JPH0452039Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0452039Y2 JPH0452039Y2 JP1987051463U JP5146387U JPH0452039Y2 JP H0452039 Y2 JPH0452039 Y2 JP H0452039Y2 JP 1987051463 U JP1987051463 U JP 1987051463U JP 5146387 U JP5146387 U JP 5146387U JP H0452039 Y2 JPH0452039 Y2 JP H0452039Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- synthetic resin
- roll
- holes
- resin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業状の利用分野]
本考案は高速包装適正に優れた有孔熱収縮性合
成樹脂フイルムに関するものである。
成樹脂フイルムに関するものである。
[従来の技術及びその問題点]
従来、一軸又は二軸延伸された熱収縮性合成樹
脂フイルムは、延伸後直ちにロール状に巻き取る
方法が採られていた(プラスチツク便覧p651
日刊工業新聞社)。
脂フイルムは、延伸後直ちにロール状に巻き取る
方法が採られていた(プラスチツク便覧p651
日刊工業新聞社)。
又、熱収縮性フイルムの全面に孔を設けたスリ
ーブ包装用有孔シユリンクフイルムは実開昭57−
126356号公報に開示されている。
ーブ包装用有孔シユリンクフイルムは実開昭57−
126356号公報に開示されている。
更に、熱収縮チユーブ又はフイルムの全面乃至
一部に凹凸部を施すことも知られている(特開昭
55−164128号公報)。
一部に凹凸部を施すことも知られている(特開昭
55−164128号公報)。
しかし、上記延伸後ロールに巻取られた熱収縮
性合成樹脂フイルム或は延伸後単に孔を設け、ロ
ール状に巻取られた収縮フイルムは常温下でも経
時的に若干収縮するので巻締まりが発生する。こ
の巻締まりによりフイルムの部分的な厚薄、即ち
偏肉がロール状フイルムの直径の差となりフイル
ムのタルミを起こさせるので、包装時にシワが発
生したり、特に高速包装時にはフイルムが左右に
片寄る等包装適正低下の大きな要因となつてい
た。
性合成樹脂フイルム或は延伸後単に孔を設け、ロ
ール状に巻取られた収縮フイルムは常温下でも経
時的に若干収縮するので巻締まりが発生する。こ
の巻締まりによりフイルムの部分的な厚薄、即ち
偏肉がロール状フイルムの直径の差となりフイル
ムのタルミを起こさせるので、包装時にシワが発
生したり、特に高速包装時にはフイルムが左右に
片寄る等包装適正低下の大きな要因となつてい
た。
特に、合掌シール包装の場合、タルミのあるフ
イルムは包装が高速に行われるほど合わせシール
部のフイルムずれが大きくなりシール幅の変動、
シール不良等のトラブルを起こしやすいものであ
つた。
イルムは包装が高速に行われるほど合わせシール
部のフイルムずれが大きくなりシール幅の変動、
シール不良等のトラブルを起こしやすいものであ
つた。
又、巻締まりによりフイルムがブロツキングを
起こし、巻戻す際レリース性がなくなることから
包装時にシワが発生する原因となつていた。
起こし、巻戻す際レリース性がなくなることから
包装時にシワが発生する原因となつていた。
上記のフイルムの全面乃至一部に凹凸を設けた
収縮フイルムはタルミ、ブロツキングのようなト
ラブルは解消されるものの収縮包装後、被包装物
に含まれる水分が包装体内部にとどまるため被包
装物の変質が生ずるものであつた。
収縮フイルムはタルミ、ブロツキングのようなト
ラブルは解消されるものの収縮包装後、被包装物
に含まれる水分が包装体内部にとどまるため被包
装物の変質が生ずるものであつた。
[問題点を解決するための手段]
以下図面に基づいて説明する。
第1図は、周辺部に持ち上り部を有する孔を設
けたフイルムの断面図であり、第2図は、そのフ
イルムをロール状に巻き取つたものの断面図であ
る。
けたフイルムの断面図であり、第2図は、そのフ
イルムをロール状に巻き取つたものの断面図であ
る。
まず、一軸又は二軸延伸された合成樹脂フイル
ム1の全面に孔あけ加工に伴い孔の周辺に持ち上
り部が形成される如く孔3を穿設し、合成樹脂フ
イルムの表面に凹凸2を設けたものである。
ム1の全面に孔あけ加工に伴い孔の周辺に持ち上
り部が形成される如く孔3を穿設し、合成樹脂フ
イルムの表面に凹凸2を設けたものである。
本考案の合成樹脂フイルムは、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリスチレン等で、適宜方法に
より一軸又は二軸されたものである。
ポリプロピレン、ポリスチレン等で、適宜方法に
より一軸又は二軸されたものである。
穿設される孔の間隔、直径は収縮包装及びフイ
ルムのロール巻きに支障を来さない範囲において
特に限定されないが、1cm2当たり数個〜数10個フ
イルムの全面に設けるのが好ましい。
ルムのロール巻きに支障を来さない範囲において
特に限定されないが、1cm2当たり数個〜数10個フ
イルムの全面に設けるのが好ましい。
[考案の効果]
上述の如く本考案の孔あけ加工の施された熱収
縮性合成樹脂フイルムは、ロール状に巻き取つた
ものを常温下に保存中経時的に収縮が起こつて
も、孔の周辺の持ち上がり部によつて収縮される
ため巻締まりが生じないので偏肉によるロールの
直径に差が生じない。
縮性合成樹脂フイルムは、ロール状に巻き取つた
ものを常温下に保存中経時的に収縮が起こつて
も、孔の周辺の持ち上がり部によつて収縮される
ため巻締まりが生じないので偏肉によるロールの
直径に差が生じない。
従つて、フイルムのタレによる包装時にフイル
ムが左右に片寄る等のトラブルが起こらないもの
である。
ムが左右に片寄る等のトラブルが起こらないもの
である。
又、孔あけされたフイルムで収縮包装を行つた
場合、被包装物に含まれている水分は前記孔から
外部に散逸するので被包装物の水分による変質が
少なくなる。
場合、被包装物に含まれている水分は前記孔から
外部に散逸するので被包装物の水分による変質が
少なくなる。
更に、本考案の有孔熱可塑性収縮フイルムをロ
ール状に巻き取つた場合、ロールのフイルムは前
記孔の周辺に形成される持ち上がり部によつて接
しているので常温下での経時的な収縮が起こつて
もブロツキングは起こらないものである。
ール状に巻き取つた場合、ロールのフイルムは前
記孔の周辺に形成される持ち上がり部によつて接
しているので常温下での経時的な収縮が起こつて
もブロツキングは起こらないものである。
第1図は孔の周辺に持ち上がり部が形成される
ごとく孔が穿設された本考案の熱収縮性合成樹脂
フイルムの断面図である。第2図は前記フイルム
をロール状に巻き取つたものの断面図である。 1……合成樹脂フイルム、2……凹凸、3……
孔。
ごとく孔が穿設された本考案の熱収縮性合成樹脂
フイルムの断面図である。第2図は前記フイルム
をロール状に巻き取つたものの断面図である。 1……合成樹脂フイルム、2……凹凸、3……
孔。
Claims (1)
- 一軸又は二軸延伸された合成樹脂フイルムの全
面に孔あけ加工に伴い孔周辺に形成される持ち上
がり部を有することを特徴とする有孔熱収縮性合
成樹脂フイルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987051463U JPH0452039Y2 (ja) | 1987-04-04 | 1987-04-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987051463U JPH0452039Y2 (ja) | 1987-04-04 | 1987-04-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63161715U JPS63161715U (ja) | 1988-10-21 |
JPH0452039Y2 true JPH0452039Y2 (ja) | 1992-12-08 |
Family
ID=30875747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987051463U Expired JPH0452039Y2 (ja) | 1987-04-04 | 1987-04-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0452039Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55164128A (en) * | 1979-06-09 | 1980-12-20 | Sagami Gomme Kogyo Kk | Method of protecting thermal contraction tube or film against deformation due to natural contraction |
-
1987
- 1987-04-04 JP JP1987051463U patent/JPH0452039Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55164128A (en) * | 1979-06-09 | 1980-12-20 | Sagami Gomme Kogyo Kk | Method of protecting thermal contraction tube or film against deformation due to natural contraction |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63161715U (ja) | 1988-10-21 |
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