JPH0133495Y2 - - Google Patents

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JPH0133495Y2
JPH0133495Y2 JP7707978U JP7707978U JPH0133495Y2 JP H0133495 Y2 JPH0133495 Y2 JP H0133495Y2 JP 7707978 U JP7707978 U JP 7707978U JP 7707978 U JP7707978 U JP 7707978U JP H0133495 Y2 JPH0133495 Y2 JP H0133495Y2
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JP
Japan
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film
pressure
sensitive copying
copying paper
paper roll
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JP7707978U
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JPS54179201U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (A) 産業上の利用分野 本考案は感圧複写紙巻取包装体に関するもので
ある。更に詳細には防湿及び外圧に対してすぐれ
た保護作用を有し、且つ運搬その他の取扱い上に
もすぐれた作業性を有する感圧複写紙巻取包装体
に関するものである。
(B) 従来の技術 感圧複写紙は原紙の片面に無色油溶性ロイコ染
料を溶解した油滴を内包するマイクロカプセルを
塗布したいわゆる上用紙と、原紙の片面にはロイ
コ染料と接触して発色する顕色剤を塗布し、反対
面には前記マイクロカプセルを塗布したいわゆる
中用紙と、原紙の片面に前記顕色剤を塗布したい
わゆる下用紙を組み合せて使用されるのが一般的
である。
最近感圧複写紙の種々の用途が開拓され、連続
伝票のように特に精密な方法及び印刷精度を必要
とするので感圧複写紙が巻取の形態で使用される
場合が多い。感圧複写紙の場合一般の紙とは異な
り、圧力により、カプセルがこわれ発色するた
め、外圧に対する保護が大切なことはいうまでも
ないが、前記精度を必要とする印刷物に対しては
湿度の変化による影響を巻取がうけないように
数々の工夫が行われている。
このような例としては例えば特開昭52−128795
に記載のあるごとく感圧複写紙を巻芯に巻取り、
感圧紙巻取全体を防湿フイルムで包装し、胴面を
発泡シート及び段ボールで包装し、両コバ面には
円型の当板を当て、その中央部よりつば部のある
止め金具を紙管と連結するように挿入し、更に全
体を1枚の熱収縮フイルムをかけ、加熱処理、収
縮包装した感圧紙巻取包装体が知られている。
(C) 考案が解決しようとする課題 しかし、特開昭52−128795号公報の感圧複写紙
巻取包装体は、止め金具のつば部がとび出してい
るため、運搬あるいは保管する場合に、コバ面を
上下にして数段積み重ねようとすると安定性が悪
く、取扱いに不便で危険であり、さらに1枚の熱
収縮フイルムをかけ加熱処理・収縮包装する場合
に、熱収縮したフイルムのコバ部端面の処理に非
常に手数がかかり、包装時間が長くなるという欠
点を有しており、従来技術による感圧複写紙巻取
は、防湿及び外圧に対する保護作用は満足して
も、運搬その他の取扱い上での作業性で満足すべ
きものではない。
本考案は防湿及び外圧に対して優れた保護作用
を有し、且つ運搬その他の取扱い上優れた作業性
を有する感圧複写紙巻取包装体を提供するもので
ある。
(D) 課題を解決するための手段 本考案の図面に基づいて説明すると、第1図は
本考案の感圧複写紙巻取包装体を示す断面図であ
り、第2図は感圧複写紙巻取包装体の胴面および
コバ面のフイルム融着部を表わす外観見取図であ
る。
本考案は感圧複写紙巻取2が、その胴面上にお
いて内側から外側へ順に防湿フイルムを含む予備
包装材3、該巻取2幅より広い1軸収縮フイルム
4で巻被され、更に両コバ面に丸型当板6を内側
に、コバ面方向にはみ出た該1軸収縮フイルム4
を外側に配したコバ当てフイルム5で覆われてお
り、該1軸フイルム4及び該コバ当てフイルム5
は熱処理によつて全体が収縮密着したフイルムと
して保持され、且つ該1軸収縮フイルム4の端末
部と該1軸収縮フイルム面と合せ目及び該1軸収
縮フイルム4の端末部とコバ当てフイルム5面と
の合せ目がフイルム融着部7として保持されてい
ることを特徴とする感圧複写紙巻取包装体であ
る。
(E) 実施例 本考案の感圧複写紙包装体における感圧複写紙
巻取2は巻芯1に円筒状に連続した感圧複写紙が
巻き取られたもので、該感圧複写紙巻取2は予備
包装材3で巻被されている。
予備包装材3は防湿フイルムを必ず含み、防湿
フイルムからなる場合、又は防湿フイルム並びに
発泡合成樹脂シート及び段ボール等の衝撃防止胴
巻包装材からなる場合がある。
即ち、感圧複写紙巻取2がマイクロカプセルを
含まない下用紙の場合には、予備包装材3は直
接、少なくとも感圧複写紙巻取幅の防湿フイルム
で巻被され、衝撃防止胴巻包装材は省略されるこ
とが多いが、衝撃防止が特に必要とされるときに
はマイクロカプセルを含む上用紙及び中用紙等と
同様に扱われる。
又、感圧複写紙巻取2がマイクロカプセルを含
む上用紙、中用紙等の場合には、予備包装材3は
防湿フイルム及び衝撃防止胴巻包装材を必須と
し、該感圧複写紙巻取2は直接、少なくとも感圧
複写紙巻取幅の防湿フイルムで巻被され、更に、
その防止フイルム上が該感圧複写紙巻取幅に見合
つた発泡合成シート及び段ボール等の衝撃防止胴
巻包装材3で通常数回巻かれている。
予備包装された感圧複写紙巻取2は、その胴面
上で該巻取2幅より幅広の1軸収縮フイルム4に
よつて収縮が巻取の円周方向になるように巻被さ
れており、巻取の両コバ面は丸型当板6を内側
に、コバ面方向にはみ出た該1軸収縮フイルム4
を外側に配したコバ当てフイルム5で覆われてい
る。この場合コバ当てフイルム5と丸型当板6は
予め接着剤等で貼りつけたものを使用する方が作
業し易いが、単にコバ当てフイルムと丸型当板を
重ねたものでもよい。
本考案の感圧複写紙巻取包装体は、取扱い上被
覆フイルムにゆるみがなく、且つ防湿上包装体内
部へ外気が侵入しないようにする必要があり、そ
のために感圧複写紙巻取2の胴面上及びコバ面を
覆つているフイルムが完全に密着し、且つ密閉さ
れねばならない。
従つて、胴面上及びコバ面のフイルム全体がバ
ーナー等の加熱処理によつて包装体に収縮密着し
たフイルムとして保持され、且つ1軸収縮フイル
ム4の端末部と該1軸収縮フイルム面との合せ目
及び1軸収縮フイルム4の端末部とコバ当てフイ
ルム5面との合せ目がフイルム融着部7として保
持されねばならない。
本考案の包装された感圧複写紙巻取の胴面最外
部に使用するフイルムは塩化ビニル、ポリエチレ
ン等の中でも1軸収縮フイルムであることが必須
の要件である。2軸収縮フイルムでは感圧複写紙
巻取の円周方向と直角方向も収縮するため、熱処
理により収縮させた場合、包装が不完全になり易
いのに対し、1軸収縮フイルムでは、幅方向の収
縮が殆んどないので包装が完全となる。
予備包装用の防湿フイルム及びコバ当てフイル
ムは特に限定する必要はない。
コバ面に当てる丸型当板は感圧複写紙巻取を外
圧より保護する必要上、木製のフアイバーボード
や、パーチクルボード、合板などが用いられる
が、金属製やプラスチツク製でもよい。
(F) 考案の効果 本考案になる感圧複写紙巻取包装体は完全に密
閉されているので、運搬その他の取扱い中にも防
湿化され、又コバ面は固い板で覆われ、優れた保
護作用を有し、かつその面は平面であるので、コ
バ面を上下にして安定して数段密接して積重ねる
ことができるので、運搬その他の取扱上優れた作
業性があり、包装する作業も短時間で行うことが
できるという効果を有している。更に包装体のコ
バ面の角の部分は包装フイルムが二重となるため
荷扱いのときの角のフイルムがやぶれる確率も少
ないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による感圧複写紙巻取包装体を
表わす断面図であり、第2図は本考案による感圧
複写紙巻取包装体の胴面およびコバ面のフイルム
の融着状態を表わす外観見取図である。 1……巻芯、2……感圧複写紙巻取、3……予
備包装材、4……1軸収縮フイルム、5……コバ
当てフイルム、6……丸型当板、7……フイルム
融着部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 感圧複写紙巻取2が、その胴面上において内
    側から外側へ順に防湿フイルムを含む予備包装
    材3、該巻取2幅より広い1軸収縮フイルム4
    で巻被され、更に両コバ面において丸型当板6
    を内側に、コバ面方向にはみ出た該1軸収縮フ
    イルム4を外側に配したコバ当てフイルム5で
    覆われており、該1軸フイルム4及び該コバ当
    てフイルム5は熱処理によつて全体が収縮密着
    したフイルムとして保持され、且つ該1軸収縮
    フイルム4の端末部と該1軸収縮フイルム面と
    合せ目及び該1軸収縮フイルム4の端末部とコ
    バ当てフイルム5面との合せ目がフイルム融着
    部7として保持されていることを特徴とする包
    装された感圧複写紙巻取包装体。 2 予備包装材3が防湿フイルム及び衝撃防止胴
    巻包装材からなる請求項1記載の感圧複写紙巻
    取包装体。
JP7707978U 1978-06-06 1978-06-06 Expired JPH0133495Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7707978U JPH0133495Y2 (ja) 1978-06-06 1978-06-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7707978U JPH0133495Y2 (ja) 1978-06-06 1978-06-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54179201U JPS54179201U (ja) 1979-12-18
JPH0133495Y2 true JPH0133495Y2 (ja) 1989-10-11

Family

ID=28992951

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7707978U Expired JPH0133495Y2 (ja) 1978-06-06 1978-06-06

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JPS54179201U (ja) 1979-12-18

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