JP3416029B2 - 熱収縮性フィルム材およびその製造方法 - Google Patents

熱収縮性フィルム材およびその製造方法

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JP3416029B2 JP23542297A JP23542297A JP3416029B2 JP 3416029 B2 JP3416029 B2 JP 3416029B2 JP 23542297 A JP23542297 A JP 23542297A JP 23542297 A JP23542297 A JP 23542297A JP 3416029 B2 JP3416029 B2 JP 3416029B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、熱収縮性フィル
ム材およびその製造方法に関し、特にたとえば容器の外
周面を囲繞し、熱収縮性フィルム材を熱収縮させて被覆
する包装材であって、バーコードや印刷部分等比較的平
坦な面を形成しなければならない包装材として用いて好
適な熱収縮性フィルム材およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック製容器の開口部をプラスチ
ック製蓋材で覆う構造の容器において、蓋材が運搬中あ
るいは店頭に展示中において不用意に開かないように、
熱収縮性フィルム材で熱収縮することによりその周囲を
覆うように形成した包装材がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の熱収
縮性フィルム材をもって容器を覆った場合、熱収縮性フ
ィルム材が容器の形状にしたがって熱収縮しても、本来
平面状を呈するようにしたい部分、たとえば印刷された
バーコード等をスキャナーでもってスキャンしなければ
ならない部分はスキャナーによるスキャンに適する平面
を形成するようにしなければならない。ところが、通常
の方法をもって加熱すれば目的とする平面を得ることが
できないので、たとえばバーコード印刷部分等の平面部
分を確保するためにその部分をベルト等の被覆部材で押
さえ且つ覆い、熱風をもって熱収縮性フィルム材を収縮
させるときに、その熱風が直接熱収縮性フィルムに当た
らないようにすることにより、平面部分を確保するよう
にしている。そのためには、熱収縮をさせるための熱風
が吹き出すトンネルを有する包材加工装置において、特
殊な平面部分は熱風が当たらないようにするために、た
とえばベルト等の被覆材をもって熱収縮性フィルム材を
押さえる構造の包装装置を備える必要性がある。ところ
が、このような包装装置はその価格が高く、容器の包装
を必要とするような場所にすべて設置することができ
ず、1箇所にて包装をし包装後目的地に運搬をするとい
ったことが必要となる。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、包
装装置に特殊な被覆材を備えた熱収縮用トンネルを有す
るものではなく、汎用的な熱収縮性フィルムをもって包
装する包装装置により、熱収縮性フィルム材の構造によ
って平面部分などの熱収縮をしないかあるいは比較的熱
収縮をしないようにすることができる構造の熱収縮性フ
ィルム材およびその製造方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の熱収縮性フィ
ルム材は、熱収縮性フィルム、帯状に形成され、熱収
縮性フィルムの巾方向においてその両端にわたって、表
面および/または裏面に、間隔をおいて形成された2条
の接着剤層に跨って、熱収縮性フィルムの収縮温度にお
いては変形しない材質で形成され且つ熱収縮性フィルム
と略同一のの熱収縮性フィルムより小さな面積を有す
る付加片が接着され無端環状に形成された、熱収縮性フ
ィルム材である。請求項2の熱収縮性フィルム材は、熱
収縮性フィルムの表面および/または裏面に形成された
一方の接着剤層にて付加片の一方の接着端縁と接着され
且つ他方の接着剤層にて付加片の他方の接着端縁と接着
されるとともに、さらに、熱収縮性フィルム材は、熱
縮性フィルムの一方の連結端および熱収縮性フィルムの
もう一方の連結端において連結接着剤層をもって接着さ
れ、付加片が跨って接着された2条の接着剤層間の熱収
縮フィルムの熱収縮が、付加片によって抑制された、請
求項1に記載の熱収縮性フィルム材である。請求項3の
熱収縮性フィルム材は、1対の熱収縮性フィルムのうち
一方の熱収縮性フィルムの一端においてその巾方向に形
成された接着剤層にて付加片の一方の接着端縁と接着さ
れ、もう一方の熱収縮性フィルムの一端においてその巾
方向に形成された接着剤層にて付加片の他方の接着端縁
と接着されるとともに、さらに、熱収縮性フィルム材
は、一方の熱収縮性フィルムの連結端およびもう一方の
熱収縮性フィルムの連結端において連結接着剤層をもっ
て接着されてなる、請求項1に記載の熱収縮性フィルム
材である。請求項4の熱収縮性フィルム材は、1枚の熱
収縮性フィルムは、その一方端縁を一方の接着端縁と
し、その他方の端縁を他方の接着端縁とし、両接着端縁
においてその巾方向に接着剤層が形成されるとともに、
付加片の一方端縁を接着端縁として熱収縮性フィルム
の一方の接着端縁の接着剤層でもって接着され且つ付加
の他方の端縁を接着端縁として熱収縮性フィルムの他
方の接着端縁の接着剤層をもって接着されてなる、請求
項1に記載の熱収縮性フィルム材である。請求項5の熱
収縮性フィルム材は、接着剤層は、粘着剤で形成され
た、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の熱収縮
性フィルム材である。請求項6の熱収縮性フィルム材
は、ポリエチレンまたはポリプロピレンに炭酸カルシウ
ムを加えてフィルムまたはシート状に形成してなる合成
樹脂片で付加片が形成された、請求項1ないし請求項5
のいずれかに記載の熱収縮性フィルム材である。請求項
7の熱収縮性フィルム材の製造方法は、長尺状熱収縮性
フィルムの表面および/または裏面の一部に、粘着剤層
を形成する工程と、熱収縮性フィルムの表面および/ま
たは裏面の粘着剤層側面に、長尺状付加材を重ね、粘着
剤層にて熱収縮性フィルムに接着する工程と、長尺状熱
収縮性フィルムの両端を重ね、連結して無端環状に形成
する工程と、熱収縮性フィルムを長尺状付加材とともに
切断して適宜な大きさに成形する工程とを含む、熱収縮
性フィルム材の製造方法である。請求項8の熱収縮性フ
ィルム材の製造方法は、粘着剤層を形成する工程は、
尺状熱収縮性フィルムの表面および/または裏面の一部
、長尺状熱収縮性フィルムの長手方向に、長尺剥離シ
ートの表面に粘着剤層が形成された粘着剤テープの粘着
剤層面を重ね合わせるとともに、前記剥離シートを剥離
し且つ粘着剤層を熱収縮性フィルムに転移させることか
らなる、請求項7に記載の熱収縮性フィルム材の製造方
法である。請求項の熱収縮性フィルム材の製造方法
は、無端環状の熱収縮性フィルムの長手方向と交叉する
方向において、長尺状熱収縮性フィルムとともに長尺状
付加材を切断して、無端環状の熱収縮性フィルム材を形
成し且つその切断してなる切断部とそれに続く切断部
わたって付加片を形成する工程を含む、請求項7または
請求項8に記載の熱収縮性フィルム材の製造方法であ
る。請求項1の熱収縮性フィルム材の製造方法は、長
尺状熱収縮性フィルムの表面および/または裏面に、間
隔をおいて長手方向に沿って2条の接着剤層を形成する
工程と、熱収縮性フィルムの表面および/または裏面の
2条の接着剤層間に跨り、熱収縮性フィルムの長手方向
に沿って、熱収縮性フィルムの収縮温度においては変形
しない材質で形成され且つ一定の面積を有する長尺状付
加材を重ね、熱収縮性フィルムに接着剤層にて長尺状付
加材を接着するとともに環状にする工程と、長尺状熱収
縮性フィルムを巾方向において長尺状付加材とともに切
断して、熱収縮性フィルムを適宜な大きさに成形すると
ともに、付加材を切断後の熱収縮性フィルムの巾と略同
一の巾に成形する工程とを含む、熱収縮性フィルム材の
製造方法である。請求項1の熱収縮性フィルム材の製
造方法は、長尺状熱収縮性フィルムの表面および/また
は裏面に、間隔をおいて長手方向に沿って2条の接着剤
層を形成する工程と、熱収縮性フィルムの表面および/
または裏面の2条の接着剤層間に跨り、熱収縮性フィル
ムの長手方向に沿って、熱収縮性フィルムの収縮温度に
おいては変形しない材質で形成され且つ一定の面積を有
する長尺状付加材を重ね、熱収縮性フィルムに接着剤層
にて長尺状付加材を接着する工程と、長尺状付加材が接
着された長尺状熱収縮フィルムの巾方向両側の端部を連
結して長尺状熱収縮フィルムを環状に形成する工程と、
長尺状熱収縮性フィルムを巾方向において長尺状付加材
とともに切断して、熱収縮性フィルムを適宜な大きさに
成形するとともに、付加材を切断後の熱収縮性フィルム
の巾と略同一の巾に成形する工程とを含む、請求項1
に記載の熱収縮性フィルム材の製造方法である。
【0006】
【作用】請求項1ないし請求項4の発明によれば、付
片は、熱収縮性フィルムの収縮温度においては変形しな
い材質で一定の面積を有するため、熱収縮性フィルムを
加熱してもその一部に形成された付加片が収縮しない。
特に、帯状で無端環状に形成された熱収縮性フィルム
を、たとえば容器等に嵌め囲繞して熱収縮させても、そ
の付加片の存在によって熱収縮性フィルムは巾方向にお
いてその両端にわたって熱収縮が規制される。 そして、
熱収縮性フィルムの表面および/または裏面に形成され
た接着剤層によって、付加片が熱収縮性フィルムの表面
および/または裏面の一部に接着される。 請求項6の発
明によれば、熱収縮性フィルムに形成された合成紙によ
付加片は、熱収縮性フィルムの加熱によって収縮する
時においても熱収縮しない。
【0007】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、容器の包装材用熱収縮性
フィルム材の斜視図である。図2は、図1図示形態のX
−X断面図である。図3は、図1図示形態の製造方法の
一例を示す図解図である。図4は、熱収縮性フィルムを
連結する方法を示す図解図である。図5は、熱収縮性フ
ィルムを切断して成形する方法を示す図解図である。
【0009】この熱収縮性フィルム材10は、長尺帯状
の熱収縮性フィルム12を無端環状に連結してなり、熱
収縮性フィルム12で容器の周囲を囲繞して熱収縮さ
せ、包装する包装材に適するものである。熱収縮性フィ
ルム12の表面には適宜な印刷その他バーコード印刷部
分が形成され、その裏面には、熱収縮性フィルム12の
巾方向に適宜な間隔をおいて平行な2条の帯状の粘着剤
が積層されてなる接着剤層14が形成され、且つ熱収縮
性フィルム12の接着剤層14側面すなわち裏面には、
前記熱収縮性フィルム12を熱収縮させる温度、たとえ
ば100℃前後で熱収縮させても収縮しない材質で一定
の面積を有するもの、この例では方形の付加片16が前
記接着剤層14の粘着力で接着されている。
【0010】熱収縮性フィルム12は、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン、ポリエステル等の厚さ30〜60μ
の熱収縮性合成樹脂フィルムをもって形成され、全体
は適宜な巾を有する帯状で、その長手方向における一方
の熱収縮性フィルムの連結端18aともう一方の熱収縮
性フィルムの連結端18bとが連結接着剤層20を挟ん
で重ね合わされ、連結接着剤層20の接着力で接着して
無端環状に連結されている。特に、ポリ塩化ビニルから
なる熱収縮性フィルム12は60℃前後から熱収縮す
る。
【0011】付加片16は、熱収縮性フィルム12の巾
方向においてその両端にわたって且つ熱収縮性フィルム
12の長手方向における一部において形成され、前記熱
収縮性フィルム12の収縮温度、この形態においては約
100℃前後において収縮変形しない材質、たとえばポ
リエチレンまたはポリプロピレンに炭酸カルシウム等の
添加物を加えた厚さ50〜130μのフィルム〔たとえ
ば王子油化株式会社のユポ(登録商標)〕をもって形成
されている。このポリプロピレンに炭酸カルシウムを添
加したフィルム/シートの場合、170℃〜180℃で
熱収縮する。このように熱収縮性フィルム12と付加片
16を構成するフィルムとは組成の違いにより、熱収縮
率が異なるために、前記したように作用するが、付加片
16の厚さを熱収縮性フィルム12と比較して相当厚く
することにより、熱収縮性フィルム12が熱収縮しても
付加片16が加熱時にも収縮しないようにしてもよい。
【0012】引き続き、この熱収縮性フィルム材10の
製造方法の一例について説明する。まず、塩化ビニル、
ポリスチレンまたはポリエステルフィルムからなる長尺
状熱収縮性フィルム原材112をロール状に巻き重ねら
れたものを準備し、ロール状に巻き重ねられた熱収縮性
フィルム原材112を巻き戻し、ほぼ水平に拡げて送り
熱収縮性フィルム原材112の表面に、接着剤層14を
形成する工程に送り込む。
【0013】接着剤層14を形成するために、長尺剥離
シート(剥離紙)122を構成する基材130の両面に
形成された剥離剤層124および132のうち裏面の剥
離剤層124の表面に粘着剤を塗布してなる粘着剤層1
26が形成された長尺粘着剤テープ128を準備する。
接着剤層14の形成工程に送られた熱収縮性フィルム原
材112の表面に2条の接着剤層14を形成すべく、前
記2個の長尺粘着剤テープ128の粘着剤層126面を
重ね合わせるとともに、前記熱収縮性フィルム原材11
2の長手方向に沿って順次熱収縮性フィルム原材112
を前方に送る。そして、長尺粘着剤テープ128を構成
する剥離シート122の粘着剤層126の表面とは反対
側である基材130の表面側に形成された剥離剤層13
2側からローラ134で粘着剤層126を熱収縮性フィ
ルム原材112表面に押さえ付けながら移送し、剥離シ
ート122を粘着剤層126面より引き剥がせば、粘着
剤層126のみが熱収縮性フィルム原材112の表面に
転移する。さらに、粘着剤層126が転移された熱収縮
性フィルム原材112は、さらに前方に送られ、付加材
接着工程に移送される。
【0014】付加材接着工程においては、付加片16の
基となる付加材116が熱収縮性フィルム原材112に
重ね合わされ、粘着剤層126の粘着力によって熱収縮
性フィルム原材112の表面に接着する。この付加材1
16は、熱収縮性フィルム原材112より巾狭のポリエ
チレンまたはポリプロピレンに炭酸カルシウム等の添加
物を加えた厚さ50〜130μのフィルムをもって形成
され、後述するように熱収縮性フィルム連結端18aお
よび18bとの間に付加材116の長手端縁との間に適
宜な間隔が開けられるように形成されている。この付加
材116も長尺帯状に形成され、一旦ロール状に巻き重
ねられているが、適宜巻き戻され熱収縮性フィルム原材
112の表面に送られ、ローラ136をもって熱収縮性
フィルム原材112側表面に押圧され、粘着剤層126
の粘着力をもって熱収縮性フィルム原材112と積層接
着される。
【0015】次に、付加材116が積層接着された熱収
縮性フィルム原材112は、図4に示すセンターシール
工程に送られる。このセンターシール工程は、熱収縮性
フィルム連結端18aとなる熱収縮性フィルム原材11
2の長手連結端118aと熱収縮性フィルム連結端18
bとなる長手連結端118bとを連結接着剤層20で接
着する工程であるが、後に連結接着剤層20を構成する
連結接着剤120をタンクに貯め、タンクからそれを適
量送って熱収縮性フィルム原材112の長手連結端11
8aあるいは長手連結端118bに適宜なにて帯状に
あるいは適宜な間隔をあけた点状に塗布し、さらに熱収
縮性フィルム原材112の長手連結端118aと長手連
結端118bとを重ね合わせその間に介在する連結接着
剤120の接着力でもって熱収縮性フィルム原材112
の長手連結端118aと長手連結端118bとを接着連
結するものである。このようにセンターシール工程によ
って熱収縮性フィルム原材112が、熱収縮性フィルム
連結端18aおよび熱収縮性フィルム連結端18bとな
る長手連結端118aと長手連結端118bとが重ね合
わされ、連結接着剤120によって接着され無端環状に
形成された後、図5において示す切断工程に送られる。
【0016】切断工程においては、熱収縮性フィルム原
材112の巾方向において、長手連結端118aおよび
118bと直交するように切断部138aそしてそれに
続く切断部138bで熱収縮性フィルム原材112およ
び付加材116を同時に切断する。このように、切断部
138aそしてそれに続く切断部138bで熱収縮性フ
ィルム原材112を切断すれば、無端環状の熱収縮性フ
ィルム12が形成され、無端環状の熱収縮性フィルム1
2の巾方向においてその両端にわたってすなわち無端環
状の熱収縮性フィルム原材112の切断部138aおよ
び138bにわたって付加片16が付着されてなる熱収
縮性フィルム材10が形成される。
【0017】本件発明は、前記形態に限らず、種々変更
することが可能である。たとえば、図6に示すように変
更してもよい。図6図示熱収縮性フィルム材30は、同
一形状の熱収縮性フィルム32aおよび熱収縮性フィル
ム32bを1対準備し、1対の熱収縮性フィルム32a
および熱収縮性フィルム32bのうち一方の熱収縮性フ
ィルム32aの一端縁が付加片36の接着端縁42aと
接着され、もう一方の熱収縮性フィルム32bの一端縁
が付加片36の接着端縁42bと接着されるとともに、
さらに熱収縮性フィルム32aの連結端38aおよび熱
収縮性フィルム32bの連結端38bにおいて連結接着
剤層40をもって接着されてなる。すなわち、熱収縮性
フィルム32aの連結端38aともう一方の熱収縮性フ
ィルム32bの連結端38bにおいて、連結接着剤層4
0を介在させて連結接着剤層40の接着力で熱収縮性フ
ィルム32aの一方の連結端38aともう一方の熱収縮
性フィルム32bの連結端38bとを連結するととも
に、熱収縮性フィルム32aの他方の端縁すなわち接着
端縁34aと付加片36の一方側縁すなわち接着端縁4
2aを接着剤層44aをもって接着して連結するととも
に、もう一方の熱収縮性フィルム32bの一方端縁すな
わち接着端縁34bと付加片36の他方端縁すなわち接
着端縁42bとを接着剤層44bをもって接着して連結
して、無端環状に形成してなる。
【0018】さらに、図7に示すように変更してもよ
い。図7図示の熱収縮性フィルム材50は、図6図示の
熱収縮性フィルム材30と比して、連結端38aおよび
連結端38bにおける連結接着剤層40をもって接着す
る部位がなく、1枚の熱収縮性フィルム52の一方端縁
を接着端縁62aとし、他方の端縁をもう一方の接着端
縁62bとし、付加片56の一方端縁を接着端縁56a
として接着剤層54aでもって接着するとともに、熱収
縮性フィルム52のもう一方の端縁を接着端縁62bと
し、付加片56のもう一方の端縁を接着端縁56bとし
て接着剤層54bをもって接着して連結し、無端環状に
形成してなる。
【0019】なお、前記した熱収縮性フィルム材10
は、たとえば截頭角錐状発泡ポリウレタンからなる容器
Aの開口部に蓋材Bをもって被蓋し、その容器Aおよび
蓋材Bを覆うように熱収縮性フィルム材10で囲繞し、
たとえば100℃の熱風で加熱することによって熱収縮
性フィルム12を収縮させ、全く印刷が施されていない
容器の外表面に適宜な印刷表面を形成するとともに、蓋
材Bが外れないようにするために用いるが、熱収縮性フ
ィルム12を加熱収縮されても付加片16が形成された
部位は、ほぼ平面を形成するので、たとえば付加片16
が形成された熱収縮性フィルム12の表面にバーコード
を印刷しておけば、スキャナーによってスキャンすると
きに誤読することがなく、また何度もスキャンしなけれ
ばならないといった不便を解消することもできる。
【0020】
【発明の効果】請求項1ないし請求項4の発明によれ
ば、熱収縮性フィルムの表面および/または裏面の一部
に、熱収縮性フィルムの収縮温度においては変形しない
材質で一定の面積を有する付加片が付着して形成されて
いるので、熱収縮性フィルムを加熱して収縮させても、
付加片が付着された部位は収縮せず元の状態を維持し、
たとえば平面を形成したままで一定の状態を維持できる
ので、たとえば平面状態を維持した状態が望ましいバー
コード等を印刷しておけば、スキャナーでスキャンする
ときに誤読がなく、且つ一度では読み取ることができな
いために何度もスキャンしなければならないといった不
便さを解消することができる。そして、付加片と熱収縮
性フィルムとは接着剤層によって接着することによっ
て、熱収縮性フィルムの表面および/または裏面の一部
に付加片を接着することができるので、熱収縮性フィル
ムと付加片とは別の素材すなわち熱収縮性フィルムの収
縮温度においては変形しない材質のものを適宜選択して
接着させることができるので、その選択のが拡がり、
目的とするたとえば包装材としての最適な材質のものを
選択できる。また、熱収縮性フィルム材は帯状で無端環
状に形成されているので、たとえば容器等の被包物に嵌
めることによって被包物を囲繞し、熱収縮性フィルムを
加熱して収縮すれば被包物を囲繞被包することができ
る。また、熱収縮性フィルムの巾方向においてその両端
にわたって付加片が付着して形成されているので、熱収
縮性フィルムの両端において熱収縮性フィルムが収縮し
てたとえば平面状態等の元の状態を維持させたいにもか
かわらず、一部分熱収縮してたとえば平面状態等を維持
できないようになることを防ぐことができる。請求項5
の発明によれば、接着剤層は粘着剤で形成されるので単
に付加片を熱収縮性フィルムの表面および/または裏面
の一部に押し付けるだけで付加片を接着することができ
るので、製造工程の簡素化および低コスト化を図ること
ができる。請求項7および請求項10の発明によれば、
比較的簡単に、熱収縮性フィルムを加熱しても、その一
部分に形成された付加片部分において収縮等の変形をす
ることなく、元の状態を維持した熱収縮性フィルム材を
製造することができる。請求項8の発明によれば、熱収
縮性フィルムを加熱して収縮させても、付加材が接着さ
れた部位において収縮等をすることがない、熱収縮性フ
ィルム材を比較的簡単に製造することができ、特に、長
尺剥離シートの表面に粘着剤層が形成された長尺粘着剤
テープの粘着剤層面を重ね合わせるとともに剥離シート
を剥離し且つ粘着剤層を熱収縮性フィルムに転移させる
ことにより、接着剤層を形成するとともに長尺状熱収縮
性フィルムの表面および/または裏面の一部に熱収縮性
フィルムの長手方向に沿って長尺状付加材を重ね接着さ
せることを容易に行うことができる。請求項の発明に
よれば、熱収縮性フィルム全体が熱収縮して、たとえば
平面状態等を維持できないようになることを防ぐことが
できる熱収縮性フィルム材を簡単に製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】容器の包装材用熱収縮性フィルム材の斜視図で
ある。
【図2】図1図示形態のX−X断面図である。
【図3】図1図示形態の製造方法の一例を示す図解図で
ある。
【図4】熱収縮性フィルムを連結する方法を示す図解図
である。
【図5】熱収縮性フィルムを切断して成形する方法を示
す図解図である。
【図6】図1とは別の熱収縮性フィルム材の断面図であ
る。
【図7】図6の熱収縮性フィルム材を変形したものを示
す断面図である。
【符号の説明】
10,30,50 熱収縮性フィルム材 12,32a,32b,52 熱収縮性フィルム 14,44a,44b,54a,54b 接着剤層 16,36,56 付加片 18a,18b 熱収縮性フィルムの連結端 34a,34b,56a,56b 接着端縁 38a,38b 連結端 20,40 連結接着剤層 42a,42b,62a,62b 接着端縁 112 熱収縮性フィルム原材 116 付加材 118a,118b 長手連結端 120 連結接着剤 122 剥離シート 124 剥離剤層 126 粘着剤層 128 長尺粘着剤テープ 130 基材 132 剥離剤層 134 ローラ 136 ローラ 138a,138b 切断部

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱収縮性フィルム、帯状に形成され、
    熱収縮性フィルムの巾方向においてその両端にわたっ
    て、表面および/または裏面に、間隔をおいて形成され
    2条の接着剤層に跨って、前記熱収縮性フィルムの収
    縮温度においては変形しない材質で形成され且つ熱収縮
    性フィルムと略同一のの熱収縮性フィルムより小さな
    面積を有する付加片が接着され無端環状に形成された、
    熱収縮性フィルム材。
  2. 【請求項2】 熱収縮性フィルムの表面および/または
    裏面に形成された一方の接着剤層にて付加片の一方の接
    着端縁と接着され且つ他方の接着剤層にて付加片の他方
    の接着端縁と接着されるとともに、さらに、前記熱収縮
    性フィルム材は、前記熱収縮性フィルムの一方の連結端
    および前記熱収縮性フィルムのもう一方の連結端におい
    て連結接着剤層をもって接着され、前記付加片が跨って
    接着された前記2条の接着剤層間の前記熱収縮フィルム
    の熱収縮が、前記付加片によって抑制された、請求項1
    に記載の熱収縮性フィルム材。
  3. 【請求項3】 1対の熱収縮性フィルムのうち一方の熱
    収縮性フィルムの一端においてその巾方向に形成された
    接着剤層にて付加片の一方の接着端縁と接着され、もう
    一方の熱収縮性フィルムの一端においてその巾方向に形
    成された接着剤層にて付加片の他方の接着端縁と接着さ
    れるとともに、さらに、前記熱収縮性フィルム材は、前
    記一方の熱収縮性フィルムの連結端および前記もう一方
    の熱収縮性フィルムの連結端において連結接着剤層をも
    って接着されてなる、請求項1に記載の熱収縮性フィル
    ム材。
  4. 【請求項4】 1枚の熱収縮性フィルムは、その一方端
    縁を一方の接着端縁とし、その他方の端縁を他方の接着
    端縁とし、前記両接着端縁においてその巾方向に接着剤
    層が形成されるとともに、付加片の一方端縁を接着端
    縁として前記熱収縮性フィルムの一方の接着端縁の接着
    剤層でもって接着され且つ付加片の他方の端縁を接着端
    縁として前記熱収縮性フィルムの他方の接着端縁の接着
    剤層をもって接着されてなる、請求項1に記載の熱収縮
    性フィルム材。
  5. 【請求項5】 接着剤層は、粘着剤で形成された、請求
    項1ないし請求項4のいずれかに記載の熱収縮性フィル
    ム材。
  6. 【請求項6】 ポリエチレンまたはポリプロピレンに炭
    酸カルシウムを加えてフィルムまたはシート状に形成し
    てなる合成樹脂片で付加片が形成された、請求項1ない
    し請求項5のいずれかに記載の熱収縮性フィルム材。
  7. 【請求項7】 長尺状熱収縮性フィルムの表面および/
    または裏面の一部に、粘着剤層を形成する工程と、 熱収縮性フィルムの表面および/または裏面の粘着剤層
    側面に、長尺状付加材を重ね、前記粘着剤層にて熱収縮
    性フィルムに接着する工程と、長尺状熱収縮性フィルムの両端を重ね、連結して無端環
    状に形成する工程と、 前記熱収縮性フィルムを長尺状付加材とともに切断して
    適宜な大きさに成形する工程とを含む、熱収縮性フィル
    ム材の製造方法。
  8. 【請求項8】 粘着剤層を形成する工程は、長尺状熱収
    縮性フィルムの表面および/または裏面の一部、長尺
    状熱収縮性フィルムの長手方向に、長尺剥離シートの表
    面に粘着剤層が形成された粘着剤テープの粘着剤層面を
    重ね合わせるとともに、前記剥離シートを剥離し且つ粘
    着剤層を熱収縮性フィルムに転移させることからなる
    請求項7に記載の熱収縮性フィルム材の製造方法。
  9. 【請求項9】 無端環状の熱収縮性フィルムの長手方向
    と交叉する方向において、長尺状熱収縮性フィルムとと
    もに長尺状付加材を切断して、無端環状の熱収縮性フィ
    ルム材を形成し且つその切断してなる切断部とそれに続
    く切断部にわたって付加片を形成する工程を含む、請求
    項7または請求項8に記載の熱収縮性フィルム材の製造
    方法。
  10. 【請求項10】 長尺状熱収縮性フィルムの表面および
    /または裏面に、間隔をおいて長手方向に沿って2条の
    接着剤層を形成する工程と、 熱収縮性フィルムの表面および/または裏面の2条の接
    着剤層間に跨り、前記熱収縮性フィルムの長手方向に沿
    って、熱収縮性フィルムの収縮温度においては変形しな
    い材質で形成され且つ一定の面積を有する長尺状付加材
    を重ね、熱収縮性フィルムに前記接着剤層にて長尺状付
    加材を接着するとともに環状にする工程と、 前記長尺状熱収縮性フィルムを巾方向において長尺状付
    加材とともに切断して、熱収縮性フィルムを適宜な大き
    さに成形するとともに、付加材を切断後の熱収縮性フィ
    ルムの巾と略同一の巾に成形する工程とを含む、熱収縮
    性フィルム材の製造方法。
  11. 【請求項11】 長尺状熱収縮性フィルムの表面および
    /または裏面に、間隔をおいて長手方向に沿って2条の
    接着剤層を形成する工程と、 熱収縮性フィルムの表面および/または裏面の2条の接
    着剤層間に跨り、前記熱収縮性フィルムの長手方向に沿
    って、熱収縮性フィルムの収縮温度においては変形しな
    い材質で形成され且つ一定の面積を有する長尺状付加材
    を重ね、熱収縮性フィルムに前記接着剤層にて長尺状付
    加材を接着する工程と、 長尺状付加材が接着された前記長尺状熱収縮フィルムの
    巾方向両側の端部を連結して長尺状熱収縮フィルムを環
    状に形成する工程と、 前記長尺状熱収縮性フィルムを巾方向において長尺状付
    加材とともに切断して、熱収縮性フィルムを適宜な大き
    さに成形するとともに、付加材を切断後の熱収縮性フィ
    ルムの巾と略同一の巾に成形する工程とを含む、請求項
    に記載の熱収縮性フィルム材の製造方法。
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