JP2503311B2 - 熱圧着型フィルムコネクタの接続方法 - Google Patents

熱圧着型フィルムコネクタの接続方法

Info

Publication number
JP2503311B2
JP2503311B2 JP3022568A JP2256891A JP2503311B2 JP 2503311 B2 JP2503311 B2 JP 2503311B2 JP 3022568 A JP3022568 A JP 3022568A JP 2256891 A JP2256891 A JP 2256891A JP 2503311 B2 JP2503311 B2 JP 2503311B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film connector
thermocompression
type film
connector
bonding type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3022568A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04262592A (ja
Inventor
裕明 小林
健一 黒岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3022568A priority Critical patent/JP2503311B2/ja
Publication of JPH04262592A publication Critical patent/JPH04262592A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2503311B2 publication Critical patent/JP2503311B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱圧着型フィルムコネク
タの接続端子部を液晶表示素子等の電極に接続する接続
方法に関する。
【0002】液晶表示素子は一般に対向せしめた2枚の
ガラス基板の間に液晶が封止されており、2枚のガラス
基板に形成されてなるX軸方向に配列された複数の透明
電極と、Y軸方向に配列された複数の透明電極との交点
にそれぞれ画素が形成される。かかる透明電極にはそれ
ぞれ電圧を印加するための駆動回路が接続されている
が、画素の配列密度が高密度化されるに伴って透明電極
の配列間隔が小さくなり、駆動用の半導体集積回路が搭
載されてなるプリント板と液晶表示素子を、例えばエラ
スチックコネクタ等を用いて接続することは困難になっ
てきている。
【0003】そこで近年は薄型実装が可能で半導体チッ
プの多ピン化に適した実装方式として、TAB(Tape Au
tomated Bonding)技術を利用して半導体チップを熱圧着
型フィルムコネクタ(以下単にフィルムコネクタと略称
する)に搭載し、フィルムコネクタの接続端子部を液晶
表示素子の電極に接続するタブレット実装方式に移行し
つつある。
【0004】
【従来の技術】図2は従来のフィルムコネクタの接続方
法を示す斜視図である。図において従来のフィルムコネ
クタ1は両側に位置決め用の仮接続スペース11を有し、
仮接続スペース11の間に一定の間隔で横一列に配列され
た複数の接続端子部12が形成されている。なお接続端子
部12はそれぞれ導体パターン13を介して図示省略された
半導体集積回路や外部回路に接続されている。
【0005】液晶表示素子等を構成するガラス基板2に
は接続端子部12に対応する電極21が形成されており、フ
ィルムコネクタ1の接続に際して接続端子部12を電極21
に位置合わせしたあと、フィルムコネクタ1の裏側から
加熱熱源等を仮接続スペース11に押し付けることによっ
て、熱圧着型のフィルムコネクタ1はフィルムの表面が
溶けてガラス基板2に仮接続される。
【0006】フィルムコネクタ1をガラス基板2に熱圧
着する装置は上下動する熱圧着ヘッド3を有し、フィル
ムコネクタ1が仮接続されたガラス基板2を熱圧着ヘッ
ド3の下に設置したあと、熱圧着ヘッド3を降下させる
ことによってフィルムコネクタ1はガラス基板2に熱圧
着される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図3は従来の接続方法
における問題点を示す図である。従来の接続方法はフィ
ルムコネクタの両側のみをガラス基板に仮接続している
ため、例えば熱圧着時の熱でフィルムコネクタが膨張す
ると接続端子部の位置ずれが発生しやすい。またフィル
ムコネクタの中間部では熱圧着ヘッドの押下力が適当に
分散されるため、接続端子部やフィルム部分にほぼ等し
い力が印加されて所定の熱圧着強度が得られるが、フィ
ルムコネクタから外れた位置では熱圧着ヘッドの押下力
を受け止めることができないため、フィルムコネクタの
側縁部の近傍では過大な力が接続端子部に印加される。
その結果、図3(a) に示す如く中間部に比べ側縁部の熱
圧着強度は増大するが、図3(b) に示す如く接続端子部
にクラックが発生し断線の原因になるという問題があっ
た。
【0008】本発明の目的は熱圧着時の熱に起因する接
続端子部の位置ずれを抑制すると共に、全ての接続端子
部にほぼ均等な力が印加されるフィルムコネクタの接続
方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明になるフィ
ルムコネクタの接続方法を示す斜視図である。なお全図
を通し同じ対象物は同一記号で表している。
【0010】上記課題はフィルムコネクタ1が有する一
定の間隔で横一列に配列された複数の接続端子部12を、
相手側基板2に形成された電極21に重ね熱圧着するフィ
ルムコネクタの接続方法であって、フィルムコネクタ1
の両側に設けられた位置決め用の仮接続スペース11の間
に仮接続スペース14を増設し、フィルムコネクタ1の両
側に、フィルムコネクタ1とほぼ同等の厚さを有しフィ
ルムコネクタ1から独立した複数のダミー基板4を配置
し、熱圧着ヘッド3の両端をダミー基板4に当接させる
と共に、熱圧着ヘッド3の中間部をフィルムコネクタ1
に当接させる本発明のフィルムコネクタの接続方法によ
って達成される。
【0011】
【作用】図1において両側に設けられた位置決め用の仮
接続スペースの間に仮接続スペースを増設することによ
って、ガラス基板に熱圧着された仮接続スペースの間に
形成された接続端子部の数が半分以下になり、熱圧着時
の熱でフィルムコネクタが膨張し発生す接続端子部の
位置ずれが大幅に軽減される。
【0012】またフィルムコネクタ1の両側に、フィ
ルムコネクタ1とほぼ同等の厚さを有しフィルムコネク
タ1から独立した複数のダミー基板4を配置し、熱圧着
ヘッド3の両端をダミー基板4に当接させると共に、熱
圧着ヘッド3の中間部をフィルムコネクタ1に当接させ
ことによって、フィルムコネクタの側縁部の近傍にお
いても中間部と同様に接続端子部にほぼ均等な力が印加
される。
【0013】即ち、熱圧着時の熱に起因する接続端子部
の位置ずれを抑制すると共に、全ての接続端子部にほぼ
均等な力が印加されるフィルムコネクタの接続方法を実
現することができる。
【0014】
【実施例】以下添付図により本発明の実施例について説
明する。図1において本発明になるフィルムコネクタ1
は両側に位置決め用の仮接続スペース11を有し、仮接続
スペース11の間に1個以上(図では1個)の仮接続スペ
ース14が増設されている。一定の間隔で横一列に配列さ
れた複数の接続端子部12は仮接続スペース14の位置に合
わせて分割され、それぞれ仮接続スペース11と仮接続ス
ペース14の間に形成されている。なお接続端子部12はそ
れぞれ導体パターン13を介して図示省略された半導体集
積回路や外部回路に接続されている。
【0015】液晶表示素子等を構成するガラス基板2に
は接続端子部12に対応する電極21が形成されており、フ
ィルムコネクタ1の接続に際して接続端子部12を電極21
に位置合わせしたあと、裏側から加熱熱源等を仮接続ス
ペース11および仮接続スペース14に押し付けることによ
って、熱圧着型のフィルムコネクタ1はフィルムの表面
が溶けてガラス基板2に仮接続される。
【0016】フィルムコネクタ1をガラス基板2に熱圧
着する装置は上下動する熱圧着ヘッド3を有し、フィル
ムコネクタ1が仮接続されたガラス基板2を熱圧着ヘッ
ド3の下に設置したあと、フィルムコネクタ1と同等の
厚さを有するダミー基板4をフィルムコネクタ1の両側
に並べ、熱圧着ヘッド3を降下させることによってフィ
ルムコネクタ1はガラス基板2に熱圧着される。
【0017】このように両側に設けられた位置決め用の
仮接続スペースの間に仮接続スペースを増設することに
よって、ガラス基板に熱圧着された仮接続スペースの間
に形成された接続端子部の数が半分以下になり、熱圧着
時の熱でフィルムコネクタが膨張し発生すに接続端子部
の位置ずれが大幅に軽減される。
【0018】また熱圧着されるフィルムコネクタの両側
にほぼ同等の厚さを有するダミー基板を配置し、熱圧着
時に熱圧着ヘッドの両端をそれぞれダミー基板に当接せ
しめることによって、フィルムコネクタの側縁部の近傍
においても中間部と同様に接続端子部にほぼ均等な力が
印加される。
【0019】即ち、熱圧着時の熱に起因する接続端子部
の位置ずれを抑制すると共に、全ての接続端子部にほぼ
均等な力が印加されるフィルムコネクタの接続方法を実
現することができる。
【0020】なお、熱圧着後のフィルムコネクタを基板
から引き剥がす際の密着強度を計ることによって、それ
ぞれの場所におけるフィルムコネクタの熱圧着強度を評
価することが可能である。しかし接続端子部が形成され
ている部分を引き剥がすと破壊試験になり製品の試験に
は適用できない。したがって製品を対象として熱圧着強
度を評価する場合は仮接続スペースを引き剥がすことに
なる。
【0021】しかるに従来の接続方法では仮接続スペー
スがフィルムコネクタの両側に形成されており、この部
分には熱圧着時に過大な力が印加されるため中間部の熱
圧着強度を評価するデータにはならない。それに対し本
発明になる接続方法では中間部にも仮接続スペースが形
成されており、この部分における密着強度を計ることに
よって中間部の熱圧着強度を評価することができる。ま
た本発明になる接続方法ではフィルムコネクタの側縁部
近傍も中間部と同等の力で熱圧着されるため、フィルム
コネクタの両側に形成された仮接続スペースを利用して
熱圧着強度を評価することも可能になる。
【0022】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば熱圧着時の熱
に起因する接続端子部の位置ずれを抑制すると共に、全
ての接続端子部にほぼ均等な力が印加されるフィルムコ
ネクタの接続方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になるフィルムコネクタの接続方法を
示す斜視図である。
【図2】 従来のフィルムコネクタの接続方法を示す斜
視図である。
【図3】 従来の接続方法における問題点を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 フィルムコネクタ 2 基板 3 熱圧着ヘッド 4 ダミー基板 11、14 仮接続スペース 12 接続端子部 13 導体パターン 21 電極

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱圧着型フィルムコネクタ(1) が有する
    一定の間隔で横一列に配列された複数の接続端子部(12)
    を、相手側基板(2) に形成された電極(21)に重ね熱圧着
    する熱圧着型フィルムコネクタの接続方法であって、 該熱圧着型フィルムコネクタ(1) の両側に設けられた位
    置決め用の仮接続スペース(11)の間に、仮接続スペース
    (14)を増設してなることを特徴とする熱圧着型フィルム
    コネクタの接続方法。
  2. 【請求項2】 熱圧着型フィルムコネクタ(1) が有する
    一定の間隔で横一列に配列された複数の接続端子部(12)
    を、相手側基板(2) に形成された電極(21)に重ね熱圧着
    する熱圧着型フィルムコネクタの接続方法であって、 該熱圧着型フィルムコネクタ(1) の両側に、該熱圧着型
    フィルムコネクタ(1)とほぼ同等の厚さを有し該熱圧着
    型フィルムコネクタ(1) から独立した複数のダミー基板
    (4) を配置し、熱圧着ヘッド(3) の両端を該ダミー基板
    (4) に当接させると共に、該熱圧着ヘッド(3) の中間部
    を該熱圧着型フィルムコネクタ(1) に当接させることを
    特徴とする熱圧着型フィルムコネクタの接続方法。
JP3022568A 1991-02-18 1991-02-18 熱圧着型フィルムコネクタの接続方法 Expired - Lifetime JP2503311B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3022568A JP2503311B2 (ja) 1991-02-18 1991-02-18 熱圧着型フィルムコネクタの接続方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3022568A JP2503311B2 (ja) 1991-02-18 1991-02-18 熱圧着型フィルムコネクタの接続方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04262592A JPH04262592A (ja) 1992-09-17
JP2503311B2 true JP2503311B2 (ja) 1996-06-05

Family

ID=12086480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3022568A Expired - Lifetime JP2503311B2 (ja) 1991-02-18 1991-02-18 熱圧着型フィルムコネクタの接続方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2503311B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0534134Y2 (ja) * 1986-10-31 1993-08-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04262592A (ja) 1992-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003133677A (ja) フレキシブル回路基板の圧着構造
JP3533519B2 (ja) Tft基板、フィルムキャリアおよび液晶表示素子の製法
JPH07135039A (ja) フレキシブル配線板の端子構造
JP2652107B2 (ja) 電気的接続構造
JPH04216589A (ja) 電子回路の接続構造
JP2503311B2 (ja) 熱圧着型フィルムコネクタの接続方法
JP2845219B2 (ja) 電気的接続構造及び液晶装置
JP2940532B2 (ja) 電気的接続構造及び液晶装置
JP2937931B2 (ja) 液晶表示装置の製造方法
JP2002341786A (ja) プリント配線基板、及びこれを用いる平面表示装置の製造方法
JPH11135909A (ja) 電子機器及びフレキシブル配線板
JP2987903B2 (ja) 液晶表示装置
JPH10261852A (ja) ヒートシールコネクタとフレキシブル配線板
JP2003243458A (ja) 可撓性フィルム基板及びこの基板を有する液晶表示装置
JPH0443327A (ja) 液晶表示装置
JPH04264525A (ja) 液晶表示装置
JP3480293B2 (ja) 電子部品の実装装置、その実装方法および液晶パネルの製造方法
JP3138859B2 (ja) プリント基板とテープキャリアパッケージとの接続部のコーティング材硬化方法およびその硬化方法を用いた液晶表示装置
JP3246499B2 (ja) 電気的接続構造及び液晶装置
JPH0837077A (ja) 異方導電性接着剤の転写方法およびその装置
JP3409380B2 (ja) プリント基板装置
JPH11145373A (ja) テープキャリアパッケージおよびテープキャリアパッケージ使用の液晶表示装置
JPH0634437B2 (ja) 基板接続構造
JPH095769A (ja) 電子素子の配線接続構造
JP2816281B2 (ja) 液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960123

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080402

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090402

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100402

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100402

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110402

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term