JPS59210916A - 高分子ラテツクス組成物 - Google Patents
高分子ラテツクス組成物Info
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- JPS59210916A JPS59210916A JP8169683A JP8169683A JPS59210916A JP S59210916 A JPS59210916 A JP S59210916A JP 8169683 A JP8169683 A JP 8169683A JP 8169683 A JP8169683 A JP 8169683A JP S59210916 A JPS59210916 A JP S59210916A
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- Japan
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- polymer latex
- butadiene
- latex
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は接着性に優れ、かつ、可撓性および耐水性に優
れた高分子ラテックス組成物に関する。従来から紙、繊
維加工、塗料、土木、建築等の分野において天然ゴム、
SBR,、NBR,MBR,CR,アクリル、ポリ酢酸
ビニル、酢ビ・エチレン、およびこれらの官能基変性物
等の有機高分子ラテックスが使われている。これらの高
分子ラテックスは、炭酸カルシウム、クレー等の無機粉
末を充填剤として併用したり、あるいはセメンI・等へ
の混合によるモルタル性能の改質等無機材料への密着性
が重要となる用途が非常に多い。例えば、紙のコーティ
ングにおいては、印刷適性賦与の目的でカルボキシル基
変性SBRラテックスに多量のクレーを配合して紙に塗
工されている。また、カーペットの裏打ちにおいては、
−次基布へのパイルの固着、二次基布への貼合せ、およ
び寸法安定性、風合い、重量感賦与の目的でカルボキシ
ル基変性SBRラテックスに多量の炭酸カルシウムを配
合して、カーペットの裏面に塗布されている。また、セ
メントモルタルの曲げ、圧縮、摩耗、衝撃等の強度改善
のためにSBRラテックス、アクリルラテックス等がセ
メントに混合されている。
れた高分子ラテックス組成物に関する。従来から紙、繊
維加工、塗料、土木、建築等の分野において天然ゴム、
SBR,、NBR,MBR,CR,アクリル、ポリ酢酸
ビニル、酢ビ・エチレン、およびこれらの官能基変性物
等の有機高分子ラテックスが使われている。これらの高
分子ラテックスは、炭酸カルシウム、クレー等の無機粉
末を充填剤として併用したり、あるいはセメンI・等へ
の混合によるモルタル性能の改質等無機材料への密着性
が重要となる用途が非常に多い。例えば、紙のコーティ
ングにおいては、印刷適性賦与の目的でカルボキシル基
変性SBRラテックスに多量のクレーを配合して紙に塗
工されている。また、カーペットの裏打ちにおいては、
−次基布へのパイルの固着、二次基布への貼合せ、およ
び寸法安定性、風合い、重量感賦与の目的でカルボキシ
ル基変性SBRラテックスに多量の炭酸カルシウムを配
合して、カーペットの裏面に塗布されている。また、セ
メントモルタルの曲げ、圧縮、摩耗、衝撃等の強度改善
のためにSBRラテックス、アクリルラテックス等がセ
メントに混合されている。
しかし、有機化合物である高分子ラテックスは本質的に
無機物質との親和性に乏しいために密着性が十分でない
という欠点がある。
無機物質との親和性に乏しいために密着性が十分でない
という欠点がある。
本発明者らは無機物質への密着性に優れた高分子ラテ・
ノクスを開発するため、研究を行った結果、特定の反応
性シリコンの存在下でブタジェンを一成分とする単量体
を乳化重合して得た高分子ラテックスが無機物質との密
着性に極めて優れ、しかも、該高分子ラテックスの皮膜
が極めて優れた可撓性および耐水性を有することを見出
し、本発明に至った。即ら、本発明は、一般式(1)(
式中、R1は水素またはメヂル基、R2は2価の炭化水
素基、R3は炭素数1〜4のアルキル基、aは0または
1の整数、bは0、■または2の整数、dはO・〜4の
整数、mおよびnは1〜4の整数である。) で示される1種以上の反応性シリコン0.05〜5車量
部の存在下でブタジェン10〜80重量%およびブタジ
ェンと共重合可能なエヂレン性不飽和単開体20〜90
重壁%からなる2種以上の単量体100重量部を乳化重
合することにより無機物質との密着性および耐水性に極
めて優れ、かつ良好な可撓性を有する高分子ラテックス
組成物を提供するものである。
ノクスを開発するため、研究を行った結果、特定の反応
性シリコンの存在下でブタジェンを一成分とする単量体
を乳化重合して得た高分子ラテックスが無機物質との密
着性に極めて優れ、しかも、該高分子ラテックスの皮膜
が極めて優れた可撓性および耐水性を有することを見出
し、本発明に至った。即ら、本発明は、一般式(1)(
式中、R1は水素またはメヂル基、R2は2価の炭化水
素基、R3は炭素数1〜4のアルキル基、aは0または
1の整数、bは0、■または2の整数、dはO・〜4の
整数、mおよびnは1〜4の整数である。) で示される1種以上の反応性シリコン0.05〜5車量
部の存在下でブタジェン10〜80重量%およびブタジ
ェンと共重合可能なエヂレン性不飽和単開体20〜90
重壁%からなる2種以上の単量体100重量部を乳化重
合することにより無機物質との密着性および耐水性に極
めて優れ、かつ良好な可撓性を有する高分子ラテックス
組成物を提供するものである。
本発明で使用される反応性シリニ1ンは、前記一般式(
1)で示される化合物で、好ましくけビニルアルコキシ
シラン、アクリロキシアルキルアルコキシシランおよび
メタクリロキシアルキルアルコキシシランであり、例え
ばビニルメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、
ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、アクリ
ロキシメチルI・リメトキシシラン、T−メククリロキ
シプロピルトリメi・キシシラン等が挙げられる。これ
らのシランカップリング剤は高分子ラテックスの無機物
質に対する密着性を著しく高め、また高分子ラテックス
の皮膜の耐水性を向上させる効果を有する。これらの反
応性シリコンは1種以上をブタジェンおよびブタジェン
と共重合可能なエチレン性不飽和単量体の混合物100
重量部に対して0.05〜5重量部の割合で乳化重合開
始時または乳化重合途中で添加されるが、その添加量が
0.05重量部未満では上記の効果は認められず、5重
量部を越えて用いると乳化重合安定性が悪くなり、得ら
れた共■工合体水分散物も不安定で実用に耐えない。
1)で示される化合物で、好ましくけビニルアルコキシ
シラン、アクリロキシアルキルアルコキシシランおよび
メタクリロキシアルキルアルコキシシランであり、例え
ばビニルメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、
ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、アクリ
ロキシメチルI・リメトキシシラン、T−メククリロキ
シプロピルトリメi・キシシラン等が挙げられる。これ
らのシランカップリング剤は高分子ラテックスの無機物
質に対する密着性を著しく高め、また高分子ラテックス
の皮膜の耐水性を向上させる効果を有する。これらの反
応性シリコンは1種以上をブタジェンおよびブタジェン
と共重合可能なエチレン性不飽和単量体の混合物100
重量部に対して0.05〜5重量部の割合で乳化重合開
始時または乳化重合途中で添加されるが、その添加量が
0.05重量部未満では上記の効果は認められず、5重
量部を越えて用いると乳化重合安定性が悪くなり、得ら
れた共■工合体水分散物も不安定で実用に耐えない。
本発明で使用されるブタジェンは、高分子ラテックスの
皮膜を内部可塑化すると共に皮膜に強靭で良好な弾性を
賦与するために、その割合が単量体混合物に対して10
〜80jR−tR%用いられるが、その割合が単量体混
合物に対して10亀量%(以下の重量%はすべで単量体
混合物に対する割合を示す)未満では効果が認められず
、80重量%を越えると皮膜m集力が低下し、無機物質
に対する十分な密着性が得られない。
皮膜を内部可塑化すると共に皮膜に強靭で良好な弾性を
賦与するために、その割合が単量体混合物に対して10
〜80jR−tR%用いられるが、その割合が単量体混
合物に対して10亀量%(以下の重量%はすべで単量体
混合物に対する割合を示す)未満では効果が認められず
、80重量%を越えると皮膜m集力が低下し、無機物質
に対する十分な密着性が得られない。
本発明で使用されるエチレン性不飽和単量体としては、
アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸メ
チル、メタクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、メタ
クリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸ブ
チル、アクリル酸ペンデル、メタクリル酸ペンチル、ア
クリル酸ヘキシル、メタクリル酸へ、キシル、アクリル
酸へ、ブチル、メタクリル酸・\ブチル、アクリル酸オ
クチル、メタクリル酸オクヂル乃至アクリル酸オクダデ
シル、メタクリル酸オクタデシル等で例示されるアクリ
ル酸アルキルエステルおよびメタクリル酸アルキルエス
テル;スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン
、クロルスチレン、2.4−−ジブロムスチレン等で例
示されるエヂレン性不飽和芳香族単量体;アクリロニト
リル、メタクリロニトリル等の不飽和ニトリル;アクリ
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸及びその
無水物;フマル酸、イタコン酸、並びに不飽和ジカルボ
ン酸モノアルキルエステル、例えばマレイン酸モノメチ
ル、フマル酸モノエチル、イタコン酸モノn−ブチル等
のエチレン性不飽和カルボン酸;酢酸ビニル、プロピオ
ン酸ビニル等の如きビニルエステル:塩化ビニリデン、
臭化ビニリデン等の如きビニリデンハライド;アクリル
酸−2−ヒドロキシエチル、アクリル酸−2−ヒドロキ
シプロピル、メタクリル酸−2−ヒドロキシエヂル等の
如きエチレン性不飽和カルボン酸のヒドロキシアルキル
エステル;アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシ
ジル等の如きエチレン性不飽和カルボン酸のグリシジル
エステル及びアクリルアミド、メタクリルアミド、N−
メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリル
アミド、N−ブトキシメチルアクリルアミド、シアヒド
ンアクリルアミド等のシシカル重合可能な単量体が挙り
られる。
アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸メ
チル、メタクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、メタ
クリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸ブ
チル、アクリル酸ペンデル、メタクリル酸ペンチル、ア
クリル酸ヘキシル、メタクリル酸へ、キシル、アクリル
酸へ、ブチル、メタクリル酸・\ブチル、アクリル酸オ
クチル、メタクリル酸オクヂル乃至アクリル酸オクダデ
シル、メタクリル酸オクタデシル等で例示されるアクリ
ル酸アルキルエステルおよびメタクリル酸アルキルエス
テル;スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン
、クロルスチレン、2.4−−ジブロムスチレン等で例
示されるエヂレン性不飽和芳香族単量体;アクリロニト
リル、メタクリロニトリル等の不飽和ニトリル;アクリ
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸及びその
無水物;フマル酸、イタコン酸、並びに不飽和ジカルボ
ン酸モノアルキルエステル、例えばマレイン酸モノメチ
ル、フマル酸モノエチル、イタコン酸モノn−ブチル等
のエチレン性不飽和カルボン酸;酢酸ビニル、プロピオ
ン酸ビニル等の如きビニルエステル:塩化ビニリデン、
臭化ビニリデン等の如きビニリデンハライド;アクリル
酸−2−ヒドロキシエチル、アクリル酸−2−ヒドロキ
シプロピル、メタクリル酸−2−ヒドロキシエヂル等の
如きエチレン性不飽和カルボン酸のヒドロキシアルキル
エステル;アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシ
ジル等の如きエチレン性不飽和カルボン酸のグリシジル
エステル及びアクリルアミド、メタクリルアミド、N−
メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリル
アミド、N−ブトキシメチルアクリルアミド、シアヒド
ンアクリルアミド等のシシカル重合可能な単量体が挙り
られる。
これらの単m体は1種以上が20〜130宙悴%用いら
れるが、その割合が20重量%未満では、前記の如くブ
タジェンの割合が80fliR%を越えるため、高分子
ラテ・7クスの皮膜の凝集力が低下して無機物質に対す
る密着性が低下する。また、これらの単量体の割合が9
0宙量%を越えるとブタジェンの割合が10重量%未I
Iとなり、皮膜の可撓性、弾性が低下する。
れるが、その割合が20重量%未満では、前記の如くブ
タジェンの割合が80fliR%を越えるため、高分子
ラテ・7クスの皮膜の凝集力が低下して無機物質に対す
る密着性が低下する。また、これらの単量体の割合が9
0宙量%を越えるとブタジェンの割合が10重量%未I
Iとなり、皮膜の可撓性、弾性が低下する。
本発明の高分子ラテックス組成物は上記反応性シリコン
の存在下で上記単量体混合物を乳化剤を用いて水中に乳
化分散さセ、フリーラジカル発生触媒により、0−10
0℃で乳化重合を行って得られるが、乳化剤、m金触媒
、連鎖移!IIII剤等の従来知られている通常の重合
助剤は何ら制御ull!なく使用することができる。
の存在下で上記単量体混合物を乳化剤を用いて水中に乳
化分散さセ、フリーラジカル発生触媒により、0−10
0℃で乳化重合を行って得られるが、乳化剤、m金触媒
、連鎖移!IIII剤等の従来知られている通常の重合
助剤は何ら制御ull!なく使用することができる。
また必要に応じて、重合反応終了後の高分子ラテックス
のpH#&l整のためにアンモニア水、苛性ソーダ等の
アルカリ物質を添加したり、目的とする用途の作業性改
善のための分散安定剤、造膜助剤等の通常使用される添
加剤を添加することは何ら差しつがえない。また必要に
応じて、例えば未反応モノマーを除去するための脱モノ
マー等の工程を加えることも何ら差しつかえない。
のpH#&l整のためにアンモニア水、苛性ソーダ等の
アルカリ物質を添加したり、目的とする用途の作業性改
善のための分散安定剤、造膜助剤等の通常使用される添
加剤を添加することは何ら差しつがえない。また必要に
応じて、例えば未反応モノマーを除去するための脱モノ
マー等の工程を加えることも何ら差しつかえない。
本発明の高分子ラテンクス組成物は、接着性、可撓性お
よび耐水性に優れていることから、紙・繊維加工用、塗
料用、土木建築用等各種分野に適用できる。特に無機材
料との接着性に優れているので土木建築用に良い。
よび耐水性に優れていることから、紙・繊維加工用、塗
料用、土木建築用等各種分野に適用できる。特に無機材
料との接着性に優れているので土木建築用に良い。
例えばカーベント等のバッキング剤として用いる場合に
は、必要に応じて通常用いられる安定剤、老化防止剤、
架橋剤、架橋促進剤、充填剤、分散剤、増粘剤、消泡剤
、着色剤、防腐剤、難燃剤、難燃助剤、帯電防止剤等を
添加することができる。又ラテックスのみのバッキング
ではなく、熱可塑性11脂粉末、例えばポリエチレン樹
脂、エチレン酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリ塩化ビニル
樹脂等と組合せてバッキング剤として用いてもよい。こ
の時用いられる粉末は150メソシユ以下であることが
好ましい。特に、ラテックスに炭酸カルシウム等の無機
粉末を多量に配合する場合に無機粉末の分散を助ける目
的でトリポリリン酸ソーダ等の分散剤をラテックスの固
形分当り0.3〜1.0%添加したり、さらにラテック
スの粘度を塗布工程における作業適正粘度に調整する目
的でポリアクリル酸ソーダ等の増粘剤を添加すること等
は目的に応じてなされ、何ら制限されるものではない。
は、必要に応じて通常用いられる安定剤、老化防止剤、
架橋剤、架橋促進剤、充填剤、分散剤、増粘剤、消泡剤
、着色剤、防腐剤、難燃剤、難燃助剤、帯電防止剤等を
添加することができる。又ラテックスのみのバッキング
ではなく、熱可塑性11脂粉末、例えばポリエチレン樹
脂、エチレン酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリ塩化ビニル
樹脂等と組合せてバッキング剤として用いてもよい。こ
の時用いられる粉末は150メソシユ以下であることが
好ましい。特に、ラテックスに炭酸カルシウム等の無機
粉末を多量に配合する場合に無機粉末の分散を助ける目
的でトリポリリン酸ソーダ等の分散剤をラテックスの固
形分当り0.3〜1.0%添加したり、さらにラテック
スの粘度を塗布工程における作業適正粘度に調整する目
的でポリアクリル酸ソーダ等の増粘剤を添加すること等
は目的に応じてなされ、何ら制限されるものではない。
又、セメントに混合して用いる場合には、セメントによ
るラグ・7クスの凝集を防ぐ目的でノニオン活性剤をラ
テックスの固形分当り2〜5%添加される。セメントに
対しては樹脂固形分で10〜40%となるよう添加する
。
るラグ・7クスの凝集を防ぐ目的でノニオン活性剤をラ
テックスの固形分当り2〜5%添加される。セメントに
対しては樹脂固形分で10〜40%となるよう添加する
。
次に実施例によって本発明をさらに具体的に説明する。
なお以下の実施例中、「部」とあるのは「重量部」を示
す。
す。
実施例1〜4、比較例1〜4
内容積5βの攪拌機付グラスライニングオートクレーブ
の内部を窒素置換した後、表1の組成で各原料を仕込み
、重合温度60℃で511合率9B%以上になる迄乳化
重合を行った。重る終了後、減圧基質によって、未反応
の単量体の除去と不揮発公約50%迄の濃縮を行った後
、25%アンモニア水をj恣加してp)l約8に調整し
て、8種類の高分子ラテックス組成物を得た。これらの
性状は表1に示す如く、ilj量体混合物100部に対
して、反応性シリコン7部の組成を有するjfli分子
ラテンうス(比較例2)は申合率が上がらず、重合安定
性および機械的安定性が劣っていたが、他の組成はすべ
て安定なラテックスが得られた。
の内部を窒素置換した後、表1の組成で各原料を仕込み
、重合温度60℃で511合率9B%以上になる迄乳化
重合を行った。重る終了後、減圧基質によって、未反応
の単量体の除去と不揮発公約50%迄の濃縮を行った後
、25%アンモニア水をj恣加してp)l約8に調整し
て、8種類の高分子ラテックス組成物を得た。これらの
性状は表1に示す如く、ilj量体混合物100部に対
して、反応性シリコン7部の組成を有するjfli分子
ラテンうス(比較例2)は申合率が上がらず、重合安定
性および機械的安定性が劣っていたが、他の組成はすべ
て安定なラテックスが得られた。
実施例5(塗膜試験)
実施例1〜4で得た高分子ラテックス組成物をアプリケ
ータ(jvみ3ミル)を用いてスレート板に塗布し、室
温(20°C)で72時間自然乾燥した後、JIS K
−5400の基盤目試験法により調製した試片のセロハ
ンテープ剥離テストを行い、スレート板に対する密着性
を比較した。さらに別に用意した試ハを水中に2週間浸
漬して、コーテイング面の状態を観察した。結果は表2
に示す如く、実施例はスレート板に対する密着性、耐水
性において優れた性能を示した。
ータ(jvみ3ミル)を用いてスレート板に塗布し、室
温(20°C)で72時間自然乾燥した後、JIS K
−5400の基盤目試験法により調製した試片のセロハ
ンテープ剥離テストを行い、スレート板に対する密着性
を比較した。さらに別に用意した試ハを水中に2週間浸
漬して、コーテイング面の状態を観察した。結果は表2
に示す如く、実施例はスレート板に対する密着性、耐水
性において優れた性能を示した。
実施例6(コンパウンド試験)
実施例1〜4で得た高分子ラテックス組成物の固形分1
00部に対してトリポリリン酸ソーダ0.5部、重質炭
酸カルシウム450部を配合し、ポリアクリル酸ソーダ
(アロンA−20IJ、東亜合成製品)と水を加えて粘
度的2000cps (B M !Iり回転粘度d1
.4号ローター、12 rpm ) 、不揮発公約70
%のラテックスコンパウンドを調製した。このコンパウ
ンドを離型剤を塗布したガラス板−ヒに流延し、室温(
2(Ic)で72時間自然乾燥してガラス板から剥離し
、膜厚的0.7麓の乾燥皮膜を得た。この皮膜を乾燥機
で140℃、5分間熱処理した後、JIS 3号タン・
\ルにてtlら抜き、テンシロンにて引張速度500
*v/ mi口の条件で皮IQの強伸度を測定した。次
にナイロンループパイルのタフテッドカーペットの裏面
に上記のラテックスコンパウンドをナイフコーターにて
1200g/m(ウェソH(fj布し、ジュートを貼合
Mで熱風乾燥にて140’C,15分乾燥シ、5c11
目11の試ハを作成してテンシロンにて1.OO+=m
/minの引張速度でジ、、+、−1・の剥離強度およ
びパイル引抜強度を測定した。結果(1表3に示す如く
、実施例はいずれも高’i!l1度を示しており、増i
F剤として配合した炭酸カルシウムに対するラテックス
の密着性が高いため、接着剤層の凝集力が高まり、結果
として高強度が得られたことを示している。
00部に対してトリポリリン酸ソーダ0.5部、重質炭
酸カルシウム450部を配合し、ポリアクリル酸ソーダ
(アロンA−20IJ、東亜合成製品)と水を加えて粘
度的2000cps (B M !Iり回転粘度d1
.4号ローター、12 rpm ) 、不揮発公約70
%のラテックスコンパウンドを調製した。このコンパウ
ンドを離型剤を塗布したガラス板−ヒに流延し、室温(
2(Ic)で72時間自然乾燥してガラス板から剥離し
、膜厚的0.7麓の乾燥皮膜を得た。この皮膜を乾燥機
で140℃、5分間熱処理した後、JIS 3号タン・
\ルにてtlら抜き、テンシロンにて引張速度500
*v/ mi口の条件で皮IQの強伸度を測定した。次
にナイロンループパイルのタフテッドカーペットの裏面
に上記のラテックスコンパウンドをナイフコーターにて
1200g/m(ウェソH(fj布し、ジュートを貼合
Mで熱風乾燥にて140’C,15分乾燥シ、5c11
目11の試ハを作成してテンシロンにて1.OO+=m
/minの引張速度でジ、、+、−1・の剥離強度およ
びパイル引抜強度を測定した。結果(1表3に示す如く
、実施例はいずれも高’i!l1度を示しており、増i
F剤として配合した炭酸カルシウムに対するラテックス
の密着性が高いため、接着剤層の凝集力が高まり、結果
として高強度が得られたことを示している。
実施例7 (セメントそルタル試験)
実施例1〜4で得た高分子ラテックス組成物にノニオン
活性剤(二、−コール506、日本乳化剤製品)をラテ
ックスの固形分に対して3%添加したラテックスを用い
て、下記の配合組成のセメントモルタルを141 製し
て、4 cm X 4 cm×16cmの大きさに成形
し、1ケ月間空中養生した後、モルタルの物性を測定し
た。表4に示す如く、実施例はセメントモルタルに対し
て優れた改質効果を示した。
活性剤(二、−コール506、日本乳化剤製品)をラテ
ックスの固形分に対して3%添加したラテックスを用い
て、下記の配合組成のセメントモルタルを141 製し
て、4 cm X 4 cm×16cmの大きさに成形
し、1ケ月間空中養生した後、モルタルの物性を測定し
た。表4に示す如く、実施例はセメントモルタルに対し
て優れた改質効果を示した。
ポルトランドセメント 100部豊浦標準
砂 300ラテツクス
30消泡剤(東しシリコン5R−55
05) 0.15水
35手続補正帯(自発) 昭和59年 6月17日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第81696号 2、発明の名称 高分子ラテックス組成物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 〒174 東京都板橋区坂下三丁目35番58号(28
8)大IE本インキ化学工業株式会社代表者 用 村
茂 邦 4、代理人 〒103 東京都中央区日本橋三丁目7番20号大日本
インキ化学工業株式会社内 電話 東京(03) 272−4511 (大代表)明
細書の特許請求の範囲の欄及び (2)同第3真下から11行の「単量体100重量部」
を「単量体混合物100重量部」と訂正する。
砂 300ラテツクス
30消泡剤(東しシリコン5R−55
05) 0.15水
35手続補正帯(自発) 昭和59年 6月17日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第81696号 2、発明の名称 高分子ラテックス組成物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 〒174 東京都板橋区坂下三丁目35番58号(28
8)大IE本インキ化学工業株式会社代表者 用 村
茂 邦 4、代理人 〒103 東京都中央区日本橋三丁目7番20号大日本
インキ化学工業株式会社内 電話 東京(03) 272−4511 (大代表)明
細書の特許請求の範囲の欄及び (2)同第3真下から11行の「単量体100重量部」
を「単量体混合物100重量部」と訂正する。
(3)同第10頁第2行の「実施例1〜4で」を「実施
例1〜4、比較例1〜4で」と訂正する。
例1〜4、比較例1〜4で」と訂正する。
(4)同第11頁の表2の比較例2の欄に「配合中にゲ
ル化」と加入する。
ル化」と加入する。
(5)同第12頁第2行の「実施例1〜4で」を「実施
例1〜4、比較例1〜4でjと訂正する。
例1〜4、比較例1〜4でjと訂正する。
(6)同第14頁第2行の「実施例1〜4で」をr実施
例1〜4、比較例1〜4で」と訂iEする。
例1〜4、比較例1〜4で」と訂iEする。
(以 上)
特願昭58−81.696号
S、 59.6. l(提出
特許請求の範囲(訂正後)
一般式(1)
(式中、R1は水素またはメチル基、R2は2(il[
iの炭化水素基、R3は炭素数1〜4のアルキル基、a
は0または1の整数、bは0、lまたは2の整数、dは
O〜4の整数、mおよびnは1〜4の整数である。) で示される1種以上の反応性シリコン0405〜5重量
部の存在下でブタジェン10〜80重量%およびブタジ
ェンと共重合可能なエチレン性不飽和tP、量体20〜
90重量%からなる2種以上の単量体混合物100重量
部を乳化重合して得られる高分子ラテックス組成物。
iの炭化水素基、R3は炭素数1〜4のアルキル基、a
は0または1の整数、bは0、lまたは2の整数、dは
O〜4の整数、mおよびnは1〜4の整数である。) で示される1種以上の反応性シリコン0405〜5重量
部の存在下でブタジェン10〜80重量%およびブタジ
ェンと共重合可能なエチレン性不飽和tP、量体20〜
90重量%からなる2種以上の単量体混合物100重量
部を乳化重合して得られる高分子ラテックス組成物。
96−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式CI) (式中、R1は水素またはメチル基、R2は2価の炭化
水素基、17.3は炭素数1〜4のアルキル基、aはO
または1の整数、bは0.1または2の整数、dは0〜
4の整数、mおよびnは1〜4の整数である。) で示される1種以上の反応性シリコン0.05〜5重量
部の存在下でブタジェン10〜80重量%およびブタジ
ェンと共重合可能なエチレン性不飽和単量体20〜90
重量%からなる2 1!I以上の単量体混合物を乳化重
合して得られる高分子ラテックス組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8169683A JPS59210916A (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | 高分子ラテツクス組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8169683A JPS59210916A (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | 高分子ラテツクス組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59210916A true JPS59210916A (ja) | 1984-11-29 |
JPH0215561B2 JPH0215561B2 (ja) | 1990-04-12 |
Family
ID=13753530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8169683A Granted JPS59210916A (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | 高分子ラテツクス組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59210916A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4770968A (en) * | 1987-07-27 | 1988-09-13 | Xerox Corporation | Polysiloxane-styrene-butadiene terpolymers and use in toners |
US5086141A (en) * | 1989-03-20 | 1992-02-04 | Xerox Corporation | Polysiloxane crosslinked styrene/butadiene copolymers |
JP2011208012A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 共役ジエン系重合体、共役ジエン系重合体組成物、及び、共役ジエン系重合体の製造方法 |
JP2011225794A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-11-10 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 共役ジエン系重合体、共役ジエン系重合体組成物、及び、共役ジエン系重合体の製造方法 |
CN102464767A (zh) * | 2010-11-04 | 2012-05-23 | 中国石油天然气股份有限公司 | 一种原位制备硅橡胶复合材料的方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5212231A (en) * | 1975-07-21 | 1977-01-29 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Production of perforated lighttweight foam concrete board |
-
1983
- 1983-05-12 JP JP8169683A patent/JPS59210916A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5212231A (en) * | 1975-07-21 | 1977-01-29 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Production of perforated lighttweight foam concrete board |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4770968A (en) * | 1987-07-27 | 1988-09-13 | Xerox Corporation | Polysiloxane-styrene-butadiene terpolymers and use in toners |
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JP2011208012A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 共役ジエン系重合体、共役ジエン系重合体組成物、及び、共役ジエン系重合体の製造方法 |
JP2011225794A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-11-10 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 共役ジエン系重合体、共役ジエン系重合体組成物、及び、共役ジエン系重合体の製造方法 |
CN102464767A (zh) * | 2010-11-04 | 2012-05-23 | 中国石油天然气股份有限公司 | 一种原位制备硅橡胶复合材料的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0215561B2 (ja) | 1990-04-12 |
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