JPS59220729A - 有機溶媒可溶性の感光性ポリイミド - Google Patents
有機溶媒可溶性の感光性ポリイミドInfo
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- JPS59220729A JPS59220729A JP58095566A JP9556683A JPS59220729A JP S59220729 A JPS59220729 A JP S59220729A JP 58095566 A JP58095566 A JP 58095566A JP 9556683 A JP9556683 A JP 9556683A JP S59220729 A JPS59220729 A JP S59220729A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/004—Photosensitive materials
- G03F7/038—Macromolecular compounds which are rendered insoluble or differentially wettable
- G03F7/0387—Polyamides or polyimides
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、有機溶媒に対する熔解性が優れた、高分子鎖
中に感光基を含有する新規な芳香族ポリイミド、詳しく
は、耐熱性、電気的及び機械的性質に優れ、半導体工業
における固体素子への絶縁膜やバンシベーシシン膜の形
成材料、及び半導体の集積回路や多層プリント配線板な
どの眉間絶縁材料等として好適な、有機溶媒可溶性の感
光性ポリイミドに関する。
中に感光基を含有する新規な芳香族ポリイミド、詳しく
は、耐熱性、電気的及び機械的性質に優れ、半導体工業
における固体素子への絶縁膜やバンシベーシシン膜の形
成材料、及び半導体の集積回路や多層プリント配線板な
どの眉間絶縁材料等として好適な、有機溶媒可溶性の感
光性ポリイミドに関する。
半導体工業における固体素子への絶縁膜やパンシベーシ
ョン膜の形成材料、及び半導体集積1路や多層プリント
配線板などの眉間絶縁材料は、耐熱性及び絶縁性に富む
ことが要請される。斯る観点から、上記のパンシベーシ
ョン膜等を、絶縁性と共に耐熱性の高いポリイミドで形
成することが種々提案されている(特開昭49−115
541号公報、特開昭54−116216号公報、特開
昭54−116217号公報、特開昭55−45747
号公報、特開昭55−45748号公報及び特開昭56
一−45915号公報等参照)。
ョン膜の形成材料、及び半導体集積1路や多層プリント
配線板などの眉間絶縁材料は、耐熱性及び絶縁性に富む
ことが要請される。斯る観点から、上記のパンシベーシ
ョン膜等を、絶縁性と共に耐熱性の高いポリイミドで形
成することが種々提案されている(特開昭49−115
541号公報、特開昭54−116216号公報、特開
昭54−116217号公報、特開昭55−45747
号公報、特開昭55−45748号公報及び特開昭56
一−45915号公報等参照)。
しかし、一般にこれらのうちポリイミドを用いたものは
、溶媒不溶性で感光基を有しておらず、上述の提案にお
いては、感光基を含有するポリマーは、何−れもポリイ
ミド前駆体であるポリアミック酸のカルボン酸をアミド
化、エステル化など変性した形であり、ポリアミック酸
を光硬化時にポリイミドとしたり、光硬化後ポストベー
クしてポリイミドとする必要がある。
、溶媒不溶性で感光基を有しておらず、上述の提案にお
いては、感光基を含有するポリマーは、何−れもポリイ
ミド前駆体であるポリアミック酸のカルボン酸をアミド
化、エステル化など変性した形であり、ポリアミック酸
を光硬化時にポリイミドとしたり、光硬化後ポストベー
クしてポリイミドとする必要がある。
また、有機溶媒可溶性のポリイミド(感光基を有しない
)に、光硬化性基を有する単量体を混合して光硬化させ
るようにした耐熱性フォトレジスト組成物(特開昭54
−109828号公報等参照)もあるが、このような組
成物は、光硬化性が劣り、しかも光硬化後のポリイミド
の耐熱性も充分ではない。また、耐熱性に優れている芳
香族ポリイミドは、一般に溶媒に対する溶解性が劣るの
で、光硬化後未露光部を有機溶媒に溶解させる工程を含
むレリーフパターンの形成には適さない。
)に、光硬化性基を有する単量体を混合して光硬化させ
るようにした耐熱性フォトレジスト組成物(特開昭54
−109828号公報等参照)もあるが、このような組
成物は、光硬化性が劣り、しかも光硬化後のポリイミド
の耐熱性も充分ではない。また、耐熱性に優れている芳
香族ポリイミドは、一般に溶媒に対する溶解性が劣るの
で、光硬化後未露光部を有機溶媒に溶解させる工程を含
むレリーフパターンの形成には適さない。
また、テトラカルボン酸二無水物と光架橋性不飽和二重
結合を含むジアミン化合物、例えばジアミノカルコンと
を反応させて、感光性及び耐熱性等に優れたポリイミド
を得ることが提案されている(特開昭57一−1312
27号公報参照)。しかし、このようにして得られるポ
リイミドは、感光性に優れているが、有機溶媒に対する
熔解性が劣るため、熔解に長時間を要し、レリーフパタ
ーンを形成する上で実用上の問題がある。
結合を含むジアミン化合物、例えばジアミノカルコンと
を反応させて、感光性及び耐熱性等に優れたポリイミド
を得ることが提案されている(特開昭57一−1312
27号公報参照)。しかし、このようにして得られるポ
リイミドは、感光性に優れているが、有機溶媒に対する
熔解性が劣るため、熔解に長時間を要し、レリーフパタ
ーンを形成する上で実用上の問題がある。
本発明者等は、セ述の現状に鑑み、耐熱性、電気的及び
機械的性質に優れたレリーフパターンを容易に形成し得
る、感光性芳香族ポリイミドを提供することを目的とし
て種々検討した結果、特定の芳香族テトラカルボン酸ま
たはその二無水物と、2つの特定の芳香族ジアミン化合
物との、共重縮合物からなる芳香族ポリイミドが、優れ
た感光性を有し且つ有機溶媒可溶性であり、上記目的を
達成し得ることを知見した。
機械的性質に優れたレリーフパターンを容易に形成し得
る、感光性芳香族ポリイミドを提供することを目的とし
て種々検討した結果、特定の芳香族テトラカルボン酸ま
たはその二無水物と、2つの特定の芳香族ジアミン化合
物との、共重縮合物からなる芳香族ポリイミドが、優れ
た感光性を有し且つ有機溶媒可溶性であり、上記目的を
達成し得ることを知見した。
即ち、本発明は、上記知見に基づきなされたもので、ビ
フェニルテトラカルボン酸成分(酸、そ 。
フェニルテトラカルボン酸成分(酸、そ 。
の二無水物など)と、下記一般式(I)で表される芳香
族ジアミン化合物90〜40モル%及び下記一般式(I
I)で表される芳香族ジアミン化合物10〜60モル−
%との、共重縮合物からなる、有機溶媒可溶性の感光性
ポリイミドを提供するものである。
族ジアミン化合物90〜40モル%及び下記一般式(I
I)で表される芳香族ジアミン化合物10〜60モル−
%との、共重縮合物からなる、有機溶媒可溶性の感光性
ポリイミドを提供するものである。
(但し、式中、Xは−CO−〇−又は−CR2−0−−
を示し、R1,R2はエチレン性不飽和基を含む有機残
基を示し、R3はI(又はNHCOR2を示す。)本発
明のポリイミドは、感光性を有し、耐熱性を有する芳香
族ポリイミドを使用しているので、画像形成後にイミド
化工程が不要であり、従来の非感光性ポリイミドのよう
に画像形成用の別のフォトレジスト(光硬化性物質)を
必要とせず、また酸成分がビフェニルテトラカルボン酸
、その二無水物などで、ジアミン成分が前記一般式(1
)及び(II)で表される2種の芳香族ジアミン化合物
であって、従来の感光基を有するポリイミドに比して有
機溶媒に対する熔解性に優れているためレリーフパター
ンの形成に何等の支障も及ぼさない。尚、ジアミン成分
として前記一般式(1)で表される芳香族ジアミン化合
物単独を用いることにより高い重合性を期待されるが、
そのポリイミドは有機溶媒に不溶であり、レリーフパタ
ーンの形成には適さないが、ジアミン成分として前記一
般式(I)で表される芳香族ジアミン化合物と前記一般
式(I[)で表される芳香族ジアミン化合物を用い、こ
れらを前記酸成分と共重縮合させることにより、光感度
を低下させることなく有機溶媒可溶性の本発明のポリイ
ミドを得ることができるのである。
を示し、R1,R2はエチレン性不飽和基を含む有機残
基を示し、R3はI(又はNHCOR2を示す。)本発
明のポリイミドは、感光性を有し、耐熱性を有する芳香
族ポリイミドを使用しているので、画像形成後にイミド
化工程が不要であり、従来の非感光性ポリイミドのよう
に画像形成用の別のフォトレジスト(光硬化性物質)を
必要とせず、また酸成分がビフェニルテトラカルボン酸
、その二無水物などで、ジアミン成分が前記一般式(1
)及び(II)で表される2種の芳香族ジアミン化合物
であって、従来の感光基を有するポリイミドに比して有
機溶媒に対する熔解性に優れているためレリーフパター
ンの形成に何等の支障も及ぼさない。尚、ジアミン成分
として前記一般式(1)で表される芳香族ジアミン化合
物単独を用いることにより高い重合性を期待されるが、
そのポリイミドは有機溶媒に不溶であり、レリーフパタ
ーンの形成には適さないが、ジアミン成分として前記一
般式(I)で表される芳香族ジアミン化合物と前記一般
式(I[)で表される芳香族ジアミン化合物を用い、こ
れらを前記酸成分と共重縮合させることにより、光感度
を低下させることなく有機溶媒可溶性の本発明のポリイ
ミドを得ることができるのである。
また、本発明のポリイミドは、感光性ポリアミック酸(
ポリイミド前駆体)のように画像形成後イミド化工程を
必要としないために、工程の簡略化のみならず、素子へ
の熱的影響や収縮による歪や応力を与えることがないな
どの多(の優れた効果がある。
ポリイミド前駆体)のように画像形成後イミド化工程を
必要としないために、工程の簡略化のみならず、素子へ
の熱的影響や収縮による歪や応力を与えることがないな
どの多(の優れた効果がある。
以下に本発明の感光性ポリイミドについてその製造法と
共に詳述する。
共に詳述する。
前記共重縮合物からなる本発明の感光性ポリイミドの典
型的な構造は、略等モルの酸成分とジアミン成分との共
重縮合物からなり、ジアミン成分中、前記一般式(I)
で表される芳香族ジアミン化合物と前記一般式(I[)
で表される芳香族ジアミン化合物との割合は前者90〜
40モル%に対し後者10〜60モル%である。
型的な構造は、略等モルの酸成分とジアミン成分との共
重縮合物からなり、ジアミン成分中、前記一般式(I)
で表される芳香族ジアミン化合物と前記一般式(I[)
で表される芳香族ジアミン化合物との割合は前者90〜
40モル%に対し後者10〜60モル%である。
ジアミン成分が前記一般式(1)で表される芳香族ジア
ミン化合物のみから1Mられるポリイミドは、紫外線透
過性が良いが、有機溶媒に不溶であり、前記一般式(1
)及び(II)で表される芳香族ジアミン化合物を併用
して得られるポリイミドにおいてもZ前記一般式(I)
で表される芳香族ジアミン化合物が全ジアミン成分に対
して90モル%より多い場合には有機溶媒に不溶である
ので適当ではなく、また、40モル%より少ない場合に
は紫外線透過性が悪化し、光硬化性が不充分となるので
適当ではない。
ミン化合物のみから1Mられるポリイミドは、紫外線透
過性が良いが、有機溶媒に不溶であり、前記一般式(1
)及び(II)で表される芳香族ジアミン化合物を併用
して得られるポリイミドにおいてもZ前記一般式(I)
で表される芳香族ジアミン化合物が全ジアミン成分に対
して90モル%より多い場合には有機溶媒に不溶である
ので適当ではなく、また、40モル%より少ない場合に
は紫外線透過性が悪化し、光硬化性が不充分となるので
適当ではない。
そして、本発明の感光性ポリイミドは、次の如き方法で
製造される。
製造される。
即ち、本発明の感光性ポリイミドは、特定の芳香族テト
ラカルボン酸類であるビフェニルテトラカルボン酸、そ
の二無水物などと、前記一般式(■)及び(II)で表
される2つの芳香族ジアミン化合物とを共重縮合してポ
リアミック酸となし、更に該ポリアミック酸を脱水閉環
(イミド化)することにより前記共重縮合物を合成して
得られる。
ラカルボン酸類であるビフェニルテトラカルボン酸、そ
の二無水物などと、前記一般式(■)及び(II)で表
される2つの芳香族ジアミン化合物とを共重縮合してポ
リアミック酸となし、更に該ポリアミック酸を脱水閉環
(イミド化)することにより前記共重縮合物を合成して
得られる。
本発明の感光性ポリイミドの製造に用いられる上記ビフ
ェニルテトラカルボン酸成分としては、具体的には3.
3′、4,4”−ビフェニルテトラカルボン酸、または
その二無水物、2.2″。
ェニルテトラカルボン酸成分としては、具体的には3.
3′、4,4”−ビフェニルテトラカルボン酸、または
その二無水物、2.2″。
3.3°−ビフェニルテトラカルボン酸、またはその二
無水物及び2,3.3’ 、4’ −ビフェニルテト
ラカルボン酸、またはその二無水物があげられ、上記テ
トラカルボン酸のエステル化物、塩などでもよい。
無水物及び2,3.3’ 、4’ −ビフェニルテト
ラカルボン酸、またはその二無水物があげられ、上記テ
トラカルボン酸のエステル化物、塩などでもよい。
また、前記一般式(1)で表される芳香族ジアミン化合
物において、Xは、−Go−0−1又は−−CH2−0
−であり、R,で示されるエチレン性不飽和基を含む有
機残基の好ましい例としては、1 −C112CH2−0−C−CH= CHz、1 などをあげることができる。
物において、Xは、−Go−0−1又は−−CH2−0
−であり、R,で示されるエチレン性不飽和基を含む有
機残基の好ましい例としては、1 −C112CH2−0−C−CH= CHz、1 などをあげることができる。
従って、前記一般式(1)で表される芳香族ジアミン化
合物としては、具体的には次のものをあげることができ
るが、それらに限定されない。
合物としては、具体的には次のものをあげることができ
るが、それらに限定されない。
3.5−ジアミノ安息香酸エチルアクリル酸エステル、
3.5−ジアミノ安息香酸エチルメタクリル酸エステル
、&、5−ジアミノ安息香酸グリシジルアクリレートエ
ステル、3.5−ジアミノ安息香酸グリシジルメタクリ
レートエステル、3.5−ジアミノ安息香酸ケイ皮酸エ
ステル、2゜4−ジアミノ安息香酸エチルアクリル酸エ
ステル、2.4−ジアミノ安息香酸エチルメタクリル酸
エステル、2.4−ジアミノ安息香酸グリシジルアクリ
レートエステル、2,4−ジアミノ安息香酸グリシジル
メタクリレートエステル、2.4−ジアミノ安息香酸ケ
イ皮酸エステル、3,5−ジアミノベンジルアクリレー
ト、3.5−ジアミノベンジルメタクリレートなど。
3.5−ジアミノ安息香酸エチルメタクリル酸エステル
、&、5−ジアミノ安息香酸グリシジルアクリレートエ
ステル、3.5−ジアミノ安息香酸グリシジルメタクリ
レートエステル、3.5−ジアミノ安息香酸ケイ皮酸エ
ステル、2゜4−ジアミノ安息香酸エチルアクリル酸エ
ステル、2.4−ジアミノ安息香酸エチルメタクリル酸
エステル、2.4−ジアミノ安息香酸グリシジルアクリ
レートエステル、2,4−ジアミノ安息香酸グリシジル
メタクリレートエステル、2.4−ジアミノ安息香酸ケ
イ皮酸エステル、3,5−ジアミノベンジルアクリレー
ト、3.5−ジアミノベンジルメタクリレートなど。
また、前記一般式(II)で表される芳香族ジアミン化
合物において、R2で示されるエチレン性不飽和基を含
む有機残基の好ましい例としては、ることができる。
合物において、R2で示されるエチレン性不飽和基を含
む有機残基の好ましい例としては、ることができる。
従って、前記一般式(II)で表される芳香族ジアミン
化合物としては、具体的には次のものをあげることがで
きるが、それらに限定されない。
化合物としては、具体的には次のものをあげることがで
きるが、それらに限定されない。
4−アクリルアミド−3,4゛−ジアミノジフェニルエ
ーテル、4−シンナムアミド−3,4゜−ジアミノジフ
ェニルエーテル、3.4”−ジアクリルアミド−3′、
4−ジアミノジフェニルエーテル、3.4゛−ジシンナ
ムアミドー3′、4−ジアミノジフェニルエーテルなど
。
ーテル、4−シンナムアミド−3,4゜−ジアミノジフ
ェニルエーテル、3.4”−ジアクリルアミド−3′、
4−ジアミノジフェニルエーテル、3.4゛−ジシンナ
ムアミドー3′、4−ジアミノジフェニルエーテルなど
。
本発明の感光性ポリイミドは、ポリイミド0゜5g/N
−メチル−2−ピロリドン100m1の濃度の溶液とし
て30℃において測定した対数粘度が0.1〜1.5特
に0.2〜1.0の範囲内にあるものが好ましい。
−メチル−2−ピロリドン100m1の濃度の溶液とし
て30℃において測定した対数粘度が0.1〜1.5特
に0.2〜1.0の範囲内にあるものが好ましい。
本発明の感光性ポリイミドの製造について更に詳述する
と、前記共重縮合物を合成する際の前記ビフェニルテト
ラカルボン酸成分と前記2種からなる芳香族ジアミン化
合物成分との使用割合は略等モルであり、又、前記一般
式(1)で表される芳香族ジアミン化合物と前記一般式
(n)で表される芳香族ジアミン化合物との使用割合は
、前者が90〜40モル%で後者が10〜60モル%で
ある。そして、それらの合成反応は、比較的低温下に、
先ず重合反応を行わせ、次いでイミド化反応を行わせる
二段階反応によるのが好ましい。
と、前記共重縮合物を合成する際の前記ビフェニルテト
ラカルボン酸成分と前記2種からなる芳香族ジアミン化
合物成分との使用割合は略等モルであり、又、前記一般
式(1)で表される芳香族ジアミン化合物と前記一般式
(n)で表される芳香族ジアミン化合物との使用割合は
、前者が90〜40モル%で後者が10〜60モル%で
ある。そして、それらの合成反応は、比較的低温下に、
先ず重合反応を行わせ、次いでイミド化反応を行わせる
二段階反応によるのが好ましい。
即ち、先ず、有機溶媒中で100℃以下、好ましくは8
0℃以下の反応温度で1〜48時間重合反応を行い、次
いで、この重合反応によって得られるポリアミック酸溶
液を有機溶媒で希釈した後、100℃以下、好ましくは
80℃以下の反応温度で無水酢酸、ピリジン、第3級ア
ミンなどのイミド化剤を加えて0.5〜5時間イミド化
反応を行うのが好ましく、その結果前記共重縮合物が合
成され本発明のポリイミドが得られる。
0℃以下の反応温度で1〜48時間重合反応を行い、次
いで、この重合反応によって得られるポリアミック酸溶
液を有機溶媒で希釈した後、100℃以下、好ましくは
80℃以下の反応温度で無水酢酸、ピリジン、第3級ア
ミンなどのイミド化剤を加えて0.5〜5時間イミド化
反応を行うのが好ましく、その結果前記共重縮合物が合
成され本発明のポリイミドが得られる。
上記重合反応及び上記イミド化反応における有機溶媒と
しては、例えばN、N−ジメチルスルホキシド、N、N
−ジメチルホルムアミド、N、 N−ジエチルホルムア
ミド、N、N−ジメチルアセトアミド、N、N−ジエチ
ルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、ヘキサ
メチレンホスホアミドなどが用いられる。
しては、例えばN、N−ジメチルスルホキシド、N、N
−ジメチルホルムアミド、N、 N−ジエチルホルムア
ミド、N、N−ジメチルアセトアミド、N、N−ジエチ
ルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、ヘキサ
メチレンホスホアミドなどが用いられる。
尚、本発明においては、前記共重縮合物は、前記ビフェ
ニルテトラカルボン酸成分と前記芳香族ジアミン化合物
成分とを有機溶媒中で100℃以上の高温において一段
階で重合・イミド化反応を行うことによっても合成する
ことができるが、前述の如く、二段階で行うことにより
、安定した生成物を得ることができる。
ニルテトラカルボン酸成分と前記芳香族ジアミン化合物
成分とを有機溶媒中で100℃以上の高温において一段
階で重合・イミド化反応を行うことによっても合成する
ことができるが、前述の如く、二段階で行うことにより
、安定した生成物を得ることができる。
また、 本発明のポリイミドの製造に際しては、前記ビ
フェニルテトラカルボン酸成分として、3.3’ 、4
.4” −ビフェニルテトラカルボン酸I、2.2”、
3.3’ −ビフェニルテトラカルボン酸又はそれら
の二無水物25〜75部と、2.3.3”、4” −ビ
フェニルテトラカルボン酸又はその二無水物75〜25
部との割合からなる混合物を用いるのが好ましい。
フェニルテトラカルボン酸成分として、3.3’ 、4
.4” −ビフェニルテトラカルボン酸I、2.2”、
3.3’ −ビフェニルテトラカルボン酸又はそれら
の二無水物25〜75部と、2.3.3”、4” −ビ
フェニルテトラカルボン酸又はその二無水物75〜25
部との割合からなる混合物を用いるのが好ましい。
また、 本発明のポリイミドの製造に用いられる前記一
般式(n)で表される芳香族ジアミン化合物は、新規化
合物であり、その合成法には制限されないが、その好ま
しい合成法としては、(モノ又はジ)アセチルアミド−
ジニトロフェニルエーテルを加水分解して得られる(モ
ノ又はジ)アミノ−ジニトロフェニルエーテルと、アク
リル酸クロリド又はケイ皮酸クロリドなどとを反応さゼ
、次いで反応物を還元することによって目的とする芳香
族ジアミン化合物を合成する方法をあげることができる
。
般式(n)で表される芳香族ジアミン化合物は、新規化
合物であり、その合成法には制限されないが、その好ま
しい合成法としては、(モノ又はジ)アセチルアミド−
ジニトロフェニルエーテルを加水分解して得られる(モ
ノ又はジ)アミノ−ジニトロフェニルエーテルと、アク
リル酸クロリド又はケイ皮酸クロリドなどとを反応さゼ
、次いで反応物を還元することによって目的とする芳香
族ジアミン化合物を合成する方法をあげることができる
。
而して、本発明の感光性ポリイミドは、レリーフパター
ンの形成材料として使用する場合、有機溶媒に溶解され
た溶液として用いられる。この有機溶媒としては、N、
N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトア
ミド、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルスルホキ
シド、ヘキサメチレンホスホアミドなどをあげることが
でき、感光性ポリイミド溶液の好ましい濃度は5〜30
%である。
ンの形成材料として使用する場合、有機溶媒に溶解され
た溶液として用いられる。この有機溶媒としては、N、
N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトア
ミド、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルスルホキ
シド、ヘキサメチレンホスホアミドなどをあげることが
でき、感光性ポリイミド溶液の好ましい濃度は5〜30
%である。
また、上記の感光性ポリイミド溶液に、必要に応し、増
感剤及び光重合開始剤やエチレン性不飽和基を有する光
により重合可能な化合物を添加させることができる。
感剤及び光重合開始剤やエチレン性不飽和基を有する光
により重合可能な化合物を添加させることができる。
上記増感剤及び光重合開始剤としては、ミヒラーズケl
−ン、ヘンジイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾ
インエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル
、2−L−ブチルアントラキノン、1.2−ベンゾ−9
,10−アントラキノン、4,4” −ビス(ジエチル
アミノ)ベンゾフェノン、アセトフェノン、ベンゾフェ
ノン、チオキザントン、1,5−アセナフテンなどをあ
げることができ、またその添加量は感光性ポリイミド1
00重量部に対して0.1〜10重量部が好ましい。
−ン、ヘンジイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾ
インエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル
、2−L−ブチルアントラキノン、1.2−ベンゾ−9
,10−アントラキノン、4,4” −ビス(ジエチル
アミノ)ベンゾフェノン、アセトフェノン、ベンゾフェ
ノン、チオキザントン、1,5−アセナフテンなどをあ
げることができ、またその添加量は感光性ポリイミド1
00重量部に対して0.1〜10重量部が好ましい。
また、上記エチレン性不飽和基を有する光により重合可
能な化合物としては、エチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、トルメチロールプロパントリ (メタ)アクリレ
ート、テトラメチロールメタンテトラ(メタ)アクリレ
ート、N、N’−メチレンビス(メタ)アクリレート、
ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、1,3.
5−トリアクリロイルへキサヒドロ−3−トIJアジン
、トリス(ヒドロキシエチルアクリロイル)イソシアヌ
レートなどをあげることができる。
能な化合物としては、エチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、トルメチロールプロパントリ (メタ)アクリレ
ート、テトラメチロールメタンテトラ(メタ)アクリレ
ート、N、N’−メチレンビス(メタ)アクリレート、
ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、1,3.
5−トリアクリロイルへキサヒドロ−3−トIJアジン
、トリス(ヒドロキシエチルアクリロイル)イソシアヌ
レートなどをあげることができる。
本発明の感光性ポリイミドによれば、上記の如く感光性
ポリイミド溶液を調整することにより次のようにしてレ
リーフパターンを形成することができる。
ポリイミド溶液を調整することにより次のようにしてレ
リーフパターンを形成することができる。
即ち、先ず、上記の感光性ポリイミド溶液を基板に塗布
し、これを乾燥して有機溶媒を除去する。
し、これを乾燥して有機溶媒を除去する。
基板への塗布は、例えば回転塗布機で行うことができる
。塗布膜の乾燥は150℃以下、好ましくは100℃以
下で行う。この際減圧はしてもしなくてもよい。乾燥後
、塗布膜にネガ型のフォトマスクチャートを皺き、紫外
線、可視光線、電子線、X線などの活性光線を照射する
。次いで未露光の部分を現像液で洗い流すことによりポ
リイミドのレリーフパターンを得る。上記の現像液とし
ては、N、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチ
ルアセ1−アミド、ジメチルスルホキシド、N−メチル
−2−ピロリドン、ヘキサメチレンホスボアミドなどの
溶剤又は該溶剤とメタノール、エタノールとの混合系を
用いることができる。
。塗布膜の乾燥は150℃以下、好ましくは100℃以
下で行う。この際減圧はしてもしなくてもよい。乾燥後
、塗布膜にネガ型のフォトマスクチャートを皺き、紫外
線、可視光線、電子線、X線などの活性光線を照射する
。次いで未露光の部分を現像液で洗い流すことによりポ
リイミドのレリーフパターンを得る。上記の現像液とし
ては、N、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチ
ルアセ1−アミド、ジメチルスルホキシド、N−メチル
−2−ピロリドン、ヘキサメチレンホスボアミドなどの
溶剤又は該溶剤とメタノール、エタノールとの混合系を
用いることができる。
上述の如く、本発明の感光性ポリイミドは、高分子鎮中
に感光基(光重合可能な基)を有し、且つ酸成分がビフ
ェニルテトラカルボン酸、その二無水物などで、ジアミ
ン成分が前記一般式(I)で表される芳香族ジアミン化
合物と前記一般式(■)で表される芳香族ジアミン化合
物である共重縮合物であり、有機溶媒に対する溶解性が
優れており、そのため、光化学的手段によってレリーフ
パターンを容易に形成することができ、且つレリーフパ
ターンを形成する場合、本発明のポリイミドは、優れた
感光性を有し、ポリイミドの耐熱性を保持するために、
従来の非感光性ポリイミドのように、画像形成用の別の
光硬化性物質を特に必要とせず、また、感光性ポリアミ
ック酸(ポリイミド前駆体)のように画像形成後イミド
化工程を必要としないため、工程の簡略化のみならず、
素子への熱的影響や収縮による歪や応力を与えることが
ないなどの多くの優れた効果がある。しかも、本発明の
感光性ポリイミドにより形成したレリーフパターンは、
耐熱性、電気的及び機械的性質に優れたものであり、半
導体工業における固体素子の絶縁体膜やパッシベーショ
ン膜として有効であるばかりでなり、′ハイプリント回
路やプリント回路の多層配線構造の絶縁膜やソルダーレ
ジストとして用いることができる。
に感光基(光重合可能な基)を有し、且つ酸成分がビフ
ェニルテトラカルボン酸、その二無水物などで、ジアミ
ン成分が前記一般式(I)で表される芳香族ジアミン化
合物と前記一般式(■)で表される芳香族ジアミン化合
物である共重縮合物であり、有機溶媒に対する溶解性が
優れており、そのため、光化学的手段によってレリーフ
パターンを容易に形成することができ、且つレリーフパ
ターンを形成する場合、本発明のポリイミドは、優れた
感光性を有し、ポリイミドの耐熱性を保持するために、
従来の非感光性ポリイミドのように、画像形成用の別の
光硬化性物質を特に必要とせず、また、感光性ポリアミ
ック酸(ポリイミド前駆体)のように画像形成後イミド
化工程を必要としないため、工程の簡略化のみならず、
素子への熱的影響や収縮による歪や応力を与えることが
ないなどの多くの優れた効果がある。しかも、本発明の
感光性ポリイミドにより形成したレリーフパターンは、
耐熱性、電気的及び機械的性質に優れたものであり、半
導体工業における固体素子の絶縁体膜やパッシベーショ
ン膜として有効であるばかりでなり、′ハイプリント回
路やプリント回路の多層配線構造の絶縁膜やソルダーレ
ジストとして用いることができる。
以下に、本発明の感光性ポリイミドの合成に用いられる
芳香族ジアミン化合物の合成例、本発明の感光性ポリイ
ミドの製造を示す実施例及び本発明の感光性ポリイミド
の効果を示す種々の物性試験及びその結果を、比較例と
共に挙げる。
芳香族ジアミン化合物の合成例、本発明の感光性ポリイ
ミドの製造を示す実施例及び本発明の感光性ポリイミド
の効果を示す種々の物性試験及びその結果を、比較例と
共に挙げる。
合成例1
3.5−ジアミノ安息香酸エチルメタクリル酸エステル
の合成 第一工程 3.5−ジニトロ安息香酸エチルメタクリル酸エステル
の合成 2−ヒドロキシエチルメタクリレート29.6 gとピ
リジン18.1 gをTHF (テトラヒドロフラン)
200mlに溶解した溶液に、3,5−ジニトロ安息香
酸クロリド50gをTHF150mlに熔解した溶液を
滴下ロートから5〜6℃で滴下して1時間で加えた。滴
下後、更に10〜15°Cで1時間攪拌した。その後、
ブフナーロートを用いて析出したピリジン塩酸塩を濾別
し、濾液を濃縮した後、水中に注ぎ込み白黄色の沈澱物
を析出させた。
の合成 第一工程 3.5−ジニトロ安息香酸エチルメタクリル酸エステル
の合成 2−ヒドロキシエチルメタクリレート29.6 gとピ
リジン18.1 gをTHF (テトラヒドロフラン)
200mlに溶解した溶液に、3,5−ジニトロ安息香
酸クロリド50gをTHF150mlに熔解した溶液を
滴下ロートから5〜6℃で滴下して1時間で加えた。滴
下後、更に10〜15°Cで1時間攪拌した。その後、
ブフナーロートを用いて析出したピリジン塩酸塩を濾別
し、濾液を濃縮した後、水中に注ぎ込み白黄色の沈澱物
を析出させた。
得られた沈澱物をデカンテーションにより数回洗浄後、
真空中で乾燥し、3.5−ジニトロ安息香酸エチルメタ
クリル酸エステル60gを得た。
真空中で乾燥し、3.5−ジニトロ安息香酸エチルメタ
クリル酸エステル60gを得た。
第二工程
3.5−ジニトロ安息香酸エチルメタクリル酸エステル
の還元 第一工程で得られた3、5−ジニトロ安息香酸エチルメ
タクリル酸エステル5gを酢酸36m1に熔解した溶液
を、鉄粉27gを水15m1/酢酸35m1に■濁させ
た溶液に反応温度が25℃±3℃に保持されるように攪
拌しながら2〜4mlずつ加えた。約20分間で添加を
終え、更に10分間攪拌した。
の還元 第一工程で得られた3、5−ジニトロ安息香酸エチルメ
タクリル酸エステル5gを酢酸36m1に熔解した溶液
を、鉄粉27gを水15m1/酢酸35m1に■濁させ
た溶液に反応温度が25℃±3℃に保持されるように攪
拌しながら2〜4mlずつ加えた。約20分間で添加を
終え、更に10分間攪拌した。
その後、ブフナーロートを用いて、過剰の鉄分を分離し
た濾液に氷を入れて約O℃とした後、アンモニア水でp
Hを8付近にし、酢酸エチルを用いて抽出し、水洗乾燥
後、酢酸エチルを除去し、粗目的物11.2g(収率6
7.5%)を得た。この粗目的物の精製はカラムクロマ
トグラフィーにより行った。即ち、65mmφのカラム
にワコーゲル(C−200)200gを充填し、酢酸エ
チルとベンゼンの1:1の混合溶媒を展開溶媒として分
離し、目的物7.8gを得た。
た濾液に氷を入れて約O℃とした後、アンモニア水でp
Hを8付近にし、酢酸エチルを用いて抽出し、水洗乾燥
後、酢酸エチルを除去し、粗目的物11.2g(収率6
7.5%)を得た。この粗目的物の精製はカラムクロマ
トグラフィーにより行った。即ち、65mmφのカラム
にワコーゲル(C−200)200gを充填し、酢酸エ
チルとベンゼンの1:1の混合溶媒を展開溶媒として分
離し、目的物7.8gを得た。
融点 88〜89℃
元素分析値 (Cl311.6N2o4として)C,
HN 実測値(%) 59.36 6.08 10.49
計算値(%) 59.08 6.10 10.60
又、上記目的物について、赤外吸収スペクトル及びH−
N M Rスペクトルを測定し、目的物であることを確
認した。
HN 実測値(%) 59.36 6.08 10.49
計算値(%) 59.08 6.10 10.60
又、上記目的物について、赤外吸収スペクトル及びH−
N M Rスペクトルを測定し、目的物であることを確
認した。
合成例2
3.5−ジアミノベンジルアクリレートの合成第一工程
3.5−ジニトロベンジルアルコールのアクリロイル化
3.5−ジニトロヘンシルアルコール40gをTHF
400mlに溶解した溶液に、トリエチルアミン40.
4 gを加え、更にこの溶液に攪拌しながら3〜4℃で
アクリル酸クロリド20gのTHF200ml/$液を
40分間で滴下して加えた。滴下終了後、更に1時間攪
拌した。その後、この溶液をブフナーロートを用いて濾
過し、濾液をエバポレークで減圧下THFを除き、濃縮
液を2.51の水中に注ぎ込み生成物を析出させ、これ
を濾集し、乾燥し、粗ジニトロ化物46gを得た。
400mlに溶解した溶液に、トリエチルアミン40.
4 gを加え、更にこの溶液に攪拌しながら3〜4℃で
アクリル酸クロリド20gのTHF200ml/$液を
40分間で滴下して加えた。滴下終了後、更に1時間攪
拌した。その後、この溶液をブフナーロートを用いて濾
過し、濾液をエバポレークで減圧下THFを除き、濃縮
液を2.51の水中に注ぎ込み生成物を析出させ、これ
を濾集し、乾燥し、粗ジニトロ化物46gを得た。
得られた粗ジニトロ化物をカラムクロマトグラフィー(
カラム65mmφ、ワコーゲルC−200300g、展
開溶媒ベンゼン/酢酸エチル=1vol/1vol)に
より精製し、薄黄白色結晶の3.5−ジニトロベンジル
アクリレ−)42.8g(収率84%)を得た。
カラム65mmφ、ワコーゲルC−200300g、展
開溶媒ベンゼン/酢酸エチル=1vol/1vol)に
より精製し、薄黄白色結晶の3.5−ジニトロベンジル
アクリレ−)42.8g(収率84%)を得た。
第二工程
3.5−ジニトロベンジルアクリレートの還元第一工程
で得られた3、5−ジニトロベンジルアクリレート20
gを酢酸140gに熔解した溶液を、鉄粉140gを酢
酸70g/水70gに懸濁させた溶液に攪拌しながら2
0〜25℃で少量ずつ加え反応させた。
で得られた3、5−ジニトロベンジルアクリレート20
gを酢酸140gに熔解した溶液を、鉄粉140gを酢
酸70g/水70gに懸濁させた溶液に攪拌しながら2
0〜25℃で少量ずつ加え反応させた。
反応後、濾過し、過剰の鉄粉を除去した後、濾液をアン
モニア水で中和し、酢酸エチル2.37!で抽出した。
モニア水で中和し、酢酸エチル2.37!で抽出した。
抽出液を無水硫酸ナトリウムで一夜乾燥した後、酢酸エ
チル層を20〜40m1に濃縮した。得られた濃縮液を
カラムクロマトグラフィー(カラム50mmφ、シリカ
ゲル ワコーゲルC−200150g、展開溶媒ベンゼ
ン/酢酸エチル=3vol/2νol )により精製し
、白色結晶の目的物10.5g(収率6B、9%)を得
た。
チル層を20〜40m1に濃縮した。得られた濃縮液を
カラムクロマトグラフィー(カラム50mmφ、シリカ
ゲル ワコーゲルC−200150g、展開溶媒ベンゼ
ン/酢酸エチル=3vol/2νol )により精製し
、白色結晶の目的物10.5g(収率6B、9%)を得
た。
元素分析値 (C+alllz N202として)H
N 実測値(%) 62.24 6.46 14.58
計算値(%) 65.49 6.29 14.5’
if又、上記目的物について、赤外吸収スペクトル及び
H−NMRスペクトルを測定し、目的物であることを確
認した。
N 実測値(%) 62.24 6.46 14.58
計算値(%) 65.49 6.29 14.5’
if又、上記目的物について、赤外吸収スペクトル及び
H−NMRスペクトルを測定し、目的物であることを確
認した。
合成例3
4−アクリルアミド−3,4”−ジアミノジフェニルエ
ーテルの合成 第一工程 4−アセチルアミド−3,4゛−ジニトロジフェニルエ
ーテルの加水分解 4−アセチルアミド−3,4゛−ジニトロジフェニルエ
ーテル60 g (0,19モル)にタライゼンアルカ
リ300ml(105gの水酸化力IJウムを75m1
の水にとかした後メタノールで300m1としたもの)
を加え溶解した後70℃で10分間加温し、次いで10
00mlの水を加え、赤橙色の結晶を析出させた。
ーテルの合成 第一工程 4−アセチルアミド−3,4゛−ジニトロジフェニルエ
ーテルの加水分解 4−アセチルアミド−3,4゛−ジニトロジフェニルエ
ーテル60 g (0,19モル)にタライゼンアルカ
リ300ml(105gの水酸化力IJウムを75m1
の水にとかした後メタノールで300m1としたもの)
を加え溶解した後70℃で10分間加温し、次いで10
00mlの水を加え、赤橙色の結晶を析出させた。
結晶を濾集し、減圧下乾燥し、4−アミノ−3,4°−
ジニトロジフェニルエーテル51.2g (収率98%
)を得た。
ジニトロジフェニルエーテル51.2g (収率98%
)を得た。
第二工程
4−7ミ/−3,−4’ −’;ニトロジフェニルエー
テルのアクリル化 第一工程で得られた4−アミノ−3,4゛−ジニトロジ
フェニルエーテル50 g (0,1Bモル)ヲTHF
800mlとピリジン86 g (1,08m1)とか
らなる混合液に溶解した溶液に、アクリル酸クロリド6
6 g (0,72モル)をTHF200mlに熔解し
た溶液を室温で滴下して1時間半で加えた。その時温度
が24℃から35℃まで上昇した。40〜45℃で更に
1時間反応させた後、室温に戻し、反応液を濾過した。
テルのアクリル化 第一工程で得られた4−アミノ−3,4゛−ジニトロジ
フェニルエーテル50 g (0,1Bモル)ヲTHF
800mlとピリジン86 g (1,08m1)とか
らなる混合液に溶解した溶液に、アクリル酸クロリド6
6 g (0,72モル)をTHF200mlに熔解し
た溶液を室温で滴下して1時間半で加えた。その時温度
が24℃から35℃まで上昇した。40〜45℃で更に
1時間反応させた後、室温に戻し、反応液を濾過した。
濾液を約50m1まで濃縮後、アンモニア水(5%)3
I!の氷水中に注ぎ込み結晶を析出させた。結晶を濾集
し室温で減圧乾燥した。
I!の氷水中に注ぎ込み結晶を析出させた。結晶を濾集
し室温で減圧乾燥した。
得られた結晶をシリカゲルクロマトグラフィー(ワコー
ゲルC−200200g、展開溶媒ベンゼン)により精
製し、4−アクリルアミド−3,4゛−ジニトロジフェ
ニルエーテル32.6g (収率55%)の黄色結晶を
得た。
ゲルC−200200g、展開溶媒ベンゼン)により精
製し、4−アクリルアミド−3,4゛−ジニトロジフェ
ニルエーテル32.6g (収率55%)の黄色結晶を
得た。
第三工程
4−アクリルアミド−3,4°−ジニトロジフェニルエ
ーテルの還元 第二工程で得られた4−アクリルアミド−3゜4°−ジ
ニトロジフェニルエーテル16 g (0,05モル)
を酢酸60gに熔解した溶液を、鉄粉27gを水15g
/酢酸15gに懸濁させた溶液に攪拌しながら少量ずつ
加えた。その時発熱があり、水冷し、50℃付近で反応
させた。
ーテルの還元 第二工程で得られた4−アクリルアミド−3゜4°−ジ
ニトロジフェニルエーテル16 g (0,05モル)
を酢酸60gに熔解した溶液を、鉄粉27gを水15g
/酢酸15gに懸濁させた溶液に攪拌しながら少量ずつ
加えた。その時発熱があり、水冷し、50℃付近で反応
させた。
反応後、アンモニア水(25%)200mlの氷水中に
注ぎ込みアルカリ性とした後、更に水を600m1加え
、エーテル−酢酸エチル(3:1)で抽出し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、溶媒を除去し、目的物8g(収率
60%)を得た。
注ぎ込みアルカリ性とした後、更に水を600m1加え
、エーテル−酢酸エチル(3:1)で抽出し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、溶媒を除去し、目的物8g(収率
60%)を得た。
融点 105〜106℃
元素分析値 (C151115N302として)HN
実測値(%) 66.46 5.71 15.60
計算値(%) 66.90 5.61 15.60
又、上記目的物について、赤外吸収スペクトル及びH−
NMRスペクトルを測定し、目的物であることを確認し
た。
計算値(%) 66.90 5.61 15.60
又、上記目的物について、赤外吸収スペクトル及びH−
NMRスペクトルを測定し、目的物であることを確認し
た。
実施例1
N−メチル−2−ピロリドン(NMP)8.9mlに2
.3.3”、4”−ビフェニルテトラカルボン酸二無水
物1.2gと3,5−ジアミノ安息香酸エチルメタクリ
ル酸エステル0.75 gと4−アクリルアミド−3,
4°−ジアミノジフェニルエーテル0.35 gを加え
、30℃で24時間攪拌して反応させポリアミック酸を
得た。 次に、このポリアミック酸にNMP33.4m
lを加え希釈したのち、無水酢酸8.33 g、ピリジ
ン3.19 g、ベンゼン6.5ml及びNMP5.6
mlを加え、50℃で2時間反応させポリイミド化物を
得た。
.3.3”、4”−ビフェニルテトラカルボン酸二無水
物1.2gと3,5−ジアミノ安息香酸エチルメタクリ
ル酸エステル0.75 gと4−アクリルアミド−3,
4°−ジアミノジフェニルエーテル0.35 gを加え
、30℃で24時間攪拌して反応させポリアミック酸を
得た。 次に、このポリアミック酸にNMP33.4m
lを加え希釈したのち、無水酢酸8.33 g、ピリジ
ン3.19 g、ベンゼン6.5ml及びNMP5.6
mlを加え、50℃で2時間反応させポリイミド化物を
得た。
このポリイミド化物溶液中にメタノールを滴下して加え
、ポリイミドを析出させ濾別して、黄色のポリイミド粉
末(本発明のポリイミド)を得た。
、ポリイミドを析出させ濾別して、黄色のポリイミド粉
末(本発明のポリイミド)を得た。
実施例2
NMP8.9mlに2.3.3’ 、4’−ビフェニル
テトラカルボン酸二無水物0.54 g及び3.3’、
4.4”−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物0.6
6 gと3,5−ジアミノ安息香酸エチルメタクリル酸
エステル0.59gと4−アクリルアミド−3,4”−
ジアミノジフェニルエーテル0゜49gを加え、30℃
で24時間攪拌して反応させポリアミック酸を得た。
次に、このポリアミック酸にNM P 33.4mlを
加え希釈したのち、無水酢酸8.33 g、ピリジン3
.19g、ベンゼン6゜5ml及びNMP5.6mlを
加え、50℃で2時間反応させポリイミド化物を得た。
テトラカルボン酸二無水物0.54 g及び3.3’、
4.4”−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物0.6
6 gと3,5−ジアミノ安息香酸エチルメタクリル酸
エステル0.59gと4−アクリルアミド−3,4”−
ジアミノジフェニルエーテル0゜49gを加え、30℃
で24時間攪拌して反応させポリアミック酸を得た。
次に、このポリアミック酸にNM P 33.4mlを
加え希釈したのち、無水酢酸8.33 g、ピリジン3
.19g、ベンゼン6゜5ml及びNMP5.6mlを
加え、50℃で2時間反応させポリイミド化物を得た。
このポリイミド化物溶液中にメタノールを滴下して加え
、ポリイミドを析出させ濾別して、黄色のポリイミド粉
末(本発明のポリイミド)を得た。
、ポリイミドを析出させ濾別して、黄色のポリイミド粉
末(本発明のポリイミド)を得た。
実施例3
NMP7.9mlに3.3’ 、4.4’−ビフェニル
テトラカルボン酸二無水物0.470 gと4−アクリ
ルアミド−3,4″−ジアミノジフェニルエーテル0.
323gを加え30℃で4時間反応させた後、これに2
.3.3’ 、4”−ビフェニルテトラカルボンM0.
706gと3,5−ジアミノベンジルアクリレート0.
538 gとを加え、30℃で24時間攪拌して反応さ
せポリアミック酸を得た。 次に、このポリアミック酸
にNMP29.6mlを加え希釈したのち、無水節@8
.1g、ピリジン3.1g、ベンゼン5.8ml及びN
M P 4.9mlを加え、50″Cで2時間反応させ
ポリイミド化物を得た。
テトラカルボン酸二無水物0.470 gと4−アクリ
ルアミド−3,4″−ジアミノジフェニルエーテル0.
323gを加え30℃で4時間反応させた後、これに2
.3.3’ 、4”−ビフェニルテトラカルボンM0.
706gと3,5−ジアミノベンジルアクリレート0.
538 gとを加え、30℃で24時間攪拌して反応さ
せポリアミック酸を得た。 次に、このポリアミック酸
にNMP29.6mlを加え希釈したのち、無水節@8
.1g、ピリジン3.1g、ベンゼン5.8ml及びN
M P 4.9mlを加え、50″Cで2時間反応させ
ポリイミド化物を得た。
このポリイミド化物溶液中にメタノールを滴下して加え
、ポリイミドを析出させ濾別して、黄色のポリイミド粉
末(本発明のポリイミド)を得た。
、ポリイミドを析出させ濾別して、黄色のポリイミド粉
末(本発明のポリイミド)を得た。
物性試験
上記実施例1〜3で得たポリイミドについて下 。
記(1)〜(6)の物性試験を行い下表に示す結果を得
た。
た。
(1)ポリイミドの粘度
ポリイミド0.5g/NMP 100m1(7)濃度の
ポリイミド溶液を30℃で対数粘度を測定した。
ポリイミド溶液を30℃で対数粘度を測定した。
(2)ポリイミドの成膜性
厚さ約10μのポリイミドフィルムをガラス板上に作成
し、これを水に浸して剥離し、18o。
し、これを水に浸して剥離し、18o。
に折り曲げ、クランクのない場合を○、クランクありを
△、製膜時にクランクの生じるものを×とした。
△、製膜時にクランクの生じるものを×とした。
(3)ポリイミドのNMPに対する熔解性重湯において
NMPに対するポリイミドの溶解度(?lL%)を測定
した。
NMPに対するポリイミドの溶解度(?lL%)を測定
した。
(4)ポリイミドフィルムの溶解性
ポリイミドのNMPIO%溶液から作成した厚さ約10
μのポリイミドフィルムを室温でNMP中に浸漬し攪拌
し、該フィルムが熔解するまでの時間で熔解性を測定し
た。
μのポリイミドフィルムを室温でNMP中に浸漬し攪拌
し、該フィルムが熔解するまでの時間で熔解性を測定し
た。
(5)熱分解開始温度
理学電気■製差動熱天秤TG−DSCにより、重量減の
開始温度を測定した。
開始温度を測定した。
(6)光硬化特性
ポリイミドのNMP 10%溶液にミヒラーズケトン4
phrを添加した溶液をガラス板上に回転塗布機(2
000〜5000rpm )を用いて塗布し、圧力1〜
2 mmHgの減圧下、50℃で5時間乾燥して数μの
厚さく下表参照)の薄膜を作成し、この薄膜について下
記の光感度及び解像力の試験に供した。
phrを添加した溶液をガラス板上に回転塗布機(2
000〜5000rpm )を用いて塗布し、圧力1〜
2 mmHgの減圧下、50℃で5時間乾燥して数μの
厚さく下表参照)の薄膜を作成し、この薄膜について下
記の光感度及び解像力の試験に供した。
■光感度
上記薄膜を、超高圧水銀灯(ジェットライト2kW)を
用いて、照度7.2mW /ca (350m 、u)
で照射して光硬化させ、光硬化する迄の光照射量(J/
cot)を測定した。
用いて、照度7.2mW /ca (350m 、u)
で照射して光硬化させ、光硬化する迄の光照射量(J/
cot)を測定した。
■解像力
上記薄膜についてテストチャートとして凸版印刷@製ネ
ガ型テストチャート(トソパンテストチャー)N、最小
線中0.98±0.25μ)を用いてレリーフパターン
を形成し、パターンの良否を判定した。
ガ型テストチャート(トソパンテストチャー)N、最小
線中0.98±0.25μ)を用いてレリーフパターン
を形成し、パターンの良否を判定した。
比較例I
NMP8.8mlにベンゾフェノンテトラメチルカルボ
ン酸二無水物1.23gと3.5−ジアミノ安息香酸エ
チルメタクリル酸エステル1.00gを加え、30℃で
24時間攪拌して反応させポリアミック酸を得た。この
ポリアミック酸の対数粘度は0.85であった。
ン酸二無水物1.23gと3.5−ジアミノ安息香酸エ
チルメタクリル酸エステル1.00gを加え、30℃で
24時間攪拌して反応させポリアミック酸を得た。この
ポリアミック酸の対数粘度は0.85であった。
次にこのポリアミック酸溶液にNMP32.9mlを加
え希釈したのち、無水節M7.84g、ピリジン3.0
0g、ヘンゼン6.4ml及びNMP5.5mlを加え
、50℃で反応させたところ10分後に黄色のポリイミ
ド粉末が析出した。そのまま更に120分間反応させた
。
え希釈したのち、無水節M7.84g、ピリジン3.0
0g、ヘンゼン6.4ml及びNMP5.5mlを加え
、50℃で反応させたところ10分後に黄色のポリイミ
ド粉末が析出した。そのまま更に120分間反応させた
。
析出した黄色のポリイミド粉末を濾別後、このポリイミ
ド粉末LOmgをNMPlomlに熔解しようとしたと
ころ熔解しなかった。
ド粉末LOmgをNMPlomlに熔解しようとしたと
ころ熔解しなかった。
従って、このポリイミドでの光感度、解像力は測定不能
であった。
であった。
比較例2
NMP12.0mlにピロメリット酸二無水物1.46
gと3.5−ジアミノ安息香酸エチルメタクリル酸エス
テル0.92 gと4,4゛−ジアミノジフェニルエー
テル0.70 gを加え、30℃で24時間攪拌して反
応させポリアミック酸を得た。このポリアミック酸の対
数粘度は0.43であった。
gと3.5−ジアミノ安息香酸エチルメタクリル酸エス
テル0.92 gと4,4゛−ジアミノジフェニルエー
テル0.70 gを加え、30℃で24時間攪拌して反
応させポリアミック酸を得た。このポリアミック酸の対
数粘度は0.43であった。
次に、このポリアミック酸溶液にNMP45.0■1を
加え希釈したのち、無水酢酸14.28 g、ピリジン
5.46g、ベンゼン8.8ml及びNMP7.5ml
を加え、50℃で反応させたところ、20分後に黄色の
ポリイミド粉末が析出した。そのままさらに120分間
反応させた。
加え希釈したのち、無水酢酸14.28 g、ピリジン
5.46g、ベンゼン8.8ml及びNMP7.5ml
を加え、50℃で反応させたところ、20分後に黄色の
ポリイミド粉末が析出した。そのままさらに120分間
反応させた。
析出した黄色のポリイミド粉末を濾別後、このポリイミ
ド粉末10mgをNMPlomlに熔解しようとしたと
ころン容解しなかった。
ド粉末10mgをNMPlomlに熔解しようとしたと
ころン容解しなかった。
従って、このポリイミドでの光感度、解像力は測定不能
でめった。
でめった。
特許出願人
宇部興産株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ビフェニルテトラカルボン酸成分と、下記一般式(1)
で表される芳香族ジアミン化合物90〜40モル%及び
下記一般式(II)で表される芳香族ジアミン化合物1
0〜60モル%との、共重縮合物からなる、有機溶媒可
溶性の感光性ポリイミド。 (但し、式中、Xは−CO−〇−又は−C112−0−
−を示し、R1,R2はエチレン性不飽和基を含む有機
残基を示し、R3はH又はN HCOR2を示す。)
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58095566A JPS59220729A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 有機溶媒可溶性の感光性ポリイミド |
US06/615,309 US4558117A (en) | 1983-05-30 | 1984-05-30 | Organic solvent-soluble photosensitive polyimide resin |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58095566A JPS59220729A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 有機溶媒可溶性の感光性ポリイミド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59220729A true JPS59220729A (ja) | 1984-12-12 |
JPH0526186B2 JPH0526186B2 (ja) | 1993-04-15 |
Family
ID=14141137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58095566A Granted JPS59220729A (ja) | 1983-05-30 | 1983-05-30 | 有機溶媒可溶性の感光性ポリイミド |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4558117A (ja) |
JP (1) | JPS59220729A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2516897B2 (ja) * | 1983-10-21 | 1996-07-24 | 信越化学工業株式会社 | 感光性組成物 |
DE3411714A1 (de) * | 1984-03-29 | 1985-10-10 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Verfahren zur herstellung von polyimidazol- und polyimidazopyrrolon-reliefstrukturen |
US4803147A (en) * | 1987-11-24 | 1989-02-07 | Hoechst Celanese Corporation | Photosensitive polyimide polymer compositions |
DE3833437A1 (de) * | 1988-10-01 | 1990-04-05 | Basf Ag | Strahlungsempfindliche gemische und deren verwendung |
DE3833438A1 (de) * | 1988-10-01 | 1990-04-05 | Basf Ag | Strahlungsempfindliche gemische und deren verwendung |
US5248519A (en) * | 1991-07-26 | 1993-09-28 | The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration | Process for preparing an assembly of an article and a soluble polyimide which resists dimensional change, delamination, and debonding when exposed to changes in temperature |
DE4217688A1 (de) * | 1992-05-29 | 1993-12-02 | Basf Lacke & Farben | Durch Einwirkung von Strahlung vernetzendes Gemisch und dessen Verwendung zur Herstellung hochtemperaturbeständiger Reliefstrukturen |
US7648815B2 (en) * | 2000-09-12 | 2010-01-19 | Pi R&D Co., Ltd. | Negative photosensitive polyimide composition and method for forming image the same |
US7923173B1 (en) * | 2000-10-19 | 2011-04-12 | Illinois Tool Works Inc. | Photo definable polyimide film used as an embossing surface |
KR100543093B1 (ko) * | 2003-04-09 | 2006-01-20 | 제일모직주식회사 | 트리아진기를 포함한 디아민 화합물, 그로부터 제조된폴리아믹산 및 액정 배향막 |
TWI265377B (en) * | 2005-12-19 | 2006-11-01 | Ind Tech Res Inst | Negative photoresist composition |
US8545975B2 (en) * | 2006-06-26 | 2013-10-01 | Sabic Innovative Plastics Ip B.V. | Articles comprising a polyimide solvent cast film having a low coefficient of thermal expansion and method of manufacture thereof |
US9161440B2 (en) * | 2006-06-26 | 2015-10-13 | Sabic Global Technologies B.V. | Articles comprising a polyimide solvent cast film having a low coefficient of thermal expansion and method of manufacture thereof |
US20080044639A1 (en) * | 2006-06-26 | 2008-02-21 | Kwok Pong Chan | Polyimide solvent cast films having a low coefficient of thermal expansion and method of manufacture thereof |
US8568867B2 (en) * | 2006-06-26 | 2013-10-29 | Sabic Innovative Plastics Ip B.V. | Polyimide solvent cast films having a low coefficient of thermal expansion and method of manufacture thereof |
KR101010036B1 (ko) * | 2009-08-28 | 2011-01-21 | 주식회사 엘지화학 | 신규한 폴리아믹산, 이를 포함하는 감광성 수지 조성물 및 이로부터 제조된 드라이 필름 |
TWI534529B (zh) * | 2010-03-01 | 2016-05-21 | 長興材料工業股份有限公司 | 感光性樹脂組合物及其應用 |
TWI636075B (zh) | 2013-05-17 | 2018-09-21 | 富士軟片電子材料美國股份有限公司 | 新穎聚合物及含有該聚合物之熱固性組成物 |
TWI730962B (zh) * | 2015-05-29 | 2021-06-21 | 日商富士軟片股份有限公司 | 感光性樹脂組成物、硬化膜、硬化膜的製造方法、半導體元件以及聚醯亞胺前驅物組成物的製造方法 |
WO2018080870A1 (en) | 2016-10-25 | 2018-05-03 | Fujifilm Electronic Materials U.S.A., Inc. | Polyimides |
US11294281B2 (en) | 2019-06-28 | 2022-04-05 | Hutchinson Technology Incorporated | Chain extenders and formulations thereof for improving elongation in photosensitive polyimide |
CN114524938B (zh) * | 2021-10-28 | 2024-02-09 | 江苏三月科技股份有限公司 | 一种聚合物、感光树脂组合物及其制备的固化膜与电子元件 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS6345412A (ja) * | 1986-08-13 | 1988-02-26 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関における制御弁駆動装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5039475B2 (ja) * | 1972-11-08 | 1975-12-17 | ||
US4168360A (en) * | 1978-07-25 | 1979-09-18 | Plastics Engineering Company | Polymerization products of vinyl-terminated polyimide derivatives |
US4321198A (en) * | 1980-01-25 | 1982-03-23 | Plastics Engineering Company | Polyimide derivatives having acetylenic amic acid groups |
-
1983
- 1983-05-30 JP JP58095566A patent/JPS59220729A/ja active Granted
-
1984
- 1984-05-30 US US06/615,309 patent/US4558117A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5545747A (en) * | 1978-09-29 | 1980-03-31 | Hitachi Ltd | Photosensitive polymer and its production |
JPS6345412A (ja) * | 1986-08-13 | 1988-02-26 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関における制御弁駆動装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0526186B2 (ja) | 1993-04-15 |
US4558117A (en) | 1985-12-10 |
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