JPS5921727Y2 - 刃板固定具を具えた繰出しナイフ - Google Patents

刃板固定具を具えた繰出しナイフ

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Publication number
JPS5921727Y2
JPS5921727Y2 JP1652281U JP1652281U JPS5921727Y2 JP S5921727 Y2 JPS5921727 Y2 JP S5921727Y2 JP 1652281 U JP1652281 U JP 1652281U JP 1652281 U JP1652281 U JP 1652281U JP S5921727 Y2 JPS5921727 Y2 JP S5921727Y2
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JP
Japan
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blade plate
sheath body
piece
blade
mounting piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP1652281U
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English (en)
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JPS57129567U (ja
Inventor
米次 大森
Original Assignee
株式会社坪米製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は繰出しナイフの改良に関する。
従来の繰出しナイフは鞘体から刃板を突き出す際、刃板
を鞘体内で摺動させる操作と、刃板と鞘体とのクランプ
操作の2動作が必要であった。
本考案は刃板を取付けた取付駒3を摺動させるだけで、
移動端にて自然に刃板の背又は刃面を鞘体の壁に押しつ
けて刃板の動きを固定し、刃板の摺動と固定が1操作で
済む固定具を具えたナイフを提供することを目的とする
刃板2を収容する鞘体4は合成樹脂にて扁平筒状に形成
され、内部には前記刃板2が余裕をもって摺動し得る中
空部41を有し、中空部41は鞘体4の前後端に開口4
2,43 している。
鞘体4の一方の側壁40内面には長手方向に平行突条4
5,45を形成し、他方の側壁46には長手方向に延び
鞘体4後端に達する摺動溝47を開設する。
該摺動溝47の後端側の内面には第5図に示す如く内向
きに球面状の係止突起5が凸設されている。
鞘体4の前端側の底面は前端開口42側が漸次縮小する
方向に傾斜したテーパー面8を形成している。
上記鞘体4は例えば第4図に示す如く内面に平行突条4
5.45を凸設した側板4aと摺動溝47を開設した側
板4bとを合成樹脂の射出成形によって別個に製作し、
該板4 a 、4 bを突き合せて接着して形成する。
刃板2は略長方形を呈し、長辺の縁に刃面21と背25
を形威し、基端には後記する取付駒3を係合する孔22
及び刃面の7部を切欠いて切込み溝23を開設している
前記鞘体4中には刃板2を出没操作する略長方形の取付
駒3が摺動可能に配備される。
取付駒3の横幅33は鞘体の前端開口42部の開口長さ
44より少し長い。
該取付駒の前部縁にはスライド方向にスリット溝31を
開設して、該溝31よりも前記鞘体4の底面側の部分に
屈曲可能な支え片30を形成している。
該支え片30は、前記刃板2の切込み溝23及び(L2
2に嵌まる突子33 、34を具えており、切込み溝2
3側の突子34は該溝23のスライド方向の面24に対
向して押え面35を形成している。
取付駒3には鞘体4の摺動溝47を摺動可能に貫通して
操作片6を突設する。
該操作片6は第5図の如く、前記摺動溝47の係止突起
5に係合可能な凹部60を有している。
刃板2を鞘体4へ嵌めるには先ず刃板2の基端を取付駒
3の側面に当てて刃板2の孔22及び切込み溝23に支
え片30の突子33.34を嵌めて、この刃板2を鞘体
4の後端開口42側から挿入する。
挿入完了の直前、鞘体4の係止突起5に取付駒3の操作
片6が当って挿入を阻止するが、取付駒3及び鞘体4は
共に合成樹脂で形成されて弾性を有し、然も係止突起5
の押し込み側の面は球面であるから、強く押し込むこと
により、操作片6は球面に乗り上げ、第5図に示す如く
操作片6の凹部60に係止突起5の頂部が係合する。
刃板2を係止した取付駒3が鞘体4の係止突起5に係合
して動かないから、鞘体4の前端を下向けても刃板2が
抜は出すことはなく安全である。
ナイフを使用する時は取付駒3の操作片6を鞘体4の前
端側に押す。
前記の如く係止突起5と取付板3が弾性変形することに
より、操作片6が係止突起5を乗り越え、これによって
取付駒3は鞘体4の前側に移動し、前端開口部42より
刃板2が突出する。
突出移動端において取付駒3の支え片30が鞘体4内の
テーパー面8に乗り上げ、支え片30の押え面35が刃
板2の切込み溝23スライド方向の面24を押圧し刃板
2と取付駒3とを固定する。
第6図は本考案の他の実施例であって刃板2の切込み溝
23を背25に形成し、従って取付駒3の支え片30は
切込み溝23に対応して上辺に形成し又鞘体4のテーパ
ー面8も開口部の上辺側に形成されている。
この実施例では切込み溝23に嵌った支え片30の押え
面35は刃板2を下方へ圧して刃面21を鞘体4の底面
に押圧する。
第7図の実施例は、取付町3と刃板2をインサート成形
によって一体とすることにより、取付駒3と刃板2との
着脱の手間を省いたものである。
本考案は上記の如く、刃板2を鞘体から突出した時は、
鞘体4内面のテーパー面8に支え片30が乗り上げ、刃
板2の背25又は刃面21を鞘体4の内壁に押しつけて
固定するから刃板2を1操作で固定出来、使用時に刃板
2はぐらつかず安定してナイフの使用が出来る優れた効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はナイフの正面図、第2図は第1図IIII線に
沿う断面図、第3図は第2図lll−III線に沿う断
面図、第4図はナイフの分解図、第5図は取付板と係止
突起の係合状態を示す断面図、第6図、第7図は本考案
の他の実施例である。 2・・・・・・刃板、3・・・・・・取付駒、30・・
・・・・支え片、4・・・・・・鞘体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 合成樹脂製の取付駒3に取付けられた刃板2を鞘体
    4中へ摺動可能に配備し、鞘体4の刃板繰出し側には刃
    板2のスライド方向の縁に対向する壁面が、鞘体4の他
    方の壁面にテーパー面8を形成し、取付駒3には繰出し
    側の端縁からスライド方向にスリット溝31を開設して
    該溝31よりも前記テーパー面8側の部分を支え片30
    と成し、支え片30には刃板の縁に対向する押え面35
    を形威したことを特徴とする刃板固定具を具えた繰出し
    ナイフ。 ■ テーパー面8は刃板の刃面に対向して設けられてい
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載のナイフ。 ■ 鞘体4は後部が開口しており、取付駒3及び刃板2
    は着脱可能に係合している実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のナイフ。 ■ 刃板2は手元側の辺に切込み溝23を施し、支え片
    30は先端に突子34を具えて、刃板の切込み溝に係合
    したことを特徴とした実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のナイフ。
JP1652281U 1981-02-05 1981-02-05 刃板固定具を具えた繰出しナイフ Expired JPS5921727Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1652281U JPS5921727Y2 (ja) 1981-02-05 1981-02-05 刃板固定具を具えた繰出しナイフ

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JP1652281U JPS5921727Y2 (ja) 1981-02-05 1981-02-05 刃板固定具を具えた繰出しナイフ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57129567U JPS57129567U (ja) 1982-08-12
JPS5921727Y2 true JPS5921727Y2 (ja) 1984-06-27

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ID=29814505

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