JPS59222346A - 熱硬化性樹脂積層板の製造法 - Google Patents

熱硬化性樹脂積層板の製造法

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JPS59222346A
JPS59222346A JP58098632A JP9863283A JPS59222346A JP S59222346 A JPS59222346 A JP S59222346A JP 58098632 A JP58098632 A JP 58098632A JP 9863283 A JP9863283 A JP 9863283A JP S59222346 A JPS59222346 A JP S59222346A
Authority
JP
Japan
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thermosetting resin
film
release
laminate
manufacture
Prior art date
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Pending
Application number
JP58098632A
Other languages
English (en)
Inventor
天野 三郎
荒井 忠雄
英夫 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱硬化性樹脂積層板の製造法に関する。熱硬
化性樹脂積層板はセルロース系繊維紙、ガラス繊維等の
紙布、不織布等の基材に熱硬化性樹脂を含浸し乾燥させ
た含浸紙布(ブリブレグ)を2枚のステンレス板の間に
所要枚数を積み重ねるて高温度、高圧力で成型ブレスし
製造される。ステンレス板と積層板の間の離型には通常
離型用フイルムを使用するか溶液タイプの離型をステン
レス板に塗布する方法が用いられる。後者の方法の場合
は離型効果を上けるため熱硬化性樹脂の中にも内部離型
剤を添加しておくことが多い。またメラミン樹脂、フエ
ノール樹脂等の中には比較的離型性の良いものがありそ
の場合は内部離型剤のみで離型させることも可能である
。しかし、一般には離型フイルムないしは溶液タイプ離
型剤を使用しなければならない。通常離型フイルムには
合成樹脂フイルムが用いられホリプロピレンフイルム、
ポルエチレンフイルム、フツ素樹脂フイルム等の離型性
が良い、極性の小さい官能基の少ない熱可塑性樹脂フイ
ルムか使用される。熱可塑性フイルムは架橋していない
ことから耐熱性にとぼしく積層板の成型条件の様な10
kg/cm2を越す高い圧力150℃をこす高い温度に
耐え得るフイルムは少ない。ポリプロピレン、ポリエチ
レン等のフイルムは融点が100℃以下と低い一般的な
熱可塑性フイルムである。従つて積層板の成型条件では
フイルムが一度溶融しステンレス板を汚す原因となつて
いる。高温、高圧に耐え得るフイルムの例としてはテド
ラー(デユポン社製商品名)の様なフツ素樹脂フイルム
があげられるがフイルム成型時非常に高いフイルム成型
温度を必要とし熱安定剤、可塑剤等が必要となつている
。これらの成分が融点の低いフイルム積層板の成型ブレ
ス時にステンレス板を汚染し、ステンレス板の寿命が短
いものとなつており重大な欠点となつている。また他の
欠点としては熱可塑性フイルムの耐熱が低いこつとから
、積層板の表面の平滑性が悪いこともあけられる。
一方離型剤を塗布する方法は欠点としては離型剤か製品
とステンレス板の両方に付着し、製品についてはその特
性を損いステンレス板についてはその寿命が短くする。
積層板の表面にインク等を後加工し、その表面との接着
性が問題とされる場合はこの方法はあまり使用されない
金属箔を離型フイルム(保護フイルムも兼ねる目的も有
)として利用する方法は公知であるが離型性が悪く、そ
の表面に離型剤を塗布しなければならず、ステンレス板
に直接離型剤塗布する方法同様製品へ離型剤が付着し、
あまり使用されていない。また金属箔で離型用として使
用されるものは経済性の面、一般的にはアルミ箔に限定
されている。しかしアルミ箔は圧延法により製造され、
極めて微妙が作業となつており何回もの圧延工程をへた
100μ以下のアルミ箔では金属粉その他の汚れが付着
していることが多く特に電気絶縁用積層板にはあまり使
用されない。また金属箔はその切断工程他の取り扱い工
程で切断層等が人ることがあり現状全く使用されていな
い。
本発明はこのような点に鑑みてなされたもので、基材に
熱硬化性樹脂を含浸し、乾燥させた含浸紙布の所要枚数
を2枚の鏡板間に積み重ね加熱加圧する熱硬化性樹脂積
層板の製造法に於て、基材に熱硬化性樹脂を含浸し、乾
燥された含浸紙布と鏡板との間に、ホリエステルフイル
ムの片面に硬化型シリコーン離型剤層を、他の片面に金
属箔層を形成させた離型フイルムを金属箔層面を鏡板に
面して介在させることを特徴とするものである。
ステンレス板である鏡板に接する面はアルミ箔としその
厚みを検討したところ10μm以上必要なことが判面し
た。10μm以下たとアルミ箔にピンホールが発生し易
くそのピンホールよりラミネートに使用した接着剤がし
み出し局部的にステンレス板に付着することがわかり、
はなはだしい場合には箔が部分的に剥離してしまう現象
があり10μ以上必要である。またアルミ箔表面の金属
粉付着の問題が片づく。フイルムの種類としては熱可塑
フイルムは耐熱性が悪く熱硬化性フイルムが一般的には
良い。本発明ではフイルムの種類を検討し硬化型シリコ
ーンを数μ以下塗布したホリエステルフイルムが最適で
あることを見い出した。
硬化型シリコーン離型剤は、硬化機構として縮重合型、
付加重合型、湿気硬化型等がある。
厚みは、0.01〜2μmが好ましい。離型フイルムの
剥離性を良好にする。ホリエステルフイルムは10〜5
0μmのものか好ましく、これは表面平滑性を良好にす
る金属箔としては10μm以上、あれば良く、実用上は
100μm程度の厚さでも良い。これは、離型フイルム
を長期の使用に耐えるようにするために使用される。
次に種々の離型フイルムを使用した場合の諸特性を示す
図面は本発明で使用される離型フイルムの断面図を示す
もので、1はアルミ箔、2はポリエステルフイルム、3
は硬化型シリコーンである。
以上本発明の方法に於ては、表面平滑性に優れた積層板
が、離型性良く製造出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は離型フイルムの断面図である。 符号の説明 1.アルミ箔 2.ホリエステルフイルム 3.硬化型シリコーン 代理人弁理士 若林邦彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.基材に熱硬化性樹脂を含浸し、乾燥させた含浸紙布
    の所要枚数を2枚の鏡板間に積み重ね加熱加圧する熱硬
    化性樹脂積層板の製造法に於て、基材に熱硬化性樹脂を
    含浸し、乾燥させた含浸紙布と鏡板との間に、ポリエス
    テルフイルムの片面に硬化型シリコーン離型剤層を、他
    の片面に金属箔層を形成させた離型フイルムを金属箔層
    面を鏡板に面して介在させることを特徴とする熱硬化性
    樹脂積層板の製造法。
JP58098632A 1983-06-01 1983-06-01 熱硬化性樹脂積層板の製造法 Pending JPS59222346A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01286811A (ja) * 1988-05-14 1989-11-17 Matsushita Electric Works Ltd 金属張り積層板の製造方法
EP4325526A1 (en) * 2022-08-19 2024-02-21 Ahlstrom Oyj Electrical insulation paper

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