JPS59219877A - 電子部品の接続構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は電子部品の接続構造に係り、さらに詳しくは電
子部品とプリント回路基板との電気的接続をンート状の
フラット型コネクタを介して行う電子部品の接続構造に
関する。

従来技術 近年電子部品の小型化や薄型化にともない、電子機器の
小型化、薄型化が急速に進んだだめ、電子部品とプリン
ト回路基板との電気的接続構造もそれに対応して様々な
ものが工夫考案されている。

中でもポリエステルフィルム等のプラスチックフ示１ 互に印幇等により形成した感熱型のシート状コネクタ（
以下ヒートシールコネクタという）は、コネクタ自体が
７レキシビリテイに富み、電子部品とプリント回路基板
との相互位置の自由度が大きいだめ、主として薄形の電
子機器に幅広く使用されている。

このようなヒートシールコネクタを介して複数の電子部
品をプリント回路基板に接続する場合の従来の接続構造
を第１図および第２図に従って説明する。ここでは電子
部品として液晶表示素子と太陽電池をプリント回路基板
に接続する場合を例とする。

図において１は液晶表示素子３とプリント回路基板５と
を電気的に接続するヒートシールコネクタで、ポリエス
テルフィルム等の柔軟な薄いプラスチックフィルムから
矩形のシート状に形成され層１１〕とが交互に一定のピ
ッチで印刷等により形成されている。

一方、２は太陽電池４とプリント回路基板５とを電気的
に接続するヒートシールコネクタで、前る。この太陽電
池４とプリント基板５とを接続するだめのヒートシール
コネクタ２は、太陽電池４の電極のプラス側とマイナス
側にそれぞれ１枚、合計２枚を必要とする。

以−にのヒートシールコネクタ１を第２図に示すように
その一方の端部を液晶表示素子３の端部の不図示の接続
端子上に重ねて加熱圧着して接合し、他方の端部をプリ
ント回路基板５上の不図示の接点パターン上に重ねて接
合する。才だ２枚のヒートシールコネクタ２のそれぞれ
の一方の端部をプリント回路基板の接点パターン上に接
合し、他方の端部を太陽電池４の不図示の電極上に接合
する。

ヒート７−ルコネクタ１の導電性接着剤層１ａが液晶表
示素子３の接続端子とプリント回路基板５の接点パター
ンに接合されることにより両者が接続される。寸だヒー
トシールコネクタ２の導電性接着剤層２ａが太陽電池４
の電極とプリント回路基板５の接点パターンに接合され
ることにより両者が接続される。

以上のような接続構造では電子部分ごとにヒートシール
コネクタを少なくとも一枚以上用いているだめ、多数枚
のヒートゾールコネクタを必要とし部品点数が多くなる
とともに、それぞれについて接合工程を必要とするだめ
工程数も多くコストが高くついてし捷う。この欠点はヒ
ートシールコネクタに限らず、他のフラット型コネクタ
による従来の接続構造にもあてはまる。

目　　　　　的 本発明は以上のような従来の欠点を解消するためになさ
れたもので、フラット型コネクタを介して電子部品をプ
リント回路基板へ接続する電子部品の接続構造において
、部品点数を減少させ、組立工程が簡単で安価な電子部
品の接続構造を提供することを目的としている。

実施例 以下図面に示された実施例に基づいて本発明の詳細な説
明する。各図中第２図と同一の部分には同一の符号が付
しである。この場合、先と同様に複数の電子部品として
液晶表示素子と太陽電池とをヒートシールコネクタを介
してプリント回路基板に接続する構造を例とする。

第３図は本発明によるヒートン−ルコネクタ６を示すも
ので、ヒートシールコネクタ６はプラスチックフィルム
等から略コの字形のシート状に形成されており、屈曲し
た両端部６ｂ、６ｃとその間の中央部６ａとからなって
いる。

中央部６ａは、両端部６ｂ、（ｉｃの反対側の端部が液
晶表示素子３に接着される部分で、その片面上には細長
い矩形の接点パターンである導電性接着剤層６ｅが印刷
等により所定ピッチで所定数形成されている。

丑だ両端部（ｉｂ、５ｃはその先端部が太陽電池４に接
着される部分で、それぞれの片面上には接点パターンで
ある太い矩形の導電性接着剤層６ｒ。

６ｆが形成されている。

以上の中央部６ａの導電性接着剤層６ｅの一方の端部と
、両端部５ｂ、１３ｃの導電性接着剤層１３ｆ。

６ｆの後端部とは、ヒート７−ルコネクタ６の点線で示
される重複部分６ｄで重複している。この重複部分６ｄ
はプリント回路基板５に接着される。

一方ヒートシールコネクタ６０表面上の導電性接着剤層
６ｅ、６ｒを除いた他の部分には、導電性接着剤層６ｅ
、５ｆの接着力を補強するだめの絶縁性接着剤層６ｇが
印刷等により形成されている。

以上の構成において導電性接着剤層（ｉ　ｅ　、５ｆ着
剤層６ｅ、６ｆの幅及び長さ或いはさらに導Ｉ接着剤層
１３ｃ、５ｆに含まれる導電物質（銀、カーボン等）の
配合などを変えることにより、その抵抗値を変えること
が出来る。

次に以上の構成からなるヒート−、シールコネクタ６を
介しての接続構造を説明する。

第４図（ａ）に示すように先ず太陽電池４の電極部熱治
具７をその上から押圧し、加熱して熱接着する。

次に矢印Ｘ方向にヒートシールコネクタ６を折り返して
から、第４図（ｂ）に示すごとく液晶表示素板５の接点
パターン５ａ（第６図参照）とコネクタ６の重複部分６
ｄの導電性接着剤層１３ｅ、１３ｆとをそれぞれ重ね合
わせてから、二股の加熱治具８をその上から加圧加熱し
て液晶表示素子３への熱接着と、プリント回路基板５へ
の熱接着を同時に行なう。

以上の接着により、ヒートプールコネクタ６の導電性接
着剤層（３ｅ　　６ｆを介して液晶表示素子と太陽電池
４とがプリント回路基板５に接続される。

しかる後に太陽電池４をより」三方の所定位置に配置す
ることにより、第５図および第６図に示すように液晶表
示素子３と太陽電池４との実装が完了する。

第６図において××印で示される部分がプリント回路基
板５に接着されたヒートシールコネクタの重複部分６ｄ
である。

例では２個）のプリント回路基板への接続を共通の一枚
のヒートシールコネクタを介して行なうので、ヒートシ
ールコネクタの使用枚数を従来より減少させ、部品点数
を減少させることができる。

また接着工程において同時に複数箇所の接着を行なえる
ので工程数も減少させることができる。

上記の実施例では２個の電子部品を一枚のヒートシール
コネクタ６を介してプリント回路基板に接、読させたが
、本発明は電子部品の数が２個に限定されるものではな
く、３個以上の場合においても適用され得るのは勿論で
ある。また本発明は実施例のヒートシールコネクタに限
らず、導電部と絶縁部が交互に形成されたシート状のフ
ラット型コネクターであれば（例えばフラットケーブル
等）適用できる。

効　　果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば複数の
電子部品を一枚の共通のフラット型コネクタを介してプ
リント回路基板に接続する構ひであるので部品点数並び
に組立工数を減少させることができ、簡単で安価な電子
部品の接続構造を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）および第１図（ｂ）は従来構造によるヒー
トシ−ルコネクタの平面図、第２図は従来の接続構造を
説明する側面図、第３図以下は本発明の詳細な説明する
もので、第３図はヒート／−ルコネクタの平面図、第４
図（ａ）はヒートシールコネクタの太陽電池への接着を
説明する側面図、第４図（ｂｌはヒートシールコネクタ
の液晶表示素子とプリント回路基板への接着を説明する
（ｌ］ｌＩ而図、面５図は接続完了の後の実装状態を示
す側面図、第６図は第５図の斜視図である。 ４・・太陽電池　　　　　５　プリント回路基板７．８
　　加熱治具

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）　シート面に導電部と絶縁部とを交互に形成したフ
   ラット型コネクタを介して電子部品をプリント回路基板
   に電気的に接続する電子部品の接続構造において、複数
   個の電子部品を一枚のフラット型コネクタを介してプリ
   ント回路基板に接続するように構成したことを特徴とす
   る電子部品の接続構造。 ２）　前記のフラット型コネクタはプラスチックフィル
   ム上に導電性接着剤層と絶縁性接着剤層とを交互に形成
   した感熱型のシート状コネクタであることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の電子部品の接続構造。