JPH05213366A - 熱転写インクリボン又はシート巻体の包装物 - Google Patents

熱転写インクリボン又はシート巻体の包装物

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JPH05213366A
JPH05213366A JP4040101A JP4010192A JPH05213366A JP H05213366 A JPH05213366 A JP H05213366A JP 4040101 A JP4040101 A JP 4040101A JP 4010192 A JP4010192 A JP 4010192A JP H05213366 A JPH05213366 A JP H05213366A
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JP
Japan
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ink ribbon
package
sheet
transfer ink
thermal transfer
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JP4040101A
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Atsushi Kutami
篤 久田見
Kinya Uyama
欣也 鵜山
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 巻芯を有する熱転写インクリボン又はシート
の巻体を、プラスチックフィルム包装体を用いて、好ま
しくは真空包装又は収縮包装により、固定してなる包装
物。 【効果】 リボン又はシートとコアからなる形態であり
ながら、巻きずれが防止され、円筒形状が安定に保持さ
れる。しかも、自動化ラインによる製造が簡単に可能な
ので、生産上も有利となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱転写インクリボン又は
シート巻体の包装物に関し、詳しくは巻きずれ防止性に
優れ、しかも自動化ラインによる製造が簡単に可能な熱
転写インクリボン又はシート巻体の包装物に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンター、ファクシミリ等の記録装置
において、熱転写記録方式を利用したものは、記録装置
の小型化、低価格化、保守の低減が図れるものとして広
く普及している。そうした熱転写記録装置に用いられる
熱転写インクリボン又はシート(熱転写記録媒体)は、
基本的には支持体の一方の面に熱転写性インク層(熱溶
融性インク層)を設けたものが一般的である。
【0003】このような熱転写インクリボン又はシート
においては、ブロッキング防止、ヘッド摩耗防止、ステ
ィッキング防止等のために、支持体のインク層と反対の
面に、バック層としてシリコーン系又は弗素系の樹脂を
コートしたものが多いが、このようなリボンやシートは
滑り易い。そのため、熱転写インクリボン又はシート
は、カセットにセットされた形態の場合には問題がない
が、リボン又はシートとコアのみからなりたった、例え
ばリボン又はシートがコアに単に巻かれた円筒形状で保
持されている場合には、振動、落下等の小さな衝撃によ
って、巻きずれが生じ易い。特に、図6に示されるよう
に、円筒状芯材(コア)1がインクリボン(又はシー
ト)2より長くなっている場合には、図7に示されるよ
うに、小さな衝撃で簡単に形が崩れて巻きずれを生じ、
円筒形状が保持できなくなり、熱転写インクリボン又は
シートとしての機能が果たせなくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、前記のような課題を解決した、即ちリボン又はシー
トとコアからなる形態でありながら、コアとリボン又は
シートの形が強固に維持されて巻きずれが生じにくい熱
転写インクリボン又はシート巻体の包装物を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、巻芯を
有する熱転写インクリボン又はシートの巻体を、プラス
チックフィルム包装体により固定してなることを特徴と
する熱転写インクリボン又はシート巻体の包装物が提供
される。
【0006】なお、より好ましくは、本発明によると、
巻芯を有する熱転写インクリボン又はシートの巻体を、
プラスチックフィルム包装体の真空包装により固定して
なることを特徴とする熱転写インクリボン又はシート巻
体の包装物が提供され、また巻芯を有する熱転写インク
リボン又はシートの巻体を、熱収縮性プラスチックフィ
ルム包装体により固定してなることを特徴とする熱転写
インクリボン又はシート巻体の包装物が提供される。
【0007】本発明の熱転写インクリボン又はシート巻
体の包装物は、プラスチックフィルム包装体により固定
化されているという構成にしたことから、リボン又はシ
ートとコアからなる形態でありながら、巻きずれが防止
されるものとなり、しかも自動化ラインによる製造が簡
単に可能なものなので、生産上も有利となる。もちろ
ん、プラスチックフィルムとして透明なものを使用した
場合には、商品の外観がみられるという利点がある。
【0008】本発明の包装物は、巻芯を有する熱転写イ
ンクリボン又はシートの巻体をプラスチックフィルム包
装体により固定したものであるが、使用されるプラスチ
ックフィルムとしては、セロファン、アセテート、ポリ
エチレンやポリプロピレンその他のポリオレフィン、ポ
リ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエステル、ナ
イロン、ポリビニルアルコール、エチレン/酢酸ビニル
共重合体、ポリスチレン、及びこれらのラミネート、共
押出し、コーティングなどの多層フィルムが挙げられ
る。
【0009】インクリボン又はシートの巻体をプラスチ
ックフィルム包装体により固定するに当たっては、公知
の任意の方法を採用することができるが、その中でも特
に好ましい方法の一つに、真空包装を利用するものが挙
げられる。これは真空を用いて大気の力でコアとリボン
(又はシート)の形を維持するものであり、真空包装に
より固定された包装物は、巻きずれ防止性に優れ、且つ
自動化ラインによる製造が簡単で生産性が良い上に、気
密性が良いため湿度の影響を受けないといった特徴を有
する。
【0010】また、真空包装を利用する場合は、プラス
チックフィルムとして引張強度400kg/cm2以上
のものを使用することが好ましい。引張強度が400k
g/cm2未満のフィルムを使用すると、フィルムが破
断しやすく、真空維持が困難になる。また、プラスチッ
クフィルムとしては、25℃、1時間での酸素透過度が
20cc/cm2であるものが好ましい。この酸素透過
度を有するプラスチックフィルムを使用することによっ
て、1年以上真空が維持でき、ずれ防止が保証される。
【0011】更に、使用するプラスチックフィルムとし
ては、包装物の表面のフィルムのずれ力が1kg/cm
2以上となるものが好ましい。この表面のフィルムのず
れ力が1kg/cm2未満である場合には、熱転写イン
クリボンの巻きずれを容易につくりだす。なお、本発明
におけるフィルムのずれ力は、本発明の包装物の表面の
フィルム上に1cm2の粘着テープを貼り付け、テンシ
ョンゲージを用いて引っぱったときのずれはじめの瞬間
の荷重を言う。
【0012】熱転写インクリボン又はシート巻体をプラ
スチックフィルム包装体で真空包装して固定した包装物
は、先ずインクリボン(又はシート)と円筒状芯材とか
らなる巻体を、平板フィルムにはさんで三方をシールし
て袋にしたもの、又は筒状のフィルムに入れて片側をシ
ールしたものに、真空ポンプにより通常700mmHg
程度で脱気し、のこりの端を密閉することによって得ら
れる。〔図1(a)及び1(b)参照:同図中、1は円
筒状芯材、2はインクリボン(又はシート)、3はプラ
スチックフィルムを、それぞれ示す。〕
【0013】なお、円筒状芯材の端面口が0.1R以上
の曲率半径を有するものである場合には、プラスチック
フィルム包装体による真空維持能が更に向上する。ま
た、円筒状芯材に対してはプラスチックキャップ又は緩
衝材で端部をカバーすることによって、中空内のフィル
ムの伸びを防止することができる。(図2参照:同図
中、4はキャップ又は緩衝材を示す。)
【0014】また、インクリボン又はシートの巻体をプ
ラスチックフィルム包装体で固定する別の特に好ましい
方法には、熱収縮性プラスチックフィルムを用いる収縮
包装が挙げられる。これはプラスチックフィルム包装体
の収縮力でコアとリボン又はシートの形を維持するもの
であり、収縮包装により固定化された包装物は、経時に
よるフィルムの包装変化がより少ないという利点を有す
る。即ち、前記の真空包装品においては、穴あきなど何
らかの異常が生じると、真空維持ができなくなり、円筒
形状が保持できなくなるが、収縮包装品においては、小
さな穴あき等では円筒形状を保持できる。
【0015】この場合に用いられる熱収縮性プラスチッ
クフィルムとしては、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリエチレンやポリプロピレンその他のポリオレ
フィン、ポリスチレン、ポリエステルなどのフィルムが
あり、またこれらを基本にした積層のラミネートフィル
ムやコーティングフィルムももちろん使用できる。
【0016】熱転写インクリボン又はシート巻体を熱収
縮性プラスチックフィルムを用いて固定した包装物は、
インクリボン又はシートと円筒状芯材とからなる巻体を
熱収縮性プラスチックフィルムで包み、温度100℃〜
300℃下で瞬時にして収縮包装することによって得ら
れる。
【0017】ただ、収縮包装品は円筒状芯材のコアとイ
ンクリボン又はシートの端面とに大きな差があると、コ
アとリボン又はシートの形を保持する能力が低下する。
そのため、巻芯を有するインクリボン又はシートの巻体
の端面の中心に、巻芯外径の穴を有する円盤状保護部材
(カバー)を当接させてから、巻体を熱収縮性プラスチ
ックフィルムで包み、収縮包装することが非常に好まし
い。〔図3(a)及び3(b)参照:図中、1′は取り
付け用コアを、3′は熱収縮性フィルムを、5は円筒状
保護部材を、それぞれ示す。〕このようにすることによ
って、どのような形状の巻体に対しても、形状保持が可
能となる。
【0018】この場合の保護部材の材質としては、紙、
プラスチックなどが好んで用いられる。また、保護部材
の厚みは、熱収縮処理の際のインクリボン又はシートへ
の熱の影響という点から、0.1mm以上とすることが
好ましい。
【0019】包装物の形を充分安定に保持するために
は、熱収縮性プラスチックフィルムに長時間熱を当てる
か、あるいは該フィルムを高温下に置くことによって、
フィルムを収縮させなければならないが、その際、高熱
がインクリボン又はシート表面ないし端面に当たると、
インクリボン又はシート表面の1〜3周ぐらいにブロッ
キングが発生したり、インクリボン又はシート端面の一
部又は全体にブロッキングが発生したりすることがあ
る。そこで、前記の円盤状保護部材の外径を前記巻体の
外径よりも大きいものとし、加熱された熱収縮プラスチ
ックフィルムがインクリボン又はシートに接しないよう
な構成とすることは非常に好ましい(図4参照)。この
ようにすることによって、熱収縮処理によるインクリボ
ン又はシートのブロッキングは完全に防止される。な
お、円盤状保護部材の外径と巻体外径との差は、該保護
部材の端面がインクリボン又はシート巻体の表面から1
mm以上突き出すようにすることが好ましい。
【0020】また、極端に熱のかかる部分は、円盤状保
護部材と同じ材質の部材を、インクリボン又はシート巻
体の表面を覆うような形でおき、円盤状保護部材と一体
的にした構成のものとして、収縮包装処理することが好
ましい。(図5参照:図中5′は一体化保護部材を示
す。)
【0021】
【実施例】以下、本発明を下記の実施例によって更に具
体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。
【0022】実施例1 熱転写インクリボン(リコー社製 B110A−E:コ
ア90mm、リボン幅48mm、長さ320m、取り付
け用コア有)を、ポリオレフィン多層熱収縮性フィルム
(グレース社製、厚さ32μm)のシート〔引張強度1
200kg/cm2、酸素透過度20cc/cm2(25
℃、1時間)〕を折りまげて両側をヒートシールしたも
のの中に入れ、真空ポンプで減圧(700mmHg)し
た後、ヒートシールして、本発明の包装物を得た。得ら
れた包装形態(表面フィルムのずれ力2kg/cm2
で振動テスト(10kHz、1G、24時間)を行なっ
たところ、リボンの形は崩れなかった。
【0023】実施例2 包装用フィルムとして、ポリオレフィン多層熱収縮性フ
ィルム(グレース社製、厚さ25μm)のシート〔引張
強度700kg/cm2、酸素透過度1cc/cm2(2
5℃、1時間)〕を使用したこと以外は、実施例1と同
様にして、本発明の包装物を得た。得られた包装形態
(表面フィルムのずれ力3kg/cm2)で振動テスト
を行なったところ、リボンの形は崩れなかった。また、
この包装物は、1年間保存後も真空が維持されていた。
【0024】実施例3 実施例1で使用したと同じ熱転写インクリボンのコアに
0.1Rのエッジを加工した後、実施例1と同様にして
本発明の包装物を得た。上記のエッジ加工により包装フ
ィルムのピンホールが全く無くなり、真空包装の不良率
が0%となった。(なお、真空包装の不良率は、実施例
1では10〜20%、また実施例2では5〜15%であ
った。)
【0025】実施例4 実施例1で使用したと同じ熱転写インクリボンのコア
に、コアの端面の外径より大きいエッジのまるみのある
キャップを取り付けた後(図2参照)、実施例1と同じ
ポリオレフィン多層熱収縮性フィルムを用いて、真空包
装を行なったところ、コアの中空のフィルムの伸びをコ
ントロールせずに減圧しても、安定した真空包装リボン
が得られらた。なお、コアのキャップとしては、コアの
中空内のエアが抜けるように、1mm位の穴があいてい
るものも使用したが、支障はなかった。
【0026】実施例5 実施例1で使用したと同じ熱転写インクリボンのリボン
端面に厚み0.5mmの厚紙をセットし、ポリオレフィ
ン多層熱収縮性フィルム(グレース社製、厚さ25μ
m)をリボンの周りにヒートシールして包んだ後、温度
170℃、2秒間程度でフィルムを熱収縮させて(図3
参照)、本発明の包装物を得た。得られた包装物を振動
テスト(2G)に供したところ、リボンの形は崩れなか
った。
【0027】実施例6 実施例5において、リボン端面にセットする厚紙(端面
カバー)として、リボン円周より1mm露出するもの
(図4参照)を用い、且つ熱収縮を180℃、1秒間行
なったこと以外は、実施例1と同様にして本発明の包装
物を得た。得られた包装物を振動テスト(3G)に供し
たところ、リボンの形は崩れなかった。上記の端面カバ
ーを用いたことにより、リボンをどの方向に置いても熱
源に接する不安がなくなり、またクッション効果も発生
した。
【0028】実施例7 実施例6において、端面カバーとして両端の端面カバー
の一部がつながった構造のものを用いた以外は、実施例
6と同様にして本発明の包装物を得、且つ振動テストを
行なったところ、実施例6と同様の結果が得られた。
【0029】
【発明の効果】請求項1の熱転写インクリボン又はシー
ト巻体の包装物は、プラスチックフィルム包装体により
固定してなるという構成としたことから、リボン又はシ
ートとコアからなる形態でありながら、巻きずれが防止
され、円筒形状が安定に保持されるものとなり、しかも
自動化ラインによる製造が簡単に可能なものなので、生
産上も有利となる。もちろん、プラスチックフィルムと
して透明なものを使用した場合には、商品の外観がみら
れるという利点がある。
【0030】請求項2の熱転写インクリボン又はシート
巻体の包装物は、プラスチックフィルム包装体の真空包
装により固定してなるという構成としたことから、気密
性が良いため湿度の影響を受けないという効果が加わ
る。
【0031】請求項3の熱転写インクリボン又はシート
巻体の包装物は、引張強度400kg/cm2以上のプ
ラスチックフィルムを使用するという構成としたことか
ら、フィルムの破断が発生しにくくなり、真空維持力が
向上するという効果が加わる。
【0032】請求項4の熱転写インクリボン又はシート
巻体の包装物は、25℃、1時間での酸素透過度が20
cc/cm2以下であるプラスチックフィルムを使用す
るという構成としたことから、安定して1年以上真空が
維持され、ずれ防止が保証されるという効果が加わる。
【0033】請求項5の熱転写インクリボン又はシート
巻体の包装物は、包装物の表面のフィルムのずれ力が1
kg/cm2以上であるという構成としたことから、熱
転写インクリボン又はシート巻体の巻きずれ防止能が更
に向上するという効果が加わる。
【0034】請求項6の熱転写インクリボン又はシート
巻体の包装物は、熱収縮性プラスチックフィルム包装体
により固定してなるという構成としたことから、経時に
よるフィルムの包装形態変化がないという効果が加わ
る。
【0035】請求項7の熱転写インクリボン又はシート
巻体の包装物は、巻体の端面の中心に巻芯外径の穴を有
する円盤状保護部材を当接してなるという構成としたこ
とから、どのような形状の巻体に対しても対応できると
いう効果が加わる。
【0036】請求項8の熱転写インクリボン又はシート
巻体の包装物は、円盤状保護部材の外径が前記巻体の外
径より大きいという構成としたことから、熱収縮処理に
よるインクリボン又はシートのブロッキングが完全に防
止されるという効果が加わる上に、空間が生じるため緩
衝材の効果も生じる。
【0037】請求項9の熱転写インクリボン又はシート
巻体の包装物は、巻芯の端部が0.1R以上の曲率半径
を有するという構成にしたことから、真空維持能力ない
し包装形態維持能力が更に向上するという効果が加わ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の真空包装により固定された包
装物の包装前の状態を、また(b)は同包装物の包装後
の状態を、それぞれ示す斜視図である。
【図2】本発明包装物において、円筒状芯材に対してキ
ャップ又は緩衝材で端部をカバーする構成を示す模式部
分断面図である。
【図3】(a)はインクリボン又はシートの巻体の端面
の中心に、巻芯外径の穴を有する円盤状保護部材を当接
させてから熱収縮性プラスチックフィルムで包み、収縮
包装して得られた本発明包装物の模式断面の正面図であ
り、また(b)は同包装物の模式断面の側面図である。
【図4】円盤状保護部材の外径を巻体の外径よりも大き
いものとしたときの、収縮包装して得られた本発明包装
物の模式断面の正面図である。
【図5】円盤状保護部材の外径を巻体の外径よりも大き
いものとし、しかも円盤状保護部材と同じ材質の部材
を、インクリボン巻体の表面を覆うような形でおき、円
盤状保護部材と一体的にした構成のものとしたときの、
収縮包装して得られた本発明包装物の模式断面の正面図
である。
【図6】熱転写インクリボンと円筒状芯材からなる従来
品の斜視図である。
【図7】上記従来品において、リボンの巻きずれが生じ
た場合の斜視図である。
【符号の説明】
1 円筒状芯材 1′ 取り付け用円筒状芯材 2 熱転写インクリボン 3 包装用プラスチックフィルム 3′ 包装用熱収縮性プラスチックフィルム 4 キャップ又は緩衝材 5 円盤状保護部材 5′ 2個の円盤状保護部材の一部が連結されている保
護部材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻芯を有する熱転写インクリボン又はシ
    ートの巻体を、プラスチックフィルム包装体により固定
    してなることを特徴とする熱転写インクリボン又はシー
    ト巻体の包装物。
  2. 【請求項2】 巻芯を有する熱転写インクリボン又はシ
    ートの巻体を、プラスチックフィルム包装体の真空包装
    により固定してなることを特徴とする熱転写インクリボ
    ン又はシート巻体の包装物。
  3. 【請求項3】 前記プラスチックフィルムの引張強度が
    400kg/cm2以上である請求項2記載の熱転写イ
    ンクリボン又はシート巻体の包装物。
  4. 【請求項4】 前記プラスチックフィルムの25℃、1
    時間での酸素透過度が20cc/cm2以下である請求
    項2記載の熱転写インクリボン又はシート巻体の包装
    物。
  5. 【請求項5】 前記包装物の表面のフィルムのずれ力が
    1kg/cm2以上である請求項3又は4記載の熱転写
    インクリボン又はシート巻体の包装物。
  6. 【請求項6】 巻芯を有する熱転写インクリボン又はシ
    ートの巻体を、熱収縮性プラスチックフィルム包装体に
    より固定してなることを特徴とする熱転写インクリボン
    又はシート巻体の包装物。
  7. 【請求項7】 前記巻体の端面の中心に巻芯外径の穴を
    有する円盤状保護部材を当接してなることを特徴とする
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の熱転写インクリボ
    ン又はシート巻体の包装物。
  8. 【請求項8】 前記円盤状保護部材の外径が前記巻体の
    外径より大きいことを特徴とする請求項7記載の熱転写
    インクリボン又はシート巻体の包装物。
  9. 【請求項9】 前記巻芯の端部が0.1R以上の曲率
    半径を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか
    1項に記載の熱転写インクリボン又はシート巻体の包装
    物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007132711A1 (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Miraial Co., Ltd. 薄板収納容器用トップフランジ保護カバー及びこれを備えた薄板収納容器
JP2010163184A (ja) * 2009-01-14 2010-07-29 Furukawa Electric Co Ltd:The ウエハ加工用テープのロール体の包装方法
JP2016196323A (ja) * 2015-04-06 2016-11-24 大日本印刷株式会社 電池用包材のフィルムロール梱包体

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