JPS59219779A - エレクトロクロミツク表示装置 - Google Patents

エレクトロクロミツク表示装置

Info

Publication number
JPS59219779A
JPS59219779A JP58095178A JP9517883A JPS59219779A JP S59219779 A JPS59219779 A JP S59219779A JP 58095178 A JP58095178 A JP 58095178A JP 9517883 A JP9517883 A JP 9517883A JP S59219779 A JPS59219779 A JP S59219779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
electrode
substrate
layer
transparent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58095178A
Other languages
English (en)
Inventor
良彦 平井
上野 敏彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP58095178A priority Critical patent/JPS59219779A/ja
Publication of JPS59219779A publication Critical patent/JPS59219779A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エレクトロクロミック表示装置に関するもの
である。その中でも特に、1つのセグメントで多色を表
示できるECDに関するものである、最近、ECDは、
低電圧、低電力動作で明るく鮮明な表示ができる点から
注目を集めている。
本発明に係わるECDは、電極表面に形成されtエレク
トロクロミック(EC)層が、電極反応に基づく酸化還
元反応によシ可逆的に着消色する現象を応用した表示装
置である。
従来の代表的なECDの構造を第1図に示した。
一般にこのようなECDは、上下二枚の基板を、スペー
サ8及び白色光反射板5tl−介して組み合わしてでき
たセルに、電解液4を注入することによりつくられる。
この型のECDは、透明基板1の方から見るようになっ
ておシ、上の基板は表示基板とよばれる。表示基板は、
下地になるガラス等の透明基板1の上に透明電極2(以
下、電極2を表示電極とよぶ)を設け、さらにその上に
1工レクトロクロミツク層(EC層)3を形成して、つ
くられる。下の基板は、対向基板とよばれ、その構造は
、いろいろ提案されている。代表的な例をあげると、ガ
ラス基板上に金属膜を付けたもの・、ガラス基板上に透
明電極を付けたもの、鉄銘体とカーボンの売金物をプレ
スしたものをガラス基板上に置いたもの、金弓板等があ
る。(以下、対向基板上の電極を対向電極とよぶ)白色
光反射板5は、単なる対向電極の目隠しの為であって、
必要不可欠な構成要素ではない。実際、対向基板にガラ
ス基板上に透明電極を付けたものを用いたときは、白色
光反射板5は不必要である。
従来のECDの基本的な構造は、上記したと耘シである
が、数字2文字等を表示するためには、表示基板のEC
層を、表示するパターン状のセグメントに整形し々けれ
ばならない。そして各セグメントを別々に表示する場合
は、それらのセグメントの付いている表示電極をそれに
応じて分割しなければならない。又、信頼性を高めるた
めに、EC層が形成されていなくて、電解液と直接接す
る表示電、極に対して、その上に絶縁膜を付けることに
よる被覆等のプロセスが必要になってくる。
EC層の整形の方法はいろいろあげられるが、代表的な
方法として、マスク法とフォトリングラフィ法がある。
マスク法とは、真空蒸着等の方法によ、9EC層を付け
る場合、EC層のセグメントの部分だけ穴のあいたマス
クを基板に密着させて蒸着する方法で、EC層の形成時
に整形する方法である。スクリーン印刷等の方法により
整形されたEC層をつける方法もマスク法に含める。フ
ォトリングラフィ法とは、′1札極上にベタにE CI
fを伺け、その上に7オトレジストを塗布し、フォ) 
IJソグラフィによシ整形する方法である。E CHr
slに光で架橋する材料を用い、フォトレジストを使わ
ない方法もこの方法に含める。(以下、EC層の4)1
料になる物質をEC材とよぶ) 第1図に示したような従来の構造のECDQEC層には
、無機物から有機物に及ぶ多様な材料を用いることがで
きる。寸ず、無機物においては、はとんどの遷移金属酸
化物が使える。代表的な例をあげるとWO,、MO,及
びこれらの酸化物とAu、Cr+Mn + MnO3又
はV、0.との混合物及びIr+Ni、ConRhの酸
化物がある。有機物においては、金属シフタロジアニン
等の膜形成能をもつ有機物、及びEC色素をペンダント
として、又は主鎖の中にもつ高分子(以下EC篩分子と
よぷ)が用いることができる。EC色素とは、電極反応
によシ可逆的に酸化還元され、その隙色が変わる色素の
ことである。
このような色素には、ビオロゲン糸、ピラゾリン系、テ
トラチアフルバレンホ、キザントン糸、イミダゾール糸
、フルオレン糸、フントラキノン糸。
ピリリウム糸、ピリリウム糸1等がある。これらの有機
物はずべて芳−!f族のものであるが、縮合環及び複素
環をもつものは、適当な菖゛能基を付加することにより
、そのほとんどがEC色素になる。
従来のECDは、EC層が中性の状態で無色であって酸
化で発色するEC材を含むものであるならば、表示基板
の電極を対向基板に対して、止の電位にすれば発色し、
負の電位にすれば消色する。
EC層が還元で無色から発色する場合は、上と逆の電位
て着消色が起こる。前者のようなECC科料例としては
、無機物では酸化インジウム、酸化ニッケル等があシ、
有機物では、ピラゾリン停の酸化すると発色する有機色
素を、ポリスチレン等の高分子に付加したものがある。
後者の代表的な例は、酸化タングステンである。
多色がでるEC層の材料としては、ランタノイド系金属
を會むシフタロジアニンと、テトラチアフルバレン(T
TF)iポリスチレンに付加したものとが知られている
が、いずれも出せる色は非常に限られている。たとえば
、ルテティウム・シフタロジアニンは、印加電圧をかえ
ることによシ、赤。
緑、育の三色を表示することができるが、無色透明にな
る状態がなく、白色光に対するコントラスト、つまシ白
色コントラストは赤、緑、清の谷表示に対して一戻であ
る。このためこの材料を用いた表示装置では、赤、緑、
*のいずれかの背景に対して、表示するセグメントを三
色のいずれかに着色させて表示を行うようになるが、こ
のような色相による表示は、少し薄暗いところに設置し
た場合、白色コントシストがほとんど同じなので、非常
に見にくい表示になり、とても実用にならない。このよ
うに、従来のECDの表示色は一色のみか、又は多色表
示の場合も非常に限定された色しか表示されない。
多色を表示しうるECDでsb、本発明と関連深いEC
Dとして、本発明者によシ発明された第2図に示すよう
な、構造のものがある。このECDは、透明基板上に透
明電極とエレクトロクロミック層を順次形成した構造の
表示基板と、基板上に電極。
エレクトロクロミック層を順次形成した対向基板とを相
対して設置し、その間に電力′を液を刺入したエレクト
ロクロミック表示装置において、互いに発色色相の異な
る酸化発色型F、C材と還元発色型EC材のいずれか一
方を表示基板上のエレクトロクロミック層に含有せしめ
、他方を対向基板上のエレクトロクロミック層に含有せ
しめ、且つ、少なくとも一つの対向電極を、表示基板上
あるいは対向基板上に形成するか、又は、表示基板と対
向基板の間に挿入したものである。
以下、第2図に基づいてとのECDの構造を説明する。
表示基板の基板1及び電極2は透明であることが必要で
あシ、EC層3には透明な状態をもつEC材を用いる必
要がある。第1図に示した白色光反射板5は、本発明に
おいては必要ない。対向基板の基板7及び第2表示電極
6は、透明でも不透明でもよく、基板7自体が電気伝導
性をもつ板、たとえば金属板でもよい。その上に設ける
90層9は、透明な状態をもつ必要は必ずしもない。
上記二つの基板のEC層の下につけている電極の他に、
対向電極を、表示基板上又は対向基板上に形成するか、
又は表示基板と対向基板の間に挿入した、本発明0EC
Dにおいては、この対向電極と表示電極との間、又は対
向電極と第2表示電極との間に、電圧又は電流をかけて
、表示電極上、又は、第2表示電極上のEC層を発色も
しくは、変色もしくは消色させて、表示を行わせる。補
助電極の数や形状は特に決まっておらず、表するパター
ンに応じて、最適の数、及び形状を決めることが望まし
い。第2図においては、対向電極9は、対向基板10の
上に形成されている。
このようなECDの駆動法としては種々の方法が考えら
れるが、代表的な方法は、対向電極1oを基準に、表示
電極2.及び第2表示電極6°に任意の電圧を印加する
方法であり、この方法によl)。
型EC材とR型EC材とを各々適当な閾度に発色させて
、それらの混合色を表示に用いることができる。このよ
うに、以上述べてきたECDは、対向電極を用いること
によシ、表示色として0型EC材及びR型ECIの発色
色相のみならず、それらの混合による棟々の中間色を出
すことができ、又、EC材を旨分子中に含有させ、電極
上に固定しであるため、電極との電子の授受が速やかに
起こシ、このために速い溜消色応答を示すという特徴を
有する。しかし、−未だ1つのセルで表示しうる色は、
2色及び、それらの混合色に限られており、フルカラー
を出すことはむつかしい。
本発明の目的は、非常に多様な多色表示ができ、かつ応
答速度の速いECDを提供することにある。
本発明のECDは、二つ以上の間隙部を形成するごとく
基板、又は少なくとも片面に透明電極、エレクトロクロ
ミック層を順次形成した基板を3枚以上重ね、前記基板
間に形成される各間隙部に支持電解質を溶解せしめた電
′M液が光明されてあり、間隙部を形成する少なくとも
一対の基板の相対する面上に透明電極、エレクトロクロ
ミック層が順次形成され、かつ、前記各′電極から絶縁
された対向電極をこの間隙部に設けた構造であり、かつ
、これらの基板上の各々のエレクトロクロミック層に酸
化発色型EC材と還元発色型EC材のいずれか一方を含
有せしめ、この間隙部に電解液を個人した構成となって
いる。
以下、第3図に基づいて本発明0ECDを説明する。基
板11とその−にに形成された電葎12及び中間に挿入
された基板22及び、その両面に形成された電極14.
16は、透明であることが必要であり、これらを、第1
透明基板11.第1表示′「J、極12、第2透明基板
22.第2表示電極14.第3表示電極16と以下よぶ
。又、電極12.]4.16上に形成されたEC413
,15,17には、透明な状りをもつEC材を用いる必
要がアシ、これらのE CIr4を各々第1 EC層1
3.第2EC層15.第3EC層17と以下よぶ。第1
図に示した白色光反射板5は、本発明においては必要な
い。対向基板の基板7及び第4表示電極18は、透明で
も不透明でもよく、基板7自体が電気伝導性をもつ板、
たとえば省属板でもよい。その上に設ける第4EC層1
9は、透明な状態をもたないようなものでもよい。
本発明においては、以上のEC層を形成した電極の他に
、対向電極が設けられる。この対向電極の位置は前記各
電極と絶縁されていればどこでもよいが、第3図におい
ては、第1対同゛成極20は第2透明基板22上に、第
2対向電4セ21は対向基板7上に設けた例があがって
いる。対向電極はこのような例に限らず、他の基板上及
び基板の間に挿入することができる。又、対向電極の截
や形状は特に決まっておらず、表わすパターンに応じて
最適の数、及び、形状を決めることが望ましい。
このような構成の各基板11,22.7をスペーサ8を
間に介して組み立てシールした。このようにして組みた
てたセルに第1電解液23と第2電解液24とを注入封
止してECDセルを完成した。
表示する数字1文字等を表示するために、EC層は表示
するパターンに対応するセグメントに整形しなければな
らない。EC層がその上に形成きれている。透明電極の
分割及び被色に関しでは、従来例の構造のところで述べ
たことと同じである。、有機EC材としては、ビオロゲ
ン、デトラチブフルバレン、ピラゾリン、フルオレン、
アノ[ラキノン、ピリリウム、ピリジウム、メチレンブ
ルー等の芳香族、又は、複素環化合物、並U・にそれら
の誘導体等の有機材料、布土知ジフクロシノニン錯体、
フェロイン、フェロセン宿の有4僧金属相料を用いるこ
とができる。本発明におけるtic層は、これらのもの
をrlt Air<上の尚分子膜中に含イjするもので
あシ、更に詳しく述べると、上記のW 4i+EC材を
高分子中に分散させて層状に形成する篩分子分散型、及
び、上記有機EC#を共有紹廿によシ結合させた高分子
(以下EC高分子とよぶ。)を層状に形成する高分子結
合型とがあシ、これらは主としてスピナー法により形成
される。高分子分散型に用いる高分子には種々のものを
使うことができ、例えばキシレン樹脂、酢酸ビニル樹脂
ポリカーボネート樹脂、ポリビニルカルバゾール樹脂、
ポリエーテル樹脂、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂を
用いることができる。EC高分子には、大別して付加型
と積J@型とがある。付加型は分散型に用いた種々の高
分子にEC色素を付加結合したものであ多積層型はEC
色素同士を共有結合させたものである。
下の表に、酸化発色型有機EC材(以下0型EC材と略
す)と還元発色型有機EC材(以下R型EC材と略す)
の代表的な例とその表示色を示す。
表 ここで、ピラゾリン−Aは、1,3.5−トリ(p−メ
トキシフェニール)−Δ2−ピラゾリンの略称であり、
ピラゾリン−Bは、1−p−メトキシフェニル−3−p
−ジエチルアミノスチリル−5−ジエチルアミノフェニ
ル−Δ2−ピラゾリンの略称であり、BQはベンゾ〔α
〕アントラセン−7,12ジオンであシ、PBPBは4
− (4’−ピリジル)−N−ベンジルピリジウムブロ
マイドの略称である。
表示基板と対向基板との間に注入する電解液は、溶媒、
支持電解質の2成分から構成されている。
溶媒は極性が大きく安定なものであれば、いかなるもの
も用いることができ、水の他には、アセトニトリル、プ
ロピレンカーボネート−やジメチルフォルムアミド等の
非水溶媒が用いられる。支持電解質は水に対しては通常
の無機基が用いられるが、非水溶媒に対しては、アルカ
リ金属又はテトラアルキルアンモニウムとハロゲン、 
aJ−A素酸ceo4− 。
フルオロボレートBF4− +フルオロフォスフェート
PF、との塩が用いられる。
本発明のECDの駆動法としては、種々の方法が考えら
れるが、代表的な方法は、第1又は第2対向電極20.
21を基準に第1.第2.第3又は第4表示電極に任急
の電圧を印加する方法で・あり、この方法により、0型
EC材とR型EC材とを各々適当な濃度に発色させるこ
とができる。本発明は、第3図に示すように、第1から
第4のエレクトロクロミック層の発色が全て見えるよう
になっているので、各々のエレクトロクロミック層単独
の発色色相及び、それらの混合による種々の中間色を出
すことができる。さらに、第一透明基板11と対向基板
7の間に、第2透明基板と同じ(14造の基板を史に一
枚加わえて、谷々の基板間に電加液を刺入すると、6色
の表示色、及びそれらの混合色が得られる。又、特に、
第1.第2.第3のEC層に発色色相が黄色、赤色1M
色の3色を用いれば、これらの色はインク等の三原色で
あるのでそれらのが1合色を表示することによシ、フル
カラーの表示が得られる。
又、第3図の構造のECDの特別な場合として、第1か
ら第4EC層の発色色相が全て同じ場合、又は、いくつ
かが同じ場合があシ、このような構成0ECDは、表示
しうる色の数は少ないものの、向いコントラストが得ら
れる特徴をもつ。
又、先に述べたような3色の混合色を表示するよりなE
CDにおいては、第4図に示されるような4つのエレク
トロクロミック層13.15,17.19は必要なく、
4つのうちの1つは、その下の電極といっしょに除去す
ることが可能である。このような構造の例を第4図に示
した。
以下、実施レリについて説明する。
実施例1 第3図は、本発明を実施するための一般的な断面図の一
例である。以下の実施例において用いる各種のEC高分
子は以下のようにして合成した。ピラゾリン−A付加ポ
リスチレンは、ピラゾリン−Aのポリスチレンへの付加
は、あらかじめ、ピラゾリン−AKフェノール基、ポリ
スチレンにクロロメチル基を導入しておき、これらをジ
オキッンとエタノール4:1混合溶媒中で水酸化カリウ
ムの存在下で24時間加熱還流させて反応させた。
反応物をエチルアルコール中で再沈殿させて、ピラゾリ
ン−A付加ポリスチレンを得た。テトラチアフルバレン
(TTF)付加ポリスチレン、2−t−ブチルアントラ
キノン付加ポリスチレン、フリル付加ポリスチレンの合
成もこれと同様にして行った。いずれのEC高分子もE
C色素の高分子へ、の付加率は50チでちった1、 第−透明基・阪は透明ガラスであり、セルの内側の面上
に真空蒸ノ音法により酸化インジウム−酸化スズ(IT
O)透明電、恒を設け、フォトリソグラフィーによりバ
ターニングして第1表示電極12とした。この上にピラ
ゾリン−A付加ポリスチレンをジオキザン溶液からスピ
ナー法によシ0.5μmの身、みにコートし、第1エレ
クトロクロミック層13とした。第2透明基版22は透
明ガラスであり、この基板の両側にA窒蒸着法によりI
TO透明■極ヲ蒸着し、フォトリソグラフィーでノ(タ
ーニングして、第2表示電極14と第3表示電極16を
形成し、次に同じ基板の両面に第3図のように、第1対
抗rL極20と第2対抗を極21とを笠i1(、極の蒸
着とフォトリソグラフィーにより形成した。第2表示電
極14上に2−t−ブチルアントラキノン付加ポリスチ
レンを、第3表示電極16上にテトラチアフルバレン(
TTF )ポリスチレンを、上と同じくスピナー法によ
り各々第2エレクトロクロミック層15と第3エレクト
ロクロミック層17とした。最後に、対向基板7は透明
ガラスであり、この上にITO透明電極を真窒RK着法
によシ形成し、フォトリングラフィによりパターニング
して第4表示電極18とし、この上にスピナー法により
、フリル付加ポリスチレンを塗布し、第4エレクトロク
ロミック層19とした。
このようにして作成した第1透明〃版11 、 第2液
23及び第2%Ur液24として、過塩素酸デトラプチ
ルアンモニウムの0.1モル/lアセトニトリル溶液を
注入9躬止し、ECDを構成した。
と0ECDは、第1対抗電極20に対して第1表示電極
12に+2.Ovを印加することによシ緑色に発色し、
第1表示電極14に−2,OVを印加することによシ、
赤色に発色し、第2対抗電極21に対して第3表示電極
16に+2.0Vを印加するごとにより、かっ色に発色
し、第4表示電極18に−2,0Vを印加することにょ
シ、青色に発色した。消色は、絶対値が同じで逆極性の
電圧を印加することにょ9行った。着色時のコントラス
トはほぼ2:1であり、応答時間は0.1秒、消色時の
応答時間は0.2秒であった。又、上試の各電極に適当
な電圧を印加することにょシ、種々の混合色が表示でき
た。
実施例2 第1から第4のエレクトロクロミック層13゜15.1
7.19に用いる材料として、実施例1で用いた付加型
のEC高分子の代ゎシに、各EC色素をポリスチレン中
に分散させた高分子分散型にした以外は実施例1と同じ
材料及び構造のECDを製作した。このECDの特性は
、実施例1と同じであった。
実施例3 第1と第3EC層13.17にEC色素としてピラゾリ
y−B、第2と第4EC層15.19にEC色素として
2−t−ブチルアントラキノンを用いた以外は、実施例
1と同じ材料、構造0ECDを製作した。本ECDは、
第1又は第3EC層を補助電極に対して+2.0■にす
ると青色に発色し、第2又は第4EC層を補助電極に対
して、−2,0Vにすると赤色に発色し、同時に電圧を
印加することにょシ混合色が出せた。本実施例において
は、表示色は従来のECDと同じく2色であったが、コ
ントラストが4=1と従来のものの2倍程度になった。
着色時の応答時間は0.1 secであシ、逆極性印加
による消色時の応答時間は0.2secであシ、従来0
ECDとほぼ同程度であった。
実施例4 第1エレクトロクロミック層としてピラゾリン−B付加
ポリスチレンを用い、第2エレクトロクロミック層とし
て2−t−ブチルアントラキノン付加ポリスチレンを用
い、第3エレクトロクロミック層としてクロロナフトキ
ノン付加ポリスチレンを用いた以外は、実施例1と同じ
材料0ECDを試作した。
本ECDは、第1表示電極に8!!1補助電換に対し十
i、ov以上の正の電圧を印加することによシ青の表示
色が得られ、第1灼向屯極に縞1補助電極に対し−1,
0V以下の負の電圧を印加することによシ亦の表示色が
得られ、第1表示電極に第2補助電極に対し−1,0v
以下の負の電圧を印加することによシ黄色の表示色が得
られる。青、赤、黄はすでに述べたように三原色である
。従って上記の各電極への印加電圧を調整することによ
シ各色の発色強度を調整することができるので、これら
の色の任意の混合色、即ち、フルカラーの表示ができた
このように、本発明によるECDは、フルカラー金倉む
非常に多様な表示色の出せるECDであシ、これは、従
来与られなかったものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来のECDの一例の側面断面図、
第3図と第4図は本発明に係わるECDの一実施例の側
面断面図を示す。 図において、1・・・・・・透明基板、 2・・・・・
表示電極、 3・・・・・・′エレクトロクロミツ2層
、 4・・・・・・電解液、 5・・・・・・白色光反
射板、 6・・・・・・第2表示電極、 7−・・・・
・対向基板、 8・・・・・スペーサ。 9・・・・・・エレクトロクロミック層、10−・・・
・・補助電極、11・・・・・・第1透明基版、 12
・・・・・第1表示電極、 13・・・・第1エレクト
ロクロミック層。 14・・・・・・第2表示電極、15・・・・・・第2
エレクトロクロミツク層、 16・・・・・・第3表示
電極、  17・・・・第3エレクトロクロミツク層、
18・・・・・第4表示電極、19・・・・・・第4エ
レクトロクロミック層。 20・・・・・第1対向電極、 21・・・ 第2対向
市極。 22・・・・・第2透明基板、 23・・・・・第1゛
i(C′pj′f液。 24・・・・・・第2電解液 代理人弁理士内JJ”ri   切 1“− 7i’1  図 △ ′72 図 73図 585− 74図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 2つ以上の間隙部を形成するごとく、基板又は少なくと
    も片Ui’rK透明@M、エレクトロクロミック層を順
    次形成した基板を3枚以上重ね、前記基板間に形成され
    る間隙部に支持電解質を溶解せしめた電解液が充填され
    てあシ、間隙部を形成する少なくとも一対の基板の相対
    する向上に透明′電極。 エレクトロクロミック層が順次形成され、かつ、前記各
    電極から絶縁された対向電極をこの間隙部に設けた構造
    であり、かつ、これらの基板上の各々のエレクトロクロ
    ミック層に酸化発色型EC材と還元発色型EC材のいず
    れか一方を含有せしめ、この間隙部に電解液を個人した
    エレクトロクロきツク表示装置。
JP58095178A 1983-05-30 1983-05-30 エレクトロクロミツク表示装置 Pending JPS59219779A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58095178A JPS59219779A (ja) 1983-05-30 1983-05-30 エレクトロクロミツク表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58095178A JPS59219779A (ja) 1983-05-30 1983-05-30 エレクトロクロミツク表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59219779A true JPS59219779A (ja) 1984-12-11

Family

ID=14130490

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58095178A Pending JPS59219779A (ja) 1983-05-30 1983-05-30 エレクトロクロミツク表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59219779A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61205980A (ja) * 1985-03-08 1986-09-12 豊田合成株式会社 エレクトロクロミツク素子組立体
WO2005111709A1 (en) * 2004-05-14 2005-11-24 Ricoh Company, Ltd. Multicolor display element
JP2006106669A (ja) * 2004-05-14 2006-04-20 Ricoh Co Ltd 多色表示素子

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61205980A (ja) * 1985-03-08 1986-09-12 豊田合成株式会社 エレクトロクロミツク素子組立体
WO2005111709A1 (en) * 2004-05-14 2005-11-24 Ricoh Company, Ltd. Multicolor display element
JP2006106669A (ja) * 2004-05-14 2006-04-20 Ricoh Co Ltd 多色表示素子
US7333259B2 (en) 2004-05-14 2008-02-19 Ricoh Company, Ltd. Multicolor display element
US7663797B2 (en) 2004-05-14 2010-02-16 Ricoh Company, Ltd. Multicolor display element

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6992808B2 (en) Electrochromic display device and electrodeposition-type display device
US7002723B2 (en) Display device
US20080203910A1 (en) Dual Light Emitting and Electrochromic Device
TW201227129A (en) Pixel unit of electrochromic display panel and driving method thereof
JP5396720B2 (ja) 表示素子及び表示装置
JPS59219779A (ja) エレクトロクロミツク表示装置
JP4175598B2 (ja) 表示・調光素子、その制御方法およびその製造方法
JPS59219775A (ja) エレクトロクロミツク表示装置
JPS59219723A (ja) エレクトロクロミツク表示装置
JPS59113422A (ja) 全固体型エレクトロクロミツク表示装置
JPS59219774A (ja) エレクトロクロミツク表示装置
JP2007047656A (ja) エレクトロクロミック装置及びこれを用いた表示方法
JPS59219773A (ja) エレクトロクロミツク表示装置
JPS59219778A (ja) エレクトロクロミツク表示装置
JPH0128927B2 (ja)
JP2002148664A (ja) 表示素子及び表示装置
JP2007047582A (ja) エレクトロクロミック装置及びこれを用いた表示方法
JPS6061727A (ja) エレクトロクロミツク表示装置
JPS63286826A (ja) エレクトロクロミツク表示素子
JPS6046583A (ja) エレクトロクロミック表示装置
JPS59219721A (ja) エレクトロクロミツク表示装置
JPS59219724A (ja) エレクトロクロミツク表示装置
JPH0361169B2 (ja)
JPS6010609B2 (ja) 像表示体
JP2005189384A (ja) 電気化学調光装置及びその駆動方法