JPS59221620A - 光学式回転検出装置 - Google Patents

光学式回転検出装置

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JPS59221620A
JPS59221620A JP9710483A JP9710483A JPS59221620A JP S59221620 A JPS59221620 A JP S59221620A JP 9710483 A JP9710483 A JP 9710483A JP 9710483 A JP9710483 A JP 9710483A JP S59221620 A JPS59221620 A JP S59221620A
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slit
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中瀬 弘巳
Kunikazu Ozawa
小沢 邦一
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    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/26Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light
    • G01D5/32Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light
    • G01D5/34Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light the beams of light being detected by photocells
    • G01D5/347Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light the beams of light being detected by photocells using displacement encoding scales
    • G01D5/3473Circular or rotary encoders

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子整流子モータ、特に直流ブラシレスモータ
に用いられる小型で高精度な光学式の回転検出装置に関
する。
従来例の構成とその問題点 近年、音響機器やビデオ機器に使用されるモータとして
、高性能で信頼性の高い直流ブラシレスモータが多く用
いられるようになった。これらの直流ブラシレスモータ
では、回転子として多極着磁されたロータマグネットを
用い、固定子としてステータコイルを用いている。
そして、これらの直流ブラシレスモーフのうち例えば回
転ヘッドにより映像信号の記録・再生を行う斜め走査型
の磁気録画再生装置(以下、Vide。
Tape Recoraerを略してVTRと称す)に
おける回転ヘッド駆動モータの回転検出装置として、回
転速度及び回転位相等の回転情報を検出するだめの周波
数発電機(以下、Frequency Ganerat
orを略してFGと称す)及び回転子の絶対位相検出用
の1回転当!71周期の信号(以下、PG倍信号称す)
を発生する検出素子、そしてモータが有効にトルクを発
生するようロータマグネットの回転位置に対応してステ
ータコイルへの通電を制御する電子的整流作用を成すた
めのロータ位置検出素子が設けられ、従来これらの検出
手段として磁気式のものが用いられていた。
従来の磁気式の回転検出素子を備えた直流ブラシレスモ
ータを第1図〜第4図に基づき説明する。
第1図は直流ブラシレスモーフの縦断面を示すもので、
1は回転軸、2は回転軸1に取り伺けられたベアリング
、3はベアリング2の支持部材、4はロータマグネット
、6はロータヨークでロータマグネット4は該ロータヨ
ーク6に被着されるとともに、ロータヨーク6は回転軸
1と結合してともに回転するよう構成されている。ロー
タマグネット4は複数極に着磁された永久磁石が用いら
れるもので、第2図に示すように例えば6極に着磁され
るとともに、これによる磁界が正弦波状あるいは台形波
状等となるよう着磁されている。またステータコイルは
ステータコイル基板6上に設けられるもので、第3図に
示すようにロータマグネット4による磁界に対して互い
に電気角で180゜の整数倍となる位置に配置さnてい
る導体からなるコイルブロックC1と02が直列に接続
されて第1のステータコイルを形成し、同様にロータマ
グネット4−による磁界に対して互いに電気角で180
゜の整数倍となる位置に配置されている導体からなるコ
イルブロックC3と04が直列に接続さ扛て第2のステ
ータコイルを形成している。そして、これら第1および
第2のステータコイルl′iロータマグネット4に対向
するよう配されるとともに互いに電気角で900の奇数
倍たけ異なる位置に配されている。又、コイルブロック
CI + 02 + C5+ 04はそれぞれ電気角で
180°の幅を有している。
電気角とは、第2図に示す様にロータマグネット4のN
極とS極に着磁された1周期分の角度を3600とした
もので、第2図に示したような6極着磁したロータマグ
ネット4の全周の角度(機械角で3600)は電気角で
下記の値となる03600X(6極/2 ) :108
00丑だステータコイル基板6には、第1及び@2のス
テータコイルとロータマグネット4との位置関係を検出
し、モータが有効なトルク全発生できる位置で電流を流
すよう、ステータコイルへの通電を制御する電子整流子
作用を成すためのロータ回転位置検出素子として2個の
ホール素子7,8が設けらnlこれらのホール素子7.
8によりロータマグネット4の発生する磁界に感応した
電圧金得て、回転位置の検出全行なっている。
そして第1図及び第4図に示すように、ステータコイル
基板6の下部には、軸方向にN極・S極の着磁がされた
永久磁石9、内周に歯型を切ったステータヨーク10.
ステータヨーク10の内側に設けられ回転軸1に結合さ
れるとともにその外周部に歯型を切ったロータギア11
.永久磁石9の外側に巻かれたFGコイル12により構
成される全周対向型磁気FGが取ジ付けられている。
ステータヨーク10及びロータギア11はともに磁性材
料で作られ、それぞれの歯型の数は4槌は正の整数)で
歯型が互いに向き合うよう構成され、永久磁石9ととも
に磁気回路を構成している。
ロータギア11が回転して、ロータギア11の歯型の山
とステータヨーク10の歯型の山が向き合ったとき磁気
抵抗が小さくなって永久磁石9から発生する磁束が流れ
やすくなり、逆に歯型の山と谷が向き合ったとき磁気抵
抗が大きくなって磁束が流れにくくなる。よって流れる
磁束の量が交互に変わり、FC巻線12の両端にその磁
束変化量の微分値に比例した電圧を有する交流電圧が誘
起される。このFCコイル12の両端に誘起される交流
電圧の周波数fvaは回転軸1の回転周波数の局倍(娼
は歯型の数)となシ、この周波数fFGにより回転速度
の検出全行なっている。
またロータヨーク6上には永久磁石13が取り付けられ
ており、例えばホール素子のような磁界の変化を検知す
る検出素子14が永久磁石13に対向するように固定さ
れており、永久磁石13の発生する磁界の変化を検知し
、回転軸1の1回転当り1周期となるPG倍信号発生す
る0このPG倍信号FG倍信号ら回転軸1の絶対的な回
転位相を検出する事が可能であるO FGに求められる性能として ■ 検出精度が加工や組み立ての影響を受は難い事O ■ 低速回転時でも高い検出周波数が得られる事。
■ 高い出力電圧が得られるとともに外来雑音や誘導に
対して強い事0 ■ FG自身が雑音を発生して他の回路に悪影響を与え
ない事。
■ FG自身が回転むらや振動を発生しない事Q■ 構
造が簡単で小型化が図れる事。
等が挙げられる。
さて前記第1図および第4図の様なFGの場合、全周対
向型であるため、検出精度が加工や組み立ての影響を受
は難く、精度の良い検出を行える反面、機械加工の難し
さおよび磁気抵抗の変化が小さくなる事から歯型のピッ
チを小さくすることが一出来ず、小型で高い検出周波数
のものが作れない。
又、この種の磁気式FOの場合、FGコイルに誘起する
電圧はFGコイルと鎖交する磁束の変化を時間で微分し
たものに比例するため、低速回転時において高い出力電
圧が得られず、同時にFGコイルにはロータマグネット
の漏れ磁束やステータコイルへ流す電流からの誘導雑音
等の雑音が重畳し易く、検出信号のS/N比が劣化して
検出精度が悪化する。更に、第1図および第4図に示し
たような全周対向型磁気式FCの場合、相対する歯型の
磁気的な吸引力によってモータ回転時に振動を生じ、回
転が不安定になり回転むらが生じる等の欠点があげられ
る。
次にロータ位置検出素子であるが、前記第3図に示した
従来例のポール素子をステータコイル基板上に配した磁
気的なものでは、通常ホール素子を基板上に目視によっ
てノ・ンダ付けして取り付けており、又、ホール素子自
身がプラスチックモールドされ、モールドしたパッケー
ジに対して内部のホール素子の位置精度が保障されてお
らず、その取り付は精度を良くすることができなかった
0このため位置検出精度も悪く、電子的整流を行なつ際
ステータコイルに通電するタイミングがずれて、回転む
らの原因となり好ましくない結果を招いていた。
更に、直流ブラシレスモーフの場合、その駆動方式によ
りステークコイルへの電流の流し方が異なり、例えば正
弦波状、矩形波状等、様々な波形のものが提案されてい
るが、通常ステータコイルへ流す電流の波形はロータ位
置検出素子の検出波形によって定まり、ロータ位置検出
素子がこれらの波形を任意に発生できるものであれば容
易に実現できる0しかし第3図に示したホール素子によ
るものでは、その発生電圧がロータマグネツ)の発生す
る磁界によって定まり、任意の形状の波形は得難く、ス
テータコイルに流す電流の波形を自由に変えることがで
きない等の欠点を有していた。
そして、第3図に示しだ様な磁気式のものでは、ステー
タコイルと同一基板上にホール素子を配せねばならず、
第3図の2相−4コイルの様なものではあまり問題とな
らないが、もっと相数とコイル数が多く構造が複雑なも
ので、且つ小型化の必要なものでは、ホール素子がステ
ータコイルの配置上邪魔になる等の欠点を有していた。
次KPG信号検出素子であるが、これもFGやロータ位
置検出素子と同様に磁気式であるため、ロータマグネッ
トの漏れ磁束やステータコイルへ流す電流からの誘導雑
音等の雑音が重畳し易く、検出信号のS/N比が劣化し
て検出精度が悪化する、また磁界の変化を検知する検出
素子としてポール素子を使った場合、前述したように位
置検出精度が悪い等の欠点を有していた。
発明の目的 本発明は従来の磁気式のFG、ロータ位置検出素子及び
PO信号検出素子の問題点を解決し、小型で高精度な光
学式の回転検出装置の提供を目的としている。
発明の構成 本発明は、電子整流子モータの回転軸に取り付けられ、
第1の円環部に配されたスリット数m1(ml  は正
の整数)の第1のスリットと、前記第1の円環と異なる
半径上の第2の円環部に配されたスリット数m2(m2
は正の整数)の第2のスリットと、前記第1及び第2の
円環と異なる半径上の第3の円環部に配されたスリット
数m3(m5は正の整数)の第3のスリットを有する回
転板と、前記回転板の面上に対向する一端に前記第1の
スリット、第2のスリット、第3のスリットのすべてに
光が照射するように配した光源と、前記回転板の面上に
対向する他端に配した平面状光電変換手段とを備え、前
記平面状光電変換手段は同一基板上に、前記回転板の第
1の円環に対応する第4の円環部に全周あるいは略全周
に渡ってn11Jic”1は正の整数)の光電変換素子
を有し、かつ前記n1組の光電変換素子からは回転速度
検出信号を出力し、前記第2の円環に対応する第6の円
環部にはn2組(n2は正の整数)の光電変換素子を有
し、かつ前記n2 組の光電変換素子からは前記電子整
流子モータの整流作用を行なう回転位置検出信号を出力
し、前記第3の円環に対応する第6の円環部にはn3組
(n5は正の整数)の光電変換素子を有し、前記n3 
組の光電変換素子からは前記回転板の1回転につき1周
期の回転情報信号を出力するよう構成された光学式回転
検出装置である。
実施例の説明 本発明の光学式回転検出装置に基づいて構成される直流
ブラシレスモーフに適用した一実施例を第6図〜第17
図に基づいて説明する。
第6図は、本発明による光学式回転検出装置を適用した
直流ブラシレスモーフの一実施例の縦断面を示すもので
、第1図同様、1は回転軸、2はベアリング、3はベア
リング2の支持部材、4はロータマグネット、6はロー
タヨーク、6はステータコイル基板である。ロータマグ
ネット4は、第2図と同様に永久磁石を6極着磁したも
のが用いられている。又、ステータコイル基板6も第3
図同様にコイルブロックC1’ + C21Cs + 
C4カ取’)付けられ、コイルブロックC1とC2を直
列接続した第1のステータコイルおよびコイルブロック
C3とC4を直列接続した第2のステータコイルが形成
されるが、第3図に示し・たものと異なる点はホール素
子が取り付けられていないことである。
第6図において、ここ1での構成は、ホール素子がステ
ータコイル基板に取り付けられていない点を除けば第1
図と同じである。
さて、第6図においてステータコイル基板6の下部には
、本発明の一実施例による光学式回転検出装置が取り付
けられている。
この光学式回転検出装置は、平面光源15・回転板16
・平面状光電変換手段17により構成される。平面光源
16はステータコイル基板6に固定され、平面状光電変
換手段17は支持部材18により固定されておシ、回転
板16は回転軸1に結合され共に回転する。
回転板16には光学的手段により全周対向型FGを実現
するため第6図及び第8図(第8図は第6図の一部拡大
図)に示したように、半径r、の円°と半径r2  の
円で囲まれた第1の円環部にスリットピッチP1で設け
られたn個の小さなスリット19aによって構成される
第1のスリット19が設けられ、光学的手段によりロー
タ回転位置検出を行なうため、半径r5の円と半径r4
の円で囲まれた第2の円環部に第2のスリン)202L
、20b。
200が設けられ、光学的手段によりpe倍信号検出す
るため、半径r5と円と半径r6の円で囲まれた第3の
円環部に第3のスリット21が設けられている。第2の
スリット202L 、20b、2C1はロータマグネッ
ト4がS極に着磁されている眠気角180°の部分に設
けられ、その数は着磁されたS極の数、つまり着磁極数
の棒、第6図の場合は6極着磁であるから3個の第2の
スリット20a 、20b 、20cが設けられテIA
 ルo ’E タ第3のス+) y ) 21は機械角
で180°、つまり回転板16のA周に渡るスリットで
ある0尚、第6図および第8図においては光はスリン)
 19a。
201L 、20b 、200.21(7)部分を通過
するものとする。回転板16は例えばガラス円板に金属
の薄膜を蒸着しこれをフォトエツチングする。
あるいはステンレスの薄い円板にフォトエツチングによ
ジスリットを設けて実現できる。平面状光電変換手段1
Tは、第7図および第9図に示すように、半径r1の円
と半径r2の円で囲まれた第4の円環部にFG用先光電
変換素子22有し、半径r3の円と半径r4の円で囲ま
れた第6の円環部にロータ位置検出用の第3の光電変換
素子23お工び第4の光電変換素子24を有し、半径r
5の円と半径r6 の円で囲まれた第6の円環部にPG
G号検出用の第6の光電変換素子26と第6の光電変換
素子26を有している。
FG用先光電変換素子22、第1の円環部の全周に渡t
) Plのピッチで配された第1の光電変換素子小片2
2a’i電極A 22 &’で結合して成る第1の光電
変換素子群と、第1の光電変換素子小片228LとP1
/2のピッチで分離され第1の円環部の全周に渡りPl
のピッチで配された第20光電変換素子小片22bi電
極B 22 b/で結合して成る第2の光電変換素子群
から構成される。
FG用先光電変換素子22光学的手段により全周対向型
FGを実現するためのものであり、第1の光電変換素子
群と第2の光電変換素子群は電ネ的に独立しており、照
射光量に比例した光起電流を電極A 22 a’と電極
B 22 b’がら取り出すことができる。
第5図において、平面光源16は同図下部に向かいスリ
ットの形成されている回転板16の半径r1からr6の
節回の全周に光を照射している。
このため、平面光源16がも出た光15aは回転板16
にて遮蔽される一方、回転板16の第1のスリン)19
aを通じてFG用先光電変換素子22投射され、そして
回転板16が回転軸1とともに回転する為、第10図(
a) 、 (b)に示す様に、FG用先光電変換素子2
2一方全形成する第2の光電変換素子小片22bに照射
され、他方を形成する第1の光電変換素子小片22aに
照射されない第10図(a)の状態と、第1の光電変換
素子小片22&に照射され第2の光電変換素子小片22
bに照射されない第10図(b)の状態が回転板16の
第1のスリン)19aの1ピッチP1回転する毎に交互
に発生する。
したがって回転板16が回転すると、第1の光電変換素
子小片221Lと第2の光電変換素子小片22bからは
逆相の光起電流が得られ、これを第12図の27.28
の様な演算増幅器Ai、A2および抵抗R1,R2で構
成される光起電流−電圧変換回路に通し、第11図に示
す様な第1の光電変換素子小片22&の照射光量に比例
した電圧Vaと第2の光電変換素子小片22bの照射光
量に比例した電圧vbを得る。なお第12図に示す光起
電流−電圧変換回路では、光電変換素子に光が照射され
光起電流が発生すると、これに比例した負電圧を発生す
る。電圧vaとVbは互いに逆相の電圧で直流値がva
oおよびvbo、信号成分の電圧がval)−1)およ
びvbp−pとなる。
この電圧V、とVbヲ、演算増幅器A3、抵抗R3゜R
4,R5’ 、 R11’ (R3:R4:R3’ :
 R4’ )で構成される利得Ko (Ko = R4
/R3)の差動増幅回路29に加え両者の差を取ること
により、第11図に示す様な直流値WOOが相殺され Woo = Ko (vao −Vbo )となり減少
し、一方、信号成分の電圧V。p−pはvOp−p”K
O(vam)−p+vbp−p )となり増大する出力
信号voを得る。
この出力信号VOは速度検出信号、あるいは位相検出信
号等の回転情報検出信号として使用され、前記電圧V、
 、 Vbに重畳した同相雑音が両者の差をとることに
より相殺されて減少し且つ信号は増大するため、S/N
比の高い信号を得ることができる。
ここで、第7図において、コイルブロック01〜C4が
破線で示しであるが、これらのコイルブロックC1ec
2 +Cs +C4は平面状光電変換手段17上に設け
られるものではなく、ステータコイル基板6上に設けら
れるもので、同図に破線で描き示したのは、第3の光電
変換素子23および第4の光電変換素子24との位置関
係を示すためである。
そして、第3の光電変換素子23は第9図に示す様に、
電極230′に接続された光電変換素子小片230から
成り、照射光量に比例した光起電流を電極23C′から
取り出すことができる。
このため、平面光源16から照射される光は、回転板1
6の第2のスリット20a 、20bもしくは200が
第3の光電変換素子23の上に位置した時、第2のスリ
ット20& 、20b 、200を通じて第3の光電変
換素子23に投射され、前記第2のスリット20&、2
0bもしくは2ocが第3の光電変換素子23の上に位
置しない時、光は第3の光電変換素子23に照射されず
、前言己回転板16の1回転中において、これら第3の
光電変換素子23へ光が照射される状態と照射されない
状態が3回くり返されるO 又、もう一方の第4の光電変換素子24は第3の光電変
換素子23に対して電気角で90°の奇数倍(第7図で
は270→離れた位置に有り、回転板16の回転時、第
4の光電変換素子24に照射される光は、第3の光電変
換素子23に照射される光に対し、電気角で90°ずれ
たものとなるOこのため、第13図に示す様に第3の光
電変換素子23及び第4の光電変換素子24から得られ
る光起電流を演算増幅器A4f’5および抵抗R5R6
で構成される前記第12図同様の光起電流−電圧変換回
路に通し、第14図のvpl(第3の光電変換素子23
の光起電流を電圧に変換したもの)お工びvp2(第4
の光電変換素子24の光起電流を電圧に変換したもの)
に示す様な電気角で90’の位相差を有するロータ位置
検出信号を得ている。
さて、第7図において01t6 + CB、 j C2
1L I C2b。
C3a、C3b、C4a、C4bはそれぞれ導体からな
るコイルブロックCI 、C2,C3,C4中の半径方
向に位置する導体を示すものでありモータのトルク発生
に寄与するのはこの半径方向に位置する導体C1,。
C1b・C2a−C2b・C5a・C3b・C41L−
C4bに流れる電流であり、上記第3の光電変換素子2
3及び第4の光電変換素子24は電気角でそれぞれ90
°の奇数倍ずれた位置にあゃ、又それぞれ導体C□、C
24から電気角で46°遅れた位置に有る0 この第3の光電変換素子23及び第4の光電変換素子2
4は前記従来例のホール素子同様、モータが有効にトル
クを発生するようステータコイルとロータマグネット4
の位置関係を検出してコイルブロックCI + 02 
+ Cs v C4の半径方向に位置する導体01z−
C1b−”2a+ C2b−C3a+ C3b −C4
a+ C4bと交わるロータマグネット4の磁束が最大
の点でコイルブロックC1,C2,C3,C4への通電
を行う電子整流子作用を行うために設けられるもので、
前記第1のステータコイルを形成するコイルブロックC
1,C2の半径方向に位置する導体01B、 + CB
) l C22L I Czbと鎖交する磁束をφ1、
前記第2のステータコイルを形成するコイルブロックC
5+C4の半径方向に位置する導体C32L ’03b
+ Ca B、 、C4bと鎖交する磁束をφ2とし、
第6図および第7図に示すロータ、マグネット4のステ
ータコイルに対する位置関係w o Oとし、ロータマ
グネット4の回転角θR(θ、は電気角で時計方向の角
度)に対する前記鎖交磁束φ1.φ2′f!:示すと、
第14図のφ1.φ2の様な回転角度θRに対応した交
流磁界になるO つまり、第1のステータコイルにおいては、θ== o
 Oで導体CI& + C1b + C2a + Cz
bがロータマグネット4のS極とN極の境界付近にあり
φ。
は零となり、θRの増加とともにφ1 も増加しθR=
9o0で導体Cjal C1b+ C21LI C2b
がロータマグネット4のS極およびN極の磁極の中心付
近に位置しφ、は最大となり、θ□=1800 では再
び上記導体C1,a、C1b、C24,C2bがロータ
マグネット4のS極とN極の境界付近に位置し再び零と
なり、θR〉180°では導体c、a、 clb。
C21,C2bと交わる磁束が0°〈θ、く18o0と
は逆向きになり、これを負の方向とすれば、θ□=27
0°でθR:900とは逆極性ながら導体C1a、C1
b、C2a、C2bがロータマグネット4のS極とN極
の磁極の中心付近に位置してφ1は負の最大値となり、
例えばロータマグネット4が正弦波状に着磁されたもの
では第14図のφ1に示す様にθR二00〜360°を
1周期とする正弦波状の変化を示す。
同様に、第2のステータコイルにおいても、これら全構
成するコイルブロックC5+ 04が第1のステー−ク
コイルに対し電気角で90°ずれた位置に配置されてい
るため、φ2もφ1に対し900ずれた第12図同様に
示す様な波形となる0さて第3の光電変換素子23及び
第4の光電変換素子24はステータコイルに対し電気角
で46゜ずれた位置に設けてあり、第13図に示す様な
、演算増幅器A4.A5および抵抗R5,R6で構成さ
れる第12図同様の光起電流−電圧変換回路により電圧
に変換すれば、その出力電圧vp1およびV は第14
図のvpl、■p2に示す様にφ1.φ22 に対しそれぞれ46°ずれた波形となる。
この電圧V、およびvp2を波形整形回路に通しV を
整形した信号v1およびv、2を整形した信1 号v2 を得、このV、l v2 ’に論理回路に通し
、この論理回路の出力信号により第1のステータコイル
へ通電する電流工、および第2のステータコイルへ通電
する電流工、全制御し、第14図に示すようにφ1が正
の最大値となるθ□=46°〜136゜の90°区間(
’/’+が”1”でv2が0“の区間)において工、ヲ
正方向に流し、φ2が正の最大値となるθR=135°
〜226°の’900区間(Vl 73K“1″でv2
 が”1“の区間)においてI2  を正方向に流し、
φ1が負の最大値となるθR=:225゜〜316°の
90°区間(vl が“0″でv2が“1“の区間)に
おいて工、ヲ逆方向に流し、φ2が負の最大値となるθ
R=315°(又は−46°)〜46゜の90°区間(
v、が“0″でv2が“0“の区間)においてI2  
k逆方向に流し、通電による電流がトルク発生に有効に
寄与するだめの通電制御つまり電子整流子作用を行なっ
ている。
最後に光学的手段によりPC信号を検出するための第6
の光電変換素子26及び第6の光電変換素子26は、第
7図および第9図に示すように、平面状光電変換手段1
7の半径r5の円と半径r6の円に囲まれた第6の円環
部に機械角で18o0の間隔で配置されている。
平面光源16から照射される光は、回転板16の第3の
スリット21が第6の光電変換素子26の上に位置した
時、第3のスリット21を通じて第6の光電変換素子2
6に投射され、前記第3のスリット21が第6の光電変
換素子26の上に位置しない時、光は第6の光電変換素
子26に照射されず、前記回転板16の1回転中におい
て、第6の光電変換素子26に光が照射される状態と照
射されない状態がそれぞれ1回ずつある。
又、もう一方の第6の光電変換素子26は第5の光電変
換素子26に対して機械角で180°離れた位置に有り
、回転板16の回転時、第6の光電変換素子26に照射
される光は、第6の光電変換素子26に照射される光に
対し、機械角で1800ずれたものとなる。したがって
回転板16が回転すると、第6の光電変換素子26と第
6の光電変換素子26からは逆相の光起゛亀流が得られ
、これ全第16図の30・31の様な演算増幅器A6゜
A7 および抵抗R,、R8で構成される光起電流−電
圧変換回路に通し、第16図に示す様な第6の光電変換
素子26の照射光量に比例した電圧V。
と第6の光電変換素子26の照射光量に比例した電圧V
d ’に得る。なお第16図に示す光□起電流−電圧変
換回路では、光電変換集子小片に光が照射され光起電流
が発生すると、これに比例した負電圧を発生する。第1
6図におけるθPGは回転板16の時開方向を正とした
場合の回転角(機械角)全示し、第6図および第7図に
おける回転板16と平面状光電変換集子17の位置関係
をθPG”O8としている。
電圧v0とvdは互いに逆相の電圧で直流値がvcoオ
よびvdo1信号成分の電圧がV。p−pおよびVap
−pとなる。この電圧v0とvdヲ、演算増幅器A8・
抵抗”91 R101Rq’ + R1o′(R9’ 
Rio=R′9:R,o’)で構成される利得に1(K
1−R1o/R9)の差動増幅回l!32に加え両者の
差を取ることにより、第16図に示す様な直流値が相殺
され減少し、一方信号成分の電圧vPGp−pはvP 
G p −p ” K1 (vc p −p 十vd 
p −p )となり増大する出力信号vPG ’に得る
この出力信号vPGは位相検出信号として使用され、前
記電圧V0.Vd に重畳した同相雑音が両者の差をと
ることにより相殺され減少し且つ信号は増大するため、
S/N比の高い高精度なPG倍信号得ることができる。
さて、薄形平面状の光電変換素子は半導体光電変換素子
により実現でき、これらの光電変換素子には光の照射に
より抵抗値の変化する光導電効果を利用したものと、光
の照射により起電力全発生し光起電流を得ることのでき
る光起電効果を利用したものに分けられる。
本発明の如き光学式回転検出装置においては、一般に消
費電力の小さく且つ小型のものが望1しく、このため光
源も発光ダイオードの如き微弱光の光源が用いられる。
そのため、光導電効果によるものの様に微弱光照射時に
得られる電流に対する暗電流の割合の大きなものより、
光起電効果により光電変換素子全前記第12図に示した
様な光起電流−電圧変換回路によって取り出す方が望ま
しい。
この光起電流−電圧変換回路を用いれば、光電変換素子
の両端の電圧は略零ボルトとなるため短絡状態に近くな
るため、暗電流の発生が抑えられ微弱光でも安定した検
出信号が得られる。
さて、光起電効果を有する薄形平面状の光電変換素子を
実現する手段として、フォトダイオードと呼ばれる単結
晶シリコン光電変換素子、あるいハセレン光電変換素子
、アモルファスシリコン光電変換素子(以下、a−8i
光電変換素子と称す)停機々な光電変換素子が考えられ
るが、本発明に用いる光電変換素子に要求される性質と
して、■ 大面積の光電変換素子が安価に提供できる事
■ 微細加工が可能で、同一基板上に多数の独立した素
子を形成でき、又、これらの素子の結合および分離が容
易に行える事。
■ 高感度である事。
■ 応答性が速い事。
■ 使用温度範囲が広い事。
■ 素子のバラツキが小さい事。
等が上られる。
まず、前記単結晶シリコン光電変換素子であるが、これ
は上記■〜■条件はほぼ満たし得るが、大面積化した場
合高価になる。
又、セレン光電変換素子やその他CaS光電変換素子等
は、大面積でも低価格を実現し得るが、反面フォトエツ
チング等による微細加工が行い難く、第9図に示した光
電変換素子小片22aおよび22bは例えば幅100μ
m程度で分離帯の幅は1o〜数10μm程度とすると、
これらの光電変換素子では実現が難しい0又、セレン光
電変換素子等は、後述するa−8i光電変換素子に比べ
感度も低く、応答性も1桁近く遅く、素子間のバラツキ
も非常に大きく本発明の光電変換素子としては特殊な場
合を除き適切でない〇 一方、a −Si光電変換素子は、大面積の薄形平面の
光電変換素子を安価に提供でき、後述する透明電極のフ
ォトエツチング等による除去により、独立した光電変換
素子を同一基板上に多数形成する微細加工が可能なため
第9図の様な光電変換素子を提供し得る。
又、感度も高く、光源が発光ダイオードで構成される様
な微弱光であっても光分な出力信号を得ることが可能で
あり、応答性も数10KH2程度1で応答し得るため、
本発明の要求する応答性を元分満し得るものである。
更に、使用温度範囲も広く、80℃以上〜−60℃II
下の広い範囲で上記した感度および応答性の変化が小さ
く必要な性能を維持できる。
そして、同一基板上に形成されるものはいう1でもなく
、異なる基板上に形成されたものについても素子間のバ
ラツキは小さくなり、量産性において優れている。
以上の説明力Sら明らかなように本発明の光学的回転検
出装置に適用する平面状光電変換素子としては、a−5
i光電変換素子が最適である。
さて、a−3i光電変換素子について一例をあげて簡単
な説明を行う。
第17図は、本発明に適用し得るa−8i光電変換素子
の一例を示したもので、同図(a)は例えば第9図に示
すFG用先光電変換素子22形成する部分の破断拡大図
である。
又、同図(b)は上記FG用先光電変換素子2の平面図
(第17図(a)の矢印入方向から見た図)、同図(C
)は、同図(b)中に一点鎖線で示した線分o−o’で
破断した場合の縦断面図を示す〇 第17図(1L)においてステンレス基板等で作られ基
台を兼ねる下側電極33上にPin接合を有するアモル
ファスシリコン薄膜34(l下、a−5i膜と称す)が
形成され、このa−8i膜34上に斜線で示したインジ
ウム・チン・オキサイド36(以下、ITOと称す)と
呼ばれる透明電極全付着している。
このa −Si膜34は第17図(b) 、 (C)に
示す様に、下側電極33とITO36の間にPiN接合
を形成するが、ITO35の付着した部分のみが光電変
換特性を有し光電変換素子として働く。付着していない
部分は光電変換素子としての作用を成さないばかりか、
a −Si膜34の有する抵抗率が犬であり且つ膜の厚
さが数1000人と薄く、且つITOの付着していない
部分の幅全数μm〜数十μm程度とした場合、膜の厚さ
より充分長いため電気的な絶縁体として働き、第17図
(&) 、 (b) 。
(Q)の如く工T036′f:分離した島状に付着させ
た場合、下側電極33を共通電極とした独立した光電変
換素子小片221Lおよび光電変換素子小片22bを形
成できる。
I TOs5’i分離した島状に利殖させる方法として
例えばa−5i膜34の全面にITO36を塗布した後
、分離帯を形成したい部分の不必要なITO36’zフ
ォトエツチングにより除去することにより実現可能であ
り、これら分離して形成したI ’rossの付着部分
が独立した光電変換素子として働くばかりでなく、第1
7図(a) 、 (b)あるいは第9図に示す様に、こ
れらをアルミニウム等により作られる電極A 22 &
’および電極B22b’に結合することも可能であり、
第9図に示したような微細加工全必要とする光電変換素
子も容易に実現できる。
尚、第17図(a) 、 (b) 、 (C)に示した
様な光電変換素子では第17図(d)に示すように下側
電極33がカソードの共通電極となり、電極A 22 
&’および電極B 22 b’が互いに分離されたアノ
ードとなる。
又、以上説明したようなN−8i光電変換素子は通常6
700人近傍にピーク波長感度を有するため使用する光
源も6700人近傍の光源を用いる方が好ましい067
00人近傍の発光波長を有する光源としては例えばオレ
ンジ色の発光ターイオード(発光波長路6300人)又
は緑色の発光ターイオード(発光波長路6650A)等
の可視光の発光ダイオードにより実現できる0 以上、本発明による光学式回転検出装置の一実施例につ
いて述べたが、本発明は光学的手段により全周もしくは
略全周に渡って第1の円環部に面対向型のFGiG成し
、これと異なる第2の円環部に電子整流作用を成らしめ
るためのロータ回転位置検出手段を形成し、前記第1の
円環部および第2の円環部と異なる第3の円環部に1回
転あたり1パルスのPG倍信号検出手段を形成したもの
であり、第6図に示した様な直流ブラシレスモーフに限
らず、FG 、PGとロータ回転位置検出手段の必要な
ものであれば、モータの種類、駆動方式等に関係なく適
用可能である0 また、本実施例では第1のステータコイルへ通電する電
流工1お工び第2のステータコイルへ通電する電流I2
の各々の波形を矩形状にする例について述べたが、本発
明の場合、回転板16の第2のスリット202L 、2
0b 、200の形状もしくは第3.第4の光電変換素
子23.24の形状、あるいは両者の形状を変えること
により任意の検出波形を得ることが可能であり、例えば
ステータコイルの構成が2相の直流ブラシレスモーフに
おいてロータマグネッIf正弦波状に着磁し、第1のス
テータコイルに正弦波(Sin波)状の電流金泥し、こ
れと電気角で90°ず′n友位置にある第2のステータ
コイルにこれと90°の位相差を有する余弦波(COS
波)状の電流を流しトルクリップルの抑制を図る駆動方
式等も提案されているが、本発明は任意の形状の検出波
形を得やすいため、これらの駆動方式にも適用可能であ
り、効果を発揮する。
そして、前記実施例においては、第1の光電変換素子全
全周に渡って設ける例を示したが、全周に渡って設けな
くても略全周に渡って設ければ、全周に渡って設けた場
合と同様の検出精度全得乙ことができ、且つ、第1の光
電変換素子を形成していない部分から電極の線等が取り
出せて実装上有利となる。又は、第1の光電変換素子を
形成していない部分に別の目的で用いる第7の光電変換
素子(例えば前記第1の光電変換素子22に対し90°
の位相差を有し、回転方向の判別に用いるもの)を形成
しても良い。
又、本発明の平面状光電変換素子として、a −8i光
電変換素子が最適であるが、Se光電変換素子や単結晶
シリコン光電変換素子等の他の光電変換素子でも本発明
の光電変換素子として適用可能である。そして、光起電
効果による光電変換素子のみならず光導電効果による光
電変換素子も本発明の光電変換素子として適用可能であ
る。
そして、本発明の実施例において、ロータ回転位置検出
用の光電変換素子は、第7図に示すように電気角で90
°の奇数倍の位置に2個設けられているが、より精度の
よい検出を行なうため、第3の光電変換素子23と電気
角で180°の奇数倍能れた位置に第8の光電変換素子
を設け、かつ第4の光電変換素子24と電気角で180
°の奇数倍能れた位置に第9の光電変換素子を設け、差
動構成でロータ位置検出信号vp1・vp2を得るよう
にしてもよい。
1だ、本発明の実施例では、第17図(d)に示すよう
にFC,用光電変換素子22a、22bはカソード側電
極33を共通電極としているため、差動構成にする場合
第12図に示したような回路構成としなければならない
が、等価回路全第18図(0)に示したように、光電変
換素子36のアノード側電極36a、カソード側電極3
6b、光電変換素子37のアノード側電極37a、カソ
ード側電極37b’i各々電気的に独立して形成するこ
とにより、同図(d)に示すような簡単な構成の回路で
差動構成を実現する事も可能である。光電変換素子36
のアノード側電極36a、カソード側電極36b、光電
変換素子37のアノード側電極37a。
カソード側電極37bi独立して形成する方法として、
第18図(a) 、 (b)に示すように、平面状光電
変換手段の基板39上に絶縁膜38全設け、その上にカ
ソード側電極36b、s7bを形成し、その上にPiN
接合を有するa−8i膜36.37を形成し、その上に
アノード側電極を兼ねるITOを形成し、アノード側電
極36!L、37aを得る0また第18図の例では平面
状光電変換手段」二で、アノード側電極36&とカソー
ド側電極37b。
カソード側電極36bとアノード側電極37a’(i7
結合している。
発明の詳細 な説明したように、本発明によれば下記のような効果が
得られる。
■ 同一の平面状光電変換素子基板上にFC用の光電変
換素子、ロータ回転位置検出用の光電変換素子およびP
(1,用の光電変換素子が形成できるため、小型で複合
機能を有する光学式回転検出装置を実現できる。
■ 回転情報の検出を行うFGが全周もしくは略全周に
渡って形成されるため全周に渡って積分された信号が得
られ、回転板の取り付は不良あるいはスリットの幅むら
等の機械的精度不良が全周で積分されるため、FHの検
出精度が加工や組み立ての影響を受は難い光学式回転検
出装置を実現できる。
■ 回転情報の検出を行うFCのスリットピッチを小さ
くすることが可能であり、低速回転時でも高い検出周波
数を得ることができる。
■ 回転検出装置が光学的手段により構成されているた
め、FOの出力信号、ロータ回転位置検出信号およびP
(lrの出カイ言号の出力レベルは回転速度により変化
せず低速回転時においても高い出力電圧を得る事ができ
、外来雑音の影響を受は難い。
■ 検出を光学的手段により行なっているため、外部に
雑音を発生させることもなく、又、回転むらや振動全発
生しない。
■ 電子整流作用全成すだめのロータ回転位置検出が光
源、回転板上の第2のスリットおよび平面状光電変換素
子上の光電変換素子により構成されており、第2のスリ
ットのスリット形状もしくは光電変換素子の形状あるい
は両者の形状を変えることに工り任意の検出波形が得ら
れる。
又、同時に、平面状光電変換素子がフォトエツチング等
により形成されるため機械的位置精度を上げることがで
きるため、ロータ位置検出の精度が向上し、高精度な電
子整流作用金ならしめることができる。そして、ローフ
位置検串を行う第2の光電変換素子がステータコイル基
板上に無いため、複雑なコイル配置で且つ小型化の必要
なモータにおいて、ロータ位置検出素子がステータコイ
ル配置上の邪魔にならない0
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転検出手段金偏えたモータの縦断面図
、第2図は同モータのロータマグネットノ平面図、第3
図は同モータのステータコイル基板およびステータコイ
ルの平面図、第4図は同モータの要部断面斜視図、第6
図は本発明による)f挙式回転検出装置の一実施例を適
用したモータの縦断面図、第6図は同モータの回転板の
平面図、第7図は同モータの平面状光電変換手段の平面
図、第8図は同モータの回転板の部分拡大図、第9図は
同モータの平面状光電変換手段の部分拡大図、第1o図
(a) 、 (b)は同モータのFC部の動作説明図、
第11図(ia) 、 (b) 、 (0)は同モータ
のFC部の動作を示す波形図、第12図は同モータのF
GG号検出回路の回路図、第13図は同モータのロータ
回転位置検出回路の回路図、第14図は同モータのロー
フ回転位置検出部の動作を示す波形図、第16図は同モ
ータのPGG号検出回路の回路図、第16図は同モータ
のpc信号検出部の動作を示す波形図、第17図(&)
 、 (b) 、 (0) 、 (d)はそれぞれ本発
明の平面状光電変換素子の一実施例を示す斜視図、平面
図、縦断面図および等価回路図、第18図(a)。 (b) 、 (0) 、 (d)はそれぞれ本発明の他
の実施例の平面状光電変換素子の平面図、縦断面図、等
価回路図および差動構成の一例を示す回路図である01
・・・・・・回転軸、16・・−・・・平面光源、16
・・・・・・回転板、17・・・・・・平面状光電変換
手段、19・・・・・・第1のスリット、20・・・・
・・第2のスリット、21・・・・・・第3のスリット
、22・・・・・・FG用先光電変換素子23°゛゛°
第3の光電変換素子、24・・−・・・第4の光電変換
素子、26・・・・・・第6の光電変換素子、26・・
・・・・第6の光電変換素子0 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ttか1名第
1図 第2図     第3図 第 4 図 第5図 第6図 第7図 第8図 第10図  (ct+        (b+第11図 %p”KDmIPfもP〕 第12図 1 7 第13図 s 第14図 + : 正方向を電 −j蓬方向蓮覧 第15図 3θ 耶16図 区

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)電子整流子モータの回転軸に取り付けられ、第1
    の円環部に配されたスリット数m1(m1i’j:正の
    整数)の第1のスリットと、前記第1の円環と異なる半
    径上の第2の円環部に配されたスリット数m2(m2は
    正の整数)の第2のスIJ ットと、前記第1及び第2
    の円環と異なる半径上の第3の円環部に配されたスリッ
    ト数ms (msは正の整数)の第3のスリットを有す
    る回転板と、前記回転板の面上に対向する一端に前記第
    1のスリット、第2のスリットおよび第3のスリットの
    すべてに光が照射するように配した光源と、前記回転板
    の面上に対向する他端に配した平面状光電変換手段とを
    備え、前記平面状光電変換手段は同一基板上に、前記回
    転板の第1の円環に対応する第4の円環部に全周あるい
    は略全周に渡ってn1組(nlは正の整数)の光電変換
    素子を有し、かつ前記馬脂の光電変換素子からは回転速
    度検出信号を出力し、前記第2の円環に対応する第6の
    円環部にはn2組(n2は正の整数)の光電変換素子を
    有し、前記n2組の光電変換素子からは前記電子整流子
    モータの整流作用を行なう回転位置検出信号を出力し、
    前記第3の円環に対応する第6の円環部にはn3組(n
    3は正の整数)の光電変換素子を有し、前記n3組の光
    電変換素子からは前記回転板の1回転につき1周期の回
    転情報信号を出力する事を特徴とした光学式回転検出装
    置。 G2、特許請求の範囲第1項記載の光学式回転検出装置
    において、平面状光電変換手段としてPIN接合を形成
    するアモルファスシリコン薄膜の一方の面に無透明電極
    、他の面に透明電極を形成したサンドウィッチ構造とし
    、光源から発せられた光は透明電極上に照射されるよう
    構成されたアモルファスシリコン光電変換素子を使用し
    た事を特徴とする光学式回転検出装置。 (3)特許請求の範囲第2項記載の光学式回転検出装置
    において、670O人近傍に発光波長を有する光源を使
    用した事を特徴とする光学式回転検出装置。
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