JP3271162B2 - 回転検出装置 - Google Patents
回転検出装置Info
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K29/00—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
- H02K29/06—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices
- H02K29/08—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices using magnetic effect devices, e.g. Hall-plates, magneto-resistors
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P3/00—Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
- G01P3/42—Devices characterised by the use of electric or magnetic means
- G01P3/44—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
- G01P3/48—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
- G01P3/481—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
- G01P3/487—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals delivered by rotating magnets
-
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K21/00—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
- H02K21/12—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets
- H02K21/24—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets axially facing the armatures, e.g. hub-type cycle dynamos
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオテープレ
コーダのキャプスタンモータなどの回転体の回転状態を
検出する場合に用いて好適な回転検出装置に関する。
コーダのキャプスタンモータなどの回転体の回転状態を
検出する場合に用いて好適な回転検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のVTR(ビデオテープレ
コーダ)のキャプスタンモータの一例の構成を示す、一
部に破断面を含む平面図で、図6は、その断面図であ
る。このキャプスタンモータにおいては、ロータ1の内
部にメインマグネット2が配置され、ステータ3側には
メインマグネット2に面対向してコイル4が配置されて
おり、コイル4が転極されることにより、メインマグネ
ット2とともにロータ1が回転するようになっている。
コーダ)のキャプスタンモータの一例の構成を示す、一
部に破断面を含む平面図で、図6は、その断面図であ
る。このキャプスタンモータにおいては、ロータ1の内
部にメインマグネット2が配置され、ステータ3側には
メインマグネット2に面対向してコイル4が配置されて
おり、コイル4が転極されることにより、メインマグネ
ット2とともにロータ1が回転するようになっている。
【0003】さらに、このキャプスタンモータでは、所
定の間隔λ/2でN極とS極とが着磁されたFG(フリ
ケンシジェネレータ)マグネット5が、ロータ1の周面
上に設けられ、このFGマグネット5のN極とS極で発
生される磁界を感知する、感磁性素子部11aを有する
センサ11がステータ3側に配置されている。
定の間隔λ/2でN極とS極とが着磁されたFG(フリ
ケンシジェネレータ)マグネット5が、ロータ1の周面
上に設けられ、このFGマグネット5のN極とS極で発
生される磁界を感知する、感磁性素子部11aを有する
センサ11がステータ3側に配置されている。
【0004】センサ11上の感磁性素子部11aは、図
7(b)に示すように、4つの感磁性素子A’,B’,
C’、およびD’としての例えばスロット状の薄膜抵抗
素子などが、FGマグネット5の同極(例えばN極とN
極)の着磁間隔λのほぼ1/4の間隔で平面上に配置さ
れたもので、その等化回路は図7(c)に示すブリッジ
回路になる。即ち、感磁性素子部11aは、感磁性素子
A’,B’,C’、およびD’が、いわば右回り(時計
回り)の順番でループ状に接続されたもので、感磁性素
子B’とC’との接続点に、後述するFG信号P’を出
力する端子が接続され、感磁性素子A’とD’との接続
点に、後述するFG信号Pを出力する端子が接続されて
いる。さらに、感磁性素子A’とB’との接続点は電源
VCCに接続され、感磁性素子C’とD’との接続点はグ
ランドGNDに接続されている(接地されている)。
7(b)に示すように、4つの感磁性素子A’,B’,
C’、およびD’としての例えばスロット状の薄膜抵抗
素子などが、FGマグネット5の同極(例えばN極とN
極)の着磁間隔λのほぼ1/4の間隔で平面上に配置さ
れたもので、その等化回路は図7(c)に示すブリッジ
回路になる。即ち、感磁性素子部11aは、感磁性素子
A’,B’,C’、およびD’が、いわば右回り(時計
回り)の順番でループ状に接続されたもので、感磁性素
子B’とC’との接続点に、後述するFG信号P’を出
力する端子が接続され、感磁性素子A’とD’との接続
点に、後述するFG信号Pを出力する端子が接続されて
いる。さらに、感磁性素子A’とB’との接続点は電源
VCCに接続され、感磁性素子C’とD’との接続点はグ
ランドGNDに接続されている(接地されている)。
【0005】このように構成されるセンサ11上の感磁
性素子部11aでは、FGマグネット5から、図7
(a)における感磁性素子A’およびC’のようにY方
向の磁界を受ける感磁性素子は、その抵抗値が減少し、
図7(a)における感磁性素子B’およびD’のように
X方向の磁界を受ける感磁性素子は、その抵抗値が変化
しないようになっている。
性素子部11aでは、FGマグネット5から、図7
(a)における感磁性素子A’およびC’のようにY方
向の磁界を受ける感磁性素子は、その抵抗値が減少し、
図7(a)における感磁性素子B’およびD’のように
X方向の磁界を受ける感磁性素子は、その抵抗値が変化
しないようになっている。
【0006】従って、FGマグネット5がロータ1とと
もに回転することにより、図7(c)の等化回路におけ
る感磁性素子B’とC’との接続点の電位(FG信号
P’)、または感磁性素子A’とD’との接続点の電位
(FG信号P)が増減するので、FG信号P’、または
FG信号Pによりロータ1(FGマグネット5)の回転
状態を検出することができる。
もに回転することにより、図7(c)の等化回路におけ
る感磁性素子B’とC’との接続点の電位(FG信号
P’)、または感磁性素子A’とD’との接続点の電位
(FG信号P)が増減するので、FG信号P’、または
FG信号Pによりロータ1(FGマグネット5)の回転
状態を検出することができる。
【0007】なお、図7(c)の等化回路における感磁
性素子A’とD’との接続点の電位(FG信号P)と、
感磁性素子B’とC’との接続点の電位(FG信号
P’)とは、互いに逆に増減するので、即ちFG信号P
とFG信号P’とは、互いに180度だけ位相の異なる
信号(逆相の信号)なので、従来の装置においては、一
般的に、その差分をとることにより、FG信号のS/N
を向上させてから、ロータ1(FGマグネット5)の回
転状態を検出する信号として用いられる。
性素子A’とD’との接続点の電位(FG信号P)と、
感磁性素子B’とC’との接続点の電位(FG信号
P’)とは、互いに逆に増減するので、即ちFG信号P
とFG信号P’とは、互いに180度だけ位相の異なる
信号(逆相の信号)なので、従来の装置においては、一
般的に、その差分をとることにより、FG信号のS/N
を向上させてから、ロータ1(FGマグネット5)の回
転状態を検出する信号として用いられる。
【0008】よって、このような装置では、FG信号
P’とFG信号Pとの差分をとり、例えばその差分信号
のゼロクロスをカウントして、ロータ1(メインマグネ
ット2)の回転する速さが検出される。
P’とFG信号Pとの差分をとり、例えばその差分信号
のゼロクロスをカウントして、ロータ1(メインマグネ
ット2)の回転する速さが検出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、装置を小型
化しようとすると、FGマグネット5の外径を小さくし
なければならないが、その同極間の着磁ピッチλは余り
小さくすることができない。従って、FGマグネット5
の着磁ピッチを変えず、その外径を小さくした場合、F
Gマグネットの外径に対する、その着磁ピッチλの割合
は大きくなるため、FG信号P’およびFG信号Pの周
期が大きくなり(周波数が低くなり)、またFG信号
P’とFG信号Pとの位相差が180度であるから、F
G信号P’とFG信号Pの差分信号のゼロクロス数が少
なくなる。
化しようとすると、FGマグネット5の外径を小さくし
なければならないが、その同極間の着磁ピッチλは余り
小さくすることができない。従って、FGマグネット5
の着磁ピッチを変えず、その外径を小さくした場合、F
Gマグネットの外径に対する、その着磁ピッチλの割合
は大きくなるため、FG信号P’およびFG信号Pの周
期が大きくなり(周波数が低くなり)、またFG信号
P’とFG信号Pとの位相差が180度であるから、F
G信号P’とFG信号Pの差分信号のゼロクロス数が少
なくなる。
【0010】このように、FGマグネット5の1回転あ
たりの、FG信号P’とFG信号Pの差分信号のゼロク
ロス数が少なくなると、例えばロータ1が低速で回転す
るときには、さらにそのゼロクロス数が少なくなるの
で、ロータ1(メインマグネット2)の回転する速さの
検出精度が劣化する課題があった。さらに、このゼロク
ロス数によりロータ1(メインマグネット2)の回転速
度を制御する場合においては、低速での制御が困難にな
る課題があった。
たりの、FG信号P’とFG信号Pの差分信号のゼロク
ロス数が少なくなると、例えばロータ1が低速で回転す
るときには、さらにそのゼロクロス数が少なくなるの
で、ロータ1(メインマグネット2)の回転する速さの
検出精度が劣化する課題があった。さらに、このゼロク
ロス数によりロータ1(メインマグネット2)の回転速
度を制御する場合においては、低速での制御が困難にな
る課題があった。
【0011】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、回転体の回転状態の検出精度を向上さ
せ、回転体の回転制御を、容易に行うことができるよう
にするものである。
たものであり、回転体の回転状態の検出精度を向上さ
せ、回転体の回転制御を、容易に行うことができるよう
にするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の回転検
出装置は、例えばロータ1などの回転体に配置したN極
とS極とを交互に有するマグネットとしてのFGマグネ
ット5と、FGマグネット5に対向して配置した、ロー
タ1の回転状態を検出するための120度ずつ位相の異
なる3つのFG信号P1,P2、およびP3を出力する複
数の感磁性素子A,B,C,D,E、およびFからなる
検出手段としての感磁性素子部6aとを備え、感磁性素
子部6aは、例えば感磁性素子A,B,D,E,C、お
よびFなどの第1乃至第6の感磁性素子からなり、感磁
性素子AがFGマグネット5に対向配置された位置か
ら、FGマグネット5の同極(例えばN極とN極)の着
磁間隔λのほぼ1/6の間隔をあけて、感磁性素子B,
D,E、およびCが、ほぼλ/12の間隔でFGマグネ
ット5に対向配置され、感磁性素子Cの配置された位置
からほぼλ/6の間隔をあけて、感磁性素子FがFGマ
グネット5に対向配置されていることを特徴とする。
出装置は、例えばロータ1などの回転体に配置したN極
とS極とを交互に有するマグネットとしてのFGマグネ
ット5と、FGマグネット5に対向して配置した、ロー
タ1の回転状態を検出するための120度ずつ位相の異
なる3つのFG信号P1,P2、およびP3を出力する複
数の感磁性素子A,B,C,D,E、およびFからなる
検出手段としての感磁性素子部6aとを備え、感磁性素
子部6aは、例えば感磁性素子A,B,D,E,C、お
よびFなどの第1乃至第6の感磁性素子からなり、感磁
性素子AがFGマグネット5に対向配置された位置か
ら、FGマグネット5の同極(例えばN極とN極)の着
磁間隔λのほぼ1/6の間隔をあけて、感磁性素子B,
D,E、およびCが、ほぼλ/12の間隔でFGマグネ
ット5に対向配置され、感磁性素子Cの配置された位置
からほぼλ/6の間隔をあけて、感磁性素子FがFGマ
グネット5に対向配置されていることを特徴とする。
【0013】
【0014】
【作用】請求項1に記載の回転検出装置においては、ロ
ータ1の回転状態を検出するための120度ずつ位相の
異なる、3つのFG信号P1,P2、およびP3を出力す
る複数の感磁性素子A,B,C,D,E、およびFから
なる感磁性素子部6aが、FGマグネット5に対向して
配置されている。そして、感磁性素子AがFGマグネッ
ト5に対向配置された位置から、FGマグネット5の同
極(例えばN極とN極)の着磁間隔λのほぼ1/6の間
隔をあけて、感磁性素子B,D,E、およびCが、ほぼ
λ/12の間隔でFGマグネット5に対向配置され、感
磁性素子Cの配置された位置からほぼλ/6の間隔をあ
けて、感磁性素子FがFGマグネット5に対向配置され
ている。従って、FG信号P1が1周期で2回ゼロクロ
スするのに対し、その間にFG信号P2、またはP3もそ
れぞれ2回ずつゼロクロスし、さらにこのゼロクロス間
隔が同一であるから、例えばこのゼロクロス数をカウン
トすることにより、ロータ1の回転状態を検出するとき
の検出精度を向上させることができる。さらに、ロータ
1の回転制御を容易に行うことができる。
ータ1の回転状態を検出するための120度ずつ位相の
異なる、3つのFG信号P1,P2、およびP3を出力す
る複数の感磁性素子A,B,C,D,E、およびFから
なる感磁性素子部6aが、FGマグネット5に対向して
配置されている。そして、感磁性素子AがFGマグネッ
ト5に対向配置された位置から、FGマグネット5の同
極(例えばN極とN極)の着磁間隔λのほぼ1/6の間
隔をあけて、感磁性素子B,D,E、およびCが、ほぼ
λ/12の間隔でFGマグネット5に対向配置され、感
磁性素子Cの配置された位置からほぼλ/6の間隔をあ
けて、感磁性素子FがFGマグネット5に対向配置され
ている。従って、FG信号P1が1周期で2回ゼロクロ
スするのに対し、その間にFG信号P2、またはP3もそ
れぞれ2回ずつゼロクロスし、さらにこのゼロクロス間
隔が同一であるから、例えばこのゼロクロス数をカウン
トすることにより、ロータ1の回転状態を検出するとき
の検出精度を向上させることができる。さらに、ロータ
1の回転制御を容易に行うことができる。
【0015】
【0016】
【実施例】図1は、本発明の回転検出装置を応用したV
TR(ビデオテープレコーダ)のキャプスタンモータの
一実施例の構成を示す、一部に破断面を含む平面図で、
図2は、その断面図である。図1または図2において、
図5または図6における場合と、それぞれ対応する部分
については、同一の符号を付してある。センサ6上の感
磁性素子部6aは、例えば6つの感磁性素子A,B,
C,D,E、およびFから構成され、図3(a)に示す
ように、感磁性素子AがFGマグネット5と対向配置さ
れた位置から、FGマグネット5の同極(例えばN極と
N極)の着磁間隔λのほぼ1/6の間隔をあけて、感磁
性素子B,D,E、およびCが、ほぼλ/12の間隔で
FGマグネット5と対向配置され、感磁性素子Cの配置
された位置からほぼλ/6の間隔をあけて、感磁性素子
FがFGマグネット5と対向配置されている。
TR(ビデオテープレコーダ)のキャプスタンモータの
一実施例の構成を示す、一部に破断面を含む平面図で、
図2は、その断面図である。図1または図2において、
図5または図6における場合と、それぞれ対応する部分
については、同一の符号を付してある。センサ6上の感
磁性素子部6aは、例えば6つの感磁性素子A,B,
C,D,E、およびFから構成され、図3(a)に示す
ように、感磁性素子AがFGマグネット5と対向配置さ
れた位置から、FGマグネット5の同極(例えばN極と
N極)の着磁間隔λのほぼ1/6の間隔をあけて、感磁
性素子B,D,E、およびCが、ほぼλ/12の間隔で
FGマグネット5と対向配置され、感磁性素子Cの配置
された位置からほぼλ/6の間隔をあけて、感磁性素子
FがFGマグネット5と対向配置されている。
【0017】さらに、感磁性素子部6aを構成する6つ
の感磁性素子A,B,C,D,E、およびFは、図3
(b)(または図3(c)の等化回路)に示すように、
電源VCCと感磁性素子Aの一端が接続され、感磁性素子
Aの他端と感磁性素子Dの一端が接続されているととも
に、感磁性素子Dの他端がグランドGNDに接続されて
いる。そして、電源VCCと感磁性素子Eの一端が接続さ
れ、感磁性素子Eの他端と感磁性素子Fの一端が接続さ
れているとともに、感磁性素子Fの他端はグランドGN
Dに接続されている。また、感磁性素子Fの他端とグラ
ンドGNDとの接続点と、感磁性素子Cの一端が接続さ
れ、感磁性素子Cの他端と感磁性素子Bの一端が接続さ
れているとともに、感磁性素子Bの他端と、感磁性素子
Aと電源VCCとの接続点とが接続されている。
の感磁性素子A,B,C,D,E、およびFは、図3
(b)(または図3(c)の等化回路)に示すように、
電源VCCと感磁性素子Aの一端が接続され、感磁性素子
Aの他端と感磁性素子Dの一端が接続されているととも
に、感磁性素子Dの他端がグランドGNDに接続されて
いる。そして、電源VCCと感磁性素子Eの一端が接続さ
れ、感磁性素子Eの他端と感磁性素子Fの一端が接続さ
れているとともに、感磁性素子Fの他端はグランドGN
Dに接続されている。また、感磁性素子Fの他端とグラ
ンドGNDとの接続点と、感磁性素子Cの一端が接続さ
れ、感磁性素子Cの他端と感磁性素子Bの一端が接続さ
れているとともに、感磁性素子Bの他端と、感磁性素子
Aと電源VCCとの接続点とが接続されている。
【0018】そして、感磁性素子AとDとの接続点に、
FG信号P1を出力する端子が接続され、感磁性素子B
とCとの接続点に、FG信号P1と120度の位相差を
有するFG信号P2を出力する端子が接続されていると
ともに、感磁性素子EとFとの接続点に、FG信号P1
と240度の位相差を有する(FG信号P2と120度
の位相差を有する)FG信号P3を出力する端子が接続
されている。
FG信号P1を出力する端子が接続され、感磁性素子B
とCとの接続点に、FG信号P1と120度の位相差を
有するFG信号P2を出力する端子が接続されていると
ともに、感磁性素子EとFとの接続点に、FG信号P1
と240度の位相差を有する(FG信号P2と120度
の位相差を有する)FG信号P3を出力する端子が接続
されている。
【0019】このように構成されるセンサ6上の感磁性
素子部6aでは、FGマグネット5から、図3(a)に
おける感磁性素子AのようにY方向だけの磁界を受ける
感磁性素子は、その抵抗値が小さくなり、図3(a)に
おける感磁性素子DのようにX方向だけの磁界を受ける
感磁性素子は、その抵抗値が変化しないようになってい
る。また、図3(a)における感磁性素子B,C,Eお
よびFのようにX方向、またはY方向のいずれか一方の
みの方向以外の磁界を受ける感磁性素子は、磁界のY方
向の成分が大きい程、その抵抗値が減少するようになっ
ている。
素子部6aでは、FGマグネット5から、図3(a)に
おける感磁性素子AのようにY方向だけの磁界を受ける
感磁性素子は、その抵抗値が小さくなり、図3(a)に
おける感磁性素子DのようにX方向だけの磁界を受ける
感磁性素子は、その抵抗値が変化しないようになってい
る。また、図3(a)における感磁性素子B,C,Eお
よびFのようにX方向、またはY方向のいずれか一方の
みの方向以外の磁界を受ける感磁性素子は、磁界のY方
向の成分が大きい程、その抵抗値が減少するようになっ
ている。
【0020】従って、図3(a)における感磁性素子A
のようにY方向だけの磁界を受ける感磁性素子の抵抗値
を「小」、感磁性素子DのようにX方向だけの磁界を受
ける感磁性素子の抵抗値を「大」、感磁性素子Bおよび
Eのように、比較的X方向成分の大きい、X方向または
Y方向のいずれか一方のみの方向以外の磁界を受けてい
る感磁性素子の抵抗値を「中の大」、並びに感磁性素子
CおよびFのように、比較的Y方向成分の大きい、X方
向またはY方向のいずれか一方のみの方向以外の磁界を
受けている感磁性素子の抵抗値を「中の小」とすると、
FGマグネット5がロータ1とともに回転することによ
り、感磁性素子Aの抵抗値は、・・・→小→中の小→中
の大→大→中の大→中の小→小→・・・、感磁性素子B
の抵抗値は、・・・→中の大→大→中の大→中の小→小
→中の小→中の大→・・・、感磁性素子Cの抵抗値は、
・・・→中の小→小→中の小→中の大→大→中の大→中
の小→・・・、感磁性素子Dの抵抗値は、・・・→大→
中の大→中の小→小→中の小→中の大→大→・・・、感
磁性素子Eの抵抗値は、・・・→中の大→中の小→小→
中の小→中の大→大→中の大→・・・、および感磁性素
子Fの抵抗値は、・・・→中の小→中の大→大→中の大
→中の小→小→中の小→・・・と変化する。
のようにY方向だけの磁界を受ける感磁性素子の抵抗値
を「小」、感磁性素子DのようにX方向だけの磁界を受
ける感磁性素子の抵抗値を「大」、感磁性素子Bおよび
Eのように、比較的X方向成分の大きい、X方向または
Y方向のいずれか一方のみの方向以外の磁界を受けてい
る感磁性素子の抵抗値を「中の大」、並びに感磁性素子
CおよびFのように、比較的Y方向成分の大きい、X方
向またはY方向のいずれか一方のみの方向以外の磁界を
受けている感磁性素子の抵抗値を「中の小」とすると、
FGマグネット5がロータ1とともに回転することによ
り、感磁性素子Aの抵抗値は、・・・→小→中の小→中
の大→大→中の大→中の小→小→・・・、感磁性素子B
の抵抗値は、・・・→中の大→大→中の大→中の小→小
→中の小→中の大→・・・、感磁性素子Cの抵抗値は、
・・・→中の小→小→中の小→中の大→大→中の大→中
の小→・・・、感磁性素子Dの抵抗値は、・・・→大→
中の大→中の小→小→中の小→中の大→大→・・・、感
磁性素子Eの抵抗値は、・・・→中の大→中の小→小→
中の小→中の大→大→中の大→・・・、および感磁性素
子Fの抵抗値は、・・・→中の小→中の大→大→中の大
→中の小→小→中の小→・・・と変化する。
【0021】よって、図3(c)に示す、感磁性素子部
6aの等化回路において、電圧レベルの大小関係を、 Lレベル<MLレベル<MHレベル<Hレベル とすると(以下、それぞれL,ML,MH、またはHと
略す)、感磁性素子AとDとの接続点の電圧であるFG
信号P1は、・・・→H→MH→ML→L→ML→MH
→H→・・・、感磁性素子BとCとの接続点の電圧であ
るFG信号P2は、・・・→ML→L→ML→MH→H
→MH→ML→・・・、および感磁性素子EとFとの接
続点の電圧であるFG信号P3は、・・・→ML→MH
→H→MH→ML→L→ML→・・・と変化する。
6aの等化回路において、電圧レベルの大小関係を、 Lレベル<MLレベル<MHレベル<Hレベル とすると(以下、それぞれL,ML,MH、またはHと
略す)、感磁性素子AとDとの接続点の電圧であるFG
信号P1は、・・・→H→MH→ML→L→ML→MH
→H→・・・、感磁性素子BとCとの接続点の電圧であ
るFG信号P2は、・・・→ML→L→ML→MH→H
→MH→ML→・・・、および感磁性素子EとFとの接
続点の電圧であるFG信号P3は、・・・→ML→MH
→H→MH→ML→L→ML→・・・と変化する。
【0022】即ち、FG信号P1の位相を基準位相とす
ると、図4に示すように、FG信号P2、またはP3の位
相は、FG信号P1の位相より、120度、または24
0度だけ、それぞれ遅れたものになる。従って、120
度ずつ位相の異なるFG信号P1,P2、およびP3がセ
ンサ6より出力される。
ると、図4に示すように、FG信号P2、またはP3の位
相は、FG信号P1の位相より、120度、または24
0度だけ、それぞれ遅れたものになる。従って、120
度ずつ位相の異なるFG信号P1,P2、およびP3がセ
ンサ6より出力される。
【0023】以上のようにして得られた120度ずつ位
相の異なるFG信号P1,P2、およびP3においては、
FG信号P1が1周期で2回ゼロクロスするのに対し、
その間に、FG信号P1のゼロクロス点との位相を12
0度、または240度ずらして、FG信号P2、または
P3もそれぞれ2回ずつゼロクロスするので、各ゼロク
ロス点の間隔は一定になる。
相の異なるFG信号P1,P2、およびP3においては、
FG信号P1が1周期で2回ゼロクロスするのに対し、
その間に、FG信号P1のゼロクロス点との位相を12
0度、または240度ずらして、FG信号P2、または
P3もそれぞれ2回ずつゼロクロスするので、各ゼロク
ロス点の間隔は一定になる。
【0024】従って、実質的にFG信号の周波数が高く
なるので(ロータ1の1回転あたりのゼロクロス数が増
加するので)、ロータ1の回転状態の検出精度を向上さ
せることができる。
なるので(ロータ1の1回転あたりのゼロクロス数が増
加するので)、ロータ1の回転状態の検出精度を向上さ
せることができる。
【0025】
【発明の効果】請求項1に記載の回転検出装置によれ
ば、回転体の回転状態を検出するための120度ずつ位
相の異なる3つの信号を出力する複数の感磁性素子から
なる検出手段が、マグネットに対向して配置されてい
る。そして、第1の感磁性素子がマグネットに対向配置
された位置から、マグネットの同極(例えばN極とN
極)の着磁間隔のほぼ1/6の間隔をあけて、第2乃至
第5の感磁性素子が、マグネットの同極の着磁間隔のほ
ぼ1/12の間隔でマグネットに対向配置され、第5の
感磁性素子の配置された位置からマグネットの同極の着
磁間隔のほぼ1/6の間隔をあけて、第6の感磁性素子
がマグネットに対向配置されている。従って、3つの信
号のうちの1つが1周期で2回ゼロクロスするのに対
し、その間に他の2つの信号もそれぞれ2回ずつゼロク
ロスし、さらにこのゼロクロス間隔が同一であるから、
例えばこのゼロクロス数をカウントすることにより、回
転体の回転状態を検出するときの検出精度を向上させる
ことができる。さらに、回転体の回転制御を容易に行う
ことができる。
ば、回転体の回転状態を検出するための120度ずつ位
相の異なる3つの信号を出力する複数の感磁性素子から
なる検出手段が、マグネットに対向して配置されてい
る。そして、第1の感磁性素子がマグネットに対向配置
された位置から、マグネットの同極(例えばN極とN
極)の着磁間隔のほぼ1/6の間隔をあけて、第2乃至
第5の感磁性素子が、マグネットの同極の着磁間隔のほ
ぼ1/12の間隔でマグネットに対向配置され、第5の
感磁性素子の配置された位置からマグネットの同極の着
磁間隔のほぼ1/6の間隔をあけて、第6の感磁性素子
がマグネットに対向配置されている。従って、3つの信
号のうちの1つが1周期で2回ゼロクロスするのに対
し、その間に他の2つの信号もそれぞれ2回ずつゼロク
ロスし、さらにこのゼロクロス間隔が同一であるから、
例えばこのゼロクロス数をカウントすることにより、回
転体の回転状態を検出するときの検出精度を向上させる
ことができる。さらに、回転体の回転制御を容易に行う
ことができる。
【0026】
【図1】本発明の回転検出装置を応用したキャプスタン
モータの一実施例の構成を示す平面図である。
モータの一実施例の構成を示す平面図である。
【図2】図1の実施例の断面図である。
【図3】図2の感磁性素子部6aの詳細を説明するため
の図である。
の図である。
【図4】図2の感磁性素子部6aから出力されるFG信
号P1,P2およびP3を示す波形図である。
号P1,P2およびP3を示す波形図である。
【図5】従来のキャプスタンモータの一例の構成を示す
平面図である。
平面図である。
【図6】図5のキャプスタンモータの断面図である。
【図7】図6の感磁性素子部11aの詳細を説明するた
めの図である。
めの図である。
1 ロータ 2 メインマグネット 3 ステータ 4 コイル 5 FGマグネット 6 センサ 6a 感磁性素子部 11 センサ 11a 感磁性素子部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−181690(JP,A) 実開 昭58−112095(JP,U) 実公 昭63−18937(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 29/00 G01B 7/00 G01B 7/30 101 H02K 21/00
Claims (1)
- 【請求項1】 回転体に配置したN極とS極とを交互に
有するマグネットと、 前記マグネットに対向して配置した、前記回転体の回転
状態を検出するための120度ずつ位相の異なる3つの
信号を出力する複数の感磁性素子からなる検出手段とを
備える回転検出装置であって、 前記検出手段は、第1乃至第6の感磁性素子からなり、 前記第1の感磁性素子が前記マグネットに対向配置され
た位置から、前記マグネットの同極の着磁間隔のほぼ1
/6の間隔をあけて、前記第2乃至第5の感磁性素子
が、前記着磁間隔のほぼ1/12の間隔で前記マグネッ
トに対向配置され、前記第5の感磁性素子の配置された
位置から前記着磁間隔のほぼ1/6の間隔をあけて、前
記第6の感磁性素子が前記マグネットに対向配置されて
いる ことを特徴とする回転検出装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16369192A JP3271162B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 回転検出装置 |
US08/061,556 US5422569A (en) | 1992-05-29 | 1993-05-17 | Rotation detecting apparatus using magnetroresistive element with an arrangement of detection units |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16369192A JP3271162B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 回転検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05336726A JPH05336726A (ja) | 1993-12-17 |
JP3271162B2 true JP3271162B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=15778774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16369192A Expired - Fee Related JP3271162B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 回転検出装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5422569A (ja) |
JP (1) | JP3271162B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US6246233B1 (en) | 1994-12-30 | 2001-06-12 | Northstar Technologies Inc. | Magnetoresistive sensor with reduced output signal jitter and temperature compensation |
JP3016468B2 (ja) * | 1995-03-30 | 2000-03-06 | 株式会社三協精機製作所 | 磁電変換装置 |
JP3376373B2 (ja) * | 1995-06-07 | 2003-02-10 | ミネベア株式会社 | モータ構造 |
JP3306305B2 (ja) * | 1996-04-25 | 2002-07-24 | 株式会社三協精機製作所 | モータ |
JP2000134977A (ja) * | 1998-10-29 | 2000-05-12 | Alps Electric Co Ltd | 多相モータの駆動装置 |
JP3504532B2 (ja) * | 1999-04-21 | 2004-03-08 | Ykk株式会社 | ブラシレスdcモータ |
KR100803570B1 (ko) * | 2006-06-20 | 2008-02-15 | 엘지전자 주식회사 | 축방향 공극형 모터 |
EP3907477B1 (de) * | 2020-05-06 | 2022-07-06 | Dr. Johannes Heidenhain GmbH | Magnetische positionsmesseinrichtung |
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---|---|---|---|---|
US4039936A (en) * | 1976-04-05 | 1977-08-02 | International Business Machines Corporation | Interleaved magnetoresistive displacement transducers |
JPS5860215A (ja) * | 1981-10-06 | 1983-04-09 | Hitachi Ltd | 位置検出付エンコ−ダ |
EP0151002B1 (en) * | 1984-01-25 | 1991-08-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic detector |
US4801830A (en) * | 1986-08-04 | 1989-01-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Brushless motor |
JPH04282417A (ja) * | 1991-03-08 | 1992-10-07 | Hitachi Metals Ltd | 磁気センサ |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP16369192A patent/JP3271162B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-05-17 US US08/061,556 patent/US5422569A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5422569A (en) | 1995-06-06 |
JPH05336726A (ja) | 1993-12-17 |
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