JP2002148664A - 表示素子及び表示装置 - Google Patents

表示素子及び表示装置

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JP2002148664A
JP2002148664A JP2000348992A JP2000348992A JP2002148664A JP 2002148664 A JP2002148664 A JP 2002148664A JP 2000348992 A JP2000348992 A JP 2000348992A JP 2000348992 A JP2000348992 A JP 2000348992A JP 2002148664 A JP2002148664 A JP 2002148664A
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electrophoretic particles
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JP2000348992A
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English (en)
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Shunichi Shito
俊一 紫藤
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Canon Inc
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  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 色ムラが少なく、コントラストの高い、高品
質な画像表示を実現する表示素子及び表示装置を提供す
ること。 【解決手段】 電気力線の密度が比較的低い部分に電気
泳動粒子の移動領域を制限する壁面を設ける。そうし
て、電気泳動粒子が電気力線の密度が高い電極周辺部分
に集まったときと、壁面に付着したときとのコントラス
トを表示に用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電界によって電気
泳動粒子を移動させることにより表示を行う表示素子及
び表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報機器の発達にともない、低消
費電力かつ薄型の表示装置のニーズが増しており、この
ようなニーズに合わせた表示装置の研究、開発が盛んに
行われている。中でも液晶表示装置は、液晶分子の配列
を電気的に制御し液晶の光学的特性を変化させることが
でき、上記ニーズに対応できる表示装置として活発な開
発が行われ、商品化されている。
【0003】しかしながら液晶表示装置では、画面を見
る角度や反射光による画面上の文字の見づらさや光源の
ちらつき、低輝度等から生じる視覚への負担が未だ十分
に解決されていない。このため、視覚への負担の少ない
表示装置の研究開発が盛んに行われている。
【0004】この中で、低消費電力、眼への負担の軽減
等の観点から反射型表示装置が期待されている。その1
つとして、ハロルド ディ リー(Harold D.
Lees)等により発明された電気泳動表示装置(US
P3612758)が知られている。また特開平9−1
85087号公報にも、このような電気泳動表示装置が
開示されている。
【0005】上記従来の電気泳動表示装置の一例を示す
概念図を図3に示す。301は第1基板、302は第2
基板、303はスペーサ、304は第1電極、305は
第2電極、308は電気泳動粒子、309は液体分散媒
である。
【0006】この装置は、着色色素が溶解された液体分
散媒309と電気泳動粒子308とを含む分散系を挟ん
で対向する一対の基板である第1基板301及び第2基
板302と、該一対の基板を所定の間隔に保持するスペ
ーサ303と、電位差を与えて分散系中に電界を形成す
るための一対の電極である第1電極304及び第2電極
305を有している。なお一対の基板である第1基板3
01及び第2基板302のうち少なくとも一方の表示
側、例えば第1基板301は透光性を有し、その場合第
1電極304も透光性を有する構成を取る。
【0007】表示装置の駆動は、第1電極304及び第
2電極305に異なる電圧を印加して電位差を与え、分
散系中に電界を形成し、電気泳動粒子308が持つ電気
的極性に応じて前記一対の電極のいずれかに電気泳動粒
子308を引き寄せることにより行う。
【0008】表示装置の表示は、電気泳動粒子308の
色と、電気泳動粒子308と異なる色相の着色色素が溶
解された液体分散媒309の色を利用して行われる。す
なわち、前記一対の電極に電位差を与えて電気泳動粒子
308を表示側、今の場合第1基板側に移動させた場合
には、観察者には電気泳動粒子308の色が認識され、
前記電位差の極性を逆転し、電気泳動粒子308が表示
側と反対の側に移動した場合には、観察者には電気泳動
粒子308の色は認識されず、液体分散媒309の色が
観察される。こうして電気泳動粒子308と液体分散媒
309の色によって二値表示を行うことができる。
【0009】しかしながら、上記のような従来の電気泳
動表示装置においては、液体分散媒は着色あるいは不透
明化させることが不可欠であったため、単一成分で構成
することが困難であり、液体分散媒中に何らかの着色粒
子を混合したり、着色色素を溶解したりする必要があっ
た。また、液体分散媒に溶解した色素の電気泳動粒子へ
の吸着、あるいは、電気泳動粒子とそれらが付着した電
極表面との間に色素を含む液体分散媒が侵入する等の原
因で、コントラストが低下する場合もあった。さらに、
このような着色粒子(色素)の存在は、電気泳動動作に
おいて不安定要因として作用しやすく、表示装置として
の性能や寿命、安定性を低下させることもあった。
【0010】そこで、特開平9−211499号公報、
特公平6−52358号公報等で、着色粒子が混合され
たり、着色色素が溶解されたりしない、透明な液体分散
媒を用いた電気泳動表示装置が提案されている。
【0011】特開平9−211499号公報で開示され
た電気泳動表示装置及びその動作原理を図4を用いて説
明する。
【0012】401は第1基板、402は第2基板、4
03はスペーサ、404は第1電極、405は第2電
極、406と407は誘電体層、408は電気泳動粒
子、409は透明液体分散媒、410は電気回路、41
1は遮蔽層である。
【0013】電気回路410によって、第1電極404
が電気泳動粒子408と異なった極性、第2電極405
が電気泳動粒子と同じ極性になるように電圧を印加する
と、電気泳動粒子408は、第1電極404に引き寄せ
られ、第1電極404を被覆している誘電体層406の
表面を覆う。この時、透明な第2基板402の外側から
装置を見ている観察者は、電気泳動粒子408の色を見
ることになる。
【0014】次に、電気回路410を用いて第1電極4
04、第2電極405の極性を反転させるように電圧を
印加すると、電気泳動粒子408は遮蔽層411により
遮蔽された領域内の第2電極405に引き寄せられ、第
2電極405を被覆している誘電体層407の表面を覆
う。この時、電気泳動粒子408は遮蔽層411により
遮蔽された領域内にあるので、観察者は誘電体層406
あるいは第1電極404あるいは第1基板401の色を
見ることになり、電気泳動粒子408の色との二値表示
を行うことができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
おける従来の電気泳動表示装置では、第1電極404が
第1基板401上に形成され、第2電極405がスペー
サー403の側壁表面に第1電極404に対して直角に
形成されているため、両電極間に生ずる電界は第1電極
404の第2電極405に近いエッジ部分に集中する。
このように誘電体層406表面における電界強度が一定
ではないため、電気泳動粒子408は第1電極404上
のエッジ付近に集中して吸着し、吸着ムラが発生してし
まう。
【0016】また、誘電体層406の厚さによっては、
誘電体層406の表面における電界方向が誘電体層40
6表面に垂直でない場合があり、そのような場合には誘
電体層表面方向にも電界によって電気泳動粒子408が
移動する。このような経時的な変化は経時的な色ムラを
生じていた。
【0017】図4に示した例に限らず、一般に電界は電
極の端などの突起状の部分に集中するため、電気泳動粒
子はこの様な部分に集まる傾向がある。
【0018】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、色ムラが少なく、コントラストの高
い、高品質な画像表示を実現する表示素子及び表示装置
を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、互いに対向配置し少なくとも一方が透明な一対の基
板である第1基板及び第2基板と、透明液体分散媒と複
数の電気泳動粒子とを含み前記一対の基板間に挟持され
る分散系と、電位差を与えて前記分散系中に電界を形成
するための一対の電極である第1電極及び第2電極と、
を少なくとも有し、前記電界によって前記電気泳動粒子
を前記分散系中で移動させ、前記電気泳動粒子の位置の
違いによる前記分散系の光学的状態の変化を利用して表
示を行う表示素子であって、前記一対の電極のうちのど
ちらか一方との間に前記電気泳動粒子の移動領域を制限
する壁面を有し、該壁面は前記電界の等電位面のうち
の、第1電極と第2電極の間を最短距離で結ぶ線分A上
の電界強度が最小値をとる点から線分Aの長さの20%
以内の範囲を通る一等電位面に沿って設けられたことを
特徴とする。
【0020】請求項2に記載の本発明は、互いに対向配
置し少なくとも一方が透明な一対の基板である第1基板
及び第2基板と、透明液体分散媒と複数の電気泳動粒子
とを含み前記一対の基板間に挟持される分散系と、電位
差を与えて前記分散系中に電界を形成するための一対の
電極である第1電極及び第2電極と、を少なくとも有
し、前記電界によって前記電気泳動粒子を前記分散系中
で移動させ、前記電気泳動粒子の位置の違いによる前記
分散系の光学的状態の変化を利用して表示を行う表示素
子であって、前記一対の電極のうちのどちらか一方との
間に前記電気泳動粒子の移動領域を制限する壁面を有
し、該壁面は線分A上の線分Aの中点から前記線分Aの
長さの20%以内の範囲を通るよう設けられたことを特
徴とする。
【0021】上記のような構成によれば、電気力線の密
度が比較的低い部分に設けられた前記壁面に前記電気泳
動粒子が付着することよって、ほぼ均等に広い面積にわ
たって前記電気泳動粒子が前記壁面を覆うことになり、
色ムラが少なく、コントラストの高い、高品質の表示素
子が得られる。
【0022】なお、前記一等電位面に沿ってとは、厳密
に等電位面の形状と同じ壁面を形成することは実際には
非常に困難であるので、これに近い形で面を形成すると
いう意味である。特に、電界形状が両電極間で比較的対
称である場合においては、前記壁面を請求項2に記載の
本発明のように、前記壁面を線分A上の線分Aの中点か
ら前記線分Aの長さの20%以内の範囲を通るよう設け
ておくことで、請求項1に記載の本発明のように、前記
壁面が前記電界の等電位面のうちの、第1電極と第2電
極の間を最短距離で結ぶ線分A上の電界強度が最小値を
とる点から線分Aの長さの20%以内の範囲を通る前記
一等電位面に沿って設けられているのと同様な効果が得
られる。
【0023】上記本発明は、第1電極は第1基板上に積
層され、第2電極は第2基板上の第2基板に水平な方向
に第1電極とずれた位置に積層されていることを好まし
い態様として含むものである。
【0024】この構成によれば、電気泳動粒子の色と、
第2基板あるいは第2電極の色との2値表示が可能とな
る。
【0025】さらに上記本発明は、前記壁面は、第1電
極及び第2電極の積層面に平行な平面であること、又
は、前記壁面は、前記線分Aと45乃至90度の角度を
なす面を有すること、又は、前記壁面は、第1基板又は
第2基板のうちのいずれか一方の表面であること、を好
ましい態様として含むものである。
【0026】これらの構成によれば、本発明の表示素子
を簡便に作成することができる。また、特に前記壁面が
線分Aと45乃至90度の角度をなす面を有する構成を
とることで、前記壁面上での電界強度の一様性が高く、
前記電気泳動粒子が均一に前記壁面に付着するようにな
り、また前記壁面が電気力線とほぼ垂直となるために、
前記電気泳動粒子が付着してから前記壁面の面方向にず
れるように動いてしまうことがなく、安定して前記電気
泳動粒子が前記壁面上に付着していることが可能とな
り、表示性能の高い素子を得ることができる。
【0027】またさらに本発明は、上記のうちのいずれ
かの表示素子を複数備えたことを特徴とする表示装置を
も提供するものである。
【0028】この構成によれば、色ムラが少なく、コン
トラストの高い、高品質の表示装置が得られる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の表示素子
の実施形態の断面及び動作を表す概念図である。これら
を用いて本発明の表示素子及び表示方法を具体的に説明
するが、本発明はこれらに制限されるものではない。
【0030】(表示素子の形態)図1、図2の両方にお
いて、1は第1基板、2は第2基板、3はスペーサ、4
は第1電極、5は第2電極、8は電気泳動粒子、9は透
明液体分散媒である。20は本発明に特徴的な壁面であ
る。これら図1、図2においては、第2基板2の内側表
面が壁面20となる場合を示している。
【0031】第2基板2は、それ自体、又はその表面
が、電気泳動粒子8とは異なる色に着色されているか、
若しくは、第2基板2の材料として、電気泳動粒子8と
は異なる色のものを用いるのが好ましい。ここで第2基
板2の表面を着色するとは、例えば、第2基板2の内側
表面を着色しても良いし、第2基板2として透明な材料
を使用した場合には第2基板2の外側表面を着色しても
良い。他にも、第2基板2は無色透明にしておき、第2
電極5の色を電気泳動粒子8とは異なる色にする等でも
良い。また、第2基板2の厚さを含めた形状は、その表
面を壁面20として使用するために、所定の形状を持
つ。
【0032】図1は、第2基板2の厚さを前記一対の電
極間の基板に垂直な方向に沿った距離の半分にして形成
した形態を示している。このような形態は、単に第2基
板2にこのような厚さの基板を使用するのみで可能であ
るので、簡便であり、コスト的に有利となる。
【0033】図2は、第2基板2の内側表面が前記線分
Aと90度程度の角度をなす面を持つように成形されて
いる形態を示している。図1の場合に比べて、より前記
電界の等電位面に近い形になるので、壁面20上での電
界強度の一様性が高く、電気泳動粒子8が均一に付着す
るようになる。また、壁面20が電気力線とほぼ垂直と
なるために、粒子が付着してから壁面の面方向にずれる
ように動いてしまうことがなく、安定して電気泳動粒子
8が壁面20上に付着していることが可能となり、表示
性能の高い素子を得ることができるため、より好ましい
形態と言える。
【0034】これら、図1、図2に示したような構成を
とることで、壁面20は、前記電界の等電位面のうち
の、第1電極4と第2電極5の間を最短距離で結ぶ線分
A上の電界強度が最小値をとる点から線分Aの長さの2
0%以内の範囲を通る前記一等電位面に近い形で、又は
線分A上の線分Aの中点から前記線分Aの長さの20%
以内の範囲を通るように、形成されることになる。実際
にはこれらの壁面20は、厳密に上記のような等電位面
に沿っているわけではないが、従来の素子よりもこれに
近くなっており、このことによって本発明のように高品
質表示が可能となる表示素子が提供できる。
【0035】特に図2に示した構成をとることで、壁面
20は前記線分Aと45乃至90度の角度をなす面を有
することになり、このことによって、上述の図2の説明
のように、より表示性能の高い素子を得ることができる
ようになる。
【0036】なお、前記線分A上で電界強度が最小値を
とる点から線分Aの長さの20%以内の範囲を通る前記
一等電位面は、好ましくは10%以内の範囲であり、さ
らに好ましくは5%以内の範囲である。
【0037】また、前記線分A上の線分Aの中点から前
記線分Aの長さの20%以内の範囲を通るように、とい
う条件は、好ましくは10%以内の範囲であり、さらに
好ましくは5%以内の範囲である。
【0038】また、前記線分Aと45乃至90度の角度
をなす面は、好ましくは60乃至90度の角度であり、
さらに好ましくは80乃至90度の角度である。
【0039】第1電極4は、不透明な導電性材料を用い
て第1基板1上に積層され、第2電極5は第2基板2上
の第2基板2に水平な方向に第1電極4とずれた位置に
積層されている。このような構成によれば、第1電極4
に引き寄せられた時と、第2電極5に引き寄せられたと
きの電気泳動粒子8の基板面に平行な方向の位置にずれ
が生じ、このことを利用して二値表示を行うことができ
る。
【0040】図中の点線は、電気力線の形状を模式的に
表すものであり、電界はこのように電極のエッジ部分に
集中し、特に本実施の形態のように電極をずらして配置
した場合には、この傾向が顕著となる。そこで逆にこれ
を利用して、片方の電極に引き寄せられているときに
は、電界の集中した部分で電気泳動粒子8を小さくかた
めた状態で集めておき、もう片方の電極に引き寄せられ
て壁面20に付着したときには、壁面20が電気力線の
密度が低い部分に設けられているため、電気泳動粒子8
を広い面積に広がって付着させることができる。そのた
め、これら2つの状態を用いてコントラストの高い、高
品質な表示が可能となる。
【0041】図1に示した上述のような構成では、電気
泳動粒子8の拡がる幅と両電極の幅を同程度に描いてあ
るが、実際には上にも示したような電界(あるいは電荷
と言っても良い)が電極のエッジに集中する傾向は、電
極の大きさが変わっても変わらない。従って、第1電極
4は電気泳動粒子8が隠れるだけぎりぎりの大きさであ
れば良く、また第2電極5及びスペーサ3の幅を第1電
極4よりもずっと小さくすることによって表示のコント
ラストを上げることも可能である。
【0042】また、実際の色表示等に関しては、図1、
図2に示すように第1電極4と第2電極5が基板に平行
な面内で重なる領域を持たず、その両電極の間の部分に
電気泳動粒子8が付着するような構成においては、第1
電極4及び第2電極5、電気泳動粒子8を黒色にし、第
2基板2を透明とし、さらに第2基板2の外側、すなわ
ちこの素子の最下面に白色の層を設ければ、白黒表示が
可能となる。また、この最下層にカラー化した着色層を
設ければカラー表示も可能となる。さらに、このような
着色を施さずに、電気泳動粒子8をシャッターとして用
いて、カラーフィルターと組み合わせることで、透過型
の表示素子とすることも可能である。
【0043】なお、壁面20は本実施の形態の説明にお
いては第2基板2の厚さによって設けられているが、こ
れは構成の簡便性のために用いているのであり、実際に
は、この部分で粒子がブロックされる構成であれば何で
も良い。例えば、平坦な第2基板2上に樹脂などを盛る
ことで突起を形成し、壁面20として用いても良いし、
他の方法でも良い。
【0044】(表示素子の表示方法)本実施の形態にお
ける表示素子の表示側は第1基板1側であり、観察者は
その方向から表示素子を観察する。以下、本実施の形態
においては、電気泳動粒子8がプラスの電荷を帯びてい
る場合を説明する。
【0045】第1電極4が第2電極5よりも低い電位に
なるように電圧を印加すると、図1(b)の様に電気泳
動粒子8は第1電極4に引き寄せられ、第1電極4の近
傍に付着する。
【0046】この時、大部分の電気泳動粒子8は不透明
な第1電極4に隠されるため、観察者は透明液体分散媒
9を通して電気泳動粒子8とは異なる色の第2基板2の
表面又は第2基板2自体を見ることになる。
【0047】逆に、第1電極4が第2電極5よりも高い
電位になるように電圧を印加することにより、電気泳動
粒子8は第1電極4から第2電極5に向かう方向に生じ
た電界によって移動を始める。そして、本発明の特徴的
な部分である壁面20によって電気泳動粒子8は移動を
停止する。
【0048】この時、電気泳動粒子8が壁面20である
第2基板2の表面を覆うように付着し、観察者は電気泳
動粒子8を見ることになる。
【0049】このようにして、第2基板2の色と、電気
泳動粒子8の色との2値表示を行う。特に、壁面20が
本発明のように構成されていることで、電気泳動粒子8
は、広い面積にわたって均一に壁面20上に付着するよ
うになり、色ムラが少なく、コントラストの高い、高品
質の表示が可能となる。
【0050】(製造方法)まず、図1に示した実施の形
態の表示素子の製造方法の1例を示す第1基板1上に第
1電極4を、第2基板2上に第2電極5を導電性材料を
積層して形成する。特に第1電極4の材料には、不透明
な材料を用いる。また、第2基板2の厚さは、一対の電
極間の基板に垂直な方向に沿った距離の半分になるよう
に選んでおく。
【0051】スペーサ3は第2基板2の第2電極5を形
成した面とは反対側の面上に所定の形状に形成する。こ
れは例えば、感光性樹脂を塗布して、パターン露光し、
ウェット現像処理する、等の工程によって作成できる。
【0052】その後、透明液体分散媒9をスペーサ3の
形成された第2基板2上に配置し、電気泳動粒子8を透
明液体分散媒9に混入した後、第2基板2上に配置され
た分散系を保ちつつ、第1基板1の第1電極4が形成さ
れた面を外側に向け、位置合わせをしながら第2基板2
と熱融着性の接着剤等により、接着する。
【0053】表示色として第2基板2の第2電極5側
に、第2電極5を覆うように塗料を塗る。
【0054】次に、図2に示した実施の形態の表示素子
の製造方法の1例を示す第1基板1上に第1電極4を、
不透明な材料を用いて積層して形成する。
【0055】第2基板2には、所定の凹凸をもつ型でP
ET(ポリエチレンテレフタレート)などの樹脂フィル
ムを成型して用いる。
【0056】第2電極5は、第2基板2の凹凸が形成さ
れた面とは反対側の面上に、積層して形成する。
【0057】スペーサ3は第2基板2の凹凸を形成した
面上に所定の形状に形成する。方法は上記の図1の場合
の製造方法において示したものと同様の工程などが使用
できる。
【0058】その後、透明液体分散媒9をスペーサ3の
形成された第2基板2上に配置し、電気泳動粒子8を透
明液体分散媒9に混入した後、第2基板2上に配置され
た分散系を保ちつつ、第1基板1の第1電極4が形成さ
れた面を外側に向け、位置合わせをしながら第2基板2
と熱融着性の接着剤等により、接着する。
【0059】表示色として第2基板2の第2電極5側
に、第2電極5を覆うように塗料を塗る。
【0060】(使用可能な材料)基板の材料としては、
例えばPET、PES(ポリエーテルサルフォン)等の
樹脂フィルム、或いはガラス、石英などの無機材料を使
用することができる。厚さは、用途により適宜選択され
るが、通常は10乃至1000μm程度のものが使用さ
れる。特に、本実施の形態において説明したように、基
板の厚さを利用して壁面を設ける場合には、注意深く厚
さを選ぶ必要がある。また、色に関しては、本実施の形
態の第2基板2のようにして使用する場合には、色つき
のPETやPES等を用いたり、表面に着色するなどし
て用いる。表面の着色には、例えば、エナメル塗料や顔
料系のカラーインク等を用いることができる。特に分散
系に触れる基板内面に着色するには顔料系等の、分散系
の材料と反応しない材料を用いる必要がある。また、図
2に示した実施の形態の第2基板2のように、表面に所
望の凹凸を設ける場合には、成形性の良い材料が好まし
く、上述のPETやPESなどを用いると良い。
【0061】電極の材料としては、パターニング可能な
材料であれば特に制限されない。具体的には金属材料
や、金属酸化物などが使用でき、例えばAl、Au、P
t、Ag、Ni、Ti、Crや、ITO(インジウム・
チン・オキサイド)、ZnO、SnO2等がある。本実
施の形態のようにして表示側の基板に形成する電極には
不透明な材料を用いる。これには上述のような金属を2
00Å程度以上の厚さで形成したり、例えば暗黒色の炭
化チタンなどの導電性の化合物を用いても良い。好まし
くは、2値表示において使用する色のうち電気泳動粒子
とは違う方の色と似た色に視認される材料である。電極
の形状なども設計により適宜決定されるが、通常は0.
1乃至1μmの厚さで、1乃至100μmの幅、1乃至
100μmの間隔程度で形成する。このような電極は、
周知の半導体プロセス(マスク法やリソグラフィ)等の
方法で形成できる。
【0062】スペーサの材料としては、分散系の材料と
反応しない感光性樹脂が好ましく、例えばポリマー樹脂
などが使用できる。成型は周知の半導体プロセス等の方
法で行うことができる。
【0063】電気泳動粒子の材料としては、酸化チタン
(白)が代表的であるが、周知のコロイド粒子の他、種
々の有機質又は無機質顔料、染料、金属粉、ガラスある
いは樹脂などの微粉末、これらに着色剤を添加したも
の、例えばポリスチレンとカーボンの混合物等を適宜使
用できる。また、これら1種類だけで使用しても、これ
らのうち2種類以上を混ぜて使用しても良い。粒径は、
通常0.1乃至50μm位のものを使用する。
【0064】透明液体分散媒としては、絶縁性を有する
液体で、シリコーンオイル、トルエン、キシレン、高純
度石油等が使用できる。
【0065】また、分散系には電気泳動粒子の帯電量を
制御するための荷電制御剤を混入しておくのが好まし
い。電気泳動粒子の帯電量を制御すると、表示のメモリ
ー性と、表示品質の劣化との折合いを付けることができ
る。つまり、電気泳動粒子の帯電量が多く、電気泳動粒
子の電極上への吸着力が強ければ、分子間力の大きな吸
着状態が得られ、表示のメモリー性は良くなるが、吸着
力が強すぎると、次第に電極上に電気泳動粒子が固着す
るようになり、コントラストが悪化するなどの問題が生
じる。これを適切に制御することができるようになる。
【0066】荷電制御剤の材料としては、正荷電制御剤
と負荷電制御剤がある。正荷電制御剤としては、ナフテ
ン酸金属塩(コバルト、マンガン、鉄など)、オクチン
酸ジルコニウムなどを任意に使用できる。負荷電制御剤
としては、レシチン、石油スルフィン酸カルシウム、ア
ルキルベンゼンスルフォン酸ソーダ、アルキルアラニン
などが任意に使用できる。
【0067】(表示装置)以上に説明した表示素子を2
次元的に複数配列して配線することで、単純マトリクス
駆動等が可能な表示装置を作成することができる。
【0068】
【実施例】(実施例1)本発明の実施例の1つを図1を
用いて説明する。
【0069】厚さ100μmのPETフィルムを第1基
板1に、厚さ50μmのPETフィルムを第2基板2に
用いた。
【0070】第1電極4及び第2電極5は暗黒色の炭化
チタンを50μm幅、100μm間隔で、第1電極4は
第1基板1上に、第2電極5は第2基板2上にスパッタ
法で成膜した。
【0071】スペーサ3にはポリマー樹脂を用いた。ス
ペーサ3は、第2基板2の第2電極5を形成した面とは
反対側の面上に、感光性ポリイミドワニスを塗布して、
パターン露光し、ウェット現像処理する、という一連の
工程を2回繰り返すことによって、幅30μm、高さ5
0μmの所定の形状にした。
【0072】その後、透明液体分散媒9としてシリコー
ンオイルをスペーサ3の形成された第2基板2上に配置
した。電気泳動粒子8には黒色のカーボンとポリスチレ
ンとの混合物で、粒子径が1〜2μmの物を使用し、こ
の電気泳動粒子8を第2基板2上に配置したシリコーン
オイルに大体セルあたり等量になるように混入した後、
第2基板2上に配置された分散系を保ちつつ、第1基板
1の第1電極4が形成された面を外側に向け、位置合わ
せをしながら第1基板1と第2基板2とを熱融着性の接
着剤等により、加熱接着した。
【0073】表示色として第2基板2の第2電極5側
に、第2電極5を覆うようにして白色のエナメル塗料を
塗った。
【0074】本例では駆動電圧として50Vの電位差を
両電極に与えて、表示効果を観察した。その結果、第1
電極4に第2電極5より50V高い電圧を印加したとこ
ろ、全体が灰色がかった白として表示された。応答速度
は30msec以下であった。また、逆の電位差を与え
た時は黒色表示となり、白黒両表示間のコントラスト
は、1:10程度の値が得られた。
【0075】(実施例2)本発明の他の実施例を図2を
用いて説明する。
【0076】第1基板1には厚さ100μmのPETフ
ィルムを用いた。
【0077】第2基板2は所定の凹凸を持つ型でPET
を成形し、図2に示したような形状で、最も厚い部分は
厚さ50μm、最も薄い部分は厚さ10μm、凹凸のピ
ッチは100μm、凹凸の傾斜部分の、基板の外側表面
となす角度は40度とした。
【0078】電極は不透明な暗黒色の炭化チタンを50
μm幅、100μm間隔で、第1電極4は第1基板1上
に、第2電極5は第2基板2上にスパッタ法で成膜し
た。
【0079】スペーサ3はポリマー樹脂を用いており、
感光性ポリイミドワニスを第2基板2の第2電極5を形
成した面とは反対側の凹凸面上に塗布し、パターン露光
し、ウェット現像処理する、一連の工程によって、幅3
0μm、高さ25μmの所定の形状に形成した。
【0080】その後、透明液体分散媒9としてシリコー
ンオイルをスペーサ3の形成された第2基板2上に配置
した。電気泳動粒子8には黒色のカーボンとポリスチレ
ンとの混合物で、粒子径が1〜2μmの物を使用し、こ
の電気泳動粒子8を第2基板2上に配置したシリコーン
オイルに混入した後、第2基板2上に配置された分散系
を保ちつつ、第1基板1の第1電極4が形成された面を
外側に向け、位置合わせをしながら第1基板1と第2基
板2とを熱融着性の接着剤等により、加熱接着した。
【0081】表示色として第2基板2の第2電極5側
に、第2電極5を覆うようにして白色のエナメル塗料を
塗った。
【0082】本例では駆動電圧として50Vの電位差を
両電極に与えて、表示効果を観察した。その結果、第1
電極4に第2電極5より50V高い電圧を印加したとこ
ろ、全体が灰色がかった白として表示された。応答速度
は30msec以下であった。
【0083】また、逆電圧を印加したところ黒色表示に
なり、素子を顕微鏡等によって観察したところ、色ムラ
の非常に少ない素子が形成されていることがわかった。
また更に、1〜2時間の長時間電圧を印加した場合にも
時間による電気泳動粒子の移動はほとんど見られず、壁
面20の面を電界と垂直にすることにより、電気泳動粒
子に対して、電界により電気泳動粒子ストッパの表面に
平行な力は生じないことを確認した。
【0084】これらの白黒両表示間のコントラストは
1:10程度の値が得られた。
【0085】
【発明の効果】以上、詳細に述べてきたように、本発明
によれば、電気力線の密度が比較的低い部分に設けられ
た壁面に電気泳動粒子が付着することよって、ほぼ均等
に広い面積にわたって壁面を覆うことになり、色ムラが
少なく、コントラストの高い、高品質の表示素子及び表
示装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示素子の一実施形態の断面及び動作
を表す概念図である。
【図2】本発明の表示素子の他の実施形態の断面及び動
作を表す概念図である。
【図3】従来の電気泳動表示装置の一例を示す概念図で
ある。
【図4】従来の電気泳動表示装置の一例を示す概念図で
ある。
【符号の説明】
1,301,401 第1基板 2,302,402 第2基板 3,303,403 スペーサ 4,304,404 第1電極 5,305,405 第2電極 8,308,408 電気泳動粒子 9,409 透明液体分散媒 20 壁面 309 液体分散媒 406,407 誘電体層 410 電気回路 411 遮蔽層

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向配置し少なくとも一方が透明
    な一対の基板である第1基板及び第2基板と、透明液体
    分散媒と複数の電気泳動粒子とを含み前記一対の基板間
    に挟持される分散系と、電位差を与えて前記分散系中に
    電界を形成するための一対の電極である第1電極及び第
    2電極と、を少なくとも有し、前記電界によって前記電
    気泳動粒子を前記分散系中で移動させ、前記電気泳動粒
    子の位置の違いによる前記分散系の光学的状態の変化を
    利用して表示を行う表示素子であって、前記一対の電極
    のうちのどちらか一方との間に前記電気泳動粒子の移動
    領域を制限する壁面を有し、該壁面は前記電界の等電位
    面のうちの、第1電極と第2電極の間を最短距離で結ぶ
    線分A上の電界強度が最小値をとる点から線分Aの長さ
    の20%以内の範囲を通る一等電位面に沿って設けられ
    たことを特徴とする表示素子。
  2. 【請求項2】 互いに対向配置し少なくとも一方が透明
    な一対の基板である第1基板及び第2基板と、透明液体
    分散媒と複数の電気泳動粒子とを含み前記一対の基板間
    に挟持される分散系と、電位差を与えて前記分散系中に
    電界を形成するための一対の電極である第1電極及び第
    2電極と、を少なくとも有し、前記電界によって前記電
    気泳動粒子を前記分散系中で移動させ、前記電気泳動粒
    子の位置の違いによる前記分散系の光学的状態の変化を
    利用して表示を行う表示素子であって、前記一対の電極
    のうちのどちらか一方との間に前記電気泳動粒子の移動
    領域を制限する壁面を有し、該壁面は第1電極と第2電
    極の間を最短距離で結ぶ線分A上の線分Aの中点から線
    分Aの長さの20%以内の範囲を通るよう設けられたこ
    とを特徴とする表示素子。
  3. 【請求項3】 第1電極は第1基板上に積層され、第2
    電極は第2基板上の第2基板に水平な方向に第1電極と
    ずれた位置に積層されていることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の表示素子。
  4. 【請求項4】 前記壁面は、第1電極及び第2電極の積
    層面に平行な平面であることを特徴とする請求項3に記
    載の表示素子。
  5. 【請求項5】 前記壁面は、前記線分Aと45乃至90
    度の角度をなす面を有することを特徴とする請求項1か
    ら3のうちのいずれか1項に記載の表示素子。
  6. 【請求項6】 前記壁面は、第1基板又は第2基板のう
    ちのいずれか一方の表面であり、表面が前記壁面である
    前記一方の基板には、前記壁面である面の反対側の面に
    前記一対の電極のうちのいずれか一方が形成されている
    ことを特徴とする請求項1から5のうちのいずれか1項
    に記載の表示素子。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のうちのいずれか1項に
    記載の表示素子を複数備えたことを特徴とする表示装
    置。
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