JPS5922069Y2 - タイヤ包装用テ−プ - Google Patents

タイヤ包装用テ−プ

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Publication number
JPS5922069Y2
JPS5922069Y2 JP9943182U JP9943182U JPS5922069Y2 JP S5922069 Y2 JPS5922069 Y2 JP S5922069Y2 JP 9943182 U JP9943182 U JP 9943182U JP 9943182 U JP9943182 U JP 9943182U JP S5922069 Y2 JPS5922069 Y2 JP S5922069Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
tape
synthetic resin
tire
base material
tapes
Prior art date
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Expired
Application number
JP9943182U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS593888U (ja
Inventor
憲郎 木下
Original Assignee
日之出工業株式会社
ブリヂストンタイヤ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日之出工業株式会社, ブリヂストンタイヤ株式会社 filed Critical 日之出工業株式会社
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Publication of JPS593888U publication Critical patent/JPS593888U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はタイヤ包装用テープに関する。
一般にこの種のテープは、第1図に示す如くタイヤの外
周面に巻着してタイヤに傷等がつくのを防止すると同時
に、販売時における包装用紙としての役割をも果してい
るのであるが、特に輸出用タイヤの場合には、輸送コス
トを低くするために前記テープでタイヤを縛るように強
く巻きつけてタイヤの厚さをできるだけ小さくする必要
があり、従ってこの場合特に耐引張強度に優れたテープ
が要求される。
そのため近年、耐引張強度の弱い紙製のテープに替わり
、帯状のクラフト紙の片面に、一軸方向に延伸してなる
合成樹脂フィルムを貼着したテープが使用されている。
即ち一軸方向に延伸した合成樹脂フィルムは、その延伸
方向に対する耐引張強度に極めて優れた性質を有するの
で、前記構成のテープにあっては強く緊張して巻くこと
が可能である。
ところが、前記の如く一軸方向に延伸した合成樹脂フィ
ルムは、その延伸方向と直交する方向に対しては極めて
耐引張強度が弱く、従って前記構成からなるテープでは
、たとえばタイヤの包装時や輸送途中においてテープの
表面にタイヤのトレッド部分の角部や他物が当接すると
、その長さ方向に沿って簡単に破れてしまい、包装紙と
しての役割を十分に果し得ないという問題があった。
本考案はこのような実情に鑑みて考案したもので、目的
とするところは、テープの縦方向のみならず、横方向の
耐引張強度、更には耐引裂強度に優れたタイヤ包装用テ
ープを提供せんとするにある。
以下本考案にか・る包装用テープを図面に示す実施例に
基づいて説明する。
図において1は、一軸方向にのみ延伸した細巾の合成樹
脂テープ2,2・・・・・・及び3,3・・・・・・を
縦方向(第2図A−A方向)と横方向(第2図B−B方
向)に平織状に織成してなる帯状の基材であって、前記
合成樹脂テープ2・・・・・・及び3・・・・・・は透
明なポリプロピレン樹脂フィルムから形成したものであ
る。
又4は、前記基材1の片面に、ポリプロピレン樹脂から
なる合成樹脂接着剤5により貼着した帯状の合成樹脂フ
ィルムであって、該フィルム4は、透明でかつその表面
にスベリ止め加工を施こした未延伸のポリプロピレンフ
ィルムを用いている。
而して図に示す実施例では、前記合成樹脂接着剤5にあ
らかじめ色素剤を添加して任意の着色を施こし、前記合
成樹脂フィルム4並びに基材1を構成する合成樹脂テー
プ2・・・・・・及び3・・・・・・を透して前記接着
剤5に附した色が外部から透視可能に威している。
尚、図中6はタイヤを示す。
以上の構成からなるテープは、第1図に示す如くタイヤ
6の外周に巻付けて使用するのであり、前記合成樹脂フ
ィルム4が未延伸でしかもその表面にスベリ止め加工を
施こしていることから、巻着時テープが相互にスリップ
したりすることなく確実にタイヤ6の包装が行なえるの
であり、又前記接着剤5の着色を変えて数種類の色から
なるテープを形成しておけば、例えばタイヤ6の種類に
応じて適宜色彩の異なるテープを巻くことが出来、包装
を解かすとも直ちに所望のタイヤを見出せる。
而して例えば輸出タイヤの包装などに際し、テープをタ
イヤ6の外周に強く巻きつけて包装する場合に、該テー
プの巻着時、あるいはタイヤ6の輸送時にテープが破れ
るおそれは全くない。
即ち、前記基材1を構成している合成樹脂テープ2,2
・・・・・・及び3,3・・・・・・を−軸方向に延伸
させていることから、これら合成樹脂テープ2,2・・
・・・・及び3,3・・・・・・はその延伸方向に対す
る耐引張強度に極めて優れ、しかもこの耐引張強度に優
れた合成樹脂テープ2,2・・・・・・及び3,3・・
・・・・が縦方向と横方向に織成されているため、前記
の如くテープの強力な巻着によって巻付は方向に大きな
引張力が作用した場合でも、テープが横方向に破れるこ
とはないし、又例えばテープの表面にタイヤ6のトレッ
ドの角部や他物が当接してテープの横方向に大きな引張
力が作用した場合でも、テープが縦方向に破れることが
ないのである。
以上の如く本案タイヤ包装用テープは、一軸方向にのみ
延伸した細巾の合成樹脂テープを縦方向と横方向に織成
した基材を形成し、この基材の片面に合成樹脂接着剤を
介して帯状の合成樹脂フィルムを貼着したから、テープ
の縦横いずれの方向に対する耐引張強度、更には耐引裂
強度に優れ、従ってタイヤの包装時、あるいは輸送時な
どに該テープを破れたり、伸びて包装が緩んだりする虞
れは全くなく、包装紙としての役割を十二分に果し得る
のであって、又タイヤの販売先においても再度包装しな
おす必要もないのであり、特に輸出用タイヤの包装紙と
して極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示し、第1図は使用状態を
示す正面図、第2図は本案テープの裏面図、第3図は拡
大断面図である。 1・・・・・・基材、2,3・・・・・・合成樹脂テー
プ、4・・・・・・合成樹脂フィルム、5・・・・・・
合成樹脂接着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一軸方向にのみ延伸した細巾の合成樹脂テープを縦方向
    と横方向に織成した基材を形威し、この基材の片面に合
    成樹脂接着剤を介して帯状の合成樹脂フィルムを貼着し
    たことを特徴とするタイヤ包装用テープ。
JP9943182U 1982-06-30 1982-06-30 タイヤ包装用テ−プ Expired JPS5922069Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9943182U JPS5922069Y2 (ja) 1982-06-30 1982-06-30 タイヤ包装用テ−プ

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JP9943182U JPS5922069Y2 (ja) 1982-06-30 1982-06-30 タイヤ包装用テ−プ

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Publication Number Publication Date
JPS593888U JPS593888U (ja) 1984-01-11
JPS5922069Y2 true JPS5922069Y2 (ja) 1984-07-02

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JP9943182U Expired JPS5922069Y2 (ja) 1982-06-30 1982-06-30 タイヤ包装用テ−プ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02227253A (ja) * 1989-02-28 1990-09-10 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタ

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JPS593888U (ja) 1984-01-11

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