JPH0329972Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0329972Y2 JPH0329972Y2 JP10074085U JP10074085U JPH0329972Y2 JP H0329972 Y2 JPH0329972 Y2 JP H0329972Y2 JP 10074085 U JP10074085 U JP 10074085U JP 10074085 U JP10074085 U JP 10074085U JP H0329972 Y2 JPH0329972 Y2 JP H0329972Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- load
- stop
- control
- central controller
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は1台の集中制御器に共通の信号搬送線
を介して夫々固有のアドレスを有する複数の端末
器を接続してなる遠隔制御装置に係り、特に空気
調和機や照明器具など一般に大きな電力を必要と
する負荷を手元で個別に制御するかもしくは集中
制御器から遠隔制御するかの切換えに関するもの
である。
を介して夫々固有のアドレスを有する複数の端末
器を接続してなる遠隔制御装置に係り、特に空気
調和機や照明器具など一般に大きな電力を必要と
する負荷を手元で個別に制御するかもしくは集中
制御器から遠隔制御するかの切換えに関するもの
である。
(ロ) 従来の技術
一般に従来の遠隔制御装置としては、特開昭56
−121342号公報に記載されているようなものがあ
つた。この公報には負荷制御信号で変調された搬
送高周波を送出する送信機と、この搬送高周波を
受信して負荷制御信号に基づいて負荷を制御する
受信機とがそれぞれ電源コンセントに接続され、
商用電源の電力線を介して搬送高周波を伝送する
ことにより負荷を遠隔制御するようにしたものが
記載されていた。
−121342号公報に記載されているようなものがあ
つた。この公報には負荷制御信号で変調された搬
送高周波を送出する送信機と、この搬送高周波を
受信して負荷制御信号に基づいて負荷を制御する
受信機とがそれぞれ電源コンセントに接続され、
商用電源の電力線を介して搬送高周波を伝送する
ことにより負荷を遠隔制御するようにしたものが
記載されていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
このように構成された遠隔制御装置では集中制
御器から送出された負荷制御信号に基づいて負荷
が制御されていた。この場合、例えば集中制御器
が故障した時や、受信機(端末器)が故障した時
や、電力線(もしくは信号線)が断線した時など
には負荷の制御が全く行なえなくなつてしまうも
のであつた。また負荷を手元で制御しようとする
時は、負荷を受信機から取り外して直接電源コン
セントに接続しなければならず、使い勝手が悪い
ものであつた。
御器から送出された負荷制御信号に基づいて負荷
が制御されていた。この場合、例えば集中制御器
が故障した時や、受信機(端末器)が故障した時
や、電力線(もしくは信号線)が断線した時など
には負荷の制御が全く行なえなくなつてしまうも
のであつた。また負荷を手元で制御しようとする
時は、負荷を受信機から取り外して直接電源コン
セントに接続しなければならず、使い勝手が悪い
ものであつた。
斯る問題点に鑑み、本考案は集中制御器による
遠隔制御と手元での個別制御との切換えが容易に
行なえる遠隔制御装置を提供するものである。
遠隔制御と手元での個別制御との切換えが容易に
行なえる遠隔制御装置を提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案の遠隔制御装置は集中制御器、及びこの
集中制御器から信号搬送線を介して制御データを
受信する端末器からなり、この端末器は制御デー
タに基づいて負荷の運転を制御するものにおい
て、前記信号搬送線に電力を出力する電源部と、
端末器に設けられかつ前記電力の有無で信号を出
力する信号発生部と、この信号に基づいて遠隔制
御かもしくは個別制御かが切換る負荷とを備えた
ものである。
集中制御器から信号搬送線を介して制御データを
受信する端末器からなり、この端末器は制御デー
タに基づいて負荷の運転を制御するものにおい
て、前記信号搬送線に電力を出力する電源部と、
端末器に設けられかつ前記電力の有無で信号を出
力する信号発生部と、この信号に基づいて遠隔制
御かもしくは個別制御かが切換る負荷とを備えた
ものである。
(ホ) 作用
このように遠隔制御装置を用いた場合、負荷は
集中制御器による遠隔制御と手元での個別制御と
を容易に切換えることができ、集中制御器や端末
器が故障した時や信号搬送線が断線した時にも容
易に個別制御に切換えることができるものであ
る。
集中制御器による遠隔制御と手元での個別制御と
を容易に切換えることができ、集中制御器や端末
器が故障した時や信号搬送線が断線した時にも容
易に個別制御に切換えることができるものであ
る。
(ヘ) 実施例
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する
と、1は集中制御器であり、端末器2と信号搬送
線3,4を介して接続されている。この集中制御
器1からの制御データに基づいて端末器2はこの
端末器2に接続された負荷5の運転を制御するも
のである。尚、夫々固有のアドレスを有する複数
の端末器を信号搬送線3,4に接続してもよい
が、以下の説明は1台の端末器2を設けた場合に
ついて説明する。
と、1は集中制御器であり、端末器2と信号搬送
線3,4を介して接続されている。この集中制御
器1からの制御データに基づいて端末器2はこの
端末器2に接続された負荷5の運転を制御するも
のである。尚、夫々固有のアドレスを有する複数
の端末器を信号搬送線3,4に接続してもよい
が、以下の説明は1台の端末器2を設けた場合に
ついて説明する。
まず集中制御器1は、交流電源6からの電力を
降圧するトランス7と、このトランス7の出力を
整流する整流素子8と、こん整流素子7の出力を
平滑する平滑コンデンサ9と、信号搬送線3,4
に電力を出力する切換えスイツチ10と、この電
力を受けかつ信号搬送線3,4を介して端末器2
と信号データの送受を行なう制御部11とからな
つている。尚、電源部はトランス7、整流素子
8、平滑コンデンサ9から構成されている。制御
部11はキースイツチの操作に応じて、このキー
スイツチに対応する端末器へ制御データを送出し
負荷を制御するものである。
降圧するトランス7と、このトランス7の出力を
整流する整流素子8と、こん整流素子7の出力を
平滑する平滑コンデンサ9と、信号搬送線3,4
に電力を出力する切換えスイツチ10と、この電
力を受けかつ信号搬送線3,4を介して端末器2
と信号データの送受を行なう制御部11とからな
つている。尚、電源部はトランス7、整流素子
8、平滑コンデンサ9から構成されている。制御
部11はキースイツチの操作に応じて、このキー
スイツチに対応する端末器へ制御データを送出し
負荷を制御するものである。
端末器2は負荷制御部12と、信号搬送線3,
4から電力を受けた時に作動するフオトカプラ
(信号発生部)13と、フオトカプラ13の保護
抵抗14とからなつている。このフオトカプラ1
3は信号搬送線3,4に電力がある時にエミツタ
端子より信号を出力する。また負荷制御部12は
信号搬送線3,4から受信した信号データに基づ
いて負荷5へON/OFFの切換信号を端子0から
出力し、負荷5のON/OFF状態を端子Iでモニ
タしこの状態の信号データを信号搬送線3,4に
送出する。
4から電力を受けた時に作動するフオトカプラ
(信号発生部)13と、フオトカプラ13の保護
抵抗14とからなつている。このフオトカプラ1
3は信号搬送線3,4に電力がある時にエミツタ
端子より信号を出力する。また負荷制御部12は
信号搬送線3,4から受信した信号データに基づ
いて負荷5へON/OFFの切換信号を端子0から
出力し、負荷5のON/OFF状態を端子Iでモニ
タしこの状態の信号データを信号搬送線3,4に
送出する。
負荷5は例えば空気調和機や照明器具などであ
り、運転制御用のマイクロプロセツサ15を有し
ている。16はスイツチングトランジスタであ
り、フオトカプラ13からの信号に応じてON/
OFFし、かつこのON/OFF信号をマイクロプロ
セツサ15へ出力する。17は切換スイツチであ
り、フオトカプラ13への電源の供給を制御して
いる。このマイクロプロセツサ15は負荷5の運
転を制御し、端子(p)にHレベル電圧が与えられて
いる時は負荷5の手元の操作器18の操作に基づ
いて動作し、この端子(p)にLレベル電圧が与えら
れている時、すなわちトランジスタ16がONの
時には端子(i)に与えられるON/OFFの切換信号
に基づいて動作する。また端子(o)からは負荷5の
運転状態を表わす信号が出力される。
り、運転制御用のマイクロプロセツサ15を有し
ている。16はスイツチングトランジスタであ
り、フオトカプラ13からの信号に応じてON/
OFFし、かつこのON/OFF信号をマイクロプロ
セツサ15へ出力する。17は切換スイツチであ
り、フオトカプラ13への電源の供給を制御して
いる。このマイクロプロセツサ15は負荷5の運
転を制御し、端子(p)にHレベル電圧が与えられて
いる時は負荷5の手元の操作器18の操作に基づ
いて動作し、この端子(p)にLレベル電圧が与えら
れている時、すなわちトランジスタ16がONの
時には端子(i)に与えられるON/OFFの切換信号
に基づいて動作する。また端子(o)からは負荷5の
運転状態を表わす信号が出力される。
以上のように構成された装置の運転を行なう場
合、まず切換スイツチ10,17の接片が両方と
も閉じた状態であれば、端末器2のフオトカプラ
13から信号が出力され負荷5のトランジスタ1
6がON状態となりマイクロプロセツサ15の端
子(p)にはLレベル電圧が与えられる。この時、集
中制御器1を操作して端末器2へ負荷5の制御信
号を送出すると、端末器2はこの信号を受信して
負荷5へON/OFFの切換信号を出力する。次に
この端末器2は負荷5の運転状態を端子(i)でモニ
タしこの結果を信号搬送線3,4へ送出する。集
中制御器1はこん信号データを受信して表示を行
なう。
合、まず切換スイツチ10,17の接片が両方と
も閉じた状態であれば、端末器2のフオトカプラ
13から信号が出力され負荷5のトランジスタ1
6がON状態となりマイクロプロセツサ15の端
子(p)にはLレベル電圧が与えられる。この時、集
中制御器1を操作して端末器2へ負荷5の制御信
号を送出すると、端末器2はこの信号を受信して
負荷5へON/OFFの切換信号を出力する。次に
この端末器2は負荷5の運転状態を端子(i)でモニ
タしこの結果を信号搬送線3,4へ送出する。集
中制御器1はこん信号データを受信して表示を行
なう。
このように集中制御器1から負荷5を遠隔制御
している時に、集中制御器1や端末器2が故障し
た場合は、切換スイツチ10,17の接片を開状
態にすれば負荷5のトランジスタ16がOFF状
態となりマイクロプロセツサ15の端子(P)L
レベル電圧となる。従つて、負荷5の運転は操作
器18に基づく運転に切換る。
している時に、集中制御器1や端末器2が故障し
た場合は、切換スイツチ10,17の接片を開状
態にすれば負荷5のトランジスタ16がOFF状
態となりマイクロプロセツサ15の端子(P)L
レベル電圧となる。従つて、負荷5の運転は操作
器18に基づく運転に切換る。
また、信号搬送線3,4が断線した時には、端
末器2のフオトカプラ13に電力が供給されなく
なり、負荷5のトランジスタ16が自動的に
OFF状態となつて操作器18に基づく運転に切
換る。
末器2のフオトカプラ13に電力が供給されなく
なり、負荷5のトランジスタ16が自動的に
OFF状態となつて操作器18に基づく運転に切
換る。
さらに負荷5の運転を手元で個別に制御したい
時は切換スイツチ17の接片を開状態にすれば上
記と同様に操作器18に基づく運転に切換るもの
である。
時は切換スイツチ17の接片を開状態にすれば上
記と同様に操作器18に基づく運転に切換るもの
である。
(ト) 考案の効果
以上のように本考案は集中制御器、及びこの集
中制御器から信号搬送線を介して制御データを受
信する端末器からなり、この端末器は制御データ
に基づいて負荷の運転を制御するものにおいて、
前記信号搬送線に電力を出力する電源部と、端末
器に設けられかつ前記電力の有無に応じて信号を
出力する信号発生部と、この信号に基づいて遠隔
制御かもしくは個別制御かが切換る負荷とを備え
たので、集中制御器や端末器が故障した場合や信
号搬送線が断線した時などには負荷の制御を容易
に手元での制御に切換えることができ、使い勝手
が向上するものである。
中制御器から信号搬送線を介して制御データを受
信する端末器からなり、この端末器は制御データ
に基づいて負荷の運転を制御するものにおいて、
前記信号搬送線に電力を出力する電源部と、端末
器に設けられかつ前記電力の有無に応じて信号を
出力する信号発生部と、この信号に基づいて遠隔
制御かもしくは個別制御かが切換る負荷とを備え
たので、集中制御器や端末器が故障した場合や信
号搬送線が断線した時などには負荷の制御を容易
に手元での制御に切換えることができ、使い勝手
が向上するものである。
図面は本考案装置の実施例を示す概略図であ
る。 1……集中制御器、2……端末器、3,4……
信号搬送線、5……負荷、7……降圧トランス、
8……整流素子、9……平滑コンデンサ、10,
17……切換スイツチ、13……フオトカプラ。
る。 1……集中制御器、2……端末器、3,4……
信号搬送線、5……負荷、7……降圧トランス、
8……整流素子、9……平滑コンデンサ、10,
17……切換スイツチ、13……フオトカプラ。
Claims (1)
- 集中制御器、この集中制御器から信号搬送線を
介して直流電力と制御データとを受信して動作す
る端末器と、この端末器からの信号に応じて運
転/停止が制御される負荷とから成る遠隔制御装
置において、前記集中制御器は交流電源から供給
された電力を直流電力に変換した後スイツチを介
して信号搬送線に出力すると共に、前記信号搬送
線に直流電力が供給されている際、こん直流電力
を受けて動作し前記信号搬送線に前記制御データ
を出力する制御部を備え、前記端末器は前記信号
搬送線を介して供給された直流電力で動作すると
共に、前記電力の供給の有無に応じて信号を出力
する信号発生部と、前記信号搬送線を介して受信
した制御データに基づいて負荷の運転/停止信号
を出力する負荷制御部とを備え、前記負荷には負
荷の運転/停止を制御するマイクロプロセツサ
と、このマイクロプロセツサに制御信号を出力す
る操作部と、前記マイクロプロセツサに前記信号
を供給するか否かを切換えるスイツチ手段とを有
し、前記マイクロプロセツサは前記信号が供給さ
れている際には前記負荷制御部からの運転/停止
信号に応じて負荷の運転/停止を制御し、前記信
号が供給されていない際には前記操作部からの信
号に応じて負荷の運転/停止を制御することを特
徴とする遠隔制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10074085U JPH0329972Y2 (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10074085U JPH0329972Y2 (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6211343U JPS6211343U (ja) | 1987-01-23 |
JPH0329972Y2 true JPH0329972Y2 (ja) | 1991-06-25 |
Family
ID=30970843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10074085U Expired JPH0329972Y2 (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0329972Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-02 JP JP10074085U patent/JPH0329972Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6211343U (ja) | 1987-01-23 |
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