JP3162843U - カッターのスライダー - Google Patents

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【課題】 押して滑らかに動くことができ、動作の省力化を図ることができる、カッターのスライダーを提供すること【解決手段】 スライダーは、上部スライド要素と、下部スライド要素と、弾性タブとを有する。上部スライド要素は、上部スライド要素に横方向に形成されかつ上部スライド要素から突出した2つの突起を有する。各突起は傾斜押し面を有する。下部スライド要素は、上部スライド要素に結合され、チャンバーと、2つの貫通穴とを有する。貫通穴は、それぞれが突起の傾斜押し面に対応する位置で下部スライド要素に設けられ、チャンバーと連通している。弾性タブは、チャンバーに保持され、弾性タブの2つの端部から内側部に向けて突出した2つの脚部を有する。各脚部は、下部スライド要素の貫通穴の1つから外に延びた係合端部を有し、上部スライド要素の対応する突起の1つの傾斜押し面と接している。【選択図】図1

Description

本考案は、スライダーに関し、特に押して滑らかに動かすことのできるカッターのスライダーに関する。
紙又は同様のものを切るために、カッターすなわちカッターナイフが広く使用され、該カッターは、刃ホルダーと、刃と、スライダーとを含む。前記刃は、前記刃ホルダーに摺動可能に取り付けられている。前記スライダーは、前記刃ホルダーに摺動可能に取り付けられ、様々な仕事のニーズに応ずるように前記刃ホルダーから様々な所望の長さに前記刃を押し出すべく、前記刃に結合されている。
図8を参照するに、考案の名称がカッターの台湾実用新案登録第M257268号が、上部スライド要素70と、下部スライド要素72と、弾性タブ74とを含むスライダーを開示している。上部スライド要素70は、該上部スライド要素に形成されかつ前記上部スライド要素から突出する2つの押し棒702を有する。下部スライド要素72は、上部スライド要素70に結合されている。弾性タブ74は、上部スライド要素70と下部スライド要素72との間に取り付けられ、前記弾性タブは、それぞれが前記上部スライド要素の押し棒702に接する2つの脚部742を有する。弾性タブ74の脚部742は、刃ホルダーと関連する位置で前記スライダーと接続された刃を保持するように前記刃ホルダーに形成された歯と係合する。
前記スライダーが押されるとき、脚部742の1つは、前記刃を前記刃ホルダーから外に伸び又は前記刃ホルダー内に引き込むべく前記刃ホルダーに対して動かされるように、前記歯から離れるように対応する押し棒702により押されることができる。その結果、脚部742は、該脚部の弾性反跳力により前記歯と自動的に係合することができる。前記スライダーを備えた前記刃は、前記刃ホルダーに対して所望の位置で位置決めすることができる。
しかし、従来のスライダーの押し棒702はリブとして形成されているから、前記押し棒の構造強度は十分ではない。特に、押し棒702は、容易に変形され、上部スライド要素70を形成する射出成形過程の間に所望のサイズを得られない。
さらに、従来のスライダーの押し棒702は、弾性タブ74の脚部742の中央部分と接し、前記弾性タブの前記脚部の中央部分を押し、その結果、前記歯から離れるために脚部742を押す大きな力が必要となる。したがって、利用者が、大きな力で前記スライダーを押さなければならず、従来のスライダーの操作は面倒である。
図9を参照するに、発明の名称がカッターナイフのスライダーの米国特許第4794693号が、解除突起80を有するスライダーを開示している。解除突起80は、ストッパー80のフラップをホルダーに設けられたストッパーくぼみに係合させるべく、それぞれが弾性ストッパー82の2つの連結フラップの内面と接する2つの端部を有する。ストッパー80の前記フラップと前記くぼみとの間の係合により、前記スライダーに結合された刃を備えた前記スライダーは、位置に保持することができる。
しかし、解除突起80の前記端部は、それぞれがストッパー80の前記フラップの内面と接するから、ストッパー80の前記フラップは、前記くぼみから離れるように外側部へ押される。前記フラップの外側部への屈曲により、前記くぼみと再係合するように前記フラップによりもたらされる前記弾性反跳力は、小さく、不十分である。その結果、前記フラップと前記くぼみとの間の前記係合は、完全ではなく、前記刃を備えた前記スライダーにもたらされた位置決め効果が安定しない。また、ピン84が、スライダー上のストッパー82に取り付けるために必要とされ、従来のスライダーの組立を困難にする。また、米国特許第4794693号は、ストッパーの2つのフラップの外面とそれぞれが接する2つの突起を含む他の実施例を開示しているが、前記くぼみから前記フラップの端部を離すには大きな力を必要とする。米国特許第4794693号のスライダーの操作もまた、面倒であり、不便である。
この欠点を克服すべく、本考案は、前記問題を軽減し又は未然に防ぐためにカッターのスライダーを提供する。
本考案の目的は、安定した部品を備えた単純化された構造を有し、容易に組み立てることができ、押して滑らかに動くことができ、動作の省力化を図ることができる、カッターのスライダーを提供することにある。
スライダーは、上部スライド要素と、下部スライド要素と、弾性タブとを有する。前記上部スライド要素は、内側部と、2つの突起とを有する。前記突起は、前記上部スライド要素の内側部の横方向に形成されかつ該上部スライド要素の内側部から突出している。各突起は、互いに向かい合った端部と、前記突起の前記端部に設けられた傾斜押し面とを有する。前記下部スライド要素は、前記上部スライド要素に結合されている。前記下部スライド要素は、外側部と、内側部と、刃取付部と、チャンバーと、2つの貫通穴とを有する。前記外側部は、前記上部スライド要素の内側部と向かい合い、前記内側部は、前記上部スライド要素の内側部の反対側にある。前記刃取付部は、前記下部スライド要素の一方の端部から突出している。前記チャンバーは前記下部スライド要素に設けられ、前記チャンバーは前記下部スライド要素の内側部の開口部を有する。前記貫通穴は、それぞれが前記上部スライド要素の前記突起の前記傾斜押し面に対応する位置で前記下部スライド要素に設けられている。前記貫通穴は、前記チャンバーと連通している。前記弾性タブは、前記下部スライド要素の前記チャンバーに保持されている。前記弾性タブは、該弾性タブの2つの端部から内側部に向けて突出している2つの脚部を有する。各脚部は、前記下部スライド要素の前記貫通穴の1つから外へ延びる係合端部を有している。前記脚部は、前記上部スライド要素の突起の1つに対応する傾斜押し面と接している。
本考案の他の目的、利点及び新規の特徴は、添付の図面に関する以下の詳細な説明からより明らかになる。
本考案に係るスライダーを備えたカッターの斜視図。 図1のスライダーを備えたカッターの分解斜視図。 図1のカッターの刃の分解斜視図。 図1のスライダーを備えたカッターの部分側面図。 図4のスライダー部分の側面図。 図4のスライダー部分の拡大側面図であって刃ホルダーから刃を伸ばすようにスライダーを押した状態を示す。 図4のスライダー部分の拡大側面図であって刃ホルダーに刃を引き込むようにスライダーを押した状態を示す。 従来のスライダー部分の拡大側面図。 従来のスライダー部分の拡大側面図。
図1ないし図3を参照するに、本考案に係るスライダーは、カッターの刃ホルダー50に摺動可能に取り付けられている。前記スライダーは、前記刃ホルダーから外に伸びる刃を押すように又は前記刃ホルダー内に引き込む刃を引くように前記カッターの刃54に結合されている。前記スライダーは、刃54を備えた前記スライダーに位置決め効果をもたらすべく、刃ホルダー50に形成された歯52に係合している。前記スライダーは、上部スライド要素10と、下部スライド要素20と、弾性タブ30とを含む。
図4及び図5を参照するに、上部スライド要素10は、内側部と、2つの突起132と、位置決めタブ16とを有する。
突起132は、上部スライド要素10の内側部の横方向に形成され、前記上部スライド要素の内側部から突出している。各突起132は、互いに向かい合う端部と、突起132の前記端部に設けられた傾斜押し面134とを有する。好ましくは、保持凹所12が、該保持凹所の2つの側部のそれぞれに上部スライド要素10の内側部の2つのフランジ13を設けるべく、該上部スライド要素の内側部に設けられている。押し切り欠き14が、傾斜押し面を備えた突起132をフランジ13の2つの端部のそれぞれに基本的に形成されるように、該フランジの1つの中央部分に設けられている。これに代えて、突起132は、上部スライド要素10の内側部に形成されかつ該上部スライド要素の内側部から突出したものとすることができる。位置決めタブ16は、細長く、保持凹所12の底面の中央部分に横方向に形成されかつ前記保持凹所の底面の中央部分から突出している。
下部スライド要素20は中空で、該下部スライド要素は、上部スライド要素10と結合し、前記カッターの刃ホルダー50に摺動可能に取り付けられている。下部スライド要素20は、外側部と、内側部と、刃取付部21と、2つのレール22と、チャンバー24と、2つの貫通穴254と、2つの保持タブ26とを有する。
下部スライド要素20の前記外側部は、上部スライド要素10の前記内側部と向かい合い、前記下部スライド要素の内側部は、前記上部スライド要素の内側部の反対側にある。刃取付部21は、下部スライド要素20の一方の端部に形成されかつ該下部スライド要素の一方の端部から突出し、スタブを備える前記カッターの刃54と結合されている。レール22は、下部スライド要素20の2つの側縁部に形成され、該下部スライド要素の2つの側縁部から突出している。レール22は、下部スライド要素20を刃ホルダー50に摺動可能に取り付けるべく、それぞれが前記刃ホルダーに設けられた溝に摺動可能に取り付けられている。
チャンバー24は、下部スライド要素20を中空にするように前記下部スライド要素に設けられている。チャンバー24は、下部スライド要素20の内側部に設けられた開口部を有する。貫通穴254は、それぞれが上部スライド要素10の突起132の傾斜押し面134に対応する位置で下部スライド要素20に設けられている。貫通穴254は、チャンバー24と連通している。好ましくは、拡張部25が、下部スライド要素20の外側部に形成されかつ該下部スライド要素の外側部から突出している。拡張部25は、上部スライド要素10の保持凹所12に取り付けられている。貫通穴254は、拡張部25の上部を貫いて設けられている。拡張部25は、該拡張部を貫いて設けられた細長い溝252を有し、前記拡張部は下部スライド要素20のチャンバー24と連通している。上部スライド要素10の位置決めタブ16は、拡張部25の細長い溝252を介して下部スライド要素20のチャンバー24内に延びている。位置決めタブ16は、上部スライド要素10及び下部スライド要素20を共に結合するように溝252と係合することができる。位置決めタブ16と下部スライド要素20のチャンバー24の内面とは、距離を隔てている。保持タブ26は、間隔をおいてチャンバー24の底面に形成されかつ該チャンバーの底面から突出している。各保持タブ26は、下部スライド要素20のチャンバー24の内面から距離を隔てている。保持タブ26とチャンバー24の内面との間の距離は、上部スライド要素10の位置決めタブ16とチャンバー24の内面との間の距離に等しい。
弾性タブ30は下部スライド要素20のチャンバー内にしっかりと保持され、前記弾性タブは、上部スライド要素10の位置決めタブ16又は下部スライド要素20の保持タブ26とチャンバー24の内面との間の距離に等しい厚さを有する。弾性タブ30は、該弾性タブの2つの端部から内側部に突出する2つの脚部31、32を有し、第1の脚部31と、第2の脚部32とを含む。2つの屈曲部分が、脚部31、32の下端部に設けられている。下部スライド要素20の保持タブ26は、それぞれが前記屈曲部分に隣接した弾性タブ30に接している。各脚部31、32は、対応する屈曲部分に向かい合って形成された係合端部を有する。前記係合端部は、湾曲することができ、下部スライド要素20の貫通穴254の1つから外に延び、押し切り欠き14に保持されている。前記係合端部は、上部スライド要素10の対応する突起132の1つの傾斜押し面134と接し、刃ホルダー50の歯52と係合している。また、第1の脚部31の係合端部と接している上部スライド要素10の傾斜押し面134は、第1の傾斜押し面134として設けられ、第2の脚部32の係合端部と接している上部スライド要素10の他の傾斜押し面134は、第2の傾斜押し面134として設けられている。
前記スライダーに結合するために、弾性タブ30は、前記開口部を通して下部スライド要素20のチャンバー24内に取り付けられ、保持タブ26とチャンバー24の内面との間に保持されている。弾性タブ30が保持タブ26とチャンバー24の内面との間に保持されていることにより、前記弾性タブは、下部スライド要素20のチャンバー24内にしっかりと取り付けられている。このとき、弾性タブ30の脚部31、32の前記係合端部は、それぞれが貫通穴254に通されて下部スライド要素20から外へ延びている。上部スライド要素10は、保持凹所12を備える下部スライド要素20の拡張部25の周囲に取り付けられている。位置決めタブ16は、細長い溝252を通して取り付けられ、弾性タブ30に位置決め効果をもたらすように前記弾性タブに対して接している。その結果、弾性タブ30の脚部31、32の前記係合端部は、それぞれが突起132の傾斜押し面134と接している。下部スライド要素20の刃取付部21上に刃54を結合したあと、前記刃を備えた前記スライダーは、弾性タブ30の脚部31、32の前記係合端部を刃ホルダー50に形成された歯52と係合させるように、前記刃ホルダーの一方の端部内に挿入される。プラグ又はカバーが刃ホルダー50の端部に取り付けられた後、カッターは組み立てを終える。
図5ないし図7を参照するに、刃ホルダー50に対して動くように前記スライダーが押されたとき、刃54は、前記刃ホルダーから外へ伸びるように押すことができ、前記刃ホルダー内に引き込むように引くことができる。図6を参照するに、刃ホルダー50から外へ伸びるように刃54が押されたとき、上部スライド要素10の第1の傾斜押し面134は、歯52から離れるように弾性タブ30の第1の脚部31の前記係合端部を押す。第2の脚部32の湾曲した前記係合端部は、前記スライダーの動作の間、歯52から自動的に係合を解くように前記歯により押されることができる。前記スライダーの動作の間、弾性タブ30の脚部31、32の前記係合端部は、前記脚部によりもたらされる弾性反跳力により歯52と自動的に係合することができる。
所望の長さに刃ホルダー50から外へ伸びるように刃54が押されたとき、前記刃は、紙又は同様のものを切るために脚部31、32の前記係合端部と歯52との間の係合によって位置決めすることができる。
図7を参照するに、刃ホルダー50内に刃54を引き込むために、前記スライダーは、逆方向に動くように引っ張られ、弾性タブ30の第2の脚部32は、上部スライド要素10の第2の傾斜押し面134により押される。第2の脚部32の前記係合端部は、歯52から離れるように押すことができ、第1の脚部31の湾曲した前記係合端部は、前記スライダーの逆の動作過程において歯52から自動的に離れることができる。脚部31、32によりもたらされる前記弾性反跳力は、刃54を備える前記スライダーに位置決め効果を与えるように、前記係合端部を歯52に自動的に係合させることができる。
前記の配置により、脚部31、32の係合端部の前記屈曲は、異なるデザイン又は使用ニーズに応じるために前記係合端部と刃ホルダー50の歯52との間の係合力を調整すべく、変更することができる。音が、前記スライダーの動作の間、前記係合端部が歯52にぶつかることにより生ずることがある。
また、弾性タブ30は、上部スライド要素10と下部スライド要素20とを結合する過程の間、本質的に適所に保つことができ、前記スライダーの組立を容易にかつ便利にする。さらに、上部スライド要素10に横方向に形成された突起132は、構造強度を向上させ、及び弾性タブ30の脚部31、32を十分に押す力を提供する。突起132は、容易に損傷すること又は壊れることはない。横方向に延びる突起132は、容易に変形せず、該突起は、射出成形過程の間に所望のサイズを容易に得ることができる。突起132の前記構造は、安定しかつ耐久性がある。
傾斜押し面134が弾性タブ30の脚部31、32の前記係合端部の外側部に接することにより、脚部31、32は、互いに関して内側部に曲げるように押される。脚部31、32の動作及び屈曲は、上部スライド要素10の押し切り欠き14により設けられた範囲に限定することができ、その結果、歯52に係合するように脚部31、32の反跳運動が正確かつ実質的になる。小さな力が、脚部31、32を移動させかつ曲げるように前記スライダーを押すために必要とされるが、大きな反跳力が、前記係合端部を歯52と再係合するように脚部31、32によりもたらされる。したがって、前記スライダーは、容易に押され、前記スライダーの動作は滑らかである。弾性タブ30の前記係合端部は、引っかかることがないようにすることができる。
本考案の様々な特徴や利点を詳細な構造や機能とともに上記にて説明してきたが、開示は一例にすぎない。変更すること、特に形状や大きさ、部品の配置を変更することは、添付の請求項が表現する言葉の広い解釈により定められる範囲を超えない限り可能である。
10 上部スライド要素
12 保持凹所
13 フランジ
14 押し切り欠き
16 位置決めタブ
20 下部スライド要素
21 刃取付部
22 レール
24 チャンバー
25 拡張部
26 保持タブ
30 弾性タブ
31、32 脚部
50 刃ホルダー
52 歯
132 突起
134 傾斜押し面
252 細長い溝
254 貫通穴

Claims (10)

  1. 上部スライド要素と、該上部スライド要素に結合された下部スライド要素と、該下部スライド要素のチャンバー内に保持された弾性タブとを含み、
    前記上部スライド要素は、内側部と、該内側部の横方向に形成されかつ該内側部から突出した2つの突起とを有し、
    各突起は、互いに向かい合った端部と、前記突起の前記端部に設けられた傾斜押し面とを有し、
    前記下部スライド要素は、前記内側部と向かい合った外側部と、前記内側部の反対側にある内側部と、前記下部スライド要素の一方の端部から突出した刃取付部と、前記下部スライド要素に設けられたチャンバーと、それぞれが前記上部スライド要素の前記突起の傾斜押し面に対応する位置で前記下部スライド要素に設けられた2つの貫通穴とを有し、
    前記チャンバーは前記下部スライド要素の内側部の開口部を有し、
    前記貫通穴は前記チャンバーと連通し、
    前記弾性タブは該弾性タブの2つの端部から内側部に向けて突出した2つの脚部を有し、
    各脚部は、前記下部スライド要素の貫通穴の1つから外に延びた係合端部を有し、前記上部スライド要素の対応する1つの前記突起の傾斜押し面と接している、
    カッターのスライダー。
  2. 前記上部スライド要素は、保持凹所と、押し切り欠きとを有し、
    前記保持凹所は、該保持凹所の2つの側部のそれぞれに前記上部スライド要素の内側部の2つのフランジを設けるべく、該上部スライド要素の内側部に設けられ、
    前記押し切り欠きは、前記傾斜押し面を備えた前記突起を前記押し切り欠きが設けられた前記フランジの2つの端部のそれぞれに形成させるべく、前記フランジの1つに設けられている、請求項1に記載のスライダー。
  3. 前記下部スライド要素は、該下部スライド要素の外側部に形成されかつ前記下部スライド要素の外側部から突出した拡張部を有し、該拡張部は前記上部スライド要素の保持凹所に取り付けられ、
    前記下部スライド要素の前記貫通穴は前記拡張部の上部を貫いて設けられている、請求項2に記載のスライダー。
  4. 前記下部スライド要素の前記拡張部は、該拡張部を貫いて設けられた細長い溝を有し、前記拡張部は前記下部スライド要素の前記チャンバーと連通し、
    前記上部スライド要素は保持凹所の底面に形成されかつ該保持凹所の底面から突出した位置決めタブを有し、該位置決めタブは、前記下部スライド要素の前記拡張部の前記細長い溝に通されて取り付けられ、前記下部スライド要素の前記チャンバー内に延びている、請求項3に記載のスライダー。
  5. 前記上部スライド要素の前記位置決めタブは、前記下部スライド要素の前記チャンバーの内面から距離を隔て、該距離は前記弾性タブの厚さに等しい、請求項4に記載のスライダー。
  6. 前記下部スライド要素は、間隔をおいて前記チャンバーの底面に形成されかつ前記チャンバーの底面から突出した2つの保持タブを有する、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のスライダー。
  7. 各保持タブは、前記下部スライド要素の前記チャンバーの内面から距離を隔て、該距離は前記弾性タブの厚さに等しい、請求項6に記載のスライダー。
  8. 前記弾性タブの各脚部の前記係合端部は湾曲している、請求項1、6及び7のいずれか1項に記載のスライダー。
  9. 前記下部スライド要素は、該下部スライド要素の2つの側縁部に形成されかつ該下部スライド要素の2つの側縁部から突出した2つのレールを有する、請求項1、6ないし8のいずれか1項に記載のスライダー。
  10. 前記スライダーは、刃ホルダーに摺動可能に取り付けられるように構成され、前記弾性タブの前記脚部の前記係合端部は、前記刃ホルダーに設けられた歯と係合するように構成されている、請求項1、6ないし9のいずれか1項に記載のスライダー。
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