JP3191599U - 自動ロック消しゴム - Google Patents

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Abstract

【課題】消しゴム出し入れ用押圧部を何度も強く押す必要がなく、かつ耐久性の良いロック機構を有する自動ロック消しゴムを提供する。【解決手段】自動ロック消しゴムは筐体10、レギュレータモジュール20、弾性ロックユニット30、消しゴム本体50を有する。筐体は、調整チャネル12と、調整チャネルに形成された複数の対のロック凹部13とを有する。レギュレータモジュールは筐体内に取り付けられ、レギュレータベース21およびレギュレータカバー22を有する。レギュレータベースは筐体内に摺動可能に取り付けられる。レギュレータカバーは、レギュレータベース上に摺動可能に取り付けられ、凹んで傾斜した押圧面を有する。弾性ロックユニットはレギュレータモジュール内に取り付けられ、任意の一対のロック凹部と係合し押圧面と当接する押圧部と、押圧部と連結してレギュレータベースと当接する2本の支持脚を有する。消しゴム本体は筐体内に取り付けられ、レギュレータモジュールによって掴持される。【選択図】図2

Description

本実用新案は、静止ロック消しゴム(静止ロックイレイサ)、より詳細には自動ロック消しゴム(自動ロックイレイサ)に関する。
台湾特許第M275963号を参照すると、従来の押込式消しゴムは、筐体、押しカバー、消しゴム本体を有する。押しカバーは筐体の後端に取り付けられている。消しゴム本体は筐体内に摺動可能に取り付けられている。押しカバーを押すと、消しゴム本体が押されて筐体の縦方向に沿って移動し、筐体の外へ突出する。しかし、消しゴム本体を押して筐体から突出させるには、押しカバーを何度も押さなければならない。使用者にとって、この従来の押込式消しゴムは不便である。
さらに、台湾特許第M323396号を参照すると、従来の押引式消しゴムは筐体、摺動可能部分、消しゴム本体を有する。摺動可能部分は、筐体の複数の案内溝内に摺動可能に取り付けられている。消しゴム本体はこの摺動可能部分によって掴持され、筐体内に取り付けられる。摺動可能部分は枠、頂壁、一対の弾性スティックを有する。枠は底壁を有する。頂壁は枠の頂部に形成されており、押圧部を有する。一対の弾性スティックは頂壁と底壁の間に連結している。押圧部を押すと、一対の弾性スティックが弾性変形する。
使用時には、一対の弾性スティックが弾性変形すると、摺動可能部分が対応する案内溝から外れることができる。すると摺動可能部分が可動となり、筐体内で消しゴム本体の位置を調整することができる。押圧部が解除されると、一対の弾性スティックが上昇して元の状態に戻ることで、摺動可能部分を筐体に対しロックできるようになる。しかし、摺動可能部分を筐体からロック解除するためには押圧部を押し下げる必要があるため、使用者の十分な押力が必要となる。そのため従来の押引式消しゴムの使用は困難といえる。一対の弾性スティックには塑性変形が生じ易いので、弾性が容易に損失する可能性があり、従来の押引式消しゴムのロック効果に影響することがある。したがって、従来の押引式消しゴムの動作性能を改善する必要がある。
台湾特許第M275963号 台湾特許第M323396号
本実用新案の主な目的は、前述の問題を解決する自動ロック消しゴムを提供することである。
自動ロック消しゴムは筐体、レギュレータモジュール、弾性ロックユニット、消しゴム本体を有する。
筐体は1つの側部と、筐体の該側部に形成され、2つの側部を有する調整チャネルと、調整チャネル上に間隔をおいて形成された複数対のロック凹部とを有する。ロック凹部の各対はそれぞれ調整チャネルの2つの側部に形成されている。
レギュレータモジュールは筐体内に摺動可能に取り付けられており、調整チャネルはレギュレータベースとレギュレータカバーを有する。レギュレータベースは筐体内に摺動可能に取り付けられ、調整チャネルと対向する壁部と、この壁部に形成されたレギュレータベース開口部と、レギュレータベース開口部の法線方向として画定された縦方向とを有する。レギュレータカバーはレギュレータベースに摺動可能に取り付けられ、筐体から突出し、また、凹形成され、レギュレータベースに対し傾斜した押圧面を有する押圧ベースを有する。
弾性ロックユニットは可撓性であり、レギュレータモジュール内に取り付けられ、押圧部と2本の支持脚を有する。押圧部はレギュレータベース開口部から選択的に突出し、ロック凹部の任意の対と選択的に係合し、押圧面と当接し、2つの端部を有する。支持脚は押圧部の2つの端部にそれぞれ連結し、レギュレータベースと当接している。
消しゴム本体は筐体内に取り付けられており、レギュレータモジュールによって掴持される。
押圧ベースは弾性ロックユニットの押圧部をレギュレータベース開口部内に押し下げることができ、これによって押圧部が一対のロック凹部から外れることが可能となり、レギュレータモジュールをロック解除できる。次に、レギュレータモジュールを前方または後方へ押して、筐体内で消しゴム本体の位置を調整することができる。消しゴム本体の調整が終わるとレギュレータモジュールが解除され、押圧部が一対のロック凹部と再び係合して、レギュレータモジュールをロックできるようになる。これにより、使用者の押力を効率的に低減することができるため、動作性能が改善する。
本実用新案の他の目的、利点、および新規特徴は、添付の図面と共に以降の詳細な説明から明白となる。
本実用新案による自動ロック消しゴムの第1の好ましい実施形態の斜視図である。 図1の自動ロック消しゴムの展開斜視図である。 図1の自動ロック消しゴムの部分展開斜視図である。 図3Aの自動ロック消しゴムの部分拡大斜視図である。 図3Aの自動ロック消しゴムの部分拡大斜視図である。 図1の自動ロック消しゴムの部分断面の側部断面図である。 図4の線5−5に沿った断面背面図である。 図1の自動ロック消しゴムの動作側部断面図である。 図1の自動ロック消しゴムの動作側部断面図である。 図1の自動ロック消しゴムの動作側部断面図である。 図1の自動ロック消しゴムの動作側部断面図である。 本実用新案による自動ロック消しゴムの第2の好ましい実施形態の展開斜視図である。 図7の自動ロック消しゴムの部分断面の側部断面図である。 図8の線9−9に沿った断面背面図である。 図7の自動ロック消しゴムの動作側部断面図である。 図7の自動ロック消しゴムの動作側部断面図である。 図7の自動ロック消しゴムの動作側部断面図である。 図7の自動ロック消しゴムの動作側部断面図である。
図1、図2を参照すると、本実用新案による自動ロック消しゴムの第1の好ましい実施形態は、筐体10、レギュレータモジュール20、弾性ロックユニット30、後部カバー40、消しゴム本体50を有する。
図1〜図3Cを参照すると、筐体10は細長く中空で、前端、後端、搭載スペース11、調整チャネル12、複数対のロック凹部13、第1後部カバー係合部14、後部カバー凹部15、第2後部カバー係合部16を有する。
搭載スペース11は筐体10の縦方向にかけて形成されているため、筐体10の断面は環状となる。調整チャネル12は細長く、筐体10の一側部に形成され、搭載スペース11と連通している。ロック凹部13の各対は、調整チャネル12の2つの側部に形成されている。ロック凹部13の対は、調整チャネル12上に、縦方向に間隔をおいて形成されている。第1後部カバー係合部14は、調整チャネル12の2つの側部側で突出し、筐体10の後端付近に隣接している。第1後部カバー係合部14は段付き構造141として形成されることが好ましい。後部カバー凹部15は筐体10の後端に形成されており、筐体10の、調整チャネル12と対向した別の側部に位置している。第2後部カバー係合部16は筐体10の外壁に凹形成されており、後部カバー凹部15の2つの側部に位置している。
図3A〜図5を参照すると、レギュレータモジュール20は、搭載スペース11および調整チャネル12の内部に摺動可能に取り付けられており、レギュレータベース21と規制カバー22を有する。
レギュレータベース21は中空で、搭載スペース11内に摺動可能に取り付けられており、壁部23、内壁24、掴持部211、レギュレータ・ベース・スペース212、2つのレギュレータ・カバー・トラック213、2組の規制ブロック214、レギュレータベース開口部215、2つの弾性ユニットトラック216、2つの案内角部219を有する。
レギュレータベース21の壁部23はレギュレータベース21の頂部に形成されており、筐体10内に取り付けられ、調整チャネル12と対向している。内壁24は壁部23の反対側に形成されている。掴持部211は、レギュレータベース21の一端に形成されており、第1後部カバー係合部14の反対側に位置し、消しゴム本体50を掴持する。レギュレータ・ベース・スペース212はレギュレータベース21内に形成されている。レギュレータ・カバー・トラック213はレギュレータベース21の壁部23の頂側部に間隔をおいて形成されており、調整チャネル12と隣接している。規制ブロック214は壁部23から調整チャネル12に向けて突出し、レギュレータ・カバー・トラック213の間に形成されている。レギュレータベース開口部215は十字形状で、レギュレータベース21の一側部に形成されている。図3Aに示すように、レギュレータベース開口部215は、レギュレータベース21の壁部23の全長にわたって形成されている。さらにレギュレータベース開口部215は、レギュレータ・カバー・トラック213および規制ブロック214の全長にわたって形成されている。レギュレータベース開口部215の中間部分は、2組の規制ブロック214の間に位置している。
さらに、レギュレータベース開口部215の法線方向として、レギュレータベース21の縦方向Lが画定されている。弾性ユニットトラック216は内壁24に形成され、レギュレータベース21の縦方向Lに対し垂直な方向に位置している。案内角部219は湾曲しており、それぞれ2つの弾性ユニットトラック216の2つの端部に形成され、該端部は互いに隣接している。
レギュレータカバー22はレギュレータベース21と摺動可能に係合し、また、押圧ベース221、2つの係合部222、2枚の摺動板223、押し板224を有する。
押圧ベース221はレギュレータベース開口部215内に挿入され、規制ブロック214と交差して、レギュレータベース21と摺動可能に当接する。押圧ベース221の中間部分は、レギュレータベース開口部215の中間部分と対応する。押圧ベース221は、押圧ベース221の底面として画定された押圧面2211を有する。この押圧面2211は傾斜し、凹んでいる。係合部222は押圧ベース221の底部に形成されており、レギュレータ・ベース・スペース212内に挿入され、レギュレータベース開口部215と係合することにより、レギュレータカバー22とレギュレータベース21を組み合わせる。各々の係合部222はレギュレータ・カバー・トラック213の付近に配置されている。
摺動板223は押圧ベース221の2つの側部に形成されており、それぞれ、係合部222に対応し、これと近接した位置に配置されている。摺動板223は、レギュレータ・カバー・トラック213内でレギュレータカバー22が摺動するように設けられたものである。押し板224は、押圧ベース221の、レギュレータベース21とは反対側に形成されている。この押し板224は、使用者がレギュレータモジュール20を容易に押せるようにするために設けられたものである。押し板224の、押圧ベース221と対向する一側部には、複数の滑り防止フランジ2241が配置されている。
弾性ロックユニット30は金属製および可撓性であり、レギュレータモジュール20内に取り付けられている。弾性ロックユニット30は押圧部31、2本の支持脚32、2つの案内縁33を有する。
押圧部31は湾曲しており、押圧面2211と当接し、一対のロック凹部13と選択的に係合する。押圧部31は、2組の規制ブロック214の間で制限されている。押圧部31は2つの延在部34を有し、その各々は押圧部31の2つの端部に形成され、縦方向Lに沿ってレギュレータベース21の底部に向けて延びている。支持脚32の各々は延在部34に連結し、押圧部31に対して傾斜しており、それぞれが弾性ユニットトラック216に向けて延び、それぞれが弾性ユニットトラック216と当接している。延在部34はレギュレータベース開口部215内で縦方向Lに沿って移動することができる。弾性ロックユニット30が押圧ベース221の押圧面2211によって押圧されていないときには、これら2つは2つの延在部34の間でそれぞれ結合し、2本の支持脚32が実質的にレギュレータベース21の中間部分に縦軸Lに沿って位置している。案内縁33は湾曲しており、その各々は、支持脚32が弾性ユニットトラック216とそれぞれ当接している部分に形成されている。
後部カバー40は筐体10の後端に取り付けられてこれを覆い、第1後部カバー係合部14および第2後部カバー係合部16と係合している。後部カバー40は第1係合部41、整列スティック42、第2係合部43を有する。
第1係合部41の輪郭は第1後部カバー係合部14の輪郭と一致する。第1係合部41は第1後部カバー係合部14と係合し、また、第1後部カバー係合部14の段付き構造141と係合する段付き構造411として形成されている。整列スティック42は細長形状であり、後部カバー凹部15内に取り付けられる。第2係合部43は整列スティック42の2つの側部に形成されており、第2後部カバー係合部16と係合する。
消しゴム本体50は細長く、くびれ区間51を有する。くびれ区間51は内側に凹み、消しゴム本体50の一端に形成されており、掴持部211によって掴持される。
図3A〜図3C、図6A〜図6Dを参照すると、使用時に押し板224が前方へ押され、次に押圧部31が押圧ベース221によって押されてレギュレータ・ベース・スペース212に押し込まれ、押圧部31が対応する一対のロック凹部13から外れるようになる。レギュレータモジュール20を前方へ押し続けると、消しゴム本体50も同時に前方へ押される。消しゴム本体50が使用に十分な長さ分だけ筐体10外へ突出されると、押し板224が解除される。押し板224の解除後、レギュレータカバー22が弾性ロックユニット30によって、縦方向Lに沿って後方へ強制移動され、レギュレータベース21に対して元の位置へと戻る。すると、押圧部31が押圧面2211の中間部分と再び当接し、レギュレータベース開口部215から突出して、一対のロック凹部13と係合し、これによりレギュレータモジュール20が筐体10に対して移動しないようロックされ、消しゴム本体50の位置も固定される。したがって、自動ロック消しゴムは使い勝手が良いといえる。
レギュレータベース21のレギュレータ・カバー・トラック213と、レギュレータカバー22の摺動板223が協働することで、レギュレータカバー22がレギュレータベース21に対しスムーズに摺動可能となる。さらに、摺動板223が筐体10を摺動させる際にレギュレータモジュール20を安定的に保つことができ、また、使用者はレギュレータモジュール20を分解することができない。
レギュレータモジュール20が調整チャネル12内で摺動すると、2組の規制ブロック214もレギュレータベース21と共に調整チャネル12内で摺動するが、規制ブロック214は調整チャネル12の2つの側縁によって範囲制限されるため、レギュレータモジュール20の摺動安定性が増し、レギュレータベース21の揺動が減少する。2組の規制ブロック214は弾性ロックユニット30の押圧部31も同様に範囲制限するため、弾性ロックユニット30がレギュレータベース21に対して安定的に位置決めされる。レギュレータベース21の案内角部219は、弾性ロックユニット30とレギュレータベース21の間の摩擦を低減させることができ、これにより弾性ロックユニット30とレギュレータベース21の組み立てが容易になる。
レギュレータカバー22、弾性ロックユニット30、後部カバー40は小さいため、レギュレータカバー22とレギュレータベース21を互いに係合するように取り付け、さらに、第1係合部41および第2係合部43によって後部カバー40と筐体10を係合させることができる。したがって、後部カバー40と筐体10の間の係合と、レギュレータカバー22とレギュレータベース21の間の係合との両方により、レギュレータモジュール20と後部カバー40が使用者が分解できないように維持され、子供がレギュレータカバー22、弾性ロックユニット、後部カバー40を飲み込んでしまうことを防止する。
支持脚32が弾性ユニットトラック216を摺動するときに、弾性ユニットトラック216と支持脚32の間の摩擦が案内縁33によって低減されるため、使用者はレギュレータモジュール20をさらに簡単に押せるようになる。さらに、それぞれの案内縁33が弾性ユニットトラック216で摺動するため、レギュレータモジュール20に対する弾性ロックユニット30の摺動位置を、弾性ロックユニット30がレギュレータモジュール20に対して安定維持できるように位置決めすることが可能である。これにより、レギュレータモジュール20をスムーズに押せるようになる。
消しゴム本体50を新品と交換するときには、レギュレータモジュール20を筐体10の前端へと押して、掴持部211を筐体10から突出させる。この状態で元の消しゴム本体50を新品と交換することができる。
図7〜図9を参照すると、本実用新案による自動ロック消しゴムの第2の好ましい実施形態は、異なるレギュレータモジュール20Aおよび異なる弾性ロックユニット30Aを有する点で第1実施形態と相違する。
レギュレータモジュール20Aのレギュレータベース21Aは、掴持部211A、弾性ユニットトラック217、2組の規制ブロック214A、2組のレギュレータベース係合部218を有する。
掴持部211Aはレギュレータベース21Aの一端に形成されている。弾性ユニットトラック217は十字形状で、レギュレータベース21Aの頂部に形成されている。弾性ユニットトラック217は案内溝として形成されてもよい。2組の規制ブロック214Aはレギュレータベース21A上に突出し、それぞれ弾性ユニットトラック217の両側部上に形成されている。2組のレギュレータベース係合部218のそれぞれは、2組の規制ブロック214A上に、弾性ユニットトラック217に向けて形成されている。
レギュレータモジュール20Aのレギュレータカバー22Aは押圧ベース221A、押し板224A、2つのレギュレータカバー係合部225、2つのブロック凹部226を有する。
押圧ベース221Aは弾性ユニットトラック217内に挿入され、2組の規制ブロック214Aの間の中間部分に対応する。押圧ベース221Aは押圧面2211Aを有し、押圧ベース221Aの底面は押圧面2211Aとして画定されている。押圧面2211Aは傾斜し、凹んでいる。押し板224Aは、押圧ベース221Aの、レギュレータベース21Aとは反対側に形成されており、使用者がレギュレータモジュール20Aを押し板224Aで押すことができるようになっている。レギュレータカバー係合部225は押しベース221Aの底部に形成され、2対の規制ブロック214Aの間に位置している。レギュレータカバー係合部225の各々は2組のレギュレータベース係合部218と係合し、レギュレータカバー22Aがレギュレータベース21Aから外れないようにしている。ブロック凹部226は押し板224Aの、レギュレータベース21Aと対向した側部に形成されており、各々が押圧ベース221Aの両側部に位置し、各々が規制ブロック214Aを収容している。
弾性ロックユニット30Aは十字形状に形成され、弾性ユニットトラック217内に取り付けられており、押圧部31Aと2本の支持脚32Aを有する。押圧部31Aは押圧面2211Aと当接し、2つの延在部34Aを有し、この延在部34Aの各々は押圧部31Aの2つの端部上に、レギュレータベース21Aの底部に向かって形成されている。支持脚32Aの各々は、押圧部31Aの2つの側部に向かう延在部34Aと連結し、弾性ユニットトラック217内に取り付けられている。2つの好ましい実施形態を比較すると、第2実施形態の延在部34Aは第1実施形態の延在部34よりも短い。第2実施形態の支持脚32Aは弾性ユニットトラック217と実質的に同一平面上にあり、これと平行しているが、第1実施形態の支持脚32は弾性ユニットトラック216に対して傾斜している。
図7〜図10Dを参照すると、第2の好ましい実施形態の構造および使用工程は第1の好ましい実施形態と類似している。押し板224Aを押すと、押圧面2211Aによって押圧部31Aが押される。すると、押圧部31Aが対応するロック凹部13の対から外れるようになってロック解除され、レギュレータモジュール20Aが前方へ押し続けられる。消しゴム本体50が筐体10から十分な長さだけ突出すると、押し板224Aが解除され、レギュレータカバー22Aが弾性ロックユニット30Aによって後方へ強制移動されて、レギュレータベース21Aに対する元の位置へ戻される。すると、押圧部31Aが押圧面2211Aの中間部分と再び当接し、別のロック凹部13の対と係合する。こうして、レギュレータモジュール20Aを再び自動ロックすることができる。
これまでの説明において本実用新案の多数の特徴および利点を、本実用新案の構造および機能の詳細と共に述べてきたが、本開示はあくまで例証であり、特に部品の形状、サイズ、配列といった細部に、添付の請求項の表現に用いられた用語の幅広い一般的な意味により示される限りの本実用新案の原理の範囲内で変更を加えることが可能である。

Claims (19)

  1. 自動ロック消しゴムであって、
    筐体を有し、前記筐体は、
    側部と、
    前記筐体の前記側部に形成され、2つの側部を有する調整チャネルと、
    前記調整チャネル上に間隔をおいて形成された複数の対のロック凹部であって、前記ロック凹部の各対は前記調整チャネルの前記2つの側部にそれぞれ形成されている、複数の対のロック凹部とを有し、
    前記筐体および前記調整チャネルの内部に摺動可能に取り付けられたレギュレータモジュールをさらに有し、前記レギュレータモジュールは、
    前記筐体内に摺動可能に取り付けられたレギュレータベースを有し、前記レギュレータベースは、
    前記レギュレータベース上に形成され、前記調整チャネルと対向している壁部と、
    前記壁部に形成されたレギュレータベース開口部と、
    前記レギュレータベース開口部の法線方向として画定された縦方向とを有し、
    前記レギュレータベース上に摺動可能に取り付けられ、前記筐体から突出したレギュレータカバーをさらに有し、前記レギュレータカバーは、
    凹んでおり、前記レギュレータベースに対して傾斜した押圧面を有する押圧ベースを有し、
    可撓性を備え、前記レギュレータモジュール内に取り付けられた弾性ロックユニットをさらに有し、前記弾性ロックユニットは、
    前記レギュレータベース開口部から選択的に突出し、前記ロック凹部の任意の一対と選択的に係合し、前記押圧面と当接し、2つの端部を有する押圧部と、
    前記押圧部の前記2つの端部とそれぞれ連結し、前記レギュレータベースと当接している2本の支持脚とを有し、
    前記筐体内に取り付けられ、前記レギュレータモジュールによって掴持された消しゴム本体をさらに有する、自動ロック消しゴム。
  2. 前記レギュレータベースは、前記壁部に形成された少なくとも1つのレギュレータ・カバー・トラックをさらに有し、
    前記レギュレータカバーは、前記少なくとも1つのレギュレータ・カバー・トラック内に摺動可能に取り付けられた少なくとも1枚の摺動板をさらに有する、請求項1に記載の自動ロック消しゴム。
  3. 前記レギュレータベースは、前記レギュレータベースの前記壁部に形成され、前記調整チャネルに向かう、少なくとも1組の規制ブロックをさらに有する、請求項2に記載の自動ロック消しゴム。
  4. 前記支持脚は前記レギュレータベースに対し傾斜して延びている、請求項1に記載の自動ロック消しゴム。
  5. 前記支持脚は前記レギュレータベースに対し傾斜して延びている、請求項2に記載の自動ロック消しゴム。
  6. 前記支持脚は実質的に同一平面上にあり、それぞれ押圧部と反対の方向に延びている、請求項1に記載の自動ロック消しゴム。
  7. 前記支持脚は実質的に同一平面上にあり、それぞれ押圧部と反対の方向に延びている、請求項2に記載の自動ロック消しゴム。
  8. 前記弾性ロックユニットは、前記2本の支持脚の、前記押圧部とは反対側の2つの端部にそれぞれ形成された湾曲する2つの案内縁をさらに有し、前記弾性ロックユニットは前記案内縁によって前記レギュレータベースと当接する、請求項1から7のいずれか一項に記載の自動ロック消しゴム。
  9. 前記レギュレータベースは、前記レギュレータベース内に形成された2つの弾性ユニットトラックをさらに有し、前記案内縁はそれぞれ前記弾性ユニットトラック内に摺動可能に取り付けられている、請求項8に記載の自動ロック消しゴム。
  10. 前記レギュレータベースは、前記弾性ユニットトラックの2つの端部にそれぞれ形成された湾曲する2つの案内角部をさらに有し、前記弾性ユニットトラックの前記2つの端部は互いに隣接している、請求項9に記載の自動ロック消しゴム。
  11. 前記筐体の一端に係合する後部カバーをさらに有する、請求項8に記載の自動ロック消しゴム。
  12. 前記筐体の一端に係合する後部カバーをさらに有する、請求項1または2に記載の自動ロック消しゴム。
  13. 前記筐体は、前記調整チャネルの2つの側部のうち少なくとも一方に形成された第1後部カバー係合部をさらに有し、
    前記後部カバーは第1係合部をさらに有し、前記第1後部カバー係合部の輪郭と、前記第1係合部の輪郭とは互いに一致し、前記第1後部カバー係合部と前記第1係合部は互いに係合する、請求項12に記載の自動クロック消しゴム。
  14. 前記第1後部カバー係合部は段付き構造として形成され、前記第1係合部は、前記第1後部カバー係合部の段付き構造と係合した段付き構造として形成されている、請求項13に記載の自動ロック消しゴム。
  15. 前記筐体はさらに、
    前記筐体内の、前記調整チャネルと反対の側に形成された後部カバー凹部と、
    前記筐体内に形成され、前記後部カバー凹部の少なくとも一側部に位置する第2後部カバー係合部とを有し、
    前記後部カバーはさらに、
    前記後部カバー凹部内に取り付けられた整列スティックと、
    前記整列スティック上に形成され、前記第2後部カバー係合部と係合する第2係合部とを有する、請求項13に記載の自動ロック消しゴム。
  16. 前記弾性ロックユニットの前記押圧部は、それぞれ前記押圧部の前記2つの端部に形成され、それぞれ前記支持脚に連結している2つの延在部を有し、前記延在部は、前記レギュレータベース開口部内で、前記レギュレータベースの縦方向に沿って可動であり、
    前記2つの延在部と前記2つの支持脚とのそれぞれの間での2つの結合は、前記弾性ロックユニットが前記レギュレータカバーによって押圧されていないときには、前記レギュレータベースの中間部分に、前記レギュレータベースの縦軸に沿って実質的に配置される請求項1から5のいずれか一項に記載の自動ロック消しゴム。
  17. 前記弾性ロックユニットは、前記2本の支持脚の、前記押圧部とは反対側の2つの端部にそれぞれ形成された湾曲する2つの案内縁をさらに有し、前記弾性ロックユニットは前記案内縁によって前記レギュレータベースと当接する、請求項16に記載の自動ロック消しゴム。
  18. 前記レギュレータベースは、前記レギュレータベース内に形成された2つの弾性ユニットトラックをさらに有し、前記案内縁はそれぞれ前記弾性ユニットトラック内に摺動可能に取り付けられている、請求項17に記載の自動ロック消しゴム。
  19. 前記レギュレータベースは、前記弾性ユニットトラックの2つの端部にそれぞれ形成された湾曲する2つの案内角部をさらに有し、前記弾性ユニットトラックの前記2つの端部は互いに隣接している、請求項18に記載の自動ロック消しゴム。
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