JPS5921935A - 空気調和機の制御信号伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、空気調和機の室内ユニットと、該室内ユニッ
トに渡り線を介して接続されたリモートコントロール装
置との間の制御信号の授受を少ない渡９線本数でもって
行うようにした空気調和機の制御信号伝送装置に関する
ものである。

一般に、この種の空気調和装置のリモートコントロール
装置（以下、リモコン装置という）には、冷／暖切換ス
イッチや運転／停止スイッチあるいは温度設定つまみ等
の各種切換手段が設けられており、該各切換手段の切換
操作により発生した各操作信号を制御信号として渡シ線
を介して室内ユニットに伝送して、該室内ユニットの作
動を所望通りに制御するようにしている。

ところで、室内ユニットとリモコン装置との間の渡り線
は機器のザービス面からみると、その本数が少ないこと
が望まれるが、上記従来のものでは、リモコン装置の各
切換手段に対応してそれぞれ１本の渡り線が割り当てら
れていたため、リモコン装置の切換手段の数に等しい渡
り線が必要となって、渡り線本数が多くなるという欠点
があった。

そこで、本発明は斯かる点に鑑み、リモコン装置の各切
換手段からの操作信号をまとめて１つのコード化した信
号にして室内ユニットに伝送し、その後、室内ユニット
で各操作信号に対応する操作信号に分解するようにする
ことにより、リモコン装置から室内ユニットへの制御信
号の伝送を１本の渡り線でもって行うことができ、よっ
て渡り線の省線化を可能とすることを目的とするもので
ある。

その目的を達成するため、本発明では、第１図に示すよ
うに、室内ユニットと、該室内ユニットに渡り線を介し
て接続されたリモートコントロ−ルの制御信号伝送装置
であって、リモートコン）・ロール装置は、操作者によ
り操作きれる複数の切換手段を有する操作部と、該操作
部の各切換手段の操作信号をまとめて１つのコード化し
た信号に変換する符号発生部と、該符号発生部の信号を
上記室内ユニットに送信する送信部とを備える一方、室
内ユニットは、上記送信部からの信号を１本の渡り線を
介して受信する受信部と、該受信部のコード信号を上記
操作部の各切換手段の操作信号に対応する操作信号に解
読分解する符号解読ｊ？Ｂ　、！：、該符号解読部の各
操作信号を出力保持する出力保持部とを備え、操作部の
各切換手段の操作信号を符号発生部で１つのコード化し
た信号に変換したのち、送信部と受信部とによる信号の
送受信により上記コード信号をリモコン装置から１本の
渡り線を介して室内ユニットに伝送し、その後、このコ
ード信号を符号解読部で各操作信号に対応する操作信号
に解読分解して出力保持部で出力保持するようにしだも
のである。

以ド、本発明の実施例を図面に基いて詳細に説明する。

第２図および第３図は本発明の実施例である空気調和機
の制御信号伝送装置を示し、ｆｌ）は室内ユニット、（
２）はリモコン装置であって、室内ユニツ１−ｆ＋）の
電源部（３）は、交流電源（４）の電圧を降圧する変圧
器（５）と、該変圧器（５）の二次側電圧を整流する整
流器（６）とを備えてお９、該整流器（６）の両端に所
定値の直流電圧ＶＱ　（例えば１２Ｖ）を得て後述する
圧縮機用電動機制御用のリレー國等の励磁電源とすると
ともに、該直流電圧■０を降圧した所定瞳の直流電圧Ｖ
ＤＤ　　（例えば５Ｖ）を室内ユニット（１）に備える
各種電子素子の作動電源としている。一方、リモコン装
置（２）の電源部（７）は、電源線（８）とアース線（
８）′を介して室内ユニッ）　＋１）の電源部（３）の
整流器（６）の両端に接続されて該室内ユニット（１）
の電源部（３）を電源としており、上記直流電圧■０と
直流電圧ＶＤＤを得ている。

そして、上記リモコン装置（２）は、操作部（９）と、
本発明の特徴としての符号発生部（１ｏ）と、送憎部（
１１）とを備えている。該操作部（９）は、操作者によ
って操作される冷／暖切換スイッチ（１２）と、風量切
換スイッチ（１３）と、温度設定つまみ（１４）と、モ
ーメン〉リスイツチよりなる運転／停止スイッチ（１５
）との各切換手段よりなる。該冷／暖切換スイッチ（１
２）は可動接点（１　２ａ）が冷房側固定接点０２ｂ）
と暖房側固定接点０２Ｃ）とに選択的に切換えられるも
のであｐ、風量切換スイッチ（１３）は可動接点（１３
ａ）がＩＨＩ（強）体固定接点（１３ｂ）と「Ｌ」　（
弱）体固定接点（１３ｃ）とに選択的に切換えられるも
のであり、温度設定つまみ（１４）は可動接点が８段階
の設定温度に対応する第１〜８の固定接点（１　４１）
）〜（１４りに選択的に切換えられるものである。また
、運転／停止スイッチ（１５）には該スイッチ（１５）
の操作状態を自己保持するフリップフロップ回路（１６
）が接続され、該フリップフロップ回路（１６）の可端
子にはバッファ回路（ｌｉｉ）’を介しＣフォトカプラ
（１７）と運転表示用の発光ダイオード（１８）とが直
列に接続されており、運転／停止スイッチ（１５）の運
転側への操作時、その操作を７リソプフロツプ回路（１
Ｇ）で自己保持しなから、フォトカプラ（１７）の作動
と発光ダイオード（１８）の発光を開始させるようにな
されている。

また、上記符号発生部（１０）は半導体集積回路（１９
）を備えている。該集積回路（１９）は、順次パルス波
を出力する４つの走査端子（Ｓ、）−（Ｓ４）と３つの
入力端子（Ｉ０１）〜σ。３）を有し、且つ該入力端子
（ＩＯ＋）〜（ｌ０３）に入力された信号を１つにまと
めてコード化するもので、該各端子（Ｓ、）〜（Ｓ、）
、（］：。Ｉ１〜（工。３）には上記冷／暖切換スイッ
チ（Ｉ２）と風量切換スイッチ（１３）と、運転／１亭
止スイツチ（１５）のフォトカプララ（１７）のフ第１
・トランジスタ（１’７ｂ）と、温度設定つまみ（１４
）にダイオードマトリックス（２０）を介して接続され
た４個のアナログスイッチ（２１）・・とがマトリック
ス的に接続されており、よって集積回路（１９）の走査
端子（Ｓト（Ｓ−から順次パルスが出力されると、上記
各切換手段（１２）〜（１６）の操作状態が入力端子（
工。１）〜（工。３）に入力収集され、この各操作状態
（操作信号）を集積回路（１９）でまとめて１つのコー
ド化された信号に変換するように構成されている。

さらに、送信部（１１）は、上記集積回路（１９）の出
力端子（０ρから出力されるコード信号を増幅する第１
および第２のトランジスタ（’ｒｒ、）、　（Ｔｒ２）
を備えており、該ｉＡ　２（７）　トランジスタ（Ｔｒ
２）のコレクタ電流、すなわち増幅されたコード信号を
１本の渡り線（２２）を介して室内ユニット（１）に送
信するようになさり、ている。

一方、室内ユニット（１）は、上記送信部（１１）から
の信号を１本の渡り線（２２）を介して受信する受信部
（四と、符号解読部（２４）と、出力保持部（２５）と
を備えている。該受信部（２３）は受信したコード信号
の電圧レベルを符号解読部（２４）の入力レベルに変換
するトランジスタ（Ｔｒ３）を備えてなっている。

また、符号解読部（２４）は半導体集積回路（２［ｉ）
を備えている。該集積回路（２６）は、上記受信部（２
３）からのコード信号を受ける入力端子（工。４）を有
し、且つ該入力端子（工。４）で受けたコード信号を上
記操作部（９）の各切換手段（１２）〜（１５）の操作
信号に対応する操作信号に解読分解するとともに、この
分解された各操作信号を出力保持するもので、温度設定
つまみ（１４）からの操作信号、すなわち４個のアナロ
グスイッチ（２１）・・の０Ｎ−ＯＦＦ状態に対応する
信号をそれぞれ出力端子（０ρ〜（０，）から、また冷
／暖切換スイッチ（１２）の可動接点（１，２ａ、）が
冷房側固定接点（１２ｂ）および暖房側固定接点（１２
ｃ）にリノ換えられている場合の操作信号に対応する信
号をそれぞれ出力端子（０ρおよび（０□）から、また
風量切換スイッチ（１３）の可動接点０３ａ）かｒＨＪ
側固足固定接点３ｂ）および「Ｌ」側固定接点（１３ｃ
）に切換えられている場合の操作信号に対応する信号を
それぞれ出力端子（○ρおよび（○ρから、さらに運転
／停止スイッチ（１５）の運転操作に基づく操作信号、
すなわちフォトカプラ（１７）の作動状態に対応する信
号を出力端子（０１０）からそれぞれ出力するようにな
されている。そして、該集積回蕗ｔ２６）でもって出力
保持部（２５）を兼用している。

上記集積回路（２６）の出力端子（０ト（０ρには、４
個の増幅器（２７）・・および該４個の出力端子（Ｏト
（０，）からの信号の組合せよりなるデジタル値をアナ
ログ値に変換するＤ−Ａ変換器（２８）を介して比較器
（２９）がその」一端子にて接続されている。該比較器
（２９）は、一端子に接続されたザーミスタよりなる室
温検出器（３０）および抵抗（３１）で与えられる基準
電ＩＬを、上記４個の出力端子（０ト（０，）からのア
ナログ値に変換された基準電圧と比較して、基準電圧以
上の時に出力を発生ずるもので、該比較器（２９）の出
ノ月ＩＩＩ　Ｋは、圧縮機用電動機制御用のリレー（３
２）を０Ｎ−ＯＦＦ制御するトランジスタ（’ｒ、）か
接続されている。また、出力端子（０ρ〜（０１ｏ）に
はそれぞれ該各端子（０ρ〜（０□。）からの出力をバ
ッファ回路（３３）を介して受けて発光する冷房運転、
暖房運転、「Ｈ」風Ｗ（＋　　Ｉ−”　」風量および運
転の各表示用ダイオード（３１）〜（３８）が接続され
ている。尚、図示していないが、出力端子（Ｏρからの
出力（冷房運転指令信号）により冷房／暖房運転切換リ
レーを、出力端子（０＆）からの出力（［ＨＪ風量指令
信号）により風量切換リレーを、出力端子（０１ｏ）か
らの出力（運転指令信号）により運転／停止制御リレー
をそれぞれ制御するようになされている。

また、室内ユニット（１）の電源部（３）には、ＯＮ作
動時にリモコン装置（２）への給電を許容する第１のト
ランジスタ（’ｒｒ、）と、該第１のトランジスタ（’
ｒｒ５）を０Ｎ−ＯＦＦ制御する第２のトランジスタ（
’ｒｒ６）とが設けられ、該第２のトランジスタ（’ｒ
ｒ６）は、過負荷時等に作動する保護装置（図示せず）
の作動信号（「Ｌ」信号）を受けてＯＦＦ作動するもの
で、該２個のトランジスタ（Ｔｒ５）＋　（”６）によ
り、保護装置（図示せず）の作動時には第２のトランジ
スタ（Ｔｒ６）のＯＦＦ作動により第１のトランジスタ
（Ｔｒ５）をＯＦＦ作動させて、室内ユニット（１）か
らリモコン装置（２）への給電を遮断するようにした開
閉器（３９）が構成されている。

次に、上記実施例の作動について説明するに、リモコン
装置（２）における操作部（９）の冷／暖切換スイッチ
（１２）、風量切換スイッチ（１３）および温度設定つ
まみ（１４）の可動接点（１２ａ）、　（Ｌ３ａ）、　
（１４ａ）が所定の固定接点に位置付けられている状態
で、運転／停止スイッチ（１５）が運転側に操作される
と、フォトカプラ（１７）の作動が開始されたのち、そ
の作動がフリップフロップ回路（１６）により保持され
て、フォトカプラ（１カのフォトトランジスタ（１’７
１））は常にＯＮ作動状態そして、上記フォトカプラ（
１７）の作動状態と、冷／暖切換スイッチ（１２）およ
び風Ｊｔｔ　９Ｊ換スイツチ（１３）の切換状態と、温
度設定つまみ（１４）の操作状態に対応する４個のアナ
ログスイッチ（２１）・・の作動状態とが、集積回路（
１９）の４個の走査端子（Ｓ？（Ｓ、）からのパルス波
によって順次入力端子（工。１）〜（工、１．ｌ）から
該集積回路（１９）内に入力収集され、該集積回路（１
９）内で１つのコード化された信号に変換される。その
後、このコード化された信号は集積回路（１９）の出力
端子（Ｏｄ・ら取出されたのち、送信部（１１）により
１本の渡り線（２２）を介して室内ユニット（１）に伝
送される。

一方、室内ユニット（１）では、上記渡り線（２カを介
して伝送されたコード信号が受信部（Ｚ３）で受信され
たのち、集積回路（２Ｇ）の入力端子（工。、）を経て
該集積回路（２６）内に入力され、該集積回路（２Ｇ）
内で上記リモコン装置（２）の集積回路（１９）が収集
した各操作信号に対応する操作信号に解読分解される。

この解読分解された各操作信号は該集積回路（２Ｇ）内
で出力保持されたのち、上記フォトカプラ（＋７）の作
動状態に対応する操作信号は出力端子（０＋ｏ）から出
力され、また冷／暖切換スイッチ（１２）および風量切
換スイッチ（１３）の切換状態に対応する操作信号はそ
れぞれ出力端子（０ρ又は（０７）および（Ｏρ又は（
０９）から出力され、その結果、所定の風量でもって冷
房運転又は暖房運転が開始され、同時に運転表示ダイオ
ード（３８）と所定の冷暖房および風量の表示ダイオー
ド（財）又は（３５）および（３６）又は（３７）が発
光することになる。また、４個のアナログスイッチ（２
１）・・の作動状態に対応する操作信号は出力端子（０
ト仲ρから出力きれて、その組合せにより４ビツトのデ
ジタル値となり、続いてＤ　／　Ａ変換器（社）でアナ
ログ値に変換されて比較器（２９）の十端子に基準電圧
として入力される。その結果、圧縮機用電動機制御用の
リレー（篠は温度設定つまみ（１４）の操作状態（設定
温度）を動作境界としてＯＮ、ＯＦＦして圧縮機用電動
機を制御することになる。

よって、このようにリモコン装置（２）で発生する複数
個の操作信号により室内ユニット（１）の各種素子の作
動を各々制御する場合にも、リモコン装置＋２１の各操
作信号を１本の渡り線間のみを介して室内ユニット（１
）に伝送することができるので、リモコン装置（２）と
室内ユニット（１）間の渡り線の省線化を図ることがで
きる。

尚、空気調和機においては、リモコン装置（２）から室
内ユニット（１）への操作信号の伝送に加えて、室内ユ
ニット（１）からリモコン装置（２）への信号、例えば
過負荷表示信号をリモコン装置（２）にフィードバック
伝送する双方向制御が基本となるが、上記実施例では、
過負荷時等、保護装置（図示せず）が作動すると、開閉
器（３９）が作動して室内ユニット＋１１からリモコン
装置（２）への給電が遮断されるので、見かけ上、双方
向制御を行った場合と同一の効果を奏することになる。

したがって、単純に双方向制御を行うべく上記一対の集
積回路（＋　！、１）および（２６）をさらに１対追設
した場合に比べて、見かけ」二の双方向制御を電源線（
８）を利用して効果的に行うことができるので、渡り線
の省線化を一層図ることができるとともに、安価に実施
することが可能である。

以上説明したように、本発明によれば、リモコン装置に
備える複数の切換手段の各操作信号を符号発生部により
まとめて１つのコード化した信号に変換し、この信号を
送信部と受信部とによる送受信によりリモコン装置から
１本の渡り線を介して室内ユニットに伝送し、その後、
該室内ユニットにおいてコード信号を符号解読部で再び
対応する操作信号に解読分解し、出力保持部で出力保持
するようにしたので、リモコン装置と室内ユニット間の
渡り線を効果的に省線化することができるものである。

しかも、室内ユニットの保護装置の作動時に開閉器でも
って室内ユニットからリモコン装置への給電を遮断する
ようにすれば、見かけ上の双方向制御を渡９線の一層の
省線化を図９ながら安価に実現することが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を示すブロック図、第２図および
第３図は本発明の実施例を例示し、第２図は全体構成を
示すブロック図、第３図は具体的回路を示す電気回路図
である。 （旧・室内ユニツ）、＋２］・・リモコン装置、（９）
・・操作部、（ｌＯ）・・符号発生部、（１１）・・送
信部、（１２）・・冷／暖切換スイッチ、（１３）・・
風量切換スイッチ、（１４＋・・温度設定つまみ、（１
５）・・運転／停止スイッチ、（１９）・・半導体集積
回路、（２）Ｊ）・・アナログスイッチ、＋２２）・・
渡り線、（２３）・・受信部、（２４）・・符号解読部
、（２５）・・出力保持部、（２６）・・半導体集積回
路、（３９）・・開閉器。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）室内ユニット＋１）と、該室内ユニット（１）に
   渡り線（２２）を介して接続されたリモートコントロー
   ル装置（２）との間の制御信号の授受を行う空気調和機
   の制御信号伝送装置であって、リモートコントロール装
   置（２）は、操作者により操作される複数の切換手段（
   １２）〜（１５）を有する操作部（９）と、該操作部（
   ９）の各切換手段（國〜（１５）の操作信号をまとめて
   １つのコード化した信号に変換する符号発生部（１０）
   と、該符号発生部（１０）の信号を上記室内ユニット（
   １）に送信する送信部（１１）とを備える一方、室内ユ
   ニット（１）は、上記送信部（ＩＩ）か“らの信号を１
   本の渡９線（２４を介して受゛信する受信部（２３）と
   、該受信部（２３）のコード信号を上記操作部（９）の
   各切換手段（１２）〜（１５）の操作信号に対応する操
   作信号に解読分解する符号解読部（２４）と、該符号解
   読部（２４）の各操作信号を出力保持する出力保持部（
   ２５）とを備えたことを特徴とする空気調和機の制御信
   号伝送装置。
2. （２）室内ユニツ）　＋１＋は、該室内ユニット（１）
   の保護装置の作動信号を受けて室内ユニット（１）から
   リモートコントロール装置（２）への給電を遮断する開
   閉器（３９）を備えた特許請求の範囲第＋１１項記載の
   空気調和機の制御信号伝送装置。