JPH03273766A - ゴースト除去装置、それを有するテレビジョン受信機及びゴースト除去制御方法 - Google Patents

ゴースト除去装置、それを有するテレビジョン受信機及びゴースト除去制御方法

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JPH03273766A
JPH03273766A JP2072051A JP7205190A JPH03273766A JP H03273766 A JPH03273766 A JP H03273766A JP 2072051 A JP2072051 A JP 2072051A JP 7205190 A JP7205190 A JP 7205190A JP H03273766 A JPH03273766 A JP H03273766A
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video signal
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JP2072051A
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Katsunobu Kimura
勝信 木村
Tsutomu Noda
勉 野田
Toshiyuki Sakamoto
敏幸 坂本
Hiroshi Shibuya
渋谷 洋志
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ゴースト除去装置、それを有するテレビジョ
ン受信機及びゴースト除去制御方法に関するものである
〔従来の技術〕
テレビジョン受信機においては、送信アンテナから直接
到来する電波(希望波)と、建造物などから反射してく
る電波(反射波)が同時に受信アンテナで受信されると
、希望波による画像と反射波による画像がずれて現れる
、いわゆるゴーストが発生する。
テレビジョン受信機にとって係るゴーストは画質を劣化
させる大きな要因となっており、従来から種々の方法に
よってゴーストを除去、防止する対策が試みられてきた
その−例は、特公昭62−4894号公報に記載されて
いるように、遅延素子群を設はゴーストに相当する時間
だけ遅れた信号を遅延素子群から選択した後、ゴースト
のレベルに相当する振幅に利得極性調整して除去するこ
とである。
ゴーストの遅延時間を測定する方法としては、特公昭6
1−60638号公報に記載されているようにテレビジ
ョン信号の垂直同期パルスのエツジとゴース1−による
垂直同期パルスのエツジとの時間を測定することが知ら
れている。
また、ゴーストの遅延時間や振幅を正確に検出・ 7 
・ ・ 8 ・ するのに必要な信号を放送局から送信する検討が進めら
れ、通常の映像信号の垂直帰線期間内にゴースト除去制
御用の基準信号を挿入することについては、工987年
10月工9日発行の日系エレクトロニクス第213頁か
ら第225頁の「テレビ信号にゴースト・キャンセラ制
御用基準信号を挿入して放送」や1989年テレビジョ
ン学会の全国大会の発表番号11−1の「ゴーストキャ
ンセル基準信号方式」に示されている。さらに、その前
者の論文においては、遅延素子群からの信号を利得極性
調整する、いわゆる1ヘランスバーサルフイルタのタッ
プ係数を制御するアルゴリズムについても示されている
。後者の発表では、8フイールドシーケンスととよばれ
る基準信号の伝送方式についても述べられている。その
基準信号がゴース1−キャンセラ制御用基準信号、即ち
、GCR信ひである。
さらに、各チャンネル間のゴースト除去後の輝度を一定
にする方法については、特公昭59−115679号公
報に記載されている。即ち、テレビジョン受信機はAG
Cが動作しているため、第11図に示すように同相ゴー
ストの付加された映像信号波形201が常に波高値がA
であるとすれば、ゴースト除去装置に入力されると除去
後に波形202に示すように輝度が減少し波高値がBと
なり、またチャンネルによっては逆相ゴース1−が付加
され除去後に輝度が増加してしまうというように、輝度
が異なってしまう。しかし、ゴースト除去後における映
像信号波形の波高値をゴースト除去装置の記憶装置に記
憶される基準信号の波高値Rに常に揃えるようにするこ
とで、チャンネル間の輝度を一定にすることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、ゴースト除去後における波高値とゴー
スト除去装置内に記憶される基準信号の波高値とを揃え
ることで、ゴースト除去後においてチャンネル毎にまち
まちであった輝度を一定にすることができるということ
が述べられているが、ゴースト除去前後における輝度が
変化してしまうという問題点があった。
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解決し、
ゴースト除去前後における輝度を一定にし、違和感のな
い、ゴース1−を除去したテレビジョン画面を表示させ
ることができるゴースト除去装置、それを有するテレビ
ジョン受信機及びゴースト除去制御方法を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本発明では、受信され
た映像信号を入力し、該映像信号に含まれるゴーストを
除去して出力するトランスバーサルフィルタと、該トラ
ンスバーサルフィルタからの映像信号に含まれる基準信
号を抽出して出力する抽出手段と、該抽出手段からの基
準信号と比較信号とを入力し、両者を比較して誤差信号
を得る比較手段と、該比較手段において得られた誤差信
号に応じて前記トランスバーサルフィルタにおけるタッ
プ係数を制御するタップ係数制御手段と、を有するゴー
スト除去装置において、前記トランスバーサルフィルタ
からの映像信号に所定の乗算係数を乗算して出力する乗
算手段と、前記比較手段に入力される基準信号あるいは
前記比較手段において得られる誤差信号を入力し、その
信号のレベルを検出して、検出した該レベルに応じて前
記乗算手段における乗算係数を制御する制御手段とを設
けるようにした。
〔作用〕
本発明では、前記制御手段が、基準信号あるいは誤差信
号のレベルを検出して、検出した該レベルに応じて前記
乗算手段における乗算係数を制御することによって、ゴ
ースト除去後の映像信号の輝度のレベルをゴースト除去
前の映像信号の輝度のレベルに一致させ、ゴースト除去
前後における輝度を一定にすることができるので、違和
感のない、ゴース1−を除去したテレビジョン画面を表
示させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図を用いて説明する。
第1図は本発明の第1の実施例としてのテレビジョン受
信機を示すブロック図である。
第1図において101−は受信アンテナ、1.02・ 
11・ ・ 12・ は高周波増幅回路、103は周波数変換回路、104は
映像信号検波増幅回路、105はAGC回路、10Gは
A/D変換回路、107はトランスバーサルフィルタ、
108は基準信号取り込み回路、1.09は微分回路、
110は基準信号のノイズリデューサ、111は比較演
算回路、112は比較信号発生回路、113はタップ係
数制御回路、114はレベル信号検出制御回路、115
は乗算回路、116は切替え回路、工17はD/A変換
回路、118は表示装置、301はレベル制御回路、3
02はメモリ回路である。
受信アンテナ1.01より入力されたテレビジョン信号
は、高周波増幅回路102において希望したチャンネル
の信号を選択増幅され、周波数変換回路103において
中間周波数変換され、映像信号検波増幅回路104で検
波されて映像信号が得られる。また、AGC回路105
で受信される電波の強弱に応じて高周波増幅回路102
と映像信ひ検波増幅回路107の利得を映像信号の振幅
が9:(°に一定になるように制御している。
検波された映像信号は、A/D変換回路106でデジタ
ル信号に変換される。スイッチ回路116の切り替えに
よって、その入力映像信号が直接D/A変換回路117
に加えられる場合と、トランスバーサルフィルタ107
でゴーストが除去された信号が乗算回路115で増幅あ
るいは減衰されD/A変換回路117に加えられる場合
とがある。
D/A変換回路117でアナログ信号に変換された後、
表示装置118でテレビジョン画面に表示される。
一方、トランスバーサルフィルタ107の出力から受信
基準信号取り込み回路108で基準信号を検出し、微分
回路109で基準信号を微分された後、ノイズリデュー
サ110でノイズを抑圧され、このノイズの抑圧された
基準信号の微分波形は、比較演算回路111で、あらか
じめ比較信号発生回路1.12に記憶されている比較信
号のデータと比較演算され、ゴース1−成分である誤差
信号が得られる。そして、その誤差信号に応じて、すツ
ブ係数制御回路上13は、トランスバーサルフィルタ1
07に供給するタップ利得データを、古いデータから新
しいデータに変更する。
この動作を繰り返し行って、比較演算回路1工1で得ら
れる誤差信号を少なくして行くことにより、トランスバ
ーサルフィルタ107において、映像信号に含まれるゴ
ースI・は時間が経過するに従って徐々に除去されるよ
うになり、最終的にはほぼ完全に除去されるようになる
さて、次に、本発明の特徴であるレベル信号検出制御回
路↓14等の動作について説明する。
まず、ゴースト除去前(即ち、トランスバーサルフィル
タ↓07において、ゴース1へがまだ除去されない状態
の時)において、レベル制御回路301は、A/D変換
回路106からの映像信号が直接D/A変換回路117
に加えられるように切替え回路116を端子(イ)側に
切り替えると共に、比較演算回路↓工1に入力される基
準信号あるいは比較演算回路111で得られる誤差信号
を比較演算回路↑↓1から入力し、その信号のレベルの
データを検出して、メモリ回路302に書き込む。
次に、ゴースト除去後(即ち、トランスバーサルフィル
タ107において、ゴース1−がほぼ完全に除去される
状態になった時)において、レベル制御回路301は、
書き込まれていたゴースト除去前の器純真号あるいは誤
差信号のレベルのデータをメモリ回路302から読み出
し、比較演算回路111から入力される基準信号のレベ
ルのデータと比較して、その比較結果によって、ゴース
ト除去前後の映像信号の輝度のレベルが一致するように
、乗算回路1↓5の乗算係数を制御する。そして、その
後、切替え回路116を端子(ロ)側に切り替える。
本実施例によれば、レベル制御回路301が、ゴースト
除去後の映像信号の輝度のレベルの情報と、メモリ回路
302に記憶されたゴースト除去前の映像信号の輝度の
レベルの情報と、を基に、両者を比較し、その比較結果
によって、ゴース1へ除去後の映像信号の輝度のレベル
がゴースト除去後の映像信ひの輝度のレベルに一致する
ように、乗算回路115の乗算係数を制御し、その後、
切替え回路116を端子(ロ)側に切り替えて、ゴース
ト除去後の映像信号をD/A変換@路117に加えるの
で、違和感のない、ゴーストを除去したテレビジョンが
面を表示できる効果がある。
なお、切替え回路116が無く、ゴースト除去過程を表
示する場合でも同様な効果が得られる。
また、本実施例では、レベル信号検出制御回路114を
レベル制御回路30丁とメモリ回路302で構成したが
、マイコンで構成して、ソフ1へ的に制御するようにし
ても良い。この場合の制御方法、即ち、ゴースト除去後
の映像信号の輝度のレベルがゴースI・除去前の映像信
号の輝度のレベルに一致するように制御する方法につい
ては、後述する第6図〜第10図に示す。
第2図は本発明の第2の実施例としてのテレビジョン受
信機を示すブロック図である。
第2図において、第1図と同一符号のものは同一機能を
有する。その他、401はアナログ切替え回路、4.0
2は基準電圧発生回路である。
本実施例では、アナログ切替え回路401の切替えによ
って、映像信じ・検波増幅回路104で検波された映像
信号が、直接表示装置118に加わる場合と、A/D変
換回路10Gでデジタル信号に変換され、トランスバー
サルフィルタ107でゴース1へが除去され、D/A変
換回路117でアナログ信号に変換された後に、表示装
置118に加わる場合とがある。
また、本実施例では、ゴースト除去後の映像信吐の輝度
のレベルがゴースト除去前の映像信号の輝度のレベルに
一致するように、レベル制御回路301が基準電圧発生
回路402を制御し、D/A変換回路117の基準電圧
のレベル調整をする。
以上の点が第1図の実施例と異なる。
本実施例によれば、ゴースト除去後の映像信号の輝度の
レベルがゴースト除去前の映像信号の輝度のレベルに一
致するように、レベル制御回路301が基準電圧発生回
路502を制御し、D/A変換回路117の基準電圧の
レベル調整をして、その後、切替え回路116を端子(
ロ)側に切り替えて、ゴースト除去前の映像信号を表示
装置118に加えるので、違和感のない、ゴーストを除
去したテレビジョン画面を表示できる効果がある。
なお、切替え回路116が無く、ゴースト除去過程を表
示する場合でも同様な効果が得られる。
また、本実施例では、レベル信号検出制御回路114を
レベル制御回路301とメモリ回路302で構成したが
、マイコンで構成して、ソフト的に制御するようにして
も良い。この場合の制御方法、即ち、ゴースト除去後の
映像信号の輝度のレベルがゴースト除去前の映像信号の
輝度のレベルに一致するように制御する方法については
、後述する第6図〜第10図に示す。
第3図は本発明の第3の実施例としてのテレビジョン受
信機を示すブロック図である。
第3図において、第1図と同一符号のものは同一機能を
有する。その他、501は増幅回路である。
本実施例では、ゴースト除去後の映像信号の輝度のレベ
ルがゴースト除去前の映像信号の輝度のレベルに一致す
るように、レベル制御回路301が増幅回路501の増
幅度を制御すると同時に、切替え回路116を端子(ロ
)側に切り替えて、ゴースト除去後の映像信号をD/A
変換回路117に加える。
以上の点が第1図の実施例と異なる。
本実施例によれば、ゴースト除去後の映像信号の輝度の
レベルがゴースト除去前の映像信号の輝度のレベルに一
致するように、レベル制御回路301が増幅回路501
の増幅度を制御すると同時に、切替え回路116を端子
(ロ)側に切り替えて、ゴースト除去後の映像信号をD
/A変換回路117に加えるので、違和感のない、ゴー
ストを除去したテレビジョン画面を表示できる効果があ
る。
なお、切替え回路116が無く、ゴースト除去過程を表
示する場合でも同様な効果が得られる。
また、本実施例では、レベル信号検出制御回路114を
レベル制御回路301とメモリ回路30・ 19・ ・ 20・ 2で構成したが、マイコンで構成して、ソフト的に制御
するようにしても良い。この場合の制御方法、即ち、ゴ
ースト除去後の映像信号の輝度のレベルがゴースト除去
前の映像信号の輝度のレベルに一致するように制御する
方法については、後述する第6図〜第10図に示す。
第4図は本発明の第4の実施例としてのプレビジョン受
信機を示すブロック図である。
第4図において、第1図と同一符号のものは同一機能を
有する。
本実施例では、レベル制御回路301が、ゴースト除去
後の映像信号の輝度のレベルをゴースト除去前の映像信
号の輝度のレベルに一致させるようなタップ係数制御信
号を得て、タップ係数制御回路113でトランスバーサ
ルフィルタ107における基準信号のタップ係数を書き
替えた後、切替え回路116を端子(ロ)側に切り替え
て、ゴースト除去後の映像信号D/A変換回路117に
加える。
以」二の点が第1図の実施例と異なる。
本実施例によれば、ゴースト除去後の映像信号の輝度の
レベルがゴースト除去前の映像信号の輝度のレベルに一
致するように、レベル制御回路301がタップ係数制御
回路113でトランスバーサルフィルタ107における
基準信号のタップ係数を書き換え、その後、切替え回路
1工6を端子(ロ)側に切り替えて、ゴース1−除去後
の映像信号をD/A変換回路117に加えるので、違和
感のない、ゴーストを除去したテレビジョン画面を表示
できる効果がある。
なお、切替え回路116が無く、ゴースト除去過程を表
示する場合でも同様な効果が得られる。
また、本実施例では、レベル信号検出制御回路114を
レベル制御回路301とメモリ回路302で構成したが
、マイコンで構成して、ソフト的に制御するようにして
も良い。この場合の制御方法、即ち、ゴースト除去後の
映像信号の輝度のレベルがゴースト除去前の映像信号の
輝度のレベルに一致するように制御する方法については
、後述する第6図〜第10図に示す。
第5図は本発明の第5の実施例としてのテレビジョン受
信機を示すブロック図である。
第5図において、第1図と同一符号のものは同一機能を
有する。その他、1201は映像出力端子である。
本実施例では、表示装置118を設けず、その代わりと
して、ゴースト除去後の映像信号を出力する映像出力端
子1201を設けた。
以上の点が第工図の実施例と異なる。
本実施例によれば、ゴースト除去後の映像信号の輝度の
レベルがゴースト除去前の映像信号の輝度のレベルに一
致するように、レベル制御回路30↓が乗算回路115
の乗算係数を制御し、その後、切替え回路116を端子
(ロ)側に切り替えて、ゴースト除去後の映像信号をD
/A変換回路117に加えるので、違和感のない、ゴー
ストを除去した映像信号を映像出力端子1201より出
力できる効果がある。
なお、切替え回路116が無く、ゴースト除去過程を表
示する場合でも同様な効果が得られる。
また、本実施例では、レベル信号検出制御回路114を
レベル制御回路301とメモリ回路302で構成したが
、マイコンで構成して、ソフト的に制御するようにして
も良い。この場合の制御方法、即ち、ゴースト除去後の
映像信号の輝度のレベルがゴースト除去前の映像信号の
輝度のレベルに一致するように制御する方法については
、後述する第6図〜第10図に示す。
また、第2図〜第14図の各実施例においても、表示装
置118を設けずに、その代わりとして、ゴースト除去
後の映像信号を出力する映像出力端子1201を設ける
ことで、本実施例と同様に、ゴースト除去後の映像信号
の輝度のレベルをゴースト除去前の映像信号の輝度のレ
ベルに一致させ、違和感のない、ゴーストを除去した映
像信号を出力できる。
次に、第1図〜第5図の各実施例において、レベル信号
検出制御回路114をマイコンで構成して、ソフト的に
、ゴースト除去後の映像信号の輝度のレベルをゴースト
除去前の映像信号の輝度の・ 23・ ・ 24・ レベルに一致させるゴースト除去制御方法について、以
下説明する。
第6図は本発明の第6の実施例としてのゴースト除去制
御方法を示すフローチャート、第7図は第6図における
ゴースト除去制御方法を説明するための波形図である。
第7図において、801は基準信号波形に同相ゴースト
の付加された映像信号波形、802は波形801の立上
りを取り込んだ微分波形、803は波形801のゴース
1−除去後の波形802の基準信号の微分波形、804
は波形803の基準信号の微分波形の補正された波形、
805は波形801のゴースト除去後における補正後の
基準信号波形である。
第7図を用いながら第6図のゴースト除去制御方法につ
いて説明する。
基準信号波形に同相ゴーストの付加された一定な波高値
を有する映像信号波形801は、処理701で映像信号
波形801の波高値(A)を検出して、処理702で映
像信号波形801の立上りの微分された映像信号微分波
形802を得る。
処理703でゴースト除去後における基準信号の微分波
形803の波高値(B)を検出して、処理704で処理
701より検出された映像信じ波形801の波高値(A
)を処理703より検出された微分波形803の波高値
(B)で除算した値(A−!−B)と処理703より検
出された微分波形803の波高値(B)とを乗算するこ
とで、同相ゴーストの付加された映像信号波形801の
波高値(A)と同値なゴースト除去後の基準信号の微分
波形804の波高値(A)を得る。
本実施例によれば、ゴースト除去前の基準信号波形に同
相ゴーストの付加された映像信号801の波高値をゴー
ス1へ除去後における基準信号の微分波形803の波高
値で除算した値とゴースト除去後における基準信号波形
803の波高値とを乗算して、除去後の基準信号波形の
波高値をゴースト除去前の映像信号波形の波高値に一致
させることで、除去後の映像信号波形の輝度レベルをゴ
ースト除去前の同相ゴーストの付加された映像信ダ波形
801の輝度レベルに揃えられるので、違和感のないゴ
ーストの除去された輝度レベルを一定に制御できる効果
がある。
第8図は本発明の第7の実施例としてのゴースト除去制
御方法を示すフローチャートである。
第8図において、第6図と同一符号のものは同一の処理
である。
第9図は第8図におけるゴースト除去制御方法を説明す
るための波形図である。
第9図において、第7図と同一符号のものは同一波形で
ある。その他、1001は波形802の同相ゴースト成
分である誤差信号の微分波形、1002は波形803の
基準信号の微分波形の補正された波形、1003は補正
後の基準信号波形である。
基準信号波形に同相ゴーストの付加された一定な波高値
を有する映像信号波形801は、処理702で映像信℃
・波形801の立上りの微分された映像信吐微分波形8
02を得る。
処理901でゴースト成分である誤差信号の微分波形1
00工の波高値(A−B)を検出して、処理703でゴ
ースト除去後における基準信号の微分波形803の波高
値(B)を検出して、処理901で処理703により検
出されたゴースト除去後における基準信号の微分波形8
03の波高値(B)に処理901により検出されたゴー
ス1−成分である誤差信号の微分波形10o1の波高値
(A−B)を加算することで、同相ゴース1−の付加さ
れた映像信号波形801の波高値(A)と同値なゴース
I・除去後の基準信号の微分波形1002の波高値(A
)を得る。
本実施例によれば、ゴースト除去後の基準信号の微分波
形803の波高値にゴースト除去前のゴース1−成分で
ある誤差信号波形1001の微分波形の波高値を加算し
て、除去後の基準信号波形の波高値をゴースト除去前の
映像信号波形の波高値に一致させることで、除去後の映
像信号波形の輝度レベルをゴースト除去前の同相ゴース
トの付加された映像信号波形801の輝度レベルに揃え
られるので、違和感のない、ゴーストの除去された輝度
レベルを一定に制御できる効果がある。
第10図は本発明の第8の実施例としてのゴースト除去
制御方法を示すフローチャー1〜である。
第1−0図において、第6図、第8図と同一符号のもの
は同一の処理である。
本実施例は、ゴースト波が複数波付加された場合につい
てのゴースト除去制御方法である。
即ち、本実施例では、基準信号の微分波形に複数のゴー
ス1へが付加されている場合、処理1101で処理90
1より検出された各々の誤差信号波形の波高値を加算す
る。
以上の点が第8図の実施例と異なる。
その後、処理703でゴースI・除去後における基準信
号の微分波形の波高値を検出して、処理11−02で処
理703により検出されたゴースト除去後における基準
信号の微分波形の波高値と処理1↓01により検出され
たゴースト成分である誤差信号の微分波形の波高値の加
算した値とを加算することで、複数のゴーストの付加さ
れた映像信号波形の波高舘と同値なゴースト除去後の基
準信号の微分波形の波高値を得る。
本実施例によれば、基準信号に複数のゴース1へか付加
されている場合、各々の複数のゴースト成分である誤差
信号波形の微分波形の波高値を検出して加算してから、
ゴースト除去後における基準信号の微分波形の波高値と
誤差信号波形の波高値の加算した値とを加算して、除去
後の基準信号波形の波高値をゴース1へ除去前の映像信
号波形の波高値に一致させることで、除去後の映像信号
波形の輝度レベルをゴースト除去前の複数のゴースI〜
の付加された映像信号波形の輝度レベルに揃えられるの
で、複数のゴーストの付加された場合においても、違和
感のないゴーストの除去された輝度レベルを一定に制御
できる効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、レベル信号検出制御手段で、ゴースト
除去完了後の映像信号の輝度レベルとゴースト除去前の
映像信号の輝度レベルとを−、致させるので、違和感の
ない、ゴーストを除去したテレビジョン画面を表示でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例としてのテレビジョン受
信機を示すブロック図、第2図は本発明の第2の実施例
としてのテレビジョン受信機を示すブロック図、第3図
は本発明の第3の実施例としてのテレビジョン受信機を
示すブロック図、第4図は本発明の第4の実施例として
のテレビジョン受信機を示すブロック図、第5図は本発
明の第5の実施例としてのテレビジョン受信機を示すブ
ロック図、第6図は本発明の第6の実施例としてのゴー
スト除去制御方法を示すフローチャート、第7図は第6
図におけるゴースト除去制御方法を説明するための波形
図、第8図は本発明の第7の実施例としてのゴースト除
去制御方法を示すフローチャー1〜、第9図は第8図に
おけるゴースト除去制御方法を説明するための波形図、
第10図は本発明の第8の実施例としてのゴースト除去
制御方法を示すフローチャー1−1第11図は従来のゴ
ースト除去制御方法を説明するための波形図、である。 101・・・受信アンテナ、102・・・高周波増幅回
路、103・・・周波数変換回路、 104・・・映像信号検波増幅回路、 105・・・AGC回路、 106・・・A/D変換回
路、107・・・トランスバーサルフィルタ、108・
・・受信基準信号取り込み回路、109・・・微分回路
、 110・・・受信基準信号のノイズリデューサ回路、1
11・・・比較演算回路、 112・・・基準信号発生回路、 113・・・タップ係数制御回路、 114・・・レベル信号検出制御回路、115・・・乗
算回路、  116・・・切替え回路、117・・・D
/A変換回路、 118・・・表示装置。 第 6 図 第 q 閃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、受信された映像信号を入力し、該映像信号に含まれ
    るゴーストを除去して出力するトランスバーサルフィル
    タと、該トランスバーサルフィルタからの映像信号に含
    まれる基準信号を抽出して出力する抽出手段と、該抽出
    手段からの基準信号と比較信号とを入力し、両者を比較
    して誤差信号を得る比較手段と、該比較手段において得
    られた誤差信号に応じて前記トランスバーサルフィルタ
    におけるタップ係数を制御するタップ係数制御手段とを
    有するゴースト除去装置において、 前記トランスバーサルフィルタからの映像信号に所定の
    乗算係数を乗算して出力する乗算手段と、前記比較手段
    に入力される基準信号あるいは前記比較手段において得
    られる誤差信号を入力し、その信号のレベルを検出して
    、検出した該レベルに応じて前記乗算手段における乗算
    係数を制御する制御手段とを設けたことを特徴とするゴ
    ースト除去装置。 2、受信された映像信号を入力し、該映像信号に含まれ
    るゴーストを除去して出力するトランスバーサルフィル
    タと、該トランスバーサルフィルタからの映像信号をデ
    ィジタル/アナログ変換して出力するディジタル/アナ
    ログ変換手段と、前記トランスバーサルフィルタからの
    映像信号に含まれる基準信号を抽出して出力する抽出手
    段と、該抽出手段からの基準信号と比較信号とを入力し
    、両者を比較して誤差信号を得る比較手段と、該比較手
    段において得られた誤差信号に応じて前記トランスバー
    サルフィルタにおけるタップ係数を制御するタップ係数
    制御手段とを有するゴースト除去装置において、 前記ディジタル/アナログ変換手段に供給される変換用
    の基準電圧を切り替える基準電圧切替え手段と、前記比
    較手段に入力される基準信号あるいは前記比較手段にお
    いて得られる誤差信号を入力し、その信号のレベルを検
    出して、検出した該レベルに応じて前記基準電圧切替え
    手段による基準電圧の切替えを制御する制御手段とを設
    けたことを特徴とするゴースト除去装置。 3、受信された映像信号を入力し、該映像信号に含まれ
    るゴーストを除去して出力するトランスバーサルフィル
    タと、該トランスバーサルフィルタからの映像信号をデ
    ィジタル/アナログ変換して出力するディジタル/アナ
    ログ変換手段と、前記トランスバーサルフィルタからの
    映像信号に含まれる基準信号を抽出して出力する抽出手
    段と、該抽出手段からの基準信号と比較信号とを入力し
    、両者を比較して誤差信号を得る比較手段と、該比較手
    段において得られた誤差信号に応じて前記トランスバー
    サルフィルタにおけるタップ係数を制御するタップ係数
    制御手段とを有するゴースト除去装置において、 前記ディジタル/アナログ変換手段からの映像信号を増
    幅して出力する増幅手段と、前記比較手段に入力される
    基準信号あるいは前記比較手段において得られる誤差信
    号を入力し、その信号のレベルを検出して、検出した該
    レベルに応じて前記増幅手段における増幅度を制御する
    制御手段とを設けたことを特徴とするゴースト除去装置
    。 4、受信された映像信号を入力し、該映像信号に含まれ
    るゴーストを除去して出力するトランスバーサルフィル
    タと、該トランスバーサルフィルタからの映像信号に含
    まれる基準信号を抽出して出力する抽出手段と、該抽出
    手段からの基準信号と比較信号とを入力し、両者を比較
    して誤差信号を得る比較手段と、該比較手段において得
    られた誤差信号に応じて前記トランスバーサルフィルタ
    におけるタップ係数を制御するタップ係数制御手段とを
    有するゴースト除去装置において、 前記比較手段に入力される基準信号あるいは前記比較手
    段において得られる誤差信号を入力し、その信号のレベ
    ルを検出して、検出した該レベルに応じて前記タップ係
    数制御手段を介して前記トランスバーサルフィルタにお
    けるタップ係数を制御する制御手段とを設けたことを特
    徴とするゴースト除去装置。 5、請求項1,2,3または4に記載のゴースト除去装
    置において、 前記制御手段は、前記比較手段に入力される基準信号あ
    るいは前記比較手段において得られる誤差信号を入力し
    、その信号のレベルを検出する検出手段と、ゴースト除
    去前において検出した前記レベルを記憶するメモリ手段
    と、該メモリに記憶されている前記レベルとゴースト除
    去後において検出した前記レベルとを比較する比較結果
    とを具備し、該比較手段における比較結果に応じて制御
    することを特徴とするゴースト除去装置。 6、請求項1,2,3,4または5に記載のゴースト除
    去装置を有して成ることを特徴とするテレビジョン受信
    機。 7、ゴースト除去前における映像信号に含まれる基準信
    号の波高値(以下、第1の波高値という)を検出する第
    1の過程と、ゴースト除去後における映像信号に含まれ
    る映像信号の波高値(以下、第2の波高値という)を検
    出する第2の過程と、前記第1の波高値と第2の波高値
    とで演算をする過程と、その演算結果に応じてゴースト
    除去後における映像信号の波高値を調整する第3の過程
    とを含んだことを特徴とするゴースト除去制御方法。 8、比較信号とゴースト除去前における映像信号に含ま
    れる基準信号とを比較し、その比較結果として得られる
    ゴースト成分である誤差信号の波高値(以下、第1の波
    高値という)を検出する第1の過程と、ゴースト除去後
    における映像信号に含まれる基準信号の波高値(以下、
    第2の波高値という)を検出する第2の過程と、前記第
    1の波高値と第2の波高値とで演算をする第3の過程と
    、その演算結果に応じてゴースト除去後における映像信
    号の波高値を調整する第4の過程とを含んだことを特徴
    とするゴースト除去制御方法。 9、請求項8に記載のゴースト除去制御方法において、 ゴースト除去前における前記映像信号に複数のゴースト
    が存在する場合、前記第1の過程では、比較信号とゴー
    スト除去前における映像信号に含まれる基準信号とを比
    較し、その比較結果として得られる各々ゴースト成分で
    ある複数の誤差信号の波高値を検出すると共に、検出さ
    れた各波高値を加算して、得られた値を前記第1の波高
    値とすることを特徴とするゴースト除去制御方法。
JP2072051A 1990-03-23 1990-03-23 ゴースト除去装置、それを有するテレビジョン受信機及びゴースト除去制御方法 Pending JPH03273766A (ja)

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