JPS59210045A - シクロプロパンカルボン酸の光学活性シスおよびトランス異性体の製造方法 - Google Patents
シクロプロパンカルボン酸の光学活性シスおよびトランス異性体の製造方法Info
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- JPS59210045A JPS59210045A JP59027958A JP2795884A JPS59210045A JP S59210045 A JPS59210045 A JP S59210045A JP 59027958 A JP59027958 A JP 59027958A JP 2795884 A JP2795884 A JP 2795884A JP S59210045 A JPS59210045 A JP S59210045A
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- cyclopropanecarboxylic acid
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/42—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
- C07C51/487—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by treatment giving rise to chemical modification
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、式
(式中、Rはメチル基またはハロゲン原子を表わす)
のシクロプロパンカルメン酸の4種の立体異性体の新し
い分離方法に関する。
い分離方法に関する。
篤くべきことに、本発明者らの研究の途中において、鏡
像体の(1,−N−ベンジル−2−アミノ−ブタノール
および1−N−ベンジ)L/−2−アミノブタノールは
、式(I)のラセミ体シス−トランス−シクロプロパン
−カルボン酸からの+1−)ランス、ノートランスおよ
びdβ−シス異性体の分離に特に有用であることが分か
った。さらに1、ラセミ体シス−およびラセミ体トラン
ス−シクロプロパン−カルボン酸の若干の溶媒への溶解
性は著しく異なり、従って所定の条件の下では、これら
のラセミ体シス−およびラセミ体トランス−シクロプロ
パンカルボン酸は、工業的規模で容易に実現できる方法
で実質的に定量的収率において他から分離できることが
分かった。得られたシスおよびトランスラセミ体の鏡像
体は、鏡像体N−ベンジル−2−アミノブタノールによ
って高選択性をもって分離できる。
像体の(1,−N−ベンジル−2−アミノ−ブタノール
および1−N−ベンジ)L/−2−アミノブタノールは
、式(I)のラセミ体シス−トランス−シクロプロパン
−カルボン酸からの+1−)ランス、ノートランスおよ
びdβ−シス異性体の分離に特に有用であることが分か
った。さらに1、ラセミ体シス−およびラセミ体トラン
ス−シクロプロパン−カルボン酸の若干の溶媒への溶解
性は著しく異なり、従って所定の条件の下では、これら
のラセミ体シス−およびラセミ体トランス−シクロプロ
パンカルボン酸は、工業的規模で容易に実現できる方法
で実質的に定量的収率において他から分離できることが
分かった。得られたシスおよびトランスラセミ体の鏡像
体は、鏡像体N−ベンジル−2−アミノブタノールによ
って高選択性をもって分離できる。
式(IIの化合物は、ピレスロイド殺虫剤の製造用中間
体である。ピレスロ・1ドの生物学的活性は合成に使用
される式(I)のカルボン酸の立体化学に著しく依存し
、従って光学異性体の非常に効率的な分離は技術的(工
業的)に重要である。
体である。ピレスロ・1ドの生物学的活性は合成に使用
される式(I)のカルボン酸の立体化学に著しく依存し
、従って光学異性体の非常に効率的な分離は技術的(工
業的)に重要である。
ラセミ体シス−およびラセミ体トランス−2,2−ジメ
チル−3(2,2−ジクロロビニル)−シクロプロパン
カルボン酸(さらに、パーメスリン酸)異性体のn−ヘ
キサンからの数回の再結晶による分離は発表されている
( 0011. C2ech、 Ohem。
チル−3(2,2−ジクロロビニル)−シクロプロパン
カルボン酸(さらに、パーメスリン酸)異性体のn−ヘ
キサンからの数回の再結晶による分離は発表されている
( 0011. C2ech、 Ohem。
Commun、 24.2230)。
収率60%は、dg−)ランス−パーメスリンVを結晶
相において富化する“ことによって得られた。
相において富化する“ことによって得られた。
シクロプロパンカルボン酸のシスおよびトランス異性体
は、DK −PS (ドイツ連邦共和国特許)第2.7
16,898号明細書に記載された分留によって分離す
れた。置換シクロプロパンカルボン酸の幾何異性体は、
この水溶液を、Dg−ps(ドイツ連邦共和国特許)第
2,713,568号明細書により非極性有機溶媒をも
って抽出することによって分離された。
は、DK −PS (ドイツ連邦共和国特許)第2.7
16,898号明細書に記載された分留によって分離す
れた。置換シクロプロパンカルボン酸の幾何異性体は、
この水溶液を、Dg−ps(ドイツ連邦共和国特許)第
2,713,568号明細書により非極性有機溶媒をも
って抽出することによって分離された。
また、ラセミ体シス−およびラセミ体トランス−2,2
−ジメチル−6−(2−メチル−プロペン−1−イル)
−シクロプロパンカルボン酸(さらにクリサンチミン酸
)異性体の分離も発表されている。これらの異性体は、
例えば石油エーテル(He1v、 Ohem、 AOt
a 7 、396 )または酢酸エチA/ [、T、
Am、 Ohem、 Soc、、且、268(1945
)]からの再結晶によって分離された。
−ジメチル−6−(2−メチル−プロペン−1−イル)
−シクロプロパンカルボン酸(さらにクリサンチミン酸
)異性体の分離も発表されている。これらの異性体は、
例えば石油エーテル(He1v、 Ohem、 AOt
a 7 、396 )または酢酸エチA/ [、T、
Am、 Ohem、 Soc、、且、268(1945
)]からの再結晶によって分離された。
前記の方法の欠点は、純シスおよびトランス異性体が、
数回の再結晶、従って材料を甚だしく損失して初めて得
ることができることにある。
数回の再結晶、従って材料を甚だしく損失して初めて得
ることができることにある。
式(■)ノシクロプロパンカルボン酸の光学異性体の分
離の多くの方法も既知である。Dllc−PS(ドイツ
連邦共和国特許)第2,826.952号明細■により
、トランス−パーメスリン酸は、 (−1−7工= ル
ーグリシンエチルエステNを用いて分割される。他の方
法の途中においては、光学活性ナフチルエチル−アミン
、シンコニジン、キニーネおよびN、N−ジメチル−1
−(4−ニトロフェニル)−2−アミノ−1,3−プロ
パンジオール鏡像体は、分割剤として使用される())
ンガリー人民共和国特許第1.58,4.98号および
英国特許第1.369.7.l5O1第1,226,9
14号および第1.178.423号明細書)。
離の多くの方法も既知である。Dllc−PS(ドイツ
連邦共和国特許)第2,826.952号明細■により
、トランス−パーメスリン酸は、 (−1−7工= ル
ーグリシンエチルエステNを用いて分割される。他の方
法の途中においては、光学活性ナフチルエチル−アミン
、シンコニジン、キニーネおよびN、N−ジメチル−1
−(4−ニトロフェニル)−2−アミノ−1,3−プロ
パンジオール鏡像体は、分割剤として使用される())
ンガリー人民共和国特許第1.58,4.98号および
英国特許第1.369.7.l5O1第1,226,9
14号および第1.178.423号明細書)。
これらの方法の欠点は、ラセミ体の倒れか1つまたは鏡
像体のシスまたはトランス対の何れか1つの分離にのみ
適した高価な分割剤および費用のかかる技術の使用にあ
る。鏡像体の光学純度を増大させるために、物質の大き
い損失な生じる高価な方法である再結晶が用いられ、分
割剤の回収(再生)は発表されていない。
像体のシスまたはトランス対の何れか1つの分離にのみ
適した高価な分割剤および費用のかかる技術の使用にあ
る。鏡像体の光学純度を増大させるために、物質の大き
い損失な生じる高価な方法である再結晶が用いられ、分
割剤の回収(再生)は発表されていない。
一般に、式(IIのシクロプロパンカルボン酸の工業的
合成に用いられる方法によって、di−シス−トランス
異性体の混合物が生じる。
合成に用いられる方法によって、di−シス−トランス
異性体の混合物が生じる。
従って、一層好ましい作用を有する?レスロイドを得る
ための4種の異性体の分離は、重要な工業的および経済
的課題を意味する。
ための4種の異性体の分離は、重要な工業的および経済
的課題を意味する。
本発明の目的はこの問題の解決を目脂している。
本発明者らの発明は、鏡像体N−ベンジル−2−アミノ
ブタノールが、式(Ilのシクロプロパンカルがン酸を
任意の比率で含有する異性体混合物からの鏡像体の分離
に特に有用であるという認識に基づいている。
ブタノールが、式(Ilのシクロプロパンカルがン酸を
任意の比率で含有する異性体混合物からの鏡像体の分離
に特に有用であるという認識に基づいている。
従って、例えば分割剤がこの鏡像体と当量で加えられる
場合、ラセミ体シス−トランス−パーメスリン酸の中か
ら、d−)ランス−パーメスリン酸は水酸化アルカゲま
たは炭酸アルカリの適切量の存在下に水性媒買中におい
てd−N−ベンジル−2−アミノシタノールとの結晶性
ジアステレオマー塩を与える。A−)ランス異性体は、
また溶液にA−)ランス異性体と当量のノーN−ベンジ
ル−2−アミノブタノールを加えるこ、とによって分割
のろ液に残留するn−)ランス−de−シス−パーメス
リン酸からも得ることができる。最後に残存するdトシ
スーパーメスリン酸の光学異性体もまた@僧体N−ベン
ジルー2−アミノブタノール?用いることによって高能
率で分離できることも述べられている。しかしながら、
この場合、分割をアルカリ性媒質、好ましくはPH値8
から8.5までにおいて行う場合j−シスーパーメスリ
ン酸は(1−N−ベンジル−2−アミノブタノールと結
晶性ジアステレオマー塩を形成することは驚くべきこと
である。
場合、ラセミ体シス−トランス−パーメスリン酸の中か
ら、d−)ランス−パーメスリン酸は水酸化アルカゲま
たは炭酸アルカリの適切量の存在下に水性媒買中におい
てd−N−ベンジル−2−アミノシタノールとの結晶性
ジアステレオマー塩を与える。A−)ランス異性体は、
また溶液にA−)ランス異性体と当量のノーN−ベンジ
ル−2−アミノブタノールを加えるこ、とによって分割
のろ液に残留するn−)ランス−de−シス−パーメス
リン酸からも得ることができる。最後に残存するdトシ
スーパーメスリン酸の光学異性体もまた@僧体N−ベン
ジルー2−アミノブタノール?用いることによって高能
率で分離できることも述べられている。しかしながら、
この場合、分割をアルカリ性媒質、好ましくはPH値8
から8.5までにおいて行う場合j−シスーパーメスリ
ン酸は(1−N−ベンジル−2−アミノブタノールと結
晶性ジアステレオマー塩を形成することは驚くべきこと
である。
本発明者らの方法の要点は、本発明者が使用した分割剤
が、純de−シス−およびdl−トランス−用であると
いう所見にある。従って、本発明者らの方法の利点は各
ラセミ体の分割をほぼ同−榮件の下に水溶液中で行うこ
とができ、本発明者らの方法はこれまで既知の方法より
も一層簡単で多目的であり、しかも効率的なことである
。
が、純de−シス−およびdl−トランス−用であると
いう所見にある。従って、本発明者らの方法の利点は各
ラセミ体の分割をほぼ同−榮件の下に水溶液中で行うこ
とができ、本発明者らの方法はこれまで既知の方法より
も一層簡単で多目的であり、しかも効率的なことである
。
所望ならば、dl−シス−およびd7!−トランス−パ
ーメスリン酸およびdl−シス−およびdl−トラソス
ークリーサンテミ4は、七れぞれ、異性体の若干の溶媒
への溶解度が非常に異なるという本発明者らの所見に基
づいて分割用シス−トランス混合物から製造できる。
ーメスリン酸およびdl−シス−およびdl−トラソス
ークリーサンテミ4は、七れぞれ、異性体の若干の溶媒
への溶解度が非常に異なるという本発明者らの所見に基
づいて分割用シス−トランス混合物から製造できる。
驚くべきことに、出発シス−トランス異性体の互に関す
る量は、所望の方向で望む程度に、出発比とは実質的に
独立に変化できることが分かった。
る量は、所望の方向で望む程度に、出発比とは実質的に
独立に変化できることが分かった。
dl−シス−パーメスリン酸の相対量を増加させる目的
の場合、この目的は、20°Gから6000までにおい
てベンゼンの適当量をもって十分に攪拌することによっ
て対応できる。篤くべきことに、攪拌を所定の温度にお
(・て適当な期間続ける場合、ベンゼンに余り可溶性で
ないdl−シス−パーメスリン酸のろ過された物知中の
割合は、溶解度平衡に達した後に用いられた溶媒景に依
存しているのみである。ベンゼン対パーメスリン酸の比
を増大することによつ℃、シス異性体の量は固相中で著
しく増大する。溶液を蒸発することによって得られたト
ランス異性体の富化された物質の異性体比は実質的に同
一であり、従って、シス異性体の富化の間に得られた第
二の収量のこれらの物質は、所望の時に一緒にして純d
l−トランス異性体の製造に使用できる。
の場合、この目的は、20°Gから6000までにおい
てベンゼンの適当量をもって十分に攪拌することによっ
て対応できる。篤くべきことに、攪拌を所定の温度にお
(・て適当な期間続ける場合、ベンゼンに余り可溶性で
ないdl−シス−パーメスリン酸のろ過された物知中の
割合は、溶解度平衡に達した後に用いられた溶媒景に依
存しているのみである。ベンゼン対パーメスリン酸の比
を増大することによつ℃、シス異性体の量は固相中で著
しく増大する。溶液を蒸発することによって得られたト
ランス異性体の富化された物質の異性体比は実質的に同
一であり、従って、シス異性体の富化の間に得られた第
二の収量のこれらの物質は、所望の時に一緒にして純d
l−トランス異性体の製造に使用できる。
純di−トランスーパーメスリン酸は、トランス異性体
に富み、しかも前記のように製造された物質を非極性溶
媒、好ましくは抽出石油エーテルまたはn−ヘキサンの
適当量をもって十分に攪拌することによって得られる。
に富み、しかも前記のように製造された物質を非極性溶
媒、好ましくは抽出石油エーテルまたはn−ヘキサンの
適当量をもって十分に攪拌することによって得られる。
この場合に、ろ過された物質のみ一トランスーパーメス
リン酸の相対量が異性体混合物の重量単位について用い
られた脂肪族炭化水素溶媒の容量と共に正比で変化する
ことが、驚くべきに分かった。同時に、ろ液中から単離
された物質の異性体比は、はとんどすべての場合に同一
であり、従ってこれらの物質は一緒にしてこれ以上の分
離に使用できる。従って、本発明者らの所見により、任
意の組成のシス−トランス−パーメスリン酸の混合物は
、交互に芳香族溶媒、好ましくはベンゼンおよび脂肪族
炭化水素、好ましくは抽出石油エーテルまたはn−ヘキ
サンを用いることによって、はとんど定量的収率なもっ
てd7!−シスおよびdi−トランス異性体成分に分離
できる。
リン酸の相対量が異性体混合物の重量単位について用い
られた脂肪族炭化水素溶媒の容量と共に正比で変化する
ことが、驚くべきに分かった。同時に、ろ液中から単離
された物質の異性体比は、はとんどすべての場合に同一
であり、従ってこれらの物質は一緒にしてこれ以上の分
離に使用できる。従って、本発明者らの所見により、任
意の組成のシス−トランス−パーメスリン酸の混合物は
、交互に芳香族溶媒、好ましくはベンゼンおよび脂肪族
炭化水素、好ましくは抽出石油エーテルまたはn−ヘキ
サンを用いることによって、はとんど定量的収率なもっ
てd7!−シスおよびdi−トランス異性体成分に分離
できる。
特に、式(IIのRがメチル基を表わす場合、すなわち
目的はdt−シス−トランス−クリサンチミン酸のシス
およびトランス異性体を分離することである場合、de
−シス異性体の単離は、これらの異性体の溶解度差が一
層太きいために相対的に一層簡単な方法で解決できる。
目的はdt−シス−トランス−クリサンチミン酸のシス
およびトランス異性体を分離することである場合、de
−シス異性体の単離は、これらの異性体の溶解度差が一
層太きいために相対的に一層簡単な方法で解決できる。
これらの物質が、互の溶解度に影響をおよぼさないとい
う、本発明者らの所見は、また特別である。従って、所
望ならば、クリサンチミン酸のシス−およびトランス異
性体の分離時に芳香族溶媒の使用を省略できる。シス異
性体は、脂肪族炭化水累溶媒、好ましくはn−ヘキサン
をもって攪拌後に残存する固体物知から得られる。トラ
ンス異性体は、前記の誘導体が得られるよりもや\困難
な方法で、すなわちろ液を蒸発することによって得られ
る物質を脂肪族炭化水素溶媒をもって繰り返し処理する
ことによって、製造される。分離は、この場合に、また
溶液の繰り返し使用によってほとんど定量的収率で行う
ことができる。
う、本発明者らの所見は、また特別である。従って、所
望ならば、クリサンチミン酸のシス−およびトランス異
性体の分離時に芳香族溶媒の使用を省略できる。シス異
性体は、脂肪族炭化水累溶媒、好ましくはn−ヘキサン
をもって攪拌後に残存する固体物知から得られる。トラ
ンス異性体は、前記の誘導体が得られるよりもや\困難
な方法で、すなわちろ液を蒸発することによって得られ
る物質を脂肪族炭化水素溶媒をもって繰り返し処理する
ことによって、製造される。分離は、この場合に、また
溶液の繰り返し使用によってほとんど定量的収率で行う
ことができる。
しかしながら、異性体酸の溶解性およびこのナトリウム
塩の溶解性は逆であり、従って、dl−トランス−グリ
サンチミン酸は、水性アセトン中においてナトリウム塩
を形成し、dl−トランス塩をろ別し、次いでこのdl
−)ランス塩を通常の方法で酸に変換させることによ
って、異性体の混合物から純異性体として主に得ること
ができる。
塩の溶解性は逆であり、従って、dl−トランス−グリ
サンチミン酸は、水性アセトン中においてナトリウム塩
を形成し、dl−トランス塩をろ別し、次いでこのdl
−)ランス塩を通常の方法で酸に変換させることによ
って、異性体の混合物から純異性体として主に得ること
ができる。
従って、本発明により、di−シス−およびd7!−ト
ランス−パーメスリン酸の分割およびクリサンチミン酸
の分割は、それぞれまた、N−ベンジル−2−アミノブ
タノール鏡像体を用いて分割剤0.4当量から0.6当
量までな水酸化アルカリまたは炭酸アルカlJ1.o当
量から1.6当量まで乞もって製造された適切なラセミ
体酸の水浴液に、適切には40℃ケら90°Gまでの温
度において添加することによつても行われる。アセトン
中の分割剤の溶液または水性アセトン中の分割剤塩酸塩
の溶液を使用する。
ランス−パーメスリン酸の分割およびクリサンチミン酸
の分割は、それぞれまた、N−ベンジル−2−アミノブ
タノール鏡像体を用いて分割剤0.4当量から0.6当
量までな水酸化アルカリまたは炭酸アルカlJ1.o当
量から1.6当量まで乞もって製造された適切なラセミ
体酸の水浴液に、適切には40℃ケら90°Gまでの温
度において添加することによつても行われる。アセトン
中の分割剤の溶液または水性アセトン中の分割剤塩酸塩
の溶液を使用する。
次いで、反応混合物を放冷し、ろ過によって結晶性ジア
ステレオマー塩を分離する。
ステレオマー塩を分離する。
+L−N−ベンジルー2−アミノブタノールを分割剤と
して用いる場合、下記の酸のジアステレオマー塩が溶液
から晶出する。すなわちdl−トランス−パーメスリン
酸の分割によるd−トランス異性体、dl−シス−パー
メスリン酸の分割による!−シス鏡像体、dl−トラン
スクリサンチミン酸の分割によるd−)ランス−クリサ
ンチミン酸、およびdl−シス−クリサンチミン酸の分
割によるl−シス−クリサンチミン酸である。
して用いる場合、下記の酸のジアステレオマー塩が溶液
から晶出する。すなわちdl−トランス−パーメスリン
酸の分割によるd−トランス異性体、dl−シス−パー
メスリン酸の分割による!−シス鏡像体、dl−トラン
スクリサンチミン酸の分割によるd−)ランス−クリサ
ンチミン酸、およびdl−シス−クリサンチミン酸の分
割によるl−シス−クリサンチミン酸である。
/−N−ベンジル−2−アミノシタノールを分割剤とし
て用いる場合、すべての場合に適切な逆の対掌体が晶出
する。
て用いる場合、すべての場合に適切な逆の対掌体が晶出
する。
ここで記載されるジアステレオマー塩は文献に従来未知
の新化合物である。
の新化合物である。
本発明者らの所見により、ジアステレオマー塩に含有さ
れる鏡像体の光学純度は、分割用媒質の水素イオン濃度
に強く依存し、従って効率の観点から、ラセミ体酸の溶
解に用いられる塩基の量に正確に従うことが重要であり
、同様に要すれば分割剤の溶解に使用された酸の量に正
確に従うことが重要である。本発明者らの実験により、
式(Ilのすべてのシクロプロパンカルボン酸の分割の
最適な分離は、ラセミ体酸について計算された塩基1.
0当量から1.6当量まで、好ましくは1.2当量を用
いることによって得ることができる。
れる鏡像体の光学純度は、分割用媒質の水素イオン濃度
に強く依存し、従って効率の観点から、ラセミ体酸の溶
解に用いられる塩基の量に正確に従うことが重要であり
、同様に要すれば分割剤の溶解に使用された酸の量に正
確に従うことが重要である。本発明者らの実験により、
式(Ilのすべてのシクロプロパンカルボン酸の分割の
最適な分離は、ラセミ体酸について計算された塩基1.
0当量から1.6当量まで、好ましくは1.2当量を用
いることによって得ることができる。
分割剤を用いて得られる光学活性シス−およびトラン7
−″−メスリン酸およびクリサンテし債異性体の光学純
度は要すれば、選択的沈殿によって増大できるという本
発明者らの発見も、また本発明の主題である。すなわち
、酸の光学純度に基づいて計算され、当量より少量の鉱
酸を温度0℃から+10°Cまでの温度において、水酸
化アルカリをもって製造されたこれらの光学活性力/I
/?ン酸の何れかの溶液に加える場合、分離された結晶
性酸画分の光学純度は溶液に残存する部分の光学純度お
よび出発光学純度と大いに異なる。この方法を用いφこ
とによって、−画分は、はぼラセミ化合物を含有するが
、一方他画分は光学活性カルビン酸を含有することが達
成できる。ラセミ体の割合はさらに分割に使用できる。
−″−メスリン酸およびクリサンテし債異性体の光学純
度は要すれば、選択的沈殿によって増大できるという本
発明者らの発見も、また本発明の主題である。すなわち
、酸の光学純度に基づいて計算され、当量より少量の鉱
酸を温度0℃から+10°Cまでの温度において、水酸
化アルカリをもって製造されたこれらの光学活性力/I
/?ン酸の何れかの溶液に加える場合、分離された結晶
性酸画分の光学純度は溶液に残存する部分の光学純度お
よび出発光学純度と大いに異なる。この方法を用いφこ
とによって、−画分は、はぼラセミ化合物を含有するが
、一方他画分は光学活性カルビン酸を含有することが達
成できる。ラセミ体の割合はさらに分割に使用できる。
本発明者らの方法の経済性は、また使用する分割剤が分
割から得られる酸水溶液から簡単にほぼ定量的収量で回
収できるということによっても増大される。
割から得られる酸水溶液から簡単にほぼ定量的収量で回
収できるということによっても増大される。
本発明は、下記の例において、本発明の方法を限定する
ことなく具体的に説明される。
ことなく具体的に説明される。
例1
a)シス−トランス−パーメスリン酸異性体(シス異性
体40%およびトランス異性体60%からなる)のラセ
ミ混合物10.55”k水60m1中の水酸化す) I
Jウム2.4gの溶液に溶解し、60°Cに加熱し、次
いで同じ温度においてアセトン10d中のd−N−ベン
ゾルー2−アミノブタノール2.69を含有する溶液を
加えた。この混合物を攪拌しながら放冷し、次いでd−
)ランス−パーメスリン酸ローN−ベンジル−2−アミ
ノブタノール塩0.1.1’接種した。25℃において
6時間貯蔵後、生成物をろ過し、次いで水2X’5コ’
a−もって洗浄して塩6.5gを得た。
体40%およびトランス異性体60%からなる)のラセ
ミ混合物10.55”k水60m1中の水酸化す) I
Jウム2.4gの溶液に溶解し、60°Cに加熱し、次
いで同じ温度においてアセトン10d中のd−N−ベン
ゾルー2−アミノブタノール2.69を含有する溶液を
加えた。この混合物を攪拌しながら放冷し、次いでd−
)ランス−パーメスリン酸ローN−ベンジル−2−アミ
ノブタノール塩0.1.1’接種した。25℃において
6時間貯蔵後、生成物をろ過し、次いで水2X’5コ’
a−もって洗浄して塩6.5gを得た。
この塩を、水101nlとクロロホルム2Qmlの混合
物に懸濁し、この混合物を10℃に冷却し、次いで5N
塩酸をもってPl(1に敵性化した。15分後に、2相
乞分離し、水雛液をクロロホルムlQmJをもって抽出
し、−緒にしたクロロホルム溶gン無水硫酸ナトリウム
上で乾燥し、次いでろ過した。
物に懸濁し、この混合物を10℃に冷却し、次いで5N
塩酸をもってPl(1に敵性化した。15分後に、2相
乞分離し、水雛液をクロロホルムlQmJをもって抽出
し、−緒にしたクロロホルム溶gン無水硫酸ナトリウム
上で乾燥し、次いでろ過した。
ろ液を減圧下に蒸発した。残留物はd−)ランス−パー
メスリン酸、融点56°Cからを・1゛℃、容に蒸発し
、残留物を水10m1’にもって希釈し、次いで5N塩
酸によってpH1に酸性化した。分離した油をクロロホ
ルム2×20m1fxもって抽出し、−緒にした有機相
を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、ろ過して、ろ液を蒸
発して残留物としてノートランス−dl−シス−パーメ
スリンEff、 fi点56°Cから65℃、〔α)
B” −6,7°(c=2、クロロホルム)8gを得た
。
メスリン酸、融点56°Cからを・1゛℃、容に蒸発し
、残留物を水10m1’にもって希釈し、次いで5N塩
酸によってpH1に酸性化した。分離した油をクロロホ
ルム2×20m1fxもって抽出し、−緒にした有機相
を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、ろ過して、ろ液を蒸
発して残留物としてノートランス−dl−シス−パーメ
スリンEff、 fi点56°Cから65℃、〔α)
B” −6,7°(c=2、クロロホルム)8gを得た
。
b) ラセミ体パーメスリン酸を、水酸化ナトリウムの
代わりに炭酸水素ナトリウム4.2gを用いることによ
って溶解した以外は、例1 &)に記載の操作に従った
。この場合、塩がらd−)ランス−パーメスリン酸〔α
155+33°(c=2、クロロホルム)1.65gが
得られた。分割のろ液かう/−)ランス−dl−シス−
パーメスリン酸、〔α:1B57°(c−2、りoaホ
ルム)7.9が得られた。
代わりに炭酸水素ナトリウム4.2gを用いることによ
って溶解した以外は、例1 &)に記載の操作に従った
。この場合、塩がらd−)ランス−パーメスリン酸〔α
155+33°(c=2、クロロホルム)1.65gが
得られた。分割のろ液かう/−)ランス−dl−シス−
パーメスリン酸、〔α:1B57°(c−2、りoaホ
ルム)7.9が得られた。
C)ラセミ体パーメスリン酸を、水酸化ナトリウムの代
わりに炭酸ナトリウム5.39’Y用いることによって
溶解した以外は、例1 a)に記載の操作に従った。こ
の塩から、d−1ランス−パーメスリン酸、〔α) ”
5 + 38°(C=2、クロロホルム’) 2.0.
9が得られた。分割のろ液から、l−トランス−dl−
シス−パーメスリン酸、〔α〕b5−7.8°(c=1
.6.クロロホルム> 7.5 gが得られた。
わりに炭酸ナトリウム5.39’Y用いることによって
溶解した以外は、例1 a)に記載の操作に従った。こ
の塩から、d−1ランス−パーメスリン酸、〔α) ”
5 + 38°(C=2、クロロホルム’) 2.0.
9が得られた。分割のろ液から、l−トランス−dl−
シス−パーメスリン酸、〔α〕b5−7.8°(c=1
.6.クロロホルム> 7.5 gが得られた。
例2
a) de−シス−トランス−パーメスリン酸(シス
異性体40%およびトランス異性体60%からなる)1
00.9Y27℃において1時間ベンゼン400m1ン
もって攪拌し、次いで、懸濁液をろ過した。固体生成物
、すなわちシス異性体79%およびトランス異性体21
%からなるパーメスリン[51,@馨うセミ体シスーパ
ーメスリンハヲ得るために例4 b)に従って仕上げた
。ベンゼン浴液欠蒸発してシス異性体26%およびトラ
ンス異性体77%からなる混合物67.2 、li’を
得、この混合物ケ次いで抽出石油エーテルと共に30’
Oにおいて5時間攪拌した。懸濁液をろ過して%dl−
トランスーパーメスリン酸26.89w、トランス異性
体95%より多く含有する固体生成物として得た。
異性体40%およびトランス異性体60%からなる)1
00.9Y27℃において1時間ベンゼン400m1ン
もって攪拌し、次いで、懸濁液をろ過した。固体生成物
、すなわちシス異性体79%およびトランス異性体21
%からなるパーメスリン[51,@馨うセミ体シスーパ
ーメスリンハヲ得るために例4 b)に従って仕上げた
。ベンゼン浴液欠蒸発してシス異性体26%およびトラ
ンス異性体77%からなる混合物67.2 、li’を
得、この混合物ケ次いで抽出石油エーテルと共に30’
Oにおいて5時間攪拌した。懸濁液をろ過して%dl−
トランスーパーメスリン酸26.89w、トランス異性
体95%より多く含有する固体生成物として得た。
抽出石油エーテルを含有するろ欣を蒸発してシス異性体
68%およびトランス異性体62%からなるパーメスリ
ンm4o、pを得、このパーメスリン酸をa−シス異性
体およびdl−トランス異性体の分離用出発原料として
用いた。
68%およびトランス異性体62%からなるパーメスリ
ンm4o、pを得、このパーメスリン酸をa−シス異性
体およびdl−トランス異性体の分離用出発原料として
用いた。
b)例2 a)に記載のように製造されたdi”−トラ
ンス−パーメースリン[10,5,9’に水t5Qml
中の水酸化す) IJウム2.2gの浴液に溶解した。
ンス−パーメースリン[10,5,9’に水t5Qml
中の水酸化す) IJウム2.2gの浴液に溶解した。
加熱後、この浴液を70℃に加熱し、d−N−ベンゾル
ー2−アミノブタノール4.5.9、アセト72Qml
、水10m1および1ON塩酸2.5コを含有する混合
物を加えた。得られた混合物を攪拌しながら25′Cに
冷却し、次いでこの温度において10時間貯蔵した。沈
殿した結晶をろ過し、水2x5mlをもって洗浄し、次
いで乾燥してジアステレオマー塩6.0 gを得た。
ー2−アミノブタノール4.5.9、アセト72Qml
、水10m1および1ON塩酸2.5コを含有する混合
物を加えた。得られた混合物を攪拌しながら25′Cに
冷却し、次いでこの温度において10時間貯蔵した。沈
殿した結晶をろ過し、水2x5mlをもって洗浄し、次
いで乾燥してジアステレオマー塩6.0 gを得た。
この塩を水10WLeとクロロホルム20mJの混合物
に懸濁し、次いで5N塩酸をもってpH1に酸性化した
。有機相を分離し、次いで水溶液をクロロホルム10d
をもって抽出した。クロロホルム溶液を一緒にして、無
水硫酸ナトリウム上で乾燥し、次いで蒸発乾固して残留
物としてd−)ランス−パーメスリン酸、〔α〕此5+
65°(C=2.5、クロロホルム) 3.19−を得
た。
に懸濁し、次いで5N塩酸をもってpH1に酸性化した
。有機相を分離し、次いで水溶液をクロロホルム10d
をもって抽出した。クロロホルム溶液を一緒にして、無
水硫酸ナトリウム上で乾燥し、次いで蒸発乾固して残留
物としてd−)ランス−パーメスリン酸、〔α〕此5+
65°(C=2.5、クロロホルム) 3.19−を得
た。
分割のろ液を減圧下に蒸発し、次いで残留物を同様に仕
上げて、!−トランスーパーメスリン酸〔α)ij’
−17,5(C=2、クロロホルム> 7.29−を得
た。
上げて、!−トランスーパーメスリン酸〔α)ij’
−17,5(C=2、クロロホルム> 7.29−を得
た。
C)水酸化ナトリウム2.4 Pを含有する水50mJ
中のdl−トランス−パーメスリン酸10.59−の溶
液を80℃に加熱し、次いでd−N−ベンジル−2−ア
ミノシタノール4.5 F、 1 ON塩酸2.5−お
よび水20WLeを含有する混合物を加えた。さらに、
例2b)に記載の操作に従ってd−)ランス−パーメス
リン酸4.01を得た。分離混合物はアセトンを含有し
ないので、分割のろ液をpH1に酸性化することによっ
て、何ら予備蒸発なしに、7−トランスーパーメスリン
酸が得られた。従って、生成物、〔α〕乙5−13°(
c=1.9、クロロホルム)6.05’が得られた。
中のdl−トランス−パーメスリン酸10.59−の溶
液を80℃に加熱し、次いでd−N−ベンジル−2−ア
ミノシタノール4.5 F、 1 ON塩酸2.5−お
よび水20WLeを含有する混合物を加えた。さらに、
例2b)に記載の操作に従ってd−)ランス−パーメス
リン酸4.01を得た。分離混合物はアセトンを含有し
ないので、分割のろ液をpH1に酸性化することによっ
て、何ら予備蒸発なしに、7−トランスーパーメスリン
酸が得られた。従って、生成物、〔α〕乙5−13°(
c=1.9、クロロホルム)6.05’が得られた。
例6
&)dl−シス−トランス−クリサンチミン酸(シス異
性体40%およびトランス異性体60%からなる)10
0Fを25℃においてn−ヘキサン45rILeと共に
1時間攪拌した。懸濁液をろ過して、シス異性体80%
およびトランス異性体20%を含有する固体生成物とし
てクリサンチミン酸35.3 Fを得た。ろ液の蒸発後
、シス異性体18%およびトランス異性体82%を含有
するクリサンチミン酸621を得た、このクリサンチミ
ン酸を25°Cにおいて、n−ヘキサン65−と共に6
0分攪拌し、次いでシス異性体の富化された未溶解混合
物を溶液からろ過した。ろ液を”/2容に蒸発して、再
び0°Cにおいて1時間攪拌した。分離した結晶をろ過
して、前記の攪拌を繰り返して、トランス異性体99.
8%を含有する、d7!−トランス−クリサンチミン酸
、融点52℃から54℃、9.11i’を得た。
性体40%およびトランス異性体60%からなる)10
0Fを25℃においてn−ヘキサン45rILeと共に
1時間攪拌した。懸濁液をろ過して、シス異性体80%
およびトランス異性体20%を含有する固体生成物とし
てクリサンチミン酸35.3 Fを得た。ろ液の蒸発後
、シス異性体18%およびトランス異性体82%を含有
するクリサンチミン酸621を得た、このクリサンチミ
ン酸を25°Cにおいて、n−ヘキサン65−と共に6
0分攪拌し、次いでシス異性体の富化された未溶解混合
物を溶液からろ過した。ろ液を”/2容に蒸発して、再
び0°Cにおいて1時間攪拌した。分離した結晶をろ過
して、前記の攪拌を繰り返して、トランス異性体99.
8%を含有する、d7!−トランス−クリサンチミン酸
、融点52℃から54℃、9.11i’を得た。
b)水酸化す) IJウム0.95 gを含有する水1
5TLl中のdl−トラ/スークリサンテミン酸6.6
6gの溶液を60°Cに加熱して、この溶液に、d−N
−ベンゾ#−2−アミノブタノール1.8g、2N塩酸
5d、および水10−およびアセトン1Q1nlを含有
する混合物を加えた。この混合物を25°Cに冷却し、
2時間後に、結晶をろ別し、水2X 2 mlをもうて
洗浄してジアステレオマー塩3.5Fを得た。水10ゴ
およびりoOホルム20廐の混合物中のこの塩の懸濁液
を、5N塩酸をもってpH1に酸性化した。有機層を水
性相から分離し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、次い
でクロロホルムを減圧下に蒸発してd−)ランス−クリ
サンチミン酸、〔α〕r+200(c−1,8、クロロ
ホルム)1.6gを残留物として得た。
5TLl中のdl−トラ/スークリサンテミン酸6.6
6gの溶液を60°Cに加熱して、この溶液に、d−N
−ベンゾ#−2−アミノブタノール1.8g、2N塩酸
5d、および水10−およびアセトン1Q1nlを含有
する混合物を加えた。この混合物を25°Cに冷却し、
2時間後に、結晶をろ別し、水2X 2 mlをもうて
洗浄してジアステレオマー塩3.5Fを得た。水10ゴ
およびりoOホルム20廐の混合物中のこの塩の懸濁液
を、5N塩酸をもってpH1に酸性化した。有機層を水
性相から分離し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、次い
でクロロホルムを減圧下に蒸発してd−)ランス−クリ
サンチミン酸、〔α〕r+200(c−1,8、クロロ
ホルム)1.6gを残留物として得た。
分割のろ液を”/2容に蒸発し、残留物を水10ゴをも
って希釈し、次いで5N塩酸をもって−41に酸性化し
た。分離した油をクロロホルム20プに抽出し、有機溶
液を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、次いで蒸発してJ
−)ランス−クリサンチミン酸〔α) ” −20°(
c−2、クロロホルム)1.1’を残留物として得た。
って希釈し、次いで5N塩酸をもって−41に酸性化し
た。分離した油をクロロホルム20プに抽出し、有機溶
液を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、次いで蒸発してJ
−)ランス−クリサンチミン酸〔α) ” −20°(
c−2、クロロホルム)1.1’を残留物として得た。
例4
a)dA−シス−トランス−パーメスリン酸(シス異性
体40%およびトランス異性体60%からなる)100
gを60°Cにおいてベンゼン500m1と共に5時間
攪拌した。懸濁液のろ過により、シス異性体97.5%
を含有する固体生成物23gL生じた。要すれば、この
物質をベンゼン7Qmlから再結晶して、シス異性体9
9.8%乞金含有るde−シス−バーメスリン戚融点8
6.9°Cから88°C118,4,l?得た。ベンゼ
ン乞もって攪拌して得られたろ液を蒸発してシス異性体
24%およびトランス異性体76%からなる°バーメス
リン酸75gv得、このパーメスリン酸を例2に記載の
操作によってdl−トランス異性体の製造に使用できた
。
体40%およびトランス異性体60%からなる)100
gを60°Cにおいてベンゼン500m1と共に5時間
攪拌した。懸濁液のろ過により、シス異性体97.5%
を含有する固体生成物23gL生じた。要すれば、この
物質をベンゼン7Qmlから再結晶して、シス異性体9
9.8%乞金含有るde−シス−バーメスリン戚融点8
6.9°Cから88°C118,4,l?得た。ベンゼ
ン乞もって攪拌して得られたろ液を蒸発してシス異性体
24%およびトランス異性体76%からなる°バーメス
リン酸75gv得、このパーメスリン酸を例2に記載の
操作によってdl−トランス異性体の製造に使用できた
。
b)例2 a)に記載の操作ン用いて得られ、シス異性
体79%およびトランス異性体21%から−なるパーメ
スリン酸の異性体混合物31.OF乞ベンゼン120m
1と共に27℃において5時間攪拌した。懸濁液をろ過
して、シス異性体98.1%を含有する固体生成物27
.7 g’Y得た。要すれば、この物質をベンゼン70
m1から再結晶して純度99.8%のdl−シス−バー
メスIJ 7酸18.111乞得た。
体79%およびトランス異性体21%から−なるパーメ
スリン酸の異性体混合物31.OF乞ベンゼン120m
1と共に27℃において5時間攪拌した。懸濁液をろ過
して、シス異性体98.1%を含有する固体生成物27
.7 g’Y得た。要すれば、この物質をベンゼン70
m1から再結晶して純度99.8%のdl−シス−バー
メスIJ 7酸18.111乞得た。
ベンゼン乞もって攪拌して得られたろ液Z蒸発してシス
異性体24%およびトランス異性体76%からなるパー
メスリン酸2.6 gyt得、このパーメスリン酸は例
2に記載の操作によ’)dl−トランス異性体の製造に
使用できた。
異性体24%およびトランス異性体76%からなるパー
メスリン酸2.6 gyt得、このパーメスリン酸は例
2に記載の操作によ’)dl−トランス異性体の製造に
使用できた。
C)例4 a)および例4 b)に記載のように製造さ
れたdl−シス−パーメスリン酸I C]、5 、p
乞それぞれ水50m1中の水酸化す) IJウム2.2
gの溶液に加え、次いで60℃に加熱した。パーメスリ
ン酸のナトリウム塩を含有するこの溶液に、d−N−ペ
ンシル−2−アミノブタノール4.5 g、水10m1
.7−k)ylOmJおよび1 ON塩酸2.5ml乞
含有する混合物乞加えた。冷却する間に、結晶が浴液か
ら分離し始めた。10時間後に、結晶性塩をろ過し、次
いで水2X 5 mlをもって洗浄した。
れたdl−シス−パーメスリン酸I C]、5 、p
乞それぞれ水50m1中の水酸化す) IJウム2.2
gの溶液に加え、次いで60℃に加熱した。パーメスリ
ン酸のナトリウム塩を含有するこの溶液に、d−N−ペ
ンシル−2−アミノブタノール4.5 g、水10m1
.7−k)ylOmJおよび1 ON塩酸2.5ml乞
含有する混合物乞加えた。冷却する間に、結晶が浴液か
ら分離し始めた。10時間後に、結晶性塩をろ過し、次
いで水2X 5 mlをもって洗浄した。
得られた塩(4,0,9)を水1Qmlとクロロホルム
20m1の混合物に懸濁し、pH1に酸性化し、有機層
を水溶液から分離し、無水硫酸す)IJウム上で乾燥し
、次いで蒸発してl−シス−パーメスリン酸、融点82
°Cから85°C,Cα) B5−24゜(c=2.1
クロロホルム) 2.3.9を得た。
20m1の混合物に懸濁し、pH1に酸性化し、有機層
を水溶液から分離し、無水硫酸す)IJウム上で乾燥し
、次いで蒸発してl−シス−パーメスリン酸、融点82
°Cから85°C,Cα) B5−24゜(c=2.1
クロロホルム) 2.3.9を得た。
(酸性化を+1000より低温において行う場合、生成
物は結晶形で沈殿するために抽出は省略できる。) 分割のる液を/3容に蒸発し、残留物を水10m1をも
って希釈し、次いで5N塩酸をもって+10°Cにおい
てpH1に酸性化した。1時間後、沈殿した結晶性生成
物をろ過し、水3×5罰をもって洗浄して、d−シス−
パーメスリン酸、融点78°Cから82°C1〔α〕も
5+4.20(C=1.6、クロロホルム) 8.0
gを得た。
物は結晶形で沈殿するために抽出は省略できる。) 分割のる液を/3容に蒸発し、残留物を水10m1をも
って希釈し、次いで5N塩酸をもって+10°Cにおい
てpH1に酸性化した。1時間後、沈殿した結晶性生成
物をろ過し、水3×5罰をもって洗浄して、d−シス−
パーメスリン酸、融点78°Cから82°C1〔α〕も
5+4.20(C=1.6、クロロホルム) 8.0
gを得た。
例5
a) 例ろa)に記載の操作を用いて得られ、シス異性
体80%を含有するクリサンチミン酸65.6gをn−
ヘキサ750mと共に25°Cにおいて60分攪拌し、
次いでろ過した。フィルター上に残存する結晶を0℃か
ら5℃までに冷却されたn−ヘキサノi Q mlをも
って洗浄した。湿生成物をメタノール75m1から再結
晶して、シス異性体99.8%を含有するdl−シス−
クリサンチミン、融点114°Cから116°C12Q
、4 gを得た。
体80%を含有するクリサンチミン酸65.6gをn−
ヘキサ750mと共に25°Cにおいて60分攪拌し、
次いでろ過した。フィルター上に残存する結晶を0℃か
ら5℃までに冷却されたn−ヘキサノi Q mlをも
って洗浄した。湿生成物をメタノール75m1から再結
晶して、シス異性体99.8%を含有するdl−シス−
クリサンチミン、融点114°Cから116°C12Q
、4 gを得た。
ヘキサノ溶液から、トランス異性体に富んだシクロプロ
パンカルボン酸を、蒸発によって回収し、次いで再び異
性体の分離に用いた。
パンカルボン酸を、蒸発によって回収し、次いで再び異
性体の分離に用いた。
b) 例5 a)に記載のように製造されたdl−シス
−クリサンチミン3.5.!S、!ii’を水酸化ナト
リウム0.9gを含有する水15ゼに溶解し、65°C
に加熱し、次いでd−N−ベンジル−2−アミノブタノ
ール1.79N、水5dおよび2N塩酸5m1f;、−
含有する混合物を加えた。この混合物を25℃に放冷し
、次いで沈殿した結晶性ジアステレオマー塩を2時間後
にろ過した。重量6.6gの塩を水10m1およびクロ
ロホルム207711の混合物中に懸濁し、次いでこの
懸濁液を5N塩酸をもってPlllに酸性化した。有機
相を分離し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、次いで蒸
発して、l−シス−グリサンチミン酸、〔α邦5−50
°(c−2、クロロホルム)1.6gを残留物として得
た。
−クリサンチミン3.5.!S、!ii’を水酸化ナト
リウム0.9gを含有する水15ゼに溶解し、65°C
に加熱し、次いでd−N−ベンジル−2−アミノブタノ
ール1.79N、水5dおよび2N塩酸5m1f;、−
含有する混合物を加えた。この混合物を25℃に放冷し
、次いで沈殿した結晶性ジアステレオマー塩を2時間後
にろ過した。重量6.6gの塩を水10m1およびクロ
ロホルム207711の混合物中に懸濁し、次いでこの
懸濁液を5N塩酸をもってPlllに酸性化した。有機
相を分離し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、次いで蒸
発して、l−シス−グリサンチミン酸、〔α邦5−50
°(c−2、クロロホルム)1.6gを残留物として得
た。
分割のる液を同様に塩に仕上げてd−シス−クリサンチ
ミン酸〔α) B” +470(c−2−1、クロロホ
ルム)1.4gを得た。
ミン酸〔α) B” +470(c−2−1、クロロホ
ルム)1.4gを得た。
例6
例1 a)に記載のように製造された/−)ランス−d
l−シス−パーメスリン酸8.OFを水酸化ナトリウム
1.6.!i’を含有する水60m1に溶解して70°
Cに加熱し、次いで水7mlに溶解された1−N−ベン
ジル−2−アミノブタノール塩酸塩2.6gを含有する
混合物を加えた。この混合物を25°Cに放冷し、さら
に2時間放置した。沈殿したl−) ラフ 7.− ハ
ーメスリンel−N−ベンジルー2−アミノプタノール
塩をろ過し、次いで水2×5mlをもって洗浄して収量
4.09を得た。
l−シス−パーメスリン酸8.OFを水酸化ナトリウム
1.6.!i’を含有する水60m1に溶解して70°
Cに加熱し、次いで水7mlに溶解された1−N−ベン
ジル−2−アミノブタノール塩酸塩2.6gを含有する
混合物を加えた。この混合物を25°Cに放冷し、さら
に2時間放置した。沈殿したl−) ラフ 7.− ハ
ーメスリンel−N−ベンジルー2−アミノプタノール
塩をろ過し、次いで水2×5mlをもって洗浄して収量
4.09を得た。
例1 a)によるこの塩の仕上げによって、l−トラン
ス−パーメスリン酸、〔α邦5−6O0(c−2、クロ
ロホルム) 2.0 gを得た。
ス−パーメスリン酸、〔α邦5−6O0(c−2、クロ
ロホルム) 2.0 gを得た。
この分割のる液を5N塩酸をもってpH1に酸性化した
。分離した油をクロロホルム20dに抽出後、有機相を
無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、次いで蒸発して、シス
異性体に富んだdl−パーメスリン酸5.2yを残留物
として得た。例4によってこの酸から鏡像体を得た。
。分離した油をクロロホルム20dに抽出後、有機相を
無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、次いで蒸発して、シス
異性体に富んだdl−パーメスリン酸5.2yを残留物
として得た。例4によってこの酸から鏡像体を得た。
例7
a)l−トランス−パーメスリン酸(〔α易5i7.5
°(C−2、クロロホルム) ) 6.ONを10%水
酸化ナトリウム12m1および水5ml!を含有する混
合物に溶解し、+10°Gに冷却し、次いで2N塩酸5
耐を加えた。沈殿した結晶性物質をろ過して生成物、〔
α邦5−25°(C−2、クロロホルム) 2.3 g
を得た。ろ液をpH1に酸性化して、沈殿した物質をろ
過して酸、〔α邦5−8.0(c=2.1、クロロホル
ム)6.4gを得た。
°(C−2、クロロホルム) ) 6.ONを10%水
酸化ナトリウム12m1および水5ml!を含有する混
合物に溶解し、+10°Gに冷却し、次いで2N塩酸5
耐を加えた。沈殿した結晶性物質をろ過して生成物、〔
α邦5−25°(C−2、クロロホルム) 2.3 g
を得た。ろ液をpH1に酸性化して、沈殿した物質をろ
過して酸、〔α邦5−8.0(c=2.1、クロロホル
ム)6.4gを得た。
b) l−トランス−パーメスリン酸(〔α)25−
25°(c−2、りooホルb ) ) 2.01を1
0%水酸化ナトリウム4Mおよび水1.6mlを含有す
る混合物に溶解して、+10°Cに冷却し、次いで2N
塩酸1.6mlを加えた。沈殿した結晶性物質をろ過し
て生成物、〔α邦5−68°(c−2、クロロホルム)
0.75gを得た。ろ液をpH1に酸性化し、ろ過およ
び乾燥して、はぼラセミ体のトランス−パーメスリン酸
、〔α〕B5−8.5°(C=1.9、クロロホルム)
1.1FMを得、このトランス−パーメスリン酸は再び
分割に使用できた。
25°(c−2、りooホルb ) ) 2.01を1
0%水酸化ナトリウム4Mおよび水1.6mlを含有す
る混合物に溶解して、+10°Cに冷却し、次いで2N
塩酸1.6mlを加えた。沈殿した結晶性物質をろ過し
て生成物、〔α邦5−68°(c−2、クロロホルム)
0.75gを得た。ろ液をpH1に酸性化し、ろ過およ
び乾燥して、はぼラセミ体のトランス−パーメスリン酸
、〔α〕B5−8.5°(C=1.9、クロロホルム)
1.1FMを得、このトランス−パーメスリン酸は再び
分割に使用できた。
例8
d−シス−パーメスリン酸(〔α邦5+24゜(c=2
、りooホルム) ) 8.8、.9を10%水酸化ナ
トリウム17dおよび水10dを含有する混合物に溶解
し、+10°C冷却し、次いで2N塩酸5mlを加えた
。ろ過後、沈殿゛した生成物、〔α邦5+5.5°(C
=2、クロロホルム) 2.4 Nが得られた。ろ液を
塩酸をもってPH1に酸性化し、沈殿した結晶をろ過し
て、水2x 5 mlをもって洗浄し、次いで乾燥して
生成物、〔α〕r+26°(c=2.1、クロロホルム
) 6.0 、!9を得た。
、りooホルム) ) 8.8、.9を10%水酸化ナ
トリウム17dおよび水10dを含有する混合物に溶解
し、+10°C冷却し、次いで2N塩酸5mlを加えた
。ろ過後、沈殿゛した生成物、〔α邦5+5.5°(C
=2、クロロホルム) 2.4 Nが得られた。ろ液を
塩酸をもってPH1に酸性化し、沈殿した結晶をろ過し
て、水2x 5 mlをもって洗浄し、次いで乾燥して
生成物、〔α〕r+26°(c=2.1、クロロホルム
) 6.0 、!9を得た。
例9
例ろa)に記載のように製造され、トランス異性体の富
化されたクリサンチミン酸(シス異性体18%およびト
ランス異性体82%からなる) 、62 Ilを20%
水酸化ナトリウム水溶液70−に70’Cかも75°C
までにおいて溶解し、室温に冷却して、−夜貯蔵した。
化されたクリサンチミン酸(シス異性体18%およびト
ランス異性体82%からなる) 、62 Ilを20%
水酸化ナトリウム水溶液70−に70’Cかも75°C
までにおいて溶解し、室温に冷却して、−夜貯蔵した。
沈殿した結晶を十分な吸引によってろ過し、次いで水6
60m1に溶解した。得られたナトリウム塩の溶液に石
油エーテル(沸点40’0)2401fLlを加え、次
いで混合物を攪拌しながら濃塩酸によりpH1に酸性化
した。有機相を分離し、次いで水溶液を再び石油エーテ
ル75−をもって抽出した。
60m1に溶解した。得られたナトリウム塩の溶液に石
油エーテル(沸点40’0)2401fLlを加え、次
いで混合物を攪拌しながら濃塩酸によりpH1に酸性化
した。有機相を分離し、次いで水溶液を再び石油エーテ
ル75−をもって抽出した。
−緒にした後、有機溶液を水3X100dをもって洗浄
し、無水硫酸す) IJウム上で乾燥し、次いで1/4
容に蒸発した。得られた溶液を25℃に徐冷し、次いで
この温度において1時間攪拌した。
し、無水硫酸す) IJウム上で乾燥し、次いで1/4
容に蒸発した。得られた溶液を25℃に徐冷し、次いで
この温度において1時間攪拌した。
シス異性体に富む結晶の少量をろ別した後、母液をさら
に一10℃に冷却し、次いで沈殿した結晶を分離した。
に一10℃に冷却し、次いで沈殿した結晶を分離した。
このようにして、例5 b) Kより分割された純度9
9゜8%のdl−トランスクリサンチミン酸23.1
、S’が得られた。
9゜8%のdl−トランスクリサンチミン酸23.1
、S’が得られた。
例10
分割の塩および母液の仕上げから得られた酸性水溶液に
存在する分割剤を下記のように回収した。
存在する分割剤を下記のように回収した。
10分間沸騰することKよって活性炭をもって清澄にし
て、有機溶媒のこん跡を除き、次いでこの溶液を+15
°Cに冷却して、5N水酸化ナトリウム溶液によりpH
1−1にアルカリ性にした。1時間水冷後、結晶性懸濁
液をろ過し、沈殿を水をもって3回洗浄し、次いで乾燥
した。このようにしてN−ベンジル−2−アミノブタノ
ール鏡像体の85%が回収された。
て、有機溶媒のこん跡を除き、次いでこの溶液を+15
°Cに冷却して、5N水酸化ナトリウム溶液によりpH
1−1にアルカリ性にした。1時間水冷後、結晶性懸濁
液をろ過し、沈殿を水をもって3回洗浄し、次いで乾燥
した。このようにしてN−ベンジル−2−アミノブタノ
ール鏡像体の85%が回収された。
ハンガリア国ブダペスト、ラテ
イン力・ニス・ニー15アイ1
0発 明 者 イレン・ボロス・ネ・トードール
ハンガリア国ブダオルス・レバ
イ・ニー31
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)式 (式中、Rはメチル基またはハロダン原子を表わす) のシクロプロパンカルボン酸の光学活はシスおよびトラ
ンス異性体の製造方法において、−異性体を任意の比率
で含有するdlr−シス−トランス−2,2−ジメチル
=6−(2,2−ジ置換ビニル)−シクロプロパンカル
ボン酸マたはこれから芳香族2よび脂肪族炭化水素溶媒
(ベンゼン、抽出石油エーテル、n−ヘキサンが適当)
を用いる込択的溶解によって製造された純di−シスお
よびdl−トランス−2,2−ジメチル−6−(2,2
−ジ置換ビニル)−シクロプロパンカルボン酸の水酸化
アルカリまたは炭酸アルカリをもって形成された塩を、
水性媒質または水性アセトン媒質中においてN−ベンジ
ル−2−アミノブタノール鏡像体またはその塩酸塩と反
応させて、ろ過により溶液から結晶性ジアステレオマー
塩を取得し、前記塩な鉱酸な用いて分解し、次いでこの
ようにして得られた光学活性シクロプロパンカルボン酸
を分離し、 −次いで、同様に鉱酸によって酸性化後、前記ジアステ
レオマー塩のろ液から他の異性体または異性体の他の混
合物を取得し、所望ならば、前記操作によって得られた
前記光学活性2,2−ジメチル−6−(2,2−ジ置換
ビニル)−シクロプロパンカルボン酸異性体を、選択的
沈殿によって8#製し、次いで分割剤?回収することを
特徴とする、シクロプロパンカルボン酸の光学活性シス
およびトランス異性体の製造方法。 (2) −シス−トランス異性体を任意の比率で含有
し、水酸化アルカリ1.0当量から1.6当量まで、好
ましくは1.2当tvもって形成されたラセミ体酸の塩
の水溶液を、前記ラセミ体のd−トランス異性体含量と
当量で用いられ、かつ脂肪族ケトン、適当にはアセトン
に溶解された(1−N−ベンジル−2−アミノシタノー
ルと40°Gから60°Cまでにおいて反応させ、 □結晶性d−)ランス−2,2−ジメチル−3−(2,
2−ジ置換ビニル)−シクロプロパンカルボン酸d−N
−ベンジル−2−アミノブタノール塩を冷却後ろ過によ
って取得し、次いで一特許請求の範囲第1項に従ってさ
らに進める、特許請求の範囲第1・項に記載のd−)ラ
ンス−2゜2−ジメチル−3−(2,2−ジ置換ビニル
)−シクロプロパンカルボン酸の製造方法。 (3) −適当なdl−シス−トランス−2,2−ジ
メチル−3−<2.2−ジ置換ビニル)−シクロプロパ
ンカルボン酸から芳香族炭化水素、好ましくはベンゼン
および脂肪族炭化水素、好ましくは抽出石油エーテルま
たはn−ヘキサンと共に25℃から60°Cまでにおい
て溶媒を交互に用XJ−ることによって攪拌して、dl
−トランス−カルボン酸を高純度で取得し、次いで 一水酸化アルカリ1.0当量から1.6当量までをもっ
て適当には40 ’Oから90°Cまでの温度において
製造された前記酸の水溶液を、望むならばアセトンをも
含有するd−N−ベンジル−2−アミノブタノール塩酸
塩の適切には%当量と反応させ、次いで −結晶性d−トランスー2,2−ジメチル−6−(2,
2−ジ置換ビニル)−シクロプロパンカルボン酸塩を冷
却後ろ過によって取得し、次いで一特許請求の範囲第1
項に従ってさらに進める、特許請求の範囲第1項に記載
のd−)ランス−2゜2−ジメチル−3−(2,2−ジ
置換ビニル)−シクロプロパンカルボン酸の製造方法。 (4) −ttl−シス−トランス−2,2−ジメチ
ル−3−(2,2−ジ置換ビニル)−シクロプロパンカ
ルボン酸を芳香族炭化水素、適切にはベンゼンおよび脂
肪族炭化水素、適切にはn−ヘキサンと溶媒を交互に用
いて攪拌後残存する残留物からラセミ体シス異性体を高
純度で取得し、次いで−d −N−ベンジル−2−アミ
ノブタノール塩酸塩0.4当量から0.6当量まで、好
ましくは職当量の水性アセトン溶液を40°Cかも90
°Cまでの温度において、水酸化アルカリまたは炭酸ア
ルカリ1.0当量から1.6当量までをもって製造され
た得られたラセミ体シス異性体の水溶液に加え、次いで □結晶性!−シスー2,2−ジメチル−3−(2,2−
ジ置換ビニル)−シクロプロパンカルボン酸塩を冷却後
ろ過によって分離し、次いで□特許請求の範囲第1項に
従ってさらに進める特許請求の範囲第1項に記載の、l
−シス−2゜2−ジメチル−3−(2,2−ジ置換ビニ
ル)−シクロプロパンカルボン酸の製造方法。 (5)−特許請求の範囲第2項に従う方法を用いてdl
−シス−トランス−2,2−ジメチル−6−(2,2−
ジ置換ビニ/I/)−シクロプロパンカルボン酸からd
−)ランス異性体を取得し、次いで一分割のろ液に、7
−N−ベンジル−2−アミノブタノールを分割のろ液に
存在する7−)ランス−de−シス−シフ0フ°ロパン
カルボン酸のl−トランス含量と当量で加え、 一結晶性A−)ランス−2,2−ジメチル−6−(2,
2−ジ置換ビニル)−シクロプロアぐンカルボン酸塩を
ろ過によって取得し、 −塩から、その水性懸濁液を鉱酸によってpH1に酸性
化することによってA−)ランス−カルボン酸を分離し
、次いで 一分割のろ液に残存するdl−シス−カルボン酸を、特
許請求の範囲第4項に従う方法を用いて、その鏡像体に
分割する、特許請求の範囲第1項、第2項および第4項
の何れか1項に記載の一換シクロプロパンカルボン酸の
光学異性体の分離方法。 (61−7−N−ベンジル−2−アミノシタノールを分
解剤として用い、次いで結晶性ジアステレオマー塩から
7−)ランス−2,2−ジメチル−3−(2、2−シt
jt換ビニル)−シクロプロパン−カルボン咳鏡像体を
特徴する特許請求の範囲第1項から第6項までの何れが
1項に記載の方法。 (7) −13−N−ベンジル−2−アミノシタノー
ルを分割剤として用い、次いで結晶性ジアステレオマー
塩からd−シス−シクロプロパン−カルホン酸鏡像体を
特徴する特許請求の範囲第1項または第4項に記載の方
法。 (8)−所望ならば、製造された光学活性置換シクロプ
ロパンカルボン酸の光学純度を、物質の光学的純度から
計算された当量より少量の鉱酸を0°Cから10°Cま
での温度において、所定の異性体のアルカリ塩の水溶液
に加えることによって選択的沈殿によって増大させ、 一沈殿したシクロプロパンカルボン酸をろ過によって分
離し、 −ろ液をpH1に酸性化し、 一沈殿した2、2−ジメチル−3−(2,2−ジ置換ビ
ニル)−シクロカルボン酸な第二画分として分離して 一シスカルボン酸の場合はほぼラセミ混合物を第一両分
としておよびトランス異性体の場合は光学純粋生成物を
第一両分として取得する、特許請求の範囲第1項から第
7項までの何れか1項に記載の方法。 (9)−異性体を任意の比率で含有するラセミ体シスお
よびラセミ体トランス異性体混合物または純dl−シス
およびdi−トランス異性体を、用いた芳香族および脂
肪族炭化水累溶媒およびシクロカルボン酸を含有する溶
液の蒸発によって回収されたカルボン酸の繰り返し使用
によってほぼ定量的収率で取得し、次いで 一特許請求の範囲第1項から第8項までに従う方法を用
いて、これから光学異性体を特徴する特許請求の範囲第
1項から第4項までの何れか1項に記載の方法。 C0)□分割工程において、光学活性シクロプロパンカ
ルボン酸の分離後に残存する酸性水溶液を沸騰および清
澄化することによって有機溶媒を除き、この酸性水溶液
をpH10にアルカリ性にすることにより、分割剤を高
純度で回収し、次いで−この分割剤を再び分割に使用す
る、特許請求の範囲第1項から第7項までの何れか1項
に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
HU2251/551/83 | 1983-02-17 | ||
HU83551A HU188255B (en) | 1983-02-17 | 1983-02-17 | Process for separation of izomers of derivates of cycloprophane carbonic acid |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59210045A true JPS59210045A (ja) | 1984-11-28 |
JPH0512335B2 JPH0512335B2 (ja) | 1993-02-17 |
Family
ID=10950118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59027958A Granted JPS59210045A (ja) | 1983-02-17 | 1984-02-16 | シクロプロパンカルボン酸の光学活性シスおよびトランス異性体の製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4599444A (ja) |
EP (1) | EP0119463B2 (ja) |
JP (1) | JPS59210045A (ja) |
DE (1) | DE3466385D1 (ja) |
HU (1) | HU188255B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6416747A (en) * | 1987-07-10 | 1989-01-20 | Kuraray Co | Method for optically resolving (+-)-cis-permethric acid |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
HU196045B (en) * | 1984-12-07 | 1988-09-28 | Chinoin Gyogyszer Es Vegyeszet | Process for separating the geometric isomers of cyclopropanecarboxylic acids |
DE3613975A1 (de) * | 1986-04-25 | 1987-10-29 | Bayer Ag | Trennung von diastereomeren |
US4845272A (en) * | 1987-07-10 | 1989-07-04 | Kuraray Co., Ltd. | Process for the optical resolution of (±)-cis or (±)-trans-permethric acid |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4992049A (ja) * | 1973-01-09 | 1974-09-03 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS5123497B2 (ja) * | 1972-01-07 | 1976-07-17 | ||
DE2800922A1 (de) * | 1978-01-10 | 1979-07-19 | Bayer Ag | Verfahren zur trennung stereoisomerer vinylcyclopropancarbonsaeuren |
DE2826952A1 (de) * | 1978-06-20 | 1980-01-10 | Bayer Ag | Enantiomerentrennung von chiralen carbonsaeuren |
DE2965745D1 (en) * | 1978-10-27 | 1983-07-28 | Ici Plc | Process of separating cis and trans isomers of cyclopropane carboxylic acids |
JPS56108737A (en) * | 1980-01-31 | 1981-08-28 | Sumitomo Chem Co Ltd | Method for obtaining optically active 2*22dimethyll33 2*22 dichlorovinyl cyclopropanecarboxylic acid |
-
1983
- 1983-02-17 HU HU83551A patent/HU188255B/hu unknown
-
1984
- 1984-02-14 EP EP84101504A patent/EP0119463B2/de not_active Expired - Lifetime
- 1984-02-14 DE DE8484101504T patent/DE3466385D1/de not_active Expired
- 1984-02-16 JP JP59027958A patent/JPS59210045A/ja active Granted
- 1984-02-17 US US06/581,081 patent/US4599444A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4992049A (ja) * | 1973-01-09 | 1974-09-03 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6416747A (en) * | 1987-07-10 | 1989-01-20 | Kuraray Co | Method for optically resolving (+-)-cis-permethric acid |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0119463B1 (de) | 1987-09-23 |
JPH0512335B2 (ja) | 1993-02-17 |
US4599444A (en) | 1986-07-08 |
DE3466385D1 (en) | 1987-10-29 |
HU188255B (en) | 1986-03-28 |
EP0119463A1 (de) | 1984-09-26 |
EP0119463B2 (de) | 1992-05-13 |
HUT34427A (en) | 1985-03-28 |
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