JPS59206776A - プリント配線板の検査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プリント配線板の検査方法及びその検査装置
に係り、さらに詳しくは、被検査体であるプリント配線
板の表裏両面に異方向性導電ゴムシート状物を圧締して
検査用治具回路板と接触プａ−ブを介して通電すること
により、プリント配線板におけるパターン断線又はパタ
ーン間の導通短絡の有無を極めて簡易迅速にしかも精度
よく検査することができるプリント配線板の検査方法及
びその装置を提供することを目的とするものである。

従来、プリント配線板のパターン断線又はパターン間の
導電短絡の有無を検査する方法は、第１図に示すように
接触プローブ艶を単に上下の絶縁板（ロ）に固定し、こ
れをプリント配線板り１）のパターン端に挿入して通電
する装置を使用することにより実施されていた。

しかしながら、上記従来法における接触プローブ印は通
常直径が１．５　＃から２．Ｏｆｆ程度の大きさである
ため、２．Ｏｆｆ以下の間隔であるファインパターンの
バット間の導電不良箇所有無の検査は極わめて困難であ
った。

そのため、本出願人は先に特願昭 号をもって、第２図に示すようなプリント配線板及びそ
の検査用装置に係る発明を提案した。

上記発明は、導通検査をするプリント配線板の表裏両面
に異方向性２＃！電ゴムシート状物を圧締するだめの検
査用治具回路板を備え、前記治具回路板は少なくとも外
部取出用パターンと導通する外部引出用コネクタパッド
とを備え、前記外部用引出用パターンは治具回路板の表
面上に形成され、前記プリント配線板と治具回路板とが
正対するように配置された装置を用いてプリント配線板
を検査する方法及びその装置に関するものである。

しかしながら、上記外部引出用コネクタパッドを用いた
装置では、コネクタを取付けるためのハンダ付けを必ず
必要し、そのため導通検査をすべきプリント配線板のパ
ターンの種類が異なるごとに予めコネクタの取付けの準
備作業に長時間要し、プリント配線板の如き少量多品種
のものには必ずしも適さなかった。

一方、コネクタの取付けは、治具回路板に約０．８〜１
．Ｑｔｓｗ位の穴明けをしなければならないため、パタ
ーンの占有面積は減少し、さらにはコネクタの取付けに
よりパターン設計の自由度が制約され、パダーンのファ
イン化が困難であった。

本発明は、上記従来法の欠点を除去・改善し、コネクタ
のハンダ取付けに代えて接触プローブを絶縁板等に固定
し、これを治具回路板の接触プローブ用のパッドと接続
したものを用いることＫより、コネクタのハンダ付けな
どの準備作業を無くし簡易迅速にプリント配線板の検査
を行うと共罠、コネクター取付は用の穴明けを無くする
ことＫよりパターンの設計自由度を向上させてファイン
パターン化されたプリント配線板の検査方法及びその装
置を提供するものである。

以下、本発明の実施例について図面に基いて具体的に説
明する。

第３図は、本発明のプリント配線板の検査方法及びその
装置の一例を示す断面図である。

この図面において、（１）はプリント配線板であり、本
発明は各種のプリント配線板におけるパターンの断線又
はパターン間の導通短絡の有無を検査するものであるた
め、複雑なパターンを有するプリント配線板、特にファ
イン化された両面スルホール基板やハイブリッド基板な
ど各種の高密度のプリント配線板であっても検査の対象
とすることができる。これは、高密度で複雑な回路を有
するプリント配線板の検出端の数が増加しても、これに
対応する接触プローブパッドの数を簡単に増加すること
が可能であり、前記パッドの位置も制約されないことに
よる。

次に（２）は、検査用治具回路板であり、導通検査すべ
き上記プリント配線板（１）のパターンと正対する検出
端を有し、その周辺には接触プローブと接続するスルホ
ールのパッド及びその引出線部分がある。

この点、従来方法によれば、第４図の平面図に示すよう
に、検査用治具回路板の少なくとも両端には二列に並ん
だコネクタパッドがあり、このパッドの穴は治具回路板
の大きさとコネクタの大きさとＫよって制約され、通常
５０個程度のパッドしか設けることができず、しかもパ
ッドの数が制約されることに伴い検査すべきプリント配
線板も複雑な回路で高密度化されたも・のけ、導電検査
をすることができないという欠点があった。

これに対し、本発明の方法によれば、第５図の平面図に
示すように、検査用治具回路板の周辺特にその両端には
多数の接触プローブ用のパッドを設けることかで′き、
しかもこの治具回路板の両端に限らず、該回路板の検出
端以外のあらゆる余白部分に、接触プローブ用のパッド
を設け、その数を著しく増加することができるのでパタ
ーンの自由度が増加することに伴い導電検査すべきプリ
ント配線板は高密度で複雑なパターンを有するものであ
ってもよく、該配線板のパターンの断線又は導通短絡の
有無を極めて簡易迅速忙検査することができる。これは
、従来のコネクタに代えて接触プローブを絶縁板を介し
て金属板に固定すると共に、予め装着の極めて簡単な取
付具（７）で絶縁板（４）に取付けておくことにより、
接触プローブパッドを治具回路板のパターン検出端以外
のいずれの個所にも設けることができるようになったこ
とＫよる。またハンダ付けなどの長時間を要する電気的
接続方法を採用しなくても、接触プローブと治具回路板
の接触プローブ用のパッドとを簡易迅速に電気的接続す
ることが可能となったことによるものである。

なお、検査用治具回路板は、通常のプリント基板、セラ
ミックス基板等を使用出来る。又被検査板は通常のプリ
ント基板以外にフレキシブルプリント板、マルチレイヤ
ープリント基板、セラミックス基板などのものが使用で
きる。そして該基材の厚さは特に制約されるものではな
い。

次に第３図において、（３）は異方向性導電ゴムシート
状物であり、一般市販のものが使用できる。

この導電ゴムシート状物は両面より圧締されることによ
りその一部に導電性が発現するものである。

すなわち、前記接触プローブに通電すれば検査用治具回
路板で導電性ゴムシート状物を介して被検体であるプリ
ント配線板の回路に電流を流すことができることができ
、これが本発明の原理的特徴となるものである。

このようにして構成された本発明のプリント配線板の検
査装置を使用することにより回路断線又は回路間の短絡
の有無が簡易迅速に検査できる。

つまり被検査体であるプリント配線板（１）の表裏両面
Ｋ、異方向性導電ゴムシート状物（３）を載直し、これ
ら一体を予め接触プローブ（４）を絶縁板（５）を介し
て金属板（６）に固定し、さらにこの接触プローブ（４
）に対応するパッド（１０）を有する検査用治具回路板
（２）を取付具（７）を介して装着した加圧式検査装置
の所定の位置で挟着加圧し、接触プローブ忙通電すれば
、治具回路板のパッド（１０）と回路検出端と異方向性
導電ゴムシート状物と含分してプリント配線板の回路に
電流が流れる。このとき、この回路に断線部分又は短絡
部分があれば、これらを簡易迅速にしかも正確に検査す
ることができる。

以上本発明によれば、高密度で複雑な回路を有するプリ
ント配線板などの各種回路基板のパターンの断線や短絡
を簡易迅速に検査できる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は従来法の検査装置の断面図、ｚａ図
は本発明の検査装置の断面図、第４図は従来法の検査用
治具回路板の平面図、第５図は本発明の検査用治具回路
板の平面図である。 （１）−・・・・・・・・プリント配線板、（２）・・
・・・・・・・検査用治具回路板、（３）・・・・・・
・・・異方向性導電シート状物、（４）・・・・・・・
・接触プローブ、（５）・・・・・・・・・絶縁板、（
６）・・・・・・・・・金属板、（７）・・・・・・・
・・取付具、（８）・・・・・・・・・引出線、（９）
・・・・・・・・・パターン検出端、（１０）・・・・
・・・・・パッド。 特許出願人の名称 イビデン株式会社 代表者多賀潤一部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、導通検査をするプリント配線板と検査用治具回路板
   とを正対させ、前記プリント配線板と検査用治具回路板
   との間に異方向性電導コ°ムシート状物を挟着し、これ
   ら一体を加圧して通電することによりプリント配線板に
   おける／でターンの断線又はパターン間の短絡の有無を
   検査することを特徴とするプリント配線板の検査方法。 ２、導通検査をするプリント配線板の表裏両面に異方向
   性導電ゴムシート状物を圧締するための検査用治具回路
   板を備え、前記治具回路板は少なくとも外部取出用パタ
   ーンと連結した接触プローブのパッドを備え、前記外部
   取出用１＜ターンは治具回路板の表面上に形成され、か
   つ前記プリント配線板の配線端と検査用治具回路板の検
   査端とが正対するように配置され、なおかつ金属板と検
   査用治具回路板との間に接触プローブを固定した絶縁板
   を介在させて成るプリント配線板の検査装置。