役る。すなわち、前記可変減衰器31のない従来の
ゴースト除去装置では、C4゜=0,1となる。この場
合、第4図に示すように、対応する荷重回路2人の微分
利得Gdがかなシ大きいところでその荷重回路2人が使
われることになシ、絵柄信号S、部のゴースト信号S。
の消え残りはかなり太きい。
一方、前記可変減衰器31を有するこの実施例に於いて
は、可変減衰器31の減衰量を一20dBに設定すると
、C,o= 1.0となシ、対応する荷重回路2人の微
分利得がかなり小さいところで、その荷重回路2人を使
うことになる。その結果、絵柄信号SP部のゴースト信
号SGの消え残りはかなシ小さくなる。
は、可変減衰器31の減衰量を一20dBに設定すると
、C,o= 1.0となシ、対応する荷重回路2人の微
分利得がかなり小さいところで、その荷重回路2人を使
うことになる。その結果、絵柄信号SP部のゴースト信
号SGの消え残りはかなシ小さくなる。
このようにこの発明の効果はゴースト信号S。
の大きさが小さくなるほど、大きくなる。なお、前記可
変減衰器31の減衰量はコゝ−スト信号S。
変減衰器31の減衰量はコゝ−スト信号S。
の大きさにのみ依存し、垂直同期・母ルスSV部のビデ
オ波形を観察することによって容易に設定することがで
きる。また、可変減衰器31の一具体例として、第8図
に示すような演算増幅器に用いた構成にすることができ
る。この場合、減衰量を変えるには、そのフィードバッ
ク抵抗の抵抗値を変えればよい。すなわち、入力端子I
Bと演算増幅器2Bの反転入力端子との間の抵抗3Bを
固定抵抗とし、前記反転入力端子と出力端子4Bとの間
の抵抗5Bを可変抵抗とすればよい。なお、前記演算増
幅器2Bの非反転入力端子は接地されている。この場合
、前記加算器13に於いて、コゞ−スト打消信号S□を
入力ビデオ信号Siから引かずに加えれば、上記のタッ
グ利得の説明そのまま適用できる。
オ波形を観察することによって容易に設定することがで
きる。また、可変減衰器31の一具体例として、第8図
に示すような演算増幅器に用いた構成にすることができ
る。この場合、減衰量を変えるには、そのフィードバッ
ク抵抗の抵抗値を変えればよい。すなわち、入力端子I
Bと演算増幅器2Bの反転入力端子との間の抵抗3Bを
固定抵抗とし、前記反転入力端子と出力端子4Bとの間
の抵抗5Bを可変抵抗とすればよい。なお、前記演算増
幅器2Bの非反転入力端子は接地されている。この場合
、前記加算器13に於いて、コゞ−スト打消信号S□を
入力ビデオ信号Siから引かずに加えれば、上記のタッ
グ利得の説明そのまま適用できる。
可変減艮器31の減衰量の設定は、ユーザが画面を見な
がら調整するマニュアル式にしてもよいが、第9図に示
すようにタップ利得の絶りJ値GTの最大値に従って自
動的に設定するようにしてもよい。すなわち、第9図に
於いて、32は減衰量決定回路である。この減衰量決定
回路32はタップ利得メモリ26に格納されているタッ
グ利得c、(−yx≦I≦N)の中から絶対値で最大の
ものを検出する。そして、その検出結果に従って可変減
衰器3ノの減衰量を決定する。
がら調整するマニュアル式にしてもよいが、第9図に示
すようにタップ利得の絶りJ値GTの最大値に従って自
動的に設定するようにしてもよい。すなわち、第9図に
於いて、32は減衰量決定回路である。この減衰量決定
回路32はタップ利得メモリ26に格納されているタッ
グ利得c、(−yx≦I≦N)の中から絶対値で最大の
ものを検出する。そして、その検出結果に従って可変減
衰器3ノの減衰量を決定する。
さらに、減衰量決定回路32は決定された減衰量に従っ
てタップ利得C3を修正する機能を有する。
てタップ利得C3を修正する機能を有する。
第10図は減衰量決定回路32の具体的構成の一例を示
すものである。先の式(1) 、 (2)で示されるタ
ップ利得の修正動作が、タッグ利得が収束するのに十分
な回数(n回)だけ繰シ返えされた後、タップ利得メモ
リ26から各タップ利得C1(n)が読み出される。読
み出されたタッグ利得CI(n)はスイッチICの固定
接点C1を介して絶対値変換回路2Cに供給され、各タ
ップ利得c、(n)の絶対値I C,(n)1が得られ
る。得られた絶対値I C1(n)Hの中から最大値検
出回路3Cで最大値max l Ct”)lを検出し、
ルの検出された最大値max Ic、(”)lは係数演
算保持回路4Cに供給される。この係数演算保持回路4
Cはその出力QA。
すものである。先の式(1) 、 (2)で示されるタ
ップ利得の修正動作が、タッグ利得が収束するのに十分
な回数(n回)だけ繰シ返えされた後、タップ利得メモ
リ26から各タップ利得C1(n)が読み出される。読
み出されたタッグ利得CI(n)はスイッチICの固定
接点C1を介して絶対値変換回路2Cに供給され、各タ
ップ利得c、(n)の絶対値I C,(n)1が得られ
る。得られた絶対値I C1(n)Hの中から最大値検
出回路3Cで最大値max l Ct”)lを検出し、
ルの検出された最大値max Ic、(”)lは係数演
算保持回路4Cに供給される。この係数演算保持回路4
Cはその出力QA。
Qn、Qcが、
となる回路である。これら出力QA? QBI QCは
可変減衰器31と掛算回路5Cに供給される。
可変減衰器31と掛算回路5Cに供給される。
この場合の可変減衰器3ノの具体的構成例を第11図(
a) 、 (b)に示す。まず、第11図(、)に示す
例は、非反転入力端子が接地された演算増幅器2Bの反
転入力端子IBとの間に抵抗とスイッチとの直列回路が
3個並列に挿入されている。
a) 、 (b)に示す。まず、第11図(、)に示す
例は、非反転入力端子が接地された演算増幅器2Bの反
転入力端子IBとの間に抵抗とスイッチとの直列回路が
3個並列に挿入されている。
抵抗6B〜8Bの抵抗値はそれぞれR,2R。
4Rに設定されている。各抵抗6B〜7sBに対応する
スイッチ9B〜JIBはそれぞれ前記係数演算保持回路
4Cの出力QAI QBp Qcが真のときオンする。
スイッチ9B〜JIBはそれぞれ前記係数演算保持回路
4Cの出力QAI QBp Qcが真のときオンする。
フィードバック抵抗5Bは抵抗値Rの固定抵抗である。
上記構成によれば、出力QAのみ真のとき、可変減衰器
31の増幅度は一1倍となり、出力QBのみ真のとき、
増幅度は一1/2倍となり、出力Qoのみ真のとき、増
幅度は一1/4倍となる。このように、可変減衰器31
の減衰量が決定されると、再度、先の式(1) 、 (
2)に従ってタップ利得の修正が行なわれる。この修正
によって収束した後のタッグ利得を(C,’(n))と
すると、↓〈mix Ici”)l (7)とき、c、
’ (n) −c、(n)’(max Ic、(”)
l≦’のとき、c1′(n)−2c、(n)2 max l C1(”)l ≦−!−(Dとき、C、
’ (n) = 4 C、(n)となシ、微分利得G、
が小さいところで荷重回路2人を使うことができるので
、映像信号SP部に於けるゴースト信号S。の消え残り
が減少する。
31の増幅度は一1倍となり、出力QBのみ真のとき、
増幅度は一1/2倍となり、出力Qoのみ真のとき、増
幅度は一1/4倍となる。このように、可変減衰器31
の減衰量が決定されると、再度、先の式(1) 、 (
2)に従ってタップ利得の修正が行なわれる。この修正
によって収束した後のタッグ利得を(C,’(n))と
すると、↓〈mix Ici”)l (7)とき、c、
’ (n) −c、(n)’(max Ic、(”)
l≦’のとき、c1′(n)−2c、(n)2 max l C1(”)l ≦−!−(Dとき、C、
’ (n) = 4 C、(n)となシ、微分利得G、
が小さいところで荷重回路2人を使うことができるので
、映像信号SP部に於けるゴースト信号S。の消え残り
が減少する。
ところで、第10図に示す回路は、掛算回路5Cを設け
、減衰量が決定された後、スイッチICの可動接片を端
子C2に接続し、各タッグ利得C0(n)を掛算回路5
Cによって出力QA、QB、Qcの値に応じてそれぞれ
1倍、2倍、4倍にして再びタップ利得メモリ26に戻
すようにしている。
、減衰量が決定された後、スイッチICの可動接片を端
子C2に接続し、各タッグ利得C0(n)を掛算回路5
Cによって出力QA、QB、Qcの値に応じてそれぞれ
1倍、2倍、4倍にして再びタップ利得メモリ26に戻
すようにしている。
このような構成によれば、上記した再度の修正を省略す
ることができるので、装置を収束状態にするまでの時間
を短縮することができる。
ることができるので、装置を収束状態にするまでの時間
を短縮することができる。
第11図(b)に示される可変減衰器31は演算増幅器
を用いないで、直列接続された抵抗12B〜14Bと、
出力QA、QB、Q0によってそれぞれ駆動されるスイ
ッチ15B〜17Bによって構成されるものである。こ
の場合、抵抗12Bの抵抗値2Rに設定され、抵抗13
B、14Bの抵抗値はRに設定されている。
を用いないで、直列接続された抵抗12B〜14Bと、
出力QA、QB、Q0によってそれぞれ駆動されるスイ
ッチ15B〜17Bによって構成されるものである。こ
の場合、抵抗12Bの抵抗値2Rに設定され、抵抗13
B、14Bの抵抗値はRに設定されている。
このようなtfj成に於いては、出力QAのみ真のとき
増幅度は1倍、出力QBのみ真のとき増幅度は1/2倍
、出力Qcのみ共のとき増幅度は1/4倍となる。
増幅度は1倍、出力QBのみ真のとき増幅度は1/2倍
、出力Qcのみ共のとき増幅度は1/4倍となる。
第12 図i1.、) 7ンスノぐ−サルフイルタ15
の入力ビデオ信号S、のサンプル値xkとコ゛−スト信
号SC,を示す誤差信号のサンプル値ekと〃1ら可変
減衰器31の減衰量を決定する実施例を示すものである
。この回、路の主要部は減衰量決定回路33であシ、そ
の具体的構成の一例を第13図に示す。この実施例の減
衰量決定原理は、サンプル値xkとekが近似的にイン
・ぐルス応答とみなせることから、maX 1xkIと
maX l ekIとの比から最大ゴースト量、すなわ
ちmax Ic、(”)lを推定することができるとい
うことに基づく。
の入力ビデオ信号S、のサンプル値xkとコ゛−スト信
号SC,を示す誤差信号のサンプル値ekと〃1ら可変
減衰器31の減衰量を決定する実施例を示すものである
。この回、路の主要部は減衰量決定回路33であシ、そ
の具体的構成の一例を第13図に示す。この実施例の減
衰量決定原理は、サンプル値xkとekが近似的にイン
・ぐルス応答とみなせることから、maX 1xkIと
maX l ekIとの比から最大ゴースト量、すなわ
ちmax Ic、(”)lを推定することができるとい
うことに基づく。
すなわち、式(1) + (2)に従ったタップ利得C
1の修正を始める前に、入力波形メモリ18と誤差波形
メモリ24からそれぞれ入力信号のサンプル値xkと誤
差信号のサンプル値ekとが読み出される。これらサン
プル値xIcとekとはそれぞれ絶対値変換回路ID、
2Dにて絶対値+xk+ 。
1の修正を始める前に、入力波形メモリ18と誤差波形
メモリ24からそれぞれ入力信号のサンプル値xkと誤
差信号のサンプル値ekとが読み出される。これらサン
プル値xIcとekとはそれぞれ絶対値変換回路ID、
2Dにて絶対値+xk+ 。
10に1に変換される。これら絶対値+xk+ 、 I
eklはそれぞれ最大値検出回路3D、4Dに供給され
、最大値maX 1xkl l max Ieklが検
出される。
eklはそれぞれ最大値検出回路3D、4Dに供給され
、最大値maX 1xkl l max Ieklが検
出される。
る。との割シ算結果は係数演算保持回路6Dに供給され
る。この係数演算回路6Dの出力QA。
る。この係数演算回路6Dの出力QA。
QB、Qoは割り算結果に従って、
となる。この出力結果を受ける可変減衰器3ノとしては
例えば先の第11図(a) 、 (b)に示すものと同
じでよい。このようにして可変減衰器31の減衰量が決
定された後、先の式(1) 、 (2)に従ったタップ
利得の修正が行なわれる。なお1max IXkjの値
が初めかられかっているような場合は、10に1のみ検
出すればよい。また、前ゴーストまたは後ゴーストを除
去するゴースト除去モード(参考文献1)に於いては、
出力サンプル値ykから得られるmax 1yklがm
aX IXkjの代シになるので、トランスパーサルフ
ィルタ15の入力ビデオ信号Siのサンプル値xkは不
要となる。
例えば先の第11図(a) 、 (b)に示すものと同
じでよい。このようにして可変減衰器31の減衰量が決
定された後、先の式(1) 、 (2)に従ったタップ
利得の修正が行なわれる。なお1max IXkjの値
が初めかられかっているような場合は、10に1のみ検
出すればよい。また、前ゴーストまたは後ゴーストを除
去するゴースト除去モード(参考文献1)に於いては、
出力サンプル値ykから得られるmax 1yklがm
aX IXkjの代シになるので、トランスパーサルフ
ィルタ15の入力ビデオ信号Siのサンプル値xkは不
要となる。
以上の説明では、減衰量を3段階に分ける場合について
説明したが、分割数を多くすればそれだけいろいろなレ
ベルのゴースト信号S。に対してよシ効果的に対処でき
ることは勿論である。
説明したが、分割数を多くすればそれだけいろいろなレ
ベルのゴースト信号S。に対してよシ効果的に対処でき
ることは勿論である。
また、先の実施例では、減衰器31を可変減衰器とし、
ゴースト信号S0のレベルに応じてその減衰量を制御す
る場合について説明した。しかしながら、この発明は、
減衰器を設けることによってトランスパーサルフィルタ
15のタップ利得を減衰器がない場合よシも大きくする
ことによシ、荷重回路2人の微分利得の影響を軽減する
ものである。したがって、減衰器としては必ずしも減衰
量の可変なものである必要はなく、固定のものであって
もよい。
ゴースト信号S0のレベルに応じてその減衰量を制御す
る場合について説明した。しかしながら、この発明は、
減衰器を設けることによってトランスパーサルフィルタ
15のタップ利得を減衰器がない場合よシも大きくする
ことによシ、荷重回路2人の微分利得の影響を軽減する
ものである。したがって、減衰器としては必ずしも減衰
量の可変なものである必要はなく、固定のものであって
もよい。
また、先の第9図に示す実施例に限らず、第12図に示
す実施例や上記減衰器を固定減衰器にする実施例に於い
ても、減衰器の減衰量に応じて、先の式(1) 、 (
2)に従って設定されるタップ利得を修正するようにし
てもよい。この場合の修正動作は式(1) 、 (2)
に従った修正動作と同時に行なえばよい。具体的には、
例えば減衰器の減衰量が一6dBであるならば、先の式
(2)に於ける右辺第2項を2sdiにすることによっ
て可能である。このようにすることによシ、装置はよシ
早く収束状態に達することにたる。
す実施例や上記減衰器を固定減衰器にする実施例に於い
ても、減衰器の減衰量に応じて、先の式(1) 、 (
2)に従って設定されるタップ利得を修正するようにし
てもよい。この場合の修正動作は式(1) 、 (2)
に従った修正動作と同時に行なえばよい。具体的には、
例えば減衰器の減衰量が一6dBであるならば、先の式
(2)に於ける右辺第2項を2sdiにすることによっ
て可能である。このようにすることによシ、装置はよシ
早く収束状態に達することにたる。
また、この発明はタップ利得の修正アルゴリズムとして
先の式(1) 、 (2)で説明したような修正アルゴ
リズムを実行する装置に限らず、誤差信号のみを用いて
タップ利得を修正するアルゴリズムや、タップ利得にリ
ークを与えるようなアルゴリズムを実行する装置にも適
用可能でちる。
先の式(1) 、 (2)で説明したような修正アルゴ
リズムを実行する装置に限らず、誤差信号のみを用いて
タップ利得を修正するアルゴリズムや、タップ利得にリ
ークを与えるようなアルゴリズムを実行する装置にも適
用可能でちる。
また、トランスパーサルフィルタの接続法についても、
いままで説明したものは非巡回形接続であるが、この発
明は巡回形接続の装置にも適用できることは勿論である
。
いままで説明したものは非巡回形接続であるが、この発
明は巡回形接続の装置にも適用できることは勿論である
。
また、上述したトランスパープルフィルタはイワユる出
力荷重型のトランスパーサルフィルタであるが、この発
明は入力荷重型のトランスバーザルフィルタを用いた装
置にも適用できることは勿論である。
力荷重型のトランスパーサルフィルタであるが、この発
明は入力荷重型のトランスバーザルフィルタを用いた装
置にも適用できることは勿論である。
また、ゴースト信号を検知する為の基準信号として、垂
直同期パルスSvO前縁を利用する装置に限らず、水平
同期・ぐルスや絵柄信号レベルで幅が少なくとも2Tあ
るノ4ルスを別途挿入することによって基準信号として
利用する装置にも、この発明は適用可能である。
直同期パルスSvO前縁を利用する装置に限らず、水平
同期・ぐルスや絵柄信号レベルで幅が少なくとも2Tあ
るノ4ルスを別途挿入することによって基準信号として
利用する装置にも、この発明は適用可能である。
また、可変減衰器31や減衰量決定回路32゜33は上
述したような構成に駆足されるものではないことは勿論
である。この場合、減衰量決定回路32.33の機能は
、マイクロコンビーータによってソフトウェアで実現す
ることもできる。
述したような構成に駆足されるものではないことは勿論
である。この場合、減衰量決定回路32.33の機能は
、マイクロコンビーータによってソフトウェアで実現す
ることもできる。
また、この発明の減衰手段はトランスバーザルフィルタ
の出力側だけでなく、入力側に設けるようにしてもよい
ことは勿論である。
の出力側だけでなく、入力側に設けるようにしてもよい
ことは勿論である。
このようにこの発明によれば、トランスパーサルフィル
タの荷重回路の非直線性に起因するゴースト信号の残留
を無くすことができるゴースト除宍装二を提供すること
ができる。
タの荷重回路の非直線性に起因するゴースト信号の残留
を無くすことができるゴースト除宍装二を提供すること
ができる。
第1図は従来のコ゛−スト除去装置を示す回路図、第2
図及び第3図は第1図に示す装置の動作を説明する為の
図、第4図及び第5図は第1図に示す装置の欠点を説明
する為の図、第6図はこの発明に係るコ8−スト除去装
置の第1の実施例を示す回路図、第7図は第6図に示す
装置の動作を説明する為の図、第8図は第6図に示す可
変減衰器の具体的デー4成の一例を示す回路図、第9図
はこの48明の第2の実施例を示す回路図、第10図は
第9図に示す減衰量決定回路の具体的G′q成の一例を
示す回路図、第11図は第9図に示す可変減衰器の具体
的形成例を示す回路図、第12図はこの発明の第3の実
施例を示す回路図、第13図は第12図に示す減衰決屋
回路の具体的:’:(j )jXの一例を示す回路図で
ある。 31・・・可変減衰器、32.33・・・減衰量決定回
路。 第7図 (a) (b) 1.0 第8図 第1頁の続き 0出 願 人 日本放送協会 東京都渋谷区神南2丁目2番1 号 448−
図及び第3図は第1図に示す装置の動作を説明する為の
図、第4図及び第5図は第1図に示す装置の欠点を説明
する為の図、第6図はこの発明に係るコ8−スト除去装
置の第1の実施例を示す回路図、第7図は第6図に示す
装置の動作を説明する為の図、第8図は第6図に示す可
変減衰器の具体的デー4成の一例を示す回路図、第9図
はこの48明の第2の実施例を示す回路図、第10図は
第9図に示す減衰量決定回路の具体的G′q成の一例を
示す回路図、第11図は第9図に示す可変減衰器の具体
的形成例を示す回路図、第12図はこの発明の第3の実
施例を示す回路図、第13図は第12図に示す減衰決屋
回路の具体的:’:(j )jXの一例を示す回路図で
ある。 31・・・可変減衰器、32.33・・・減衰量決定回
路。 第7図 (a) (b) 1.0 第8図 第1頁の続き 0出 願 人 日本放送協会 東京都渋谷区神南2丁目2番1 号 448−
Claims (6)
- (1)テレビジョンビデオ信号が印加される入力端子と
、遅延時間の異なる複数のタップを有するとともにこれ
らタップの利得を制御可能で前記入力端子に印加される
テレビジョンビデオ信号から該信号に含まれるゴースト
信号を除去する為のゴースト打消信号を生成するトラン
スパーサルフィルタと、このトランスパーサルフィルタ
から出力されるコゝ−スト打消信号を減衰する減衰手段
と、この減衰手段から出力されるゴースト打消信号と前
記入力端子に印加されるテレビジョンビデオ信号とを加
え合わせることによシボ−スト信号を除去する加算手段
と、前記テレビジョンビデオ信号中に周期的に存在する
所定の波形形状の信号を基準信号としてコ゛−スト信号
を検知しこの検知出力に従って前記トランスパーサルフ
ィルタのタップ利得を制御するゴースト検知手段とを具
備し、前記トランスパーサルフィルタから出力されるゴ
ースト打消信号のレベルを前記減衰手段から前記加算手
段に供給されるゴースト打消信号のレベルよシも大きく
するように構成したことを特徴とするゴースト除去装置
。 - (2)前記減衰手段はその減衰量を変えることができる
可変減衰手段でアシ、この可変減衰手段は前記テレビジ
ョンビデオ信号に含まれるゴースト信号のレベルに応じ
てその減衰量を制御可能なように構成されたことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載のゴースト除去装置。 - (3)前記可変減衰手段は、前記コゝ−スト検知手段に
よって決定された前記トランスパーサルフィルタの各タ
ップ利得のうち、絶対値の最も大きいタップ利得に従っ
てその減狭量を決定するように構成されたことを特徴と
する特許請求の範囲第2項記載のゴースト除去装置。 - (4)前記可変減衰手段は、前記テレビジョンビデオ信
号と該信号に含まれるゴースト信号との振幅比に従って
その減衰量を決定するように構成されたことを特徴とす
る特許請求の範囲第2項記載のゴースト除去装置。 - (5)前記減衰手段は所定の減衰量を有する固定減衰手
段とすることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
コゝ−スト除去装置。 - (6)前記減放手段はその減衰量に従って前記ゴースト
検知手段によって決定される前記トランスパーサルフィ
ルタのタップ利得を修正できるように1′内成されたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のゴースト除
去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58101437A JPS59225681A (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | ゴ−スト除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58101437A JPS59225681A (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | ゴ−スト除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59225681A true JPS59225681A (ja) | 1984-12-18 |
JPH0518308B2 JPH0518308B2 (ja) | 1993-03-11 |
Family
ID=14300663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58101437A Granted JPS59225681A (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | ゴ−スト除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59225681A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62272671A (ja) * | 1986-05-21 | 1987-11-26 | Hitachi Ltd | ゴ−スト検出回路 |
JPS63263979A (ja) * | 1987-04-22 | 1988-10-31 | Nec Home Electronics Ltd | 基点決定回路 |
JPH0457575A (ja) * | 1990-06-27 | 1992-02-25 | Sharp Corp | ゴースト除去装置 |
-
1983
- 1983-06-07 JP JP58101437A patent/JPS59225681A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62272671A (ja) * | 1986-05-21 | 1987-11-26 | Hitachi Ltd | ゴ−スト検出回路 |
JPS63263979A (ja) * | 1987-04-22 | 1988-10-31 | Nec Home Electronics Ltd | 基点決定回路 |
JPH0457575A (ja) * | 1990-06-27 | 1992-02-25 | Sharp Corp | ゴースト除去装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0518308B2 (ja) | 1993-03-11 |
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