JPS59205377A - アデノシン受容体「きつ」抗薬 - Google Patents

アデノシン受容体「きつ」抗薬

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JPS59205377A
JPS59205377A JP59028010A JP2801084A JPS59205377A JP S59205377 A JPS59205377 A JP S59205377A JP 59028010 A JP59028010 A JP 59028010A JP 2801084 A JP2801084 A JP 2801084A JP S59205377 A JPS59205377 A JP S59205377A
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hydrogen
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ジヨン・ウイリアム・ダリ−
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の背景) この発明は有効々アデノシン受容体(recep−to
r )拮抗薬又は遮断薬に関する。
キサンチンは、気管支拡張薬、強心薬、利尿薬及び中枢
神経系刺激薬として臨床的に使用されているよく知られ
た薬物である。これらの薬物の療法的作用はアデノシン
受容体の拮抗又は遮断に関することが明らかにされてい
る。しかし左から、キサンチンの多く、例えばゼオフィ
リン(1,3−ジメチルキザンチン)は不所望の副作用
を有する。これらの副作用の幾つかはアデノシン受容体
以外の部位における作用に基く。しかしながら、幾つか
の副作用はアデノシン受容体それ自体の遮断と関連して
いるようでもある。
アデノシン受容体拮抗薬によって惹起される副作用の少
々くとも幾つかは、この受容体のさらに効果の高い遮断
薬の開発によって回避することができよう。々ぜなら、
これらの薬物の増加した遮断作用のために、よυ少力い
投与量において使用することができ、従ってアデノシン
受容体の遮断に関連しない副作用が低下すると考えられ
るからである。さらに、療法効果がアデノシン受容体の
1つのサブタイプの遮断に基すき、副作用がアデノシン
受容体の異るサブタイプの遮断に関連する場合、1方の
受容体に対して非常に効果的であシ、他方の受容体に対
して実質上活性を有しない薬物の副作用が低下する可能
性がある。
この発明の主たる目的は、アデノシン受容体の阻害物質
又は拮抗薬として非常に有効なキサンチンの新規力群を
提供することである。
この発明のさらに具体的な目的は、アデノシン受容体遮
断薬として、すでに知られているキサンチンよシ一般に
さらに高い効果を有する1連の8−アリールキサンチン
、特に8−フェニルキサンチンを提供することである。
との発明の他の目的は以後の記載から明らかになろう。
(発明の構成) この発明の新規な8−アリールキサンチンは、構造的に
次の式(1)、 2 〔式中、 (a)  XはNH、O又はSであfi;R1はアリル
、低級アルキル又はシクロアルキルであって、この低級
アルキル又はシクロアルキルは場合によってはヒドロキ
シ、低級アルコキシ又はシアンによシ置換されており 
; R2は水素、アリル、低級アルキル又はシクロアル
キルであって、との低級アルキル又はシクロアルキルは
場合によってはヒドロキン、メトキシ、アミノ、メチル
アミノ、ジメチルアミノ、カルボキシ、メチルカルボキ
シレート、エチルカルボキシレート、カルボキサミド、
ジメチルカルボキサミド、ウレイド、シアノ又はグリコ
シルによりff、−換されており、このグリコジル基は
エステル結合、アミド結合、エーテル結合又はグリコシ
ド結合によりアルキル鎖に結合するととができ;R3け
NT(2又はORであ、り;R4はハロゲン、ハロー低
級アルキル(例えばトリフルオロメチル)、フェニル、
アミン、ヒドロキシ、カルボキシ、低級アルキル、シク
ロアルキル、低級アルコキシ、シクロアルコキシ、低級
アルコキシ−アミノ、低級アルキルアミノ又はシクロア
ルキルアミンであって、この低級アルコキシ、低級アル
キル又はシクロアルキルは各場合において、場合によっ
てはヒドロキシ、第一アミノ、第ニアミノ、第三アミノ
又はカルボキシにより置換されておシ、但しR1及びR
2が共にメチルである場合にはR3及びR4の両者がア
ミンでは力<;そしてR5は、同一であシ又は異なシ、
水素、低級アルキル、低級アルコキシ、ハロゲン、ヒド
ロキシ、ニトロ又はアミノであシ;あるいは (b)  x l R1l R2及びR5は(a)に記
載した意味を有し;R3は水素であシ;そしてR4は水
素であシ、又は(a)に記載した意味を有し、但しR4
が水素、ハロゲン、炭素原子数1〜3個のアルコキシ、
アミノ又はアルキルアミノであシ、そしてR5が水素又
はハロゲンである場合はR1はメチル又はエチル以外で
ある、〕 で表わされる化合物、又はその医薬として許容される塩
、エステル、グルコシドもしくけホルムアルデヒドコン
プレックスとして記載することができる。
(構成の具体的な説明) 上に使用した「アルキル」「低級アルキル」「アルコキ
シ」又は「低級アルコキシ」なる語に1、炭素原子1〜
6個を有する直鎖又は分枝鎖のすべてのアルキル又はア
ルコキシ、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、ペンチル又はヘキシルを表
わす。R4及びR5としてすべてのハロゲンが期待され
る。す力わち例えば、R4がクロロ、ブロモ又はヨウド
であってもよく、そしてR5がこれと同じでもよく又は
異っていてもよく、例えばフルオロ又はブロモであって
もよい。但し、好ましくはR5は水素である。
代表的なシクロアルキル置換基にはシクロプロピル、シ
クロブチル、シクロペンチル又はシクロヘキシルが含ま
れる。
R2のアルキル又はシクロアルキル上に場合によっては
存在する置換基には、ヒドロキシ、メトキシ、アミノ、
メチルアミノ、ジメチルアミノ、カルボキシ、メチルカ
ルボキシレート、エチルカルボキシレート、カルボキサ
ミド、ジメチルカルボキサミド、ウレイド、シアノ及び
グリコジルが含まれる。グリコジル基はエステル結合、
アミド結合、エーテル結合又はグリコシド結合にょジア
ルキル鎖に結合することができる。
すでに記載したように、前記化合物の医薬として許容さ
れる塩、エステル、アミド及びホルムアルデヒドコンプ
レックス、並びにこれらのグリコシドが期待される。典
型的な塩にはアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩が
含まれ、さらに他の非嵩性塩も含まれる。XがMである
キサンチンはアルカリ性pT((pK〜9)において陰
イオンを形成することができ、従ってNa塩、コリン塩
、エチレンジアミンコンプレックス等として有利に投与
することかできる。7−チアキサンチン及び7−オキソ
キサンチンは陰イオンを形成しないがRN置換基多くが
陰イオン又は陽イオンを形成することができる。従って
、広範囲の種類の適尚な塩を形成することができる。
R2置換基のだめの前記の場合によっては存在する置換
基に関連して述べたごとく、グリコシドが、グリコシド
結合、アミド結合又は同様の結合によシキサンチンの3
位にリンクすることができる。
他方、ホルムアルデヒド(又は他のアルデヒド)のみと
のコンプレックス、又はアミドとのコンプレックスは、
次の式(H)及び(III)、H 尻5 2 (Irl) で表わされるごとく、7位の窒素を介して形成される。
この発明の化合物〔式(I)〕の前記の一般的定義に含
捷れる例外は、すでに知られている8−7エニルキサン
チン又は若干の新規化合物を排除することを意図する。
この化合物はアデノシン受容体に対する拮抗薬として効
果が劣る化合物である。
式(I)で示される化合物について、総体的な性質、例
えば水溶性、連断効果等は、R1〜R5置換基の適切な
選択によシ変化せしめることができる。例えば、R1が
メチルであシ、そしてR2がイソブチルである化合物は
、効果的なホスホジェステラーゼ阻害剤である。
R1置換基の許容される変化の範囲は比較的狭いようで
ある。しかしながらR2置換基の場合には、よシ大き力
変化の幅が可能のようである。従ってR2の位置は、得
られる化合物のアデノシン受容体拮抗薬としての活性に
実質的な影響を与えることなく水溶性を改善するために
親水性の高いr換基を担持するのに使用することができ
る。
R3位置及びR4位置における置換基の種類は、溶解性
及び/又は活性のために重要である。
との発明のキサンチンの特定の例として次のものを挙げ
るととができる。
1.3−ジプロピル−8−(2−アミノ−4−クロロフ
ェニル)キサンチン 1.3−ジプロピル−8−(2,4−ジアミノフェニル
)キサンチン 1.3−ジエチル−8−(2−アミノ−4−クロロフェ
ニル)キサンチン 8−(2−アミノ−4−クロロフェニル)ゼオフィリン 1.3−ジプロピル−8−フェニルキサンチン1.3−
ジプロピル−8−(2−アミノ−4−クロロフェニル)
−7−チアキサンチン 1.3−ジプロピル−8−(2−アミノ−4−カルボキ
シフェニル)キサンチン 1.3−ジプロピル−8−〔2−アミノ−4−(カルボ
キシメチル)フェニルフキサンチン1−メチル−3−イ
ソブチル−8−(2−アミノ−4−10ロフエニル)キ
サンチン 1−メチル−3−カルボキシメチル−8−(2−アミノ
−4−クロロフェニル)キサンチン1−メチル−3−(
β−カルボキシメチル)−8−(2−アミノ−4−クロ
ロフェニル)キサンチン 1−メチル−3−(β−ヒドロキシエチル)−8−(2
−アミノ−4−クロロフェニル)キサンチン 1−メチル−3−(γ−ヒドロキシプロピル)−8−(
2−アミノ−4−クロロフェニル)キサンチン 1−メチル−3−(β−ジメチルアミノエチル−8−(
2−アミノ−4−クロロフェニル)キサンチン 1−メチル−3−(γ−ジメチルアミノプロピル)−8
−(2−アミノ−4−クロロフェニル)キサンチン 上に挙げた化合物の内、最初の2化合物(この明細書に
おいて便宜上B256及びB262と称する)は、アデ
ノシン受容体遮断薬として特に顕著な活性を示す。
これ以外の特に有利なとの発明の化合物は1,3−−)
アリル−8−(2−アミノ−4−クロロフェニル)キサ
ンチンである。この化合物はアデノシン受容体拮抗薬と
して有用な活性を示し、そして1.3−ジプロピル−8
−(2−アミノ−4−クロロフェニル)キサンチンのト
リチウム標識誘導体の中間体又は前駆体としても有用で
ある。
8−フェニルキサンチンを含むキサンチンについての多
くの従来技術が存在する。代表例として、1961年1
0月31日の東独特許第31772号(1)erwen
t 14969 )は種々のキサンチン、例えば8−フ
ェニルゼオンイリン(すなわち、1.3−ジメチル−8
−フェニルキサンチン、及びその製造方法を記載してい
る。1964年10月15日のベルギー特許詑6161
74号(Derwent 13790 )、及び英国持
前第982ρ79号は前記東独特許の開示と対応する。
これらの特許はそこに開示された化合物のアデノシン受
容体拮抗薬としての使用について記載していない。
そのほかに、次の8−7エニルキサンチン〔比較を容易
にするため式(■)(ととで、XはNH″′Cあり、そ
してR5は水素である)を用いて表わす〕は従来技術か
ら公知であると信じられる。
(1)  CH3CH3:ET  H (2)   CH,CH3HOCH,、又はイソ75ピ
ル(3)  CH,CH3HNo2 (4)  HCH3HH (5)  CH,I(HH (6)HHHH (7)   フェニル   フェニル   H)I(8
)CH3CH3HN(C2H5)2(9)  CH3C
H3HN(CH3)2oocn3     CH3ct
     ct(11)H0M3     I−I  
    C1(12H’ CI−T0n    0CH
364CM、    CH3HCH3 α4)   CH3CH3HF (IICH3CH3HCt (1$HHHCl 0カ HHH0CH3 (1,ecH3CH,HBr (1’JHHI(No2 翰  C2H5C2H5HH al)  CH3CH,C0OHH に)CH,CH3■2H (ハ)  CH3CH3NHCH3H (ハ)CH3CH,N02H 上記のリストは単々る代表例であり、すでに開示されて
いるすべての8−フェニルキサンチンを包含するもので
はない。いずれにしても、この発明の化合物は、置換基
R1〜R5の少なくとも1つ、又はこわらの組合わせの
観点から従来技術の化合物から区別される。
上に挙げた化合物(])は]8−フェニルゼオフィリで
あシ、そして化合物(6)は8−フェニルキサンチンで
ある。この明細書においては、ゼオフィリン及びキサン
チンを表わすのにそれぞれ記号T及びXを用いる場合が
ある。
アデノシン受容体に対するキサンチン類の阻害効果は、
脳膜へのR6−シクロヘキシル〔3H〕アデノシン、及
び1,3−ジエチル−8−(’I()フェニルキサンチ
ン(さらに、便宜上それぞれ[’H]CHA及び[: 
’T()DPXと称される)の結合について記載する報
告(13runs等、 Proc 、 Nat’ 1 
Aead 、 Scl 、USA、Vol 、 77 
、&9 、5547〜5551頁、1980年9月)に
おいて言及されている。この報告は、特に、〔5H〕C
HA及び[: 3H]DPX によるウシ脳膜中のアデ
ノシン受容体のA、ザブタイプのラベリングを開示して
いる。脳膜中のアデノシン受容体から〔3H〕CHA 
を除去する種々のキサンチン類の能力(これは、アデノ
シン受容体に対するこれらの化合物の阻害効果を示すも
のであシ、標準的方法でのICso値として測定される
)も示されている。ゼオフィリン、8−7エニルゼオフ
イリン及び8−(p−スルホフェニル)ゼオフィリンが
このようにして評価されたキサンチン類に含まれる。
Brunsによるr Adenosine Antag
onism byparlnes 、 Pteridi
nes and 13enzopteridines■
n :[(uman Fibroblasts Jと題
する関連報告。
Biochemical Pharmacology 
、 Vol 、 30 。
325〜333頁(1981)は、多数の8−置換ゼオ
フィリン類、例えば8−(p−クロロフェニル)−18
−(p−ブロモフェニル)−18−(p−メトキシフェ
ニル)−18−にトロフェニル)−18−(p−ジメチ
ルアミノフェニル)−18−(p−メチルフェニル)−
18−(3,4−ジクロロフェニル)−18−(o−カ
ルボキシフェニル)−1及び8−(2,6−シメチルー
4−ヒドロキシフェニル)−誘導体を含む種々のキサン
チン(X)類及びゼオフィリン(T)類のアデノシン拮
抗薬としての活性に関する追加の情報を提供している。
5nyder等によるそのほかの1般的に関連する報告
、Proc * Nat’ 1 、 Acod # S
ci m USA、Vol。
78、屋5,3260〜3264頁、1981年5月は
、r Adenosine Receptors an
dBehavorial Actions of Me
thylxanthinesJと題している。
この発明の8−フェニルキサンチン類は、任童の便利な
方法により、例えば前記の東独特許第31772号、又
はこれに対応するベルギー特許第616,174号又は
英国特許第982,079号に従って合成することがで
きる。好ましい方法においては、5−ニトロン−6−ア
ミノ−ウラシルの還元によシ製造された対応する5、6
−ジアミツウラシルをアシル化して対応する5−アシル
アミノ−6−アミノ−ウラシルを生成せしめ、次にこれ
を閉環する。常用のアシル化条件及び閉環条件を使用す
ることができる。例えば、適当に俯換された安息香酸を
用いて5−アシルアミノ−化合物を生成せしめる。閉環
け、例えば、2.5N水酸化ナトリウム中で十分な時間
、例えば5分間、沸騰加熱することによシ、又はPOc
l3中で適当な時間、例えば20分間又はこれ以上加熱
するととによシ行うことができる。
アデノシン受容体拮抗薬としてのこの発明の化合物の活
性は、前記のBruns等1980年の報告に記載され
ているようにして、標準法で測定することができ、この
測定においてはアデノシン受容体へのN6−シクロヘキ
シル(3H:lアデノシンの結合の遮断を用いる。簡単
に記載すれば、この測定に使用される方法は次のように
して行った。
最初の組織湿重量10m9のウシ脳膜を、25℃にて2
時間、試験化合物及び0.5 nM〔3HOc■仏と共
に2ゴの50 nMTris−HCtpT(7,7中で
インキエベートした。まず試験化合物と[: 3H:]
CFTAを試験管に加え、次に組織を加えることによシ
インキュヘーションヲ開始シタ。インキュベーションを
停止し、そしてザンブルを真空下でGF/Bフィルター
上に集め、3回洗浄し、そして液体シンチレーションカ
ウンターによシ計赦した。4〜8種類の濃度で試験化合
物を用い、3連インキユベーシヨンによシ、薬物量−阻
害曲線を得た。全結合(化合物無し)、非特異的結合(
I QM L−PIA)及び薬物量−阻害データから、
競争阻害モデルに適応する非線形最小二乗法を用いてI
Cso値を算出した。 Kt値を、Cheng −Pr
usoff  の式%式% 3108(1973)から計算した。0.5HM未満の
Kl値を有する化合物は、2.5 W/の組織を用いて
結合アッセイを行い、受容体の濃度がKi値を越える条
件を回避した。
前記の方法によるこの発明の化合物の試験によシ、この
発明の最も活性な化合物(B256 )は非常に高いア
デノシン受容体活性を有し、試験のためにウシの脳を使
用する場合、アデノシンA。
受容体についてのKiは2.2 X 10−” Mであ
ることが示される。従ってこの化合物はキサンチンそれ
自体に比べて約4,000,000倍活性が強く、そし
てゼオフィリンに比べて60,000〜70.000倍
活性が強い。
上記の関し、ウシの脳からのA1受容体は8−フェニル
キサンチン類に対して非常に高い親和性を有し、そして
、活性の低い同族体がその溶解限界よシ低いIC5o値
を有することを保証するために試験目的でウシの脳が選
ばれた。ラットの脳中のさらに「正常な」A、受容体は
、化合物B256について5 nM% 8−7エニルゼ
オフイリンについて150 nM、そしてゼオフィリン
について10μMのKiを有する。そして、両8−フェ
ニルキサンチン類はウシの脳よシもラットの脳において
活性が非常に低いが、ラットの脳を使用する場合、1゜
3−シクロピル−8−(2−アミノ−4−クロロフェニ
ル)キサンチン(B256)は8−フェニルゼオフィリ
ンよシも約30倍活性が高く、ゼオフィリンよシも20
00倍活性が高い。
ゼオフィリンはそれ自体アデノシン拮抗薬であり、ぜん
息の治療において気管支拡張薬として臨床的に使用され
る。この発明の化合物も、アデノシン受容体の示された
阻害又は遮断に基き、ゼオフィリン又は他の公知のキサ
ンチン類と同様に有用である。乙の用途は、ぜん息の治
療における気管支拡張薬としての使用のみならず、心不
全の治療における強心効果のための使用、高血圧又は腎
不全の治療における利尿効果のだめの使用、及び抑制の
治療における中枢神経刺激効果のための使用が含壕れる
。しかしながら、アデノシン受容体拮抗薬としてのこれ
らの化合物の驚くべき大きな活性のために、この発明の
化合物は実質上低い量においてアデノシン受容体を連断
するために効果的であシ、従って副作用が低下するはず
である。
この発明の化合物は、公知のキサンチン類又は他のアデ
ノシン受容体拮抗薬又は遮断薬の場合と同様に、通常の
タイプの担体を用いる常用の医薬組成物の形で使用され
ることが期待される。この発明の化合物は一般によシ高
い活性を有するから投与量を減少することができようが
、前記の組成物、例えば経口投与のための錠剤又はカプ
セル剤、又は注射のための無菌溶液は、通常の霜の活性
成分、例えば組成物の重量に対して0.1〜0.5重量
係の活性成分を含有することが予想される。
次に例によシ、さらに詳細にこの発明を説明する。但し
これによりこの発明の範囲を限定するものでは力い。
の合成 pfleiderer及びKemp t e r  の
方法(Ang −Ing、Ed、6:256−260 
、(4967)の変法によυ、1,3−ジプロピル−8
−(2−アミノ−4−クロロフェニル)キサンチンを合
成した。
2−ニトロ−4−クロロ安息香酸(0,02モル)を3
0m1のメタノールに溶解した。1,3−ジプロピル−
5−ニトロソ−6−アミノウラシル(0,01モル)を
攪拌しながら加え、次に0.02モルのジイソプロピル
カルボジイミド(I)ICD)を加えた。
10分間後、1,3−ジプロピル−5−((2−二トロ
ー4−クロロベンゾイル)オキシコイミノ−6−(2−
ニトロ−4−クロロベンゾイル)イミノウラシルの白色
法fを濾過によシ集めた。
この乾燥した中間体を22%値化アンモニウム15m/
に加えた。10分間拶、濃塩酸を加えてPHを8.0に
し、そして沈(pを濾過により集めた。この生成物は1
,3−ジプロピル−8−(2−アミ/−4−クロロフェ
ニル)キサンチン、及ヒ1,3−ジプロピル−5−((
2−アミノ−4−クロロベンゾイル)アミノコ−6−ア
ミノウラシルのおよそ50:50の混合物であった。環
化を完了するため、粗生成物を2.5N水酸化カリウム
中で20分間沸騰せしめ、中和し、そして濾過した。
水酸化カリウム中に溶解し、塩酸によ〕沈澱せしめ、そ
してジメチルホルムアミドから再結晶化することによ漫
生成物を一度精製した。この生成物をケミカルイオニゼ
ーションマススペクトル及び元素分析によシ同定した。
収率は2.1チであった。
例2.1.3−ジプロピル−8−(2,4−シア成 1.3−ジプロピル−5,6−ジアミツウラシル(0,
01モル)を30m/のTI(Fに懸濁した。
N−トリフルオロアセチル−4−ニトロアンスラニール
酸/トリフルオロ酢酸混合無水物(0,01モル)を加
え、そしてこの懸濁液を室温にて30分間攪拌し、次に
37℃にてロータリーエバポレーターで蒸発せしめ次に
60℃にて蒸発せしめた。
固形物を4Qmlの2.5N水酸化カリウム中で5分間
沸騰せしめ、熱濾過し、濃塩酸によって声8.0に調整
し、濾過し、そして水で洗浄した。沈澱物ヲ20 at
の2.5N水酸化カリウムに溶解し、加熱し、5m/の
22%硫化アンモニウムを加え、1分間沸騰せしめ、濃
塩酸によ!J PI−T 8. Oにし、濾過し、そし
て水で洗浄した。収率7.2%。NrI3を用いるケミ
カルイオニゼーションマススペクトルは、M/eにおい
てM+1 343のピークを示した。
ミクロアナリシスにおいて75%の生成物及び25ヂの
チオール不純物が含壕れていた。このチオールは目的生
成物を酸化から保護するので生成物をさらに精製しなか
った。
1.3−ジメチル−5,6−ジアミツウラシル(0,0
1モル)を50m1のメタノールに懸濁した。
2−アミノ−4−クロロ安息香酸(o、oiモル)を加
え、次に0.01モルのDI CDを加えた。反応体を
室温にて15分間攪拌し、次に濾過しそしてメタノール
で洗浄した。固形物を4 Q mlの2.5N水酸化ナ
トリウム中で5分間沸騰せしめ、熱濾過し、そしてろ液
を3時間冷却状態においた。冷却に際して沈澱した物質
を洗浄を伴わないで濾過し、40 mlの水に再溶解し
、そして濃塩酸によシ中和することによって沈澱せしめ
た。固形物を濾過により集め、水で洗浄し、そして乾燥
した。生成物を、lOQm/の中に懸濁し、化合物が溶
解するまで水酸化ナトリウムを加え、濾過し、塩酸によ
り固形物を沈澱せしめ、濾過し、水で洗浄し、そして乾
燥するととによって精製した。生成物を、ケミカルイオ
ニゼーションマススベクトル及び元素分析によシ同定し
た。収率12.5%。
1.3−ジプロピル−5,6−ジアミツウラシル(0,
01モル)を30+++/!のメタノールに溶解し、次
にo、oiモルの安息香酸、そして次に0.01モルの
DI CDを加えた。この溶液を室温にて30分間捧(
押し、濾過し、そして少量のメタノールで洗浄した。固
形物を2.5N水酸化カリウム中で10分間沸騰せしめ
、熱濾過し、そして液を濃塩酸によシ中和した。固形物
を濾過によシ集め、水で洗浄し、最少量の水酸化カリウ
ムと共に100m1に再溶解し、塩酸で中和することに
よシ沈澱せしめ、濾過し、水で洗浄し、そして乾燥した
。生成物をケミカルイオニゼーションマススベクトル及
び元素分析によシ同定した。収率77チ。
例5゜ 次の化合物もこの発明の代表例であシ、そして前記の例
に示した方法と同様にして製造することができる。
CH2 CH2 CH CH2 CH2 CH 以下余白 「 CH2 CH ]2 0OH CH。
11 前記のごとく、キサンチン類又は他の化合物のアデノシ
ン受容体の阻害剤としての活性は、前記したウシ脳中の
[:3TT:IC’HA を用いる方法で化合物を試験
することにより決定することができる。例1〜4の化合
物の活性を、構造的に類似する他の化合物〔これらの内
少なくとも幾つか(キサンチン、B7.B80.B52
.B87.及びB70)は公知化合物である〕と比較し
て第1表に示す。
ウシの脳中の〔3H〕シクロヘキシルアデノシンに対し
て化合物をスクリーニングすることによシ決定したIC
5o(nM)値として示す。
層下余白 第1表 キサンチン         200,000B7  
  ゼオフィリン(1,3−ジメチυ省ルチン)   
 3,000B80   1.3−ジプロピルキサンチ
ン         200B52  8−フェニル→
(支)フィリン             3B87 
   8−(o−アミノフェらセ)ゼオフィリン   
         5B70    8−(p−クロロ
フェ:νし)ゼオフィリン          0.8
B211  8−(p−アミノフェ=νし)ゼオフィリ
ン          1.7B232  8−(2,
4−ジアミノフェ;νし)ゼオフィリン       
  8B255  1.3−シフbビルー8−フェ翠ル
Φサンチン       0.3例1〜4の化合物(そ
れぞれ、化合物B256゜262.246 、及び25
5)は、列挙された他の化合物のIC5o(nM)値に
比べて有意に低いICH(nM)値(アデノシン受容体
遮断薬又は阻害剤としての活性が高いことを示す)を有
する。
B256(例1)の化合物が特に活性が高く、従来技術
の最も活性の高い化合物(B70 )よシ約16倍活性
が高い。例2の化合物(B262 ’)はB70よシも
4倍活性が高い。
B256は非常に活性が高いが、疎水性でありそして非
常に水不溶性である。従っである場合には、化合物に、
例えば3位(R2)に水溶化基を導入するのが有利であ
る。化合物B262はB256よシ活性が実質的に低い
が、非常に大きガ水溶性を有し、溶解性が重要な場合に
はB256以上の利点を供する。
第1表の結果は、式(I)中のR3及びR4(す力わち
8−フェニル置換基のオルト及びパラ位)の両者が置換
されておシ、特にR3がアミノでアシ、そしてR4がク
ロロ又は他のハロゲンであシ、いずれの場合にもR5が
水素であり、そしてR1及びR2が低級アルキルである
場合に最良の結果が得られることを示している。R1及
びR2のアルキルの長さが増加するに従って、アデノシ
ン受容体阻害剤としてのキサンチン類の活性が改碧され
るようである。この観点において、キサンチンそれ自体
、ゼオフィリン(B7)、及び1,3−ジプロピルキサ
ンチンについて得られた結果を比較のこと。8換基と8
−フェニル置換基の組合わせが相乗効果をもたらし、1
,3−ジプロピル−8−フエ=7t。
キサンチンはゼオフィリンに比べて約IQ、000倍活
性が高いことはこの発明の特に驚くべき観点である。従
って、この発明の目的のためには、R1及びR2が同−
又は異るアルキル基であって3個以上の炭素原子を有す
るととが好ましい。
諷下余白 第2表 キサンチン(X)          200.000
3−メチルキサンチン            150
.0001−メチルX             6,
0001.7−ジメチルX             
 30,0008−ニトロT            
  3,500カフエイン             
 20.0007−(2−クロロエチル)T     
     5,0007−(2−ヒドロキシメチル) 
T        100,0007−(2,3−k 
)’M−y;’b6)T           800
,0001.3−ジエチルX            
   3.0008−(n−プロピル)T      
       1008−シクロペンチルT2 8− (p−メト^−シく7エー#)T       
             1.58−(O−ニトロフ
ェニル)T        808−(p−ニトロフェ
ニル)T         88−(2,6−ラメラ−
ルー−4−ヒト’1Q77 エ□)T     308
−(1−ナフチル)T        80第 2 表
(つづき) 8−(3−インドリル)T          188
−(p−)bモフェちル)T            
  O,88−(p−ジメチルアミノフェちル)T  
        1.88−(p−メチルフェニル)T
          O,88−ベンジル7     
       1,5008−シクロヘキシルT3 1.3−ジアリルX            4,00
01−メチル−8−フェニルX2.5 8−(3,4−ジクロロフェニル)T       5
8−(m−メトキシフェニル)T       208
−(m−ニトロフェニル)T         508
−(m−ジメチルアミノフェニル)T    808−
(m−メチルフェニル)T         138−
(p−ヒドロフェニル)T          28−
(p−エトキシフェニル)T        28−(
2−ピリジル)T                 
 1008−(3−ピリジル)T          
    50第 2 表(つづき) 8−(4−ピリジル)T       358−(2−
フリル)T          188−(0−カルボ
キシフェニル)T      2,500アデニン  
            s o o、o o 。
1−エチル−3−7bピル−7一チプA1辷イ升ン  
  s、oo。
9−メチルアデニン            35,0
00アロキサジン           1,5001
.3−ジメチルアロキサジン       25,00
08−(p−フルオロフェニル)T       3.
58−(p−ヨウドフェニル) T        1
.38−(3,4−ジフト4−シつフェニνし)T  
          208−(p−イソフbピルフェ
ちル)T          2.58−(2−チェニ
ル)T          58−(m−プロ七フェニ
ル)T        10108−(ヒドロキシフェ
ニル)T      68−(m−アミノフェニル)T
        108−(p−スルホフヱニル)T 
       500第 2 表(つづき) 8−(p−エチルフェニル)T        O,8
8−(p−フェニルフェニル)7      3.58
−(3,5−ジメトキη工;νし)T        
    5008−(2−ナフチル)T       
    58−(m−フルオロフェニル)T     
  41.3−外ν8−フェちルX2.5 1.3−ジ:”’IF”A”8−(p−7C’モフェ;
νし)X    1.08−(0−フッに十ロフェ;ν
し)T             128−(0−ヒト
’b−gシ’7 エ;貴n/)T          
    108−(0−メト初工;νし)T     
             3508−(0−メチルフ
ェニル)T             68−(m−ガ
物用つクエチル)T         1.0008−
(p−カグエ;νし)T             5
0B−(2,4−ジメト初工;Jし)T       
      2008−(2−アミノ−4−ニトロフェ
ちル)T      2.58−(3−フリル)T  
        48−フェロセニルT       
     20第 2 表(つづき) 8−(5−ブロモ−2−フリル)T     508−
(N−メ’5−yt、−2−とbリル)T      
    208−シクロペンチルメチルT      
   301−アリル−3−メチル−8−フェち九X4
8−(p−ブトキシフェニル)7      48−(
2−アミノ−4−メチルフェニル)T       1
08−(5−メチル−2−チゴニAつT58−(p−メ
チルゲメクエらル)T            2鳳下
余白 明らかなように、との発明の最も活性の高い化合物は、
8−フェニル(置換又は非置換である)と組合わせてR
1及びR2のためにプロピル置換基を含有する式(1)
の化合物である。しかしながら、8−フェニル基が置換
されている場合、必須ではないが好ましくは8−フェニ
ル基中少なくとも2個の置換基により、そして最も好ま
しくは少なくとも1個の置換基によシバラ位において置
換されていれば、R1及び/又はR2がプロピル(又は
さらに高級なアルキル)でない場合でも活性な化合物が
得られる。
8−7エニルゼオフイリンの8−フェニル環上の種々の
置換基についての検討によシさらに、これらの置換基の
種類及び位置が、得られる化合物の受容体親和性又は遮
断活性に対して顕著な影響を与えることが示される。一
般に、これらの検討によシ、8−フェニル壇上のオルト
−置換基が8−フェニルゼオフィリンの受容体親和性を
低下せしめることが示される。これはおそらく、オルト
−置換基がキサンチンのN−7及びN−8と共に立体障
害を生成するためであろう。このことはさらに大きなメ
トキシ基及びニトロ基によるオルト−置換により最も大
きな親和性の低下が生ずるという知見と一致する。この
ことは受容体は8−フェニル環がキサンチン環と同一平
面中にあることを好むことを示唆している。種々のオル
ト−置換基の内、オルト−アミノが8−7エニルゼオフ
イリンの最も少ない活性低下を生じさせる。これはおそ
らく、アミノ基がキサンチンのN−7と水素結合し、8
−フェニルとキサンチン環との同一平面内での固定を安
定化するためであろう。
メタ置換基は一般に、8−フェニルゼオフィリンの活性
を3〜100倍低下せしめる。8−フェニル環は2つの
可能なメタ位(R5)を有し、そして猿は自由に回転す
る。もし、メタ位の1個のみが受容体との相互作用に重
要なのであれば、不所望の複数の置換基は活性をせいぜ
いμに低下させるだけであろう。なぜなら、受容体と接
触する非置換メタ位及び「重要でない」置換メタ位を有
する回転分子はなお十分な親和性を有するはずだからで
ある。複数のメタ置換基によシ非常に大きな活性低下が
観察されることは、両メタ位が重要であることを示唆し
ている。
バラ−置換基は8−7エニルゼオフイリンの活性を増加
することができ又は低下せしめることができる。p−カ
ルボキシ基を除き、活性の変化は大きく力り、すべての
場合において4倍(又は1/4)よシ少ない。受容体へ
の水素結合は必須では力いようである。なぜなら、水素
結合のドナー及びアクセプターのいずれともなり得るア
ミン基、及び水素結合のドナーでもアクセプターでもな
いクロロが同様の効果を有するからである。共鳴形を供
さ力いメチル基が相当に活性を増加せしめるから、置換
基と共に共鳴構造を構成することは必須ではガさそうで
ある。電子供与基及び吸引基のいずれも同様の効果を有
するから、8−フェニル環からの電子の吸引及び供与は
必須ではないようである。従って、この位置における最
適活性は立体的因子と大きく関連しているようである。
8−フェニル環上のバラ−硲゛換基は非常に高活性の薬
剤を供するが、オルト−位及びバラ−位における8−フ
ェニル環のジー置換は明らかに最高活性の化合物を供し
、R1及びR2がメチル又はエチルよジ長鎖のアルキル
である場合特にそうである。
オルト−アミノ基は親水性をもたらし、そして8−7エ
ニルゼオフイリンに単独で付加されたこの基はl:”H
)CI(A結合における親和性をわずかに低下せしめる
が、5−(p−クロロフェニル)−ゼオフィリンに付加
された場合は親和性を3倍又はそれ以上増加せしめる。
この見かけ上相乗的である相互作用は、一方の基(おそ
らくオルト−アミノ)が他方の基の結合に好都合な配置
(コンホーメーション)を安定化するととを示唆してい
る。
次の追加のデータは、前に記載した方法を用いてウシ脳
膜中のA、アデノシン受容体への[:5H”1CHAの
結合の阻害によシ表わした、種々のキサンチン類のアデ
ノシン受容体親和性を表わす。
層下金白 第3表 なしくキサンチン)        99,0001−
メチル            2,6001.7−ジ
メチル             7,4001.3−
ジメチル(ゼオフィリン)       1,6003
.7−ジメチル(ゼオフィリン)     68,00
01.3.7−)ジメチル(カフェイン)    11
,0001.3−ジエチル            1
,4001.3−ジプロピル            
 1001.3−ジメチノI/−8−フェちル    
        1.21.3−ジ巧幼−8−フェ−”
#(DPX)        2.01.3−シフ−ピ
ー8−フエちル          0,12第3表中
最後の化合物のみがこの発明の例としてこの表に記載さ
れた唯一の化合物である。式(1)においてR1及びR
2がプロピルであり、Xが猪であυ、そしてR3,R4
及びR5がすべて水素であるこの化合物は、他の化合物
に比べて、阻害剤として明らかに非常に高活性でおる。
第4表中のデータは、8−フェニル環上に表示された置
換基を有する種々の8−フェニルゼオフィリン類のアデ
ノシン受容体親和性を示す。
第4表 [5H)CHA結合の阻害Kt(nM)H1,21,2
1,2 ブロモ      ・・・   4.0    0.3
4メチル      3.6   5.4    0.
51メトキシ    190.  8.7   0.6
3クロロ      ・・・    ・・・    0
.64アミノ      2.3   5.8   0
.69フルオロ      6.8   2.4   
 1゜8ヒドロキシ    4.8   3.1   
2.0ニトロ      49   22    4.
0カルボキシ  21.000  540   18第
5%!d:、s−7エニルゼオフイリンの8−フェニル
環上のジー置換の効果を、ウシ脳膜中のA。
アデノシン受容体に対するC3H’:IcI(A の結
合の阻害によシ測定したアデノシン受容体親和性に関し
て表す。
第5表 8−フェニル   キサンチン [: ’Hml CB
Wtm&!F置換基  置換基  Ki (nM) Hl、3−ジメチル 1.2 2−アミノ−4−ニトロ   1j3−ジメチル   
 1.22.4−ジアミノ       1,3−ジメ
チル    5.92−アミノ−4−クロロ     
1,3−ジメチル    0.20H1,3−ジエカ計
    2.0 2−アミノ−4−クロロ     1,3−ジ工カヤ 
   0.32H1,3−ジブbビセ   0.12 2.4−ジアミノ      1,3−、;:たピル 
  0,142−アミノ−4−クロロ     1,3
−シフbピセ   0.022以下余白 前記の例又は第1〜5表に記載した種々の中間体又は最
終キサンチン生成物の製造においては次の方法を使用し
た。
ノウラシル 1.3−ジ置換6−アミノウラシルを1当量の亜硝酸ナ
トリウムと共に、激しく攪拌しながら水に懸濁(0,5
M)t、た。濃塩酸を少量加えてPHを4.0に保持し
た。PHの上昇が停止したときpH2,5になるまで塩
酸を加え、そして粘稠な沈澱を濾過しだ。この生成物を
乾燥し、そしてさらに特徴付けることなく使用した。
1.3−ジアルキル−5,6−ジアミツウウシ1.3−
ジエチル−5,6−ジアミツウラシル及び3−アリル−
1−エチル−5,6−ジアミツウラシルを、対応する5
−ニトロソ化合物をナトリウムハイドロサルファイドで
還元することによシ製造した。ニトロソ化合物を水に懸
濁(IM)し、そしてニトロソ色が消失するまでナトリ
ウムハイドロサルファイドを加えた。追加量のナトリウ
ムハイドロサルファイドを加え、そして溶液を4℃にて
一装置いた。生成物の沈澱した亜硝酸水素塩を濾過によ
シ集めた。
ル;硫化アンモニウム法 0.01モルの1,3−ジプロピル−5−ニトロン−6
−アミノウラシル、又は1,3−ジアリル−5−ニトロ
ソ−6−アミノウラシルニ、ヒユームフード中で、22
%の硫化アンモニウム10mを加えた。約2分間後、懸
濁液が発熱し、そしである場合には激しく沸騰した。3
0分間後、硫化アンモニウムをロータリーエバボレーク
ーで除去した。固形残渣は強い硫化物臭を有したが、安
息香酸と満足すべきカップリング反応を行った。
1.3−ジアルキル−5−アシルアミノ−6−アミノウ
ラシル;方法A:カルボン酸との融合1.3−ジメチル
−5,6−ジアミツウラシル及び適当なカルボン酸を、
これらの混融点(120℃〜180℃)よシ高温におい
て、固形になるまで又は3時間が経過するまでの内どち
らか早く到来するまで加熱した。
融合 1.3−ジメチル−5,6−ジアミツウラシルを過剰量
の適当力酸クロリドに懸濁し、そして120℃〜160
℃に30分〜2時間加熱した。
1.3−ジアルキル−5−アシルアミノ−6−アミノウ
ラシル;方法C:水中EDAC1,3−ジメチル−5,
6−ジアミツウラシルを沸騰水に0.3Mの濃度に溶解
し、そして40℃以下に放冷した。1当量の適切なカル
ボン酸を加え、そして水酸化ナトリウムを加えてカルボ
ン酸て塩酸を加えることによりpHを一定に保持した。
−の上昇が停止したとき、沈澱したアミドを濾過によシ
集めた。1,3−ジメチル−5−(p−スルホベンゾイ
ルアミノ)−6−アミノウラシルの場合には生成物をメ
タノールの添加によって沈澱せしめた。
1.3−ジアルキル−5−アシルアミノ−6−アミノウ
ラシル;方法D:メタノールDICDI、3−ジアルキ
ル−5,6−ジアミツウラシル(遊離塩基又は亜硫酸水
素塩)及び適切ガカルボン酸をメタノール中に0.3M
の濃度に溶解し又は懸濁した。1当量のDICDを加え
、そして5〜30分間後に大量のアミド沈澱物を濾過に
よシ集めた。ある少数の場合(例えば、1,3−ジエチ
ル−5,6−ジアミツウラシルと2−アミノ−4−クロ
ロ安息香酸の場合)には、アミドがメタノールに可溶性
であシ、従って水によシ、又はメタノールの蒸発によシ
沈澱を集め女ければならない。
1.3−ジアルキル−5−アシルアミノ−6−アミノウ
ラシル;方法E:メタノール中EDACとの方法は方法
りと同じであった。但しDICDの代シにEDACを用
いた。
1.3−ジアルキル−5−アシルアミノ−6−アミノウ
ラシル;方法F:混合無水物 少容1(のTHF中2−アミノ−4−ニトロ安息香酸に
、2当月・の無水トリフルオロ酢酸を加えた。
10分間後、トリフルオロ酢酸及びその無水物をロータ
リーエバポレーターによシ除去した。生成物である2−
トリフルオロアセトアミド−4−二トロ安息香酸−)+
Jフルオロ酢酸混合無水物(0,01モル)を、THF
 中で60分間1,3−ジアルキル−5,6−ジアミツ
ウラシル(0,01モル)と反応せしめた。1,3−ジ
メチル誘導体の場合には生成物である1、3−ジメチル
−5−(2−トリフルオロアセトアミド−4−二トロペ
ンズアミド)−6−アミノウラシルを140 mlのT
I(F中で沈澱せしめ、干して濾過によυ集めた。
1.3−ジプロピル同族体は3QrnlのTHFに可溶
性であるため、ロータリーエバポレーター中に集めた。
2゜5Nの水酸化カリウム中での閉環によシ対応するキ
サンチンが生成したとき(下記参照のこと)、トリフル
オロアセチル基が除去された。
1.3−ジアルキル−5−アシルアミノ−6−アミノウ
ラシル(0,3M)を2.5N水酸化ナトリウム(又は
水酸化カリウム)中で5〜20分間沸騰せしめた。不溶
性のウラシル、又はアシル部分に電子供与基を有するウ
ラシルは最も長い時間を必要とした。
8−置換キサンチンの分離 可能な場合には、沸騰水酸化ナトリウム中のキサンチン
を濾過して沸騰水酸化ナトリウムに不溶の不純物を除去
した。方法人によシ合成されたキサンチンは通常分子量
252のアルカリ不溶性物質を含有していた。キサンチ
ンが沸騰水酸化ナトリウムに不溶である場合、又は濾過
中に沈澱゛が生ずる場合にはこの段階を省略した。水酸
化す) IJウム中キサンチン溶液を0℃に冷却した。
キサンチンがナトリウム塩として沈澱した場合には、洗
浄を伴わないで濾過によシ集め、蒸留水に再溶解し、濃
塩酸で中和(pH7〜9)することによQ沈澱せしめ、
濾過し、そして水で洗浄した。キサンチンが0℃におい
て2,5N水酸化ナトリウムに溶解したままである場合
にはこれを中和し、濾過し、そして洗浄した。ナトリウ
ム塩として沈澱し九8−(p−スルホフェニル)ゼオフ
ィリンについては最終洗浄を省略した。8−(カルボキ
シフェニル)ゼオフィリンについては、沈澱段階で塩酸
を加えて−16とした。
8−(0−ヒドロキシフェニル)ゼオフィリン;中間体
として1,3−ジメチル−5−(アセチルサリシロイル
)アミノ−6−アミノウラシルを使用する場合であって
も、通常の水酸化ナトリウム閉環ニより8− (0−ヒ
ドロキシフェニル)ゼオフィリンを製造することはでき
なかった。この方法ではな(,1,3−ジメチル−5−
(アセチルサリシロイル)アミノ−6−アミノウラシル
をPOcL2中で10分間還流した。冷却したPOCL
2溶液を、激しく攪拌しながら、大量の氷冷水に除徐に
加えた。poct2が完全に加水分解した稜、溶液を水
酸化ナトリウムベレットによシ中和し、そして濾過した
。このF液はキサンチンと非環アミドとの混合物であっ
た。後者を、2.5N水酸化ナトリウム中で5分間沸騰
せしめることによシ除去し、そして中和し、そして濾過
することによシキサンチンを集めた。
1.3−ジプロピル−8−(2−アミノ−4−ニトロフ
ェニル)キサンチン(0,007モル)ヲ2Qmlの沸
騰2.5N水酸化カリウムに溶解した。
5mlの22チ硫化アンモニウムを加え、そして溶液を
加熱からはずし、1分間後にフード中で塩酸を加えてP
H8にし、そして生成物を濾過によシ集め、そして水で
洗浄した。生成物の約20チが硫黄含有不純物であった
。この不純物はキサンチン類を酸化から保設するので、
キサンチン類をさらに精製する試みは行わがかった。同
様の方法によ!り8−(2,4−ジアミノフェニル)ゼ
オフィリンを合成した。
1.3−ジプロピル−8−(2−アミノ−4−り四ロフ
ェニル)キサンチン及び1,3−ジアリル−8−(2−
7ミ/−4−クロロフェニル)キサンチンをpflei
derer及びKemp t e rの方法にょシ合成
した。2−ニトロ−4−クロロ安息香酸(0,02モル
)を3 Q mlのメタノールに溶解した。
1.3−ジアルキル−5−ニトロソ−6−アミノウラシ
ル(0,1モル)をF拌し外から加え、次に0.02 
モルノDIcDを加えた010分間後、1,3−ジアル
キル−5−〔2−二l・ロー4−クロロベンゾイル)オ
キシコイミノ−6−(2−ニトロ−4−クロロベンゾイ
ル)イミノウラシルの白色沈澱′をν過によシ集めた。
乾燥した中間体に、15m/の22チ硫化アンモニウム
を加えた。10分間後、フード中で濃塩酸を加えてPH
8にし、そして沈澱を濾過によシ集めた。生成物は、1
,3−ジアルキル−8−(2−アミノ−2−クロロフェ
ニル)キサンチン及び1,3−ジアルキル−5−〔(2
−アミノ−4−クロロベンゾイル)アミンヨー6−アミ
ノウラシルのおよそ50:50の混合物であった。環化
を完結するために、粗生成物を2.5N水酸化カリウム
中で20分間沸騰せしめ、中和し、そして濾過した。
生成物の精製 キサンチンのミクロ分析の結果が理論値と一致し々い場
合、キサンチンを0.1Mにおいて水に懸濁し、そして
少量の水酸化カリウムによシ溶解した。濾過した後、キ
サンチンを中和し、濾過により集め、そして水で洗浄し
た。ミクロ分析の結果が力お正しくない場合には化合物
をジメチルホルムアミドから再結晶化した。
スヘての生成物はNH3ケミカルイオニゼーションスベ
クトルにおいて正しい親イオン(M+1)を供した。カ
ルボキシフェニルゼオフィリンの場合を除き、M+18
のピークは認められ力かった。
これによりM+19非環アミドの容易な検出が可能であ
る。8−p−スルホフェニルゼオフィリンのセ3造を、
二重水床化したDMSO中陽子磁気共鳴によυ確認した
。これらの化合物を乾燥した後に元棄分析を行った。は
とんどの化合物は、満足すべきミクロ分析が達成される
まで精製したが、少数の物質は少量しか得られ力かった
ので精製することなく使用した。
8−7エニルキサンチン類の溶解性 すべての非電荷8−7エニルキサンチンは非常に水に不
溶性であった。8−7エニルゼオフイリンは10μMで
水に溶解し、そして1,3−ジエチル−8−フェニルキ
サンチンは3μMで溶解した。
さらに疎水性の同族体は相当に水不溶性であった。
8−フェニルゼオフィリンは1mMでDMFK溶解し、
そして0.0IN水酸化ナトリウムに溶解したが、エタ
ノールにはほとんど不溶であった。さらに疎水性の同族
体は水酸化す) IJウムには不溶であるがDMFにさ
らに可溶性であった。はとんどの8−フェニルキサンチ
ン類と異なl)、x、3−ジプロピル−8−(2−アミ
ノ−4−クロロフェニル)キサンチンは1mMでエタノ
ールに可溶性であった。この化合物は30 mMでDM
Fに可溶性であり、そして熱0. I N水酸化カリウ
ムに1 rnMで溶解した。
8−7エニルキサンチン類のストック溶解を0.01M
水酸化カリウム又はDMF中に調製し、そしてこれらの
試験中4℃において貯蔵した。水酸化カリウム溶液は約
3週間安定であシ、そしてDMF溶液はさらに長期間安
定であった。水酸化カリウム溶液は、凍結した場合時々
不可逆的に沈澱した。ストック溶液から新たに溶解した
。溶液は直接1μM又は10μMの濃度に蒸留水に溶解
し、そして(可能であれば)直接さらに稀釈した。
要約すると、式(1)の化合物、特にXが■であシ、R
1及びR2が炭素原子数3以上の低級アルキルであシ、
R3がNH2であシ、R4がハロゲン、特に塩素であシ
、そしてR5が水素である化合物が非常に活性の高いア
デノシン容易体拮抗薬であシ、そしてこれらは、例えば
気管支拡張薬、強心薬、利尿薬、及び中枢神経系刺激薬
として有用であろう。
さらに、トリチウム、ヨウ素−125、又は他の放射性
椋識により杼識した場合、この発明の化合物は、アデノ
シン受容体への結合のためのラジオリガンドとして使用
することができる。このようなラジオリガンドはアデノ
シン受容体レベルの測定のため、又はアデノシンもしく
はアデノシン同族体のレベルの測定のために使用するこ
とができる。これらの測定は仙究の手段として、そして
診断試験のために有用である。
さらに、この発明の化合物の内の少なくとも幾つかはサ
イクリックGM、Pホスホジェステラーゼの効果的な■
害剤であると期待される。
なお、この発明の化合物B246.B255及びB25
6の元素分析値は次の通シである。
[B246]      CHN    ct計算値 
51.08 3.96 22.92 11.60測定値
 51.26 3.74 22.98 11.91[B
255]      CHN 計算値 65.37 6.45 17.94測定値 6
5.4.7 6.49 17.84[B256]   
   CHN    ct計算値  56.45 5.
58 19.37  9.80測定値 56.73 5
.67 19.11  9.82(59) 第1頁の続き 0発 明 者 ロパート・フレデリック・ブラング アメリカ合衆国ミシガン4.8105 アン・アーバー・プライマウス ・ロード2800 (60)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の式(1)、 〔式中、 (a)  Xは旧、0又はSであり;R1けアリル、低
    級アルキル又はシクロアルキルであって、との低級アル
    キル又はシクロアルキルは場合によりてはヒドロキシ、
    低級アルコキシ又はシアンによ多置換されており ; 
    R2は水素、アリル、低級アルキル又はシクロアルキル
    であって、この低級アルキル又はシクロアルキルは場合
    によってはヒドロキシ、メトキシ、アミノ、メチルアミ
    ノ、ジメチルアミノ、カルボキシ、メチルカルボキシレ
    ート、エチルカルボキシレート、カルボキサミド、ジメ
    チルカルボキサミド、ウレイド、シアノ又はグリコジル
    によ多置換されておシ、とのグリコジル基はエステル結
    合、アミド結合、エーテル結合又はグリコシド結合によ
    ジアルキル鎖に結合するととができ;R3はNH2又は
    OHであjl) ; R4はハロゲン、ハルー低級アル
    キル、フェニル、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、低
    級アルキル、シクロアルキル、低級アルコキシ、シクロ
    アルコキシ、低級アルコキシ−アミノ、低級アルキルア
    ミノ又はシクロアルキルアミノであって、この低級アル
    コキシ、低級アルキル又はシクロアルキルは各場合にお
    いて、場合によってはヒドロキシ、第一アミノ、第ニア
    ミノ、第三アミノ又はカルボキシによ多置換されておシ
    、但しR1及びR2が共にメチルである場合にはR3及
    びR4の両者がアミンではなく;そしてR5は、同一で
    あシ又は異なシ、水素、低級アルキル、低級アルコキシ
    、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ又はアミノであシ;す
    るいは (’)  x t Rlt R2及びR5は(a)に記
    載した意味を有し:R3は水素であシ;そしてR4は水
    素であシ、又は(a)に記載した意味を有し、但しR4
    が水素、ハロゲン、炭素原子数1〜3個のアルコキシ、
    アミノ又はアルキルアミノであり、そしてR5が水素又
    はハロゲンである場合はR1はメチル又はエチル以外で
    ある、〕 で表わされる化合物、又はその医薬として許容される塩
    、エステル、グルコシドもしくはホルムアルデヒドコン
    プレックス。 2、  Xが旧であ)、R1及びR2が炭素原子数が3
    個以上のアルキルであυ、R3がアミノであjD、R4
    がハロゲンであり、そしてR5が水素である特許請求の
    範囲第1項記載の化合物。 3、R4及びR2が炭素原子数3個以上のアルキルであ
    る特許請求の範囲第1項記載の化合物。 4、R1及びR2がいずれもプロピルである特許請求の
    範囲第3項記載の化合物。 5、R3及びR5が水素であシ、そしてXがMである特
    許請求の範囲第4項記載の化合物。 6.1.3−ジプロピル−8−(2−アミノ−4−クロ
    ロフェニル)キサンチンである特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。
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