JP2010163184A - ウエハ加工用テープのロール体の包装方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のウエハ加工用テープのロール体の包装方法は、離型フィルムと、前記離型フィルムの表面上に設けられた所定の平面形状を有する接着剤層と、前記接着剤層を覆い、且つ、前記接着剤層の周囲で前記離型フィルムに接触するように設けられた所定の平面形状を有するラベル部、及び、前記ラベル部の外側を囲むように設けられた周辺部を有する粘着フィルムとを含むウエハ加工用テープの中空円筒形状のロール体の包装方法であって、前記ロール体の円形形状の側面より大きな面積を有する2つの板状部材が取り付けられたロール体を包装材により真空包装する工程を含む。
【選択図】図1
Description
離型フィルムと、前記離型フィルムの表面上に設けられた所定の平面形状を有する接着剤層と、前記接着剤層を覆い、且つ、前記接着剤層の周囲で前記離型フィルムに接触するように設けられた所定の平面形状を有するラベル部、及び、前記ラベル部の外側を囲むように設けられた周辺部を有する粘着フィルムとを含むウエハ加工用テープの中空円筒形状のロール体の包装方法であって、
前記ロール体の円形形状の側面より大きな面積を有する2つの板状部材を、前記ロール体の2つの側面を覆うように前記側面に取り付ける工程と、
前記板状部材が取り付けられたロール体を包装材により真空包装する工程と、
前記包装材の一部をヒートシールする工程とを含む、
ことを特徴とする。
準備工程では、図1(A)に示すように、ウエハ加工用テープのロール体10に板状部材11を取り付けるため、中空円筒形状のウエハ加工用テープのロール体10と、2つの板状部材11a,11bを、所定の位置に準備する。ここで、ウエハ加工用テープのロール体10は、ダイシング・ダイボンディングフィルムを有するウエハ加工用テープを、中空円筒状の巻き芯に巻きつけてロール体として形成したものである。ロール体10は、図1(A)に示すように、中空円筒形状のものであり、巻き芯(図示せず)によって形成される円形空間13を有する2つの円形形状の側面12と、円筒面とを有する。そして、側面12より大きな面積を有す角板状の板状部材11a,11bが、所定の位置に準備されている。
ウエハ加工用テープに用いられる離型フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート(PET)系、ポリエチレン系、その他、離型処理がされたフィルム等周知のものを使用することができる。離型フィルムの厚さは、特に限定されるものではなく、適宜に設定してよいが、25〜50μmが好ましい。
接着剤層は、上述のように、離型フィルム上に形成され、ウエハの形状に対応する円形ラベル形状を有する。接着剤層は、半導体ウエハ等が貼合されダイシングされた後、チップをピックアップする際に、チップ裏面に付着しており、チップを基板やリードフレームに固定する際の接着剤として使用されるものである。接着剤層としては、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、フェノール系樹脂から選択される少なくとも1種を含む粘接着剤等を使用することができる。この他、ポリイミド系樹脂やシリコーン系樹脂を使用することもできる。その厚さは適宜設定してよいが、5〜100μm程度が好ましい。
粘着フィルムは、ダイシング用のリングフレームの形状に対応する円形ラベル部と、その外側を囲むように設けられた周辺部とを有する。このような粘着フィルムは、プリカット加工により、フィルム状粘着剤から円形ラベル部の周辺領域を除去することで形成することができる。
取付工程では、図1(B)に示すように、ロール体10の円形空間13に、板状部材11a,11bの突起部14を取り付ける。このとき、板状部材11a,11bは、側面12より大きな面積を有することから、2つの側面12を板状部材11a,11bによって覆うようにして、取り付けることができる。また、ロール体10側面は略水平に形成されていることから、板状部材11a、11bはロール体10の側面12に密着して取り付けることができる。
真空包装工程では、図1(C)に示すように、包装部材を用いて、ロール体10の2つの側面12を覆うように取り付けられた板状部材11a,11bとともにロール体10を真空包装する。側面12より大きな面積を有する2つの板状部材11a,11bを、ロール体10の2つの側面を覆うように側面に取り付けることから、ウエハ加工用テープのロール体に板状部材を取り付けない場合と比較して、ロール体10の曲面、すなわち、ウエハ加工用テープ表面方向に作用する圧力を緩めることができる。この結果、所望の圧力でウエハ加工用テープのロール体10自体を真空包装できることから、段差形状が柔軟な接着剤層に押し付けられる圧力も緩和できるため、ボイドの発生及び転写痕の発生を抑制することができる。
300mm幅のウエハ加工用テープを、15Nの一定張力で300枚を巻き取り、ロール体を作成した。そして、本実施形態に係る包装方法の準備工程、取付工程及び真空包装工程により真空包装されたロール体10を、90日間、5℃の環境下で冷蔵保管した。その後、目視観察により、ボイド、シワの有無を判定した。この結果、ボイド及びシワの発生は確認されなかった。
11a:11b:板状部材
12:側面
15,45:包装されたウエハ加工用テープのロール体
21:離型フィルム
22:接着剤層
23:粘着フィルム
23a:円形ラベル部
23b:周辺部
30:ダイシング・ダイボンディングフィルム
Claims (4)
- 離型フィルムと、前記離型フィルムの表面上に設けられた所定の平面形状を有する接着剤層と、前記接着剤層を覆い、且つ、前記接着剤層の周囲で前記離型フィルムに接触するように設けられた所定の平面形状を有するラベル部、及び、前記ラベル部の外側を囲むように設けられた周辺部を有する粘着フィルムとを含むウエハ加工用テープの中空円筒形状のロール体の包装方法であって、
前記ロール体の円形形状の側面より大きな面積を有する2つの板状部材を、前記ロール体の2つの側面を覆うように前記側面に取り付ける工程と、
前記板状部材が取り付けられたロール体を包装材により真空包装する工程と、
前記包装材の一部をヒートシールする工程とを含む、
ことを特徴とするロール体の包装方法。 - 前記板状部材は、前記ロール体の中空部分に取り付け可能な円柱状の突起部を有する、
ことを特徴とする請求項1記載のロール体の包装方法。 - 前記板状部材の周囲は、前記ロール体の円形形状の側面より1.5mm以上の距離にある、
ことを特徴とする請求項1又は2記載のロール体の包装方法。 - 前記突起部は、前記中空部分を形成する内面との間のクリアランスが2mm未満である、
ことを特徴とする請求項2記載のロール体の包装方法。
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